JP2007185992A - スプリング保持部 - Google Patents

スプリング保持部 Download PDF

Info

Publication number
JP2007185992A
JP2007185992A JP2006003591A JP2006003591A JP2007185992A JP 2007185992 A JP2007185992 A JP 2007185992A JP 2006003591 A JP2006003591 A JP 2006003591A JP 2006003591 A JP2006003591 A JP 2006003591A JP 2007185992 A JP2007185992 A JP 2007185992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
torsion spring
rib
protrusion
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006003591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4989893B2 (ja
Inventor
眞二 ▲高▼本
Shinji Takamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
Priority to JP2006003591A priority Critical patent/JP4989893B2/ja
Publication of JP2007185992A publication Critical patent/JP2007185992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4989893B2 publication Critical patent/JP4989893B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】トーションスプリングのパネルへの組み付けが容易に行うことができて、かつ、組み付け後も外力によって容易に外れない。
【解決手段】スプリング保持部が、トーションスプリングのアームを受容する、上方へ延在する第一突起部を有する第一リブと横方へ延在する第二突起部とを具備し、第一突起部は少なくとも第二突起部より上方へ延在し、第二突起部はアームを下方へ案内するための斜面とアームを係止する下面とを備え、アームは当該スプリング保持部に受容されている状態ではトーションスプリングの横方向付勢力により第一突起部の内側と当接すると共にトーションスプリングの捩り方向付勢力により第一リブ上面に押圧され、第二突起部はこの状態でアームの上方を超えて横方向に突出している。
【選択図】図1

Description

本発明はスプリング保持部、特に、車両内で使用される小物入れなどの扉が開閉動作するユニットに用いるスプリング保持部に関する。
図6に示すように、概して、小物入れは、扉1とパネル2とトーションスプリング3とオイルダンパ4とギア5とを具備する。
それらの組み付けに際しては、まず、オイルダンパ4をその爪部によってパネル2の一方の側面に固定し、パネル2に扉1を上方より挿入する。次に、トーションスプリング3をパネルの他方の側面に扉1が開扉する方向に付勢力が働くよう組み付け、さらにギア5をパネル2のオイルダンパと噛合するよう貫通孔を通して側面に前記扉1とスナップフィットによって組み付ける。
このような構成の小物入れは、扉1を押すことによりロック機構(図示略)が解除され、トーションスプリング3の捩り方向付勢力によって扉1が開扉する。その際にギア5と噛合するオイルダンパ4の作用によって扉1は急激には開扉せず、開扉動作に重厚感を与えている。
ここで、従来型のトーションスプリング3のパネル2への組み付けについて図7に示す。トーションスプリング3をパネル2へ組み付けられる前、つまり捩り方向付勢力の生じていないトーションスプリング3のアーム7の初期位置を位置Xで示す。このアーム7をトーションスプリング3の捩り方向付勢力に抗して時計回りに回転させ、パネル2表面に形成されたL字型で細い溝型のスプリング保持部6の隅にその端部を係合させる。
この組み付けは手作業で行われるが、トーションスプリング3の端部を係合させるために挿入しなければならないスプリング保持部6の溝が細いので、組み付け作業が非常に困難である。また、図7に示すようなL字型で溝型の隅にその端部が係合しているだけであるという構造のため、アーム7を反時計周りに回転させる方向に外力が加わるだけでトーションスプリング3が外れる可能性がある。トーションスプリング3が外れてしまうと、扉がスムーズに開かず、本来の機能を達成することができない。
前記課題を解決するために1番目の発明によれば、スプリング保持部が、トーションスプリングのアームを受容する、上方へ延在する第一突起部を有する第一リブと横方へ延在する第二突起部とを具備し、第一突起部は少なくとも第二突起部より上方へ延在し、第二突起部はアームを下方へ案内するための斜面とアームを係止する下面とを備え、アームは当該スプリング保持部に受容されている状態ではトーションスプリングの横方向付勢力により第一突起部の内側と当接すると共にトーションスプリングの捩り方向付勢力により第一リブ上面に押圧され、第二突起部はこの状態でアームの上方を超えて横方向に突出することを特徴としている。
また、2番目の発明によれば1番目の発明において、第二突起部が第二リブを介して横方へ延在することを特徴としている。
また、3番目の発明によれば1番目または2番目の発明において、第一リブの上面が第一突起部の方向に下る斜面であることを特徴としている。
トーションスプリングのパネルへの組み付けが容易に行うことができて、かつ、組み付け後もトーションスプリングは外力によって容易に外れることがない。
図1に本発明による、パネル2に取り付けられ、トーションスプリング3のアーム7を保持している扉開閉ユニットのスプリング保持部6を示す。スプリング保持部6は第一リブ8と第二リブ9とを有し、第一リブ8は上方へ延在する第一突起部10を、第二リブは横方へ延在する第二突起部11をそれぞれ有する。
第二リブ9のパネル2表面に対して長手方向に垂直な断面を図2に示す。第二突起部11は斜面12と下面13とによって形成され、第一突起部10は少なくとも第二突起部11より図2において上方へ延在している。
また、トーションスプリング3のアーム7がスプリング保持部6に保持された状態を扉側から見たそれぞれの位置関係の略視図を図3に示す。第一突起部10が、トーションスプリング3の横方向付勢力16のためアーム7に生じる反時計周りの動きを抑止し、そのとき、第二突起部11は少なくともアーム7の端部がその下に係るよう横方へ延在する。
これらの組み付けは図1において、まず、前述と同様の初期位置にあるアーム7をトーションスプリング3の捩り方向付勢力15に抗して時計回りに回転させ、第一突起部10を外側から跨いでスプリング保持部6の内部にアーム7を移動させる。この状態ではアーム7は実質的に撓むことなく第二突起部11の上方で、トーションスプリング3の横方向付勢力16のため第一突起部10の内側に当接している。さらにその状態から組み付けを完成するためアーム7を下方へ移動させるためには、第二突起部11を跨がなければならないが、そのとき、第一突起部10に当接している点を支点としてアーム7が撓み、それにより、アーム7先端を第二リブ9に向けて押圧する方向の弾発力が発生する。しかし、第二突起部11の上部が斜面12を形成しているため、アーム7は下方に力を加えるだけで徐々に増大するその弾発力に抗して斜面12に沿って滑動し、さらにアーム7を押し込むことで斜面12を抜けると、その弾発力により撓みが一気に復元し、アーム7は下面13の下方に実質的に撓まず図3の状態に落ち着く。
従来型のスプリング保持部6は、その細い溝にアーム7の端部を組み付けなければならないのに対して(図7)、本発明のスプリング保持部6を用いると、十分な空間のある第一突起部10の上方を跨いでさらに下方へ押圧するだけなので、組み立てが非常に簡易である。
また、捩り方向付勢力15がより強いトーションスプリング3を用いることで、前述のように第二突起部11を跨ぐためにトーションスプリング3を押圧しなくても捩り方向付勢力15のみで第二突起部11を跨ぐことが可能となり、組み立てがさらに簡便になる。
さらに、組み付けられたアーム7を外そうとしても、アーム7をそのまま上方へ持ち上げただけでは第二突起部11があるため当然外すことはできない。その第二突起部11を跨ぐためにアーム7をその弾発力に抗して、アーム7を第二突起部11の高さを超えるだけ撓ませ、そこからさらに、トーションスプリング3の捩り方向付勢力15に抗して上方へ移動させ、さらに第一突起部10を跨がなければならない。従来技術のトーションスプリング3は、トーションスプリング3の捩り方向付勢力15に抗してアーム7を回転させるという概ね2次元的な動作でスプリング保持部6から外れたのに対して、本発明は3次元的に力を加えてアーム7を移動させなければ外れないということになり、より外れにくい構造となっていることは明らかである。
さらに別の実施形態として前述の構造に加え、図4に示すように、第一リブ8の上面を第一突起部10に下る斜面14とすることによって、アーム7がトーションスプリング3の横方向付勢力16に加えてさらに、第一突起部10に押圧される状態となり、よりしっかりとした組み付けにすることもできる。
また、前述した実施形態は、第二突起部11が横方へ延在する第二リブ9を有しているが、別の実施形態として図5に示すように、第二突起部11が第二リブ9を介さずにパネル2から直接横方へ延在するようにしてもよい。
なお、本発明によるスプリング保持部6はパネル2と一体的に成形されてもよく、また、別部品として製作して取り付けてもよい。
本発明によるスプリング保持部の外観図である。 第二リブ9のパネル2表面に対して長手方向に垂直な断面の略視図である。 本発明によるスプリング保持部の上方から見た略視図である。 図2において第二リブの上面が斜面である略視図である。 本発明の別の実施形態によるスプリング保持部の外観図である。 トーションスプリングを含む小物入れの組立分解図である。 従来のトーションスプリングの組み付けを示す図である。
符号の説明
1 扉
2 パネル
3 トーションスプリング
4 オイルダンパ
5 ギア
6 スプリング保持部
7 アーム
8 第一リブ
9 第二リブ
10 第一突起部
11 第二突起部
12 斜面
13 下面
14 斜面
15 捩り方向付勢力
16 横方向付勢力

Claims (3)

  1. トーションスプリングのアームを受容する、上方へ延在する第一突起部を有する第一リブと横方へ延在する第二突起部とを具備するスプリング保持部であって、前記第一突起部は少なくとも第二突起部より上方へ延在し、該第二突起部はアームを下方へ案内するための斜面とアームを係止する下面とを備え、前記アームは当該スプリング保持部に受容されている状態ではトーションスプリングの横方向付勢力により第一突起部の内側と当接すると共にトーションスプリングの捩り方向付勢力により第一リブ上面に押圧され、前記第二突起部はこの状態でアームの上方を超えて横方向に突出することを特徴とするスプリング保持部。
  2. 前記第二突起部が第二リブを介して横方へ延在することを特徴とする請求項1に記載のスプリング保持部。
  3. 前記第一リブの上面が第一突起部の方向に下る斜面であることを特徴とする請求項1または2に記載のスプリング保持部。
JP2006003591A 2006-01-11 2006-01-11 スプリング保持部 Expired - Fee Related JP4989893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003591A JP4989893B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 スプリング保持部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003591A JP4989893B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 スプリング保持部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007185992A true JP2007185992A (ja) 2007-07-26
JP4989893B2 JP4989893B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=38341468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003591A Expired - Fee Related JP4989893B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 スプリング保持部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4989893B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095253A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Nippon Plast Co Ltd 可動部材の組付け構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228748A (ja) * 1997-02-18 1998-08-25 Sony Corp テープカセット

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228748A (ja) * 1997-02-18 1998-08-25 Sony Corp テープカセット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095253A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Nippon Plast Co Ltd 可動部材の組付け構造
US8783739B2 (en) 2011-10-31 2014-07-22 Nihon Plast Co., Ltd. Latch device and method of assembling same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4989893B2 (ja) 2012-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699160B2 (ja) サイドロック装置
JP2007005701A (ja) リモコンケース
JP2010133101A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP4989893B2 (ja) スプリング保持部
WO2015008551A1 (ja) 樹脂クリップ用補強板ばね
JP4871830B2 (ja) 2つの部材を連結する係合構造
JP5951024B2 (ja) シフトノブ組み付け構造
JP2014009708A (ja) コントロールケーブル連結構造
JP5781360B2 (ja) コントロールケーブルの端末固定装置
JP2018191278A (ja) 光トランシーバ及び光トランシーバ挿抜機構
JP6438448B2 (ja) スイッチ装置
JP4203398B2 (ja) サンシェードのスライダの構造
JP6867881B2 (ja) カウルカバー
JP2008025301A (ja) 錠前用の蓋体開閉装置
JP2013045608A (ja) コネクタ取付構造
US20210101536A1 (en) Damper device
JP2009146603A (ja) コネクタ
JP2017174724A (ja) ボタン構造およびこれを備えた電子機器
JP5197245B2 (ja) レール固定機構
WO2022255473A1 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP5318276B2 (ja) カバーロック機構
JP4149383B2 (ja) 窓等開閉器
JP4447397B2 (ja) カップホルダー
JPS5898784A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP6853754B2 (ja) シフトレバーユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20081121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4989893

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees