JP2007189215A - 防水構造筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の防水性を向上させつつ、筐体の内側と外側とで空気を流通させることができる防水構造筐体を提供すること。
【解決手段】防水構造筐体は、カバー10とコネクター30、コネクター30とベース40、ベース40とカバー10とをシール剤50を介して接続することによって回路基板20を防水状態で収納する。そして、カバー10は、2箇所に通気孔11、及び通気孔11に対応する位置に防水フィルター12を備える。また、通気孔11は、防水構造筐体を構成する複数の面のうち少なくとも2面以上に設けると好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を収納するための防水構造筐体に関するものである。
従来、防水構造の筐体として特許文献1に示すものがある。特許文献1に示す防水構造の筐体は、蓋にフィルター取付部を備える。このフィルター取付部は、フィルター呼吸穴、このフィルター呼吸穴の周囲を取り囲むように形成されたフィルター溶着面、フィルター固定部形成用突起などを備える。そして、撥水フィルターをフィルター溶着面にのせ、フィルター固定部形成用突起を溶融しながら内側に丸めてフィルター固定部を形成することによって撥水フィルターを固定する。
特開平11−111381号公報
上述のように、蓋に設けたフィルター呼吸穴に撥水フィルターなどを設けることによって、筐体の防水性を保ちつつ、筐体の内側と外側とで空気を流通させることができる。
しかしながら、特許文献1に示す防水構造の筐体においては、筐体に水が被ってしまった場合、撥水フィルターとフィルター固定部にて形成される窪みに水がたまる可能性がある。このように窪みに水がたまった状態では、水が撥水フィルターに浸み込むことによって防水構造の筐体の内部に水が浸入する可能性がある。また、水によってフィルター呼吸穴が塞がれ、筐体の内側又は外側の温度が変化した場合、筐体内が負圧となり水が筐体内へ吸い込まれたりする可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、筐体の防水性を向上させつつ、筐体の内側と外側とで空気を流通させることができる防水構造筐体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の防水構造筐体は、電子部品を収納する防水構造筐体であって、複数の通気孔と、通気孔に対応する位置に設けられる通気性の防水フィルターとを備えることを特徴とするものである。
このように、複数の通気孔を設け、この通気孔に対応する位置に通気性の防水フィルターを設けることによって、全ての通気孔が水によって塞がれる可能性が低減できる。よって、防水構造筐体が負圧になることによって、防水フィルターに水が留まり水が防水フィルターに浸み込んだり、水が防水構造筐体内に吸い込まれたりする可能性を低減できる。したがって、防水構造筐体の防水性を向上させつつ、筐体の内側と外側とで空気を流通させることができる。
また、請求項2に示すように、少なくとも2つの通気孔の開口部は、相異なる方向を向くようにしてもよい。このようにすることによって、防水構造筐体に水が被った場合であっても、全ての通気孔が水によって塞がれる可能性を低減できる。
また、請求項3に示すように、通気孔を防水構造筐体を構成する複数の面のうち少なくとも2面以上に設けることによって、防水構造筐体に水が被った場合であっても、全ての通気孔が水によって塞がれる可能性を低減できる。また、請求項4に示すように、通気孔を夫々の面に複数設けることによって、通気孔が水によって塞がれる可能性をより一層低減できる。さらに、請求項5に示すように、通気孔を防水構造筐体を構成する複数の面のうち互いに対抗する面に設けることによって、通気孔が水によって塞がれる可能性をさらに低減できる。
また、請求項6に記載の防水構造筐体では、通気孔は、防水構造筐体が被実装体に実装された状態において、上下方向に高さの異なる位置に設けられることを特徴とするものである。
このように、通気孔を防水構造筐体が被実装体に実装された状態において、上下方向に高さの異なる位置に設けることによって、例え防水構造筐体が水没したような場合であっても、通気孔が水によって塞がれ、防水構造筐体が負圧になる可能性を低減できる。したがって、防水構造筐体の防水性を向上できる。
また、請求項7に記載の防水構造筐体では、通気孔は、防水フィルター側の開口面積が反対側の開口面積よりも大きいことを特徴とするものである。
このように、防水フィルター側の開口面積を反対側の開口面積よりも大きくすることによって、防水性と通気面積を確保しやすくできる。
また、請求項8に記載の防水構造筐体では、通気孔は、防水構造筐体の外側に突出する三角錐の底面に開口部を有することを特徴とするものである。
このように、防水構造筐体の外側に突出する三角錐の底面に開口部を有することによって、三角錐の底面以外の部分によって開口部への水の浸入を防止することができる。
また、請求項9に記載の防水構造筐体では、通気孔は、防水構造筐体の外側に突出する円形の浮き出し溝の外側に開口部を有することを特徴とするものである。
このように、円形の浮き出し溝の外側に通気孔の開口部を設けることによって、もし防水構造筐体が水を被った場合であっても、水は円形の溝に沿って流れやすくなり、通気孔が水によって塞がれる可能性を低減できる。
さらに、請求項10に示すように、円形の浮き出し溝の外側の4方向に通気孔の開口部を設けることによって、通気孔が水によって塞がれる可能性をより一層低減できる。
また、防水フィルターとしては、請求項11に示すように、貫通穴の開口部を覆うシート部材とすることができる。また、請求項12に示すように、防水フィルターは、防水構造筐体の内側に設けることによって、防水フィルターが水によって剥がる可能性を低減できる。さらに、請求項13に示すように、防水フィルターは、一枚のシート部材とすることによって、防水構造筐体のコストを下げることができる。また、防水フィルターを一枚のシート部材とする場合、請求項14に示すように、通気孔を互いに近傍に設けられることによって、シート部材の面積を小さくすることができコストを下げることができる。
また、防水フィルターは、請求項15に示すように、貫通穴を有する通気部材に取り付けられた状態で設けるようにしてもよい。
また、請求項16に記載の防水構造筐体では、電子部品は、大気圧センサを備えることを特徴とするものである。
複数の通気孔を設け、この通気孔に対応する位置に通気性の防水フィルターを設けることによって、防水構造筐体の内側の気圧と外側の気圧とを等しくしやすくできるため、請求項16に示すように、電子部品が大気圧センサを備えるような場合に好適である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。図2は、本発明の変形例1における通気孔の概略構成を示す断面図である。なお、本実施の形態の防水構造筐体は、車両のエンジンECU(Electric Control Unit)などに適用して好適な筐体である。
図1に示すように、防水構造筐体は、回路基板(電子部品)20を収納するものであり、カバー10、ベース40を備える。カバー10及びベース40は、例えばアルミニウムや樹脂などからなる。カバー10には、本発明の特徴部分である複数の通気孔11と防水フィルター12を備える。また、カバー10及びベース40は、防水構造筐体内への水の浸入を防ぐためにシール剤50を備える。なお、図1においては、ベース40にのみシール剤50を図示している。カバー10に関しては、図示はしないがコネクター30と接触する部分にシール剤50が形成される。
回路基板20は、図示しない配線パターンや配線パターン間を接続するビアホール等が形成されてなる基板に、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサ、コネクター等の回路素子を実装して電子制御装置をなすものである。また、回路基板20には、回路基板20と外部との電気的接続を行うためのコネクター30が搭載されている。
そして、防水構造筐体は、カバー10とコネクター30、コネクター30とベース40、ベース40とカバー10とをシール剤50を介して接続することによって回路基板20を防水状態で収納する。
ここで、本発明の特徴部分である通気孔11と防水フィルター12に関して詳しく説明する。
この通気孔11は、防水構造筐体の内側又は外側の温度が変化することによって防水構造筐体の内側又は外側の気圧が変化した場合に、防水構造筐体の内側の気圧と外側の気圧とを略同程度にすることによってカバー及びベースが変形することを防止するためのものである。
また、回路基板が車両のエンジンECUなどに適用されるような場合、回路基板20に気圧センサが搭載されることが多い。回路基板に搭載される気圧センサは、防水構造筐体の内側の気圧と外側の気圧とが異なった状態では、適切に気圧を計測することができなくなる。したがって、このような回路基板に気圧センサが搭載されるような場合に防水構造筐体の内側の気圧と外側の気圧とを略同程度にするためのものである。
したがって、通気孔11は、防水構造筐体の壁面を貫通する貫通穴として形成される。この通気孔11は、例えば、防水構造筐体がアルミニウムなどからなる場合は、アルミニウムのプレートをプレス加工することによってカバー10を形成する際に、同じプレス工程にて形成することができるので、特別に工程を増やすことなく簡単に形成することができる。また、通気孔11は、例えば、防水構造筐体が樹脂などからなる場合は、カバー10をドリルなどの機械的な穴あけ機で穴あけすることによって形成することもできる。
一方、防水フィルター12は、このような気圧を調整するための通気孔11による防水構造筐体の防水性の低減を防止するためのものである。この防水フィルター12は、撥水加工などを施すことによって、空気などの気体は通すが水などの液体は通さないようになっている通気性と防水性を有するシート部材である。
そして、本実施の形態における通気孔11は、図1に示すように、カバー10の2箇所に設ける。そして、この通気孔11に対応する位置に防水フィルター12を設ける。この防水フィルター12は、図2に示すようにカバー10の内側の面に通気孔11の開口部を覆うように取り付ける。
このように、カバー10の2箇所に通気孔11を設けることによって、防水構造筐体が水を被った場合であっても全ての通気孔11が水によって塞がれ、防水構造筐体が負圧になる可能性を低減させることができる。また、通気孔11に対応する位置に防水フィルター12を設けることによって、防水構造筐体の防水性を向上させつつ、防水構造筐体の内側と外側とで空気を流通させることができる。さらに、防水フィルター12をカバー10の内側に取り付けることによって防水フィルター12が剥がれ落ちる可能性を低減させることができる。
また、防水構造筐体の防水性を向上させつつ、防水構造筐体の内側と外側とで空気を流通させることができるので、特に、気圧センサが搭載(実装)され、車両のエンジンECUなどに適用される回路基板20を収納する防水構造筐体として用いると好適である。
また、図1及び図2に示すように、通気孔11は、防水構造筐体を構成する複数の面のうち少なくとも2面以上に設けることによって、防水構造筐体に水が被った場合であっても、全ての通気孔11が水によって塞がれる可能性を低減することができる。すなわち、互いに並行ではない複数の面に配置させることによって、角度を有する面と面とにそれぞれ通気孔11ならびに防水フィルター12が設けられるので、通常に使用する状態において、仮に被水したとしても、それぞれの通気孔11、防水フィルター12が同時に被水して完全に通気孔11が塞がれてしまう状態が発生する状況を十分減らすことができる。
そして、図1及び図2に示すように、防水フィルター12は、一枚のシート部材で構成することによって、コストを下げることができる。また、防水フィルター12を一枚のシート部材で構成する場合、通気孔11を互いに近傍に設けることによって、防水フィルター12の面積を小さくすることができるためコストを下げることができる。
また、通気孔11を防水構造筐体を構成する複数の面のうち互いに対抗する面に設けることによって、防水構造筐体が水を被った場合であっても通気孔11が水によって塞がれる可能性をさらに低減することができる。
また、通気孔11は、防水構造筐体が被実装体に実装された状態において、上下方向に高さの異なる位置に設けるようにしてもよい。このように通気孔11を設けると、例え防水構造筐体が水没したような場合であっても、通気孔11が水によって塞がれ、防水構造筐体が負圧になる可能性を低減させることができる。
また、通気孔11は、防水フィルター12側の開口面積(防水構造筐体の内側の開口面積)を防水構造筐体の外側の開口面積よりも大きくすることによって、防水性と通気面積を確保しやすくできる。例えば、通気孔11の防水構造筐体の外側の開口面積を防水構造筐体の壁面の板厚よりも小さくし、防水フィルター12側の開口面積を防水構造筐体の壁面の板厚より大きくすると好ましい。通気孔11の防水構造筐体の外側の開口面積を防水構造筐体の壁面の板厚より小さくすることによって水が通気孔11に浸入しにくくなり、通気孔11の防水フィルター12側の開口面積を防水構造筐体の壁面の板厚より大きくすることによって、通気性が向上する。
なお、本実施の形態においては、通気孔11及び防水フィルター12を2箇所に設ける例を示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、防水構造筐体に複数の通気孔11を備え、この通気孔11に対応する位置に防水フィルター12を備えれば目的を達成できるものである。
例えば、通気孔11を防水構造筐体を構成する複数の面のうち少なくとも2面以上に設ける場合、夫々の面に複数設けることによって、防水構造筐体が水を被った場合であっても通気孔11が水によって塞がれる可能性をより一層低減することができると共に、防水構造筐体の内側の気圧と外側の気圧とを等しくしやすくできる。
(変形例1)
次に、防水構造筐体の変形例1を図に基づいて説明する。図3は、本発明の変形例1における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。図4は、本発明の変形例1における通気孔の概略構成を示す断面図である。
変形例1は、図3及びに図4に示すように、通気孔11aの開口部11a2をカバー10aの外側に突出する三角錐11a1の底面とする。このように、カバー10aの外側に突出する三角錐11a1の底面に通気孔11aの開口部11a2を有することによって、三角錐11a1の底面以外の部分によって開口部11a2へ水が被る可能性を低減することができる。すなわち、三角錐11a1の底面以外の部分は、あたかも開口部11a2のカバーのような役割をすることとなり、開口部11a2へ水が被る可能性を低減することができる。
防水構造筐体は、用途によって水を被りやすい方向が異なる。したがって、水を被りやすい方向に三角錐の底面以外の部分がくるように防水構造筐体を被実装体に実装することによって、通気孔11が水によって塞がれる可能性をより一層低減することができる。例えば、防水構造筐体を車両のエンジンECUに適用した場合、エンジンECUは洗車などによって車両の上方から水を被る可能性が高い。したがって、三角錐の底面を下側にして防水構造筐体を被実装体を車両のエンジンルームに実装することによって、通気孔11aが水によって塞がれる可能性をより一層低減することができる。
また、この変形例1のように通気孔11aの開口部11a2を三角錐11a1の底面とすることによって、防水フィルター12側の開口部11a3の面積を防水構造筐体の外側の開口部11a2の面積よりも大きくすることも容易に可能となる。
(変形例2)
次に、防水構造筐体の変形例2を図に基づいて説明する。図5は、本発明の変形例2における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。図6は、本発明の変形例2における通気孔の概略構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。
変形例2は、図5及び図6に示すように、通気孔11bの開口部11b1をカバー10bの外側に突出する円形の浮き出し溝13の外側とする。このように、円形の浮き出し溝13の外側に通気孔11bの開口部11b1を設けることによって、もし防水構造筐体が水を被った場合であっても、水は円形の浮き出し溝13に沿って流れやすくなり、通気孔11bが水によって塞がれる可能性を低減することができる。
さらに、図5及び図6に示すように、円形の浮き出し溝13の外側の4方向に通気孔11bの開口部11b1を設けることによって、通気孔11bが水によって塞がれる可能性をより一層低減することができる。すなわち、4方向の開口部11b1のうち3方向の開口部11b1に水が被ったとしても、通気孔11bが水によって塞がれることはない。
(変形例3)
次に、防水構造筐体の変形例3を図に基づいて説明する。図7は、本発明の変形例3における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。図8は、本発明の変形例3における通気孔の概略構成を示す断面図である。
変形例3は、図7及び図8に示すように、少なくとも2つの通気孔11cをカバー10cの曲面の2箇所に設ける。このとき、2つの通気孔11c(通気孔11cの開口部)は、相異なる方向を向くように設ける。
このように、2つの通気孔11c(通気孔11cの開口部)は、相異なる方向を向くように設けることによって、もし防水構造筐体が水を被った場合であっても、2つの(全ての)通気孔11cが水によって塞がれる可能性を低減することができる。
なお、上述の実施の形態においては、通気孔及び防水フィルターを防止構造筐体のカバーに設ける例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ベースに設けてもよい。また、防水構造筐体として一片が開放した箱状筐体を用いた場合は、この箱状筐体のいずれかの場所に設ければ本発明の目的は達成できるものである。
また、上述の実施の形態においては、防水フィルター12は、通気孔を覆うように直接カバーに取り付ける例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、貫通穴を有し、この貫通穴を防水フィルター12にて塞ぐ通気部材を用いて取り付けてもよい。この場合、防水フィルター12を有する通気部材を通気孔に挿入するなどによって、通気孔に対応する位置に取り付ける。
また、上述の実施の形態、変形例1乃至変形例3は、単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。
本発明の実施の形態における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。 本発明の変形例1における通気孔の概略構成を示す断面図である。 本発明の変形例1における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。 本発明の変形例1における通気孔の概略構成を示す断面図である。 本発明の変形例2における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。 本発明の変形例2における通気孔の概略構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 本発明の変形例3における防水構造筐体の概略構成を示す斜視図である。 本発明の変形例3における通気孔の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10 カバー、11,11a〜11c 通気孔、11a1 三角錐、11a2 開口部、11a3 開口部、11b1 開口部、12 防水フィルター、13 浮き出し溝、20 回路基板、30 コネクター、40 ベース、50 シール剤

Claims (16)

  1. 電子部品を収納する防水構造筐体であって、
    複数の通気孔と、
    前記通気孔に対応する位置に設けられる通気性の防水フィルターと、
    を備えることを特徴とする防水構造筐体。
  2. 少なくとも2つの前記通気孔の開口部は、相異なる方向を向いていることを特徴とする請求項1に記載の防水構造筐体。
  3. 前記通気孔は、前記防水構造筐体を構成する複数の面のうち少なくとも2面以上に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水構造筐体。
  4. 前記通気孔は、夫々の面に複数設けられることを特徴とする請求項3に記載の防水構造筐体。
  5. 前記通気孔は、前記防水構造筐体を構成する複数の面のうち互いに対抗する面に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の防水構造筐体。
  6. 前記通気孔は、前記防水構造筐体が被実装体に実装された状態において、上下方向に高さの異なる位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の防水構造筐体。
  7. 前記通気孔は、前記防水フィルター側の開口面積が反対側の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の防止構造筐体。
  8. 前記通気孔は、前記防水構造筐体の外側に突出する三角錐の底面に開口部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の防水構造筐体。
  9. 前記通気孔は、前記防水構造筐体の外側に突出する円形の浮き出し溝の外側に開口部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の防水構造筐体。
  10. 前記通気孔は、前記防水構造筐体の外側に突出する円形の浮き出し溝の外側の4方向に開口部を有することを特徴とする請求項9に記載の防水構造筐体。
  11. 前記防水フィルターは、前記貫通穴の開口部を覆うシート部材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の防水構造筐体。
  12. 前記防水フィルターは、前記防水構造筐体の内側に設けられることを特徴とする請求項11に記載の防水構造筐体。
  13. 前記防水フィルターは、一枚のシート部材からなることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の防水構造筐体。
  14. 前記通気孔は、互いに近傍に設けられることを特徴とする請求項13に記載の防水構造筐体。
  15. 前記防水フィルターは、貫通穴を有する通気部材に取り付けられた状態で設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の防水構造筐体。
  16. 前記電子部品は、大気圧センサを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の防水構造筐体。
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