JP2007195464A - 移植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】植付深さを変更する場合に、接地部材を植付体に対応させて上下調整するような面倒を不要にして、一本のレバーで植付け深さ調整をできると共に、接地部材と植付体とを相対的に上下調整することもできるようにする。
【解決手段】可動フレーム12Bに植付体13を支持し、接地部材71を支持する揺動アーム72の上下揺動によって畝の高さを検出して、植付深さを所定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降すると共に、植付深さを変更可能とすべく、植付体の可動フレームに対する相対高さを変更調整する植付深さ調整レバー31を設けた移植機において、植付深さ調整レバーによる植付体の可動フレームに対する相対高さの変更に連動して前記接地部材が走行機体に対して高さ変更されるように、揺動アームを植付深さ調整レバーに連動連結し、植付体とは別個に接地部材を走行機体に対して高さ変更調整する接地部材高さ調整レバー101を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、植付体による植付深さを調整できるようにした移植機に関するものである。
野菜等のポット苗を移植する畑地用の移植機には、走行機体が車輪によって昇降可能に支持され、この走行機体に上下揺動自在に枢支された揺動アームに、畝上面に接地して追従する接地部材(整地ローラ)が取り付けられ、前記走行機体に、上下揺動するように前部が枢着されると共に後部が畝上面を転動する覆土部材によって支持された可動フレームが設けられ、可動フレームに植付体が支持され、前記揺動アーム又は可動フレームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを所定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降すると共に、植付体の植付深さを変更可能とすべく、覆土部材の可動フレームに対する相対高さを変更調整する植付深さ調整レバーが設けられたものがある(例えば、特許文献1)。
この種の従来の移植機では、植付深さ調整レバーの操作によって覆土部材の可動フレームに対する相対高さのみを変更調整するようになっていて、接地部材を走行機体に対して高さ変更調整するための接地部材高さ調整レバーが、植付深さ調整レバーとは別に設けられており、植付深さ調整レバーの操作によっては接地部材を走行機体に対して高さ調整することはできなかった(例えば、特許文献1)。
特開平10−243712号公報
従って、従来の移植機にあっては、植付深さ調整レバーの操作によって覆土部材の可動フレームに対する相対高さを変更した場合、整地部材又は覆土部材のどちらかが浮いてしまって機能しなくなることがあり、このため、植付深さ調整レバーによる植付け深さの調整と同時に、接地部材高さ調整レバーにより接地部材を走行機体に対して高さ変更調整する必要があり、植付深さ調整が面倒であった。
そこで、植付深さ調整レバーの操作に連動して、接地部材を走行機体に対して高さ変更調整できるように構成することが考えられるが、単に植付深さ調整レバーの操作に連動して接地部材を高さ変更するようにしたのでは、圃場条件によっては、接地部材と覆土部材とを相対的に上下調整することが必要になる場合もあり、このような場合に対処できなくなるという不都合を生じる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、植付深さを変更する場合に、覆土部材の上下調整に対応させて接地部材を上下変更するような面倒を不要にして、一本のレバーで植え付け深さ調整を簡単になし得ると共に、接地部材と覆土部材とを相対的に上下調整することも簡単になし得るようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、走行機体が車輪によって昇降可能に支持され、この走行機体に上下揺動自在に枢支された揺動アームに、畝上面に接地して追従する接地部材が取り付けられ、前記走行機体に、上下揺動するように前部が枢着されると共に後部が畝上面を転動する覆土部材によって支持された可動フレームが設けられ、可動フレームに植付体が支持され、前記揺動アーム又は可動フレームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを所定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降すると共に、植付体の植付深さを変更可能とすべく、覆土部材の可動フレームに対する相対高さを変更調整する植付深さ調整レバーが設けられた移植機において、
前記植付深さ調整レバーによる覆土部材の可動フレームに対する相対高さの変更に連動して前記接地部材が走行機体に対して高さ変更するように、揺動アームが植付深さ調整レバーに連動連結され、覆土部材とは別個に接地部材を走行機体に対して高さ調整する接地部材高さ調整レバーが設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、植付深さ調整レバーと接地部材高さ調整レバーとが、同一の支持軸廻りに揺動自在に支持され、植付深さ調整レバーの支持軸廻りの揺動により覆土部材が可動フレームに対して相対高さを変更するように、植付深さ調整レバーが覆土部材に連結され、接地部材高さ調整レバーの支持軸廻りの揺動により揺動アームが上下揺動するように、接地部材高さ調整レバーが揺動アームに連結され、接地部材高さ調整レバーを支持軸廻りの複数段の位置に係止固定する係止部材が、支持軸廻りに揺動自在に支持されると共に、植付深さ調整レバーと共に支持軸廻りに揺動するように植付深さ調整レバーに固定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、可動フレームに覆土フレームが上下揺動自在に支持され、覆土部材が覆土フレームの遊端側に支持され、植付深さ調整レバーの前記支持軸廻りの揺動により、覆土フレームが上下揺動するように、植付深さ調整レバーと覆土フレームの遊端側とが前記係止部材を介して連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、揺動アームが所定範囲内で上下揺動したときに、揺動アームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降させ、揺動アームが所定以上に下降揺動したときに、可動フレームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降させるようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、可動フレームが所定範囲内で上下揺動したときに、可動フレームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降させ、可動フレームが所定以上に下降揺動したときに、揺動アームの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体を昇降させるようにした点にある。
本発明によれば、接地部材の揺動アームが植付深さ調整レバーに連動連結されて、植付深さ調整レバーによる覆土部材の可動フレームに対する相対高さの変更に連動して接地部材が走行機体に対して高さ変更するので、植付深さを変更する場合に、覆土部材の上下調整に対応させて接地部材を上下変更するような面倒が不要になり、一本の植付深さ調整レバーで植付け深さ調整を簡単になし得る。また、覆土部材とは別個に接地部材を走行機体に対して高さ変更調整する接地部材高さ調整レバーが設けられているので、接地部材高さ調整レバーの操作によって、接地部材と覆土部材とを相対的に上下調整することも簡単になし得る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は野菜等の苗を畝Rに移植する移植機1を示し、同図において、移植機1は、走行体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4を有する歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しながら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔をおいて自動的に植え付けるものである。
なお、移植機1の進行方向を前後方向といい、進行方向に直交する横方向を左右方向という。
走行体2は、ミッションケース5の前部に図2に示す架台6を前方突出状に取付固定すると共に、この架台6上にエンジン7等を搭載して主構成された走行機体8を有すると共に、この走行機体8を左右両側に備えた前輪10および後輪11によって走行可能に支持してなる。
移植装置3は、走行機体8の後方に装着された移植フレーム12に設けられており、苗を畝Rに植え付ける植付体13と、この植付体13に苗を供給する苗供給装置14と、植え付けた苗の根本側への土寄せと該根本部分の鎮圧を行う覆土部材(覆土ローラ)15とから主構成されており、畝Rがマルチフィルムによって被覆されている場合には、マルチフィルムに植付用の穴を形成する穿孔手段が備えられる。
移植フレーム12は、前部がミッションケース5に取付固定された固定フレーム12Aと、前部がミッションケース5に左右軸5A廻りに回動自在に枢着された可動フレーム12Bとから構成され、固定フレーム12A上に苗供給装置14が設けられると共に、固定フレーム12Aの後端部に操縦ハンドル4が取付けられ、可動フレーム12Bに植付体13および覆土部材15が支持されている。
植付体13は、可動フレーム12B側に支持されており、植付体13は、上下に揺動しながら前後にも揺動して、該植付体13が走行体2に対して縦長の略楕円状の軌道を描くように運動するようになっている。また、植付体13は上部が上下開口状の筒体で形成され、下部に前後に開閉自在なオープナを備えている。そして、植付体13は、その軌道の上端側で苗が落下供給されると共に、該オープナを閉じた状態で下降され、軌道の下部側でオープナの下部が畝Rに突入し、オープナが前後に開かされて、畝Rに植え穴が形成されると共に、該植え穴に植付体13内部に収納していた苗が落下放出されることにより、苗が畝Rに植え付けられる。
苗供給装置14は、ソイルブロック苗を収容したポット部を縦横に多数備えた苗トレイを横送りすべく左右方向に間欠移動する苗載せ台25と、この苗載せ台25の前方側に配置されていて苗トレイから苗を一つずつ取出して植付体13へと搬送する苗分送装置26とから構成されている。
なお、苗載せ台25には、横1列の苗が取り出された後、苗トレイをポット部の1ピッチ分縦送りする縦送り機構が備えられている。
図1、図3及び図5に示すように、覆土部材15は、截頭円錐形のローラで構成され、植付体13の後方側に苗植付部分を挟むように左右一対配置され、畝Rの上面を転動して移動し、植え付けられた苗の根本側に対して土を左右両側から押圧して土寄せすると同時に株際を鎮圧する。この覆土部材15は、可動フレーム12Bの後部に固定のブラケット27に左右軸29廻りに回動自在に軸支された覆土フレーム28の後部に回転自在に支持されている。覆土フレーム28は植付深さ調整機構30を介して可動フレーム12Bに連結されており、覆土部材15によって、可動フレーム12Bの後部が支持されている。従って、可動フレーム12Bに覆土フレーム28が上下揺動自在に支持され、覆土部材15が覆土フレーム28の遊端側に回転自在に支持されている。
この植付深さ調整機構30は、左右軸廻りに揺動操作自在な植付深さ調整レバー31と、この植付深さ調整レバー31を係止する係止部材32と、植付深さ調整レバー31と覆土フレーム28とを連結する連結部材(後述する接地部材高さ調整レバー101の係止部材)33とから主構成されている。
係止部材32は板材によって形成されて操縦ハンドル4の把持部4A下方に前傾状に配置(図4参照)されていて、ブラケット35に固定され、このブラケット35は、可動フレーム12Bの後端部に取付固定された取付部材34に固定されていて、後方に突出状とされた後、上方に延設されている。
前記係止部材32には、図5に示すように、植付深さ調整レバー31の揺動を許容するガイド溝36が形成され、このガイド溝36には、植付深さ調整レバー31の揺動を規制する係止部36aが植付深さ調整レバー31の揺動方向に間隔をおいて複数形成されている。
連結部材33は、左右ブラケット35の中途部を左右方向に貫通しこれに固定(又は回動自在に支持)された筒軸37に外嵌されて、後述する左右方向の支持軸103廻りに回動自在に支持されている。筒軸37に取付板37aを介して植付深さ調整レバー31の下部がボルト・ナットによって取付固定されていて、該植付深さ調整レバー31が支持軸103廻りに揺動操作可能とされている。また、植付深さ調整レバー31には、ガイド溝36の係止部36aに嵌合する被係止部31aが設けられている。
なお、植付深さ調整レバー31は、バネ等の付勢手段によって被係止部31aが係止部36aに嵌合するように付勢されてその揺動が規制されるようになっており、植付深さ調整レバー31の把持部を把持して前記付勢力に抗して被係止部31aが係止部36aから外れるように傾けることによって、植付深さ調整レバー31の揺動操作が可能となるように構成されている。
一方、連結部材33の前下端側は、覆土フレーム28の後部左右方向中央部に左右軸廻りに回動自在に外嵌されて支持されたブラケット38に左右方向の支軸39を介して枢支連結されている。従って、植付深さ調整レバー31と覆土フレーム28の遊端側とが係止部材33(連結部材33)を介して連結されて、植付深さ調整レバー31の支持軸103廻りの揺動により、覆土フレーム28が上下揺動するようになっている。
したがって、植付深さ調整レバー31を下方に揺動させることによって、可動フレーム12Bに対して覆土部材15が持ち上げられて可動フレーム12Bとの間隔が狭くなり、逆に植付深さ調整レバー31を上方に揺動させることによって、可動フレーム12Bに対して覆土部材15が下げられて可動フレーム12Bとの間隔が広くなり(したがって、覆土部材15の可動フレーム12Bに対する上下揺動位置が調整可能とされ)、結果として、可動フレーム12Bが上下に揺動することとなり、植付体13の畝Rへの突入深さ、すなわち苗の植え付け深さが変更できるようになっている。
図例のものでは、植付深さ調整レバー31の係止部36aに対する係止位置が上方に行くほど可動フレーム12Bの高さが高くなって植え付け深さが浅くなり、下方に行くほど深くなるようになっている。
図2及び図6に示すように、走行体2の架台6の前部には、左右方向の軸心を有する支持筒54が固定され、この支持筒54には左右一対の前輪支軸55の左右方向内端側が左右軸廻りに回動自在に挿通されおり、左右各前輪支軸55の左右方向外端側には取付筒56が外嵌されている。
左右各取付筒56には前輪支持アーム57の上端側が連結固定され、各前輪支持アーム57の下端側に前輪10が車軸を介して左右軸廻りに回転自在に取付けられている。
前記左右前輪支軸55の外端側と取付筒56とは、断面六角形状に形成されていて一体回動するように構成されており、左右の前輪10が前輪支軸55廻りに上下揺動自在とされている。
なお、左右前輪支軸55の外端側と取付筒56とは、両者を貫通するピンによって固定され、左右前輪支軸55の外端側に形成されるピンの挿通孔は軸心方向に複数形成されていて、前輪10の左右位置が位置調整可能(すなわち前輪10の輪距調整が可能)とされている。
エンジン7の回転動力は、ミッションケース5に入力され、伝動ケース59内のチェーン巻掛け伝動機構を介して伝動ケース59下部に備えた後輪11に連動連結されていて、エンジン7によって後輪11が回転駆動されるようになっている。
なお、左右の伝動ケース59はそれぞれ独立して左右方向2位置に位置変更自在とされており、伝動ケース59を左右移動させることによって後輪11の輪距調整が可能とされており、全面マルチ畝と露地高畝との畝幅の違い(広狭)に対応できるようになっている。
架台6の前後中間部には、左右方向に配置されたローリング軸61が軸受体62を介して左右軸廻りに回動自在で且つ前後移動自在に支持され、このローリング軸61の左右方向中間部前方には、油圧シリンダからなる昇降シリンダ63が配置されて架台6に固定されている。この昇降シリンダ63のピストンロッド63Aはローリング軸61に、該軸61に相対回動自在に外嵌される筒体等を介して連結され、このピストンロッド63Aの出退によってローリング軸61が前後に移動可能とされている。
なお、ローリング軸61は架台6に対して固定手段によって固定できるようになっている。
図2及び図6に示すように、ローリング軸61の左右両側にはブラケット64L,64Rが固定され、左右各前輪支軸55には前側連結ブラケット65L,65Rが固定され、左右各伝動ケース59には後側連結ブラケット66L,66Rが固定され、右側のブラケット64Rは下方側に突出状とされ、左側のブラケット64Lおよび前後の連結ブラケット65L,65R,66L,66Rは上方側に突出状とされている。
ブラケット64L,64Rと、後側連結ブラケット66L,66Rとは連結リンク67によって連結され、前側連結ブラケット65L,65Rと後側連結ブラケット66L,66Rとは連結ロッド68によって連結されている。
なお、伝動ケース59の左右位置調整に対応できるように、ブラケット64L,64R及び前側連結ブラケット65L,65Rの連結部は左右一対設けられている。
そして、前記昇降シリンダ63のピストンロッド63Aを出退させることによって、左右の連結リンク67が前後に押引きされて後側連結ブラケット66L,66Rを介して伝動ケース59が走行機体8に対して相対的に上下揺動すると共に、連結ロッド68が前後に押引きされて前連結ブラケット65L,65R、前輪支軸55および取付筒56を介して前輪支持アーム57が走行機体8に対して相対的に上下揺動し、これによって、左右の前後輪10,11が四輪同時に走行機体8に対して相対的に昇降し且つ前後輪10,11が接地していることから必然的に走行機体8が畝Rに対して昇降し、畝R上面の高さの変化に追従させて移植装置3を昇降させることができるようになっている。
また、架台6には油圧シリンダからなるローリングシリンダ69がローリング軸61と同行移動するように取り付けられ、このローリングシリンダ69のピストンロッド69Aはローリング軸61に固定のブラケット70に枢着されている。したがって、ローリングシリンダ69のピストンロッド69Aを出退させることによって、ローリング軸61が左右軸廻りに回動し、左右一方の連結リンク67が前方に引動される共に左右一方の連結ロッド68が前方に押動され、左右他方の連結リンク67が後方に押動されると共に左右他方の連結ロッド68が後方に引動され、これによって、傾斜地においても走行機体8および移植装置3を水平状態に維持させることができるようになっている。
図1、図3及び図4に示すように、ミッションケース5の後部側下方で且つ植付体13の前方には、畝Rの上面を転動して該畝Rの高さ変化を検出すると共に畝R上面を鎮圧するローラからなる接地部材(整地ローラ)71が配置され、この接地部材71の左右両側で且つミッションケース5の左右両側には、それぞれ揺動アーム72が前方に向かうに従って上方に移行するように前傾状に配置されている。
また、この揺動アーム72は、前部が該揺動アーム72を貫通してミッションケース5に螺合される支軸73によって左右軸廻りに揺動自在に支持されると共に、その後部に枢軸74を介して接地部材71が左右軸廻りに回転自在に取付けられ、左右揺動アーム72の後端部は連結部材75によって相互に連結されている。したがって、接地部材71が畝R上面の高さ変化に追従することにより、揺動アーム72が支軸73廻りに揺動して畝Rの高さ変化を検出する。
左側の揺動アーム72の前部には、前方に延出された係止アーム部76が一体形成され、左側の支軸73には前記昇降シリンダ63を制御する制御弁77に連動連結された連動部材78が左右軸廻りに揺動アーム72に対して相対揺動自在に支持されている。
係止アーム部76及び連動部材78の前部にはそれぞれバネ掛け部76a,78aが設けられ、これらバネ掛け部76a,78a間には引張りコイルバネからなる付勢手段79が介装されていて、揺動アーム72及び接地部材71が接地方向に付勢されている。また、連動部材78の後部には、ボーデンケーブル(規制手段)80のアウタケーブル80Aの前端側が長さ方向取付位置調整可能に取り付けられる取付部81が設けられている。また、ボーデンケーブル80のインナケーブル80Bの前端側は揺動アーム72に設けた係止部82に形成された挿通孔に長さ方向移動自在に挿通されると共にインナケーブル80Bの先端部に前記挿通孔を挿通しない接当部材107が固定されることで、係止部82にインナケーブル80Bが係止されていて、付勢手段79の付勢力による揺動アーム72の支軸73廻りの揺動が規制されている。
前記付勢手段79の付勢力は、通常の植付作業時において接地部材71に作用する地面からの押圧力によっては伸びず、したがって、接地部材71が畝R上面に追従することによって、揺動アーム72と連動部材78とは一体的に支軸73廻りに揺動するようになっている。
前記連動部材78の前上部には円弧状の長孔83が形成され、この長孔83にはピン84が摺動自在に嵌合され、このピン84は側面視く字形の昇降バルブアーム85の一端部に枢結されている。
この昇降バルブアーム85の中途部はミッションケース5の上部に固定された前記制御弁77のボディに支軸86を介して左右方向軸心廻りに回動自在に支持されて、昇降バルブアーム85は図4に示す下降、中立、上昇に揺動可能とされ、昇降バルブアーム85の他端側には係合溝87が形成されている。この係合溝87には、ベルクランクで構成された操作レバー88の一端側に設けたピン88aが係合しており、操作レバー88の中途部は制御弁77の回転スプール89に取り付けられている。
したがって、接地部材71が下がると、揺動アーム72及び連動部材78が支軸73廻りに図1の時計方向に揺動して昇降バルブアーム85が支軸86廻りに図1の反時計方向に回動し、これによって操作レバー88の一端部が引上げられて制御弁77の回転スプール89が走行機体8を下降させる方向に操作されて、昇降シリンダ63のピストンロッド63Aが退避方向に作動し、回転スプール89が中立位置に戻るまで走行機体8が下降する。
また、接地部材71が上がると、揺動アーム72及び連動部材78が支軸73廻りに図1の反時計方向に回動して昇降バルブアーム85が支軸86廻りに図1の時計方向に回動し、これによって操作レバー88の一端部が引下げられて制御弁81の回転スプール89が走行機体8を上昇させる方向に操作されて、昇降シリンダ63のピストンロッド63Aが突出方向に作動し、回転スプール89が中立位置に戻るまで走行機体8が上昇する。
なお、前記長孔83の円弧形状は、揺動アーム72の支軸73廻りの揺動動作に対して、昇降バルブアーム85の支軸86廻りの揺動動作が比例するような半径の円弧に形成され、畝Rの高さ変化を制御弁77に正確に伝達する。この長孔83の半径は、キャドによるシミュレーションによって模擬的に、あるいは計算等によって求められる。
操作レバー88の他端側には引張りバネからなる感度スプリング90の一端側が掛止され、感度スプリング90の他端側は固定フレーム12A側に取付固定された掛止部材に掛止されていて、感度スプリング90の掛止部材への掛止位置を掛け変えることによって、接地部材71の畝R上面に対する押付け力を変更でき、これによって、接地部材71の畝R上面に対する追随感度を調整できるようになっている。
図3及び図4に示すように、可動フレーム12Bと昇降バルブアーム85とは連動機構92によって連動連結されている。この連動機構92は、固定フレーム12Aに左右軸廻りに回動自在に枢着されたベルクランク93と、このベルクランク93の一端側と可動フレーム12Bとを連動連結するリンク94と、ベルクランク93の他端側と昇降バルブアーム85に固定の連結板95とを連動連結する連動ロッド96とから主構成され、連動ロッド96の中途部はターンバックル構造とされている。
連動ロッド96と連結板95とは、該連結板95に枢着されたピン97が、連動ロッド96に固定の被連結板98に形成された前後方向の長孔99に前後方向摺動自在に嵌合されることで連動連結されている。これによって、植付作業時において接地部材71が上下動しても、ピン97が長孔99内を相対的に摺動し、該接地部材71の上下動が許容されると共に、植付深さ調整時において可動フレーム12Bが上下揺動しても、制御弁77には影響を与えないようになっている。また、畝Rの出口(植え付けている方向の端部)付近での植付作業時にあっては、接地部材71が畝Rから外れたときには、ピン97が長孔99の前端部に係止されて接地部材71が吊持され、覆土部材15が走行機体8の昇降を制御すべく畝R上面の高さを検出する検出ローラとしての役目を果たす。
図1、図3、図5に示すように、接地部材71は上下調整機構100によってミッションケース5に対する相対高さが調整可能とされている。この上下調整機構100は、左右軸廻りに揺動操作自在な接地部材高さ調整レバー101と、係止部材33(前記連結部材33)と、前記ボーデンケーブル80とから主構成されており、接地部材高さ調整レバー101の揺動操作によって接地部材71のミッションケース5(走行機体8)に対する相対高さ調整が容易に行えるようになっている。
係止部材33には、係止部材32と同様に、接地部材高さ調整レバー101の揺動を許容するガイド溝102が前記ガイド溝36の左方に形成され、このガイド溝102には、接地部材高さ調整レバー101の揺動を規制する係止部102aが接地部材高さ調整レバー101の揺動方向に間隔をおいて複数形成され、係止部材33は、接地部材高さ調整レバー101を支持軸103廻りに案内すると共に、接地部材高さ調整レバー101を支持軸103廻りの複数段の位置に係止固定するようになっている。
接地部材高さ調整レバー101は前記植付深さ調整機構30の植付深さ調整レバー31の左方に配置され、前記筒軸37に相対回動自在に挿通された支持軸103に固定の中継レバー104に取付固定されていて、支持軸103廻りに揺動自在に支持されている。また、接地部材高さ調整レバー101にはガイド溝102の係止部102aに嵌合する被係止部101aが設けられている。
なお、接地部材高さ調整レバー101は、前記植付深さ調整レバー31と同様、バネ等の付勢手段によって被係止部101aが係止部102aに嵌合するように付勢されてその揺動が規制されるようになっており、接地部材高さ調整レバー101の把持部を把持して前記付勢力に抗して被係止部101aが係止部102aから外れるように傾けることによって、接地部材高さ調整レバー101の揺動操作が可能となるように構成されている。
また、ボーデンケーブル80のアウタケーブル80Aの後端側は、前記取付部材34等に長さ方向位置調整自在に取り付けられ、インナケーブル80Bの後端側は中継レバー104に枢着されている。
したがって、植付深さ調整レバー31と接地部材高さ調整レバー101とが、同一の支持軸103廻りに揺動自在に支持されている。植付深さ調整レバー101が覆土部材15に連結されていて、植付深さ調整レバー31の支持軸103廻りの揺動により覆土部材15が可動フレーム12Bに対して相対高さを変更する。また、係止部材33が、支持軸103廻りに揺動自在に支持されると共に、植付深さ調整レバー31と共に支持軸103廻りに揺動するように植付深さ調整レバー31に固定されることにより、接地部材高さ調整レバー101乃至揺動アーム72が、係止部材33を介して植付深さ調整レバー31に連動連結されていて、植付深さ調整レバー31による覆土部材15の可動フレーム12Bに対する相対高さの変更に連動して、接地部材71が走行機体8に対して高さ変更するようになっている。なお、本実施形態では、ボーデンケーブル80によって、接地部材71の上下揺動範囲が所定幅に規制されているため、植付深さ調整レバー31による覆土部材15の可動フレーム12Bに対する相対高さの変更に連動して、接地部材71の上下揺動範囲の上限高さを変更するようになっている。
また、接地部材71を走行機体8に対して覆土部材15とは別個に高さ変更調整する接地部材高さ調整レバー101が設けられ、接地部材高さ調整レバー101の支持軸103廻りの揺動により揺動アーム72が上下揺動するように、接地部材高さ調整レバー101が揺動アーム72に連結されている。このため、接地部材高さ調整レバー101を下方に揺動させることによって、インナケーブル80Bが引っ張られて、揺動アーム72が付勢手段79の付勢力に抗して支軸73廻りに図1の反時計方向に揺動し、接地部材71がミッションケース5に対して相対的に上方移動する。このとき、連動部材75は制御弁77に連動連結されているので、揺動アーム72は連動部材75に対して相対的に揺動する。そして、接地部材71が畝R上面に接地した状態では、揺動アーム72が揺動した分に対応して制御弁77の回転スプール89が走行機体8を下降させる方向に動かされることとなり、走行機体8が下降する。
また、走行機体8を上昇させて接地部材71を畝R上面から浮かした状態で、前記とは逆に接地部材高さ調整レバー101を上方に揺動させることによって、付勢手段79の付勢力によってインナケーブル80Bが引っ張られて、揺動アーム72が図1の時計方向に揺動し、接地部材71がミッションケース5に対して相対的に下方移動する。そして、接地部材71が畝R上面に接地した状態では、揺動アーム72が揺動した分に対応して制御弁77の回転スプール89が走行機体8を上昇させる方向に動かされることとなり、走行機体8が上昇する。
前記構成のものにあっては、前述したように通常の植付作業時においては地面からの押圧力によって付勢手段79は伸びず揺動アーム72と連動部材78とは一体的に揺動するが、エンジン7を切った状態(すなわち油圧ポンプが作動していない状態)で走行機体8を下降させた場合において、連動部材78が制御弁77側の規制によって揺動しないときには、地面側からの突き上げに対して揺動アーム71が付勢手段79の付勢力に抗して連動部材78に対して相対的に上方に揺動する。このとき、インナケーブル80Aが係止部82の挿通孔に長さ方向移動自在であるので、係止部82がインナケーブル80Aに対してその長さ方向に沿って移動し、揺動アーム71の揺動を許容する。
そして、この揺動アーム71の揺動によって、制御弁77の回転スプール89、ピン84,88a、支軸86等の破損防止が図られている。
また、前記構成のものにあっては、接地部材高さ調整レバー101乃至揺動アーム72が、係止部材33を介して植付深さ調整レバー31に連動連結されているので、一本の植付深さ調整レバー31を揺動操作することによって、覆土部材15の可動フレーム12Bに対する相対高さを変更できると同時に、接地部材71を走行機体8に対して高さ変更することができ、植付深さを変更する場合に接地部材71を覆土部材15に対応させて上下調整するような面倒が不要になり、一本の植付深さ調整レバー31により植付体13による植え付け深さを簡単に調整することができる。しかも、接地部材高さ調整レバー101を揺動操作することによって、接地部材71を走行機体8に対して覆土部材15とは別個に高さ変更調整することができ、接地部材高さ調整レバー101の操作によって、接地部材71と覆土部材15とを相対的に上下調整することも簡単になし得る。このため、接地部材71と覆土部材15の位相をワンタッチでずらしてセットすることができるため、色々な条件に対応することができ、非常に便利である。
図7及び図8は移植機の移植高さ調整機構部分の他の構成を例示するもので、前記植付深さ調整レバー31、ボーデンケーブル80及びL字状の連動部材78が省略され、連動部材78に代えて揺動アーム72と昇降バルブアーム85とを連結する上下方向の連動部材121が設けられている。この連動部材121の上端部は昇降バルブアーム85の下端部に左右軸廻りに揺動自在に連結され、連結部材121の下端部に上下方向の長孔122が形成され、この長孔122に揺動アーム72に突設した係合ピン123が上下摺動自在に嵌合され、これにより、植付作業時において接地部材71が所定範囲内で上下動しても、係合ピン123が長孔122内を相対的に摺動して、接地部材71の上下動に連動して昇降バルブアーム85が動かないように構成されている。また、係止アーム部76のバネ掛け部76aと走行機体8側との間にコイルバネ125が介装されて、コイルバネ125により揺動アーム72及び接地部材71が接地方向に付勢されている。
また、被連結板98に前記長孔99に代えて丸孔127が形成され、連動ロッド96と連結板95とは、該連結板95のピン97が、被連結板98の丸孔127に前後方向摺動不能に嵌合されることで連動連結されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
而して、可動フレーム12Bが所定範囲内で上下揺動したときに、可動フレーム12Bの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させ、可動フレーム12Bが所定以上に下降揺動したときに、揺動アーム71の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させるようになっており、これによって、植付作業時において接地部材71が上下動しても、係合ピン123が長孔122内を相対的に摺動し、該接地部材71の上下動が許容されて、覆土部材15で畝高さを感知し、可動フレーム12Bの上限近くで走行機体8が上昇し、可動フレーム12Bの下限近くで走行機体8が下降する。中間位置では、畝Rの凹凸に対し、可動フレーム12Bの揺動で追随し、畝の最初は整地部材71で走行機体8の高さを保持するので、畝の最初から植え付けが可能である。また、1本の植付深さ調整レバー31で植付体13による植付け深さを調整することができ、便利である。接地部材71よりも植付体13に近い覆土部材15で、畝の高さ変化を感知するので、畝の凹凸に対し敏感に反応して、植付体13による植付け深さをより精度よく一定に保持することができる。また、畝の最初は、接地部材71で走行機体8の高さを保持することができ、畝の最初から植え付けすることが可能である。
なお、前記実施の形態では、揺動アーム71が所定範囲内で上下揺動したときに、揺動アーム71の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させ、揺動アーム71が所定以上に下降揺動したときに、可動フレーム12Bの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させるようにしているが、これに代え、前記図7及び図8に示す移植機の例と同様に、可動フレーム12Bが所定範囲内で上下揺動したときに、可動フレーム12Bの上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させ、可動フレーム12Bが所定以上に下降揺動したときに、揺動アーム71の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体13の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体8を昇降させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示す移植機の側面図である。 同移植機の走行機体の平面図である。 同移植機の昇降機構及び畝高さ検出機構部分の側面図である。 同移植機の畝高さ検出機構部分の側面図である。 同植付深さ調整レバー及び接地部材高さ調整レバー部分の平面図である。 同移植機の昇降機構部分の側面図である。 他の実施形態を示す昇降機構及び畝高さ検出機構部分の側面図である。 同昇降バルブアーム部分の側面図である。
符号の説明
8 走行機体
10 前輪
11 後輪
12B 可動フレーム
13 植付体
15 覆土部材(覆土ローラ)
28 覆土フレーム
31 植付深さ調整レバー
33 係止部材
71 接地部材(整地ローラ)
72 揺動アーム
101 接地部材高さ調整レバー
103 支持軸

Claims (5)

  1. 走行機体(8)が車輪(10,11)によって昇降可能に支持され、この走行機体(8)に上下揺動自在に枢支された揺動アーム(72)に、畝上面に接地して追従する接地部材(71)が取り付けられ、前記走行機体(8)に、上下揺動するように前部が枢着されると共に後部が畝上面を転動する覆土部材(15)によって支持された可動フレーム(12B)が設けられ、可動フレーム(12B)に植付体(13)が支持され、前記揺動アーム(72)又は可動フレーム(12B)の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体(13)の植付深さを所定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体(8)を昇降すると共に、植付体(13)の植付深さを変更可能とすべく、覆土部材(15)の可動フレーム(12B)に対する相対高さを変更調整する植付深さ調整レバー(31)が設けられた移植機において、
    前記植付深さ調整レバー(31)による覆土部材(15)の可動フレーム(12B)に対する相対高さの変更に連動して前記接地部材(71)が走行機体(8)に対して高さ変更するように、揺動アーム(72)が植付深さ調整レバー(31)に連動連結され、覆土部材(15)とは別個に接地部材(71)を走行機体(8)に対して高さ調整する接地部材高さ調整レバー(101)が設けられていることを特徴とする移植機。
  2. 植付深さ調整レバー(31)と接地部材高さ調整レバー(101)とが、同一の支持軸(103)廻りに揺動自在に支持され、植付深さ調整レバー(31)の支持軸(103)廻りの揺動により覆土部材(15)が可動フレーム(12B)に対して相対高さを変更するように、植付深さ調整レバー(31)が覆土部材(15)に連結され、接地部材高さ調整レバー(101)の支持軸(103)廻りの揺動により揺動アーム(72)が上下揺動するように、接地部材高さ調整レバー(101)が揺動アーム(72)に連結され、接地部材高さ調整レバー(101)を支持軸(103)廻りの複数段の位置に係止固定する係止部材(33)が、支持軸(103)廻りに揺動自在に支持されると共に、植付深さ調整レバー(31)と共に支持軸(103)廻りに揺動するように植付深さ調整レバー(31)に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 可動フレーム(12B)に覆土フレーム(28)が上下揺動自在に支持され、覆土部材(15)が覆土フレーム(28)の遊端側に支持され、植付深さ調整レバー(31)の前記支持軸(103)廻りの揺動により、覆土フレーム(28)が上下揺動するように、植付深さ調整レバー(31)と覆土フレーム(28)の遊端側とが前記係止部材(33)を介して連結されていることを特徴とする請求項2に記載の移植機。
  4. 揺動アーム(71)が所定範囲内で上下揺動したときに、揺動アーム(71)の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体(13)の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体(8)を昇降させ、揺動アーム(71)が所定以上に下降揺動したときに、可動フレーム(12B)の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体(13)の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体(8)を昇降させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の移植機。
  5. 可動フレーム(12B)が所定範囲内で上下揺動したときに、可動フレーム(12B)の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体(13)の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体(8)を昇降させ、可動フレーム(12B)が所定以上に下降揺動したときに、揺動アーム(71)の上下揺動によって畝の高さ変化を検出して、植付体(13)の植付深さを一定に保持すべく畝の高さ変化に対応して走行機体(8)を昇降させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の移植機。
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