JP2007187959A - 非磁性トナー、現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非磁性トナーについては、少なくともバインダー樹脂、ワックス及び着色剤を含有し、少なくとも前記ワックスはトナー中に複数個分散して存在し、トナー中に分散されるワックスの15個数%未満は、1.0μm未満の粒子径を有し、前記ワックスの粒子径の0.1μm幅での頻度分布における最頻値は2.0μm以上2.5μm未満を有する。
【選択図】 なし
Description
3μm以上のワックス粒子3個数%以下、2μm以上3μm未満のワックス粒子12個数%以下、1μm以上2μm未満のワックス粒子5〜30個数%、1μm未満のワックス粒子55〜95個数%である非磁性一成分用トナー(特許文献1参照)、2種類のワックスを含有し、標準偏差が0.4以上2.0未満であり、トップピークが1.0〜1.5μmの間にあり、1.0μm以上1.5μm未満のワックス粒子の個数比率が20%以上40%未満であり、2.5μm以上のワックス粒子の個数比率が20%未満であるトナー組成物(特許文献2参照)が知られている。しかしながら、特許文献1の技術では、トナー中におけるワックスの分散径が極めて小さいので、オイルレス定着を前提とした場合、満足な定着分離性能を得ることができない。また、特許文献2の技術では2種類のワックスを含有しているため、トナー中のワックス分散径がブロードになりやすく、シャープなワックス分散径にコントロールするのが難しい。故に、ワックスをかなり高充填しないと定着分離性能を達成することは難しく、その際、耐熱保存性や遊離ワックス抑制との両立が極めて困難である。従って上記の技術では、オイルレス定着システムにおける十分な定着分離性能を達成できない。
即ち、本発明は、以下のとおりである。
(1)少なくともバインダー樹脂、ワックス及び着色剤を含有する非磁性トナーにおいて、少なくとも前記ワックスは、トナー中に複数個に分散して存在し、分散した前記ワックスの15個数%未満は、1.0μm未満の粒子径を有し、前記ワックスの粒子径の0.1μm幅での頻度分布における最頻値は2.0μm以上2.5μm未満であることを特徴とする非磁性トナー。
本発明によれば、前記ワックスの15個数%未満は、1.0μm未満の粒子径を有し、前記ワックスの粒子径の0.1μm幅での頻度分布における最頻値は2.0μm以上2.5μm未満の粒子径を有することにより、環境変動に対する定着分離性能を十分満足すると共に遊離ワックスを起因とした画像ノイズを発生させない、優れた非磁性トナーを提供することができる。
前記(2)に記載の発明によれば、本発明は、特に非磁性一成分現像システムにおいて優れたトナーを提供することができる。
前記(3)に記載の発明によれば、前記ワックスの20個数%以上35個数%未満は、2.5μm以上の粒子径を有することにより、オイルレス定着システムにおいて、環境変動の変化に対しても良好な定着分離性能を有する非磁性トナーを得ることができる。
前記(4)に記載の発明によれば、前記ワックスの40個数%以上60個数%未満は、2μm以上3μm未満の粒子径を有することにより、オイルレス定着システムにおいて、環境変動の変化に対しても良好な定着分離性能を有する非磁性トナーを得ることができる。
前記(5)に記載の発明によれば、前記ワックスは、パラフィンワックスを含有することにより、一般的に用いられるポリオレフィン系のワックスよりも定着分離性能を格段に向上させることができる。
前記(6)に記載の発明によれば、前記バインダー樹脂は、前記ワックスの存在下で合成されたハイブリッド樹脂を含有することにより、ワックスとの相溶性が良好で、バインダー樹脂中のワックスの分散性を著しく向上させることができると共にトナーの強靭性、定着性及び耐オフセット性を向上させることもできる。
前記(7)に記載の発明によれば、前記ハイブリッド樹脂中におけるワックスの平均分散径が3〜5μmに微分散されていることにより、比較的大きくかつシャープなワックス分散粒径分布の維持が可能になる。
前記(8)に記載の発明よれば、前記ワックスの融点を、70℃以上80℃以下とすることにより、耐熱性、光沢及び低温定着性を向上させることができる。
前記(9)に記載の発明よれば、前記バインダー樹脂及び前記ワックスの総重量に対する前記ワックスの重量の比を、3.5%以上4.5%以下とすることにより、遊離ワックスによる感光体フィルミングや現像ブレードへの固着や耐熱保存性を両立させることができる。
前記(10)に記載の発明によれば、本発明の非磁性トナーの軟化点を、120℃以上130℃以下とすることにより、定着分離性と画像光沢度を両立させることができる。
前記(11)に記載の発明によれば、従来の軸型混練機から臼式混練機に変えることで、トナー中のワックス分散径をより大径に均一に分散させることが可能になり、トナー中へのワックス含有量を最小限に抑えることが可能になる。
前記(12)に記載の発明によれば、前記(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の非磁性トナーを含有することにより、定着分離性及び耐熱保存性に優れる現像剤を提供することができる。
前記(13)に記載の発明によれば、前記(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の非磁性トナー又は前記(12)に記載の現像剤を用いて画像を形成することにより、定着分離性が良好な画像が得られる画像形成方法を提供することができる。
前記(14)に記載の発明によれば、前記(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の非磁性トナー又は前記(12)に記載の現像剤を用いて形成されているトナー像をオイルレス定着方法を用いて定着することにより、定着分離性が良好な画像が得られる画像形成方法を提供することができる。
本発明の非磁性トナーは、少なくともバインダー樹脂、ワックス及び着色剤を含有し、特にワックスは、バインダー樹脂中にあらかじめワックスが特定の粒子径で微分散されていることが好ましい。ここで、非磁性トナーは、バインダー樹脂、ワックス、着色剤等のトナー材料を溶融混練し、混練物を冷却、粉砕及び分級して得られるトナーだけでなく、冷却後の混練物も含む概念で使用する。すなわち、ワックスの粒子径分布は、トナーにおいてだけでなく、冷却後の混練物においても達成されている。
また、1.0μm未満の粒子が15個数%未満であることも重要である。この1.0μm未満の粒子が15個数%以上だと、オイルレス定着における定着分離性能に支障をきたす。
本発明においては、この臼式混練機を用いて、ワックスをあらかじめ微分散させたハイブリッド樹脂と着色剤とを、それらの溶融温度で溶融混練し、得られた溶融混練物を押出して押出し物を得る。
本発明におけるワックスの粒子径分布を達成するためには、外部砥石13と内部砥石14との隙間間隔は0.8mmから1.2mmが更に好適である。
本発明において、ワックスの融点は、70℃以上80℃以下であることが好ましい。融点が70℃より低くなると、耐熱性が低下し、80℃より高くなると、光沢や低温定着性が低下する。なお、ワックスの融点は、DSC曲線におけるピーク温度から求められる。本発明では、示差走査熱量計DSC−200(セイコー電子社製)を用いて融点を測定しているが、DSC曲線が得られる装置であれば、特に限定されない。
本発明においては、2種類以上のワックスを用いてもよい。その場合、ワックスの重量の和が上記の範囲内であればよい。また、粒子径分布及び軟化点に関しては、使用するワックスの混合物によって達成されていればよい。
多価アルコールのうち、2価アルコールとしては、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等のビスフェノールAアルキレンオキシド付加物、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA等が挙げられる。
ビニル系樹脂の原料モノマーとしては、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−クロロスチレン等のスチレン誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン系不飽和モノオレフィン類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−ペンチル、メタクリル酸イソペンチル、メタクリル酸ネオペンチル、メタクリル酸3−メチルブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ドデシル等のメタクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリル酸イソペンチル、アクリル酸ネオペンチル、アクリル酸3−メチルブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、アクリル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル等のアクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸;アクリロニトリル、マレイン酸エステル、イタコン酸エステル、塩化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、メチルビニルケトン、エチルビニルケトン、ヘキシルビニルケトン、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル等が挙げられる。
また、定着分離性と低温定着性との両立の観点から、バインダー樹脂の重量に対する第2の樹脂の重量の比は、50%以上70%以下であることが好ましい。
帯電制御剤としては、従来から静電潜像現像用トナーの分野で帯電性を制御するために添加されている公知の帯電制御剤を用いることができる。具体的には、フッ素系界面活性剤、サリチル酸金属錯体、アゾ系金属化合物等の含金属染料、マレイン酸を単量体成分として含む共重合体のような高分子酸、カリックスアレーン化合物、有機ホウ素化合物等が挙げられる。
また、非磁性トナーの体積平均粒子径は、通常、5μm以上10μm以下であり、6μm以上9μm以下が好適である。
本発明の非磁性トナー又は現像剤から得られるトナー像を定着させる際には、加熱部材と、加熱部材に圧接して配置された加圧部材との圧接部(又は加圧加熱部材との圧接部)に、トナー像を担持した用紙等の記録シートを通過させる、定着用オイルを必要としないオイルレス定着方法を採用することが好適である。さらに、加熱部材の表面は、四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂から形成されていることが好ましい。
ハイブリッド樹脂の合成
ビニル系樹脂の単量体として、スチレン(St)及びアクリル酸ブチル(BA)、重合開始剤として、ジクミルパーオキシド(DCP)を表1に示す組成で滴下ロートに入れた。次に、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサー及び窒素導入管を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ポリエステル樹脂の単量体のアルコール成分として、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物(BPA−EO)及びビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物(BPA−PO)、酸成分として、アクリル酸(AA)、コハク酸誘導体(DSA)、フマル酸(FA)、トリメリット酸(TMA)及びテレフタル酸(TPA)、エステル化触媒として、ジブチルパーオキシド(DBO)をベース樹脂(樹脂A)に対応する組成(表1参照)で仕込み、さらに、ワックスを表2に示す添加量で仕込んだ後、窒素雰囲気下、マントルヒーター中で加熱撹拌しながら、ビニル系樹脂の単量体及び重合開始剤を滴下した。その後、一定の温度に保持し、付加重合反応を熟成させた後、再び昇温して縮重合反応を行った。なお、反応の進行は、軟化点を測定することにより追跡した。所定の軟化点に達した時点で反応を停止させて室温まで冷却し、複合ポリエステル樹脂AWI〜AWIIIを得た。
また、複合ポリエステル樹脂AWI〜AWIIIと同様に、表1記載の組成のビニル系樹脂単量体およびポリエステル樹脂の単量体をベース樹脂(樹脂B、C、E、F)に対する組成で仕込み、更にワックスを表2に示す添加量で仕込み、複合ポリエステル樹脂BWI、CWI、EWI、FWIを得た。
表1中、ビニル系樹脂の単量体EHAはアクリル酸−2−エチルヘキシルモノマーを、重合開始剤AIBNはアゾビスイソブチロニトリル(C8H12N4)を表す。
ビニル系樹脂の単量体、重合開始剤及びワックスを使用せず、表1に示す組成でポリエステル樹脂の単量体のアルコール成分及び酸成分を使用したこと以外、上記と同様に、樹脂Dを製造した。
Tmは、以下のようにして測定した。試料1.0gを秤量し、フローテスターCFT−500(島津製作所社製)及び直径0.5mm、高さ1.0mmのダイを使用し、昇温速度3.0℃/分、予熱時間3分、荷重30kgの条件で、40℃から140℃の範囲で測定を行い、試料が1/2流出したときの温度をTmとした。
また、C.I.Pigment Red 57−1(富士色素社製)50部、実施例及び比較例で使用するバインダー樹脂50部、水30部をヘンシェルミキサーで混合したものを、ロールの表面温度を130℃に設定した2本ロールで1時間混練し、冷却後、パルベライザーで直径1mmの粒子に粉砕し、マスターバッチとして使用した。
バインダー樹脂として、表3に示すように樹脂AWI及び樹脂Dを重量比57.5:42.5で混合した樹脂を用いた。バインダー樹脂100部(ワックスの重量を含む)及びC.I.Pigment Red 57−1を4.0部含有するマスターバッチをヘンシェルミキサーで混合した後、図1に示すような臼式混練機を使用して溶融混練した。混練条件は、外部砥石と内部砥石の隙間間隔が1.00mm、シリンダの内部温度105℃、スクリュー回転数70rpmであった。得られた混練物を冷却プレスローラで2mm厚に延伸し、ベルトで搬送した後、フェザーミルで粗粉砕した。その後、ジェット粉砕機IDS(日本ニューマチック工業社製)で体積平均粒子径が7μmになるまで粉砕した後、DSX分級機(日本ニューマチック工業社製)を使用して微粉分級を行い、体積平均粒子径が7.5μmのトナー粒子を得た。
バインダー樹脂を構成する樹脂の種類及び混合比率、ワックスの種類及び添加率を表3に示すように、また混練条件も表3に示すように変更した以外は、実施例1と同様にトナーを製造した。
なお、比較例1および比較例3、比較例4、比較例7については、材料組成を表3に示す以外に、混練機が、臼式混練機ではなく従来の二軸混練機を用いて表3に示す条件で混練した以外は、実施例1とほぼ同様にトナーを得た。
得られたトナー(一成分現像剤)の定着分離性、耐熱保存性、画像光沢度、フィルミング及び固着を評価した。
定着分離性は、以下のようにして、評価した。非磁性一成分現像方式のフルカラープリンタLP−3000C(エプソン社製)を用いて、テストパターンA4縦通紙で先端余白3mmに幅36mmのべた帯画像(付着量1.2±0.1 mg/cm2)が現像されるように未定着画像を作成し、以下の定着装置を用いてH/H環境下(27℃、80%RH)で様々な定着温度で定着させ、分離可能/非オフセット温度域(加熱ローラからの紙の分離が良好に行われ、オフセット現象が発生しない定着温度範囲)を求めた。使用した転写紙は、リコー製 タイプ6200Y目紙を用いて評価した。
これらの評価結果を表3に示した。
2 加圧ローラ
3 分離板
4 芯金
5、9 弾性体層
6、10 表層
7 ヒーター
8 芯金
11 ニップ
12 記録シート
13 トナー像
11 供給フィーダ
12A 搬送スクリュー
12B 送り部
12C 搬送スクリュー
13 外部砥石
14 内部砥石
15 シリンダ
16 排出口
17 プレスローラ
Claims (14)
- 少なくともバインダー樹脂、ワックス及び着色剤を含有する非磁性トナーにおいて、少なくとも前記ワックスは、トナー中に複数個に分散して存在し、分散した前記ワックスの15個数%未満は、1.0μm未満の粒子径を有し、前記ワックスの粒子径の0.1μm幅での頻度分布における最頻値は2.0μm以上2.5μm未満であることを特徴とする非磁性トナー。
- 前記トナーが、非磁性一成分用トナーであることを特徴とする請求項1記載の非磁性トナー。
- 前記ワックスの20個数%以上35個数%未満は、2.5μm以上の粒子径を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の非磁性トナー。
- 前記ワックスの40個数%以上60個数%未満は、2μm以上3μm未満の粒子径を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 前記ワックスは、パラフィンワックスを含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 前記バインダー樹脂は、前記ワックスの存在下で合成された樹脂を含有し、更には前記樹脂は、少なくとも縮重合系樹脂及びビニル系樹脂からなるハイブリッド樹脂であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 前記ハイブリッド樹脂中におけるワックスの平均分散径は3〜5μmに微分散されていることを特徴とする請求項6に記載の非磁性トナー。
- 前記ワックスの融点は、70℃以上80℃以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 前記バインダー樹脂及び前記ワックスの総重量に対する前記ワックスの重量の比は、3.5%以上4.5%以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 前記非磁性トナーの軟化点は、120℃以上130℃以下であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の非磁性トナー。
- 請求項6〜10のいずれか一項に記載の非磁性トナーを製造する方法であって、少なくとも樹脂並びにワックスの存在下で合成されたハイブリッド樹脂と着色剤とからなるドライブレンド品を臼式混練機で溶融混練し、得られた溶融混練物を押出し成形することを特徴とする非磁性トナーの製造方法。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の非磁性トナーを含有することを特徴とする現像剤。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の非磁性トナー又は請求項12に記載の現像剤を用いて画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の非磁性トナー又は請求項12に記載の現像剤を用いて形成されているトナー像をオイルレス定着方法を用いて定着することを特徴とする画像形成方法。
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