JP2007198901A - センサ制御装置、センサユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】センサのブラックニングを防止しかつ回路規模の増加を抑制することができるセンサ制御装置およびこれを含むセンサユニットを提供すること。
【解決手段】固体電解質体、一端電極、他端電極を含むセルであって被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能なセルの一端電極に接続され得、該接続された状態でセルの一端電極に対して正負にわたる電流を出力可能な第1の端子と、セルの他端電極に接続され得、該接続された状態で、第1の端子の電流出力によってセルの他端電極に生じる電流のシンクまたはソースとして機能し、かつ該接続された状態でセルの他端電極に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する第2の端子とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体電解質体および一対の電極を含み、排気ガス等の被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能なセルまたはそのセルを有するセンサを駆動する回路を備えたセンサ制御装置およびこれを含むセンサユニットに関する。
エンジンなどの内燃機関に供給する混合気の空燃比を所定に制御する目的で、排気ガス中の酸素濃度を検出するため、広域に酸素濃度の検出ができるポンプ電流式酸素センサが用いられている。ポンプ電流式酸素センサは、板状をなす酸素イオン伝導性の固体電解質体の両面に電極をそれぞれ配置した2つのセル(起電力セルとポンプセル)を中空のガス検出室を介して積層した構成を備える。
起電力セルにおける一対の電極のうち一方側はガス検出室に面し、他方側は閉塞された基準酸素室を形成するように遮蔽板によって覆われる。なお、基準酸素室に所定の酸素を蓄えるために、起電力セルの両電極間には微弱な電流が流される。また、ポンプセルにおける一対の電極のうち一方側はガス検出室に面し、他方側は排気ガス(被測定ガス)に晒されるようにセンサ外部に配置される。ガス検出室とセンサ外部とは多孔質のガス拡散律速層で隔てられ、このガス拡散律速層を介して排気ガスがガス検出室に導入される。
ポンプセルの電極間には、ガス検出室の酸素濃度を所定値(通常は理論空燃比に対応する濃度)とするように(換言すれば、起電力セルの出力が理論空燃比に対応した値となるように)センサ制御装置により電流(ポンプ電流)が流される。この電流の値は、被測定ガス中の酸素濃度に広域にわたって対応する値となるため、この電流を検出することで被測定ガスの酸素濃度を検出できる。ここで、ポンプセルを流れる電流によりこのポンプセルに電圧が発生するが、ポンプセルが固体電解質体によって構成されることから、過電圧にならないよう注意が必要である。過電圧が印加されると、固体電解質体にいわゆるブラックニングが生じ最悪の場合センサの破壊に至るからである。
このような過電圧の印加は、ポンプセルの固体電解質体に急激な冷却が起こった場合や活性化した直後の場合(すなわちポンプセルの内部抵抗が比較的高いとき)に発生する。ポンプセルに過電圧が印加されるのを防止するため、例えば、下記特許文献1では、起電力セルに発生させるべき目標電圧を所望の値から強制的にシフトし、これによりポンプセルの電極間に流される電流を減少化する構成が記載されている。しかし、この構成では、センサ制御装置として回路規模が増大し集積化した場合にチップ面積が相当程度に大きくなる。
特開2002−257772号公報(段落0034、図2)
本発明は、上記した事情を考慮してなされたもので、被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能なセルまたはそのセルを有するセンサを駆動する回路を備えたセンサ制御装置、およびこれを含むセンサユニットにおいて、固体電解質体のブラックニングを防止しかつ回路規模の増加を抑制することができるセンサ制御装置およびセンサユニットを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るセンサ制御装置は、固体電解質体、一端電極、他端電極を含むセルであって被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能な前記セルの前記一端電極に接続され得、該接続された状態で前記セルの前記一端電極に対して正負にわたる電流を出力可能な第1の端子と、前記セルの前記他端電極に接続され得、該接続された状態で、前記第1の端子の電流出力によって前記セルの前記他端電極に生じる電流のシンクまたはソースとして機能し、かつ該接続された状態で前記セルの前記他端電極に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する第2の端子とを具備することを特徴とする。
すなわち、このセンサ制御装置は、セルの一端電極に対して電流出力する第1の端子と、セルの他端電極に発生する電流のシンクまたはソースとして機能する第2の端子とを有する。そして、この第2の端子は、セルの他端電極に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を同時に有している。したがって、この制限値を、セル(固体電解質体)にブラックニングを誘発するような電圧未満となるように設定しておくことにより、セルに過電圧が印加されることを防止できる。また、背景技術で述べたような起電力セルに発生させるべき目標電圧を強制的にシフトための構成を必要としないので回路規模の増加を抑制できる。
また、本発明に係るセンサユニットは、第1の固体電解質体、第1の一対の電極を含むポンプセルと、第2の固体電解質体、第2の一対の電極を含む起電力セルとを備え、前記ポンプセルに流れるポンプ電流の値に基づいて被測定ガス中の特定成分の濃度を広域に検出可能なセンサと、前記センサの前記ポンプセルの前記第1の一対の電極の一方に接続され、該接続された状態で該電極の一方に対して正負にわたる電流を出力可能な第1の端子と、前記センサの前記ポンプセルの前記第1の一対の電極の他方に接続され、該接続された状態で、前記第1の端子の電流出力によって該電極の他方に生じる電流のシンクまたはソースとして機能し、かつ該接続された状態で該電極の他方に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する第2の端子とを備えたセンサ制御装置とを具備することを特徴とする。
このセンサユニットは、上記のセンサ制御装置と、ポンプセルと起電力セルを有するセンサとを接続したものである。したがってこの構成により、ポンプセルの固体電解質体にブラックニングが生じるのを防止できる。また、背景技術で述べたような、起電力セルに発生させるべき目標電圧を強制的にシフトための構成を必要とせず、回路規模の増加を抑制できる。
本発明によれば、被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能なセルまたはそのセルを有するセンサを駆動する回路を備えたセンサ制御装置、およびこれを含むセンサユニットにおいて、固体電解質体のブラックニングを防止しかつ回路規模の増加を抑制することができる。
本発明の実施態様として、前記第1の端子の電圧を出力電流(=ポンプ電流)の値にかかわらずほぼ一定にするように、該第1の端子の電圧を反転入力とし基準電圧を非反転入力とし、かつ出力を前記第2の端子の電圧として出力する演算増幅回路をさらに具備する態様を挙げることができる。これは、第1の端子の電圧を出力電流(=ポンプ電流)の値にかかわらずほぼ一定にするための構成である。このようなほぼ一定値に保持された電圧は、仮想的なグラウンドとして扱うことができる。
ここで、前記演算増幅回路が、電源電圧供給端子から供給される電圧でそれぞれ動作する入力段回路と出力段回路とを有し、該入力段回路の電源電圧供給端子が該出力段回路の電源電圧供給端子と別個にされている、とすることができる。出力段回路の電源電圧供給端子が入力段回路のそれと別にされていることで、セル(ポンプセル)の他端電極の電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能が容易に実現できる。
また、ここで、前記演算増幅回路が、入力段回路と出力段回路とを有し、該出力段回路が、該演算増幅回路の出力を前記ある制限値以下の電圧に保つようにリミット回路部を有する、とすることもできる。出力段回路がリミット回路部を有することで、セル(ポンプセル)の他端電極の電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能が容易に実現できる。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るセンサ制御装置を、ポンプ電流式酸素センサとともに示す構成図である。ポンプ電流式酸素センサ1にセンサ制御装置4が接続されセンサユニットが構成される。
ポンプ電流式酸素センサ1は、後述するポンプセルおよび起電力セルを含むものであり、このポンプ電流式酸素センサ1には、これを活性状態に加熱するため、ヒータ電源3により駆動されるヒータ2が近傍に設けられる。センサ制御装置4は、ポンプ電流式酸素センサ1を制御する回路および処理系であり、通常、図示以外の構成も有するがここでは、説明に必要な範囲で図示している。ポンプ電流式酸素センサ1は、センサ制御装置4を伴うことで、2つのセルが活性状態になったときに排気ガス中の酸素濃度を広域にわたって検出できる(後述する)。
ポンプ電流式酸素センサ1は、遮蔽板10、酸素基準室14、第1の固体電解質体15、第1の一対の多孔質電極16、17、第2の固体電解質体11、第2の一対の多孔質電極12、13、ガス拡散律速層18、ガス検出室19を有する。
遮蔽板10はセラミックスからなり、その一方の面側に酸素基準室14が位置し、酸素基準室14を挟んでその反対側に固体電解質体11が位置する。そして固体電解質体11を挟んでその反対側に多孔質のガス拡散律速層18および中空のガス検出室19が位置し、さらに、ガス拡散律速層18およびガス検出室19を挟んでその反対側に固体電解質体15が位置している。固体電解質体11の両面には、Ptを主体とする一対の多孔質電極12、13が設けられ、固体電解質体15の両面には、Ptを主体とする一対の多孔質電極16、17が設けられている。
固体電解質体11、15は、例えばジルコニア(ZrO)からなり、ヒータにより加熱され活性状態になると内部インピーダンスが小さくなりかつ酸素イオンが移動可能になるという所期の性質に至る。
ここで、固体電解質体11とその両面の多孔質電極12、13とにより起電力セルが構成され、多孔質電極12から多孔質電極13の方向に微弱な一定電流(例えば17μA)が、センサ制御装置4に設けられた起電力セル電流供給電流源40により流される。これにより、外部に対して閉塞された酸素基準室14に固体電解質体11を介してガス検出室19から酸素が移動し、酸素基準室14が基準の酸素溜まりとなる。このようにして固体電解質体11の両面の酸素濃度が異なると、多孔質電極12、13間には起電力が発生する。
この起電力は、固体電解質体11の性質から、ガス検出室19の酸素濃度が理論空燃比に対応したものである場合に約450mVとなり、濃度がそれから外れると上下電圧で飽和する特性(λ特性)を呈する。
ガス検出室19は、ガス拡散律速層18を介して排気ガス(被測定ガス)の供給空間と隔てられているが、排気ガスが拡散することによりガス検出室19内に導入される。
また、固体電解質体15とその両面の多孔質電極16、17とによりポンプセルが構成され、それらの電極16、17間には、ポンプ電流(Ip)が、PID制御回路44、演算増幅回路46により流される。具体的には、起電力セルの出力電圧が、演算増幅回路43によるバッファ、抵抗47を介してPID制御回路44に入力されると、PID制御回路44にて制御目標電圧450mV(=制御目標電圧源42の電圧。この電圧は演算増幅回路48によるバッファ、抵抗49を介してPID制御回路44に導かれている。)と起電力セルの出力電圧との偏差量ΔVsがPID演算で求められる。
そして、PID制御回路44は、この偏差量ΔVsに応じてポンプセルの一端電極(多孔質電極17)をポンプ電流検出抵抗45および端子4bを介して電流駆動する。この駆動による出力電流は、その正負により、ポンプセルを介して演算増幅回路46の出力に流れ込むか、または演算増幅回路46の出力から供給される。演算増幅回路46は、端子4bの電圧を基準電圧(仮想的なグラウンド電圧、ここでは3.6V)に保つための回路である。以上のようにしてポンプセルにポンプ電流(Ip)が流れると、その電流の流れる向きにより、排気ガスの供給空間とガス検出室19との間に酸素の移動が固体電解質体15を介して生じる。
この酸素の移動は、ガス検出室19の酸素濃度が理論空燃比に対応したものになるようにいずれかの方向になされる。このことから、排気ガスの供給空間の酸素濃度が理論空燃比に対応したものであれば、固体電解質体15での酸素移動は必要なく、ポンプ電流はゼロになる。排気ガスの供給空間の酸素濃度が理論空燃比から外れるとそれに応じてポンプ電流がいずれかの方向に流れる。よって、このポンプ電流は、排気ガスの供給空間の酸素濃度に応じたものになっている。したがって、この電流の大きさを検出することにより、排気ガスの酸素濃度をその広い範囲に渡って測定することができる。
センサ制御装置4は、端子4a(起電力セル端子)、端子4b(共通端子(第1の端子))、端子4c(ポンプセル端子(第2の端子))を有してポンプ電流式酸素センサ1と電気的に接続されている。なお、端子4bは、起電力セルのうちでガス検出室19に面する多孔質電極13と、ポンプセルのうちでガス検出室19に面する多孔質電極17とを同電位に接続する共通端子である。起電力セル電流供給電流源40、制御目標電圧源42、演算増幅回路43、48、PID制御回路44、ポンプ電流検出抵抗45、演算増幅回路46、抵抗47、49の各機能については、上記と重複するので説明省略するが、これらは上記のようにポンプ電流式酸素センサ1を制御するセンサ制御装置4の一部として機能している。
ポンプ電流検出抵抗45を流れるポンプ電流(Ip)は、ポンプ電流検出回路50により検出され、検出された電流値は酸素濃度測定結果として例えば空燃比制御のため不図示のECU(エンジンコントロールユニット)の中央演算回路(CPU)に出力される。ポンプ電流検出回路50は、例えば、ポンプ電流検出抵抗45の両端電圧を、所定の電圧を基準に所定の利得で増幅する回路である。
図1に示す構成の接続関係をおさらいすると、演算増幅回路46は、反転入力端子にPID制御回路44の出力側がポンプ電流検出抵抗45を介して接続され、非反転入力端子に基準電圧(3.6V)が印加され、また出力端子は端子4cに接続される。また、PID制御回路44の入力側は、抵抗47、演算増幅回路43を介して端子4aに接続され、出力側は、ポンプ電流検出抵抗45を介して演算増幅回路46の反転入力端子に接続される。さらに、制御目標電圧源42は、起電力セルに生じる電圧の制御目標となる電圧(450mV)を、演算増幅回路48、抵抗49を介してPID制御回路44に供給する。ポンプ電流(Ip)の検出は、PID制御回路44の出力側に直列に挿入され、一端が端子4bに接続されたポンプ電流検出抵抗45を流れる電流の検出による。
以上説明のセンサユニットにおいて、ポンプセルの固体電解質体15に急激な冷却が起こった場合やその活性化直後の場合は、ポンプセルの内部抵抗は比較的高めの値となる。このような場合であっても、PID制御回路44は、ポンプセルが活性状態にあれば多孔質電極17に対して電流出力を行うが、そのときポンプセルに過電圧(本実施形態では、ポンプセルの電極間電圧が2.3Vを上回る電圧)が印加されないように、この実施形態の演算増幅回路46は、その出力側の電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する。これを以下説明する。
図2は、図1中に示した演算増幅回路46の具体的な一例を示す回路図である。図2中の+入力、−入力、出力は、それぞれ、非反転入力端子、反転入力端子、出力端子である。この回路では、出力段回路の電源電圧供給端子(Vcc2)が入力段回路のそれ(Vcc1)と別にされており、これにより、演算増幅回路46の出力が端子4cを介して接続されるポンプセルの多孔質電極16の電圧をある制限値以下の電圧に保つようになっている。
図2に示す演算増幅回路46は、構成素子として、電流源I1、トランジスタQ1〜17、抵抗R1、容量C1を有する。電流源I1、トランジスタQ1、Q2、Q5、Q10、Q11はカレントミラー回路になっており、これによりトランジスタQ2、Q5、Q10、Q11の各コレクタから各素子を介してグラウンドに向かって電流が出力される。このうちトランジスタQ11からの電流は、トランジスタQ12、Q13によるカレントミラー回路、さらにトランジスタQ14、Q16によるカレントミラー回路を駆動する。これにより、Q16はQ17からみて負荷となる。
トランジスタQ3、Q4は、それぞれエミッタフォロアによる−入力と+入力のバッファ回路である。バッファされた両入力はトランジスタQ6、Q7からなる差動対に入力される。トランジスタQ6、Q7からなる差動対の両コレクタ出力は、トランジスタQ8、Q9からなるカレントミラー回路に導かれ、これによりQ7、Q9の両コレクタの接続ノードがトランジスタQ6、Q7からなる差動対の電流出力ノードとなる。この出力電流は、Q15のベース電流を増減させる。
この出力電流によりQ15のベース電流が流れる場合は、そのhFE倍の電流がそのエミッタに流れ、このエミッタ電流は、抵抗R1に流れる電流がQ17のオン状態においてほぼ一定であることから、Q17のベース電流を増加させる。これにより、Q17のコレクタ電圧(=出力)は、Q16を負荷として大きく下がろうとする。これが、+入力<−入力の場合の動作である。
また、Q7、Q9の両コレクタの接続ノードが電流をプラス方向に出力しない場合は、Q15にベース電流が供給されずカットオフし、よってQ17もカットオフする。これにより、Q16のコレクタ電圧(=出力)は、Q17を負荷として大きく上がろうとする。これが、+入力>−入力の場合の動作である。
以上により、出力(トランジスタQ16、Q17の両コレクタの接続ノード)には、−入力と+入力との差電圧に応じて大きな利得で電圧が発生する。なお、Q16、Q17の両コレクタの接続ノードとQ15のベースとの間に接続された容量C1は、位相補償用の容量である。
以上の動作によりこの回路は演算増幅回路として動作し、出力と−入力とが何らかのフィードバック接続を有することで−入力と+入力とはいわゆるイマジナリショートとなり同電位となる。Vcc2は、Vcc1より低い値、ここでは具体的に5.9Vに設定している。これによれば、ポンプ電流式酸素センサ1のポンプセルに印加される電圧は最大で2.3V(=5.9V−3.6V)となるので効果的にブラックニングなどのダメージ発生を防止できる。この例では「ある制限値」はVcc2に対応する。Vcc2の値は、センサ制御装置として回路設計するときにあらかじめ設定(想定)しておくことができるが、回路設計後にVcc2の値を決めてこれを適用することで適宜増減することもできる。
図3は、図1中に示した演算増幅回路46の別の具体的な例を示す回路図である。図3中の+入力、−入力、出力は、それぞれ、非反転入力端子、反転入力端子、出力端子である。この回路では、出力段回路にリミット回路部が設けられ、これにより、演算増幅回路46Aの出力が端子4cを介して接続されるポンプセルの多孔質電極16の電圧をある制限値以下の電圧に保つようになっている。
この演算増幅回路46Aは、構成素子として、電流源I1、トランジスタQ1〜Q10、Q21〜Q27、容量C1を有する。このうち図2に示した構成要素と同一符号を付したものは同一機能を有する。トランジスタQ21は、電流源I1とトランジスタQ1とを有するカレントミラー回路の一部である。これにより、Q21のコレクタからQ22、Q23、Q24を介してグラウンドに向かって電流が出力される。この構成で、Q21はQ24からみて負荷となる。トランジスタQ25、Q26は出力バッファ回路を兼ねた回路部である。
トランジスタQ7、Q9の両コレクタ接続ノードの出力電流は、Q24のベース電流を増減させる。この出力電流が供給されてQ24にベース電流が流れる場合は、そのhFE倍の電流がそのエミッタに流れ、これにより、Q24のコレクタ電圧は、Q21を負荷として大きく下がろうとする。これが、+入力<−入力の場合の動作である。また、Q7、Q9の両コレクタの接続ノードが電流をプラス方向に出力しない場合は、Q24にベース電流が供給されずカットオフする。これにより、Q21のコレクタ電圧は、Q24を負荷として大きく上がろうとする。これが、+入力>−入力の場合の動作である。
以上により、出力(トランジスタQ25、Q26の両エミッタの接続ノード)には、−入力と+入力との差電圧に応じて大きな利得で電圧が発生する。なお、Q25、Q26の両エミッタの接続ノードとQ24のベースとの間に接続された容量C1は、位相補償用の容量である。
ここで、Q25、Q26の両エミッタの接続ノードがトランジスタQ27のベース電圧(Vl=リミット電圧)より大きくなろうとすると、Q25のベース電位がVl+Vbeより大きくなることができない(∵Q27がオンする)ため、Q25はオフしてしまう。したがって、Q25、Q26の両エミッタの接続ノードはほぼVlが上限電圧となる。すなわち、ここでQ27はリミット回路部として動作している。
以上のような演算増幅回路46Aの動作により、演算増幅回路46Aの出力が端子4cを介して接続されるポンプセルの多孔質電極16の電圧を制限値(Vl)以下の電圧に保つことができる。なお、リミット電圧Vlは具体的には例えば5.9Vとすることができる。これによれば、ポンプ電流式酸素センサ1のポンプセルに印加される電圧は最大で2.3V(=5.9V−3.6V)となるので効果的にブラックニングなどのダメージ発生を防止できる。
図4は、図1中に示した演算増幅回路46のさらに別の具体的な例を示す回路図である。図4中の+入力、−入力、出力は、それぞれ、非反転入力端子、反転入力端子、出力端子である。この回路も、出力段回路にリミット回路部が設けられ、これにより、演算増幅回路46Bの出力が端子4cを介して接続されるポンプセルの多孔質電極16の電圧をある制限値以下の電圧に保つようになっている。
この演算増幅回路46Bは、構成素子として、電流源I1、トランジスタQ1〜Q13、Q31〜Q35、容量C1、抵抗R2を有する。このうち図2に示した構成要素と同一符号を付したものは同一機能を有する。Q13のコレクタにはQ32とQ33とからなるカレントミラー回路が接続されている。ここでQ32、Q33の両エミッタはトランジスタQ31のエミッタに接続されており、その電圧はVcc1からリミット電圧Vlに降圧された電圧である。すなわち、トランジスタQ35のベースに印加されたリミット電圧Vlにより、そのエミッタ電圧はVl+Vbeとなり、さらにQ31のエミッタ電圧はVlとなる。
Q7、Q9の両コレクタ接続ノードの出力電流は、Q34のベース電流を増減させる。この出力電流が供給されてQ34にベース電流が流れる場合は、そのhFE倍の電流がそのエミッタに流れ、これにより、Q34のコレクタ電圧(=出力)は、Q33を負荷として大きく下がろうとする。これが、+入力<−入力の場合の動作である。また、Q7、Q9の両コレクタの接続ノードが電流をプラス方向に出力しない場合は、Q34にベース電流が供給されずカットオフする。これにより、Q33のコレクタ電圧(=出力)は、Q34を負荷として大きく上がろうとする。これが、+入力>−入力の場合の動作である。
以上により、トランジスタQ33、Q34の両エミッタの接続ノードには−入力と+入力との差電圧に応じて大きな利得で電圧が発生する。なお、Q33、Q34の両エミッタの接続ノードとQ34のベースとの間に接続された容量C1は、位相補償用の容量である。
以上の動作によりこの回路は演算増幅回路として動作すると同時に、出力にはリミット電圧Vlの制限が課されている。すなわち、トランジスタQ35、Q31、R2がリミット回路部として動作している。これにより、演算増幅回路46Bの出力が端子4cを介して接続されるポンプセルの多孔質電極16の電圧をリミット電圧Vl以下の電圧に保つことができる。なお、リミット電圧Vlは具体的には例えば5.9Vとすることができる。これによれば、ポンプ電流式酸素センサ1のポンプセルに印加される電圧は最大で2.3V(=5.9V−3.6V)となるので効果的にブラックニングなどのダメージ発生を防止できる。
図3、図4に示したような電源を2つに分けない回路によれば、出力段回路用のVcc2を必要としないのでその電流出力能力などに影響されない回路構成とすることができる。Vcc2として必要な低電圧は、通常、バッテリー電圧を降圧して発生させるが、現実のアプリケーションではあまり電流容量がない場合も多い。また、これらの例で「ある制限値」はVlに対応する。Vlの値は、センサ制御装置として回路設計するときにあらかじめ設定(想定)しておくことができるが、回路設計後にVlの値を決めて適用することで適宜増減することもできる。
以上、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。例えば、上記実施形態では、ポンプセルと起電力セルを有する2セルタイプのセンサを用いたセンサユニットを例示した。しかし、本発明を、他の形態(例えばポンプセルを含む3セル以上)のセンサを用いたセンサユニットに適用することもできる。
本発明の一実施形態に係るセンサ制御装置を、ポンプ電流式酸素センサとともに示す構成図。 図1中に示した演算増幅回路46の具体的な一例を示す回路図。 図1中に示した演算増幅回路46の別の具体的な例を示す回路図。 図1中に示した演算増幅回路46のさらに別の具体的な例を示す回路図。
符号の説明
1…ポンプ電流式酸素センサ、2…ヒータ、3…ヒータ電源、4…センサ制御装置、4a…起電力セル端子、4b…共通端子(第1の端子)、4c…ポンプセル端子(第2の端子)、10…遮蔽板、11…固体電解質体(第2の固体電解質体)、12…多孔質電極(+)、13…多孔質電極(−)、14…酸素基準室、15…固体電解質体(第1の固体電解質体)、16…多孔質電極(+)、17…多孔質電極(−)、18…ガス拡散律速層、19…ガス検出室、40…起電力セル電流供給電流源、42…制御目標電圧源、43,48…演算増幅回路、44…PID制御回路、45…ポンプ電流検出抵抗、46…演算増幅回路、47,49…抵抗、50…ポンプ電流検出回路。

Claims (8)

  1. 固体電解質体、一端電極、他端電極を含むセルであって被測定ガス中の特定成分の濃度を検出可能な前記セルの前記一端電極に接続され得、該接続された状態で前記セルの前記一端電極に対して正負にわたる電流を出力可能な第1の端子と、
    前記セルの前記他端電極に接続され得、該接続された状態で、前記第1の端子の電流出力によって前記セルの前記他端電極に生じる電流のシンクまたはソースとして機能し、かつ該接続された状態で前記セルの前記他端電極に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する第2の端子と
    を具備することを特徴とするセンサ制御装置。
  2. 前記第1の端子の電圧を出力電流の値にかかわらずほぼ一定にするように、該第1の端子の電圧を反転入力とし基準電圧を非反転入力とし、かつ出力を前記第2の端子の電圧として出力する演算増幅回路をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のセンサ制御装置。
  3. 前記演算増幅回路が、電源電圧供給端子から供給される電圧でそれぞれ動作する入力段回路と出力段回路とを有し、該入力段回路の電源電圧供給端子が該出力段回路の電源電圧供給端子と別個にされていることを特徴とする請求項2記載のセンサ制御装置。
  4. 前記演算増幅回路が、入力段回路と出力段回路とを有し、該出力段回路が、該演算増幅回路の出力を前記ある制限値以下の電圧に保つようにリミット回路部を有することを特徴とする請求項2記載のセンサ制御装置。
  5. 第1の固体電解質体、第1の一対の電極を含むポンプセルと、第2の固体電解質体、第2の一対の電極を含む起電力セルとを備え、前記ポンプセルに流れるポンプ電流の値に基づいて被測定ガス中の特定成分の濃度を広域に検出可能なセンサと、
    前記センサの前記ポンプセルの前記第1の一対の電極の一方に接続され、該接続された状態で該電極の一方に対して正負にわたる電流を出力可能な第1の端子と、前記センサの前記ポンプセルの前記第1の一対の電極の他方に接続され、該接続された状態で、前記第1の端子の電流出力によって該電極の他方に生じる電流のシンクまたはソースとして機能し、かつ該接続された状態で該電極の他方に生じる電圧をある制限値以下の電圧に保つ機能を有する第2の端子とを備えたセンサ制御装置と
    を具備することを特徴とするセンサユニット。
  6. 前記センサ制御装置が、前記第1の端子の電圧を出力電流の値にかかわらずほぼ一定にするように、該第1の端子の電圧を反転入力とし基準電圧を非反転入力とし、かつ出力を前記第2の端子の電圧として出力する演算増幅回路をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載のセンサユニット。
  7. 前記演算増幅回路が、電源電圧供給端子から供給される電圧でそれぞれ動作する入力段回路と出力段回路とを有し、該入力段回路の電源電圧供給端子が該出力段回路の電源電圧供給端子と別個にされていることを特徴とする請求項6記載のセンサユニット。
  8. 前記演算増幅回路が、入力段回路と出力段回路とを有し、該出力段回路が、該演算増幅回路の出力を前記ある制限値以下の電圧に保つようにリミット回路部を有することを特徴とする請求項6記載のセンサユニット。
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