JP2007193081A - 撮影装置および接眼レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】望遠鏡の射出瞳の位置とカメラの入射瞳の位置を簡単に一致させることができる撮影装置を提供する。
【解決手段】接眼レンズ14の着脱交換により倍率を変更可能な望遠鏡光学系10を有した望遠鏡2と、所定位置に入射瞳36が形成される結像光学系35を有したカメラ3と、望遠鏡2およびカメラ3を連結して望遠鏡光学系10の光軸L1と結像光学系35の光軸L2とを一致させるアタッチメント4とから構成される撮影装置1において、アタッチメント4が設けられたときに、取り付けられた接眼レンズ14に関わらず所定の基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離が、同じ基準位置Aから結像光学系35の入射瞳36までの距離とほぼ等しくさせる瞳位置一致機構を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラと望遠鏡とを組み付けてなる撮影装置に関する。また、このような撮影装置の望遠鏡に取り付けられる接眼レンズに関する。
近年、コンパクト型のデジタルスチルカメラと望遠鏡とを組み付けた撮影装置を利用して遠方の被写体を拡大して撮影する手法が普及しつつある。このとき、カメラと望遠鏡は、アタッチメントを介して互いの光軸を一致させるようにして組み付けられる。また、望遠鏡は、接眼レンズの着脱交換により倍率を変更できるようになっている。
このような撮影装置で撮影するには、所望の倍率を設定できる接眼レンズを取り付けて望遠鏡のピントを調節し、アタッチメントを望遠鏡に接続してカメラをアタッチメントに接続し、被写体をカメラの撮影視野に捉え、再びピントを調節するという手順を踏む。倍率の変更は、カメラのズーム機能を利用することもできるがこの機能は概ね3倍程度であるため、一般には、アタッチメントから望遠鏡とカメラを取り外し、接眼レンズを交換し、上記手順をもう一度行うことになる。
この撮影装置では、望遠鏡の射出瞳の位置とカメラの入射瞳の位置とが一致していなければ、ケラレが生じるなど満足した写真を撮影できないおそれがある。ここで、接眼レンズは、望遠鏡の胴付面から射出瞳までの長さが一般的にはレンズにより異なっている。このため、カメラをアタッチメントに仮固定させた状態で光軸方向にスライド可能に構成されたアタッチメントが考案されている。このアタッチメントによると、カメラをスライド移動させながらカメラの入射瞳の位置を調整し、望遠鏡の射出瞳に一致させることができる。
しかしながら、接眼レンズを交換するたびにカメラを移動させながら瞳位置の調整を行うことは、利用者にとって面倒で時間を要する作業となる。特に、このような撮影装置においては、予めアタッチメントを用いた組付作業が必須であり、シャッターチャンスを逃さないように、撮影に至るまでの準備時間をできる限り短縮させることが要求される。
このような問題に鑑み、本発明は、カメラと望遠鏡とが組み付けられてなる撮影装置において、望遠鏡の射出瞳とカメラの入射瞳の位置を簡単に調整できる撮影装置を提供するとともに、望遠鏡の射出瞳とカメラの入射瞳の位置を簡単に調整できる接眼レンズを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る撮影装置は、接眼レンズの着脱交換により倍率を変更可能な望遠鏡光学系を有した望遠鏡と、絞りを有して所定位置に入射瞳が形成される結像光学系を有したカメラと、望遠鏡およびカメラを連結して望遠鏡光学系の光軸と結像光学系の光軸とを一致させるアタッチメントとから構成される撮影装置において、アタッチメントが設けられたときに、取り付けられた接眼レンズに関わらず所定の基準位置から望遠鏡光学系の射出瞳までの距離が、この同じ基準位置から結像光学系の入射瞳までの距離とほぼ等しくする瞳位置一致機構を有して構成される。
また、本発明に係る接眼レンズは、接眼レンズを円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成し、アタッチメントが筒体に嵌合される嵌合部と嵌合部に設けられた係合固定部材とを有し、筒体に嵌合部が嵌合されて望遠鏡と連結可能に構成される。そして、筒体に、嵌合部と嵌合されるときに係合固定部材を係合させるための係合溝を形成し、この係合溝に係合固定部材を係合させてアタッチメントが取り付けたときに、望遠鏡光学系の射出瞳と結像光学系の入射瞳とが重なるようになっている。また、他の本発明に係る接眼レンズは、接眼レンズを円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成し、アタッチメントが筒体に嵌合される嵌合部を有し、筒体に嵌合部が嵌合されて望遠鏡と連結可能に構成される。そして、筒体に、嵌合部と嵌合されてアタッチメントが取り付けられるときの取付位置を示すマーカを付しており、マーカを用いてアタッチメントが取り付けたときに、望遠鏡光学系の射出瞳と結像光学系の入射瞳とが重なるようになっている。
このような本発明に係る撮影装置の構成によると、瞳位置一致機構により、接眼レンズの違いに関わらず、常に望遠鏡光学系の射出瞳とカメラの入射瞳とを一致させることができる。したがって、接眼レンズを交換して望遠鏡の倍率を変更するときに、瞳位置の調整を行う必要がなくなり、ケラレのない写真を撮影できる撮影装置を簡単に組み付けることができる。同様に、本発明に係る接眼レンズの構成によると、アタッチメントを接眼レンズに取り付けて望遠鏡と連結するときに、簡単に望遠鏡光学系の射出瞳とカメラの入射瞳とを一致させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、図1を参照して本発明に係る撮影装置の概要構成を説明する。撮影装置1は、望遠鏡2と、カメラ3と、望遠鏡2およびカメラ3の間に設けられて望遠鏡2とカメラ3とを連結するアタッチメント4とから構成される。
望遠鏡2は、ケプラー式望遠鏡をベースとし、光軸L1上に物体側から順に正レンズ系の対物レンズ11と、合焦レンズ12と、正立プリズム13と、正レンズ系の接眼レンズ14とが配置された望遠鏡光学系10を有している。また、望遠鏡2は、内部に対物レンズ11と、合焦レンズ12と、正立プリズム13とを収容した略円筒状の筐体20に接眼レンズ14が着脱自在に取り付けられている。焦点距離が互いに異なる複数の接眼レンズ14を交換することにより倍率を変更できる。筐体20には、外面から下方に延びるブラケット21が一体成形され、このブラケット21を介して三脚が着脱自在に取り付けられる。
望遠鏡光学系10において、対物レンズによる観察物体の像15は、正立プリズム13と接眼レンズ14との間の所定位置に形成される。また、射出瞳16は、接眼レンズ14の後方の所定位置に位置する。合焦レンズ12は、筐体20の外面に設けられた図示しないダイヤルの回転操作に応じて筐体20の内部を光軸L1方向に移動可能になっている。この合焦レンズ12の移動によりピントが調整される。
接眼レンズ14は、円筒状の接眼筒25の内部にレンズを収容して構成されており、筐体20の端部に略円筒状に形成された接眼レンズ取付部22に一部が収容された状態で、所定のマウント機構により着脱自在に取り付けられる。このとき、接眼筒25の一部が接眼レンズ取付部22の周縁に形成された胴付面23に突き当てられ、接眼レンズ25が筐体20に対して位置決めされる。
カメラ3は、コンパクト型のデジタルスチルカメラであり、光軸L2上にズームレンズ群および絞りを配置して構成された結像光学系35と、結像光学系35の結像面に位置して結像光学系35により結像された像に基づいて光電変換する図示しない撮像素子と、撮像素子からの電気信号を処理する図示しない画像処理装置とが筐体30の内部に収容されている。
カメラ3の筐体30には、ズームレンズ群を収容するとともに軸方向に伸縮可能なズームレンズ収容筒31が設けられている。ズームレンズ収容筒31は、複数の円筒部材を入れ子式に組み合わせて構成されている。また、カメラ3の筐体30の下面には、三脚ネジ孔32が形成されており、三脚を着脱自在に取り付けることができる。
結合光学系35は、ズームレンズの可動レンズ群がズームレンズ収容筒31の内部を光軸方向に移動可能に構成されており、このズームレンズの可動レンズ群の移動に応じて結像光学系35の倍率を変更可能になっている。また、絞りは、一般的にはズームレンズの内部に配置される。入射瞳36は、ズームレンズ群の前方に三脚ネジ孔32からL46だけ離れた場所に位置する。また、結像光学系35の最大画角ω35は、おおよそ30°程度である。
アタッチメント4は、本体部と、望遠鏡2を固定するための望遠鏡係合固定部材と、カメラ2を固定するためのカメラ係合固定部材とから構成される。本体部に望遠鏡2を設置して望遠鏡係合固定部材により本体部と望遠鏡2とが固定され、本体部にカメラ3を設置してカメラ係合固定部材により本体部とカメラ3が固定されると、望遠鏡光学系10の光軸L1と結合光学系35の光軸L2とが一致するようになっている。
また、この撮影装置1は、望遠鏡2と、カメラ3と、アタッチメント4とが組み付けられたときに、望遠鏡光学系10の射出瞳16と結像光学系35の入射瞳36とを一致させる瞳位置一致機構を有している。
以下、図1を参照してこのように概要構成される撮影装置の第1構成例を説明する。望遠鏡2は、接眼レンズ14として、例えば20倍の低倍率に設定するための低倍設定レンズ14Aと、60倍の高倍率に設定するための高倍設定レンズ14Cとを備えている。
図1(a)に示すように、低倍設定レンズ14Aが取り付けられたとき、望遠鏡光学系10の射出瞳16は、胴付面23からLAだけ離れて位置する。図1(b)に示すように、高倍設定レンズ14Cが取り付けられたとき、望遠鏡光学系10の射出瞳16は、胴付面23からLCだけ離れて位置し、低倍設定レンズ14Aが取り付けられたときに対してδACだけ物体側にシフトしている(LC=LA−δAC)。なお、両レンズ14A,14Cが取り付けられたときの射出瞳16の位置は、レンズの設計が決まれば予め求めることができる。
両レンズ14A,14Cの接眼筒25A,25Cは、外郭が同じサイズになっている。接眼レンズ14の接眼筒25の外周面には、周方向に延びるスリット状の溝26が形成されている。低倍設定レンズ14Aの接眼筒25Aの溝26Aは、胴付面23に突き当たる面(以下、取付面と称する)から軸方向にdAだけ接眼側に位置して形成される。高倍設定レンズ14Cの接眼筒25の溝26Cは、取付面から軸方向にdA−δACだけ接眼側に位置して形成される。すなわち、溝26Cは、射出瞳16の物体側へのシフト量δACと同じ距離だけ取付面側にシフトした位置に形成される。
ところで、図2に示すように、このような望遠鏡2では、対物レンズ11の焦点面に置かれた視野絞り15′(像15)に対応する画角2ω′が観察できる。望遠鏡2ではこの像15を接眼レンズ14により画角2ωに拡大して観察する。したがって、望遠鏡2の倍率をMとすると、2ω=2ω′×Mとなる。ここで、低倍設定レンズ14Aの見掛け視界をωA、高倍設定レンズ14Cの見掛け視界をωCとすると、ωA/ω′=20,ωC/ω′=60になる。一方で、各接眼レンズの見掛け視界ωA,ωCは、互いの差の絶対値が5°より小さくなるように設定されている(すなわち、│ωC−ωA│≦5)。
アタッチメント4の本体部40は、同心軸上に内径の異なる円筒が一体に連なった形状になっている。本体部40の一端開口部に望遠鏡嵌合部41が形成され、他端開口部にカメラ嵌合部42が形成され、両嵌合部41,42の間に光路部43が形成される。さらに、本体部40には、カメラ嵌合部42の下面から本体部40の軸方向に延びてカメラ固定ブラケット44が設けられている。
望遠鏡嵌合部41は、内径が接眼筒25の外径よりも僅かに大きく、内周面を接眼筒25の外側に嵌合させることができる。カメラ嵌合部42は、内径がズームレンズ収容筒31の最も外側に位置する円筒部材の外径よりも僅かに大きく、内周面をこの円筒部材の外側に嵌合させることができる。この嵌合により、カメラ固定ブラケット44の上面が、カメラ3の筐体30の下面に当接する。
また、望遠鏡嵌合部41には、外周面側から内周面側に向けて望遠鏡固定ボルト(望遠鏡係合固定部材)45が貫通して所定位置に取り付けられている。カメラ固定ブラケット44には、下面側から上面側に向けてカメラ固定ボルト(カメラ係合固定部材)46が貫通して所定位置に取り付けられている。望遠鏡固定ボルト45は、周方向に対してどのような位置に設けられてもよい。両ボルト45,46は、軸方向にL40だけ離れている。
この撮影装置1は、望遠鏡嵌合部41と接眼筒25とを嵌合させ、溝26に望遠鏡固定ボルト45の内端部が当接した状態で望遠鏡固定ボルト45を締め付けることにより、望遠鏡固定ボルト45が溝26に係合し、望遠鏡2がアタッチメント4に固定される。このように、望遠鏡嵌合部41と、望遠鏡固定ボルト45と、接眼筒25の溝26とにより、アタッチメント4と望遠鏡1とを連結する望遠鏡連結手段が構成される。また、カメラ嵌合部42をズーム収容筒31に嵌合させるとともに、カメラ固定ボルト46を三脚ネジ孔32に螺合させることにより、カメラ3がアタッチメント4に固定される。このように、カメラ固定ボルト46と三脚ネジ孔32とにより、アタッチメント4とカメラ3とを連結するカメラ連結手段が構成される。なお、両嵌合部41,42の内径と、接眼筒25およびズーム収容筒31の外径とは所定の適切な値に設定されていることから、このような固定方法により、接眼筒25と本体部40とズーム収容筒31の軸合わせが精度よく行われ、望遠鏡光学系10の光軸L1と結像光学系35の光軸L2とが一致する。なお、望遠鏡固定ボルト45を接眼筒25の外周面に当接させた状態でアタッチメント4を望遠鏡2に対して摺動させることにより、望遠鏡固定ボルト45と溝26との係合が手に伝わり、撮影装置1を組み立てる者が望遠鏡固定ボルト45を締め付けるべき場所を容易に知ることができる。
このように、望遠鏡2とアタッチメント4とは、望遠鏡固定ボルト45の溝26への係合により、光軸方向に対する位置決めが行われる。ここで、望遠鏡固定ボルト45の取付位置および溝26の形成位置を第1基準位置Aとする。この位置決めにより、図1(a)に示すように低倍設定レンズ14Aが取り付けられたときには、胴付面23から第1所定位置Aまでの距離がdAとなり、第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離が(LA−dA)になる。また、カメラ3とアタッチメント4とは、カメラ固定ボルト46の三脚ネジ孔32への係合により、光軸方向に対する位置決めが行われる。ここで、カメラ固定ボルト46の取付位置および三脚ネジ孔32の形成位置を第2基準位置Bとする。この位置決めにより、図1(b)に示すように高倍設定レンズ14Cが取り付けられたときには、第2基準位置Bから結像光学系35の入射瞳36までの距離がL46となり、第1基準位置Aから結像光学系35の入射瞳36までの距離が(L40−L46)になる。
この撮影装置1においては、望遠鏡光学系10および結像光学系35(カメラ3)の各諸元に基づいてLAおよびL46が予め求められ、その上で第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離(LA−dA)と、第1基準位置Aから結像光学系35の入射瞳36までの距離(L40−L46)とが等しくなるようにdAおよびL40が設定されている。
図1(b)に示すように高倍設定レンズ14Cが取り付けられたときには、胴付面23から射出瞳16までの距離のずれδACだけ溝26Cが形成されている位置が取付面(胴付面23側)にシフトされているため、第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離が、低倍設定レンズ14Aを取り付けたときと同様にLA−dAになる。一方、カメラ3は同じものが用いられており、第1基準位置Aから結像光学系35の入射瞳36までの距離は、L40−L46になる。したがって、高倍設定レンズ14Cを取り付けたときにおいても、望遠鏡光学系10の射出瞳16と結像光学系35の入射瞳36の位置とを一致させることができる。
このようにdAが設定された接眼筒25の溝26と、このようにL40が設定されたアタッチメント4とにより、瞳位置一致機構が構成されており、この瞳位置一致機構により、望遠鏡光学系10の射出瞳16が接眼レンズ14に応じて異なる位置に形成されるようになっていても取り付けられる接眼レンズ14に関わらず、望遠鏡光学系10の射出瞳16の位置と結像光学系35の入射瞳36の位置とを一致させることができる。
次に、射出瞳16の位置の許容範囲について図3を参照して説明する。なお、対物レンズ11の有効径が60mmに設定されているとする。このとき、接眼レンズ14を射出してカメラ3に入射する光束径lAは低倍設定レンズ14Aを取り付けたときに3mm、高倍設定レンズ14Cを取り付けたときの光束径lCが1mmとなる。なお、図3には、低倍設定レンズ14Aおよび高倍設定レンズ14Cから射出するそれぞれ最大画角ωA,ωCの光束を表している。この最大画角ωA,ωCはカメラ3の画角ω35(=30°)とほぼ等しくなっている。なお、射出瞳16は各光束が交わる中央の位置にある。このとき光束径lAの光軸方向の長さDAは、次式で表される。DA=3mm/sin30°=6mm
同様にして、高倍設定レンズ14Cの光束径lCの光軸方向長さDCは、DC=2mmとなる。射出瞳16の許容範囲は、最も光束径が大きい低倍設定レンズ14Aが取り付けられたときにおける光束径の光軸方向の長さDを超えない範囲に設定されることが好ましい。したがって、本構成例では、射出瞳16の許容範囲を4mm(=DA−DC)以内とするのが望ましい。なお、接眼レンズ14として倍率を30倍に設定可能な中倍設定レンズを備えた場合には、光束径が2mmとなり、光束径の光軸方向の長さが4mmとなる。したがって、射出瞳16の許容範囲は2mm以内とすることが好ましい。実際上は、このような中倍設定のレンズを備えることが一般的であり、このような許容範囲を設定することが好ましい。この許容範囲内であれば、各レンズにおける胴付面から射出瞳までの距離にずれが生じても、撮影装置として実用に供することができる。
また、望遠鏡光学系10の入射瞳16と結像光学系35の射出瞳36の位置を一致させても、望遠鏡光学系10の接眼レンズ14の最大画角ωA,ωCが結像光学系35の最大画角ω35よりも小さい場合、図4に示すように、撮影された写真に視野絞り15′の像17が現われ、写真の外側部分が暗くなるおそれがある。したがって、両レンズ14A,14Cは、最大画角ωA,ωCが結像光学系35の最大画角ω35よりも大きくなるように設定されている。このような設定のため、撮影された写真にケラレが生じることがない。
このように、本構成例の撮影装置1および接眼レンズ14によれば、アタッチメント4を接眼筒25に嵌合させるとともに望遠鏡固定ボルト45を係合させて望遠鏡2に対して固定させるようになっており、接眼筒25の外周面には、この望遠鏡固定ボルト45を係合させるための溝26が周方向に延びて形成されている。この溝26が、射出瞳16の位置ずれに応じて異なる位置に形成されている。このような構造により、組付状態において同じ位置にある望遠鏡固定ボルト45の取付位置および溝26の形成位置を第1基準位置Aとして、この第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの位置が、取り付けられる接眼レンズ14に関わらず一定の値をとるようになっている。これにより、撮影装置1の利用者が、撮影中に倍率を変更するために接眼レンズ14を着脱交換する作業を行うときに、両瞳16,36の位置を一致させる作業を省略でき、撮影するまでに至る準備時間を短縮させることができる。
なお、30倍程度の倍率を設定可能な中倍設定レンズを備えてもよい。このとき、中倍設定レンズを取り付けたときにおける胴付面23から射出瞳16までの距離LBが、低倍設定レンズ14Aが取り付けられたときにおける胴付面23から射出瞳16までの距離LAに対してδABだけ物体側へシフトしている場合には、中倍設定レンズを収容する接眼筒の外周面に取付面からdA−δABだけ離れた位置にスリット状の溝を設けることで、瞳位置一致機構を構成することができる。また、同様に距離LCが距離LAに対して接眼側へδABだけシフトしている場合には、中倍設定レンズを収容する接眼筒の外周面に取り付け面からdA+δABだけ離れた位置にスリット状の溝を設けることで、瞳位置一致機構を構成することができる。さらに、中倍設定レンズの見掛け視界をωBとするときは、ωB≧ω35に設定されるとともに、低倍設定レンズ、中倍設定レンズおよび高倍設定レンズの見掛け視界の差の絶対値がそれぞれ5°以内となるように設定されることが好ましい(│ωA−ωB│,│ωB−ωC│,│ωC−ωA│≦5°)。すなわち、選択可能な接眼レンズのうち最大の見掛け視界と最小の見掛け視界の差が5°以内に設定されることが好ましい。
次に、図5を参照して第2構成例の撮影装置5を説明する。なお、同一部材については、同一の符号を付して重複説明を省略する。
望遠鏡6は、レンズ取付部62の外周面において、胴付面63から内側に所定距離dAだけ離れた位置に、周方向に延びるスリット状の溝64が形成されている。また、着脱交換可能な接眼レンズとして、第1構成例と同じ倍率をそれぞれ設定するための低倍設定レンズ14Aおよび高倍設定レンズ14Cが備えられる。ただし、本構成例の接眼レンズ14A,14Cは、取り付けられるレンズに関わらずそれぞれ胴付面63から射出瞳16までの距離LA,LCが等しくなるように光学設計されている。なお、接眼筒65A,65Cには、第1構成例のような溝が設けられていない。
アタッチメント7の本体部70は、内径がレンズ取付部62の外径よりも僅かに大きく設定された円筒状の望遠鏡嵌合部71と、第1構成例と同様のカメラ嵌合部72と、両嵌合部71,72の間に形成された円筒状の光路部73とが一体になっており、各部71〜73が同軸上に位置している。また、第1構成例と同様のカメラ固定ブラケット74が設けられている。さらに、望遠鏡嵌合部71には望遠鏡固定ボルト75が設けられており、カメラ固定ブラケット74には、カメラ固定ボルト76が設けられている。
望遠鏡固定ボルト75をレンズ取付部62の外周面に嵌合させ、望遠鏡固定ボルト75の内端部をレンズ取付部62の外周面に形成された溝64に係合させることにより、望遠鏡6がアタッチメント7に係合される。このように、望遠鏡嵌合部71と、望遠鏡固定ボルト75と、レンズ取付部62の溝64とにより、アタッチメント7と望遠鏡6とを連結する望遠鏡連結手段が構成される。ここで、望遠鏡固定ボルト75の取付位置および溝64の形成位置を第1基準位置Aとする。また、第1構成例と同様にしてカメラ3をアタッチメント7に固定させる。このように、カメラ固定ボルト46と三脚ネジ孔32とにより、アタッチメント7とカメラ3とを連結するカメラ連結手段が構成される。ここで、カメラ固定ボルト76の取付位置および三脚ネジ孔32のの形成位置を第2基準位置Bとする。両ボルト75,76は、軸方向にL70だけ離れている。
これにより、図5(a)に示すように低倍設定レンズ14Aが取り付けられたときには、第1基準位置Aから、望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離がLA+dAになる。また、第1基準位置Aから、結像光学系35の入射瞳36までの距離が、L70−L76になる。この撮影装置5においても、これら2つの距離(LA+dA),(L70−L76)が等しくなるように、L70およびdAが設定されている。本構成例では、このようにdAが設定されたレンズ取付部62の溝64と、このようにL70が設定されたアタッチメント7とにより、瞳位置一致機構が構成される。
図5(b)に示すように高倍設定レンズ14Cが取り付けられたときには、低倍設定用レンズ14Aを取り付けたときと胴付面63から射出瞳16までの距離が等しいため、第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16の位置までの距離が(LA+dA)になる。したがって、第1基準位置Aから望遠鏡光学系10の射出瞳16までの距離と、結像光学系35の入射瞳36までの距離とが等しくなる。
このように、各接眼レンズ14A,14Cにおいて胴付面63から射出瞳16までの距離が一定になるように設定し、望遠鏡固定ボルト75がレンズ取付部62の外周面に形成された溝64に係合させることにより、どの接眼レンズが取り付けられたときにおいても、望遠鏡6の筐体60側の同じ箇所にアタッチメント7の望遠鏡固定ボルト75を固定させることにより、アタッチメント7の第1基準位置Aから射出瞳16までの位置を同じ距離にすることができ、望遠鏡光学系10の射出瞳16の位置と結像光学系35の入射瞳36の位置とを一致させることができる。
次に、図6を参照して第3構成例の撮影装置8について説明する。上記構成例と同一の部材には同一符号を付して重複説明を省略する。この撮影装置8は、第2構成例と同じ望遠鏡7およびカメラ3と、低倍設定レンズ14Aおよび高倍設定レンズ14Cが用いられている。
アタッチメント9の本体部90は、第2構成例と同様の望遠鏡嵌合部91と、望遠鏡嵌合部91の下端から後方に向けて平板状に延びるカメラステー部92とからなり、望遠鏡嵌合部91の後方が開放されている。このため、接眼レンズ14は、筐体60に取り付けられた状態においてカメラステー部92の上方に位置する。望遠鏡嵌合部91には、第2構成例と同様にして望遠鏡固定ボルト95が設けられている。
カメラステー部92は、望遠鏡嵌合部91に一体化されて平板状に延びる基部93と、同様に平板状に形成された固定部94とがヒンジ機構97を介して連結されており、固定部94が基部93に対して揺動可能になっている。固定部94には、下面から上面に向けてカメラ固定ボルト96が設けられており、固定部94の上面に載置されたカメラ3の三脚ネジ孔32にカメラ固定ボルト96を螺合させることにより、カメラ3がアタッチメント9に固定される。
これにより、第2構成例と同様にして、取り付けられる接眼レンズ64A〜64Cに関わらず、望遠鏡光学系10の射出瞳16の位置と結像光学系35の入射瞳36の位置とを一致させることができ、第2構成例と同様の効果が得られる。さらに、アタッチメント9が筐体60と嵌合しており、接眼レンズ14は、カメラステー部92の上方で開放された状態になっている。また、固定部94をヒンジ機構97の作用により揺動させることにより、カメラ3が望遠鏡光学系10の光軸L1から退避する。このため、望遠鏡6およびカメラ3をアタッチメント9に固定したままで接眼レンズ14を交換でき、撮影中の倍率変更に要する時間を大幅に短縮できる。
なお、固定部94に光軸方向に延びるスリットを設け、このスリットにボルトを挿入することにより、カメラ3を仮固定した状態でスリットの延びる方向にスライド移動させることができる。これにより、カメラ3を交換したときに、結像光学系35の入射瞳36の位置が変更されても、適宜カメラをスライド移動させてこの変更による瞳位置のずれを吸収できる。また、カメラ3のズーム機能により倍率を変更して入射瞳36の位置がずれた場合にも、同様にして簡単に対応することができる。
これまで、本発明に係る撮影装置および接眼レンズの実施例を説明したが、上記構成例に限られない。例えば、第1構成例のアタッチメント4と、第2構成例の接眼レンズ64A〜64Cとを備え、第2構成例と同様にして各接眼レンズの接眼筒に形成する溝を接眼側端面からそれぞれ同じ位置に形成して撮影装置を構成してもよい。また、第2構成例あるいは第3構成例のアタッチメント7,9と、第1構成例の接眼レンズ14A〜14Cを備え、第1構成例と同様にして胴付面から射出瞳までの距離の差に応じてレンズ取付部62に3本の溝を形成して撮影装置を構成してもよい。どの形態においても、上記構成例と同様の効果を得ることができる。
また、第1〜第3構成例において、射出瞳16が形成される位置に応じて接眼筒あるいはレンズ取付部の外周面にスリット状の溝を形成して望遠鏡とアタッチメントとの軸方向の位置決めを行わせるようになっているが、必ずしもこのような構造に限られない。また、基準位置は望遠鏡固定ボルトの取付位置に限られない。例えば、各構成例においてアタッチメントの本体部の一端開口の端面を基準位置としてもよい。
このとき、例えば、接眼レンズは、スリット状の溝に替えて接眼筒にマーカを付けるように構成してもよい。例えば、このようなマーカは、接眼筒の外周面の所定位置に周方向に付すことができる。このマーカに望遠鏡嵌合部の一端開口の端面を合わせるようにして望遠鏡固定ボルトを固定することにより、上記許容範囲でアタッチメントを接眼筒に取り付けさせることが可能になる。また、接眼レンズは、このようなマーカに替え、接眼筒の外周面から周方向に延びて形成されるフランジを形成してもよい。これにより、望遠鏡嵌合部の一旦開口の端面が突き当てられ、アタッチメントの接眼レンズに対する軸方向の位置決めがなされる。これらの構成により、アタッチメントは一端開口の端面を基準に接眼筒に対して位置決めされる。
また、カメラ連結手段を三脚ネジ孔にカメラ固定ボルトを螺合させる形態としたが、カメラ固定ネジをカメラ嵌合部に設け、ズームレンズ収容筒の外周面にカメラ固定ネジを押圧させるように締め付ける形態としてもよい。この場合であっても、カメラ固定ボルトの取付位置から結像光学系の入射瞳までの距離を予め求めておくことにより、適切に両ボルトの間隔を設定すれば、同様に望遠鏡の射出瞳とカメラの入射瞳の位置を一致させることができる。
第1の構成例における本発明に係る撮影装置の概略構成図であり、(a)が低倍設定レンズを取り付けたときの構成図、(b)が高倍設定レンズを取り付けたときの構成図を示している。 望遠鏡光学系の見掛け視界の説明図である。 アイポイントの許容範囲の説明図である。 望遠鏡の見掛け視界がカメラの撮影画角より小さい場合の写真を示す図である。 第2の構成例における本発明に係る撮影装置の概略構成図であり、(a)が低倍設定レンズを取り付けたときの構成図、(b)が高倍設定レンズを取り付けたときの構成図を示している。 第3の構成例における本発明に係る撮影装置の概略構成図である。
符号の説明
A,B 基準位置 1,5,8 撮影装置
2,6 望遠鏡 3 カメラ
4,7,9 アタッチメント 10 望遠鏡光学系
14 接眼レンズ 16 射出瞳
20,60 筐体 23,63 胴付面
25,65 接眼筒 26,64 溝
35 結像光学系 36 入射瞳
45,75,95 望遠鏡固定ボルト 46,76,96 カメラ固定ボルト
97 ヒンジ機構

Claims (10)

  1. 接眼レンズの着脱交換により倍率を変更可能な望遠鏡光学系を有した望遠鏡と、
    絞りを有して所定位置に入射瞳が位置する結像光学系を有したカメラと、
    前記望遠鏡および前記カメラを連結して前記望遠鏡光学系の光軸と前記結像光学系の光軸とを一致させるアタッチメントとから構成され、
    前記アタッチメントを介して前記望遠鏡と前記カメラとが連結されたときに、取り付けられた接眼レンズにかかわらず所定の基準位置から前記望遠鏡光学系の射出瞳までの距離を、前記基準位置から前記カメラの入射瞳までの距離とほぼ等しくさせる瞳位置一致機構を有して構成されることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記接眼レンズは、円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成され、
    前記アタッチメントは、前記筒体に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部に設けられた係合固定部材とを有して構成され、
    前記瞳位置一致機構が、前記係合固定部材と、前記筒体の外周面に設けられて前記係合固定部材と係合可能なスリット状の溝とからなり、前記基準位置が、前記係合固定部材の取付位置および前記溝の形成位置になっていることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記接眼レンズは、円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成され、
    前記望遠鏡は、前記対物レンズを設けた筐体本体を有し、前記筐体本体に前記筒体の一部を収容して前記接眼レンズを前記筐体本体に着脱自在に取り付けるためのレンズ取付部が形成され、
    前記アタッチメントは、前記レンズ取付部の外面に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部に設けられた係合固定部材とを有し、
    前記瞳位置一致機構が、前記係合固定部材と、前記レンズ取付部の外周面に設けられて前記係合固定部材と係合可能なスリット状の溝とからなり、前記基準位置が、前記係合固定部材の取付位置および前記溝の形成位置になっていることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記アタッチメントは、前記カメラを固定した状態で前記望遠鏡光学系の光路外に退避させるカメラ退避機構を備えて構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 前記アタッチメントは、前記カメラを光軸方向に移動させるカメラ移動機構を備えて構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮影装置。
  6. 着脱交換される複数の前記接眼レンズにおける見掛け視界の最大と最小の差をΔω′としたとき、
    Δω≦5°
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮影装置。
  7. 前記接眼レンズの見掛け視界を2ωとし、前記カメラの最大撮影画角を2ω′としたとき、
    2ω′≦2ω
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮影装置。
  8. 前記基準位置から前記望遠鏡光学系の射出瞳までの距離をLとし、取り付けられる前記接眼レンズにおけるLの最大と最小の差をΔLとしたとき、
    ΔL≦2mm
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮影装置。
  9. 接眼レンズの着脱交換により倍率を変更可能な望遠鏡光学系を有した望遠鏡と、絞りを有して所定位置に入射瞳が位置する結像光学系を有したカメラと、前記望遠鏡および前記カメラを連結して前記望遠鏡光学系の光軸と前記結像光学系の光軸とを一致させるアタッチメントとから構成される撮影装置に備えられる前記接眼レンズにおいて、
    前記接眼レンズが円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成されており、
    前記アタッチメントが、前記筒体に嵌合される嵌合部と前記嵌合部に設けられた係合固定部材とを有し、前記筒体に前記嵌合部が嵌合されて前記望遠鏡と連結可能に構成されており、
    前記筒体に、前記嵌合部と嵌合されるときに前記係合固定部材を係合させるための係合溝が形成されており、前記係合溝に前記係合固定部材を係合させて前記アタッチメントが取り付けられたときに、前記望遠鏡光学系の射出瞳と前記結像光学系の入射瞳とがほぼ重なることを特徴とする接眼レンズ。
  10. 接眼レンズの着脱交換により倍率を変更可能な望遠鏡光学系を有した望遠鏡と、絞りを有して所定位置に入射瞳が位置する結像光学系を有したカメラと、前記望遠鏡および前記カメラを連結して前記望遠鏡光学系の光軸と前記結像光学系の光軸とを一致させるアタッチメントとから構成される撮影装置に備えられる前記接眼レンズにおいて、
    前記接眼レンズが円筒状の筒体の内部にレンズを収容して構成されており、
    前記アタッチメントが、前記筒体の外周側に嵌合される嵌合部を有し、前記筒体に前記嵌合部が嵌合されて前記望遠鏡と連結可能に構成されており、
    前記筒体に、前記嵌合部と嵌合されて前記アタッチメントが取り付けられるときの取付位置を示すマーカが付されており、前記マーカを用いて前記アタッチメントが取り付けられたときに、前記望遠鏡光学系の射出瞳と前記結像光学系の入射瞳とがほぼ重なることを特徴とする接眼レンズ。
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