JP2007197211A - エレベータのドア装置の防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンガーケースの内側への雨水や清掃水などの液体の浸入を防止してその内側の各機器類をその液体から的確に保護することができるエレベータのドア装置の防水構造を提供する。
【解決手段】ドアパネルを支持するハンガーケース5がブラケット6を介して昇降路1の内壁面1aに取り付けられ、ブラケット6の水平板6aおよびハンガーケース5の水平板5aには長孔9,10が互い直交するように形成され、その交差部分の開口にボルト14が挿入され、かつそのボルト14の挿入側の端部にナット15が螺着されている。ハンガーケース5の水平板5aの下面にはボルト14の挿入前に、その水平板5aに形成されている長孔10を覆う遮水プレート12が設けられ、前記ボルト14は遮水プレート12を貫通し、ボルト14とナット15とによる締め付けでブラケット6の水平板6aとハンガーケース5の水平板5aと遮水プレート12とが互いに重なるように締結される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エレベータのドア装置を防水する防水構造に関する。
エレベータホールの乗降口を開閉するドア装置は、昇降路の内壁面に取り付けられたハンガーケースを介して支持されたドアパネルを備えている。ハンガーケースは水平板および垂直板を有する断面L字状をなし、このハンガーケースの内側にハンガーレールが水平に架設され、このハンガーレールにローラを介してドアパネルが懸架され、このドアパネルがハンガーレールに沿って左右に移動し、この移動で乗降口が開閉されるようになっている。
ハンガーケースはブラケットを介して昇降路の内壁面に取り付けられている。ブラケットは水平板および垂直板を有する断面L状をなし、その垂直板が昇降路の内壁面に固定されている。
前記ハンガーケースの水平板は前記ブラケットの水平板の下面に突き合わされている。ハンガーケースの水平板には、ブラケットの水平板と対向する部分に、ボルトを通すための左右に長い長孔が形成され、またブラケットの水平板にはその長孔と直交するように前後に長い長孔が形成されている。そしてブラケットの長孔からハンガーケースの長孔に渡ってボルトが挿入され、そのボルトの挿入側の端部にナットが螺着され、そのボルトとナットとの締め付けによりブラケットに対してハンガーケースが締結され、水平に支持されている。
ハンガーケースは、ボルトおよびナットを締め付ける前に、ブラケットに形成されている長孔やハンガーケースに形成されている長孔に沿ってハンガーケースを前後左右に移動させることにより、所定の位置に位置決めすることができる。
ブラケットとハンガーケースとを締結するボルトは、ブラケットに形成されている長孔とハンガーケースに形成されている長孔とが交差して形成される四角形の開口に挿入されるが、その開口が四角形でボルトが断面円形であることからそのボルトの外周側に空間が残ることになる。
ところで、建屋の昇降路内には、例えば台風などの風雨の強いときにエレベータホールから乗降口を通して雨水による液体が吹き込み、この液体がハンガーケースの水平板の表面に滴下したり、あるいは上階側のエレベータホールを清掃するときの液体が敷居の溝の底面に形成されている開口を通してハンガーケースの水平板の表面に滴下したりするようなことがある。
このような場合、その液体が前記長孔の交差部分に生じている空間を通してハンガーケースの内側に浸入し、ハンガーケースの内側に設けられている電気接点機構やロック機構などの各機器類に触れ、その機器類の誤動作や動作不良、あるいは錆付きの原因を招いてしまうという問題がある。
また、ハンガーケースの取付け位置によっては、そのハンガーケースに形成されている左右に長い長孔の端部がブラケットの側縁から突出することがあり、この場合にはその長孔の端部によりハンガーケースの水平板の上面側とハンガーケースの内側とが直接連通し、このため液体の浸入がより増大し、ハンガーケースの内側の各機器類により大きな影響が及んでしまう。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ハンガーケースの内側への液体の浸入を確実に防止してその内側の各機器類を的確に保護することができるエレベータのドア装置の防水構造を提供することにある。
請求項1の発明は、水平板と垂直板とを有するL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、前記ハンガーケースの水平板に形成される孔を遮水プレートで覆い、その水平板の表面に滴下する液体が前記孔を通して前記水平板の下側に流れることを抑制することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記遮水プレートが、該遮水プレートおよび前記孔を貫通するボルトを介して前記ハンガーケースの水平板に締結されることを特徴としている。
請求項3の発明は、水平板と垂直板とでL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、前記ハンガーケースが、水平板と垂直板とを有する断面L字状のブラケットを介して被取付部に取り付けられ、そのブラケットの水平板には一方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板には前記長孔と直交する方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板は前記ブラケットの水平板の下面に突き合わされ、その突き合わせで前記両長孔が互いに交差し、その交差部分の開口にボルトが挿入され、かつそのボルトの挿入側の端部にナットが螺着され、これらボルトとナットとによる締め付けでブラケットの水平板とハンガーケースとの締結が可能であり、前記ハンガーケースの水平板の下面には前記ボルトの挿入前に、その水平板に形成されている長孔を覆う遮水プレートが設けられ、前記交差部分の開口に挿入される前記ボルトは前記遮水プレートを貫通し、このボルトと前記ナットとによる締め付けで前記ブラケットの水平板と前記ハンガーケースの水平板と前記遮水プレートとが互いに重なって締結されることを特徴としている。
請求項4の発明は、前記遮水プレートが、前記ボルトが前記ハンガーケースの長孔の長手方向のいずれの範囲の位置に配置される場合であってそのハンガーケースの長孔を覆うことが可能な長さを有していることを特徴としている。
請求項5の発明は、前記遮水プレートが前記ボルトが貫通する透孔を有し、この透孔の内径が前記ボルトの頭部や前記ナットの外径よりも小さい寸法となっていることを特徴としている。
請求項6の発明は、水平板と垂直板とでL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、前記ハンガーケースが、水平板と垂直板とを有する断面L字状のブラケットを介して被取付部に取り付けられ、そのブラケットの水平板には一方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板には前記長孔と直交する方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板は前記ブラケットの水平板の下面に突き合わされ、その突き合わせで前記両長孔が互いに交差し、その交差部分の開口にボルトが挿入され、前記ハンガーケースの水平板の下面にはその水平板に形成されている長孔を覆う遮水プレートが設けられ、この遮水プレートには前記交差部分の開口に挿入される前記ボルトの螺着が可能な螺着部が設けられ、前記交差部分の開口に挿入された前記ボルトが前記遮水プレートの螺着部に螺着し、そのボルトによる締め付けでブラケットの水平板とハンガーケースの水平板と前記遮水プレートとが互いに重なって締結されることを特徴としている。
請求項7の発明は、前記遮水プレートが、金属または合成樹脂からなることを特徴としている。
請求項8の発明は、前記エレベータのドア装置が、エレベータホールの乗降口またはエレベータの乗りかごの乗降口、もしくはその双方に設けられるドア装置であることを特徴としている。
本発明によれば、ハンガーケースの内側への液体の浸入を抑制してその内側の各機器類をその液体から的確に保護することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図7には第1の実施形態を示してあり、図1はエレベータホールの乗降口に設けられたドア装置を昇降路側から見た正面図である。昇降路1の内壁面1aには乗降口2が形成されている。昇降路1の内壁面1aには、乗降口2の上部側においてハンガーケース5が一対のブラケット6を介して水平に取り付けられている。
ハンガーケース5は、図2乃至図4に示すように、水平板5aおよび垂直板5bを有する断面L字状をなし、各ブラケット6は水平板6aおよび垂直板6bを有する断面L字状をなし、その垂直板6bが昇降路1の内壁面1aに固定されている。一対のブラケット6は左右に所定の間隔をあけて並ぶように内壁面1aに取り付けられている。そして各ブラケット6の水平板6aにはそれぞれ前後に長い一対の長孔9が並列して形成されている。また、ハンガーケース5の水平板6aには、前記各ブラケット6の水平板6aに対応する部分において、ブラケット6の長孔9と直交するように、それぞれ左右に長い長孔10が形成されている。
ハンガーケース5の水平板5aは、前記長孔9,10とが交差するように各ブラケット6の水平板6aの下面に突き合わされ、さらにハンガーケース5の水平板5aの下面には、前記長孔9,10との交差部分に対応して配置するように遮水プレート12が設けられている。
これら遮水プレート12は、ブラケット6の幅およびハンガーケース5の長孔10より長い長さを有する短冊状をなし、その板面には図5に示すように一対の円形の透孔12aが形成されている。遮水プレート12の前記一対の透孔12aは、ブラケット6の水平板6aに並列して形成された一対の長孔9と同じピッチで形成されている。遮水プレート12の材料としては、鉄などの金属、硬質の合成樹脂、あるいはゴム状の軟質の合成樹脂などが用いられる。
そして、ブラケット6の水平板6aの上面側から前記長孔9,10の交差部分および遮水プレート12の透孔12aに渡ってボルト14が挿入され、その挿入側の端部にナット15が螺着され、これらボルト14とナット15とによる締め付けでハンガーケース5がブラケット6に締結固定されている。
ハンガーケース5は、ボルト14による締め付けの前にハンガーケース5を前記長孔9に沿って前後に移動し、また前記長孔10に沿って左右に移動することにより、所定の位置に位置決めすることができる。遮水プレート12に形成された円形の透孔12aはその内径が前記ボルト14の外径よりごく僅かに大きい程度で、前記ボルト14の頭部の外径やナット15の外径より小さい寸法となっている。
ハンガーケース5の内側にはハンガーレール18が水平に架設され、このハンガーレール18に一対のドアハンガー19がそれぞれ複数のローラ21を介して懸架されている。そしてこれらドアハンガー19にドアパネル20が取り付けられ、これらドアパネル20がドアハンガー19と一体にハンガーレール18に沿って左右に移動することにより、乗降口2が開閉される。
ドアハンガー19には、両ドアパネル20が閉じたときにその両ドアパネル20をロックするロック機構22やそのロックの達成を検出する電気接点機構23などが設けられている。
本実施形態においては、図6に示すようにブラケット6の長孔9とハンガーケース5の長孔10とが交差する部分に四角形の開口が形成され、この四角形の開口にボルト14が通るため、その開口の隅部に図6に斜線で示す空間aが残る。しかしながら、ハンガーケース5の水平板5aの下面には遮水プレート12が設けられており、このため前記空間aが遮水プレート12で覆われる。
したがって、ブラケット6の水平板6aの上に雨水や清掃用の水などの液体が垂れ落ちるように滴下しても、その液体が前記空間aを通してハンガーケース5の水平板5aの下側に流れ込むような不都合が防止される。
さらに説明すると、前記空間aはボルト14の頭部14aによりある程度覆われるが、ボルト14の頭部14aはその外径がそれほど大きくなく、このためその頭部14aとブラケット6の水平板6aとの間に液体がしみ込み、その液体が前記空間aに達してしまう。ところが、本実施形態ではハンガーケース5の水平板5aの下面側に長孔10の全体を十分に覆うことが可能な大きな面積の遮水プレート12が設けられており、したがってブラケット6の水平板6aの上側から前記空間a内に液体が浸入しても、その液体が遮水プレート12により遮断されてハンガーケース5の水平板5aの下側に流れ込むようなことがない。
図5は遮水プレート12を下側から見た図であり、この遮水プレート12に形成されたボルト14を通すための透孔12aの内径は、前記ボルト14に螺着されたナット15の外径より小さく、このためボルト14の外周と透孔12aの内周との間の隙間は前記ナット15により密閉される。したがって前記空間aに液体が浸透し、その液体がボルト14の外周と透孔12aの内周との間の隙間内に流入するようなことがあっても、その液体が遮水プレート12の下側に流出するようなことがない。
このようにハンガーケース5の水平板5aの下側への液体の流れ込みを確実に抑制でき、したがってハンガーケース5の水平板5aの下側の電気接点機構23やロック機構22への液体の影響を排除してその電気接点機構23の誤動作やロック機構22の動作不良などを防止することができる。
図7は、ハンガーケース5がブラケット6に対して右側に大きく偏位する位置に位置決めされ、ハンガーケース5の長孔10の一端部がブラケット6の一側縁の外方に突出する状態の場合を示してある。この場合には、長孔10の一端部が外部に露出し、したがってハンガーケース5の水平板5aの上に液体が滴下したときには、その液体がその長孔10の露出部分の内部に流入する。
しかしながら、ハンガーケース5の下面側には遮水プレート12が取り付けられ、この遮水プレート12が長孔10よりも十分に長い長さを有しており、このため長孔10は前記露出部分を含めて前記遮水プレート12により密閉され、長孔10の露出部分に液体が流入しても、その液体がハンガーケース5の水平板5aの下側に流れ込むようなことがない。
したがってこの場合にも、ハンガーケース5の水平板5aの下側の電気接点機構23やロック機構22への液体の影響を排除してその電気接点機構23の誤動作やロック機構22の動作不良などを防止することができる。
図8には第2の実施形態の遮水プレート12を示してあり、この遮水プレート12においては前記第1の実施形態の場合のナット15がその遮水プレート12の下面に溶接などにより一体的に取り付けられ、そのナット15で前記ボルト14の螺着が可能な螺着部が構成されている。
したがって本実施形態の場合には、ブラケット6にハンガーケース5および遮水プレート12をボルト14で締結する際に、ナット15を単品で取り扱う必要がなく、ボルト14を遮水プレート12から螺着部としてのナット15に通す一連の作業で遮水プレート12を能率よくハンガーケース5の水平板5aに取り付けて、強固に締結することができる。
なお、前記ナット15に替えて、遮水プレート12に前記ボルト14の螺合が可能なねじ孔を形成して螺着部とし、この螺着部のねじ孔に前記ボルト14を螺挿してブラケット6にハンガーケース5および遮水プレート12を締結するような構成を採用することも可能であり、この場合には前記ナット15を省略してコストを軽減できる利点がある。
図9乃至図11には第3の実施形態を示してある。本実施形態は、ハンガーケース5が前記L字状のブラケット6を用いずに、昇降路1の内壁面1aに設けられた一対のバックアングル30を介して支持されている場合の例である。
一対のバックアングル30は、昇降路1の内壁面1aの左右側に所定の間隔をあけて配置され、これらバックアングル30がブラケット31を介して内壁面1aに固定され、これらバックアングル30の上端部間にハンガーケース5が取り付けられている。
この場合、前記バックアングル30の上端部間に設けるハンガーケース5として前記第1の実施形態の場合と同じハンガーケース5が共通して使用されことがある。この場合には、ハンガーケース5の水平板5aに長孔10が存在することになる。そしてその長孔10がそのまま放置されると、ハンガーケース5の水平板5aの上に液体が滴下したときに、その液体が長孔10を通して水平板5aの内側に回り込み、電気接点機構23やロック機構22に触れ、その電気接点機構23の誤動作やロック機構22の動作不良の原因となっていしまう。
そこで、本実施形態では、図10および図11に示すように、ハンガーケース5の水平板5aの上に遮水プレート12を設け、この遮水プレート12で長孔10を密閉するようにしてある。
遮水プレート12は、ボルト14およびナット15を介して水平板5aに締結されている。すなわち、ボルト14は遮水プレート12を貫通するとともに長孔10を通して水平板5aの下面側に突出され、その突出側の端部にナット15が螺着され、これらボルト14とナット15とによる締め付けで遮水プレート12が水平板5aに圧着するように締結されている。
このような構成によれば、長孔10が遮水プレート12により確実に密閉され、したがってハンガーケース5の水平板5aの上に液体が滴下してもその液体が長孔10を通して水平板5aの下側に流れ込むようなことがなく、したがって水平板5aの下側の電気接点機構23やロック機構22をその液体から保護することができる。
なお、遮水プレート12は、ハンガーケース5の水平板5aの上側に設ける場合に限らず、水平板5aの下側に設けるような場合であってもよい。
また、前記各実施形態では、ドア装置の構成として、2枚のドアパネルを用いる両開き式のものを例示したが、1枚のドアパネルを用いる片開き式のもの、2枚以上の複数枚のドアパネルを用いる多段速片開き式や多段速両開き式のものなどであってもよい。
さらに、本発明は、エレベータホールの乗降口に設けるドア装置を対象とする場合に限らず、エレベータの乗りかごの乗降口に設けるドア装置を対象する場合、あるいはその双方のドア装置を対象とする場合であってもよい。
本発明の第1の実施形態による防水構造を備えるエレベータのドア装置を昇降路側から見た正面図。 そのドア装置の要部の側面図。 そのドア装置の要部の平面図。 そのドア装置の要部の正面図。 そのドア装置の遮水プレートを下から見た平面図。 その第1の実施形態の作用を説明するための平面図。 そのドア装置のハンガーケースがブラケットに対して一側部側に偏位する位置に位置決めされているときの状態を示す平面図。 本発明の第2の実施形態の場合の遮水プレートを示す斜視図。 本発明の第3の実施形態による防水構造を備えるエレベータのドア装置を昇降路側から見た正面図。 そのドア装置の要部の平面図。 そのドア装置の要部正面図。
符号の説明
1…昇降路
2…乗降口
5…ハンガーケース
5a…水平板
5b…垂直板
6…ブラケット
6a…水平板
6b…垂直板
9.10…長孔
12…遮水プレート
12a…透孔
14…ボルト
14a…頭部
15…ナット
18…ハンガーレール
19…ドアハンガー
20…ドアパネル
22…ロック機構
23…電気接点機構
30…バックアングル
31…ブラケット

Claims (8)

  1. 水平板と垂直板とを有するL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、
    前記ハンガーケースの水平板に形成される孔を遮水プレートで覆い、その水平板の表面に滴下する液体が前記孔を通して前記水平板の下側に流れるのを抑制することを特徴とするエレベータのドア装置の防水構造。
  2. 前記遮水プレートは、該遮水プレートおよび前記孔を貫通するボルトを介して前記ハンガーケースの水平板に締結されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア装置の防水構造。
  3. 水平板と垂直板とでL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、
    前記ハンガーケースは、水平板と垂直板とを有する断面L字状のブラケットを介して被取付部に取り付けられ、そのブラケットの水平板には一方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板には前記長孔と直交する方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板は前記ブラケットの水平板の下面に突き合わされ、その突き合わせで前記両長孔が互いに交差し、その交差部分の開口にボルトが挿入され、かつそのボルトの挿入側の端部にナットが螺着され、これらボルトとナットとによる締め付けでブラケットの水平板とハンガーケースとの締結が可能であり、前記ハンガーケースの水平板の下面には前記ボルトの挿入前に、その水平板に形成されている長孔を覆う遮水プレートが設けられ、前記交差部分の開口に挿入される前記ボルトは前記遮水プレートを貫通し、このボルトと前記ナットとによる締め付けで前記ブラケットの水平板と前記ハンガーケースの水平板と前記遮水プレートとが互いに重なって締結されることを特徴とするエレベータのドア装置の防水構造。
  4. 前記遮水プレートは、前記ボルトが前記ハンガーケースの長孔の長手方向のいずれの範囲の位置に位置決めされる場合であってもそのハンガーケースの長孔を覆うことが可能な長さを有していることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのドア装置の防水構造。
  5. 前記遮水プレートは前記ボルトが貫通する透孔を有し、この透孔の内径が前記ボルトの頭部や前記ナットの外径よりも小さい寸法となっていることを特徴とする請求項3または4に記載のエレベータのドア装置の防水構造。
  6. 水平板と垂直板とでL字状に形成されたハンガーケースと、このハンガーケースの内側にハンガーレールを介して支持されたドアパネルとを備えるエレベータのドア装置において、
    前記ハンガーケースは、水平板と垂直板とを有する断面L字状のブラケットを介して被取付部に取り付けられ、そのブラケットの水平板には一方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板には前記長孔と直交する方向に長い長孔が形成され、前記ハンガーケースの水平板は前記ブラケットの水平板の下面に突き合わされ、その突き合わせで前記両長孔が互いに交差し、その交差部分の開口にボルトが挿入され、前記ハンガーケースの水平板の下面にはその水平板に形成されている長孔を覆う遮水プレートが設けられ、この遮水プレートには前記交差部分の開口に挿入される前記ボルトの螺着が可能な螺着部が設けられ、前記交差部分の開口に挿入された前記ボルトが前記遮水プレートの螺着部に螺着し、そのボルトによる締め付けでブラケットの水平板とハンガーケースの水平板と前記遮水プレートとが互いに重なって締結されることを特徴とするエレベータのドア装置の防水構造。
  7. 前記遮水プレートは、金属または合成樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至6に記載のエレベータのドア装置の防水構造。
  8. 前記エレベータのドア装置は、エレベータホールの乗降口またはエレベータの乗りかごの乗降口、もしくはその双方に設けられるドア装置であることを特徴とする請求項1乃至7に記載のエレベータのドア装置の防水構造。
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