JPH104728A - 移植機の畝高さ検知装置 - Google Patents
移植機の畝高さ検知装置Info
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- JPH104728A JPH104728A JP16625596A JP16625596A JPH104728A JP H104728 A JPH104728 A JP H104728A JP 16625596 A JP16625596 A JP 16625596A JP 16625596 A JP16625596 A JP 16625596A JP H104728 A JPH104728 A JP H104728A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン、ミッションケース等からなる走行
機体に上下揺動自在に支持された揺動アームに、畝上面
を転動して追従する接地ローラを取り付けると共に、揺
動アームを走行機体を昇降させる油圧シリンダを制御す
る制御弁に連動連結し、畝上面の高さ変化に応じて走行
機体を昇降させるようにした移植機において、接地ロー
ラに地面からの過大な力が作用した場合に、揺動アーム
の揺動に連動する部品の損傷を防止する。 【解決手段】 揺動アーム48を、接地ローラ47に地
面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支点49と
接地ローラ47との間で屈曲するように構成する。
機体に上下揺動自在に支持された揺動アームに、畝上面
を転動して追従する接地ローラを取り付けると共に、揺
動アームを走行機体を昇降させる油圧シリンダを制御す
る制御弁に連動連結し、畝上面の高さ変化に応じて走行
機体を昇降させるようにした移植機において、接地ロー
ラに地面からの過大な力が作用した場合に、揺動アーム
の揺動に連動する部品の損傷を防止する。 【解決手段】 揺動アーム48を、接地ローラ47に地
面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支点49と
接地ローラ47との間で屈曲するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は畝を跨いで走行しな
がら野菜等の苗を畝に移植する移植機の畝高さ検知装置
に関するものである。
がら野菜等の苗を畝に移植する移植機の畝高さ検知装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜等のポット苗を移植する畑地用の移
植機には、畝を跨いで走行する走行体を備えると共に、
この走行体の後方に移植装置を設け、畝に沿って走行し
ながら苗を畝に植え付けるようにしたものがある(例え
ば、特開平5−6号公報)。この移植機では、走行体
は、エンジン,ミッションケース等からなる走行機体を
その左右両側に配置した前後輪によって昇降自在に支持
してなり、前記走行機体に取り付けられたフレームに昇
降自在に植付体を支持し、この植付体を畝に突入させて
植付体内部に保持させた苗を畝に植え付けるようにする
と共に、畝の高さを検出して走行機体を昇降させること
によって、植付体を該畝高さに対応して昇降させるよう
にしたものがある。
植機には、畝を跨いで走行する走行体を備えると共に、
この走行体の後方に移植装置を設け、畝に沿って走行し
ながら苗を畝に植え付けるようにしたものがある(例え
ば、特開平5−6号公報)。この移植機では、走行体
は、エンジン,ミッションケース等からなる走行機体を
その左右両側に配置した前後輪によって昇降自在に支持
してなり、前記走行機体に取り付けられたフレームに昇
降自在に植付体を支持し、この植付体を畝に突入させて
植付体内部に保持させた苗を畝に植え付けるようにする
と共に、畝の高さを検出して走行機体を昇降させること
によって、植付体を該畝高さに対応して昇降させるよう
にしたものがある。
【0003】前記走行機体は、油圧シリンダからなる昇
降シリンダによって左右の後輪を、走行機体に対して相
対的に上下動させることによって、昇降するように構成
されている。また、畝高さを検出する装置は、走行機体
に左右軸廻りに揺動自在に支持された揺動アームに、畝
上面に接地する接地ローラを取り付けて構成され、その
揺動アームの揺動によって畝高さを検出するようにして
いる。
降シリンダによって左右の後輪を、走行機体に対して相
対的に上下動させることによって、昇降するように構成
されている。また、畝高さを検出する装置は、走行機体
に左右軸廻りに揺動自在に支持された揺動アームに、畝
上面に接地する接地ローラを取り付けて構成され、その
揺動アームの揺動によって畝高さを検出するようにして
いる。
【0004】そして、前記揺動アームを昇降シリンダを
昇降制御する制御弁のスプールに連動連結している。
昇降制御する制御弁のスプールに連動連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記移植機にあって
は、畝に入るときには走行機体を最上位置まで上昇さ
せ、畝に入った後に走行機体を下降させ、接地ローラが
畝上面に接地して制御弁のスプールを中立位置に戻した
時点で走行機体の下降を停止させ、その後は、昇降シリ
ンダによって畝高さに応じて走行機体が昇降制御される
ようにしているが、エンジンを止めた状態で走行機体を
下降させた場合には、油圧ポンプは作動していないの
で、接地ローラが地面に接地して制御弁のスプールを中
立位置に戻した後もさらに走行機体は下降し、揺動アー
ムが上昇限までくると接地ローラが地面から過大な力に
よって押圧され、昇降シリンダの制御弁と揺動アームと
を連動連結する連動機構の部品が破損する惧れがある。
は、畝に入るときには走行機体を最上位置まで上昇さ
せ、畝に入った後に走行機体を下降させ、接地ローラが
畝上面に接地して制御弁のスプールを中立位置に戻した
時点で走行機体の下降を停止させ、その後は、昇降シリ
ンダによって畝高さに応じて走行機体が昇降制御される
ようにしているが、エンジンを止めた状態で走行機体を
下降させた場合には、油圧ポンプは作動していないの
で、接地ローラが地面に接地して制御弁のスプールを中
立位置に戻した後もさらに走行機体は下降し、揺動アー
ムが上昇限までくると接地ローラが地面から過大な力に
よって押圧され、昇降シリンダの制御弁と揺動アームと
を連動連結する連動機構の部品が破損する惧れがある。
【0006】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、
接地ローラに地面から過大な力が作用した場合に、前記
部品の破損を防止することを考慮することを目的とす
る。
接地ローラに地面から過大な力が作用した場合に、前記
部品の破損を防止することを考慮することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行機体をその左右両
側に配置した車輪によって昇降可能に支持してなる走行
体を備え、この走行体を畝に沿って走行させながら前記
走行機体の後方に設けた植付体によって苗を畝に植え付
けるようにすると共に、走行機体に上下揺動自在に支持
された揺動アームに、畝上面に接地して追従する接地部
材を取り付け、該揺動アームの揺動によって畝の高さの
変化を検出して走行機体を該畝高さに対応して昇降させ
るようにした移植機において、前記揺動アームを、接地
部材に地面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支
点と接地部材との間で屈曲するように構成したことを特
徴とする。
するために講じた技術的手段は、走行機体をその左右両
側に配置した車輪によって昇降可能に支持してなる走行
体を備え、この走行体を畝に沿って走行させながら前記
走行機体の後方に設けた植付体によって苗を畝に植え付
けるようにすると共に、走行機体に上下揺動自在に支持
された揺動アームに、畝上面に接地して追従する接地部
材を取り付け、該揺動アームの揺動によって畝の高さの
変化を検出して走行機体を該畝高さに対応して昇降させ
るようにした移植機において、前記揺動アームを、接地
部材に地面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支
点と接地部材との間で屈曲するように構成したことを特
徴とする。
【0008】また、揺動アームを屈曲・伸張自在に構成
すると共に、伸張するようにバネで付勢するのがよい。
すると共に、伸張するようにバネで付勢するのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図5は野菜等の苗を畝に移植する
移植機1を示し、同図において、野菜移植機1は、走行
体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4を有する
歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しな
がら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔をおいて自動
的に植付けるものである。
に基づいて説明する。図5は野菜等の苗を畝に移植する
移植機1を示し、同図において、野菜移植機1は、走行
体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4を有する
歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しな
がら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔をおいて自動
的に植付けるものである。
【0010】なお、移植機1の進行方向を前後方向とい
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
体2は、ミッションケース5の前部に架台6を前方突出
状に取付固定すると共に、この架台6上にエンジン7等
を搭載して主構成された走行機体8を有すると共に、こ
の走行機体8を左右両側に備えた前輪10および後輪1
1によって走行可能に支持してなる。
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
体2は、ミッションケース5の前部に架台6を前方突出
状に取付固定すると共に、この架台6上にエンジン7等
を搭載して主構成された走行機体8を有すると共に、こ
の走行機体8を左右両側に備えた前輪10および後輪1
1によって走行可能に支持してなる。
【0011】移植装置3は、走行機体8の後方に装着さ
れた移植フレーム12に設けられており、苗を畝Rに植
え付ける植付体13と、この植付体13に苗を供給する
苗供給装置14と、植え付けた苗の根本を覆土・鎮圧す
る覆土輪15と、畝Rを被覆するマルチフィルムに植付
用の穴を形成する穿孔手段16とを備えて主構成されて
いる。
れた移植フレーム12に設けられており、苗を畝Rに植
え付ける植付体13と、この植付体13に苗を供給する
苗供給装置14と、植え付けた苗の根本を覆土・鎮圧す
る覆土輪15と、畝Rを被覆するマルチフィルムに植付
用の穴を形成する穿孔手段16とを備えて主構成されて
いる。
【0012】移植フレーム12は、前部がミッションケ
ース5に取付固定された固定フレーム12Aと、前部が
ミッションケース5に左右軸廻りに回動自在に枢着され
た可動フレーム12Bとから構成され、固定フレーム1
2A上に苗供給装置14が設けられると共に、固定フレ
ーム12Aの後端部に操縦ハンドル4が取付けられ、可
動フレーム12Bに植付体13、覆土輪15および穿孔
手段16が支持されている。
ース5に取付固定された固定フレーム12Aと、前部が
ミッションケース5に左右軸廻りに回動自在に枢着され
た可動フレーム12Bとから構成され、固定フレーム1
2A上に苗供給装置14が設けられると共に、固定フレ
ーム12Aの後端部に操縦ハンドル4が取付けられ、可
動フレーム12Bに植付体13、覆土輪15および穿孔
手段16が支持されている。
【0013】植付体13は、揺動リンク機構によって前
後移動しながら昇降するように支持されていてその軌跡
の上部で苗が落下供給されると共に、下部にくちばし状
の開閉自在なオープナを備えており、軌跡の下端側にて
畝Rに突入したときにオープナが前後に開き、畝Rに植
付穴を形成すると共に、該植付穴に植付体13内に保持
した苗を植付け得るようになっている。
後移動しながら昇降するように支持されていてその軌跡
の上部で苗が落下供給されると共に、下部にくちばし状
の開閉自在なオープナを備えており、軌跡の下端側にて
畝Rに突入したときにオープナが前後に開き、畝Rに植
付穴を形成すると共に、該植付穴に植付体13内に保持
した苗を植付け得るようになっている。
【0014】苗供給装置14は、多数のソイルブロック
苗を縦横に収容した苗トレイ17を横送りすべく左右方
向に間欠移動する苗載せ台18と、この苗載せ台18の
前方側に配置されていて苗トレイ17から苗を一つずつ
取出して植付体13へと搬送する苗分送装置19とから
構成されている。なお、苗載せ台18には横1列の苗が
取り出された後苗トレイ17をポット部の1ピッチ分縦
送りする縦送り機構が備えられている。
苗を縦横に収容した苗トレイ17を横送りすべく左右方
向に間欠移動する苗載せ台18と、この苗載せ台18の
前方側に配置されていて苗トレイ17から苗を一つずつ
取出して植付体13へと搬送する苗分送装置19とから
構成されている。なお、苗載せ台18には横1列の苗が
取り出された後苗トレイ17をポット部の1ピッチ分縦
送りする縦送り機構が備えられている。
【0015】覆土輪15は、植付体13の後方側に苗植
付部分を挟むように左右一対配置され、畝Rの上面を転
動し、可動フレーム12Bの後部を支持すると共に、苗
の根本部分の土を左右両側から押圧して土寄せと同時に
鎮圧する。なお、覆土輪15は可動フレーム12Bに支
持機構20によって、可動フレーム12Bとの上下方向
の間隔が調節できるように支持されており、該間隔を調
節することによって植付体13の畝Rへの突入深さ(す
なわち植付深さ)が調節可能とされている。
付部分を挟むように左右一対配置され、畝Rの上面を転
動し、可動フレーム12Bの後部を支持すると共に、苗
の根本部分の土を左右両側から押圧して土寄せと同時に
鎮圧する。なお、覆土輪15は可動フレーム12Bに支
持機構20によって、可動フレーム12Bとの上下方向
の間隔が調節できるように支持されており、該間隔を調
節することによって植付体13の畝Rへの突入深さ(す
なわち植付深さ)が調節可能とされている。
【0016】穿孔手段16は、平行リンクによって植付
体13の揺動リンク機構に連動して昇降するように支持
され、穿孔手段13が下降した際に、その下端部に設け
た加熱体をマルチフィルムに押し当てることで、マルチ
フィルムに植付用の穴を形成するようになっている。図
5および図6に示すように、架台6の前部には、バッテ
リを搭載する支持枠21が取付固定され、この支持枠2
1の下部には左右方向の軸心を有する支持筒22が固定
され、この支持筒22には左右一対の前輪支軸23の左
右方向内端側が左右軸廻りに回動自在に挿通されおり、
左右各前輪支軸23の左右方向外端側には取付筒24が
外嵌されている。
体13の揺動リンク機構に連動して昇降するように支持
され、穿孔手段13が下降した際に、その下端部に設け
た加熱体をマルチフィルムに押し当てることで、マルチ
フィルムに植付用の穴を形成するようになっている。図
5および図6に示すように、架台6の前部には、バッテ
リを搭載する支持枠21が取付固定され、この支持枠2
1の下部には左右方向の軸心を有する支持筒22が固定
され、この支持筒22には左右一対の前輪支軸23の左
右方向内端側が左右軸廻りに回動自在に挿通されおり、
左右各前輪支軸23の左右方向外端側には取付筒24が
外嵌されている。
【0017】左右各取付筒24には前輪支持アーム25
の上端側が連結固定され、各前輪支持アーム25の下端
側に前輪10が車軸を介して左右軸廻りに回転自在に取
付けられている。前記左右前輪支軸23の外端側と取付
筒24とは、断面六角形状に形成されていて一体回動す
るように構成されており、左右の前輪10が前輪支軸2
3廻りに上下揺動自在とされている。
の上端側が連結固定され、各前輪支持アーム25の下端
側に前輪10が車軸を介して左右軸廻りに回転自在に取
付けられている。前記左右前輪支軸23の外端側と取付
筒24とは、断面六角形状に形成されていて一体回動す
るように構成されており、左右の前輪10が前輪支軸2
3廻りに上下揺動自在とされている。
【0018】なお、左右前輪支軸23の外端側と取付筒
24とは、両者を貫通するピンによって固定され、左右
前輪支軸23の外端側に形成されるピンの挿通孔は軸心
方向に複数形成されていて、前輪10の左右位置が位置
調節可能(すなわち前輪10の輪距調節が可能)とされ
ている。前記エンジン7の回転動力はミッションケース
5内の動力伝達装置に入力され、ミッションケース5の
左右に突出する出力軸29から走行系動力が出力され
る。なお、ミッションケース5からは、PTOクラッチ
によって動力が断接自在なPTO系動力が出力されるP
TO軸が突出され、このPTO軸から移植装置3の各駆
動部に動力が伝達されるように構成されている。
24とは、両者を貫通するピンによって固定され、左右
前輪支軸23の外端側に形成されるピンの挿通孔は軸心
方向に複数形成されていて、前輪10の左右位置が位置
調節可能(すなわち前輪10の輪距調節が可能)とされ
ている。前記エンジン7の回転動力はミッションケース
5内の動力伝達装置に入力され、ミッションケース5の
左右に突出する出力軸29から走行系動力が出力され
る。なお、ミッションケース5からは、PTOクラッチ
によって動力が断接自在なPTO系動力が出力されるP
TO軸が突出され、このPTO軸から移植装置3の各駆
動部に動力が伝達されるように構成されている。
【0019】前記ミッションケース5の左右両側には、
下部に後輪11を支持した伝動ケース31の上部が前記
出力軸29廻りに回動自在に支持されている。この、伝
動ケース31内には、チェーン巻掛け伝動機構32が設
けられていて、出力軸29から車軸33に動力が伝達さ
れ、エンジン7の動力により後輪11が回転駆動される
ように構成されている。
下部に後輪11を支持した伝動ケース31の上部が前記
出力軸29廻りに回動自在に支持されている。この、伝
動ケース31内には、チェーン巻掛け伝動機構32が設
けられていて、出力軸29から車軸33に動力が伝達さ
れ、エンジン7の動力により後輪11が回転駆動される
ように構成されている。
【0020】なお、左右の伝動ケース31はそれぞれ独
立して左右方向2位置に位置変更自在とされており、伝
動ケース31を左右移動させることによって後輪11の
輪距調節が可能とされており、全面マルチ畝と露地高畝
との畝幅の違い(広狭)に対応できるようになってい
る。また、図例では、右側の前後輪10,11が、伝動
ケース31を広幅位置にしたときの位置とされ、左側の
前後輪10,11が、伝動ケース31を狭幅位置にした
ときの位置とされているが、通常の使用時は、左右とも
広幅位置かあるいは狭幅位置とされる。
立して左右方向2位置に位置変更自在とされており、伝
動ケース31を左右移動させることによって後輪11の
輪距調節が可能とされており、全面マルチ畝と露地高畝
との畝幅の違い(広狭)に対応できるようになってい
る。また、図例では、右側の前後輪10,11が、伝動
ケース31を広幅位置にしたときの位置とされ、左側の
前後輪10,11が、伝動ケース31を狭幅位置にした
ときの位置とされているが、通常の使用時は、左右とも
広幅位置かあるいは狭幅位置とされる。
【0021】また、左右後輪11は車軸33にピンによ
って固定され、車軸33に形成されるピン挿通孔は軸心
方向に複数形成されており、これによっても後輪11の
左右位置が調節可能とされている。図5,図6および図
7に示すように、架台6の前後中間部には、左右方向に
配置されたモンロー軸35が軸受体36を介して左右軸
廻りに回動自在で且つ前後移動自在に支持され、このモ
ンロー軸35の左右方向中間部前方には、油圧シリンダ
からなる昇降シリンダ37が配置されて架台6に固定さ
れている。この昇降シリンダ37のピストンロッド37
Aはモンロー軸35に、該軸35に相対回動自在に外嵌
される筒体等を介して連結され、このピストンロッド3
7Aの出退によってモンロー軸35が前後に移動可能と
されている。
って固定され、車軸33に形成されるピン挿通孔は軸心
方向に複数形成されており、これによっても後輪11の
左右位置が調節可能とされている。図5,図6および図
7に示すように、架台6の前後中間部には、左右方向に
配置されたモンロー軸35が軸受体36を介して左右軸
廻りに回動自在で且つ前後移動自在に支持され、このモ
ンロー軸35の左右方向中間部前方には、油圧シリンダ
からなる昇降シリンダ37が配置されて架台6に固定さ
れている。この昇降シリンダ37のピストンロッド37
Aはモンロー軸35に、該軸35に相対回動自在に外嵌
される筒体等を介して連結され、このピストンロッド3
7Aの出退によってモンロー軸35が前後に移動可能と
されている。
【0022】なお、モンロー軸35は架台6に対して固
定手段によって固定できるようになっている。モンロー
軸35の左右両側にはブラケット38L,38Rが固定
され、左右各前輪支軸23には前側連結ブラケット39
L,39Rが固定され、左右各伝動ケース31には後側
連結ブラケット40L,40Rが固定され、右側のブラ
ケット38Rは下方側に突出状とされ、左側のブラケッ
ト38Lおよび前後の連結ブラケット39L,39R,
40L,40Rは上方側に突出状とされている。
定手段によって固定できるようになっている。モンロー
軸35の左右両側にはブラケット38L,38Rが固定
され、左右各前輪支軸23には前側連結ブラケット39
L,39Rが固定され、左右各伝動ケース31には後側
連結ブラケット40L,40Rが固定され、右側のブラ
ケット38Rは下方側に突出状とされ、左側のブラケッ
ト38Lおよび前後の連結ブラケット39L,39R,
40L,40Rは上方側に突出状とされている。
【0023】ブラケット38L,38Rと、後側連結ブ
ラケット40L,40Rとは連結リンク41によって連
結され、前側連結ブラケット39L,39Rと後側連結
ブラケット40L,40Rとは連結ロッド42によって
連結されている。なお、伝動ケース31の左右位置調節
に対応できるように、ブラケット38L,38R及び前
側連結ブラケット39L,39Rの連結部は左右一対設
けられている。
ラケット40L,40Rとは連結リンク41によって連
結され、前側連結ブラケット39L,39Rと後側連結
ブラケット40L,40Rとは連結ロッド42によって
連結されている。なお、伝動ケース31の左右位置調節
に対応できるように、ブラケット38L,38R及び前
側連結ブラケット39L,39Rの連結部は左右一対設
けられている。
【0024】そして、前記昇降シリンダ37のピストン
ロッド37Aを出退させることによって、左右の連結リ
ンク41が前後に押引きされて後側連結ブラケット40
L,40Rを介して伝動ケース31が走行機体8に対し
て相対的に上下揺動すると共に、連結ロッド42が前後
に押引きされて前連結ブラケット39L,39R、前輪
支軸23および取付筒24を介して前輪支持アーム25
が走行機体8に対して相対的に上下揺動し、これによっ
て、左右の前後輪10,11が四輪同時に走行機体8に
対して相対的に昇降し且つ前後輪10,11が接地して
いることから必然的に走行機体8が畝Rに対して昇降
し、畝R上面の高さの変化に追従させて移植装置3を昇
降させることができるようになっている。
ロッド37Aを出退させることによって、左右の連結リ
ンク41が前後に押引きされて後側連結ブラケット40
L,40Rを介して伝動ケース31が走行機体8に対し
て相対的に上下揺動すると共に、連結ロッド42が前後
に押引きされて前連結ブラケット39L,39R、前輪
支軸23および取付筒24を介して前輪支持アーム25
が走行機体8に対して相対的に上下揺動し、これによっ
て、左右の前後輪10,11が四輪同時に走行機体8に
対して相対的に昇降し且つ前後輪10,11が接地して
いることから必然的に走行機体8が畝Rに対して昇降
し、畝R上面の高さの変化に追従させて移植装置3を昇
降させることができるようになっている。
【0025】また、架台6には油圧シリンダからなるモ
ンローシリンダ43がモンロー軸35と同行移動するよ
うに取り付けられ、このモンローシリンダ43のピスト
ンロッド43Aはモンロー軸35に固定のブラケット4
4に枢着されている。したがって、モンローシリンダ4
3のピストンロッド43Aを出退させることによって、
モンロー軸35が左右軸廻りに回動し、左右一方の連結
リンク41が前方に引動される共に左右一方の連結ロッ
ド42が前方に押動され、左右他方の連結リンク41が
後方に押動される共に左右他方の連結ロッド42が後方
に引動され、これによって、傾斜地においても走行機体
8および移植装置3を水平状態に維持させることができ
るようになっている。
ンローシリンダ43がモンロー軸35と同行移動するよ
うに取り付けられ、このモンローシリンダ43のピスト
ンロッド43Aはモンロー軸35に固定のブラケット4
4に枢着されている。したがって、モンローシリンダ4
3のピストンロッド43Aを出退させることによって、
モンロー軸35が左右軸廻りに回動し、左右一方の連結
リンク41が前方に引動される共に左右一方の連結ロッ
ド42が前方に押動され、左右他方の連結リンク41が
後方に押動される共に左右他方の連結ロッド42が後方
に引動され、これによって、傾斜地においても走行機体
8および移植装置3を水平状態に維持させることができ
るようになっている。
【0026】ミッションケース5上には、昇降シリンダ
37を制御する昇降用制御弁45が固定され、この制御
弁45の上方にはモンローシリンダ43を制御するモン
ロー用制御弁46が配置されている。図1及び図5に示
すように、ミッションケース5の後部側下方で且つ植付
体13の前方には、畝Rの上面を転動する接地ローラ
(接地部材)47が配置されており、この接地ローラ4
7は畝R上面を鎮圧する鎮圧輪を兼ねている。この接地
ローラ47の左右両側には揺動アーム48が前後方向に
配置されている。この揺動アーム48は、前部が該アー
ム48を貫通してミッションケース5に螺合される支軸
49によって左右軸廻りに揺動自在に支持されると共
に、その後部に枢軸50を介して接地ローラ47が左右
軸廻りに回転自在に取付けられており、接地ローラ47
が畝上面の高さ変化に追従することにより、揺動アーム
48が支軸49廻りに揺動して畝Rの高さ変化を検出す
る。
37を制御する昇降用制御弁45が固定され、この制御
弁45の上方にはモンローシリンダ43を制御するモン
ロー用制御弁46が配置されている。図1及び図5に示
すように、ミッションケース5の後部側下方で且つ植付
体13の前方には、畝Rの上面を転動する接地ローラ
(接地部材)47が配置されており、この接地ローラ4
7は畝R上面を鎮圧する鎮圧輪を兼ねている。この接地
ローラ47の左右両側には揺動アーム48が前後方向に
配置されている。この揺動アーム48は、前部が該アー
ム48を貫通してミッションケース5に螺合される支軸
49によって左右軸廻りに揺動自在に支持されると共
に、その後部に枢軸50を介して接地ローラ47が左右
軸廻りに回転自在に取付けられており、接地ローラ47
が畝上面の高さ変化に追従することにより、揺動アーム
48が支軸49廻りに揺動して畝Rの高さ変化を検出す
る。
【0027】左右の揺動アーム48はその前部にボルト
によって固定された連結板51によって相互に連結さ
れ、この連結板51の左端部には、取付板52が固着さ
れ、この取付板52の前部には上下方向に配置された連
動アーム53の下端側が取付固定されている。連動アー
ム53の上部には該アーム53の円弧状の長孔54が形
成され、この長孔54にはピン55が摺動自在に嵌合さ
れ、このピン55は側面視く字形の操作アーム56の一
端部に枢結されている。この操作アーム56の中途部は
前記昇降用制御弁45のボディに支軸57を介して左右
方向軸心廻りに回動自在に支持され、操作アーム56の
他端側には係合溝58が形成されている。
によって固定された連結板51によって相互に連結さ
れ、この連結板51の左端部には、取付板52が固着さ
れ、この取付板52の前部には上下方向に配置された連
動アーム53の下端側が取付固定されている。連動アー
ム53の上部には該アーム53の円弧状の長孔54が形
成され、この長孔54にはピン55が摺動自在に嵌合さ
れ、このピン55は側面視く字形の操作アーム56の一
端部に枢結されている。この操作アーム56の中途部は
前記昇降用制御弁45のボディに支軸57を介して左右
方向軸心廻りに回動自在に支持され、操作アーム56の
他端側には係合溝58が形成されている。
【0028】この操作アーム56の係合溝58には、ベ
ルクランクで構成された操作レバー59の一端側に設け
たピン60が係合しており、操作レバー59の中途部は
昇降用制御弁45の回転スプール61に取り付けられて
いる。したがって、接地ローラ47が下がると、揺動ア
ーム48および連動アーム53が支軸49廻りに図2の
時計方向に揺動して操作アーム56が支軸57廻りに図
2の反時計方向に回動し、これによって操作レバー59
の一端部が引上げられて昇降用制御弁45の回転スプー
ル61が走行機体8を下降させる方向に操作されて、昇
降シリンダ37のピストンロッド37Aが退避方向に作
動し、回転スプール61が中立位置に戻るまで走行機体
8が下降する。
ルクランクで構成された操作レバー59の一端側に設け
たピン60が係合しており、操作レバー59の中途部は
昇降用制御弁45の回転スプール61に取り付けられて
いる。したがって、接地ローラ47が下がると、揺動ア
ーム48および連動アーム53が支軸49廻りに図2の
時計方向に揺動して操作アーム56が支軸57廻りに図
2の反時計方向に回動し、これによって操作レバー59
の一端部が引上げられて昇降用制御弁45の回転スプー
ル61が走行機体8を下降させる方向に操作されて、昇
降シリンダ37のピストンロッド37Aが退避方向に作
動し、回転スプール61が中立位置に戻るまで走行機体
8が下降する。
【0029】また、接地ローラ47が上がると、揺動ア
ーム48および連動アーム53が支軸49廻りに図2の
反時計方向に回動して操作アーム56が支軸57廻りに
図2の時計方向に回動し、これによって操作レバー59
の一端部が引下げられて昇降用制御弁45の回転スプー
ル61が走行機体8を上昇させる方向に操作されて、昇
降シリンダ37のピストンロッド37Aが突出方向に作
動し、回転スプール61が中立位置に戻るまで走行機体
8が上昇する。
ーム48および連動アーム53が支軸49廻りに図2の
反時計方向に回動して操作アーム56が支軸57廻りに
図2の時計方向に回動し、これによって操作レバー59
の一端部が引下げられて昇降用制御弁45の回転スプー
ル61が走行機体8を上昇させる方向に操作されて、昇
降シリンダ37のピストンロッド37Aが突出方向に作
動し、回転スプール61が中立位置に戻るまで走行機体
8が上昇する。
【0030】前記長孔54の円弧形状は、揺動アーム4
8の支軸49廻りの揺動動作に対して、操作アーム56
の支軸57廻りの揺動動作が比例するような半径の円弧
に形成され、畝高さの変化を昇降用制御弁45に正確に
伝達する。この長孔54の半径は、キャドによるシミュ
レーションによって模擬的に、あるいは計算等によって
求められる。
8の支軸49廻りの揺動動作に対して、操作アーム56
の支軸57廻りの揺動動作が比例するような半径の円弧
に形成され、畝高さの変化を昇降用制御弁45に正確に
伝達する。この長孔54の半径は、キャドによるシミュ
レーションによって模擬的に、あるいは計算等によって
求められる。
【0031】操作レバー59の他端側には引張りバネか
らなる感度スプリング62の一端側が掛止され、感度ス
プリング62の他端側は固定フレーム12A側に取付固
定された掛止部材63に掛止されていて、感度スプリン
グ62の掛止部材63への掛止位置を掛け変えることに
よって、接地ローラ47の畝R上面に対する押付け力を
変更でき、これによって、接地ローラ47の畝R上面に
対する追随感度を調節できるようになっている。
らなる感度スプリング62の一端側が掛止され、感度ス
プリング62の他端側は固定フレーム12A側に取付固
定された掛止部材63に掛止されていて、感度スプリン
グ62の掛止部材63への掛止位置を掛け変えることに
よって、接地ローラ47の畝R上面に対する押付け力を
変更でき、これによって、接地ローラ47の畝R上面に
対する追随感度を調節できるようになっている。
【0032】前記連動アーム53は板材からなり、その
下端側は取付板52の前部に左右方向に重合されると共
に、これらが両者を貫通する上下一対のボルト64及び
それに螺合されるナットによって締結されることによっ
て、取付板52に連動アーム53の下端側が取り付けら
れている。そして、取付板52のボルト挿通孔65は支
軸49を中心とする円弧状に形成されており、連動アー
ム53,操作アーム56等に影響を与えずに、揺動アー
ム48を揺動させて、接地ローラ47の高さ調節をする
ことができるように構成されている。
下端側は取付板52の前部に左右方向に重合されると共
に、これらが両者を貫通する上下一対のボルト64及び
それに螺合されるナットによって締結されることによっ
て、取付板52に連動アーム53の下端側が取り付けら
れている。そして、取付板52のボルト挿通孔65は支
軸49を中心とする円弧状に形成されており、連動アー
ム53,操作アーム56等に影響を与えずに、揺動アー
ム48を揺動させて、接地ローラ47の高さ調節をする
ことができるように構成されている。
【0033】図1乃至図4に示すように、揺動アーム4
8は板材からなり前後の構成体48A,48Bから2部
材に分割されており、前側構成体48Aがミッションケ
ース5に枢支され、後側構成体48Bに接地ローラ47
が取り付けられている。前側構成体48Aの後部上部側
と後側構成体48Bの前部上部側とは左右方向に相互に
重合された連結片66,67とされ、これら連結片6
6,67は頭付ピン68によって左右軸廻りに回動自在
に連結されている。また、前側構成体48Aの後部下部
側と後側構成体48Bの前部下部側とは右方に折曲され
ると共に相互に接当する接当片69,70とされてい
る。さらに、前側構成体48Aの後部側と後側構成体4
8Bの前部側との下端側にはそれぞれバネ引掛片71,
72が形成され、これらバネ引掛片71,72に引張り
コイルバネ73の端部が引っ掛けられている。
8は板材からなり前後の構成体48A,48Bから2部
材に分割されており、前側構成体48Aがミッションケ
ース5に枢支され、後側構成体48Bに接地ローラ47
が取り付けられている。前側構成体48Aの後部上部側
と後側構成体48Bの前部上部側とは左右方向に相互に
重合された連結片66,67とされ、これら連結片6
6,67は頭付ピン68によって左右軸廻りに回動自在
に連結されている。また、前側構成体48Aの後部下部
側と後側構成体48Bの前部下部側とは右方に折曲され
ると共に相互に接当する接当片69,70とされてい
る。さらに、前側構成体48Aの後部側と後側構成体4
8Bの前部側との下端側にはそれぞれバネ引掛片71,
72が形成され、これらバネ引掛片71,72に引張り
コイルバネ73の端部が引っ掛けられている。
【0034】したがって、前後の構成体48A,48B
は、コイルバネ73の付勢力によって接当片69,70
同志が接当する方向に付勢され、図3に実線で示すよう
に、伸張状態とされ、地面側から接地ローラ47に過大
な力が作用した場合に、コイルバネ73の付勢力に抗し
てピン68廻りに回動して、揺動アーム48が支軸49
と接地ローラ47との間で屈曲するように構成されてい
る。
は、コイルバネ73の付勢力によって接当片69,70
同志が接当する方向に付勢され、図3に実線で示すよう
に、伸張状態とされ、地面側から接地ローラ47に過大
な力が作用した場合に、コイルバネ73の付勢力に抗し
てピン68廻りに回動して、揺動アーム48が支軸49
と接地ローラ47との間で屈曲するように構成されてい
る。
【0035】揺動アーム48は植え付け作業時における
畝上面からの押圧力では屈曲しなく、エンジン7を切っ
た状態(すなわち油圧ポンプが作動していない状態)で
走行機体8を下降させた場合、接地ローラ47が地面に
接触して上方に揺動し、揺動が止まった後に、さらに地
面側からの突き上げに対して屈曲し、円弧状のボルト挿
通孔65及びボルト64等による接地ローラ47の高さ
調節がくるったり、制御弁45の回転スプール61、ピ
ン55,60、支軸57等が破損したりするのを防止し
ている。
畝上面からの押圧力では屈曲しなく、エンジン7を切っ
た状態(すなわち油圧ポンプが作動していない状態)で
走行機体8を下降させた場合、接地ローラ47が地面に
接触して上方に揺動し、揺動が止まった後に、さらに地
面側からの突き上げに対して屈曲し、円弧状のボルト挿
通孔65及びボルト64等による接地ローラ47の高さ
調節がくるったり、制御弁45の回転スプール61、ピ
ン55,60、支軸57等が破損したりするのを防止し
ている。
【0036】なお、前後の構成体48A,48Bを弾性
体で連結し、この弾性体の弾性力によって屈曲させるよ
うにしてもよく、また、連結片66,67同志をボルト
・ナットで固定し、地面側から接地ローラ47に過大な
力が作用したときに、連結片66,67間の摩擦力に抗
して揺動アーム48が屈曲するようにしてもよい。前記
揺動アーム48の後端部には、接地ローラ47に付着す
る土を落とすスクレーパ74が設けられている。なお、
図12に示すように、接地ローラ47の外周面にスポン
ジ部材75を張りつけて土の付着を防止するようにして
もよい。
体で連結し、この弾性体の弾性力によって屈曲させるよ
うにしてもよく、また、連結片66,67同志をボルト
・ナットで固定し、地面側から接地ローラ47に過大な
力が作用したときに、連結片66,67間の摩擦力に抗
して揺動アーム48が屈曲するようにしてもよい。前記
揺動アーム48の後端部には、接地ローラ47に付着す
る土を落とすスクレーパ74が設けられている。なお、
図12に示すように、接地ローラ47の外周面にスポン
ジ部材75を張りつけて土の付着を防止するようにして
もよい。
【0037】操縦ハンドル4の把持部近傍には植付クラ
ッチを操作する植付レバー76が設けられている。この
植付レバー76は操縦ハンドル4に固定のガイド板77
に形成したガイド溝78を挿通しており、このガイド溝
78は、図11に示すように、第1のガイド溝78A
と、第1のガイド溝78Aから分岐した第2のガイド溝
78Bと、第2のガイド溝78Bから分岐した第3のガ
イド溝78Cとから構成されている。
ッチを操作する植付レバー76が設けられている。この
植付レバー76は操縦ハンドル4に固定のガイド板77
に形成したガイド溝78を挿通しており、このガイド溝
78は、図11に示すように、第1のガイド溝78A
と、第1のガイド溝78Aから分岐した第2のガイド溝
78Bと、第2のガイド溝78Bから分岐した第3のガ
イド溝78Cとから構成されている。
【0038】植付レバー76は昇降用制御弁45に連動
する連動アーム53等と連動されており、植付レバー7
6が第1のガイド溝78Aの一端側に在るときは、揺動
アーム48が引き上げられて走行機体8が上昇し、植付
レバー76を第1のガイド溝78Aの他端側にすると走
行機体8の上昇が停止すると共に走行機体8が該上昇さ
せた位置に固定され、植付レバー76を第2のガイド溝
78Bの端部に位置させると連動アーム53等との連動
が解除されて、揺動アーム48が下方に揺動して走行機
体8が下降する。このとき、油圧ポンプが作動している
と、接地ローラ47が畝R上面に接地して、昇降用制御
弁45の回転スプール61が中立位置に戻されると走行
機体8の下降は停止する。
する連動アーム53等と連動されており、植付レバー7
6が第1のガイド溝78Aの一端側に在るときは、揺動
アーム48が引き上げられて走行機体8が上昇し、植付
レバー76を第1のガイド溝78Aの他端側にすると走
行機体8の上昇が停止すると共に走行機体8が該上昇さ
せた位置に固定され、植付レバー76を第2のガイド溝
78Bの端部に位置させると連動アーム53等との連動
が解除されて、揺動アーム48が下方に揺動して走行機
体8が下降する。このとき、油圧ポンプが作動している
と、接地ローラ47が畝R上面に接地して、昇降用制御
弁45の回転スプール61が中立位置に戻されると走行
機体8の下降は停止する。
【0039】そして、植付レバー76を第3のガイド溝
78Cの端部に位置させると、PTOクラッチが接続さ
れて、植え付けが開始され、該位置から植付レバー76
を第3のガイド溝78Cの中途部に戻すとPTOクラッ
チが切断されるように構成されている。なお、植付レバ
ー76は各ガイド溝78A,78B,78Cの端部に保
持されるよう、不安定切換えバネによって付勢されてい
る。
78Cの端部に位置させると、PTOクラッチが接続さ
れて、植え付けが開始され、該位置から植付レバー76
を第3のガイド溝78Cの中途部に戻すとPTOクラッ
チが切断されるように構成されている。なお、植付レバ
ー76は各ガイド溝78A,78B,78Cの端部に保
持されるよう、不安定切換えバネによって付勢されてい
る。
【0040】図1に示すように、可動フレーム12Bと
操作アーム56とは連動機構79によって連動連結され
ている。この連動機構79は、固定フレーム12Aに枢
着されたベルクランク80と、このベルクランク80の
一端側と可動フレーム12Bとを連動連結するリンク8
1と、ベルクランク80の他端側と操作アーム56に固
定の連結板83とを連動連結する連動ロッド82とから
構成されている。
操作アーム56とは連動機構79によって連動連結され
ている。この連動機構79は、固定フレーム12Aに枢
着されたベルクランク80と、このベルクランク80の
一端側と可動フレーム12Bとを連動連結するリンク8
1と、ベルクランク80の他端側と操作アーム56に固
定の連結板83とを連動連結する連動ロッド82とから
構成されている。
【0041】連動ロッド82と連結板83とは、連結板
83に枢着されたピン84が、連動ロッド82に固定の
連結板85に形成された前後方向の長溝86に摺動自在
に嵌合されることで連動連結されている。これによっ
て、植付作業時又は植付深さ調節時において可動フレー
ム12Bが上下揺動しても、ピン84が長溝86内を相
対的に摺動し、制御弁45には影響を与えないようにな
っていると共に、畝Rの出口(植え付けている方向の端
部)付近での植付作業時にあっては、接地ローラ47が
畝Rから外れたときには、覆土輪15が走行機体8の昇
降を制御すべく畝R上面の高さを検出する検出ローラと
しての役目を果たす。
83に枢着されたピン84が、連動ロッド82に固定の
連結板85に形成された前後方向の長溝86に摺動自在
に嵌合されることで連動連結されている。これによっ
て、植付作業時又は植付深さ調節時において可動フレー
ム12Bが上下揺動しても、ピン84が長溝86内を相
対的に摺動し、制御弁45には影響を与えないようにな
っていると共に、畝Rの出口(植え付けている方向の端
部)付近での植付作業時にあっては、接地ローラ47が
畝Rから外れたときには、覆土輪15が走行機体8の昇
降を制御すべく畝R上面の高さを検出する検出ローラと
しての役目を果たす。
【0042】本実施の形態の移植機1にあっては、走行
機体8が右上がりに傾くと、左側の前後輪10,11が
下がり、右側の前後輪10,11が上がるようにモンロ
ーシリンダ43が制御されて、走行機体8が略水平状態
に保持されるように構成されている。モンローシリンダ
43を制御する制御機構87は、図8乃至図10に示す
ように、モンローシリンダ43の圧油の出入りを制御す
る前記モンロー用制御弁46と、走行機体8の傾きを検
出する振り子式の検出器88と、この検出器88と前記
制御弁46とを連動する連動機構89とから構成されて
いる。
機体8が右上がりに傾くと、左側の前後輪10,11が
下がり、右側の前後輪10,11が上がるようにモンロ
ーシリンダ43が制御されて、走行機体8が略水平状態
に保持されるように構成されている。モンローシリンダ
43を制御する制御機構87は、図8乃至図10に示す
ように、モンローシリンダ43の圧油の出入りを制御す
る前記モンロー用制御弁46と、走行機体8の傾きを検
出する振り子式の検出器88と、この検出器88と前記
制御弁46とを連動する連動機構89とから構成されて
いる。
【0043】検出器88は、ウエイト88Aと、振子板
88Bとからなり、ウエイト88Aは振子板88Bの下
部にボルト固定されている。振子板88Bの上部には筒
部材90が固定され、この筒部材90内には一対のベア
リング91が内装され、ベアリング91は架台6側に固
定された支軸92に外嵌され、これにより検出器88が
支軸92廻りに左右揺動自在とされている。
88Bとからなり、ウエイト88Aは振子板88Bの下
部にボルト固定されている。振子板88Bの上部には筒
部材90が固定され、この筒部材90内には一対のベア
リング91が内装され、ベアリング91は架台6側に固
定された支軸92に外嵌され、これにより検出器88が
支軸92廻りに左右揺動自在とされている。
【0044】連動機構89は、筒部材90から突出する
アーム93と、制御弁46の切換えスプール46aに連
動するレバー94と、アーム93とレバー94とを連動
連結する連動ロッド95とから主構成されている。連動
ロッド95の下端側はアーム93の突出端側に後方から
貫通されて抜止めされている。
アーム93と、制御弁46の切換えスプール46aに連
動するレバー94と、アーム93とレバー94とを連動
連結する連動ロッド95とから主構成されている。連動
ロッド95の下端側はアーム93の突出端側に後方から
貫通されて抜止めされている。
【0045】レバー94は、その下部後方側が、制御弁
46の前部に固定された支持部材96の左右支持壁96
a間に枢軸97を介して左右軸廻りに回動自在に支持さ
れ、レバー94の上部は左右方向のピン98を介して切
換えスプール46aに枢支連結されている。また、レバ
ー94の下部前方側には、軸99が軸心廻りに回動自在
に支持され、この軸99には連動ロッド95の上部が上
下位置調節自在に固定されている。
46の前部に固定された支持部材96の左右支持壁96
a間に枢軸97を介して左右軸廻りに回動自在に支持さ
れ、レバー94の上部は左右方向のピン98を介して切
換えスプール46aに枢支連結されている。また、レバ
ー94の下部前方側には、軸99が軸心廻りに回動自在
に支持され、この軸99には連動ロッド95の上部が上
下位置調節自在に固定されている。
【0046】したがって、走行機体8が水平状態の場合
は、切換えスプール46aが中立位置に在り、走行機体
8が左右どちらかに傾くと、ウエイト88Aおよび振子
板88Bが支軸92廻りに左右揺動してアーム93が上
下揺動し、該アーム93によって連動ロッド95が上下
に押引きされ、レバー94を介して切換えスプール46
aが引出され或いは押出されて、走行機体8を水平に戻
すようにモンローシリンダ43が制御される。
は、切換えスプール46aが中立位置に在り、走行機体
8が左右どちらかに傾くと、ウエイト88Aおよび振子
板88Bが支軸92廻りに左右揺動してアーム93が上
下揺動し、該アーム93によって連動ロッド95が上下
に押引きされ、レバー94を介して切換えスプール46
aが引出され或いは押出されて、走行機体8を水平に戻
すようにモンローシリンダ43が制御される。
【0047】前記レバー94と、連動ロッド95の下端
部との間には引張りコイルバネ100が掛装されてお
り、このコイルバネ100の付勢力によって連動機構8
9のガタをなくし、これによって、ウエイト88Aおよ
び振子板88Bの動きを忠実に制御弁46に伝達させる
ように構成されている。また、振子板88Bの背面には
掛止片101が突設され、この掛止片101と、架台6
側に固定の固定軸102との間にも引張りコイルバネ1
03が掛装されており、このコイルバネ103の付勢力
は、走行機体8が水平状態のときに、振子板88Bを鉛
直姿勢にするように作用する。
部との間には引張りコイルバネ100が掛装されてお
り、このコイルバネ100の付勢力によって連動機構8
9のガタをなくし、これによって、ウエイト88Aおよ
び振子板88Bの動きを忠実に制御弁46に伝達させる
ように構成されている。また、振子板88Bの背面には
掛止片101が突設され、この掛止片101と、架台6
側に固定の固定軸102との間にも引張りコイルバネ1
03が掛装されており、このコイルバネ103の付勢力
は、走行機体8が水平状態のときに、振子板88Bを鉛
直姿勢にするように作用する。
【0048】これは、走行機体8が水平状態に在る状態
から傾斜して検出器88が振れ、そこから検出器88が
元の位置に戻るときに、慣性により元の位置を通り過
ぎ、さらに、この通り過ぎた位置から元の位置に戻ると
きにも前記と同じように慣性により元の位置を通り過ぎ
るという現象(ハンチング)が生じるので、このハンチ
ングを前記コイルバネ103によって防止するよう考慮
したものである。
から傾斜して検出器88が振れ、そこから検出器88が
元の位置に戻るときに、慣性により元の位置を通り過
ぎ、さらに、この通り過ぎた位置から元の位置に戻ると
きにも前記と同じように慣性により元の位置を通り過ぎ
るという現象(ハンチング)が生じるので、このハンチ
ングを前記コイルバネ103によって防止するよう考慮
したものである。
【0049】したがって、コイルバネ103の付勢力
は、走行機体8の傾斜による検出器88の振れを余り阻
害しない程度に設定する必要がある。104は検出器8
8の支軸92廻りの左右揺動を規制するロックピンであ
り、架台6に回動自在に支持された回動軸105に固定
され、この回動軸105を軸心廻りに回動させることに
より、ロックピン104が振子板88Bに貫通形成され
た係合穴106下部の長溝106aに係脱自在に係合す
るように構成されている。
は、走行機体8の傾斜による検出器88の振れを余り阻
害しない程度に設定する必要がある。104は検出器8
8の支軸92廻りの左右揺動を規制するロックピンであ
り、架台6に回動自在に支持された回動軸105に固定
され、この回動軸105を軸心廻りに回動させることに
より、ロックピン104が振子板88Bに貫通形成され
た係合穴106下部の長溝106aに係脱自在に係合す
るように構成されている。
【0050】なお、回動軸105はボーデンワイヤ10
7等を介してハンドル4の把持部近傍に設けられた操作
レバーに連動連結されており、操作レバーの揺動操作に
よってロックピン104が遠隔操作できるようになって
いる。
7等を介してハンドル4の把持部近傍に設けられた操作
レバーに連動連結されており、操作レバーの揺動操作に
よってロックピン104が遠隔操作できるようになって
いる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、揺動アームを、接地部
材に地面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支点
と接地部材との間で屈曲するように構成したので、揺動
アームの揺動動作に連動する部品を損傷させることがな
い。また、揺動アームを屈曲・伸張自在に構成すると共
に、伸張するようにバネで付勢することによって、地面
側からの過大な力が解除されれば、揺動アームはもとの
状態に復帰し、該復帰のための面倒な手間も必要としな
いという効果を奏する。
材に地面側からの過大な力が作用した場合に、揺動支点
と接地部材との間で屈曲するように構成したので、揺動
アームの揺動動作に連動する部品を損傷させることがな
い。また、揺動アームを屈曲・伸張自在に構成すると共
に、伸張するようにバネで付勢することによって、地面
側からの過大な力が解除されれば、揺動アームはもとの
状態に復帰し、該復帰のための面倒な手間も必要としな
いという効果を奏する。
【図1】要部の側面図である。
【図2】接地ローラ、揺動アーム及び昇降用制御弁と揺
動アームとを連動連結する連動機構の側面図である。
動アームとを連動連結する連動機構の側面図である。
【図3】揺動アームの屈曲部分の側面図である。
【図4】揺動アームの屈曲部分の平面断面図である。
【図5】移植機の全体側面図である。
【図6】移植機の走行体の平面図である。
【図7】走行体の昇降機構の側面図である。
【図8】移植機をモンロー制御する機構の側面図であ
る。
る。
【図9】移植機をモンロー制御する機構の正面図であ
る。
る。
【図10】走行機体の傾斜を検出する検出器の斜視図で
ある。
ある。
【図11】植付レバーのガイド溝を示す平面図である。
【図12】接地ローラの一態様を示す斜視図である。
【符号の説明】 2 走行体 8 走行機体 10 前輪 11 後輪 13 植付体 47 接地ローラ 48 揺動アーム R 畝
Claims (2)
- 【請求項1】 走行機体をその左右両側に配置した車輪
によって昇降可能に支持してなる走行体を備え、この走
行体を畝に沿って走行させながら前記走行機体の後方に
設けた植付体によって苗を畝に植え付けるようにすると
共に、走行機体に上下揺動自在に支持された揺動アーム
に、畝上面に接地して追従する接地部材を取り付け、該
揺動アームの揺動によって畝の高さの変化を検出して走
行機体を該畝高さに対応して昇降させるようにした移植
機において、 前記揺動アームを、接地部材に地面側からの過大な力が
作用した場合に、揺動支点と接地部材との間で屈曲する
ように構成したことを特徴とする移植機の畝高さ検知装
置。 - 【請求項2】 揺動アームを屈曲・伸張自在に構成する
と共に、伸張するようにバネで付勢したことを特徴とす
る請求項1に記載の移植機の畝高さ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16625596A JPH104728A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 移植機の畝高さ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16625596A JPH104728A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 移植機の畝高さ検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104728A true JPH104728A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15827994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16625596A Pending JPH104728A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 移植機の畝高さ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295324A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Iseki & Co Ltd | 苗株植付機の畝高検出装置 |
JP2020065517A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16625596A patent/JPH104728A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295324A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Iseki & Co Ltd | 苗株植付機の畝高検出装置 |
JP2020065517A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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