JPH0248612A - 接写撮影装置 - Google Patents

接写撮影装置

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Publication number
JPH0248612A
JPH0248612A JP20071788A JP20071788A JPH0248612A JP H0248612 A JPH0248612 A JP H0248612A JP 20071788 A JP20071788 A JP 20071788A JP 20071788 A JP20071788 A JP 20071788A JP H0248612 A JPH0248612 A JP H0248612A
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JP
Japan
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lens
photographing
focal length
intermediate device
magnification
Prior art date
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Pending
Application number
JP20071788A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsujimoto
辻本 紳一
Masaaki Ishihara
石原 正章
Hidefumi Nodagashira
英文 野田頭
Hideki Ogawa
秀樹 小川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカメラにより、撮影被写体を近接撮影もしくは
拡大撮影する場合に用いる接写撮影装置に関する。
(従来の技術) 従来より、撮影倍率が0.2倍を越え10倍程度までの
いわゆる接写撮影を行なう場合には、カメラと撮影レン
ズの間隔を広げる為の中間装置が用いられている。その
中間装置としては一般的には、カメラ取付部と撮影レン
ズ取付部の間を遮光性の蛇腹により伸縮自在に連結した
蛇腹型繰出し装置、もしくはカメラと撮影レンズ間に介
在させるいわゆる中間チューブが多用されている。撮影
倍率は撮影レンズの繰出し量により決定されるので、前
者の蛇腹型の場合は蛇禅、の伸縮量を調整することによ
り、後者のチューブの場合にはチューブ長を変更するこ
とで、所望の撮影倍率を得て、撮影が行なわれている。
第4図(a)・(b)   (C)は撮影レンズの繰出
しlidと撮影倍率βとの相関モデル図である。
Lは焦点距11fの撮影レンズ、Fは結像面としてのフ
ィルム面、Yoは被写体、Yは結像像、aは被写体距離
(撮影レンズLH被写体Y。開路1!り、bは保距m<
撮影レンズL 44結像面F間距111)、j!は撮影
距111(被写体Y。4−4結像面F間距m>である。
(a)図は撮影レンズLの繰出しfid=O1即ちレン
ズLの焦点が結像面Fに位置していてI!影倍率β= 
l / ooの場合を示している。(b)図と(e)図
は夫々レンズLを繰出した状態を示してあり、(b)図
は撮影倍率βはぼ1倍、(C)図は2倍の作図としてい
る。
而して撮影倍率β、撮影距@l、被写体距離aは夫々下
記の関係式で表わされる。
β=Y/Yo=b/a=d/f・・・(1)fl=f 
(1+β)2/β ・・・・・(2)a=f (1+1
/β)  ・・・・・・(3)(1)式より撮影倍率β
はレンズ繰出し量dに比例するので、所望の撮影倍率β
を得るにはレンズ繰出しidを大小調整することとなる
。具体的には前述したようにカメラと撮影レンズとの間
に蛇腹型やチューブ型の繰出し装置を介在させて蛇腹の
伸縮量の調整やチューブ長の変更によりカメラ(カメラ
の焦点面)に対する撮影レンズの繰出し量を大小調整し
て所望の撮影倍率βでの撮影を行なうものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来の蛇腹型やチューブ型の単純な繰出し装置
では、以下のような機能的限界ないしは不具合がある。
■撮影倍率βの変更を行なうと撮影距jIIILが変化
してしまう。そのためカメラ位置の変更操作を合せて行
なう必要がある。
即ち、レンズ繰出しidを変更して撮影倍率βを変更す
ると、前記(2)式により撮影距111ftが変化する
。これは、被写体Y0からフィルムF面までの距719
1、即ちカメラの位置も合せて変更操作しなければなら
ない事を意味する。接写撮影では、撮影倍率βが高いた
め撮影時の手振れが起り易く、また微小被写体を撮影フ
レーム内に確実に捉えておく事が難しくなるといった理
由から、三脚などの安定装置にカメラもしくは接写撮影
装置を固定して撮影するのが一般的である。従って撮影
倍率変更に伴なう撮影距M1の変化に対応してカメラ位
置を動かし、ピントを合わせる操作は、三脚などの安定
装置自体の位置を動かす事になり、その移動は三脚等の
安定装置、それに搭載のカメラ、11! 12レンズ、
接写用中間装置の全体総和重量の移動操作となり煩わし
く、又該移動に伴なって微小被写体は撮影フレーム外に
外れてしまい、再度構図の決定、ピント合せ等全ての撮
影前準備をやり直さなければならない不便が生じる。
また、三脚などの安定装置の移動時に発生する振動によ
って微小被写体が移動してしまうなど、撮影の為のセッ
ト状態を乱してしまう不都合が発生しやすい。
■撮影可能な倍率範囲が狭い。
即ち、繰出し装置のレンズ繰出し量dには自と限界が有
り、繰出し量の設定範囲を最も広くとれる蛇腹型装置で
あっても、d=50〜200mm程度が一般的で有り、
例えばf=50mmの撮影レンズLを使用する場合では
撮影可能な倍率可変範囲は前記(1)式よりβ=xl〜
x4程度の範囲にとどまる。
コンパクトカメラ用の蛇腹型繰出し装置は、カメラ及び
撮影レンズに比して大型の装置で有り、撮影場所への携
帯性、撮影時の操作性の劣化を招くものである点を考え
ると、撮影可能倍率範囲を更に広くする必要がある。
■撮影倍率βの変更を行なうと前記(3)式より被写体
距ll!iaが変化してしまう。つまり、被写体Yoか
ら撮影レンズLまでの距ll!aを変更しなければなら
ない。
接写撮影では、被写体距離aは一般撮影に比べて非常に
小さく、撮影レンズLが微小被写体Y。
に極めて接近した状態となる為、被写体のピント合せ等
を終了した後に撮影レンズの位置を被写体に対して移動
させる操作は、撮影レンズ先端を被写体に突き当ててし
まいやすく、それにより被写体がずれ移動して構図が狂
ったり、被写体もしくは撮影レンズを損傷してしまうと
いう事故が発生しやすい。
また、この状態で被写体を照明する為には、照明光が撮
影レンズでケラレす、かつ被写体を均一にもしくは所望
の配光となる位置にタングステンランプあるいはストロ
ボといった照明装置を配置し、その後照明光量を決定し
なければならない。
そして照明装置は1台とは限らず多くの場合複数台用い
られ、また撮影レンズの先端に取付ける照明装置が用い
られることも有る。従って照明状態を決定した後に被写
体と撮影レンズとの距@aを変更することは、照明装置
及びその光量を再設定しなければならない不便を生じや
すい。
本発明は上記のような問題点を解消した接写撮影装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) (1)本発明は、 カメラと、撮影レンズと、該両者を光軸をほぼ一致させ
て前後に保持し、かつ該両者の光軸方向の相互間隔を所
望の撮影倍率に応じて大小変更させる中間装置を有して
おり、 前記中間装置は、光軸方向に相対的に離間・接近移動可
能なカメラ取付部及び撮影レンズ取付部と、該両取付部
間を連通連絡させた伸縮自在構成の暗筐部を有する伸縮
式装置であり、 前−記撮影レンズは焦点距離可変撮影レンズであり、 首記中間装置の撮影レンズ取付部に前記焦点距離可変撮
影レンズを取付は保持させ、撮影倍率を所望に設定すべ
く前記中間装置を伸縮動操作したときそれに連動して前
記焦点比1110T変撮影レンズが焦点距離可変動作し
て中間装置の伸縮量に対応した適正な焦点距離に自動変
更されるように、該中間装置と該焦点距離可変撮影レン
ズを連係させてある、 ことを特徴とする接写wL影表装置ある。
(2)また本発明は上記(1)項に記載の発明装置に関
して中間装置の伸縮動操作に連動して実行される焦点距
離可変撮影レンズ側の焦点距離自動変更が、中間装置の
伸縮量変更に対して撮影系の撮影被写体面からカメラの
結像面までの撮影距離は不変となる関係をもってなされ
る、ことを特徴とする接写撮影装置である。
(3)更にまた本発明は前記(1)項に記載の発明装置
に関して中間装置の伸縮動操作に連動して実行される焦
点距離可変撮影レンズ側の焦点距離自動変更が、中間装
置の伸縮量変更に対して撮影系の撮影被写体から撮影レ
ンズまでの被写体距離は不変となる関係をもってなされ
る、ことを特徴とする接写撮影装置である。
(作用) 第1図(1)   (2)・(3)は本発明装置の原理
・作用の定性的説明グラフである。
■原理モード 1 第1図(1)のグラフは前記光学式(2)、即ち fi=f  (1+β) 2 /β ・ ・ ・ ・ 
・ ・ (2)について撮影距離2を一定値として解い
たものであり、レンズ繰出し量d(IItL影倍率11
0o時に対する、撮影レンズ−フィルム(焦点面)間距
離の増加分)の増加に連動して撮影レンズの焦点距離f
を増加→減少する様に変更させると、撮影距離2を変更
せずに撮影倍率βを単調増加させることが出来る。
上記光学式(2)は結像式であるので、繰出しidの変
更によって撮影ピントがズレることもない。
従って、第1図(1)のグラフに沿ってd変化に連動し
てfを変更すれば、前述(発明が解決しようとする問題
点)の項の0項に記載したような欠点、つまり撮影倍率
変更の為の三脚移動に伴う種々の不都合を全て解消する
ことが可能である。
第2図は撮影レンズとしての焦点距離可変撮影レンズA
の一例の光学系モデル図であり、し。
L2 ・L3 ・L4はそれぞれ一枚または複数枚のレ
ンズによって構成されるレンズ群であり、Dは絞りであ
る。第ルンズ群り、・第2レンズ群L2 ・第3レンズ
群L3・第4レンズ群L4及び絞りDがそれぞれ移動す
ることによって焦点距離変更、つまり変倍が行なわれる
第2図の(a)   (b)   (c)の各レンズ位
置状態は夫々第1図(1)グラフ上の焦点距離f1 ・
f2 ・f3のときの位置状態を示している。(a)と
(C)は光学的に共役な配置となっており、f、=f、
、1/β、=β3の関係で、またβ2=x1である。つ
まり第2レンズ群L2・第3レンズ群L3及び絞りDは
一体的に直線的に移動する。第ルンズ群り、及び第4レ
ンズ群L4は第2レンズ群L2 ・第3レンズ群L3及
び絞りDに対して全く対称的な動きを行ない倍率等倍状
態(b)でそれぞれのレンズ間隔が一番近くなる。さら
に第ルンズ群及び第4レンズ群の第2レンズ群L2・第
3レンズ群L3及び絞りDに対する相対的な光軸上の動
きは撮影倍率β1からβ2 (等倍)までの動きと、β
3からβ2(等倍)までの動きが等しくなるように構成
されている。つまり第2レンズ群L2 ・第3レンズ群
L3・絞りDに対する第ルンズ群り3、及び第4レンズ
群L4の各倍率における位置は第3図に示すようになる
。また各倍率及びその間の任意の撮影倍率時において、
被写体と予定結像面の距離は常に一定で一度ピントを合
わせれば、倍率な変えても再度ピント合わせをする必要
はない。
■原理モード 2 第1図(2)のグラフは前記光学式(1)、即ち β=Y/Yo =b/a=d/f ・ ・ (1)につ
いてのものであり、レンズ繰出し量dの増加に連動して
、撮影レンズの焦点距111fを単調に減少させると、
同一の縁出しfidでも焦点距@fを変化させない方式
に比べて撮影倍率βを高くする事が出来る。即ち、同一
の接写用中間装置を用いた場合でも撮影出来る倍率範囲
を広く出来る事を、色味している。従ってレンズ繰出し
lidを増加させる操作に連動して撮影レンズの焦点距
@fを減少させる、もしくはdの減少操作に連動してf
を増加させることにより、広倍率範囲の撮影操作性を極
めて向上させることが可能であり、前述(発明が解決し
ようとする問題点)の項の0項に記載した変倍範囲の狭
さの問題点を良好な操作性のもとで解決することが出来
る。撮影レンズである焦点距離可変撮影レンズの光学系
の動きとしては中間装置による該撮影レンズの繰出し量
の増加に連動して第3図(b)の様な長焦点状態から(
C)の様な短焦点状態へ移動するタイプのもので有れば
良い。
■原理モード 3 第1図(3)のグラフは前記光学式(3)、即ち a=f  (1+1/β)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 (3)について被写体距!!1aを一定値として解い
たものであり、レンズ繰出しff1d(撮影倍率l/■
時に対する撮影レンズとフィルム(焦点面)間距離の増
加分)の増加に連動して、撮影レンズの焦点距離fを単
調に増加させると、被写体距1i1aを変更せずに撮影
倍率βを単調増加させることが出来る。上記光学式(3
)は結像式であるのでレンズ繰出しidの変更によって
、撮影ピントがズレることもない。従って第1図(3)
のグラフに沿ってd変化に連動してfを変更すれば前述
(発明が解決しようとする問題点)の項の0項に記載し
た様な欠点、つまり撮影レンズを移動させることにより
生じる被写体の移動、被写体或は撮影レンズの損傷!、
照明装置の再設定といった不都合を全て解消することが
可能である。撮影レンズである焦点距離可変撮影レンズ
の光学系の動きとしては中間装置による該撮影レンズの
繰出し量の増加に連動して第3図(a)の様な短焦点状
態から(b)の様な長焦点状態へ移動するタイプのもの
で有れば良い。
かくして一方何にカメラを、他方側に撮影レンズとして
の焦点可変撮影レンズを保持させた接写用中間装置の伸
縮動操作に連動させてIi影レンズの焦点距離を中間装
置の伸縮量に対応した適正な焦点距離に自動変更させる
構成とすることにより、 a、被写体面から結像面(カメラのフィルム面)までの
撮影距1!lILを変えずに、つまりカメラの位置移動
操作をすることなく、撮影レンズの繰出し移動だけで、
所望の撮影倍率変更をすることができ、撮影時の操作性
が向上する。
b、1影可能な倍率範囲を広くとることができる。
C1被写体面から撮影レンズまでの被写体距11taを
変えずに、つまり撮影レンズの繰出し移動操作をせず、
カメラの移動のみで、所望の撮影倍率変更をすることが
でき、被写体に対する撮影レンズの過接近による両者の
相互接触による損傷事故等の防止、撮影時の操作性の向
上が可能となる。
(実施例) 実施例 1(第5〜13図) 本例装置は航述(作用)の項に記載した原理モード1に
従う装置である。
第5図は装置の縦断側面図であり、Aは撮影レンズとし
ての焦点距離可変撮影レンズ(以下、撮影レンズと略記
する)の総括符号、Bは中間装置(ベローズ)の総括符
号、Cはカメラである。
カメラCについては輪郭を2点鎖線で示し詳細構造は省
略した。
■、撮影レしズAの構成(第5〜8図)第5図の縦断側
面図、第6図(A)の要部の展開平面図、第7図の平面
図、第8図の側面図において、1は外装環、2はこの外
装環内に環状隙間を存して同心に嵌入して外装環と一体
にねし止め結合した案内筒、3はこの案内筒に同心に内
嵌した前群カム筒であり、案内筒の内側において光軸ま
わりに正逆回転自在である。4は府記案内筒2の後端に
該案内筒と同心に一体にねし止め結合し、外装環1の後
端から後方へ突出させて設けた固定鏡筒、5はこの固定
鏡筒に同心に外嵌した後群カム筒であり、固定鏡筒の外
側において光軸まわりに正逆回転自在である。6は外装
環lの後端位置において、固定鏡筒4の先端フランジ部
に対して一体に取付は固定した、後述する中間装置Bに
対する装着用の環状マウントである。従って外装環1・
案内筒2・固定鏡筒4・マウント6の4部材は互に一体
物である。
7は第ルンズ群り、を保持させた第ルンズ群鏡筒であり
、航群カム筒3の先端部側において該カム筒に同心に内
嵌している。8は第2レンズ群L2を保持させた第2レ
ンズ群鏡筒であり、固定鏡筒4の先端に一体に取付は支
持され、面群カム筒3の後端部側において該カムi43
内に該カム筒に同心に突入して位置している。
9は前記固定鏡筒4の先端側において該固定鏡筒内に該
鏡筒と同心に該鏡筒と一体に成形具備させた第3レンズ
群鏡筒であり、第3レンズ群し3を保持している。10
は固定vA筒4の後端側に内嵌した第4レンズ群鏡筒で
あり、第4レンズ群L4を保持している。11は前記第
2及び第3レンズ群鏡筒8・9との開位置において固定
鏡筒4側に一体に取付は支持させて配置した絞りユニッ
トであり、ステッピングモータllaを含み、該モータ
11aにより絞りDの駆動がなされる。
案内筒2の筒面には、第6図(A)の要部の展開平面図
に示したように、筒周の略180°対向2ケ所位置に光
軸に並行(筒面母線方向)な2条の直進溝孔12・12
と、それとは直交する方向である筒周方向の第1と第2
の並行2条の周溝孔13・14を具備させである。又該
案内筒2に内嵌の前群カム筒3の筒面には2筒周の略1
80゜対向2ケ所位置にへりカルカム溝孔15・15を
具備させである。そして該前群カム筒3に内嵌の第ルン
ズ群鏡筒7に筒周の略180°対向2ケ所位置に°ビン
軸16・16を植設し、それ等のピン軸を夫々前記前群
カム筒3のへりカルカム溝孔15と前記案内筒2の直進
溝孔12の両者の交叉部に貫通係合させである。従って
第ルンズ群鏡筒7即ち第ルンズ群り、は、案内筒2に対
して前群カム筒3が光軸まわりに正逆回転されることに
より面群カム筒3内において光軸方向に前進・後進移動
する。17は外装環1の先端部と第ルンズ群鏡筒7との
間に張設した前群付勢ばねであり、第ルンズ群鏡筒7を
前群カム筒3内を前進する方向に常時引張り付勢してい
る。
18は前群カム筒3の外面に一体に具備させた突起部材
であり、その先端部は前記案内r42の第1の周溝孔1
3を貫通させて案内筒2の外面側に突出させである。1
9は案内筒2の外面に植設したビンであり、このビン1
9と前記突起部材18との間にカム筒駆動ばね20を張
設しである。このカム筒駆動ばね20は撮影レンズAを
正面(第ルンズ群L1側)からみて、前群カム筒3を案
内筒2内で光軸まわりに時計方向(正転方向)に常時回
動付勢している。
一方、固定鏡筒4の筒面には、第6図(A)の要部展開
平面図に示したように、筒周の略180°対向2ケ所位
置に光軸に並行(筒面母線方向)な2条の直進溝孔21
・21を具備させである。又該固定m筒4に外嵌の後群
カム筒5の筒面には、筒周の略180’対向2ケ所位置
にへりカルカム溝孔22・22を具備させである。そし
て固定!a筒4に内嵌の第4レンズ群鏡筒lOに筒周の
略180°対向2ケ所位置にピン軸23・23を植設し
、それ等のピン軸を夫々首記固定鏡筒4の直進溝孔21
と前記後群カム筒5のへりカルカム溝孔22の両者の交
叉部に貫通係合させである。従って第4レンズ群t、1
M10即ち第4レンズ群L4は、固定鏡筒4に対して後
群カム筒5が光軸回りに正逆回動されることにより固定
鏡筒4内において光軸方向に後進・前進移動する。24
は固定鏡筒4の後端部と第4レンズ群鏡筒10との間に
張設した後群付勢ばねであり、第4レンズ群鏡筒10を
固定鏡筒4内を後進する方向に常時引張り付勢している
25は一端を後群カム筒5の先端側の外面に固定し、他
端を前群カム筒3の後端フランジ部に形成した切欠き溝
部26に嵌入係合させたキ一部材である。従って後群カ
ム筒5と前群カム筒3はこのキ一部材25を介して相互
に回転力が伝達されて、一方が正逆回転動すると他方も
一体に正逆回転動する。
27は後群カム筒5の外面に一体に設けた、後述する中
間装置Bとの連動爪である。
28は前記装着用マウント6に具備させた電気信号ビン
アセンブリである。
29は外装環1と案内筒2との間の隙間空間に案内筒外
面に固定して納めた回路ユニットであり、前述絞りユニ
ット11及び電気信号ビンアセンブリ28と不図示のリ
ード線を介して電気的に結合している。
30は外装環1と案内筒2との間の隙間空間に納めた、
光軸と同心の円弧板状の倍率表示板であり、該表示板に
一体の下向き折曲げ脚部30aを案内筒2の第2の周溝
孔14を貫通させて案内筒2に内嵌している前群カム筒
3の外面に一体に固着させることにより前群カム筒3に
支持させである。従って該倍率表示板30は前群カム筒
3が正逆回転されると該カム筒と一体に光軸まわりに正
逆回動する。
31は外装環1の外面に設けた窓孔、31aはこの窓孔
をカバーさせた防塵用の透明カバ一部材であり、この窓
孔から前記倍率表示板30の外面に表示されている倍率
数が視認される。
32(第7・8図)は外装環1の後端側の外面に付した
固定指標であり、撮影レンズAを後述する中間装置Bに
対して装着する際の合せ目印である。
第1〜第4レンズ群L1〜L4、及び絞りDは前述第2
図・第3図における第1〜第4レンズ群り、〜L4、及
び絞りDに対応しており、後群カム筒5が固定鏡筒4に
対して正逆回動されることにより、それに連動して第ル
ンズ群鏡筒7即ち第ルンズ群Ll、及び第4レンズ群鏡
筒10即ち第4レンズ群L4が光軸に沿って夫々不動で
ある第2レンズ群L2 ・第3レンズ群L3から離れ方
向に移動(第ルンズ群Llは光軸に沿って前進動、第4
レンズ群L4は逆に後進動)、又は第2レンズ群L2・
第3レンズ群L3に接近する方向に移動(第ルンズ群し
、は光軸に沿って後進動、第4レンズ群L4は逆に前進
動)して、レンズ群配列が第2図(a)   (C)、
第3図(a)・(c)の短焦点状態の配列(倍率β、又
はβ3の配列状態)、又は第2図(b)・第3図(b)
の長焦点状態の配列(倍率β2 (等倍)の配列状態)
に無段階式に変化する。
第5図の装置の縦断側面図においては撮影レンズAの第
1〜第4レンズ群し、〜L4及び絞りDについて光軸0
−0を境にして光軸より上半部は倍率β、又はβ、の短
焦点状態時の相互配列を、下半部は倍率β、(等倍)の
長焦点状態時の相互配列を示している。
II 、中間装置Bの構成(第5・9〜13図)第5図
の縦断側面図、第9図の側面図、第10図の一部切欠き
正面図において、50は前後方向に長い案内レール部材
、50aはその上面長手に沿って固定して設けたラック
、51は撮影レンズ取付は支持部材(以下、第1支持部
材と記す)であり、前記案内レール部材50上に、基部
側をレール部材に対してあり溝係合させてレール部材長
手に沿って滑らかに安定に前進・後進慴動移動自由に搭
載させである。52はカメラ取付は支持部材(以下、第
2支持部材と記す)であり、前記第1支持部材51の後
側において、同じく案内レール部材50上に、基部側を
レール部材に対してあり溝係合させてレール部材長手に
沿って滑らかに安定に前進・後進摺動移動自由に搭載さ
せである。
53は第1支持部材51の基部側に該部材を左右方向に
貫通させて回転自由に軸受させて配設した駆動ノブ軸、
54・54は該ノブ軸の左右両端部に固着したノブ、5
5・56は該ノブ軸の途中部に夫々固着させたピニオン
ギヤと駆動ギヤである。従ってノブ54を正逆回転操作
するとピニオンギヤ55と前記案内レール部材50側の
ラック50aとが噛合していることにより第1部材51
がレール部材50に沿って前進・後進慴動移動する。
第2支持部材52についても同様に、その基部側に該部
材を貫通させて回転自由に軸受させて駆動ノブ軸57を
配設し、その途中部に前記案内レール部材50側のラッ
ク50aに噛合うピニオンギヤ59を設けてあり、ノブ
軸57の左右両端部に固着したノブ58を正逆回転操作
することにより、該第2部材52がレール部材50に沿
って前進・後進慴動移動する。
第1部材51において、60(第1θ図)は撮影レンズ
嵌入装着用開口、61は該部材51の前面側において開
口60と同心に固着した環状マウント、62・63(第
5図)は該部材51の背面側において前記開口60と同
心に回転自由に組付けた前後一対の第1と第2の連動リ
ング、64はこの第1と第2の連動リング受であり、部
材51に固定され、該第1と第2の連動リング62・6
3を回動可能に保持している。62a・63aは上記第
1と第2の各連動リング62・63の内周縁の一部に内
向きに設けた第1と第2の連動爪、62b・63bは上
記第1と第2の各連動リング62・63の各側面にリン
グと同心に一体的に設けた第1と第2の環状の連動ギヤ
である。そして前記駆動ノブ軸53に一体の駆動ギヤ5
6と上記第2の連動ギヤ63bとを連動ギヤトレインG
1−07を介して連絡させである。ギヤG1・G2、同
G3・G4、同G5・G6は夫々同軸の一体回転2段ギ
ヤである。父上記ギヤトレインのファイナルギヤG7(
第2の連動ギヤ63bと噛合するギヤ)と第1の連動ギ
ヤ62bとを差動ギヤG8(第10図)を介して噛合さ
せである。
従って、前述したように撮影レンズ取付は支持部材であ
る第1支持部材51をノブ54の正逆回転操作により案
内レール部材50に沿って前進・後進慴動移動させたと
き、その移動に連動して駆動ギヤ56の正転又は逆転の
回転力がギヤトレイン01〜G7を介して第2の連動ギ
ヤ63bへ伝達されると共に、更に差動ギヤG8を介し
て第1の連動ギヤ62bへ伝達されて、第1及び第2の
2つの連動リング62・63が互に回転角は等しいけれ
ども、回転方向は互に逆となる関係をもって正逆転駆動
される。
65(第5図)は前記環状マウント61の外面の−・部
にピン先端部を弾性ばね板部材65aで常時突出付勢さ
せて配設した電気信号ビンアセンブリであり、第1部材
51の撮影レンズ装着用開口60にtlJj2レンズA
が正規に装着された状態において該電気信号アセンブリ
65に対して撮影レンズA側の前記電気信号アセンブリ
28が正規に対面対応して両アセンブリ65・28の対
応ビン同士が抑圧接触して両アセンブリ65・28相互
が電気的に連絡状態となる。66(第10図)は環状マ
ウント61の最上位部の外面に付した固定指標であり、
WL影レしズA側に付した固定指標32(第7・8図)
との合せ目印である。
カメラ取付は支持部材としての第2支持部材52におい
て、67はカメラ装着用開口、68は該部材52の背面
側において開口67と同心に固着したカメラ装着用の環
状マウントである。
69は第1支持部材51と第2部材52との間に、先端
部を第1支持部材51に定着し、後端部を第2支持部材
52に定着して介在させて第1支持部材51側の撮影レ
ンズ嵌入装着用開口60と第2支持部材52側のカメラ
装着用開口67とを光軸方向に連通連絡させた伸縮自在
構成の暗筐部としての蛇腹である。
70は上記カメラ装着用の環状マウント6日に具備させ
フ:電気信号ビンアセンブリであζ。
マウント68に対してカメラC側の不図示の対向マウン
トを係合させることにより第2支持部材52に対してカ
メラCがしっかりと装着支持される。
カメラCを第2支持部材52に対してマウント68を介
して正規に装着支持させた状態において、マウント68
側の電気信号ビンアセンブリ70に対してカメラC側の
不図示の電気信号ビンアセンブリが対応接触し両アセン
ブリ相互が電気的に連絡状態となる。
上記第2支持部材52側の電気信号ビンアセンブリ70
と、首記第1支持部材51側の同アセンブリ65は不図
示のリード線により電気的に連絡させである。従って中
間装置Bの第1支持部材51に撮影レンズAを、第2支
持部材52にカメラCを夫々正規に装着支持させた状態
においてはカメラC側の電気回路と撮影レンズA側の電
気回路が互に連絡状態となる。
蛇腹69は、第1支持部材51又は/及び第2支持部材
52をノブ54や58の正逆回転操作により案内レール
部材50に沿って前進・後進動させて部材51・52の
相互間隔を大小変更したときその相互間隔の大小に応じ
て伸縮変化し、第1支持部材51側の撮影レンズ嵌入装
着用開口60と、第2支持部材52側のカメラ装着用開
口67とが光軸に沿う暗路をもって常に連通連絡される
■、中間装置Bと撮影レンズAの連動 中間装置B(以下ベローズと記す)の撮影レンズ取付は
支持部材たる第1支持部材51に対する撮影レンズAの
装着は、第1支持部材51の撮影レンズ嵌入装着用開口
60内に撮影レンズAの後群カム筒5部分を挿入し、撮
影レンズA側の固定指標32が第1支持部材51側の固
定指標66に対応一致にするように撮影レンズAの回動
角姿勢を調整してl1i12レンズA側のマウント6を
第1支持部材51側のマウント61に当接させ、撮影レ
ンズAを時計方向に不図示のストッパ部でそれ以上の回
動が阻止されるまで十分に回動する(本実施例装置では
略60°回動操作)。これによりマウント6・61の相
互係合で撮影レンズAが第1支持部材51に安定に取付
は支持される。正規の装着状態において撮影レンズAは
外装環1の倍率表示窓孔31部分が上向きとなった回動
角姿勢状態となり、又電気信号ビンアセンブリ28が第
1支持部材51側の同アセンブリ65に正規に対面対応
して互に電気的に連絡状態となる。
第1支持部材51に対する撮影レンズの装着のために上
記のような要領で撮影レンズAを第1支持部材51の開
口60に嵌入して回動操作したとき、撮影レンズAの後
群カム筒5の外面に突出させである連動爪27が第1支
持部材51側の第2の連動爪63aに当接して係止され
る。そのために後群カム筒5、このカム筒とキ一部材2
5を介して一体の前群カム筒3はその時点で回動が停止
されるが、外装環!、これと一体にねじ止め結合されて
いる案内筒2、この案内筒に一体にねし止め結合されて
いる固定鏡筒4、この固定鏡筒の先端フランジ部に一体
に取付は固定されているマウント6はストッパ部(不図
示)でそれ以上の回動が阻止されるまで更に回動する。
これにより前群カム筒3の突起部材18と案内筒2の植
設ビン19との間に張設したカム筒駆動ばね20が引き
伸ばされた状態になる。第6図(A)の要部の展開平面
図は該ばね20が引き伸ばされている状態時を示してい
る。つまり撮影レンズAをベローズBの第1支持部材5
1に装着した後は上記のように引き伸ばされたばね20
の反力によりitレンズAの後群カム筒5の連動爪27
が第1支持部材51側の第2の連動爪63aに常に遊び
動きなく押し付けられて当接した状態に保たれる。
ベローズBの第1支持部材51に対してF記のようにi
影しンズAを、第2支持部材52にカメラCを夫々装着
した状態において、第1支持部材51を、ノブ54を正
転・逆転操作して案内レール部材50上を前進動・後進
動させると、これに連動して駆動ギヤ56の正転・逆転
力かギヤトレイン61〜G7を介して第2の連動ギヤ6
3bへ伝達されて第2の連動爪63aを有している第2
の連動リング63が正転・逆転回動される。又第1の連
動ギヤ62bがギヤG7・差動ギヤG8を介して正転・
逆転力を受け、第2の連動ギヤ63bと回転角は等しい
けれども回転方向は逆となる関係をもって正逆転されて
第1の連動爪62aを有している第1の連動リング62
が正転・逆転回動される。即ち第2の連動爪63aを有
している第2の連動リング63と、第1の連動爪62a
を有している第1の連動リング62が第1支持部材51
の案内レール部材50に沿う前進・後進動操作に連動し
て上記の関係をもって正転・逆転回動する。
そして上記第2の連動リング63の第2の連動爪63a
、又は第1の連動リング62の第1の連動爪62aの何
れかに対して、撮影レンズ部側の連動爪27が前述引き
伸ばし状態のばね20の反力で常に係合当接して七り、
従って案内レール部材50に沿う第1支持部材51の前
進・後進動操作に連動する第2又は第1の連動リング6
3・62の正転・逆転回動に連動して撮影レンズAの後
群カム筒5が固定鏡筒4の外まわりな正転・逆転回動さ
れる。又この後群カム145に対してキー部材25を介
して一体の前群カム筒3も後群カム筒5と一緒に案内筒
2の内まわりな正転・逆転回動される。この前群及び後
群カム筒3・5の正転・逆転回動に連動して前述したよ
うに第ルンズ群鏡筒7即ち第ルンズ群Ll、及び第4レ
ンズ群鏡筒10即も第4レンズ群L4が光軸に沿って、
夫々不動である第2レンズ群L2 ・絞りD・第3レン
ズ群L3に対して離れ方向又は接近方向に移動駆動され
、第2図(a)・(C)、第3図(a)   (C)の
短焦点状態のレンズ配列(倍率βl又はβ3の配列状態
)、又は第2図(b)第3図(b)の長焦点状態のレン
ズ配列(倍率β2 (等倍))に無段階式に変化する。
■具体的に第2図(a)の低倍率側(撮影倍率β、)か
ら高倍率側へ倍率を変化β1→β2→β3させる場合に
は、ベローズBの第1支持部材51のノブ54を正転操
作して案内レール部材50に沿って前進動させていく。
第5図のように案内レール部材50の後端部側に位置さ
せた第2支持部材52に対して第1支持部材51が最も
接近した低倍率状態においては、レンズAとベローズB
の連動機構は、第11図のようにレンズ部側の連動爪2
7とへローズ部側の第2の連動爪63gが当接している
■この状態からノブ54を正回転操作してベローズBの
第1支持部材51を第5図の2点鎖線示のようにレール
部材50の略中間点位置に前進移動させると撮影倍率は
等倍β2になるようになっている。この時、レンズAと
ベローズBの連動機構は第12図のようになり、レンズ
A側の連動爪27と、ベローズ8側の第2及び第1の連
動爪63a及び62a(図では爪63aと重なっている
ため見えない)が当接している。
■さらにノブ54を正回転操作してベローズBの第1支
持部材51を第5図の3点鎖線示のようにレール部材5
0の先端寄りの位置に前進移動させると、tit倍率は
、等倍β2からさらに高倍率β3側になり、この時、レ
ンズAとベローズBの連動機構は第13図のようになり
、レンズA側の連動爪27とベローズ8側の第1の連動
爪62aが当接している。
上記■→■→■の操作で、撮影レンズAの後群カム筒5
及び前群カム筒3はベローズBの連動リング63・62
の動きに伴い、低倍率β、から等倍率β2、等倍率β2
から高倍率β、へと回転方向が逆転する。そして各レン
ズ群L1〜L4及び絞りDの動きは第3図に示すように
なる。また予定結像面F(カメラC内のフィルム面)に
対する各レンズ群L1〜L4及び絞りDの動きは第2図
に示すようになる。
さらに第ルンズ群鏡筒7と外装環1の先端部の間には前
群付勢ばね17が設置され伸長方向に第ルンズ群鏡筒7
を付勢しているために前群カム′r:II3のへりカル
カム溝孔15に貫通しているビン軸16のばね17の伸
長方向への動きを付勢力によって助けている。また同時
にへりカルカム溝孔15に対するビン軸16の位置を付
勢力によって一方向に押し付けているためビン軸16の
位置精度を精度良く決めることになっている。
また、第4レンズ群鏡筒10と固定鏡筒4の端部の間に
は後群付勢ばね24が設置され、伸長方向に第4レンズ
群鏡筒10を付勢しているために、後群カム筒5のへり
カルカム溝孔22に嵌入しているビン軸23のばね24
の伸長方向への動きを助けている。また同時にへりカル
カム溝孔22に対するビン軸23の位置を付勢力によっ
て一方向に押し付けているためビン軸23の位置精度を
精度良く決めることになっている。
倍率表示板30は、上記のノブ54の正逆回転操作によ
る倍率変更に伴なう前群カム筒3の正逆回転に伴ない該
カム筒3と一体に回転し、ノブ54の回転操作で移動し
たベローズ8側の第1支持部材51の案内レール部材5
0上の現在位置に対応する倍率値表示部分が外装環1の
外面に設けられている上向きの窓孔31内に位置し、現
在時点の倍率値が指標31b(第7図)との対応におい
て正確に表示される。
即ち撮影レンズA自体に、ベローズBと撮影レンズAの
連動機構に連動して撮影倍率を表示する手段を設けてあ
り、これにより倍率表示が非常に見やすくなり、又倍率
表示のために新たな機構を設ける必要がなく安価な倍率
表示が可能になる。
かくして本実施例装置は、被写体面から結像面までの撮
影距離を変えずに、つまりカメラの位置移動操作をする
ことなく、撮影レンズの繰出し移動だけで、所望の撮影
倍率変更をすることができ、撮影時の操作性が向上する
なお、後述する実施例3(第16〜19図)のパンタグ
ラフタイプベローズ+直進ズームレンズの構成をこの実
施例1にも応用でき、第6図(B)はこれを実現するた
めの撮影レンズAのカム機構の一例の展開平面図を示し
ている。
実施例 2(第14・15図) 本例装置は前述(作用)の項に記載した原理モード2に
従う装置である。
第14図は装置の縦断側面図である。
撮影レンズAは面述実施例1のものと同様の構成のもの
でよい。
中間装置としてのベローズBは11i1述実施例1(第
5図)のものと構成を少し異にしている。即ち本例にお
けるベローズBは実施例1におけるベローズBにおいて
第2の連動リング63、これに体の第2の連動爪63a
及び第2の連動ギヤ63bを取り除いた構成となってい
る。
ベローズBのノブ54を正回動操作して撮影レンズAの
繰出しを行なうと、実施例1の場合と同じく第1の連動
リング62に設けられた第1の連動爪62a(第15図
)により撮影レンズA側の連動爪27、後群カム筒5お
よび前群カム筒3が回動して第ルンズ群L1、第4レン
ズ群L4が光軸方向に移動し、焦点距離変更が行なわれ
る。
但し、実施例1とは異なり、ベローズBの繰出し量増加
に対して撮影レンズAの焦点距離は単調に減少するだけ
であり、逆にベローズBの繰出し量の減少に対しては、
焦点距離が単調増加するだけとなる。
かくして本実施例装置は、撮影レンズAの繰出し量を増
加する操作に連動して撮影レンズの焦点距離が減少し、
もしくは撮影レンズの繰出し量を減少する操作に連動し
て撮影レンズの焦点距離が増加するので、同一のti影
レンズ繰出し量でも焦点距離を変化させない方式に比べ
て撮影倍率範囲を広くとることができ、撮影操作性を極
めて向上させることができる。
実施例 3(第16〜19図) 本例装置は前述(作用)の項に記載した原理モード3に
従う装置である。
第16図は装置の側面図、第17図は装置の平面図、第
18図は撮影レンズの縦断側面図、第19図は要部の展
開平面図である。
x、ll!彫レンしAの構成(第18・19図)本例装
置における撮影レンズAは外装環1を案内筒2に対して
光軸方向に前進・後進移動操作を自由にし、該外装環1
の前進・後進移動操作に連動させて内部レンズ群り、〜
L4に焦点距離可変動作を行なわせるようにしである。
第18図のV4影レンズAの縦断面図において、光軸0
−0を境にして光軸より上半部は外装環1が案内筒2に
対して光軸方向に所定の後進終点位置まで後進動されて
内部レンズ群し1〜し、が短焦点距離状態に変換されて
いるレンズ群配列を、光軸より下半部は外装環1が案内
筒2に対して光軸方向に所定の前進終点位置まで前進動
されて内部レンズ群L1〜L4が長焦点距離状態に変換
されているレンズ群配列を示している。
前述実施例1における撮影レンズAと共通する構成部材
には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
即ち本実施例にあける撮影レンズAの外装環1は案内筒
2の外側に光軸方向にスライド自由に外嵌させ、案内筒
2の筒面に光軸に並行に設けた第2の直進溝孔12aに
外装環1に植設したピン軸1aを嵌入係合させてあり、
従って外装環1はこの第2の直進溝孔12aの長さ範囲
で案内筒2に対して光軸方向に前進・後進移動操作自由
である。
上記外装環1に植設したピン軸1aの先端は更に、前群
カム筒3の筒面に具備させた第2のへりカルカム溝孔1
5aに嵌入係合させである。
従って前記外装環1が案内筒2に対して前進動されると
それに連動してピン軸1aと第2のへりカルカム溝孔1
5aとの係合により前群カム筒3が案内筒2内において
光軸回りに正転回動じ、この前群カム筒3の正転回動に
連動して該カム筒3に内嵌の第ルンズ群鏡筒7即ち第ル
ンズ群り、が、前群カム筒3の第1のへりカルカム溝孔
15及び案内筒2の第1の直進溝孔12に対するピン軸
16の係合により、第2レンズ群L2へ接近する方向に
後進移動される。又前群カム筒3の光軸回りの正転回動
に伴ないキ一部材25で連結化されている後群カム筒5
が前群カム筒3と−・体に固定鏡筒4の外側において光
軸回りに正転回動し、この後群カム筒5の正転回動に連
動して固定w1筒4に内嵌の第4レンズ群鏡筒10即ち
第4レンズ群L4が、固定鏡筒4の直進溝孔21及び後
群カム筒5のへりカルカム溝孔22に対するピン軸23
の係合により、第3レンズ群L3に接近する方向に前進
移動される。これにより撮影レンズAの内部レンズ群L
1〜L4は第18図における光軸0−0より上半部の短
焦点距離状態から、下半部の長焦点距離状態に転換され
る。
文通に外装環1が案内筒2に対して後進動されるとそれ
に連動して上記とは逆の動作を生じて内部レンズ群LI
〜L4は第18図における光軸0−0より下半部の長焦
点距離状態から上半部の短焦点距離状態に転換される。
IAは外装環1の上面に一体に植設した、該外装環を案
内筒2に対して光軸方向に前進・後進移動させるための
連動ビンである。
■、中間装置Bの構成(第16・17図)111述実施
例1における中間装置としてのベローズBと共通する構
成部材には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
80は、撮影レンズ取付は支持部材としての第1支持部
材51と、この第1支持部材51に装着支持させた撮影
レンズAと、カメラ取付は支持部材としての第2支持部
材52との3者を連結させた連動部材としてのパンタグ
ラフ型リンク構造体(以下、パンタグラフと記す)であ
る。このパンタグラフ80の先端部・途中部・後端部に
は第1〜第3の3つの係合穴81・82・83を設けて
あり、第1及び第2の支持部材51・520〕L面の略
中央部には夫々上向きに連動ビン51A・52Aを夫々
植設しである。そして第1支持部材51に装着したm影
しンズAの連動ビンIA、第1及び第2の支持部材51
・52の上記連動どン51A・52Aの3つのビンIA
・51A・52Aに対して夫々上記パンタグラフ80の
3つの係合穴81・82・83を嵌合係合させることに
より、撮影レンズA5第1支持部材51、第2支持部材
52の3部材をパンタグラフ80により連結状態にしで
ある。
撮影レンズAは前述実施例1の場合と同様に、第1支持
部材51の撮影レンズ嵌入装着用開口(60)内に撮影
レンズAの後群カム筒5部分を挿入し、撮影レンズA側
の固定指標32が第1支持部材51側の固定指標66に
対応一致するように撮影レンズAの回動角姿勢を調整し
て撮影レンズA側のマウント6を第1支持部材51側の
マウント61に当接させ、& M2レンズAを時計方向
に不図示のストッパ部でそれ以上の回動か阻止されるま
で1分に回動(略60°)する。これによりマウント6
・61の相互係合で撮影レンズAが第1支持部材51に
安定に取付は支持される。正規の装着状態において撮影
レンズAは連動ビンIAを植設しである面部分が上面と
なり、該連動ビンIAが上向き状態となり、撮影レンズ
A、第1及び第2の支持部材51・52に対する連動部
材たるパンタグラフ80の装着連結が可能状態となる。
なお本実施例装置の場合は第1支持部材51について、
前述実施例1の第1支持部材51に具備させた、駆動ギ
ヤ56、連動ギヤトレイン61〜G8、連動リング受6
4、連動爪・連動ギヤ(62a −62b ・63a 
・63b)を含む連動リング62・63からなる連動機
構は具備させていない。
84(第17図)は案内レール部材50の上面に長手に
沿って具備させた倍率算出用目盛板である。
■、中間装置Bと撮影レンズAの連動 ベローズBの第1支持部材51にI!影レしズAを、第
2支持部材52にカメラCを夫々装着し、撮影レンズA
、第1支持部材51、第2支持部材520)3者の各上
向き連動ビンIA・51A・52Aに対して面述したよ
うにパンタグラフ80を係合させて装着して上記3者A
・51・52を連結した状態において、ベローズBの第
2支持部材52をノブ58の正逆回転操作して案内レー
ル部材50に沿って前進・後進慴動移動させると、これ
に連動してパンタグラフ80が伸縮動する。
この場合パンタグラフ80は、撮影レンズAの連動ビン
IAに係合させた係合穴81と、第1支持部材51の連
動ビン51Aに係合させた係合穴82との間の距離LA
と、第1支持部材51の連動ビン51Aに係合させた係
合穴82と、第2支持部材52の連動ビン52Aに係合
させた係合穴83との間の距1lllLBとの比が常に
一定になるように伸縮動作する。従って第2支持部材5
2の案内レール部材50に沿う移動操作に連動して第1
支持部材52に装着支持されているWL影レしズAの連
動ビンIAにパンタグラフ80を介して前後方向の押し
引き力が作用して撮影レンズAの外装環1が案内筒2に
対して光軸方向に前進・後進動され、撮影倍率の自動変
更がなされる。
具体的に第16・17図の実線示のように第1支持部材
51を案内レール部材50の先端側の位置に位置させ、
第2支持部材52を第1支持部材51に最接近させた位
置に位置させた状態においては、撮影レンズAは短焦点
状態のレンズ配列状態(第18図の光軸より上半部側に
示したレンズ配列状態)にある。
第2支持部材52についてそのノブ58を逆回転操作し
て案内レール部材50に沿って第1支持部材51から離
間する方向に2点鎖線示・3点鎖線示のように後進動さ
せていくと、それに連動して撮影レンズAの外装環1が
案内筒2に対して光軸方向に面進移動されていき、撮影
レンズAは長焦点状態のレンズ配列状態(第18図の光
軸より下半部側に示したレンズ配列状態)に転換されて
いく。即ち撮影倍率変更がなされていく。反逆に第2支
持部材52をノブ58の正回転操作で案内レール部材5
0に沿って第1支持部材51に近づく方向に前進動させ
ていくことにより、撮影レンズAは長焦点から短焦点の
レンズ配列状態に転換されていく。
上記のようにベローズBの撮影レンズ取付は支持部材で
ある第1支持部材51は移動操作せず、カメラ取付は支
持部材である第2支持部材52について移動操作して第
1支持部材51と第2支持部材52間の距離を広げる操
作を行なうと撮影レンズAの焦点距離を単調に増加させ
る事が出来、逆に第1支持部材51と第2支持部材52
間の距離を縮める操作を行なうと、焦点距離を単調に減
少させる事が出来ることになる。従って、撮影レンズA
の位置を動かさずに中間装置Bの繰出し量を操作するだ
けで、撮影倍率の変更を行なう事が可能である。
(発明の効果) 以上説明した様に、焦点距離可変IJi影レンズの焦点
距離を接写用中間装置の伸縮量に連動して変更される様
にすることで、 ■撮影距離の変更なしに撮影倍率の変更が出来る。
■撮影可能な撮影倍率範囲を広げることが出来る。
■被写体距離の変更なしに撮影倍率の変更が出来る。
といった効果を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図(1)・(2)・(3)は夫々接写撮影の原理モ
ードグラフ、第2図・第3図は夫々焦点距li!riJ
′変撮影レンズの光学系モデル図、第4図(a) ・(
b)・(C)はレンズ繰出し量と撮影倍率の相関モデル
図、第5図乃至第13図は第1実施例装置を示すもので
、第5図は装置の縦断側面図、第6図(A)は撮影レン
ズの要部(カム機構)の展開平面図、第6図(B)はそ
の変形例の同上図、第7図・第8図は撮影レンズの平面
図と側面図、第9図は中間装置(ベローズ)の側面図、
第1O図は一部切欠き正面図、第11図・第12図・第
13図は夫々撮影レンズ側の連動爪と、中間装置側の連
動爪との係合関係説明図、第14図は第2実施例装置の
縦断側面図、第15図は撮影レンズ側の連動爪と中間装
置側の連動爪との係合関係図、第16図乃至第19図は
第3実施例装置を示すもので、第16図は装置の側面図
、第17図は平面図、第18図は撮影レンズの縦断側面
図、第19図は撮影レンズの要部(カム機構)の展開平
面図である。 Aは撮影レンズ(焦点距離可変撮影レンズ)、Bは中間
装置(ベローズ)、Cはカメラ、し1〜L4は第1〜第
4レンズ群、Dは絞り、5152は夫々中間装置の撮影
レンズ取付は支持部材(第1支持部材)とカメラ取付は
支持部材(第2支持部材)、50は案内レール部材、5
4・58は支持部材移動操作ノブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラと、撮影レンズと、該両者を光軸をほぼ一
    致させて前後に保持し、かつ該両者の光軸方向の相互間
    隔を所望の撮影倍率に応じて大小変更させる中間装置を
    有しており、 前記中間装置は、光軸方向に相対的に離間・接近移動可
    能なカメラ取付部及び撮影レンズ取付部と、該両取付部
    間を連通連絡させた伸縮自在構成の暗筐部を有する伸縮
    式装置であり、 前記撮影レンズは焦点距離可変撮影レンズであり、 前記中間装置の撮影レンズ取付部に前記焦点距離可変撮
    影レンズを取付け保持させ、撮影倍率を所望に設定すべ
    く前記中間装置を伸縮動操作したときそれに連動して前
    記焦点距離可変撮影レンズが焦点距離可変動作して中間
    装置の伸縮量に対応した適正な焦点距離に自動変更され
    るように、該中間装置と該焦点距離可変撮影レンズを連
    係させてある、 ことを特徴とする接写撮影装置。
  2. (2)中間装置の伸縮動操作に連動して実行される焦点
    距離可変撮影レンズ側の焦点距離自動変更が、中間装置
    の伸縮量変更に対して撮影系の撮影被写体面からカメラ
    の結像面までの撮影距離は不変となる関係をもってなさ
    れる、ことを特徴とする請求項1記載の接写撮影装置。
  3. (3)中間装置の伸縮動操作に連動して実行される焦点
    距離可変撮影レンズ側の焦点距離自動変更が、中間装置
    の伸縮量変更に対して撮影系の撮影被写体から撮影レン
    ズまでの被写体距離は不変となる関係をもってなされる
    、ことを特徴とする請求項1記載の接写装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5594517A (en) * 1993-05-07 1997-01-14 Olympus Optical Co., Ltd. Enlargement photographing apparatus
US5634722A (en) * 1995-07-31 1997-06-03 Nippon Thompson Co., Ltd. Linear motion rolling guide unit
US5775813A (en) * 1996-05-27 1998-07-07 Nippon Thompson Co., Ltd. Seal structure-carrying linear motion guide unit

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