JPH10129714A - 防水蓋 - Google Patents

防水蓋

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Publication number
JPH10129714A
JPH10129714A JP28880596A JP28880596A JPH10129714A JP H10129714 A JPH10129714 A JP H10129714A JP 28880596 A JP28880596 A JP 28880596A JP 28880596 A JP28880596 A JP 28880596A JP H10129714 A JPH10129714 A JP H10129714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
packing
hole
waterproof lid
head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28880596A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Shiina
二三幸 椎名
Yoshiro Ichikawa
義郎 市川
Yukio Ogura
幸生 小倉
Ishiyuki Takai
石行 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Sanko Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Sanko Chemical Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP28880596A priority Critical patent/JPH10129714A/ja
Publication of JPH10129714A publication Critical patent/JPH10129714A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防水蓋10の取り付けが簡便になる。 【解決手段】ヘッド部66と脚部68とパッキン70と
から防水蓋10を構成する。脚部68を弾性力に抗して
孔60に押し込んで、脚部68の拡径部70を孔60側
の縁部72に係合させる。これにより、パッキン70
が、上枠20とヘッド部66との間で弾性変形された状
態で上枠20の表面に密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防水蓋に係り、特に
部材の表面に形成された孔に挿入されて孔を塞ぎ、この
孔に水や塵埃が侵入するのを防止する防水蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防水蓋は、ワッシャにパッキンを
取り付け、孔の表裏のワッシャをボルトで締結すること
により、パッキンで孔の防水を行っている。一方、パッ
キンを用いないプッシュピン構造の防水蓋では、孔にプ
ッシュピンを押し込んだのち、プッシュピンの上部にコ
ーキング剤を塗布して防水を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防水蓋では、ボルトによる締結作業を必要としたり、コ
ーキング剤の塗布作業を必要としたりするので、防水蓋
の取り付けに手間がかかるという欠点がある。また、従
来の防水蓋は、ボルトのヘッド部が露出したり、コーキ
ング剤が露出したりするため、外観上の見栄えが悪く意
匠性に劣るという欠点がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、取り付けが簡単で意匠性の良い防水蓋を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、部材の表面に形成された孔に挿入されて、
該孔を塞ぐ防水蓋において、前記防水蓋は、弾性構造の
拡縮可能な脚部と、前記脚部の上部に設けられたヘッド
部と、前記脚部と前記ヘッド部との間に配置されたパッ
キンとから成り、前記脚部を弾性力に抗して前記孔に挿
入すると共に、該脚部の弾性復帰力によって前記パッキ
ンに挟圧力を与えることを特徴としている。
【0006】本発明によれば、防水蓋の脚部を部材の孔
に押し込むと、脚部の弾性復帰力によってパッキンに挟
圧力が与えられ、パッキンが部材の表面に密着する。こ
れにより、部材の孔はパッキンによって確実に防水され
る。したがって、本発明では、防水蓋の脚部を部材の孔
に押し込むだけで、防水蓋を取り付けることができる。
【0007】また、本発明では、防水蓋のヘッド部が露
出するだけなので、外観上のイメージが向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る防水蓋の好ましい実施の形態について詳説する。図1
は、本発明の実施の形態に係る防水蓋10が適用された
サッシ12の組立斜視図である。同図に示すサッシ12
は、外枠14と、この外枠14に取り付けられる2枚の
窓16、18等から構成される。前記外枠14は、上枠
20、下枠22、右枠24、及び左枠26によって矩形
状に枠体に構成される。また、外枠14の内側には方立
28が上下方向に固定され、この方立28によって前記
窓16、18を取り付けるための矩形状空間30、32
が外枠14との間で形成される。
【0009】前記窓16の障子は、上框34、下框36
と左右一対の縦框38、40とから構成され、この障子
内に透明ガラス板42が嵌め込み固定される。この窓1
6は、嵌め殺し窓であり、前述した矩形状空間30に配
置されて外枠14と方立28とに固定される。前記窓1
8の障子は、上框44、下框46と左右一対の縦框4
8、50とから構成され、この障子内に透明ガラス板5
2が嵌め込み固定される。この窓18は開き窓であり、
前述した矩形状空間32にヒンジ54、54、54、又
はフリクションスティー56を介して開閉自在に取り付
けられる。
【0010】ところで、前記方立28は図2に示すよう
に、上端部が2本の木ねじ58、58によって外枠14
の上枠20に固定される。この2本の木ねじ58、58
は、前記上枠20に形成された孔60、60に挿入され
てねじ込まれることにより、上枠20と方立28とを締
結する。本実施の形態の防水蓋10は、前記孔60、6
0を塞ぐ蓋であり、図2中二点鎖線で示す外壁62と上
枠20との隙間64からの、雨水、塵埃が前記孔60、
60に侵入するのを防止する蓋である。
【0011】図2、図3において、前記防水蓋10はヘ
ッド部66、脚部68、及びパッキン70から構成され
る。前記ヘッド部66と脚部68とは、比較的硬質のポ
リプロピレンで作られ、パッキン70は、熱可塑性エラ
ストマー作られている。また、ヘッド部66及び脚部6
8とパッキン70とは、ポリプロピレン及び熱可塑性エ
ラストマーの二色成形品である。本実施の形態では、ヘ
ッド部66と脚部68とを、ポリプロピレンで成形した
が、6−ナイロン等その他の比較的硬質のプラスチック
材料で形成しても良い。また、パッキン70を硬質の熱
可塑性エラストマーで成形したが、一般的なゴムで形成
しても良い。更に、本実施の形態では、樹脂製のヘッド
部66及び脚部68とパッキン70とを二色成形品とし
て一体成形したが、別々に成形してパッキン70を脚部
68に取り付けても良い。
【0012】前記ヘッド部66は、表面が球面状の蓋部
材であり、前記孔60を十分に塞ぐ大きさに形成され
る。一方、前記脚部68は図3、図4に示すように隙間
Gをもって等間隔に4本形成されている。4本の脚部6
8は先細状に形成される。また、脚部68の上端部周部
には、図3に示すように拡径部70が形成される。この
拡径部70は、脚部68が弾性力に抗して縮径して孔6
0に押し込まれた時には、孔60を通過し、脚部68が
弾性復帰した時に孔60の入口部に形成された縁部72
に係合される。これによって、防水蓋10が孔60から
抜け止めされる。
【0013】図3において、前記パッキン70はヘッド
部66と脚部68との間に配置され、ヘッド部66と同
一径に成形されている。また、パッキン70の厚みは、
前記脚部68の拡径部70が前記縁部72に係合された
時に、押し込み方向に弾性変形されて上枠20の表面に
十分に圧着される寸法に形成されている。次に、前記の
如く構成された防水蓋10の取り付け方法について説明
する。
【0014】先ず、各脚部68の下端部68Aを、孔6
0に挿入する。そして、この状態で脚部68を孔60に
押し込んでいくと、各脚部68が孔60の縁部72に当
接することにより縮径される。そして、脚部68の拡径
部70が縁部72を通過すると、その復元力で拡径し、
拡径部70が縁部72に係合する。これにより、防水蓋
10の取り付けが完了する。
【0015】この時、パッキン70は、防水蓋10のヘ
ッド部66と上枠20との間で挟まれて、図3中矢印で
示す押し込み方向に弾性変形される。これにより、パッ
キン70の復元力で、パッキン70が上枠20の表面に
密着する。したがって、上枠20の孔60は、パッキン
70によって確実に防水される。このように、本実施の
形態では、防水蓋10の脚部68を孔60に押し込むだ
けで、防水蓋10を取り付けることができる。したがっ
て、防水蓋10の取り付けが簡便になり、取付作業時間
を大幅に短縮することができる。
【0016】一方、本実施の形態の防水蓋10は、ヘッ
ド66が露出するだけなので、ボルトやコーキング剤よ
りも外観上の見栄えが良くなる。本実施の形態では、サ
ッシに適用された防水蓋について説明したが、これに限
られるものではなく、防水を必要とする部材の孔に取り
付けられる防水蓋であれば、如何なるものでも適用する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る防水蓋
によれば、防水蓋の脚部を部材の孔に押し込むだけで取
り付けることができるので、取り付けが簡単になり、取
付作業時間を大幅に短縮できる。また、本発明の防水蓋
は、防水蓋のヘッド部が露出するだけなので、ボルトや
コーキング剤よりも外観上の見栄えが良くなる。
【0018】又、パッキンとヘッド部とを二色成形樹脂
品として一体成形することにより、パッキンとヘッド部
との組立てが不用となり、取付作業が容易となり、コス
ト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る防水蓋が適用された木製サ
ッシの分解斜視図
【図2】木製サッシの外枠と方立との連結部分を示す断
面図
【図3】図2に示した防水蓋の拡大断面図
【図4】図3中4−4線から見た防水蓋の底面図
【符号の説明】
10…防水蓋 12…サッシ 20…上枠 60…孔 66…ヘッド部 68…脚部 70…パッキン
フロントページの続き (72)発明者 小倉 幸生 東京都千代田区丸の内2丁目1番2号 旭 硝子株式会社内 (72)発明者 高井 石行 東京都大田区南雪谷3−9−12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部材の表面に形成された孔に挿入されて、
    該孔を塞ぐ防水蓋において、 前記防水蓋は、弾性構造の拡縮可能な脚部と、前記脚部
    の上部に設けられたヘッド部と、前記脚部と前記ヘッド
    部との間に配置されたパッキンとから成り、前記脚部を
    弾性力に抗して前記孔に挿入すると共に、該脚部の弾性
    復帰力によって前記パッキンに挟圧力を与えることを特
    徴とする防水蓋。
  2. 【請求項2】前記脚部、前記ヘッド部、及びパッキンは
    樹脂材料よりなり、それぞれが一体成形されていること
    を特徴とする請求項1記載の防水蓋。
JP28880596A 1996-10-30 1996-10-30 防水蓋 Withdrawn JPH10129714A (ja)

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JP28880596A JPH10129714A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 防水蓋

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0933024A1 (en) 1998-01-28 1999-08-04 Daiwa Seiko Inc. Through-type fishing rod
JP2007197211A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータのドア装置の防水構造
JP2011240989A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Hyoun Myoung Shin フリップキャップタイプ二重隔室チューブ容器及びその製造方法
JP2014133576A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Toppan Printing Co Ltd 防湿容器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011240989A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Hyoun Myoung Shin フリップキャップタイプ二重隔室チューブ容器及びその製造方法
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Effective date: 20040601