JP2006235363A - 接続器 - Google Patents

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【課題】 接続される光学機器とカメラとの間隔の調整を容易にして、使い勝手を向上させることができる接続器を提供する。
【解決手段】 接続器3を筒状体3Aと小径部3Abと固定用ねじ4と環状体6とで構成する。筒状体3Aの大径部3Aaには接眼レンズ1,2の嵌合部1c,2cが挿入される。接眼レンズ1,2の嵌合部1c,2cの外周面には固定用ねじ4が入り込む固定溝1b,2bが形成されている。大径部3Aaには大径部3Aaに形成されたねじ孔3gを介して接眼レンズ1,2の固定溝1b、2bに挿入される固定用ねじ4がねじ込まれている。小径部3Abは大径部3Aaと一体に形成されている。小径部3Abは接眼レンズ2のカメラ側端面1a,2aと対向する当接面3dを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明はカメラと光学機器とを接続する接続器に関する。
従来、カメラと望遠鏡等の光学機器とを接続する接続器が知られている(下記非特許文献参照)。カメラと望遠鏡とは例えばブラケットを介して三脚に取り付けられて使用される。このとき、望遠鏡はブラケットのスライド可能な一方の座に取り付けられ、カメラは回転且つチルト可能な他方の座に取り付けられ、カメラと望遠鏡とは接続器を介して接続される。
株式会社ニコンビジョン ユニバーサルブラケットカタログ 2004年3月3日
接眼レンズを交換した場合、アイレリーフが変化することがあり、このときには接眼レンズとカメラとの間隔を調整しなけえばならない。
ところが、上述の接続器において、接眼レンズとカメラとの間隔を調整する際の望遠鏡取付け座とカメラ取付け座との調整作業は煩雑であり、そのことが使い勝手を悪くする一因になっていた。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は接続される光学機器とカメラとの間隔の調整を容易にして、使い勝手を向上させることである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、カメラと光学機器とを接続する接続器において、筒状体と、この筒状体に設けられ、前記光学機器を接続させる光学機器接続手段とを有する接続器本体と、前記筒状体に接続される前記カメラと前記光学機器との間隔を調整する間隔調整手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の接続器において、前記筒状体は、その内周面に設けられ、前記光学機器の光軸方向の挿入を規制する規制部を有し、前記間隔調整手段は、前記筒状体に対して着脱可能であって、前記筒状体の規制部と前記光学機器のカメラ側端面との間に配置し得る環状体であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の接続器において、前記環状体は、カメラ側端面に円筒部を有し、前記円筒部の外周面とこの外周面に対して半径方向で対向する前記筒状体の内周面との一方に第1の溝が形成され、前記第1の溝に弾性リングが収容され、前記円筒部の外周面とこの外周面に対して半径方向で対向する前記筒状体の内周面との他方に、前記第1の溝から露出する前記弾性リングの一部を支持する第2の溝が形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の接続器において、前記光学機器接続手段は、前記筒状体に形成されたねじ孔に螺合され、接続の際に締め込まれて前記光学機器の外周面に形成された凹部に挿入される固定用ねじであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の接続器において、前記筒状体は、その内周面に設けられ、前記光学機器の光軸方向の挿入を規制する規制部を有し、前記間隔調整手段は、前記筒状体内に光軸を中心に回転可能に収容される内筒を有し、前記内筒は、前記光学機器のカメラ側端面と光軸方向で対向するフランジ部を有し、前記規制部と前記フランジ部との一方に、穴が設けられ、前記規制部と前記フランジ部との他方に、前記穴と光軸方向で対向するとともに前記穴に挿入可能な突起部が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の接続器において、前記突起部の数は少なくとも3つであり、前記穴の数は少なくとも前記突起部と同数であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の接続器において、前記穴の数が前記突起部の数よりも多く、これらの穴には、前記突起部の全体が収まる深さを有する少なくとも前記突起部と同数の深穴と、前記突起部の一部だけが収まる深さを有する少なくとも前記突起部と同数の浅穴とが含まれることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5〜7のいずれか1項記載の接続器において、前記内筒は、その周方向へ形成された長孔を有し、前記光学機器接続手段は、前記筒状体に形成されたねじ孔に螺合され、接続の際に締め込まれて前記光学機器の外周面に形成された凹部に前記長孔を通って挿入される固定用ねじであることを特徴とする。
接続される光学機器とカメラとの間隔の調整を容易にして、使い勝手を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る接続器の断面を示す概念図である。
図1において、光軸Lより上側はアイレリーフの長い接眼レンズ1の接続時の断面を示し、光軸Lより下側はアイレリーフが短い接眼レンズ2の接続時の断面を示す。接眼レンズ1,2が請求項1記載の光学機器に対応する。接眼レンズ1,2には例えば望遠鏡本体等が接続される。
接続器3と例えばデジタルカメラとはデジタルカメラ11の鏡筒11aに形成されたねじ部(図示せず)や三脚固定用のねじ(図示せず)を利用して接続される。
接続器3は筒状体3Aと固定用ねじ(光学機器接続手段)4と環状体(間隔調整部材)6とを備えている。筒状体3A及び固定用ねじ4で請求項1の接続器本体が構成される。
筒状体3Aの大径部3Aaの内径は接眼レンズ1,2の外径より僅かに大きい。大径部3Aaには接眼レンズ1,2の嵌合部1c,2cが挿入される。接眼レンズ1,2の嵌合部1c,2cの外周面には固定用ねじ4の先端部が挿入される固定溝(凹部)1b,2bが形成されている。固定用ねじ4が大径部3Aaに形成されたねじ孔3gにねじ込まれている。固定用ねじ4には固定用ねじ4の脱落を防止するためのビス脱落防止金具5が取り付けられている。
筒状体3Aの小径部3Abは大径部3Aaと一体に形成されている。小径部3Abは接眼レンズ1,2のカメラ側端面1a,2aと対向し、接眼レンズ1,2の挿入を規制する当接面(規制部)3dを有する。
図に示すように、環状体6は接眼レンズ1を接続する場合に使用される。異なる光学機器であるそれぞれの接眼レンズ1,2は光学特性が異なる。接続器3に対して接眼レンズ1を接続したときのアイレリーフ(図1のB1(後述)とD(射出ひとみ)との間の距離A1)は接続器3に対して接眼レンズ2を接続したときのアイレリーフ(図1のB2(後述)とD)との間の距離A2)より大きい。
接眼レンズ1,2間の光学特性の違いに対応させるために環状体6を筒状体3Aに対して着脱して、接眼レンズ1,2のカメラ側端面1a,2aと当接面3dとの間隔の差を調整する。
環状体6の厚さは接眼レンズ1の最もカメラ側に近いレンズEPの曲面の中心と光軸Lとの交わる点B1と射出ひとみDとの間隔と、接眼レンズ2の最もカメラ側に近いレンズEPの曲面の中心と交わる点B2と射出ひとみDとの間隔との差に対応する。
接眼レンズ1,2の最もカメラ側に近いレンズEPの曲面の中心と光軸Lとの交わる点B1、B2と、デジタルカメラ11の撮像光学系の最も被写体に近いレンズIPの曲面の中心と光軸Lとの交わる点Cとの間隔A1,A2は以下のように接眼レンズ1,2毎に導き出される。
接眼レンズ1,2を接続した状態での見掛け視界(接眼倍率×実視界:約72°)がデジタルカメラ11のワイド端における画角(例えばワイド端の焦点距離が38mmのときには約60°)を含む状態のときのB1,B2とCとの位置から間隔A1,A2が導き出される(デジタルカメラ11の画角<接眼レンズ+光学機器の見掛け視界)。
なお、A1はアイレリーフの長い方の接眼レンズ1を接続した場合の間隔であり、A2はアイレリーフの短い方の接眼レンズ2を接続した場合の間隔である。
次に、接続器3の使用方法を説明する。
接眼レンズ1とデジタルカメラ11とを接続するには、接眼レンズ1の嵌合部1cを筒状体3Aの大径部3Aaに環状体6を介して挿入し、固定用ねじ4を締め込む。
また、接眼レンズ1に代えて接眼レンズ2を接続するには、固定用ねじ4を緩めて接眼レンズ1と環状体6を取り除き、接眼レンズ2のカメラ側端面2aが筒状体3Aの小径部3Abの当接面3dに密着するように接眼レンズ2の嵌合部2cを筒状体3Aの大径部3Aaに挿入し、固定用ねじ4を締め込む。
この実施形態によれば、異なる接眼レンズ1,2に交換する際、環状体6の着脱で接眼レンズ1,2とデジタルカメラ11との間隔を変えられるので、接眼レンズ1,2を交換した場合の接眼レンズ1,2とデジタルカメラ11との接続作業が簡単になり、使い勝手が向上する。
なお、光学特性の異なる接眼レンズが3つ以上ある場合は、それぞれの接眼レンズに見合う厚みを持った環状体6(又は環状体6に該当するもの)を用意すればよい。
図2はこの発明の第2実施形態に係る接続器の断面を示す概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図2において、光軸Lより上側はアイレリーフの長い接眼レンズ1の接続時の断面を示し、光軸Lより下側はアイレリーフが短い接眼レンズ2の接続時の断面を示す。
環状体(間隔調整部材)7は、当接面3dと当接可能なフランジ部7a及び指を引っ掛けるための指掛け部7eとを有する環状体本体7Aと、その環状体本体7Aのカメラ側端面に一体に形成された円筒部7Bとで構成される。円筒部7Bは筒状体3Aの小径部3Abの内周面3eと当接可能な外周面7bを有する。
環状体7は接眼レンズ1を接続する場合に用いられる。フランジ部7aは接眼レンズ1,2のカメラ側端面1a、2aと小径部3Abの当接面3dとの間に配置され得る。
円筒部7Bの外周面には筒状体3Aの小径部3Abの内周面3eと半径方向で対向する溝(第1の溝)7cが形成されている。溝7cにはOリング(弾性リング)8が収容されている。Oリング8の直径は溝7cの深さより大きい。
小径部3Abの内周面3eには円筒部7Bの外周面と半径方向で対向するV溝(第2の溝)3aが形成されている。フランジ部7aが当接面3dに当接する直前まで接眼レンズ1の嵌合部1cを接続器3の大径部3Aaに挿入したとき、V溝3aは溝7cと対向する。
次に、接続器3の使用方法を説明する。
接眼レンズ1とデジタルカメラ11とを接続するには、まず、接眼レンズ1の嵌合部1cを筒状体3Aの大径部3Aaに環状体7を介して挿入する。このとき、筒状体3Aの小径部3Abに環状体7の円筒部7Bが入り込み、Oリング8は圧縮変形する。環状体7のフランジ部7aが小径部3Abの当接面3dに当たる直前まで押し込まれたとき、Oリング8の一部が小径部3AbのV溝3aに入り込み、Oリング8に加わる圧縮力が解放され、Oリング8はほぼ元の形状に戻る。元の形状に戻ったOリング8の一部はV溝3a内に収容されるため、環状体7は接続器3に保持される。次に、接続器3の固定用ねじ4を締め込む。
また、接眼レンズ1に代えて接眼レンズ2を接続するには、固定用ねじ4を緩めて接眼レンズ1を引き抜き、その後、環状体7の指掛け部7eに指を掛けて環状体7を抜き取る。その後、接眼レンズ2のカメラ側端面2aが小径部3Abの当接面3dに密着するように接眼レンズ2の嵌合部2cを筒状体3Aに挿入し、固定用ねじ4を締め込む。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、接眼レンズ1を接続器3から取り外したときに環状体7が脱落することがないので、使い勝手がより向上する。
なお、光学特性の異なる接眼レンズが3以上ある場合は、それぞれの接眼レンズに見合う厚みのフランジ部7aを持った環状体7を用意すればよい。
図3はこの発明の第3実施形態に係る接続器の断面を示す概念図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図3において、光軸Lより上側はアイレリーフの長い接眼レンズ接続時の断面を示し、光軸Lより下側はアイレリーフが短い接眼レンズ接続時の断面を示す。
この実施形態は筒状体3Aの小径部3Abの内周面3eに形成した溝(第1の溝)3bにOリング8を収容するとともに、環状体7の外周面にV溝(第2の溝)7fを形成した点で第1実施形態と相違する。
次に、接続器3の使用方法を説明する。
接眼レンズ1とデジタルカメラ11とを接続するには、まず、接眼レンズ1の嵌合部1cを筒状体3Aの小径部3Abに環状体7を介して挿入する。このとき、筒状体3Aの小径部3Abに環状体7の円筒部7Bが入り込み、Oリング8は圧縮変形する。環状体7のフランジ部7aが小径部3Abの当接面3dに当たる直前まで押し込まれたとき、Oリング8の一部が環状体7のV溝7fに入り込み、Oリング8に加わる圧縮力が解放され、Oリング8はほぼ元の形状に戻る。元の形状に戻ったOリング8の一部はV溝7f内に収容されるため、環状体7は接続器3に保持される。次に、接続器3の固定用ねじ4を締め込む。
また、接眼レンズ1に代えて接眼レンズ2を接続するには、固定用ねじ4を緩めて接眼レンズ1を引き抜き、その後、環状体7の指掛け部7eに指を掛けて環状体7を引き抜く。その後、接眼レンズ2のカメラ側端面2aが小径部3Abの当接面3dに密着するように接眼レンズ2の嵌合部2cを筒状体3Aに挿入し、固定用ねじ4を締め込む。
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
なお、光学特性の異なる接眼レンズが3つ以上ある場合は、それぞれの接眼レンズに見合う厚みのフランジ部7aを持った環状体7を用意すればよい。
図4はこの発明の第4実施形態に係る接続器の断面を示す概念図、図5は操作リングの斜視図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図4において、光軸Lより上側はアイレリーフの長い接眼レンズ接続時の断面を示し、光軸Lより下側はアイレリーフが短い接眼レンズ接続時の断面を示す。
操作リング(内筒)9は円筒状であり、外筒3A内に接眼レンズ1,2の光軸を中心に回転可能に収容される。操作リング9の内径は光学機器の接眼レンズ1,2の嵌合部1c、2cの外径より僅かに大きい。操作リング9の一端には半径方向内側へ延びるフランジ部9dが、他端には半径方向外側へ延びるフランジ部9aがそれぞれ形成されている。
筒状体3Aはフランジ部9dと光軸方向で対向する当接面3dを有する。フランジ部9dには筒状体3Aの当接面3dと当接可能な3つのボス(突起部)9eが等間隔(120°間隔)で形成されている。本実施の形態で間隔調整部材は操作リング9、ボス9e及び穴(穴)3f等で構成される。また、操作リング9の円筒部9sにはほぼL字形の長孔9cが円周方向へ形成されている。長孔9cを介して固定用ねじ4のおねじ部4aが固定溝1bに挿入される。ボス9eを収容可能な3つの穴3fは当接面3dにボス9eと同間隔に形成されている。
ボス9eは接眼レンズ1が接続された場合に使用される。ボス9eの厚さは、接眼レンズ1の最もカメラ側に近いレンズEPの曲面の中心と光軸Lとの交わる点B1と接眼レンズ1のカメラ側端面1aとの間隔と、接眼レンズ2の最もカメラ側に近いレンズEPの曲面の中心と交わる点B2と接眼レンズ2のカメラ側端面2aとの間隔との差に対応する。
次に、接続器3の使用方法を説明する。
接眼レンズ1とデジタルカメラ11とを接続するには、フランジ部9aと筒状体3Aとの間に隙間10があることを確認し、操作リング9に接眼レンズ1のカメラ側端面1aがフランジ部9dに突き当たるまで挿入する。その後、接続器3の固定用ねじ4で締め込む。
また、接眼レンズ1に代えて接眼レンズ2を接続するには、固定用ねじ4を緩めて接眼レンズ1を引き抜き、操作リング9を所定方向へ回転させる。操作リング9の回転によって接続器3の固定用ねじ4が長孔9cの一端部9caから他端部9cbへ相対的に移動する。操作リング9のフランジ部9dに配置されたボス9eも反時計方向へ移動し、筒状体3Aの当接面3dの穴3fにボス9eが落ち込む。その結果、接眼レンズ1と接眼レンズ2の挿入深さが変化する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、環状体7の取り外しが不要となり、使い勝手がより向上する。
なお、光学特性の異なる接眼レンズが3つ以上ある場合は、筒状体3Aの当接面3dに深さの異なる穴(深穴、浅穴)を3つずつ形成し、長穴9cの長さや回転角度を調整することで対応することができる。
また、この実施形態では当接面3dにボス穴3fを形成し、フランジ部9dにボス9eを配置したが、当接面3dにボスを配置し、フランジ部9dにボス穴を形成するようにしてもよい。
図1はこの発明の第1実施形態に係る接続器の断面を示す概念図である。 図2はこの発明の第2実施形態に係る接続器の断面を示す概念図である。 図3はこの発明の第3実施形態に係る接続器の断面を示す概念図である。 図4はこの発明の第4実施形態に係る接続器の断面を示す概念図である。 図5は操作リングの斜視図である。
符号の説明
1,2 接眼レンズ
1b、2b 固定溝(凹部)
3 接続器
3a,7f V溝(第2の溝)
3b,7c 溝(第1の溝)
3f 穴
3g,9g ねじ孔
4 固定用ねじ(光学機器接続手段)
5 ビス脱落防止金具
6,7 環状体(間隔調整手段)
7B 円筒部
8 Oリング(弾性リング)
9 操作リング(内筒)
9d フランジ部
9e ボス(突起部)
10 隙間

Claims (8)

  1. カメラと光学機器とを接続する接続器において、
    筒状体と、この筒状体に設けられ、前記光学機器を接続させる光学機器接続手段とを有する接続器本体と、
    前記筒状体に接続される前記カメラと前記光学機器との間隔を調整する間隔調整手段と
    を備えていることを特徴とする接続器。
  2. 前記筒状体は、その内周面に設けられ、前記光学機器の光軸方向の挿入を規制する規制部を有し、
    前記間隔調整手段は、前記筒状体に対して着脱可能であって、前記筒状体の規制部と前記光学機器のカメラ側端面との間に配置し得る環状体である
    ことを特徴とする請求項1記載の接続器。
  3. 前記環状体は、カメラ側端面に円筒部を有し、
    前記円筒部の外周面とこの外周面に対して半径方向で対向する前記筒状体の内周面との一方に第1の溝が形成され、
    前記第1の溝に弾性リングが収容され、
    前記円筒部の外周面とこの外周面に対して半径方向で対向する前記筒状体の内周面との他方に、前記第1の溝から露出する前記弾性リングの一部を支持する第2の溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の接続器。
  4. 前記光学機器接続手段は、前記筒状体に形成されたねじ孔に螺合され、接続の際に締め込まれて前記光学機器の外周面に形成された凹部に挿入される固定用ねじであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の接続器。
  5. 前記筒状体は、その内周面に設けられ、前記光学機器の光軸方向の挿入を規制する規制部を有し、
    前記間隔調整手段は、前記筒状体内に光軸を中心に回転可能に収容される内筒を有し、
    前記内筒は、前記光学機器のカメラ側端面と光軸方向で対向するフランジ部を有し、
    前記規制部と前記フランジ部との一方に、穴が設けられ、
    前記規制部と前記フランジ部との他方に、前記穴と光軸方向で対向するとともに前記穴に挿入可能な突起部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の接続器。
  6. 前記突起部の数は少なくとも3つであり、それらはほぼ等間隔で配置され、前記穴の数は少なくとも前記突起部と同数である
    ことを特徴とする請求項5記載の接続器。
  7. 前記穴の数が前記突起部の数よりも多く、これらの穴には、前記突起部の全体が収まる深さを有する少なくとも前記突起部と同数の深穴と、前記突起部の一部だけが収まる深さを有する少なくとも前記突起部と同数の浅穴とが含まれる
    ことを特徴とする請求項5記載の接続器。
  8. 前記内筒は、その周方向へ形成された長孔を有し、
    前記光学機器接続手段は、前記筒状体に形成されたねじ孔に螺合され、接続の際に締め込まれて前記光学機器の外周面に形成された凹部に前記長孔を通って挿入される固定用ねじである
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載の接続器。
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