JP2007191712A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 複数の個別の一般的に球形の小球形状の、式（Ｉ）で表されるフェノチアジン材料を含む固体製品であって、
   該固体製品が複数の個別の溶融したフェノチアジン材料の落下液滴を冷却することによって製造され、
   前記複数の個別の一般的に球形の小球が、０．５ｍｍないし２．３ｍｍの平均直径を有し、Ｍｕｎｓｅｌｌ Ｃｏｌｏｒ Ｃｈａｒｔ（ＪＩＳ Ｚ−８７２１）によって定義された緑がかった黄色から黄色であり、６重量％より多くない微粉を含むことを特徴とする、固体製品。
   式（Ｉ）
   

   
2. 前記複数の個別の一般的に球形の小球が、複数の溶融したフェノチアジンの落下液滴を、これらが複数の穴を有するノズルを通して不活性雰囲気中に供給される際に冷却することによって形成される、請求項１に記載の固体製品。
3. 前記複数の個別の一般的に球形の小球が、複数の個別の溶融フェノチアジンの落下液滴を、これらが複数の穴を有するノズルを通して不活性雰囲気中に供給される際に複数の一般的に球形の小球を形成するように急冷することによって形成される、請求項１に記載の固体製品。
4. 前記複数の個別の一般的に球形の小球が、複数の個別の溶融フェノチアジンの落下液滴を、これらが複数の穴を有するノズルを通して不活性雰囲気中に供給される際に冷却された液体不活性ガスにより急冷することによって形成される、請求項３に記載の固体製品。
5. 前記冷却された液体不活性ガスが液体窒素である請求項４に記載の固体製品。
6. １重量％より多くない微粉を含む請求項１に記載の固体製品。
7. 前記小球の色がＨｕｅ Ｓｙｍｂｏｌ ５Ｙ と Ｃｏｌｏｒ Ｓｐａｃｅｓ：８／４ないし８／１２ 、８．５／４ないし８．５／１２、９／４ないし９／８ （いずれも両端の値を含む）によって定義されたＭｕｎｓｅｌｌ Ｃｏｌｏｒ Ｃｈａｒｔ（ＪＩＳ Ｚ−８７２１）の領域内にある請求項１に記載の固体製品。
8. 前記小球の色がＨｕｅ Ｓｙｍｂｏｌ ５Ｙ と Ｃｏｌｏｒ Ｓｐａｃｅｓ：８．５／８ないし８．５／１２、９／６ないし９／８（いずれも両端の値を含む）によって定義されたＭｕｎｓｅｌｌＣｏｌｏｒ Ｃｈａｒｔ（ＪＩＳ Ｚ−８７２１）の領域内にある請求項１記載の固体製品。
9. 複数の個別の一般的に球形の小球形状の、式（ＩＩ）で表されるフェノチアジン材料を含む固体製品を製造する方法であって、
   （ａ）溶融フェノチアジン液滴を形成するために、溶融したフェノチアジン材料を複数の穴を有する少なくとも１個のノズルの中に導入する工程であって、該フェノチアジン材料は溶融状態にある間不活性雰囲気中で維持される工程、
   （ｂ）溶融したフェノチアジン材料の流れを複数の均一の大きさの液滴に分割し、直ちに冷たい液体不活性ガス中に入れる工程、及び
   （ｃ）該液滴を冷たい液体不活性ガス中で冷却して個別の一般的に球形のフェノチアジン材料の小球を含む固体製品を作成する工程を含み、
   該固体製品が０．５ｍｍないし２．３ｍｍの平均直径を有する複数の個別の一般的に球形の小球の形状をしていることを特徴とする、方法。
   式（ＩＩ）
   

   

   
   （式中、Ｒ ¹ 、Ｒ ² 、Ｒ ³ は同一または異なっており、水素；ハロゲン；１ないし２６個の炭素原子のアルキル、アルケニル、アルキニル基からなる群より選択された、分岐鎖のおよび直鎖の、そして置換および非置換の炭化水素基；置換および非置換のアリール基；置換および非置換のアラルキル基；スルフォニル；アミン；アルキルアミン；ヒドロキシ；カルボキシ；シリル；シロキシ、並びにこれらの誘導体および塩からなる群より選択され、そしてｍとｎが独立して１から４である）
   を有する請求項１〜５のいずれかに記載の固体製品。
10. 前記冷たい液体不活性ガスが液体窒素である請求項９に記載の方法。
11. 溶融したフェノチアジンが２１５℃より高くない温度にある請求項９に記載の方法。
12. フェノチアジン材料がフェノチアジンである請求項９〜１１のいずれか１項に記載の方法。