JP2007198420A - 軸受ユニットの製造方法およびこの軸受ユニットを搭載したモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受と補油部材とを確実に当接することによって軸受寿命を安定的に長寿命とする軸受ユニットの製造方法およびこの製造方法にて作製された軸受ユニットを搭載したモータを提供すること
【解決手段】ハウジング22の内周面の一部には、補油部材23を挿入する凹部22が形成される。そして、この凹部22に補油部材23を屈曲させて収容させた際に、補油部材23の中央部23bの半径D1は、ハウジング22の内周面の半径D2よりも小さくなるように形成される。これにより、補油部材23の内周面はスリーブ21の外周面と確実に当接することができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、長寿命を実現する軸受ユニットの製造方法およびこの軸受ユニットを搭載したモータに関する。
従来から含油焼結材料を使用したモータの寿命を決める主な要因である軸受寿命を長寿命にする方法は種々検討されている。このような含油焼結材料では油切れによって軸受寿命が決定しまうため、油を補給する補油部材が別途用いられる方法が採用されている(このような従来の軸受構造の例として、例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−180568号公報
また長時間の連続駆動が要求される前方投影型のフロントプロジェクターや背面投射型テレビに搭載されるDLP(Digital Light Processing)方式を用いた投影装置では、モータ寿命要求が非常に厳しい。さらに連続駆動によって投影装置内は高温環境下となり、含油焼結材料を使用した軸受では、油が蒸発してしまい軸受寿命が低下してしまう恐れがあった。特に上記のような補油部材を使用したとしても、軸受に確実に当接していない場合、軸受に油が十分に補給できない。その結果、軸受寿命の低下によるモータ寿命の低下の問題が発生してしまう。
本発明は、上記のような問題に鑑み、なされたものであり、その目的とするところは、軸受と補油部材とを確実に当接することによって軸受寿命を安定的に長寿命とする軸受ユニットの製造方法およびこの製造方法にて作製された軸受ユニットを搭載したモータを提供することである。
本発明の請求項1によれば、シャフトと、含油焼結材料にて形成され、該シャフトを回転自在に支持する内周面を有した略円筒形状のスリーブと、該スリーブを外側から囲むように保持する略円筒状の内周面を有し、該内周面に同軸上に環状の凹部を前記内周面の軸方向一部の直径を拡径することにより設けたハウジングと、前記凹部に収容されると共に補給用油を保持し、前記スリーブの外周面に当接することによって前記スリーブに油を補給する補油部材と、を備え、少なくとも前記ハウジングの内周面における前記凹部の軸方向一方側が前記スリーブの外周面に当接してなる軸受の製造方法であって、
a)前記ハウジングの凹部に前記補油部材を挿入する工程と、
b)前記ハウジングの内側に前記スリーブを挿入する工程と、
c)前記スリーブの内側に前記シャフトを挿入する工程と、
を有し、前記a)工程における前記補油部材の内周面の少なくとも一部は、前記ハウジングの内周面よりも半径方向内側に配置していることを特徴とする。
本発明の請求項1に従えば、ハウジングの凹部に挿入された補油部材の内周面がハウジングの凹部の軸方向の少なくともどちらか一方側に形成される内周面よりも半径方向内側に配置されるので、補油部材の内周面の一部がスリーブ外周面に確実に当接することができる。したがって、補油部材の油をスリーブに補給させることができる。その結果、軸受ユニットの長寿命化を実現することができる。
本発明の請求項2によれば、請求項1に係わり、前記補油部材は、屈曲可能な棒状の材料にて形成され、前記補油部材は、前記a)工程の際には、屈曲することによって前記凹部に収容されることを特徴とする。
本発明の請求項2に従えば、補油部材の形状を棒状に形成することによって材料取りをよくすることができる。したがって、補油部材の製造の際に無駄な材料が発生することがなく、補油部材の低コスト化を図ることができる。
本発明の請求項3によれば、請求項1および請求項2のいずれかに係わり、前記補油部材は、フェルト等の繊維材料にて成形されることを特徴とする。
本発明の請求項3に従えば、補油部材を繊維材料にて成形することによって、多くの油を保持することができる。
本発明の請求項4によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに係わり、前記補油部材は、前記工程a)の後に、前記補給用油を浸み込ませることを特徴とする。
本発明の請求項4に従えば、ハウジングの凹部に油を浸み込ませる前の補油部材を挿入することにより、ハウジングの他の部位への油の付着を防ぐことができる。さらに油を浸み込ませた状態にて補油部材を屈曲させた場合、補油部材が屈曲によって圧縮された箇所より油が漏洩してしまう。しかしながら、補油部材を凹部に挿入させた後に油を浸み込ませることによって油の漏洩を防ぎ、補油部材に確実に最大量の油を保持させることができる。
本発明の請求項5によれば、請求項2乃至請求項4のいずれかに係わり、前記補油部材の屈曲する際の支点となる中央部が前記ハウジングの内周面よりも半径方向内側に位置していることを特徴とする。
本発明の請求項5に従えば、補油部材を凹部に挿入するために屈曲する際には、中央部が支点となって両端を略環状または略円弧状となるようにする。そして補油部材の両端部が復元力によって半径方向外側に変位すると、その力を受けて、補油部材の中央部は半径方向内側に変位する。そのために、補油部材の中央部の内周面がスリーブの外周面と当接する。したがって、補油部材の中央部は常に半径方向内側への力を発生させることができるので、スリーブの外周面と確実に当接させることができる。その結果、安定して長寿命の軸受ユニットを提供することができる。
本発明の請求項6によれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに係わり、前記ハウジングの前記スリーブと当接する内周面から前記凹部の半径方向最外部までの凹部深さと前記補油部材の半径方向厚さは略同一であることを特徴とする。
本発明の請求項6に従えば、ハウジングの凹部の凹部深さと補油部材の半径方向厚さが略同一であると、補油部材の屈曲により中央部が半径方向内側に変位するので、スリーブの外周面と確実に当接することができる。また、補油部材の半径方向厚さが凹部深さよりも大きくなる場合、補油部材の中央部が半径方向内側に行き過ぎてしまう。その結果、スリーブをハウジングの内周面に挿入する際に、補油部材はスリーブの外周面に引きずられて破損したり、スリーブの外周面とハウジングの内周面に挟まってしまうような製造不良を発生させてしたりする可能性がある。また、補油部材の半径方向厚さが凹部深さよりも小さくなる場合、補油部材の内周面はハウジングの内周面よりも半径方向外側に位置してしまう。その結果、補油部材とスリーブとが当接しないことによる油の補給不良が発生する可能性があった。したがって、ハウジングの凹部の凹部深さと補油部材の半径方向厚さが略同一にすることにより補油部材の屈曲によって中央部が半径方向内側への適度な飛び出し部分を持つことができる。その結果、上記のような不良を防ぐことができる。
本発明の請求項7によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに係わり、前記a)工程において、前記補油部材の周方向の両端には間隙が設けられることを特徴とする。
本発明の請求項7に従えば、補油部材を円環状に形成した場合、補油部材の長さの誤差やハウジングの凹部の誤差によって、補油部材の長さがハウジングの凹部よりも大きくなってしまう可能性がある。この場合、補油部材の長さの余りの部分は、内径方向に変位してしまう。その結果、スリーブと補油部材との接触面積が大きくなりすぎ、補油部材が変形したりするので作業性が悪く、組立不良も発生してしまう。
本発明の請求項8によれば、モータは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の製造方法にて作製された軸受ユニットと、前記シャフトの一端に固定されたロータマグネットを有する回転部と、前記ハウジングの外周側に前記ロータマグネットと対向して固定されたステータを有する固定部とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項8に従えば、信頼性の高い、長寿命のモータを提供することができる。特にDLP方式に適用されるモータでは、モータが回転軸に対して水平に配置されるので、軸受から油が漏洩する可能性が高い。さらにモータ環境が高温での使用であるので、油の蒸発が早くなる。このような軸受環境に厳しい箇所に適用されるモータであっても長寿命を保証することができる。
本発明の請求項9によれば、シャフトと、含油焼結材料にて形成され、該シャフトを回転自在に支持する内周面を有した略円筒形状のスリーブと、該スリーブを外側から囲むように保持する略円筒状の内周面を有し、該内周面に同軸上に環状の凹部を前記内周面の軸方向一部の直径を拡径することにより設けたハウジングと、前記凹部に収容されると共に補給用油を保持し、前記スリーブの外周面に当接することによって前記スリーブに油を補給する補油部材とを備え、少なくとも前記ハウジングの内周面における前記凹部の軸方向一方側が前記スリーブの外周面に当接してなる軸受の製造方法であって、
a)前記ハウジングの凹部に前記補油部材を挿入する工程と、
b)前記ハウジングの内側に前記スリーブを挿入する工程と、
c)前記スリーブの内側に前記シャフトを挿入する工程と、
を有し、前記a)工程における前記補油部材の内周面の内径のうち少なくとも一部は、前記補油部材と相対する前記スリーブの外周面の外径よりも小さくなることを特徴とする。
本発明の請求項9に従えば、ハウジングの凹部に挿入された補油部材の内周面の半径がこの補油部材と相対するスリーブの外周面の外径よりも小さく形成されるので、補油部材の内周面の一部がスリーブ外周面に確実に当接することができる。したがって、ハウジングの内周面の形状に係わらず、補油部材の油をスリーブに補給させることができる。その結果、軸受ユニットの長寿命化を実現することができる。
本発明に従えば、軸受と補油部材とを確実に当接することによって軸受寿命を安定的に長寿命とする軸受ユニットの製造方法およびこの製造方法にて作製された軸受ユニットを搭載したモータを提供することができる。
<DLP投影装置構造図>
図1は、本発明に係わるDLP方式を使用した投影装置1の全体構成を示した模式図である。
投影装置1は、円板状のカラーホイール2が後述するモータ3aの回転部に取り付けられたカラーホイールアッセンブリ3、カラーホイール2に向けて光を出射する光源4、カラーホイール2を透過した光を反射するデジタルマイクロミラーデバイス5(以下、「DMD5」と称する)、およびDMD5からの光を所定のスクリーン7に投射する投射光学系6を備える。
カラーホイール2は周方向に関して、例えば、120度ずつに分割された3つの色領域がそれぞれR(赤)、G(緑)、B(青)のおよび中間色に配合により形成された周波数帯の光を透過するフィルタとされ、モータ3により毎分約7,200〜14,400回転にて高速回転する。DMD5は、微細な多数個の姿勢変更可能な反射ミラーが2次元に配列して設けられる。カラーホイール2からのR・G・Bのいずれかの光は、集光レンズ8を介してDMD5の各反射ミラーへと導かれ、各反射ミラーの姿勢に応じて投射光学系6また投射光学系6とは異なる所定の位置に向けて反射され、投射光学系6へと入射する光のみがスクリーン7に投射される。このとき、外部から入力される信号に応じてDMD5がカラーホイール2の回転角に同期して制御され、各反射ミラーの姿勢が高速に変更される。これにより、投影装置1では入力信号に応じて画像(R画像、G画像およびB画像)が高速に切り替えられ、スクリーン7上にカラーの動画が映し出される。
<モータの全体構造>
次にカラーホイールアッセンブリ3に搭載されたモータの全体構造に関して図2を参照して説明する。図2は、モータの軸方向模式断面図である。
図2を参照して、モータは、中心軸J1を中心に回転する回転部10、回転部10を回転自在に支持する軸受部20、軸受部20を保持する固定部30とから構成される。
回転部10は、中心軸J1と同軸に回転するシャフト11、シャフト11の上部に固定され、前述のカラーホイール2(図2では不図示)を載置するロータハブ12、ロータハブ12に固定される磁性部材にて形成された略円筒形状のヨーク13、ヨーク13に固定される環状のロータマグネット14とから構成される。
ロータハブ12は、例えば、アルミニウム等の非磁性部材を下側に開口する略円筒形状に形成される。ロータハブ12の円筒部12aの下端部には、半径方向外側に延びる延出部12bが形成される。この延出部12bの上面には、前述のカラーホイール2が載置される載置部12b1が形成される。
ヨーク13は、ロータハブ12の延出部12bの外周縁の下面側に例えば、カシメ等の塑性加工にて固定される。そしてヨーク13の内周面には、ロータマグネット14が例えば、接着剤にて固定される。
軸受部20は、シャフト11を回転自在に支持する焼結材料にて成形されたスリーブ21、スリーブ21を保持するハウジング22、スリーブ21とハウジング22の間に保持され、スリーブ21に油を補給する補油部材23、シャフト11の下端部を回転自在に支持する耐摩耗性の良い樹脂材料から形成されるスラストプレート24、ハウジング22に固定され、スラストプレート24を保持する略カップ形状の蓋部材25を有する。
固定部30は、ハウジング22の外周部に固定されるステータ31、ハウジング22の下端面の外周側に固定される取付板32、取付板32の下面に固定され、回転制御を行う回路基板33、回路基板33の下面に固定され、外部電源(不図示)との接続を行う、例えばフレキシブル回路基板等のケーブル34とから構成される。
ステータ31は、磁性体の薄板を積層させて形成されたステータコア31aと、ステータコア31aの周囲に巻回する巻線31bとから構成される。この巻回された巻線31bの端部は、回路基板33に半田等にて電気的に接続される。
外部電源からの電流は、ケーブル34を通じてステータ31に通流されることによって、ステータ31の周囲に磁場を発生させる。この磁場とロータマグネット14との相互作用によって回転部10は回転駆動力を得る。
<軸受ユニットの詳細構造および製造方法>
1)軸受ユニットの詳細構造
次に図3乃至図12を参照して、本発明の軸受ユニット20aの詳細構成およびその製造方法について説明する。図3は軸受ユニット20aを示し、図4のa)は補油部材23を示し、b)は補油部材23の成形前の部材を示し、補油部材23を棒状にカットする場合の図を示し、c)は補油部材23の成形前の部材を示し、補油部材23を環状に成形する場合の図を示す。ここで軸受ユニット20aは軸受部20にシャフト11を挿入した状態のものをいう。
図3を参照して、ハウジング22の内周面の上側には、半径方向に拡径する環状の凹部22aが形成される。この凹部22aの上端面22a1は、半径方向内方に向かうに従い、上方に傾斜するテーパ面が形成される。また凹部22aの下端面22a2は、中心軸J1に対して垂直な平面が形成される。また内周面の下側には、スリーブ21の軸方向の位置決めを行う縮径した環状の突部22bが形成される。
スリーブ21の内周面は、上側および下側にそれぞれ他の内周面より若干縮径することによってシャフト11の外周面を回転自在に支持する上側軸受21aおよび下側軸受21bがそれぞれ形成される。またスリーブ21の外周面は、ハウジング22の内周面のうち、凹部22aの軸方向両側に位置する部分と当接する。そして補油部材23は、凹部22aとスリーブ21の外周面とで形成された空間に配置される。
またスリーブ21の突部22bの下側には、突部22bの下面とこの下面より下側の内周面との間に下側に突となるような段部22cが形成される。そして突部22bの下面には、環状のプレート26が配置される。このプレート26の上面に当接するようにスリーブ21は配置される。さらに段部22cの下面には、蓋部材25がカシメ等の塑性加工にて固定される。この蓋部材25の円筒部の上端には、半径方向外方に延びる上端延出部25aが形成される。この上端延出部25aは、プレート26と半径方向に重なることによって、プレート26を突部22bの下面と挟み、保持する。また蓋部材25の底部には、略円形の突起部25bが形成される。この突起部25bの上面には、スラストプレート24が配置される。
スリーブ21の内周に挿入されるシャフト11は略円柱形状にて形成される。そしてシャフト11の下部には半径方向に縮径する縮径部11aが形成される。さらに縮径部11aの下側には、縮径部11aより上側の径と同じ径を有する部位が形成される。またシャフト11の下端部11bは、円弧形状に形成される。下端部11bの円弧形状の最下部はスラストプレート24と摺動し、軸方向に回転自在に支持される。
またプレート26の内周面は、突部22bの内周面より半径方向内側配置され、且つ、シャフト11の外周面より内側かつ縮径部11aの外周面より外側に配置される。これによりシャフト11の上側への移動を規制する抜け止め機構を構成する。
またスリーブ21の上端面には、シャフト11を伝う油をスリーブ21に戻すための油切りワッシャ27が配置される。
次に図4のa)を参照して、凹部22aの下端面22b1に軸方向の位置決め配置される補油部材23は、フェルト等の繊維材料に油を浸み込ませた部材である。またこの補油部材23は、図4のb)を参照して、帯状の繊維材料を所定間隔にカットして略四角柱の棒状に形成される。補油部材23を棒状に形成することによって、廃棄部分をなくすことができ、材料取りを良くすることができる。すなわち、図4のc)のような帯状の繊維材料に補油部材23を予め環状にカットすると、環状の内周側に形成する部位23aは廃棄部分となってしまう。しかしながら、図4のa)のような棒状に形成することにより部位23a(c)参照)を形成することがなくなる。また補油部材23の繊維材料は、屈曲可能な材料を選定している。これにより、補油部材23を棒状に形成後、図4のa)の下図のように円環状または円弧状に変形させることができる。
図5および図6を参照して、他の軸受ユニットの形態について説明する。図3と同一形状の部材については同数字にて記載する。また図5のハウジングはハウジング40と記載し、図6のハウジングはハウジング50と記載する。
図5を参照して、補油部材23の軸方向位置は、下側に配置されてもよい。この場合、ハウジング40の凹部41の形状は、凹部41の上端部41aが中心軸J1と垂直に形成され、そして凹部41の下端面41bが半径方向内側に行くにつれて下側に傾斜する傾斜面にて形成される。
また図6を参照して、スリーブ21の外周面は、ハウジング50の凹部51の軸方向両側の内周面と必ずしも当接する必要はない。凹部51より下側の内周面とのみ当接してもよい。これは補油部材23が下側に配置された場合、凹部51より上側の内周面とスリーブ21の外周面との当接のみでもよい。またスリーブ21の外周面とハウジング22の内周面との当接部位は、前述と軸方向の逆側でもよい。
2)軸受ユニット20aの製造方法
次に軸受ユニット20aの製造方法について、図7乃至図12を参照して説明する。図7乃至図11は軸受ユニット20aの製造過程を示した模式図である。また図12は図8のx−x断面図である。
まず、ハウジング22の凹部22aに円弧状に屈曲した補油部材23を凹部22aの上端面22a1側の上側より挿入する(ステップS1:図7参照)。凹部22aの上端面22a1では傾斜面が形成されるので、屈曲した補油部材23は復元力とともにこの上端面22a1に沿って移動することによって凹部22aに挿入される。この構造により、補油部材23を凹部22aに容易に軸方向に位置決めを行うことができる。したがって、軸受ユニット20aの製造の作業性を向上させることができる。
次に補油部材23を凹部22aに挿入した状態にて、補油部材23に油を補給する(ステップS2:図8参照)。ここで補油部材23に予め油を浸み込ませた場合、この補油部材23を挿入する際にハウジング22の上面や凹部22より軸方向上側の内周面に補油部材23の油が付着してしまう。さらに補油部材23を屈曲させた場合に、浸み込ませた油が漏洩してしまう可能性がある。その結果、補油部材23に十分な油を保持させることができず、軸受寿命の低下を招いてしまう。しかしながら、油を浸み込ませない補油部材23を凹部22aに挿入し、その後、油を補油部材23に浸み込ませることによって上記の問題の発生を防ぐことができる。また補油部材23は円環状に屈曲してもよい。
また図12を参照して、ステップS2の状態において円弧状に屈曲した補油部材23の曲率が高い補油部材23の中央部23bと中心軸J1とを結んだ半径D1は、ハウジング22の内周面の半径D2より小さく形成される。これにより、補油部材23の中央部23bの内周面は、スリーブ21の外周面と確実に当接することができる。
また中央部23bの半径D1をハウジング22の内周面の半径D2より小さく形成するために、補油部材23の半径方向の厚さH1と凹部22aの半径方向の深さH2とは同一であることが望ましい。補油部材23の復元力は、棒状から一番変形の大きかった補油部材23の両端に半径方向外側に変位しようとする力が大きく働き、そして中央部23bでは変位が少ないので復元力は殆ど働かない。そして補油部材23の両端の復元力による半径方向外側への変位の反作用によって、両端以外の部分、特に中央部23bは、半径方向内側へ変位しようとする力が働く。したがって、中央部23bの内周面は、ハウジング22の内周面よりも半径方向内側に位置するようになる。
ここで、補油部材23の厚さH1が凹部22aの深さH2より大きいと、スリーブ21をハウジング22の内周面に挿入する際に、補油部材23がハウジング22の内周面よりも半径方向内側に位置している部分が大きくなってしまうために、スリーブ21の外周面に引きずられて補油部材23が破損および変形してしまう可能性がある。また補油部材23の厚さH1が凹部22aの深さH2より小さい場合、補油部材23を屈曲しても中央部23bの半径D1がハウジング22の内周面の半径D2より大きくなってしまう可能性がある。その結果、補油部材23の内周面とスリーブ21の外周面とが当接せず、油を補給することができなくなってしまう。また補油部材23の厚さH1と凹部22aの深さH2とが同一とは、設計上の寸法値が同一であることをいう。寸法公差は異なっても良い。
次にハウジング22の内周面にスリーブ21を挿入し、固定する(ステップS3:図9参照)。この場合、ハウジング22の内周面とスリーブ21の外周面とは圧入固定にて行う。ハウジング22とスリーブ21との固定を圧入にて行うことにより、ハウジング22の内周面に対して、スリーブ21の外周面が最外に位置することとなる。したがって、補油部材23の内周面とスリーブ21の外周面とは当接し易くすることができる。またスリーブ21の軸方向の位置決めは、ハウジング22の突部22bの上面とスリーブ21の下端面とを当接することによって行う。これにより、スリーブ21の軸方向の位置精度は、ハウジング22の突部22bの位置によって決定することができるので、高精度な位置決めを実現することができる。
次に、ハウジング22の下端部にプレート26、スラストプレート24、および蓋部材25を固定する(ステップS4:図10参照)。このステップS4の工程では、まずプレート26をハウジング22の突部22bの下面に当接配置させる。次にスラストプレート24を蓋部材25の突起部25bの上面に載置した蓋部材25の上端延出部25aの上面をハウジング22の段部22cの下面に当接させた上で、カシメ等の塑性変形にて固定する。
最後に、スリーブ21の内周面にシャフト11を挿入する(ステップS5:図11参照)。シャフト11の下端部11bがスラストプレート24の上面と当接することにより、シャフト11の軸方向位置が決定される。そして、プレート26の内周縁は、シャフト11の下端部11bと当接することにより、シャフト11の下端部11bが挿入できるように軸方向下側に弾性変形する。そしてプレート26の内周縁は、シャフト11の縮径部11aの位置にて復元力によってもとの位置に戻る。これにより、シャフト11の抜け止め機構が形成される。
図5および図6の軸受部に関しても同様の製造方法にて作製することができる。しかし図5の軸受部では、ハウジング40の凹部41の下端面41bが傾斜しているので、補油部材23は下側から挿入する。
以上、本発明の実施形態についての詳細を記載したが、本発明は上記実施例に限定されることはない。本発明の範囲内において、実施例の変形が可能である。
例えば、本発明の補油部材23のスリーブ21の外周面と当接する中央部23bの内径における半径D1は、この補油部材23と半径方向に相対するスリーブ21の外周面の外径における半径よりも小さければよい。
投影装置の概要図を示した図である 本発明に係わるモータの模式断面図である 本発明に係わる軸受ユニットの実施例の一形態を示した模式断面図である 本発明に係わる軸受ユニットの実施例の他の形態を示した模式断面図である 本発明に係わる軸受ユニットの実施例の他の形態を示した模式断面図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS1を示した模式図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS1を示した模式図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS2を示した模式図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS3を示した模式図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS4を示した模式図である 本発明に係わる軸受ユニットの製造方法のステップS5を示した模式図である 図8におけるx−x断面図を示した図である
符号の説明
10 回転部
11 シャフト
14 ロータマグネット
20 軸受部
21 スリーブ
22 ハウジング
22a 凹部
22a1 上端面
22a2 下端面
23 補油部材
23b 中央部
20a 軸受ユニット
30 固定部
31 ステータ
J1 中心軸
D1 屈曲した補油部材の中心軸から中央部までの半径
D2 中心軸からハウジングの内周面までの半径
H1 凹部深さ
H2 補油部材の半径方向厚さ

Claims (9)

  1. シャフトと、
    含油焼結材料にて形成され、該シャフトを回転自在に支持する内周面を有した略円筒形状のスリーブと、
    該スリーブを外側から囲むように保持する略円筒状の内周面を有し、該内周面に同軸上に環状の凹部を前記内周面の軸方向一部の直径を拡径することにより設けたハウジングと、
    前記凹部に収容されると共に補給用油を保持し、前記スリーブの外周面に当接することによって前記スリーブに油を補給する補油部材と、
    を備え、少なくとも前記ハウジングの内周面における前記凹部の軸方向一方側が前記スリーブの外周面に当接してなる軸受の製造方法であって、
    a)前記ハウジングの凹部に前記補油部材を挿入する工程と、
    b)前記ハウジングの内側に前記スリーブを挿入する工程と、
    c)前記スリーブの内側に前記シャフトを挿入する工程と、
    を有し、
    前記a)工程における前記補油部材の内周面の少なくとも一部は、前記ハウジングの内周面よりも半径方向内側に配置していることを特徴とする軸受ユニットの製造方法。
  2. 前記補油部材は、屈曲可能な棒状の材料にて形成され、
    前記補油部材は、前記a)工程の際には、屈曲することによって前記凹部に収容されることを特徴とする請求項1に記載の軸受ユニットの製造方法。
  3. 前記補油部材は、フェルト等の繊維材料にて成形されることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の軸受ユニットの製造方法。
  4. 前記補油部材は、前記工程a)の後に、前記補給用油を浸み込ませることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の軸受ユニットの製造方法。
  5. 前記補油部材の屈曲する際の支点となる中央部が前記ハウジングの内周面よりも半径方向内側に位置していることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の軸受ユニットの製造方法。
  6. 前記ハウジングの前記スリーブと当接する内周面から前記凹部の半径方向最外部までの凹部深さと前記補油部材の半径方向厚さは略同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の軸受ユニットの製造方法。
  7. 前記a)工程において、前記補油部材の周方向の両端には間隙が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の軸受ユニットの製造方法。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の製造方法にて作製された軸受ユニットと、
    前記シャフトの一端に固定されたロータマグネットを有する回転部と、
    前記ハウジングの外周側に前記ロータマグネットと対向して固定されたステータを有する固定部と、
    を備えたことを特徴とするモータ。
  9. シャフトと、
    含油焼結材料にて形成され、該シャフトを回転自在に支持する内周面を有した略円筒形状のスリーブと、
    該スリーブを外側から囲むように保持する略円筒状の内周面を有し、該内周面に同軸上に環状の凹部を前記内周面の軸方向一部の直径を拡径することにより設けたハウジングと、
    前記凹部に収容されると共に補給用油を保持し、前記スリーブの外周面に当接することによって前記スリーブに油を補給する補油部材と、
    を備え、少なくとも前記ハウジングの内周面における前記凹部の軸方向一方側が前記スリーブの外周面に当接してなる軸受の製造方法であって、
    a)前記ハウジングの凹部に前記補油部材を挿入する工程と、
    b)前記ハウジングの内側に前記スリーブを挿入する工程と、
    c)前記スリーブの内側に前記シャフトを挿入する工程と、
    を有し、
    前記a)工程における前記補油部材の内周面の内径のうち少なくとも一部は、前記補油部材と相対する前記スリーブの外周面の外径よりも小さくなることを特徴とする軸受ユニットの製造方法。








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