JP2007182422A5 - - Google Patents

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JP2007182422A5
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  1. 式(1)
    Figure 2007182422
    〔式中、
    1は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し、
    2およびR3は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C1−C6アシル基、C2−C6アルコキシカルボニル基、C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基および(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    4は、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
    ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合し、T1またはT2
    T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
    T2:−(CR4546
    (ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し、
    45およびR46は、各々、独立して、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    hは、3または4の整数を表す。)で示される基を表し、
    nは、0〜4の整数(但し、nが2以上の整数である場合は、R4は互いに同一でも相異なっていてもよい。)を表し、
    Qは、Q1〜Q6
    Figure 2007182422
    (ここで、A31、A32、A33およびA34は、酸素原子または硫黄原子を表し、
    5は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜9個の独立した置換基で置換されていてもよいナフチル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基、
    または、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基を表し、
    6およびR7は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、
    または、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し、
    8およびR9は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表すか、
    または、
    8およびR9が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成し、該3−8員非芳香ヘテロ環基は環内に(1)酸素原子、(2)硫黄原子および(3)−NRa−基
    (ここで、Raは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基、または(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表す。)
    からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した基を含有していてもよく、また、環内の炭素原子が(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよく、
    10は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    11およびR12は、各々、独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、
    または、
    11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成し、該3−8員非芳香ヘテロ環基は環内に(1)酸素原子、(2)硫黄原子および(3)−NRb−基
    (ここで、Rbは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基、または、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表す。)
    からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した基を含有していてもよく、また、環内の炭素原子が、(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよく、
    Jは、J1またはJ2
    Figure 2007182422
    (ここで、Xa、Ya、Za、Xb、YbおよびZbは、各々、独立して、CHまたは窒素原子を表し、
    13aおよびR13bは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
    ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7〜C9フェニルアルキル基、
    または、
    ピリジン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7〜C9ピリジニルアルキル基を表し、
    14aおよびR14bは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、イソシアナト基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、C2−C6シアノアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェノキシ基を表し、
    pは0〜3の整数を表し、qは0〜3の整数を表す。
    (但し、pが2または3の整数である場合には、2個以上のR14aは互いに同一でも異なっていてもよく、qが2または3の整数である場合には、2個以上のR14bは互いに同一でも異なっていてもよい。))で示される基を表し、
    1およびA2は、各々、独立して、酸素原子または硫黄原子を表す。〕
    で示されるヒドラジド化合物。
  2. nが、0〜3の整数である請求項1記載の化合物。
  3. 4が、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、または、
    ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合し、T1
    T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基
    である請求項2に記載される化合物。
  4. 4が、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、シアノ基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、フェニル基、または、
    隣接する2つのR基が末端で結合し、T1
    T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基
    である請求項3に記載される化合物。
  5. JがJ1、
    aがCH、
    13aが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
    14aが、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    pが0〜2の整数
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載される化合物。
  6. JがJ2、
    bがCH、
    13bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    14bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    qが1
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載される化合物。
  7. 1およびA2が、酸素原子、
    1が、水素原子またはメチル基
    である請求項1〜6のいずれか1項に記載される化合物。
  8. QがQ1、
    31が、酸素原子、
    5が、水素原子、
    (1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
    である請求項1〜7のいずれか1項に記載される化合物。
  9. 5が、水素原子、メチル基、エチル基、tert−ブチル基、シクロプロピル基、フェニル基、3−メチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−ピリジニル基、または、モルホリノ基
    である請求項8に記載される化合物。
  10. QがQ2、
    32が、酸素原子、
    6が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基
    である請求項1〜7のいずれか1項に記載される化合物。
  11. 6が、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、2−プロペニル基、または、フェニル基
    である請求項10に記載される化合物。
  12. QがQ4、
    34が、酸素原子、
    8およびR9が、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基
    である請求項1〜7のいずれか1項に記載される化合物。
  13. 8およびR9が、各々、独立して、水素原子、メチル基、エチル基、または、フェニル基
    である請求項12に記載される化合物。
  14. 2が、水素原子、またはメチル基、
    3が、水素原子、メチル基、イソプロピル基、または、メトキシカルボニル基
    である請求項1〜13のいずれか1項に記載される化合物。
  15. 1が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    2が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    3が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
    4が、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、または、
    ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合して、T1
    T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44は、水素原子である。)で示される基、
    nが0〜3の整数、
    QがQ1〜Q6
    Figure 2007182422
    (ここで、A31、A32およびA33が酸素原子、A34が酸素原子または硫黄原子、
    5が、水素原子、
    (1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいフェニル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
    6が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    7が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    8およびR9が、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    10が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    11およびR12が、各々、独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基)で示される基、
    Jが、J1またはJ2
    Figure 2007182422
    (ここで、XaがCHまたは窒素原子、YaがCH、ZaがCHまたは窒素原子、XbがCHまたは窒素原子、YbがCH、ZbがCHまたは窒素原子、
    13aが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    (1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
    13bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    14aが、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    14bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    (1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
    pが0〜2の整数(但し、pが2である場合には、2個のR14aは、互いに同一でも異なっていてもよい。)、
    qが1である。)で示される基、
    1およびA2が、酸素原子
    で示される請求項1記載の化合物。
  16. 式(1-1)

    Figure 2007182422
    〔式中、
    が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
    4aが、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
    4b、R4cおよびR4dが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    4bとR4cとが末端で結合し、
    −CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基、
    Mが、OR、SRまたはNR
    (ここで、RおよびRが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
    およびRが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
    または、RおよびRと、結合している窒素原子とが一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、または、4−フェニルピペラジン−1−イル基を形成する。)、
    が、窒素原子またはCR14ax
    (ここで、R14axが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基である。)、
    14ayが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
    14azが、水素原子、
    18が、窒素原子またはCR18e
    (ここで、R18eが、水素原子またはハロゲン原子である。)、
    18a、R18b、R18cおよびR18dが、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子である。〕
    で示されるヒドラジド化合物。
  17. 式(1-1)

    Figure 2007182422
    〔式中、
    が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
    が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
    4aが、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
    4b、R4cおよびR4dが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
    4bとR4cとが末端で結合し、
    −CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44は水素原子である。)で示される基、
    Mが、水素原子、
    が、窒素原子またはCR14ax
    (ここで、R14axが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
    14ayが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
    14azが、水素原子、
    18が、窒素原子またはCR18e
    (ここで、R18eが、水素原子またはハロゲン原子である。)、
    18a、R18b、R18cおよびR18dが、各々、独立して、水素原子、またはハロゲン原子である。〕
    で示されるヒドラジド化合物。
  18. 式(II)
    Figure 2007182422
    〔式中、
    1-iは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    2-iは、水素原子またはメチル基を表し、
    4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表すか、
    または、R4bとR4cとが末端で結合して、
    T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
    (ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。)で示される基を表し、
    は、窒素原子またはCR14ax
    (ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。)を表し、
    14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し、
    18は、窒素原子またはCR18e
    (ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。)を表し、
    18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    18b、R18c、およびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。〕
    で示されるヒドラジド化合物。
  19. 2−iが、メチル基である請求項18に記載される化合物。
  20. 請求項1〜17のいずれか1項に記載される化合物を有効成分として含有する農薬組成物。
  21. 請求項1〜17のいずれか1項に記載される化合物またはその塩の農薬としての使用。
  22. 有害生物を防除するための請求項1〜17のいずれか1項に記載される化合物を活性成分として含む農薬組成物。
  23. 有害生物を防除するための農薬の製造のための、請求項1〜17のいずれか1項に記載される化合物の使用。
  24. 請求項1〜17のいずれか1項に記載される化合物を有害生物に直接、または有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
  25. 式(2−i)
    Figure 2007182422
    〔式中、R 2 、R 3 、R 4 、Jおよびnは請求項1と同じ意味を表す。〕
    で示される化合物。
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