JP2007190794A - 携帯型情報端末の表示窓保護板 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐擦傷性に優れ、高温高湿下に曝したり、押圧したりしても、クラックが発生し難い硬化被膜が設けられた携帯型情報端末の表示窓保護板を提供する。
【解決手段】樹脂基板の表面に、分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物を含有する硬化性塗料により、厚さ2〜6μmの硬化被膜を形成し、これを携帯型情報端末の表示窓保護板として使用する。樹脂基板としては、メタクリル樹脂板が好ましく用いられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、携帯電話などに代表される携帯型情報端末の表示窓保護板に関するものである。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの携帯型電話類が、インターネットの普及とともに、単なる音声伝達機能に加えて、文字情報や画像情報を表示する機能を持った携帯型情報端末として広く普及してきた。また、このような携帯型電話類とは別に、住所録などの機能にインターネット機能や電子メール機能を併せ持つPDA(Personal Digital Assistant)も幅広く使用されている。本明細書では、このような携帯電話やPHS、PDAなどをまとめて“携帯型情報端末”と呼ぶこととする。すなわち、本明細書でいう“携帯型情報端末”とは、人が携行できる程度の大きさであって、文字情報や画像情報などを表示するための窓(ディスプレイ)を有するものを総称する。
これらの携帯型情報端末では、液晶やEL(エレクトロルミネッセンス)などの方式により、文字情報や画像情報を表示するようになっているが、その表示窓には、一般に樹脂製の保護板が用いられている。そして、かかる保護板としては、表面の傷つきを防止するため、硬化性塗料により耐擦傷性(ハードコート性)の硬化被膜が設けられたものが種々提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2002−6764号公報 特開2004−143365号公報 特開2004−299199号公報
従来提案されている携帯型情報端末の表示窓保護板では、硬化被膜の耐擦傷性が必ずしも十分でないという問題がある。また、硬化被膜の耐擦傷性は十分であっても、高温高湿下に曝したり、押圧したりすると、硬化被膜にクラックが発生し易いという問題がある。そこで、本発明の目的は、耐擦傷性に優れ、クラックが発生し難い硬化被膜が設けられた携帯型情報端末の表示窓保護板を提供することにある。
本発明者は、鋭意研究を行った結果、樹脂基板の表面に、所定の硬化性塗料を用いて、所定の厚さの硬化被膜を形成することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、樹脂基板の表面に、分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物を含有する硬化性塗料により、厚さ2〜6μmの硬化被膜が形成されてなることを特徴とする携帯型情報端末の表示窓保護板を提供するものである。
本発明の携帯型情報端末の表示窓保護板は、耐擦傷性の高い硬化被膜が、高温高湿下に曝したり、押圧したりしても、クラックが発生し難い状態で設けられているので、その表示窓を効果的に保護することができる。
本発明の携帯型情報端末の表示窓保護板の基板を構成する樹脂としては、例えば、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体、トリアセチルセルロール樹脂などが挙げられる。中でも、メタクリル樹脂は、透明性が高く、剛性も高いため、基板を構成する樹脂として適している。
メタクリル樹脂は、メタクリル酸エステルを主体とする重合体であり、例えば、メタクリル酸エステルの単独重合体であってもよいし、メタクリル酸エステル50重量%以上とこれ以外の単量体50重量%以下との共重合体であってもよい。メタクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチルやメタクリル酸エチルのようなメタクリル酸アルキルが好ましく用いられ、特にメタクリル酸メチルが好ましく用いられる。また、メタクリル酸エステル以外の単量体としては、例えば、スチレンやメチルスチレンのような芳香族アルケニル化合物、アクリル酸やメタクリル酸のような不飽和カルボン酸、アクリル酸メチルやアクリル酸エチルのようなアクリル酸エステル、アクリロニトリルやメタクリロニトリルのようなアルケニルシアン化合物などが挙げられる。
基板を構成する樹脂には、他の成分を配合して、樹脂組成物として用いてもよい。この配合成分としては、例えば、ゴム粒子、染料や顔料のような着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などが挙げられる。ゴム粒子を配合すると、樹脂基板の耐衝撃性や柔軟性が向上し、割れ難くなって、好ましい。
ゴム粒子としては、例えば、アクリル系、ブタジエン系、スチレン−ブタジエン系などの各種ゴム粒子を用いることができるが、中でも、耐侯性の点から、アクリル系ゴム粒子が好ましく用いられる。アクリル系ゴム粒子としては、例えば、アクリル酸ブチルのようなアクリル酸アルキルを主体とする弾性重合体からなる単層構造のものや、メタクリル酸メチルを主体とする硬質重合体からなる内層の周りに、アクリル酸ブチルのようなアクリル酸アルキルを主体とする弾性重合体からなる外層を設けた多層構造のものなどを使用することができる。なお、上記弾性重合体には、一般に多官能単量体が少量共重合されている。
また、上記弾性重合体の周りにメタクリル酸メチルを主体とする硬質重合体からなる最外層を設けた多層構造のものも、有利に使用することができる。例えば、アクリル酸ブチルのようなアクリル酸アルキルを主体とする弾性重合体からなる内層の周りに、メタクリル酸メチルを主体とする硬質重合体からなる外層を設けた二層構造のものや、メタクリル酸メチルを主体とする硬質重合体からなる内層の周りに、アクリル酸ブチルのようなアクリル酸アルキルを主体とする弾性重合体からなる中間層を設け、さらにその周りに、メタクリル酸メチルを主体とする硬質重合体からなる外層を設けた三層構造のものなどが挙げられる。このような多層構造のゴム粒子は、例えば、特公昭55−27576号公報に開示されている。特に、上記した三層構造のものが好ましく、特公昭55−27576号公報の実施例3に記載のものは、好ましい組成の一つである。
ゴム粒子としては、樹脂基板の表面硬度や耐衝撃性、表面平滑性の点から、平均粒子径が0.1〜0.4μmであるものが好ましく用いられる。ゴム粒子の平均粒子径があまり小さいと、樹脂基板の表面硬度が十分でなかったり、樹脂基板が脆くなったりする。一方、ゴム粒子の平均粒子径があまり大きいと、樹脂基板の表面平滑性を損なう傾向にある。ゴム粒子は、一般的には乳化重合により製造することができ、その際、乳化剤の添加量や単量体の仕込み量などを調節することによって、平均粒子径を所望の値にコントロールすることができる。
樹脂にゴム粒子を配合して樹脂基板とする場合、両者の割合は、樹脂を50〜85重量部、ゴム粒子を15〜50重量部とするのが好ましい。ゴム粒子の量があまり少ないと、樹脂基板の耐衝撃性や柔軟性が十分に向上せず、あまり多いと、樹脂基板の表面硬度や剛性が不十分となるので好ましくない。
樹脂基板は、必要に応じて多層構造としてもよい。例えば、樹脂にゴム粒子を配合すると、耐衝撃性や柔軟性が向上するが、表面硬度や剛性が低下する傾向にあるので、ゴム粒子を含有する層の表面に、ゴム粒子を含有しない層を形成することにより、前者のゴム含有層の耐衝撃性や柔軟性を生かしつつ、樹脂基板の表面硬度や剛性を上げることができる。この場合、ゴム含有層の厚さは、樹脂基板全体の厚さに対して、好ましくは50%以上であり、より好ましくは60%以上である。この割合があまり小さいと、樹脂基板の耐衝撃性や柔軟性が不十分となるおそれがある。このような多層構造の樹脂基板を製造するには、例えば、複数の押出機と、それらから押し出される樹脂を積層するためのマルチマニホールド方式やフィードブロック方式などの機構とを有する、公知の多層押出機を用いることができる。
上記のようにゴム含有層の表面にゴム不含層を形成する場合、ゴム不含層は、ゴム含有層の両面ではなく、片面に形成するのがよい。ゴム不含層を両面に形成すると、ゴム含有層の耐衝撃性や柔軟性が生かされ難くなる。そして、ゴム含有層の片面にゴム不含層を形成してなる樹脂基板は、少なくともゴム不含層の表面に硬化被膜を形成し、これを表側(使用する人が直接、見たり接したりする側)に向けて携帯型情報端末の表示窓保護板として使用するのが好ましく、これにより、硬化被膜の耐擦傷性が一層高いものとなると共に、強く押圧されても、硬化被膜にクラックが発生し難いのみならず、裏側のゴム含有層の柔軟性により、樹脂基板自体が破壊し難いものとなる。
樹脂基板は、通常の板(シート)やフィルムのように、表面が平面のものであってもよいし、凸レンズや凹レンズのように、表面が曲面になっているものであってもよい。また、表面に細かな凹凸などの微細な構造が設けられていてもよい。樹脂基板の厚さは、好ましくは0.1mm以上であり、また3.0mm以下である。
樹脂基板の少なくとも一方の表面には、耐擦傷性の硬化被膜が形成される。この硬化被膜は、硬化性化合物として分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物を含有する硬化性塗料を用いて形成することにより、耐擦傷性に優れたものとすることができる。なお、本明細書において、(メタ)アクロイルオキシ基とは、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基をいい、その他、(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸などというときの「(メタ)」も同様の意味である。
分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物としては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス((メタ)アクロイルオキシエチル)イソシアヌレートなどが挙げられる。
また、ホスファゼン化合物のホスファゼン環に少なくとも3個の(メタ)アクリロイルオキシ基が導入されたホスファゼン系(メタ)アクリレート化合物、分子中に少なくとも2個のイソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物と、分子中に水酸基及び少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物との反応により得られるウレタン(メタ)アクリレート化合物、分子中に少なくとも2個のハロカルボニル基を有する化合物と、分子中に水酸基及び少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物との反応により得られるポリエステル(メタ)アクリレート化合物、さらには、上記各化合物の2量体や3量体のようなオリゴマーなども用いることができる。これらの(メタ)アクリレート化合物はそれぞれ単独又は2種以上を混合して用いられる。
なお、硬化性塗料は、必要に応じて、分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物以外の硬化性化合物、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレートのような、分子中に2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物を含有していてもよいが、その量は、分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物100重量部あたり、通常20重量部までである。
また、硬化性塗料は、導電性微粒子を含有していてもよい。導電性微粒子を含有することにより、帯電防止性能や制電性能を有する硬化被膜を形成することができる。
導電性微粒子としては、例えば、酸化アンチモンのような金属酸化物、インジウム/スズの複合酸化物(ITO)、スズ/アンチモンの複合酸化物(ATO)、アンチモン/亜鉛の複合酸化物、リンでドープされた酸化スズなどの各微粒子が挙げられる。
導電性微粒子は、その粒子径が0.001〜0.1μmであるのが好ましい。粒子径があまり小さいものは、工業的な生産が難しく、粒子径があまり大きいものを用いると、硬化被膜の透明性が低下するため好ましくない。また、導電性微粒子の使用量は、硬化性化合物100重量部あたり、1〜100重量部であるのが好ましい。この使用量があまり少ないと、十分な帯電防止効果が得られず、あまり多いと、硬化被膜の耐擦傷性が低下したり、成膜性が低下したりするため好ましくない。
また、硬化性塗料には、粘度や硬化被膜の厚さなどを調整するため、溶剤が含まれていてもよい。この溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノールのようなアルコール類、2−エトキシエタノール、2−ブトキシエタノール、3−メトキシプロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノールのようなアルコキシアルコール類、ジアセトンアルコールのようなケトール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン類、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチルのようなエステル類などが挙げられる。溶剤の使用量は、基板の材質、形状、塗布方法、目的とする硬化被膜の厚さなどに応じて適宜調整されるが、通常は、硬化性化合物及び必要により用いられる導電性微粒子の合計100重量部あたり、20〜10000重量部程度である。
さらに、硬化性塗料には、安定化剤、酸化防止剤、着色剤、レべリング剤などの添加剤が含まれていてもよい。レべリング剤が含まれることにより、硬化被膜の平滑性や耐擦傷性を高めることができる。
レべリング剤としては、シリコーンオイルが好ましく用いられ、その例としては、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、アルキル・アラルキル変性シリコーオイル、フルオロシリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸エステル変性シリコーンオイル、メチル水素シリコーンオイル、シラノール基含有シリコーンオイル、アルコキシ基含有シリコーンオイル、フェノール基含有シリコーンオイル、メタクリル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボン酸変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイルなどが挙げられる。これらシリコーンオイルは、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
シリコーンオイルの使用量は、硬化性化合物及び必要により用いられる導電性微粒子の合計100重量部あたり、通常0.01〜20重量部である。この使用量があまり少ないと、目的とする効果が認められ難く、あまり多いと、硬化被膜の強度が低下するため好ましくない。
以上説明した硬化性塗料を、樹脂基板の表面に塗布した後、必要に応じて乾燥し、次いで、形成された硬化性塗膜を硬化させることにより、樹脂基板の表面に耐擦傷性に優れる硬化被膜を形成することができる。
硬化性塗料の塗布は、例えば、マイクログラビアコート法、ロールコート法、ディッピングコート法、スピンコート法、ダイコート法、キャスト転写法、フローコート法、スプレーコート法などの方法により行うことができる。
硬化性塗膜の硬化は、活性化エネルギー線の照射により、好適に行われる。活性化エネルギー線としては、例えば、電子線、紫外線、可視光線などが挙げられ、硬化性化合物の種類に応じて適宜選択される。活性化エネルギー線として紫外線や可視光線を用いる場合には通常、光重合開始剤が用いられる。
光重合開始剤としては、例えば、アセトフェノン、アセトフエノンベンジルケタール、アントラキノン、1−(4−イソプロピルフエニル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、カルバゾール、キサントン、4−クロロベンゾフェノン、4,4’−ジアミノベンゾフェノン、1,1−ジメトキシデオキシベンゾイン、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、チオキサントン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプロパン−1−オン、トリフェニルアミン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、フルオレノン、フルオレン、ベンズアルデヒド、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイソプロピルエーテル、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、3−メチルアセトフェノン、3,3’,4,4’−テトラ−tert−ブチルパーオキシカルボニルベンゾフエノン(BTTB)、2−(ジメチルアミノ)−1−〔4−(モルフォリニル)フェニル〕−2−フェニルメチル)−1−ブタノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、ベンジルなどが挙げられる。
光重合開始剤は、色素増感剤と組合せて用いてもよい。色素増感剤としては、例えば、キサンテン、チオキサンテン、クマリン、ケトクマリンなどが挙げられる。光重合開始剤と色素増感剤との組合せとしては、例えば、BTTBとキサンテンとの組合せ、BTTBとチオキサンテンとの組合せ、BTTBとクマリンとの組合せ、BTTBとケトクマリンとの組合せなどが挙げられる。
上記の光重合開始剤は市販されているので、そのような市販品を用いることができる。市販の光重合開始剤としては、例えば、それぞれチバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)から販売されている“IRGACURE 651”、“IRGACURE 184”、“IRGACURE 500”、“IRGACURE 1000”、“IRGACURE 2959”、“DAROCUR 1173”、“IRGACURE 907”、“IRGACURE 369”、“IRGACURE 1700”、“IRGACURE 1800”、“IRGACURE 819”、及び“IRGACURE 784”、それぞれ日本化薬(株)から販売されている“KAYACURE ITX”、“KAYACURE DETX−S”、“KAYACURE BP−100”、“KAYACURE BMS”、及び“KAYACURE 2−EAQ”などが挙げられる。
光重合開始剤を用いる場合、その使用量は、硬化性化合物100重量部あたり、通常0.1重量部以上である。この使用量があまり少ないと、光重合開始剤を使用しない場合と比較して硬化速度が大きくならない傾向にある。なお、光重合開始剤の使用量の上限は、硬化性化合物100重量部あたり、通常10重量部程度である。
また、活性化エネルギー線の強度や照射時間は、硬化性化合物の種類やその塗膜の厚さなどに応じて適宜調整される。活性化エネルギー線は、不活性ガス雰囲気中で照射してもよく、この不活性ガスとしては、窒素ガスやアルゴンガスなどが使用できる。
こうして形成される硬化被膜の厚さは、2〜6μmであることが必要である。この厚さが2μmに満たないと、耐擦傷性が不十分となることがある、一方、この厚さが6μmを超えると、高温高湿下に曝したときに、クラックが発生し易くなり、具体的には、60℃/90%RH(相対湿度)の環境下で1週間、75℃/50%RHの環境下で3日間、あるいは70℃/90%RHの環境下で3日間、といった各種耐環境性試験を実施すると、クラックが発生する。また、この厚さが6μmを超えると、押圧したときにも、クラックが発生し易くなる。
硬化被膜の厚さは、樹脂基板の表面に塗布する硬化性塗料の面積あたりの量、及び硬化性塗料に含まれる固形分の濃度を調整することにより、調節することができる。硬化被膜の厚さにムラや勾配があって、上記所定範囲外の厚さの部分があるときは、その部分を切り除いて使用すればよい。
こうして硬化被膜を形成した後、必要に応じて、印刷、穴あけ、切断などの加工を施すことにより得られる本発明の携帯型情報端末の表示窓保護板は、耐擦傷性の高い硬化被膜が、高温高湿下に曝したり、押圧したりしても、クラックが発生し難い状態で設けられているので、その表示窓を効果的に保護することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらによって限定されるものではない。例中、含有量ないし使用量を表す%及び部は、特記ないかぎり重量基準である。
実施例1
ペンタエリスリトールテトラアクリレート19部、光重合開始剤〔チバスペシャリティーケミカルズ(株)のIRGACURE 184〕1部、5酸化アンチモン微粒子ゾル〔触媒化成工業(株)のELCOM−7514;固形分濃度20%〕6部、イソブチルアルコール37部、及び1−メトキシ−2−プロパノール37部を混合して、硬化性塗料を調製した。
この塗料を、厚さが1.5mmで1m四方のメタクリル樹脂板〔住友化学(株)のスミペックスE〕の両面にフローコート法で塗布した後、室温で5分乾燥し、次いで、80Wの高圧水銀ランプを用いて0.5J/cm2の紫外線を照射することにより、塗膜を硬化させ、硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さを、高速顕微膜厚計〔大塚電子(株)のMS−2000〕を用いて測定したところ、2〜6μmの範囲(勾配)を有していた。
この硬化被膜付き樹脂板から、表1に示すように、硬化被膜の厚さの範囲が異なる10cm角の試験片を切り出して、次の評価を行い、結果を表1に示した。
〔耐擦傷性試験〕
スチールウール#0000を500g/cm2の荷重で100往復させた。その際、硬化被膜表面と接触するスチールウールの形状は、2cm角の正方形(面積4cm2)とし、その辺と平行に繊維が並んだ状態とした。また、往復距離は10cm(片道5cm)とし、1往復1秒の速度で、該繊維方向に往復させた。100往復後、表面の傷つきの様子を目視で観察し、次の4段階で評価した。
A:傷つきなし、B:1〜2本の傷、C:3〜10本の傷、D:10本を超える傷。
〔表面抵抗〕
ASTM D−257に従って測定した。
〔耐環境性試験〕
試験片を70℃/90%RHの環境下に3日間放置した後、硬化被膜の表面状態を目視で観察し、クラックが発生していなけば○、発生してれば×とした。
また、上記の硬化被膜付き樹脂板から、同様に5cm×7cmの試験片を切り出して、次の評価を行い、結果を表1に示した。
〔押圧試験〕
外寸6cm×10cm、内寸3cm×5cmの金属製の枠に、試験片を配し、直径10mmの球状の先端を有する金属棒で、試験片の中央を2mm/minの速度で押圧し、硬化被膜にクラックが発生したときの変位を測定した。
実施例2/比較例1
ペンタエリスリトールテトラアクリレート26部、光重合開始剤〔チバスペシャリティーケミカルズ(株)のIRGACURE 184〕1部、5酸化アンチモン微粒子ゾル〔触媒化成工業(株)のELCOM−7514;固形分濃度20%〕7部、イソブチルアルコール33部、及び1−メトキシ−2−プロパノール33部を混合して、硬化性塗料を調製した。この塗料を用いて、実施例1と同様にメタクリル樹脂板の表面に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは4〜9μmの範囲を有していた。この硬化被膜付き樹脂板について、実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に示した。
実施例3/比較例2
分子中に15個のアクロイルオキシ基を有する多官能ウレタンアクリレート化合物〔新中村化学工業(株)のNKオリゴ U−15HA−80〕20部、光重合開始剤〔チバスペシャリティーケミカルズ(株)のIRGACURE 184〕1部、及び2−エトキシエタノール79部を混合し、硬化性塗料を調製した。この塗料を用いて、実施例1と同様にメタクリル樹脂板の表面に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは4〜8μmの範囲を有していた。この硬化被膜付き樹脂板について、実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に示した。
比較例3
分子中に2個のアクロイルオキシ基を有する多官能ウレタンアクリレート化合物〔新中村化学工業(株)のNKオリゴ UA−5201〕20部、光重合開始剤〔チバスペシャリティーケミカルズ(株)のIRGACURE 184〕1部、及び2−エトキシエタノール79部を混合して、硬化性塗料を調製した。この塗料を用いて、実施例1と同様にメタクリル樹脂板の表面に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは2〜7μmの範囲を有していた。この硬化被膜付き樹脂板について、実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に示した。
Figure 2007190794
実施例4
ペンタエリスリトールテトラアクリレート19部、光重合開始剤〔チバスペシャリティーケミカルズ(株)のIRGACURE 184〕1部、5酸化アンチモン微粒子ゾル〔触媒化成工業(株)のELCOM−7514;固形分濃度20%〕6部、イソブチルアルコール37部、及び1−メトキシ−2−プロパノール37部を混合して、硬化性塗料を調製した。
メタクリル樹脂ペレット〔住友化学(株)製のスミペックスEX〕80部と平均粒子径0.2μmの多層アクリル系ゴム粒子(特公昭55−27576号公報の実施例3に準じて調製)とをスーパーミキサーで混合し、二軸押出機で溶融混練してゴム含有メタクリル樹脂ペレットとした。このペレットを、40mmφ押出機によりT型ダイを介して溶融押出し、ポリシングロールに両面が完全に接するようにして冷却して、厚さ2mmのゴム含有メタクリル樹脂板を得た。
この樹脂板を6cm×10cmに切断し、その両面に上で得た硬化性塗料をディップコート法(引き上げ速度5mm/sec)で塗布した後、室温で5分乾燥し、次いで、80Wの高圧水銀ランプを用いて0.5J/cm2の紫外線を照射することにより、塗膜を硬化させ、硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは2.1μmであった。
この硬化被膜付き樹脂板について、鉛筆硬度をJIS K5600に従って測定した。また、実施例1と同様に耐擦傷性試験、表面抵抗の測定、及び耐環境性試験を行った。さらに、実施例1の押圧試験において、押圧速度を5倍の10mm/minとし、樹脂板が破壊するまで試験を行い、そのときの変位と押圧強度を測定した。これらの評価結果を表2に示した。
実施例5
実施例4で得たゴム含有メタクリル樹脂ペレットを40mmφ押出機で、また、メタクリル樹脂ペレット〔住友化学(株)のスミペックスEX〕を20mmφ押出機で、それぞれ溶融した。両者をフィードブロックを介して2層化し、次いでT型ダイを介して押し出し、ポリシングロールに両面が完全に接するようにして冷却して、厚さ2mmの2層メタクリル樹脂板を得た。この際、各層の厚さは、ゴム含有層/ゴム不含層=1.25mm/0.75mmとした。
この樹脂板を6cm×10cmに切断し、その両面に実施例4と同様に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは、ゴム含有層側で2.1μm、ゴム不含層側で2.3μmであった。この硬化被膜付き樹脂板のゴム含有層側について、実施例4と同様の評価を行い(押圧試験ではゴム含有層側から押圧)、結果を実施例5Aとして表2に示した。また、この硬化被膜付き樹脂板のゴム不含層側について、実施例4と同様の評価を行い(押圧試験ではゴム不含層側から押圧)、結果を実施例5Bとして表2に示した。
実施例6
メタクリル樹脂ペレット〔住友化学(株)のスミペックスEX〕を、40mmφ押出機によりT型ダイを介して溶融押出し、ポリシングロールに両面が完全に接するようにして冷却し、厚さ2mmのメタクリル樹脂板を得た。
この樹脂板を6cm×10cmに切断し、その両面に実施例4と同様に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは2.4μmであった。この硬化被膜付き樹脂板について、実施例4と同様の評価を行い、結果を表2に示した。
実施例7
実施例4で得たゴム含有メタクリル樹脂ペレットを40mmφ押出機で、また、メタクリル樹脂ペレット〔住友化学(株)のスミペックスEX〕を20mmφ押出機で、それぞれ溶融した。両者をフィードブロックを介して、両表面がゴム不含層になるよう2種3層化し、次いでT型ダイを介して押し出し、ポリシングロールに両面が完全に接するようにして冷却して、厚さ2mmの3層メタクリル樹脂板を得た。この際、各層の厚さは、ゴム不含層/ゴム含有層/ゴム不含層=0.25mm/1.5mm/0.25mmとした。
この樹脂板を6cm×10cmに切断し、その両面に実施例4と同様に硬化被膜を形成した。この硬化被膜の厚さは2.3μmであった。この硬化被膜付き樹脂板について、実施例4と同様の評価を行い、結果を表2に示した。
Figure 2007190794

Claims (6)

  1. 樹脂基板の表面に、分子中に少なくとも3個の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物を含有する硬化性塗料により、厚さ2〜6μmの硬化被膜が形成されてなることを特徴とする携帯型情報端末の表示窓保護板。
  2. 樹脂基板がメタクリル樹脂板である請求項1に記載の保護板。
  3. 樹脂基板がゴム粒子を含有する請求項1又は2に記載の保護板。
  4. 樹脂基板が、ゴム粒子を含有する層の片面に、ゴム粒子を含有しない層が形成されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の保護板。
  5. ゴム粒子を含有しない層の表面に前記硬化被膜が形成されており、これが表側に向けられて使用される請求項4に記載の保護板。
  6. 硬化性塗料が導電性微粒子を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の保護板。
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