JP2008280343A - 有害生物防除組成物 - Google Patents

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Katsuya Natsuhara
活也 夏原
Shinya Nishimura
慎哉 西村
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/541,3-Diazines; Hydrogenated 1,3-diazines

Abstract

【課題】有害生物防除に優れた効果を有する有害生物防除組成物を提供すること。
【解決手段】4−(2−クロロベンジル)−6−(2−ブチニルオキシ)ピリミジンと、式(I)〔式中、A1およびA2は酸素原子等を表し、R1、R2およびR3は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基等を表し、Qはメトキシカルボニル基等を表す。〕で示されるヒドラジド化合物とを有効成分として含有する有害生物防除組成物。
Figure 2008280343

【選択図】なし

Description

本発明は、有害生物防除組成物に関するものである。
従来より、有害生物防除のために多くの化合物が開発され実用に供されてきた。しかしながら、これらの化合物は必ずしも有害生物防除に十分な効力を示さない場合もあるため、有害生物防除に優れた効力を有する有害生物防除組成物の開発が望まれていた。
特開2003−34682公報
有害生物防除に優れた効力を有する有害生物防除組成物を提供すること。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、式(X)
Figure 2008280343
で示されるピリミジン化合物(以下、化合物Xと記すこともある。)と、
式(I)
Figure 2008280343
〔式中、
1は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
2およびR3は各々独立して、水素原子、下記の置換基Dで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、ホルミル基、C2−C6アルキルカルボニル基、C2−C6アルコキシカルボニル基、C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基、または、下記の置換基Cで置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは、
2およびR3が結合している2つの窒素原子と一緒になって、下記の置換基Eで置換されていてもよい5−8員非芳香ヘテロ環基を形成していてもよく;
4はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表すか、或いは、
隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合し、−CR41=CR42−CR43=CR44−または−(CR4546h−を表していてもよく
{ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し;
45およびR46は各々独立して、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
hは3または4の整数を表す。};
nは0〜4の整数{但し、nが2以上の整数である場合、R4は互いに同一でも相異なっていてもよい。}を表し;
QはQ1〜Q6のいずれかを表し
Figure 2008280343
;A31、A32、A33およびA34は酸素原子または硫黄原子を表し;
5は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、下記の置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいナフチル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、下記の置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基を表し;
6およびR7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
8およびR9は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
10はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基を表し;
11およびR12は各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、または、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは、
11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、下記の置換基Eで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基を形成していてもよく;
JはJ1またはJ2を表し、
Figure 2008280343
;Xa、Ya、Za、Xb、YbおよびZbは各々独立して、CHまたは窒素原子を表し;
13aおよびR13bはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Hで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7〜C9フェニルアルキル基、または、ピリジン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7〜C9ピリジニルアルキル基を表し;
14aおよびR14bはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、イソシアナト基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、C2−C6シアノアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェノキシ基を表し;
pは0〜3の整数を表し;
qは0〜3の整数を表し
(但し、pが2または3の整数である場合には、2個以上のR14aは互いに同一でも異なっていてもよく、qが2または3の整数である場合には、2個以上のR14bは互いに同一でも異なっていてもよい。);
1およびA2は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表す。
但し、
置換基Aは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Bは「(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Cは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基および(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Dは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(5)ホルミル基、(6)C2−C6アルキルカルボニル基、(7)C2−C6アルコキシカルボニル基および(8)C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Eは「(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Fは「(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Gは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
置換基Hは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味する。〕
で示されるヒドラジド化合物(以下、化合物Iと記すこともある。)とを有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除組成物(以下、本発明組成物と記すこともある。)である。
本発明により、有害生物防除に優れた効果を有する有害生物防除組成物等が提供可能となる。
まず、化合物Xについて説明する。
化合物X、即ち4−(2−クロロベンジル)−6−(2−ブチニルオキシ)ピリミジンは、特開2003−34682公報公報に記載された公知の化合物であり、該公報に記載された方法で製造することができる。
次に、化合物Iについて説明する。
化合物Iは、例えば、以下の(製造法A−1)〜(製造法C−1)により製造することができる。
(製造法A−1)
化合物Iのうち、
式(1−i):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、Jおよびnは前記と同じ意味を表し、Q'は前記Q1〜Q6からなる群より選ばれるいずれか(但し、Q'がQ4であり、R8およびR9が水素原子である場合を除く。)を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−i)と記す。)は、
式(2):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2)と記す。)と、
式(3):
Figure 2008280343
〔式中、Q'は前記と同じ意味を表し、L1はハロゲン原子またはQ'−O−基(但し、Q'がQ4であり、R8およびR9が水素原子である場合を除く。)を表す。)〕
で示される化合物(以下、化合物(3)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(3)の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて、塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−i)を単離することができる。単離された化合物(I−i)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法A−2)
化合物Iのうち、
式(1−ii):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、A34、Jおよびnは前記と同じ意味を表し、R8aはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基G置換されていてもよいフェニル基、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、または、ベンゼン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−ii)と記す。)は、化合物(2)と、
式(4):
Figure 2008280343
〔式中、A34およびR8aは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(4)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(4)の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿を濾取することにより化合物(1−ii)を単離することができる。単離された化合物(1−ii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法A−3)
化合物Iのうち、
式(1−iii):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、A34、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−iii)と記す。)は、化合物(2)と、シアン酸塩またはチオシアン酸塩とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、酢酸等の有機酸および塩酸等の鉱酸の酸、並びにこれらの酸と水、クロロホルム等との混合物が挙げられる。
該反応に用いられるシアン酸塩またはチオシアン酸塩の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
シアン酸塩またはチオシアン酸塩としては、例えばシアン酸カリウム、シアン酸ナトリウム、シアン酸アンモニウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウムおよびチオシアン酸アンモニウムが挙げられる。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿を濾取することにより化合物(1−iii)を単離することができる。単離された化合物(1−iii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法B−1)
化合物Iは、
式(6):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A2、Qおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(6)と記す。)と、
式(7):
Figure 2008280343
〔式中、A1およびJは前記と同じ意味を表し、L2はハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(7)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(7)の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて、塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物Iを単離することができる。単離された化合物Iは、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法B−2)
化合物Iのうち、
式(1−iv):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R2、R3、R4、A2、J、Qおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−iv)と記す。)は、化合物(6)と、
式(8):
Figure 2008280343
〔式中、Jは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(8)と記す。)とを脱水剤の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(8)の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応に用いられる脱水剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC)等のカルボジイミドが挙げられる。用いられる脱水剤の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより、化合物(1−iv)を単離することができる。単離された化合物(1−iv)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−1)
化合物Iのうち、
式(1−v):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3、R4、J、Qおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−v)と記す。)は、
式(9):
Figure 2008280343
〔式中、R4、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(9)と記す。)と、
式(10):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3およびQは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(10)と記す。)
とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜20モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−v)を単離することができる。単離された化合物(1−v)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−2)
化合物Iのうち、
式(1−vi):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3、R4、A1、J、Qおよびnは前記と同じ意味を表し、R1-aはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、ベンゼン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−vi)と記す。)は、
式(11):
Figure 2008280343
〔式中、R1-a、R4、A1、Jおよびnは前記と同じ意味を表し、L3はハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(11)と記す。)と、化合物(10)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(11)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより、化合物(1−vi)を単離することができる。単離された化合物(1−vi)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−3)
化合物(1−vi)は、
式(12):
Figure 2008280343
〔式中、R4、R1-a、A1、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(12)と記す。)と、化合物(10)とを脱水剤と存在下反応させることにより製造することもできる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(12)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応に用いられる脱水剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC)等のカルボジイミドが挙げられる。用いられる脱水剤の量は、化合物(12)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−vi)を単離することができる。単離された化合物(1−vi)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
次に、化合物Iの製造中間体の製造法について説明する。
(参考製造法1)
化合物(2)のうち、
式(2−i):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3、R4、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−i)と記す。)は、化合物(9)と、
式(13):
Figure 2008280343
〔式中、R2およびR3は前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(13)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−i)を単離することができる。単離された化合物(2−i)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法2)
化合物(2)のうち、
式(2−ii):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3、R4、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−ii)と記す。)は、
式(14):
Figure 2008280343
〔式中、R4、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(14)と記す。)と、化合物(13)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(14)1モルに対して、通常、1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−ii)を単離することができる。単離された化合物(2−ii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法3)
化合物(2)のうち、
式(2−iii):
Figure 2008280343
〔式中、R1-a、R2、R3、R4、A1、Jおよびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−iii)と記す。)は、化合物(11)と、化合物(13)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(11)1モルに対して、通常、2〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−iii)を単離することができる。単離された化合物(2−iii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法4)
化合物(9)は、
式(16):
Figure 2008280343
〔式中、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(16)と記す。)と、
式(7'):
Figure 2008280343
〔式中、JおよびL2は前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(7')と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、塩基の存在下、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(7')の量は、化合物(16)に対して、通常、0.5〜2モルの割合である。
該反応に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(16)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は通常、50〜150℃の範囲であり、反応時間は通常、1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(9)を単離することができる。単離された化合物(9)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法5)
化合物(9)は、
式(17):
Figure 2008280343
〔式中、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(17)と記す。)と、化合物(7')とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該製造法は、以下の(工程5−1)および(工程5−2)とからなる。
(工程5−1)
該工程は塩基の存在下、化合物(17)と化合物(7')とを反応させることにより行われる。
該工程で用いられる化合物(7')の量は、化合物(17)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。該工程に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、化合物(17)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該工程の反応温度は通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は通常、反応混合物は、そのまま次の(工程5−2)に用いられる。
(工程5−2)
該工程は塩基の存在下、前記(工程5−1)における反応混合物と、スルホン酸ハロゲン化物とを反応させることにより行われる。
該工程に用いられるスルホン酸ハロゲン化物としては、例えばメタンスルホン酸塩化物、p−トルエンスルホン酸塩化物、トリフルオロメタンスルホン酸塩化物が挙げられる。該工程に用いられるスルホン酸ハロゲン化物の量は、(工程5−1)で用いられる化合物(17)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該工程に用いられる塩基としては、(工程5−1)に記載の塩基と同じものが挙げられ、通常は、(工程5−1)で用いられる塩基と同一の塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、(工程5−1)で用いられる化合物(17)1モルに対して、通常、2〜4モルの割合である。
該工程の反応温度は通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は、反応混合物を水に注加した後、通常の有機溶媒抽出等によって化合物(9)を単離することができる。単離された化合物(9)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法6)
化合物(14)は、化合物(9)とチオカルボニル化剤とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル、ジグライム等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、ピリジン、ピコリン、ルチジン等のピリジンおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられるチオカルボニル化剤としては、五硫化ニリン、ローソン試薬(2,4−ビス−(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン 2,4−ジスルフィド)等が挙げられる。
該反応に用いられるチオカルボニル化剤の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、0℃〜200℃の範囲であり、反応時間は通常、1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物中に析出した沈殿を濾取する、または、反応混合物を有機溶媒抽出等により化合物(14)を単離することができる。単離された化合物(14)は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
(参考製造法7)
化合物(11)は、化合物(12)をハロゲン化剤とさせることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられるハロゲン化剤としては、例えば、塩化チオニル、臭化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン、五塩化リン、オキサリルクロライド、ホスゲンが挙げられる。
該反応に用いられるハロゲン化剤の量は、化合物(12)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、場合によっては、ハロゲン化剤を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は通常、0℃〜150℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物中に析出した沈殿を濾取する、または、反応混合物を濃縮することにより、化合物(11)を単離することができる。単離された化合物(11)は、通常、このまま、次工程に用いるが、必要に応じて、再結晶等により更に精製することもできる。
(参考製造例8)
化合物(12)は、
式(18'):
Figure 2008280343
〔式中、R1-a、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(18')と記す。)と、化合物(7)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応で用いられる化合物(7)の量は、化合物(18')1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、塩基の存在下で行われる。用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、化合物(18')1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該工程の反応温度は通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は、反応混合物を水に注加した後、通常の有機溶媒抽出する、または、析出沈殿を濾取することにより化合物(12)を単離することができる。単離された化合物(12)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法9)
化合物(6)は、
式(20):
Figure 2008280343
〔式中、R1、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(20)と記す。)と、化合物(10)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(20)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常、−20〜150℃の範囲であり、反応時間は通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(20)を単離することができる。単離された化合物(20)は、再結晶、クロマトグラフィー等により更に精製することもできる。
化合物(3)、(4)および(13)は、公知の化合物であるか、または、既知の方法(例えば、Organic Functional Group Preparations, 2nd edition, Vol.1, chapter 12, p.359-376 (Stanley R. Sandler, Wolf Karo.)、または、Organic Functional Group Preparations, 2nd edition, Vol.1, chapter 14, p.434-465 (Stanley R. Sandler, Wolf Karo.)参照。)に準じて、公知の化合物より製造することができる。
上記の(製造法A−1)〜(製造法C−1)および参考製造法1〜9によって得られた化合物は、粉砕、粉末化、再結晶、カラムクロマトグラフィー、高速液体カラムクロマトグラフィー(HPLC)、中圧分取HPLC、脱塩樹脂カラムクロマトグラフィー、再沈澱等の常法によって単離、精製できる。
化合物(10)は例えば、下記のスキーム(1)に従って製造することができる。
スキーム(1)
Figure 2008280343
〔スキーム中、A34、L1、Q'、R2、R3およびR8aは前記と同じ意味を表す。〕
化合物(10)のうち、
式(10−i):
Figure 2008280343
〔式中、R2、R3およびR6は前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(2)に従って製造することができる。
スキーム(2)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R2、R3およびR6は前記と同じ意味を表す。〕
化合物(17)は例えば、下記のスキーム(3)に従って製造することができる。
スキーム(3)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
化合物(16)、(18')および(20)は例えば、下記のスキーム(4)に従って製造することができる。
スキーム(4)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R1-a、R4およびnは前記と同じ意味を表し、
4は、脱離基(例えば、ハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等)を表す。〕
化合物(17)および(18)のうち、
式(17−i)
Figure 2008280343
〔式中、R1およびR4は、前記と同じ意味を表し、R4c-xはハロゲン原子またはシアノ基を表し、n−1は0〜3の整数を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(5)に従って製造することができる。
スキーム(5)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R1、R4およびn−1は前記と同じ意味を表し、haloはハロゲン原子を表す。〕
化合物(17)および(18)のうち、
式(17−ii):
Figure 2008280343
〔式中、R1およびR4は、前記と同じ意味を表し、R4a-xはハロゲン原子を表し、R4cはR4と同じ意味を表し、n−2は、0〜2の整数を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(6)に従って製造することができる。
スキーム(6)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R1、R4、R4a-x、R4cおよびn−2は前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)は、例えば、下記のスキーム(7)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(7)
Figure 2008280343
〔スキーム中、Jは、前記と同じ意味を表し、R17はメチル基またはエチル基を表し、LDAはリチウムジイソプロアミドを表し、n−BuLiはノルマルブチルリチウムを表し、t−BuLiはターシャリーブチルリチウムを表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−i):
Figure 2008280343
〔式中、R13a、R14a、Xa、Ya、Zaおよびpは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(8)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(8)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R13a、R14a、Xa、Ya、Za、p、LDAおよびn−BuLiは前記と同じ意味を表し、L5は脱離基(例えば、ハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基、メチルスルホニル基等)を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−ii):
Figure 2008280343
〔式中、R14aおよびpは前記と同じ意味を表し、R18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す)。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(9)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(9)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R14a、R18a、R18b、R18c、R18d、LDAおよびpは前記と同じ意味を表し、L6は脱離基(例えば、ハロゲン原子、メチルスルホニル基等)を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−iii):
Figure 2008280343
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(10)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(10)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−iv):
Figure 2008280343
〔式中、X18は窒素原子またはCR18eを表し、R18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、前記と同じ意味を表し、R14a-1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(11)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(11)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R14a-1、R17、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は前記と同じ意味を表し、R20は、メチル基またはエチル基を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−vii):
Figure 2008280343
〔式中、R13b、R14b、Xb、Yb、Zbおよびqは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(12)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(12)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R13b、R14b、R17、Xb、Yb、Zb、L5およびqは前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−viii)および式(8−ix):
Figure 2008280343
〔式中、R13bは前記と同じ意味を表し、X19は窒素原子またはCR19eを表し、R19a、R19b、R19c、R19dおよびR19eは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(13)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(13)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R13b、R17、R19a、R19b、R19c、R19d、L5およびX19は前記と同じ意味を表す。〕
化合物(7)のうち、
式(7−i):
Figure 2008280343
〔式中、L2およびJは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(14)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(14)
Figure 2008280343
〔スキーム中、L2およびJは前記と同じ意味を表す。〕
化合物(7)のうち、
式(7−ii):
Figure 2008280343
〔式中、L2およびJは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(15)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(15)
Figure 2008280343
〔スキーム中、L2およびJは前記と同じ意味を表し、LDAはリチウムジイソプロアミドを表し、n−BuLiはノルマルブチルリチウムを表し、t−BuLiはターシャリーブチルリチウムを表す。]
化合物(8)のうち、
式(8−v):
Figure 2008280343
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は前記と同じ意味を表し、R14ax、R14ayおよびR14azは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(16)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(16)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、R14ax、R14ayおよびR14azは前記と同じ意味を表す。〕
スキーム(16)における化合物(21)は、例えば、下記のスキーム(17)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(17)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、R18e、X18、R14ax、R14ay、R14azおよびL6は前記と同じ意味を表す。〕
スキーム(17)における化合物(21)のうち、
式(21−i)、式(21−ii)および式(21−iii):
Figure 2008280343
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は前記と同じ意味を表し、halo(x)およびhalo(y)は各々独立して、ハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(18)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(18)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、halo(x)およびhalo(y)は前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−vi):
Figure 2008280343
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は前記と同じ意味を表し、R14ay-1は水素原子またはハロゲン原子を表し、R30はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、rは0〜2の整数を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(19)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(19)
Figure 2008280343
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、R14ay-1、R30、rおよびL4は前記と同じ意味を表す。〕
本発明における、化合物Iの好ましい態様として以下の態様が挙げられる。
(態様1)
式(I)において、
1が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R2が水素原子、または、置換基Dで置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり、R3が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基であるか、或いは、R2およびR3が結合している2つの窒素原子と一緒になって、5−8員非芳香ヘテロ環基を形成し;
4がハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基であるか、または、隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合した−CH=CH−CH=CH−であり;nが0〜3の整数であり;QがQ1〜Q6のいずれかであり;A31、A32およびA33が酸素原子であり;A34が酸素原子または硫黄原子であり;R5が水素原子、置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基であり;R6がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R7がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R8およびR9が各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R10がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R11およびR12が各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;JがJ1またはJ2であり;XaがCHまたは窒素原子であり;YaがCHであり;ZaがCHまたは窒素原子であり;XbがCHまたは窒素原子であり;YbがCHであり;ZbがCHまたは窒素原子であり;R13aがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Hで置換されていてもよいフェニル基、または、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基であり;R13bがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R14aがハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、置換基Aで置換されていてもよいフェニル基であり;R14bがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Aで置換されていてもよいフェニル基であり;pが0〜2の整数(但し、pが2である場合には、2個のR14aは互いに同一でも異なっていてもよい。)であり;qが1であり;A1およびA2が酸素原子であるヒドラジド化合物。
(態様2)
式(I)において、
1が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R2が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R3が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基であり;R4がハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基であるか、または、隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合した−CH=CH−CH=CH−であり;nが0〜3の整数であり;QがQ1〜Q4のいずれかであり;A31、A32、A33およびA34が酸素原子であり;R5が水素原子、置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基であり;R6がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R7がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R8およびR9が各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;JがJ1であり;XaがCHまたは窒素原子であり;YaがCHであり;ZaがCHであり;R13aが置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基であり;R14aがハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;pが0〜1の整数であり;A1およびA2が酸素原子であるヒドラジド化合物。
(態様3)
式(I−o)
Figure 2008280343
〔式中、R21およびR31は各々独立して、水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、R61はC1−C6アルキル基を表し、R41はハロゲン原子またはC1−C6アルキル基を表し、R42はハロゲン原子またはシアノ基を表し、R18はハロゲン原子またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、R19はハロゲン原子を表す。〕
で示されるヒドラジド化合物。
(態様4)
式式(I−o)において、R21およびR31は各々独立して、水素原子、メチル基またはエチル基であり、R61はメチル基であり、R41は塩素原子、臭素原子またはメチル基であり、R42は塩素原子、臭素原子またはシアノ基であり、R18は塩素原子、臭素原子またはトリフルオロメチル基であり、R19は塩素原子であるヒドラジド化合物。
本発明において、ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子である。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられる。
「C2−C6シアノアルキル基」としては、例えばシアノメチル基および2−シアノエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基」としては、例えば2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基および2−イソプロピルオキシエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−ペンテニル基および2−ヘキセニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基」としては、例えば2−プロピニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、2−ブチニル基および3−ブチニル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えばベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられる。
「置換基Dで置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられる。
「C2−C6アシル基」としては、例えばアセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基およびトリメチルアセチル基が挙げられ、
「C2−C6アルコキシカルボニル基」としては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基およびtert−ブトキシカルボニル基が挙げられ、
「C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基」としては、例えば、N,N−ジメチルカルバモイル基およびN,N−ジエチルカルバモイル基が挙げられ、
「置換基Cで置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基および4−(トリフルオロメチル)フェニル基が挙げられる。
「R2およびR3が結合している2つの窒素原子と一緒になって、置換基Eで置換されていてもよい5−8員非芳香ヘテロ環基」としては、例えば1,2−ジアザシクロペンタン、1,2−ジアザシクロヘキサン、1,2−ジアザシクロヘプタンおよび1−オキサ−3,4−ジアザシクロペンタンが挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基」としては、例えば、メトキシ基、トリフルオロメトキシ基、エトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イソブチルオキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基およびヘキシルオキシ基が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基」としては、例えば、メチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基およびエチルチオ基が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基」としては、例えば、メチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基およびエチルスルフィニル基が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基」としては、例えば、メチルスルホニル基、トリフルオロメチルスルホニル基およびエチルスルホニル基が挙げられる。
「置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えばメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、メチルスルフィニルメチル基、メチルスルホニルメチル基、ジメチルアミノメチル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、エチル基、ペンタフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、2−メチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「置換基Gで置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(メチルスルフィニル)フェニル基、4−(メチルスルホニル)フェニル基および4−(メトキシカルボニル)フェニル基が挙げられ、
「置換基Aで置換されていてもよいナフチル基」としては、例えば、1−ナフチル基および2−ナフチル基が挙げられ、
「置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば1−メチル−2−ピロリル基、1−ピロリル基、2−フリル基、3−フリル基、5−ブロモ−2−フリル基、5−ニトロ−2−フリル基、2−メチル−3−フリル基、2,5−ジメチル−3−フリル基、2,4−ジメチル−3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、5−メチル−2−チエニル基、3−メチル−2−チエニル基、1−メチル−3−トリフルオロメチル−5−ピラゾリル基、5−クロロ−1,3−ジメチル−4−ピラゾリル基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、4−ピリジニル基、2−メチル−3−ピリジニル基、6−メチル−3−ピリジニル基、2−クロロ−3−ピリジニル基、6−クロロ−3−ピリジニル基およびピラジニル基が挙げられ、
「置換基Bで置換されていてもよいC3−C8員非芳香へテロ環基」としては、例えば、テトラヒドロ−2−フリル基、テトラヒドロ−3−フリル基、ピペリジノ基およびモルホリノ基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えばベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基」としては、例えば、フェノキシメチル基、2−フェノキシエチル基および1−フェノキシエチル基が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えばメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、エチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「R11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成する場合の該3−8員環の非芳香ヘテロ環基」としては、例えばピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基、モルホリノ基、2,6−ジメチルモルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基および4−メチルピペラジン−1−イル基、4−(エトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル基および4−フェニルピペラジン−1−イル基が挙げられる。
「置換基Hで置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、2−ヨードフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、2−イソプロピルフェニル基、2−tert−ブチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−エトキシフェニル基、2−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、2−(メチルチオ)フェニル基、2−(メチルスルフィニル)フェニル基および2−(メチルスルホニル)フェニル基が挙げられ、
「ピリジン環部分が置換基Aで置換されていてもよいC7−C9ピリジニルアルキル基」としては、例えば、2−ピリジニルメチル基、3−ピリジニルメチル基、4−ピリジニルメチル基、3−クロロ−2−ピリジニルメチル基および2−クロロ−3−ピリジニルメチル基が挙げられる。
「C2−C6シアノアルキルオキシ基」としては、例えばシアノメトキシ基および2−シアノエトキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基」としては、例えば2−(メトキシ)エトキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基」としては、例えば2−プロペニルオキシ基および2−メチル−2−プロペニルオキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基」としては、例えば2−プロピニルオキシ基および2−ブチニルオキシ基が挙げられ、
J1で示される基としては、例えば1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−フルオロピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−メチルピラゾール−5−イル基、3−メチル−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルピラゾール−5−イル基、1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、
3−クロロ−1−メチルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−エチルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−イソプロピルピラゾール−5−イル基、1−tert−ブチル−3−クロロピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−3−クロロピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−ヨード−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−メチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、
3−ブロモ−1−メチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−エチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−イソプロピルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−tert−ブチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ヨード−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−メチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、
1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−イソプロピル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−tert−ブチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ヨード−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−メチル−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−エチルピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピルピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルチオ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルチオ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルチオ)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルチオ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルスルフィニル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルスルホニル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノピラゾール−5−イル基、
1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、4−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、5−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジクロロピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジクロロピロール−2−イル基、4−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、5−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジブロモピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジブロモピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−ヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−5−ヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、
1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、4−クロロ−1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、4−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−2−イル基、
1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基および1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基が挙げられる。
J2で示される基としては、例えば1−メチル−3−フェニルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−3−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−5−フェニルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−5−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、3−フェニル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−フェニル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−3−フェニルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−3−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−5−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基および5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基が挙げられる。
本発明組成物が効力を有する有害生物としては、例えば昆虫やダニ等の節足動物及び線虫等の線形動物があげられ、具体的には例えば以下に示すものがあげられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)等のアブラムシ類、カメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)等のコナジラミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等;
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubilalis)、シバツトガ(Parapediasia teterrella)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、トリコプルシア属(Trichoplusia spp.)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ヘリコベルパ属(Helicoverpa spp.)、エアリアス属(Earias spp.)等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae crucivora)等のシロチョウ類、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、コドリングモス(Cydia pomonella)等のハマキガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)等のチビガ類、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoniella)等のホソガ類、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella)等のコハモグリガ類、コナガ(Plutela xylostella)等のスガ類、ピンクボールワーム(Pectinophora gossypiella)等のキバガ類、ヒトリガ類、ヒロズコガ類等;
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類、(Aedes aegypti)、(Aedes albopictus)等のエーデス属、(Anopheles sinensis)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類、ミバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、ブユ類、アブ類、サシバエ類、ハモグリバエ類等;
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)等のコガネムシ類、メイズウィービル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類、シバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ類、ヒラタキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等;
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)等のスリップス属、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)等のフランクリニエラ属、チャノキイロアザミウマ(Sciltothrips dorsalis)等のシルトスリップス属等のアザミウマ類、クダアザミウマ類等;
膜翅目害虫:ハバチ類、アリ類、スズメバチ類等;
網翅目害虫:ゴキブリ類、チャバネゴキブリ類等;
直翅目害虫:バッタ類、ケラ類等;
隠翅目害虫:ヒトノミ等;
シラミ目害虫:ヒトジラミ等;
シロアリ目害虫:シロアリ類等;
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus) 、オウシマダニ(Boophilus microplus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、ワクモ類等;
線虫類:ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus fallax)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)等。
本発明組成物において、化合物Xと化合物Iとの混合割合は特に限定されないが、重量比で通常25:1〜1:250の割合であり、好ましくは2.5:1〜1:25の割合である。
本発明組成物は、化合物Xと化合物Iとを混合しただけでも用いることができるが、通常、化合物Xと化合物Iとを混合し、それと固体担体、液体担体又は/及びガス状担体と混合し、必要により界面活性剤、固着剤、分散剤、安定剤等の製剤用補助剤を添加して、水和剤、懸濁剤、粒剤、ドライフロアブル剤、乳剤、水性液剤、油剤、燻煙剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤等に製剤化して用いるか、或いは、化合物Xと化合物Iとの各々を上記のように製剤化し、場合によりさらに水で希釈したのち、各々の製剤品を混合して用いる。これらの製剤中には、有効成分化合物が合計量で通常0.05〜95重量%含有される。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物があげられ、液体担体としては、たとえば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド及び植物油(大豆油、綿実油等)があげられる。
ガス状担体としては、たとえばフルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル及び炭酸ガスがあげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類及びそのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類、並びに糖アルコール誘導体があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−ターシャリーブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−ターシャリーブチル−4−メトキシフェノールと3−ターシャリーブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、及び脂肪酸またはそのエステルがあげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等の子どもやペットによる誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツオイルなどの害虫誘引性香料等があげられる。
本発明の有害生物防除方法は、通常、本発明組成物を有害生物または有害生物の生息場所に施用することにより行われる。
本発明組成物を農林用として用いる場合、その施用量は通常1000m2あたり有効成分の量で0.1〜1000gであり、好ましくは10〜500gである。本発明組成物が乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル剤等に製剤化されたものである場合は、通常、有効成分の濃度が1〜10000ppmとなるように、好ましくは10〜500ppmとなるように水で希釈して散布することにより施用し、本発明組成物が粒剤、粉剤等に製剤化されたものである場合には、通常そのまま施用する。
本発明組成物は有害生物から保護すべき作物等の植物に対して茎葉処理することにより使用することができ、作物の苗を植え付ける前の苗床や植付けの時に植穴や株元に処理することにより使用することもできる。さらに、耕作地の土壌に生息する有害生物を防除する目的で該土壌に処理することにより使用してもよい。また、シート状やひも状等に加工した樹脂製剤を作物に巻き付ける、作物の近傍に張り渡す及び/又は株元の土壌表面に敷く等の方法で使用することもできる。
以下、参考製造例、製剤例及び試験例等にて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。尚、以下の例において、部は特にことわりのない限り重量部を表す。まず、化合物Iの具体例の製造例を示す。
参考製造例1
N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22g、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.31gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(1)0.13gを得た。
化合物I−(1)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.35(3H,t,J=8Hz),4.29(2H,q,J=8Hz),6.85(1H,brs),7.10(1H,t,J=8Hz),7.24(1H,s),7.44(1H,t,J=8Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.62(1H,d,J=8Hz),7.93(1H,d,J=4Hz),8.42(1H,brs),8.46(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=8Hz),11.86(1H,brs)
参考参考製造例2
1−メチル−1H−ピロール−2−カルボン酸0.13g、塩化チオニル0.15gおよびヘキサン5mlを混合し、該混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮して、1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニルクロライド0.14gを得た。得られた1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニルクロライド0.14gを、N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22gとピリジン10mlとの混合物に加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(2)0.11gを得た。
化合物I−(2)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.02−1.28(3H,m),3.91(3H,s),4.00−4.16(2H,m),6.13(1H,d,J=4Hz),6.78(1H,d,J=4Hz),7.06(1H,m),7.15(1H,t,J=8Hz),7.56(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=8Hz),9.30(1H,brs),10.57(1H,brs),11.63(1H,brs)
参考製造例3
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.19g、塩化チオニル0.15gおよびヘキサン5mlを混合し、該混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮して、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.14gを得た。得られた1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.14gを、N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22gとピリジン10mlとの混合物に加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(3)0.23gを得た。
化合物I−(3)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=8Hz),4.10(2H,q,J=8Hz),4.19(3H,s),7.17(1H,s),7.28(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),9.02(1H,brs),10.41(1H,brs),11.50(1H,brs)
参考製造例4
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸エチル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応液に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(4)0.08gを得た。
化合物I−(4)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.96−1.26(3H,m),2.16(3H,s),3.90−4.12(2H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.25(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
参考製造例5
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(5)0.16gを得た。
化合物I−(5)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.62(3H,s),7.39(1H,s),7.56(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
参考製造例6
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 イソプロピル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(6)0.21gを得た。
化合物I−(6)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.97−1.31(6H,m),2.16(3H,s),4.68−4.89(1H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.18(1H,brs),10.12(1H,brs),10.37(1H,brs)
参考製造例7
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、シクロプロパンカルボニルクロリド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(7)0.20gを得た。
化合物I−(7)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.57−0.82(4H,m),1.63−1.73(1H,m),2.16(3H,s),7.43(1H,s),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),10.19(1H,brs),10.40(1H,brs)
参考製造例8
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ベンゾイルクロリド0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(8)0.15gを得た。
化合物I−(8)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),7.48−7.69(5H,m),7.77(1H,s),7.90−7.96(3H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,d,J=4Hz),10.36(1H,brs),10.42(1H,brs),10.60(1H,brs)
参考製造例9
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、4−モルホリンカルボニルクロライド0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(9)0.12gを得た。
化合物I−(9)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.22−3.42(4H,m),3.53−3.63(4H,m),7.44(1H,s),7.53(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.77(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.78(1H,brs),9.88(1H,brs),10.33(1H,brs)
参考製造例10
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(10)0.13gを得た。
化合物I−(10)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),2.86(6H,s),7.42(1H,s),7.52(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.48−8.58(2H,m),9.83(1H,brs),10.31(1H,brs)
参考製造例11
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 n−プロピル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(11)0.24gを得た。
化合物I−(11)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.66−0.98(3H,m),1.37−1.66(2H,m),2.16(3H,s),3.83−4.08(2H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.26(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
参考製造例12
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、エチルイソシアナート0.05およびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(12)0.16gを得た。
化合物I−(12)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.12(3H,t,J=6Hz),2.18(3H,s),3.78(2H,q,J=6Hz),6.34(1H,m),7.48(1H,s),7.54(1H,s),7.65−7.69(2H,m),7.74(1H,brs),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.99(1H,brs),10.34(1H,brs)
参考製造例13
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、フェニルイソシアナート0.07gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(13)0.12gを得た。
化合物I−(13)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),6.93−7.00(2H,m),7.21−7.31(2H,m),7.40−7.47(2H,m),7.51(1H,s),7.54−7.58(1H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),8.73(1H,brs),10.18(1H,brs),10.40(1H,brs)
参考製造例14
N−(2−メチルアミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.24g、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.31gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(14)0.20gを得た。
化合物I−(14)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06−1.27(3H,m),3.18(3H,s),4.01−4.16(2H,m),6.34(1H,s),7.31−7.37(1H,m),7.53−7.61(3H,m),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.31(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,d,J=4Hz),9.33(1H,brs),10.44(1H,brs)
参考製造例15
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、エタンスルホニルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(15)0.14gを得た。
化合物I−(15)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=8Hz),2.18(3H,s),3.02(2H,q,J=8Hz),7.39(1H,s),7.57(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.95(1H,brs),10.41(1H,brs),10.57(1H,brs)
参考製造例16
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジメチルスルファモイルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(16)0.14gを得た。
化合物I−(16)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),2.71(6H,s),7.28(1H,s),7.57(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.75(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.42(1H,brs),10.51(1H,brs)
参考製造例17
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ギ酸10mLおよび無水酢酸5mlを氷冷下で混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(17)0.02gを得た。
化合物I−(17)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),7.43(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.73(1H,s),8.05(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),10.13(1H,brs),10.39(1H,brs),10.46(1H,brs)
参考製造例18
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、プロピオニルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(18)0.15gを得た。
化合物I−(18)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.04(3H,t,J=8Hz),2.13(5H,m),7.44(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.91(1H,brs),10.16(1H,brs),10.36(1H,brs)
参考製造例19
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 n−ブチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(19)0.19gを得た。
化合物I−(19)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.79−0.94(3H,m),1.22−1.40(2H,m),1.46−1.62(2H,m),2.17(3H,s),3.92−4.13(2H,m),7.37(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.25(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
参考製造例20
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸アリル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(20)0.23gを得た。
化合物I−(20)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),4.43−4.60(2H,m),5.21(1H,d,J=6Hz),5.33(1H,d,J=8Hz),5.86−6.00(1H,m),7.39(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.39(1H,brs),10.18(1H,brs),10.38(1H,brs)
参考製造例21
N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応液に水を注加し、析出した沈殿を濾取し、化合物I−(21)0.09gを得た。
化合物I−(21)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.06(3H,s),3.33(3H,s),7.07(1H,s),7.45(1H,s),7.68(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,d,J=4Hz),9.11(0.6H,brs),10.20(1H,brs),10.54(0.4H,brs)
参考製造例22
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジエチルカルバモイルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(22)0.19gを得た。
化合物I−(22)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06(6H,t,J=6Hz),2.14(3H,s),3.26(4H,q,J=6Hz),7.42(1H,s),7.52(1H,s),7.68(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.84(1H,brs),10.35(1H,brs)
参考製造例23
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N−メチル−N−フェニルカルバモイルクロライド0.10gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(23)0.19gを得た。
化合物I−(23)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.08(3H,s),7.10−7.45(6H,m),7.53(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.14(1H,brs),8.20(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.97(1H,brs),10.32(1H,brs)
参考製造例24
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジフェニルカルバモイルクロライド0.15gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(24)0.24gを得た。
化合物I−(24)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),6.77(1H,t,J=8Hz),6.81(1H,t,J=8Hz),7.05−7.39(9H,m),7.52(1H,s),7.64(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.72(1H,s),8.13(1H,brs),8.19(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=4Hz),10.08(1H,brs),10.34(1H,brs)
参考製造例25
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ピコリノイルクロライド塩酸塩0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(25)0.16gを得た。
化合物I−(25)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),7.50−7.59(2H,m),7.63−7.71(3H,m),7.77−7.88(1H,m),8.05(1H,s),8.06(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.70(1H,d,J=4Hz),10.35−10.70(2H,m)
参考製造例26
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸フェニル0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、フェニル化合物I−(26)0.16gを得た。
化合物I−(26)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),7.13−7.69(9H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.95(1H,brs),10.43(1H,brs),10.45(1H,brs)
参考製造例27
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、アセチルクロライド0.04gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(27)0.22gを得た。
化合物I−(27)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.89(3H,s),2.16(3H,s),7.44(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.73(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.94(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
参考製造例28
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、トリメチルアセチルクロライド0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(28)0.25gを得た。
化合物I−(28)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.17(9H,s),2.15(3H,s),7.46(1H,s),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.66(1H,brs),10.01(1H,brs),10.32(1H,brs)
参考製造例29
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、メチル クロロチオールホルメート
Figure 2008280343
0.05gおよびピリジン10mlを混合し、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(29)0.10gを得た。
化合物I−(29)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.03−2.34(6H,m),7.40(1H,s),7.58(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.84(1H,brs),10.41(1H,brs),10.56(1H,brs)
参考製造例30
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、3−メチルベンゾイルクロリド0.09gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(30)0.19gを得た。
化合物I−(30)
Figure 2008280343

1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.30(3H,s),7.40(1H,s),7.55(1H,s),7.58(1H,s),7.65−7.73(4H,m),7.77(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.35(1H,brs),10.41(1H,brs),10.54(1H,brs)
参考製造例31
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、4−メトキシベンゾイルクロリド0.09gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(31)0.09gを得た。
化合物I−(31)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.83(3H,s),7.04(2H,d,J=8Hz),7.55(1H,s),7.58(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.77(1H,s),7.90(2H,d,8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.28(1H,brs),10.41(1H,brs),10.45(1H,brs)
参考製造例32
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸エチル0.06mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水およびトルエンを順次加え減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液し、得られた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(32)0.14gを得た。
化合物I−(32)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.26(3H,brm),2.21(3H,s),4.18(2H,brq,J=7Hz),6.88(1H,brs),7.17(1H,t,J=8Hz),7.28−7.39(4H,m),7.86(1H,d,J=8Hz),8.05(1H,brs),8.43(1H,d,J=4Hz),9.73(1H,brs)
参考製造例33
N−[2−クロロ−6−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.21g、クロロギ酸エチル0.06mlおよびピリジン5mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、2mol/L−塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(33)0.16gを得た。
化合物I−(33)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.28(3H,t,J=7Hz),4.21(2H,q,J=7Hz),6.76(1H,brs),7.23−7.30(2H,m),7.42(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.50(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,brs),7.90(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.47(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.16(1H,brs)
参考製造例34
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.20ml、トリエチルアミン0.09ml、アセトニトリル20mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(34)0.13gを得た。
化合物I−(34)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.14(3H,s),3.61(3H,brs),7.33(1H,s),7.37(1H,brs),7.53(1H,brs),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.29(1H,brs),10.15(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例35
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸エチル0.09mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した後、減圧下濃縮した。得られた残渣に水およびトルエンを加えて濾過し、得られた濾物をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(35)0.23gを得た。
化合物I−(35)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.18(3H,brm),2.14(3H,s),4.06(2H,brm),7.34(1H,s),7.37(1H,brs),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.24(1H,brs),10.12(1H,brs),10.21(1H,brs)
参考製造例36および37
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30gをアセトニトリル10mlに溶解し、クロロギ酸メチル0.10mlおよびトリエチルアミン0.09mlを加え、該混合物を室温で1時間攪拌した後、該混合物にクロロギ酸メチル0.10mlを加え、さらに3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(36)0.16gおよび化合物I−(37)0.16gを得た。
化合物I−(36)
Figure 2008280343

1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.76(6H,s),7.23−7.27(3H,m),7.30−7.40(2H,m),7.43−7.47(2H,m),8.84(1H,brs),9.29(1H,brs)
化合物I−(37)
Figure 2008280343

1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.22(3H,s),3.68(3H,brs),7.44(1H,brs),7.53−7・72(6H,m),9.35(1H,brs),10.23(1H,brs),10.32(1H,brs)
参考製造例38
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、ピリジン2mlおよびクロロギ酸エチル0.09mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した後、減圧下濃縮した。得られた残渣に水およびトルエンを加えて濾過した。濾物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(38)0.22gを得た。
化合物I−(38)
Figure 2008280343

1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.19(3H,brm),2.15(3H,s),4.05(2H,brm),7.37(1H,s),7.49−7.66(6H,m),9.22(1H,brs),10.14(1H,brs),10.25(1H,brs)
参考製造例39
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸メチル0.05mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、トルエンを加えて減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(39)0.13gを得た。
化合物I−(39)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.75(3H、brs),6.86(1H,brs),7.19(1H,t,J=8Hz),7.27(1H,s),7.34−7.40(3H,m),7.87(1H,dd,J=8Hz,1.5Hz),7.97(1H,brs),8.44(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.68(1H,brs)
参考製造例40
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.09mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水およびトルエンを順次加えて減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルおよび水と混合してから分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(40)0.20gを得た。
化合物I−(40)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.17(3H,s),3.62(3H,brs),7.25(1H,d,J=2Hz),7.40(1H,brs),7.52(1H,d,J=2Hz),7.56(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,d,J=2Hz),8.11(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.11(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例41
化合物I−(41)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),2.29(3H,s),3.55−3.68(3H,m),7.19−7.25(2H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.23(1H,brs),9.98(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例42
化合物I−(42)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),2.31(3H,s),2.86(6H,s),7.14−7.27(2H,m),7.65−7.70(1H,m),7.82(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.65(1H,brs),10.16(1H,brs)
参考製造例43
化合物I−(43)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.35(3H,s),3.53−3.65(3H,m),7.35(1H,s),7.65(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68−7.70(1H,m),7.76(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.27(1H,brs),10.04(1H,brs),10.47(1H,brs)
参考製造例44
化合物I−(44)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),2.84(6H,s),7.40(1H,s),7.62−7.70(2H,m),7.83(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.51−8.56(1H,m),9.69(1H,brs),10.42(1H,brs)
参考製造例45
化合物I−(45)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.67−3.74(3H,m),7.37−7.47(2H,m),7.69−7.74(1H,m),7.82−7.88(2H,m),8.25−8.33(1H,m),8.57(1H,d,J=4Hz),9.71(1H,brs),9.83(1H,brs),10.56(1H,brs)
参考製造例46
化合物I−(46)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.90(6H,s),7.57(1H,d,J=8Hz),7.68−7.70(1H,m),7.73(1H,dd,8Hz,4Hz),7.81(1H,s),8.18(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),8.83(1H,brs),10.36(1H,brs),11.27(1H,brs)
参考製造例47
化合物I−(47)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.64−3.71(3H,m),7.59(1H,s),7.63(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,s),8.12(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),9.51(1H,brs),10.75(1H,brs),11.68(1H,brs)
参考製造例48
化合物I−(48)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),5.97(2H,brs),7.52−7.54(2H,m),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),7.76(1H,brs),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.01(1H,brs),10.39(1H,brs)
参考製造例49
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、参考製造例5と同様の方法で化合物I−(49)を得た。
化合物I−(49)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.40−3.70(3H,m),7.63−7.69(2H,m),7.76(1H,s),8.16(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.35(1H,brs),10.23(1H,brs),10.63(1H,brs)
参考製造例50
化合物I−(50)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55−3.65(3H,m),7.65(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.75−7.82(2H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.14(1H,brs),10.59(1H,brs)
参考製造例51
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、メチルイソチオシアナート0.05gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(51)0.20gを得た。
化合物I−(51)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),2.85(3H,d,J=4Hz),7.57(1H,s),7.60−7.63(2H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.72(1H,brs),8.24(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),9.13(1H,brs),10.31(1H,brs),10.42(1H,brs)
参考製造例52
化合物I−(52)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.60−3.77(3H,m),7.40(1H,d,J=8Hz),7.57(1H,s),7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.22(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,d,J=4Hz),9.49(1H,brs),10.77(1H,brs),12.04(1H,brs)
参考製造例53
化合物I−(53)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.60−3.72(3H,m),7.37(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,s),7.65(1H,s),7.73(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.02(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.64(1H,brs),11.72(1H,brs)
参考製造例54
化合物I−(54)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),2.91(6H,s),7.29−7.34(1H,m),7.48−7.51(1H,m),7.70−7.79(2H,m),8.04−8.09(1H,m),8.26−8.33(1H,m),8.55−8.60(1H,m),8.75(1H,brs),10.24(1H,brs),11.30(1H,brs)
参考製造例55
化合物I−(55)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.62−3.75(3H,m),7.12(1H,d,J=8Hz),7.31(1H,t,J=8Hz),7.61(1H,d,J=8Hz),7.68−7.73(1H,m),7.80(1H,s),8.27(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=4Hz),9.59(1H,brs),9.66(1H,brs),10.30(1H,brs)
参考製造例56
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジクロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、参考製造例5と同様の方法で化合物I−(56)を得た。
化合物I−(56)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.45−3.66(3H,m),7.51(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),7.94(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.37(1H,brs),10.27(1H,brs),10.64(1H,brs)
参考製造例57
化合物I−(57)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.85(6H,s),7.58(1H,s),7.64−7.70(1H,m),7.85(1H,s),7.90(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.58(1H,brs),9.91(1H,brs),10.59(1H,brs)
参考製造例58
化合物I−(58)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.84(6H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),7.83(1H,s),8.13(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.52−8.57(2H,m),9.88(1H,brs),10.60(1H,brs)
参考製造例59
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、参考製造例5と同様の方法で化合物I−(59)を得た。
化合物I−(59)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55−3.65(3H,m),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.06(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.23(1H,brs),10.64(1H,brs)
参考製造例60
化合物I−(60)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.84(6H,s),7.62(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.83(1H,s),8.02(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.52−8.57(2H,m),9.87(1H,brs),10.60(1H,brs)
参考製造例61
化合物I−(61)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.83(6H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),7.88(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,s),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.78(1H,brs),10.55(1H,brs)
参考製造例62
化合物I−(62)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.91(6H,s),7.33−7.48(1H,m),7.67−7.81(3H,m),8.24−8.35(2H,m),8.56−8.63(1H,m),8.80(1H,brs),10.38(1H,brs),11.57(1H,brs)
参考製造例63
化合物I−(63)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.60−3.69(3H,m),7.09(1H,d,J=8Hz),7.54(1H,s),7.71−7.79(2H,m),8.06(1H,s),8.30(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),9.41(1H,brs),10.64(1H,brs),12.19(1H,brs)
参考製造例64
化合物I−(64)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),2.90(6H,s),7.07(1H,d,J=8Hz),7.64−7.68(2H,m),7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.07(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),8.67(1H,brs),10.28(1H,brs),11.82(1H,brs)
参考製造例65
化合物I−(65)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.59(3H,s),4.13(3H,s),7.40(1H,s),7.44(1H,s),7.59(1H,s),9.26(1H,brs),10.11(1H,brs),10.17(1H,brs)
参考製造例66
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.28g、クロロギ酸メチル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(66)0.08gを得た。
化合物I−(66)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.60−3.68(3H,m),7.35−7.43(1H,m),7.60−7.85(3H,m),8.12−8.28(3H,m),8.52−8.60(2H,m),9.35(1H,brs),10.32(1H,brs),10.76(1H,brs)
参考製造例67
化合物I−(67)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.58−3.69(3H,m),7.34−7.44(1H,m),7.60−7.85(3H,m),8.10−8.28(3H,m),8.50−8.62(2H,m),9.33(1H,brs),10.28(1H,brs),10.78(1H,brs)
参考製造例68
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(68)0.14gを得た。
化合物I−(68)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.44−3.66(3H,m),7.45(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.65(1H,s),8.14−8.18(2H,m),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.26(1H,brs),10.55(1H,brs)
参考製造例69
化合物I−(69)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.33(3H,s),3.63(3H,s),7.36(2H,s),7.52(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.58(1H,s),7.81(1H,d,J=8Hz),8.06(1H,t,J=8Hz),8.46(1H,d,J=4Hz),9.33(1H,brs),10.19(1H,brs),10.34(1H,brs)
参考製造例70
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(70)0.13gを得た。
化合物I−(70)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.48−3.62(3H,m),7.41(1H,s),7.53−7.62(2H,m),8.05(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.21(1H,brs),10.48(1H,brs)
参考製造例71
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(71)0.17gを得た。
化合物I−(71)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),3.56−3.64(3H,m),7.32−7.44(2H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.66−7.71(1H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.27(1H,brs),10.01(1H,brs),10.31(1H,brs)
参考製造例72
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.21g、メチルカーバゼート0.9gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(72)0.10gを得た。
化合物I−(72)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.44−3.65(3H,m),7.40−7.54(3H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.11(1H,brs),10.39(1H,brs)
参考製造例73
化合物I−(73)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.18(3H,s),3.61(3H,s),7.37(1H,s),7.49−7.55(7H,m),9.31(1H,brs),10.22(1H,brs),10.30(1H,brs)
参考製造例74
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例72と同様の方法で化合物I−(74)を得た。
化合物I−(74)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.56−3.65(3H,m),7.47−7.55(1H,m),7.62−7.75(3H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
参考製造例75
化合物I−(75)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.12(3H,s),3.55−3.66(3H,m),7.63−7.72(3H,m),7.83(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),10.14(1H,brs),10.35(1H,brs)
参考製造例76
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸メチル45mg、ピリジン68mgおよびアセトニトリル5mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で0.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(76)0.12gを得た。
化合物I−(76)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.13(3H,s),3.37−3.67(6H,m),7.37(1H,brs),7.42−7.52(4H,m),7.60(1H,d,J=8Hz),8.13(1H,s),9.28−9.37(2H,m),10.13(1H,brs)
参考製造例77
化合物I−(77)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.17(3H,s),3.46−3.62(3H,m),3.94(3H,s),7.32−7.41(4H,m),7.44−7.46(1H,m),7.50(1H,s),8.36(1H,s),9.30−9.34(2H,m),10.17(1H,brs)
参考製造例78
化合物I−(78)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.56−3.64(3H,m),3.77−3.80(3H,m),7.12(1H,brs),7.32(1H,brs),7.38(1H,brs),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),9.95(1H,brs),10.07(1H,brs)
参考製造例79
化合物I−(79)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.56−3.64(3H,m),7.43(1H,s),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.12−8.19(2H,m),8.50(1H,d,J=4Hz),9.34(1H,brs),10.16(1H,brs),10.47(1H,brs)
参考製造例80
化合物I−(80)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.52−3.64(3H,m),3.74(3H,s),7.07−7.14(1H,m),7.21(1H,d,J=8Hz),7.31−7.42(2H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.21(1H,brs),9.87(1H,brs),9.92(1H,brs)
参考製造例81
化合物I−(81)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.46−3.69(3H,m),7.41(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,t,J=8Hz),7.77−7.87(1H,m),7.90−7.97(1H,m),8.14(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,d,J=4Hz),9.32(1H,brs),10.14(1H,brs),10.48(1H,brs)
参考製造例82
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン0.25gとテトラヒドロフラン5mlとの混合物に、−78℃で2.0Mリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液0.50mlを滴下し、−78℃で15分間攪拌した。該混合物に内温が−60℃以下に保たれる程度の速さで二酸化炭素を導入し、該混合物が黄色になってからさらに−78℃で10分間攪拌した。反応混合物を室温まで昇温してから濃縮した。2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて水層のpHが10−12となるように調整してから分液し、有機層を0.5N水酸化ナトリウム水溶液で抽出した。水層を合わせてクロロホルムで洗浄後、水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、粗1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール5−カルボン酸0.13gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボン酸
Figure 2008280343
得られた粗1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボン酸0.13gと塩化チオニル0.10mlとの混合物を、アセトニトリル10ml中で2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解し、N−(2−アミノ−5−クロロ−3−メチルベンゾイル)−N’−メトキシカルボニルヒドラジン0.11gとジイソプロピルエチルアミン0.10mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(82)12mgを得た。
化合物I−(82)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),3.64(3H,s),7.40(1H,s),7.60(1H,s),7.90(1H,brs),8.77(1H,d,J=7Hz),9.33(1H,brs),9.50(1H,brs),10.27(1H,brs),10.44(1H,brs)
参考製造例83
化合物I−(83)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.37(3H,t,J=7Hz),2.26(3H,s),3.60(3H,s),4.55(2H,q,J=7Hz),7.41(2H,s),7.58(1H,s),9.26(1H,brs),10.12(1H,brs),10.18(1H,brs)
参考製造例84
化合物I−(84)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.39(9H,s),2.05(3H,s),3.47−3.62(3H,m),7.36−7.53(6H,m),8.10(1H,s),9.19−9.26(2H,m),10.12(1H,brs).
参考製造例85
化合物I−(85)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),3.60−3.65(3H,m),7.35−7.43(2H,m),7.54(1H,d,J=8Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),10.14(1H,brs),10.41(1H,brs)
参考製造例86
化合物I−(86)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.43(6H,d,J=6Hz),2.26(3H,s),3.60(3H,s),5.41−5.45(1H,m),7.35(1H,s),7.40(1H,s),7.59(1H,s),9.26(1H,brs),10.10(1H,brs),10.17(1H,brs)
参考製造例87
化合物I−(87)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.50−3.68(3H,m),7.47(1H,s),7.52−7.65(3H,m),8.17(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.17(1H,brs),10.47(1H,brs)
参考製造例88
化合物I−(88)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09(3H,s),3.51−3.68(3H,m),7.31−7.45(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.04(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例89
化合物I−(89)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.67(9H,s),2.28(3H,s),3.64(3H,s),7.11(1H,s),7.42(1H,s),7.55(1H,s),9.29(1H,brs),10.18(1H,brs),10.23(1H,brs)
参考製造例90
化合物I−(90)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.69(9H,s),2.26(3H,s),3.57(3H,s),7.43(1H,s),7.62(1H,d,J=2Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),9.30(1H,brs),10.23(1H,brs),10.56(1H,brs)
参考製造例91
化合物I−(91)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.55−3.67(3H,m),7.25−7.45(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94−7.97(1H,m),8.17(1H,d,J=8Hz),8.48−8.53(1H,m),9.25(1H,brs),10.04(1H,brs),10.20(1H,brs)
参考製造例92
化合物I−(92)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.45−3.67(3H,m),7.34−7.44(2H,m),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.84(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.08(1H,brs),10.42(1H,brs)
参考製造例93
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.20g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン0.07mlをN,N−ジメチルホルムアミド中で混合し、該混合物を室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、化合物I−(93)0.16gを得た。
化合物I−(93)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.16(3H,s),3.63(3H,s),7.23(1H,s),7.41(1H,d,J=2Hz),7.48−7.51(3H,m),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.75(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例94
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N’−イソプロピルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.26g、クロロギ酸メチル0.06mLおよびピリジン2mLを混合し、該混合物を室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(94)0.18gを得た。
化合物I−(94)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,80℃)δ(ppm):1.03(6H,d,J=7Hz),2.18(3H,s),3.53(3H,s),4.24(1H,hept.,J=7Hz),7.29(1H,s),7.37(1H,d,J=2Hz),7.49(1H,d,J=2Hz),7.57(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.10(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.92(1H,s),9.98(1H,s)
参考製造例95
化合物I−(34)4.11g、トリエチルアミン1.45mlおよびテトラヒドロフラン80mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.69mlを滴下した。得られた混合物を室温で1時間攪拌した後、反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(95)2.66gを得た。
化合物I−(95)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.82(6H,s),6.99(1H,s),7.347.37(2H,m),7.41(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.37(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.43(1H,s),9.21(1H,s)
参考製造例96
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.11g、クロロギ酸メチル0.095mLおよびピリジン2mLを混合し、該混合物を室温で2.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加し、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(96)0.11gを得た。
化合物I−(96)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.15(3H,s),3.63(3H,brs),7.40(2H,brs),7.54(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.16(2H,brs)
参考製造例97
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.27g、クロロギ酸メチル0.13mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で1.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(97)0.24gを得た。
化合物I−(97)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,80℃)δ(ppm):2.14(3H,s),3.59(3H,brs),7.43(1H,s),7.48(1H,s),7.57(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.03(1H,s),8.12(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=4Hz),8.94(1H,brs),9.81(1H,brs),10.11(1H,brs)
参考製造例98
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.15mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で1.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(98)0.30gを得た。
化合物I−(98)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.19(3H,s),3.62(3H,brs),7.42−7.52(4H,m),7.55(1H,brs),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,brs),7.88(2H,d,J=7Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.32(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.34(1H,brs),10.19(2H,brs)
参考製造例99
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.27g、クロロギ酸メチル0.14mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(99)0.14gを得た。
化合物I−(99)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.16(3H,s),2.54(3H,s)3.62(3H,brs),7.20(1H,s),7.38(1H,brs),7.547.58(2H,m),8.13(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1.5Hz),9.32(1H,brs),10.11(1H,s),10.14(1H,s)
参考製造例100
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.40gおよびN,N−ジメチルホルムアミド8mlを混合し、該混合物を室温で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(100)0.13gを得た。
化合物I−(100)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.16(3H,s),3.39(3H,s),3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.56(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.78(1H,s),8.23(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.16(1H,brs),10.41(1H,brs)
参考製造例101
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルフィニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.21gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(101)0.092gを得た。
化合物I−(101)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.16(3H,s),2.99(3H,s)3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.64(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.20(1H,dd,J=8Hz,1.5Hz),8.52(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.32(1H,brs),10.15(1H,brs),10.35(1H,brs)
参考製造例102
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.12g、メチルカーバゼート0.27gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で24時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(102)0.10gを得た。
化合物I−(102)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.15(3H,s),2.31(3H,s),3.62(3H,brs),7.02(1H,s),7.40(1H,brs),7.52−7.55(2H,m),8.11(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.46(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.03(1H,brs),10.14(1H,brs)
参考製造例103
化合物I−(103)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.29(3H,s),2.93(6H,s),7.07(1H,d,J=8Hz),7.27(1H,t,J=8Hz),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.28(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=4Hz),8.99(1H,brs),10.10(1H,brs),10.19(1H,brs)
参考製造例104
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.43gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(104)0.22gを得た。
化合物I−(104)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.35(6H,d,J=7Hz),2.22(3H,s),3.08(1H,hept.,J=7Hz),3.68(3H,brs),7.17(1H,s),7.45(1H,brs),7.587.62(2H,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.52(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.39(1H,brs),10.09(1H,brs),10.20(1H,brs)
参考製造例105
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.34gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で17時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(105)0.16gを得た。
化合物I−(105)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.27(6H,d,J=7Hz),3.01(1H,hept.,J=7Hz),3.60(3H,brs),7.16(1H,s),7.53(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.64(1H,brs),8.07(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.11(1H,brs),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.35(1H,brs),10.16(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例106
化合物I−(106)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.73(6H,s),7.38−7.45(3H,m),7.64(1H,d,J=2Hz),7.89(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,d,J=4Hz),8.67(1H,brs),9.21(1H,brs)
参考製造例107
化合物I−(107)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.77(6H,s),7.09(1H,s),7.36(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),7.69(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.35(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.63(1H,brs),8.95(1H,brs)
参考製造例108
化合物I−(108)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.23(3H,s),3.81(6H,s),7.24(1H,s),7.36(1H,d,J=2Hz),7.397.42(2H,m),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.28(1H,s),8.40(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.27(1H,s).
参考製造例109
化合物I−(109)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.75(6H,s),7.377.43(2H,m),7.63(1H,d,J=2Hz),7.84(1H,d,J=2Hz),7.90(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.38(1H,dd,J=4Hz,J=1Hz),8.57(1H,brs),9.17(1H,brs).
参考製造例110
化合物I−(110)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.78(6H,s),7.08(1H,s),7.37(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.67(1H,d,J=2Hz),7.87−7.90(2H,m),8.35(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.54(1H,brs),8.88(1H,brs).
参考製造例111
化合物I−(111)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.30(3H,t,J=7Hz),2.24(3H,s),3.82(3H,s),4.30(2H,q,J=7Hz),6.97(1H,s),7.34−7.38(2H,m),7.45(1H,s),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.27(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.21(1H,s).
参考製造例112
化合物I−(112)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):0.94(6H,d,J=7Hz),1.98(1H,hept,J=7Hz),2.24(3H,s),3.82(3H,s),4.04(2H,d,J=7Hz),6.96(1H,s),7.347.37(2H,m),7.45(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.29(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.23(1H,s).
参考製造例113
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.23gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(113)0.090gを得た。
化合物I−(113)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.14(3H,s),3.61(3H,brs),7.38(1H,brs),7.54(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.81(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=5Hz),9.29(1H,brs),10.16(1H,brs),10.44(1H,brs).
参考製造例114
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン0.69g、およびN,N−ジメチルホルムアミド15mLを混合し、該混合物を60℃で9時間および80℃で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチルtert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(114)0.036gを得た。
化合物I−(114)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.21(3H,s),3.74(3H,brs),7.05(1H,s),7.267.38(3H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.03(1H,s),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.47(1H,s).
参考製造例115
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.60g、クロロギ酸メチル0.41mLおよびピリジン6mLを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水および酢酸エチルで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(115)0.46gを得た。
化合物I−(115)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.04(3H,s),3.22(3H,s),3.57(2.6H,s),3.80(0.4H,s),7.01(1H,s),7.04(1H,s),7.28(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.61(1H,brs),7.87(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.80(1H,brs).
参考製造例116
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,7−ジクロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い参考製造例72と同様の方法で化合物I−(116)を得た。
化合物I−(116)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.45−3.68(3H,m),7.36(1H,s),7.57−7.65(2H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.24(1H,brs),10.49(1H,brs).
参考製造例117
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−シアノ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い参考製造例72と同様の方法で化合物I−(117)を得た。
化合物I−(117)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.45−3.68(3H,m),7.38(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.77(1H,s),7.96(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.27(1H,brs),10.49(1H,brs).
参考製造例118
3,5−ジブロモ−2−{N−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボニル]−N−メチルアミノ}安息香酸0.59g、塩化チオニル2mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド1滴を混合し、該混合物を80℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した後、ヘキサン10mLを加えさらに減圧下濃縮した。得られた残渣と、テトラヒドロフラン10ml、メチルカーバゼート0.10gおよびピリジン1mLとを混合し、室温で3時間攪拌した。反応混合物を水30mLに注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(118)0.23gを得た。
化合物I−(118)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.05(1.9H,s),3.38(1.1H,s),3.52−3.73(3H,m),5.68(0.7H,brs),7.11(0.3H,brs),7.57−7.81(2H,m),8.16−8.32(2H,m),8.49−8.55(1H,m),9.42(1H,brs),10.54(1H,brs).
参考製造例119
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.07mlおよびピリジン5mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、化合物I−(119)0.09gを得た。
化合物I−(119)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10−2.24(3H,m),2.61−2.87(3H,m),2.90−3.18(3H,m),3.45−3.74(3H,m),7.12−7.30(1H,m),7.33−7.44(1H,m),7.44−7.58(1H,m),7.58−7.66(1H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.47−8.54(1H,m),10.10−10.50(1H,m).
参考製造例120
化合物I−(120)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.42−3.69(3H,m),7.34(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.89(1H,d,J=8Hz),8.16(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.18(1H,brs),10.42(1H,brs).
参考製造例121
化合物I−(121)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.49−3.68(3H,m),7.24−7.67(10H,m),8.08(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.08(1H,brs),10.19(1H,brs).
参考製造例122
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.17g、メチルカーバゼート0.27gおよびN,N−ジメチルホルムアミド20mlを混合し、該混合物を室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、化合物I−(122)0.15gを得た。
化合物I−(122)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):3.67(3H,s),7.36(1H,s),7.46(1H,d,J=2Hz),7.54(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,s),8.09(1H,d,J=8Hz),8.13(1H,d,J=2Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),9.40(1H,brs),9.97(1H,brs),10.18(1H,brs)
参考製造例123
化合物I−(123)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):3.62(3H,s),7.30(1H,s),7.39(1H,d,J=2Hz),7.48(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.52(1H,s),7.96(1H,d,J=2Hz),8.03(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.35(1H,brs),9.92(1H,brs),10.11(1H,brs)
参考製造例124
化合物I−(124)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.21(3H,s),3.64(3H,s),7.25(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,d,J=2Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.77(1H,s),7.88(1H,s),8.04(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.36(1H,brs),10.05(1H,brs),10.27(1H,brs)
参考製造例125
化合物I−(125)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06−1.13(3H,m),2.45−2.60(2H,m),3.55−3.70(3H,m),7.25−7.47(4H,m),7.57−7.63(1H,m),8.14−8.19(1H,m),8.46−8.53(1H,m),9.24(1H,brs),9.98(1H,brs),10.16(1H,brs).
参考製造例126
化合物I−(126)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.20−1.41(3H,m),1.67−1.80(5H,m),1.98−2.00(2H,m),2.25(3H,s),3.56(3H,s),5.00−5.08(1H.m),7.33(1H,s),7.40(1H,d,J=2Hz),7.55(1H,d,J=2Hz),9.02(1H,brs),9.94(1H,brs),10.04(1H,brs)
参考製造例127
化合物I−(127)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.09(3H,s),3.63(3H,s),7.36(1H,s),7.42(1H,s),7.49(1H,s),7.57(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.29(1H,brs),9.79(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例128
4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.20g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.04gおよびピリジン0.08mLをN,N−ジメチルホルムアミド中で混合し、該混合物を室温で14時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(128)0.16gを得た。
化合物I−(128)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.08(3H,s),2.88(6H,s),7.40(1H,d,J=2Hz),7.44(1H,d,J=2Hz),7.52(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.56(1H,brs),9.75(1H,brs),9.81(1H,brs)
参考製造例129
化合物I−(129)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.48(1H,d,J=4Hz),7.24(1H,d,J=4Hz),7.48(1H,s),7.55(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.95(1H,s),8.12(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.74(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例130
化合物I−(130)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.61(3H,s),6.37(1H,d,J=3Hz),7.12−7.18(2H,m),7.40(1H,s),7.45−7.50(2H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),9.33(1H,brs),9.71(1H,brs),10.14(1H,brs)
参考製造例131
化合物I−(131)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.88(6H,s),7.49(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.82(1H,s),7.93(1H,s),8.19(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.63(1H,brs),9.93(1H,brs),10.42(1H,brs)
参考製造例132
化合物I−(132)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10(3H,s),3.63(3H,s),7.39(2H,s),7.49(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.30(1H,brs),9.82(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例133
化合物I−(133)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10(3H,s),2.53(6H,s),7.37−7.39(2H,m),7.51(1H,d,J=2Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.82(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例134
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.50g、クロロギ酸メチル0.11g、ピリジン0.18mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(134)0.09gを得た。
化合物I−(134)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.05−2.12(3H,m),3.21(3H,s),3.54−3.76(3H,m),7.02(1H,d,J=2Hz),7.06(2H,s),7.29(1H,brs),7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.80−7.86(2H,m),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.99(1H,brs)
参考製造例135
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例72と同様の方法で化合物I−(135)を得た。
化合物I−(135)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.47−3.62(3H,m),7.40(1H,s),7.51(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,s),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.37(1H,brs),10.24(1H,brs),10.48(1H,brs)
参考製造例136
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.25g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.06g、ピリジン0.09mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を70℃で8時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取した。得られた固体をアセトニトリルで洗浄することにより、化合物I−(136)0.10gを得た。
化合物I−(136)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),2.65−2.85(6H,m),3.19−3.29(3H,m),7.07(1H,s),7.14(1H,s),7.28(1H,s),7.40(1H,s),7.50(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.60(1H,brs),8.06(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),9.86(1H,brs)
参考製造例137
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.50g、ギ酸4mlおよび無水酢酸2mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアセトニトリルで洗浄することにより、化合物I−(137)0.20gを得た。
化合物I−(137)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),7.23(1H,s),7.42−7.44(2H,m),7.48−7.52(2H,m),8.05(1H,d,J=7Hz),8.43(1H,d,J=3Hz),8.98(1H,s),9.76(1H,s),9.96(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例138
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、参考製造例115と同様の方法で化合物I−(138)を得た。
化合物I−(138)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.08(3H,s),3.45−3.70(3H,m),7.30−7.43(1H,m),7.44−7.61(1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.82−7.94(1H,m),8.21(1H,d,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.21(1H,brs),10.24(1H,brs)
参考製造例139
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、参考製造例134と同様の方法で化合物I−(139)を得た。
化合物I−(139)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.08(3H,s),3.47−3.70(3H,m),7.18−7.30(1H,m),7.41−7.50(1H,m),7.51−7.56(2H,m),7.80−7.90(1H,m),8.12(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.10(1H,brs),9.73(1H,brs)
参考製造例140
化合物I−(140)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.42−3.71(3H,m),7.48(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,t,J=7Hz),7.81(1H,t,J=7Hz),8.10−8.21(3H,m),8.24(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.34(1H,brs),10.26(1H,brs),10.64(1H,brs)
参考製造例141
化合物I−(141)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.43−3.70(3H,m),7.37(1H,s),7.42−7.52(2H,m),7.70(1H,t,J=7Hz),7.79(1H,t,J=7Hz),8.03(1H,d,J=7Hz),8.06−8.20(2H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=4Hz),9.34(1H,brs),10.09(1H,brs),10.19(1H,brs)
参考製造例142
化合物I−(142)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16−2.34(3H,m),7.35−7.45(1H,m),7.57−7.66(1H,m),7.76−7.88(1H,m),7.93−8.02(1H,m),8.03−8.12(1H,m),8.17(1H,d,J=7Hz),8.50(1H,brs),9.55−10.03(1H,m),10.17−10.58(2H,m)
参考製造例143
化合物I−(143)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17−2.30(3H,m),7.24−7.36(1H,m),7.45−7.55(2H,m),7.74−7.82(1H,m),7.88−7.95(1H,m),8.03−8.09(2H,m),8.44(1H,d,J=5Hz),10.02(1H,brs),10.21(1H,brs),10.46(1H,brs)
参考製造例144
化合物I−(144)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.14−2.29(3H,m),2.64−2.87(3H,m),2.87−3.15(3H,m),3.42−3.73(3H,m),7.30−7.45(1H,m),7.54−7.81(2H,m),7.83−8.01(1H,m),8.15−8.24(1H,m),8.50(1H,brs),10.20−10.68(1H,m)
参考製造例145
3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.25g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.22g、アセトニトリル4mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌し、室温で1晩放置した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、化合物I−(145)0.20gを得た。
化合物I−(145)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.88(6H,s),7.54(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,t,J=7Hz),7.79(1H,t,J=7Hz),8.09(1H,d,J=7Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.19−8.26(2H,m),8.50(1H,dd,J=5,1Hz),8.54(1H,brs),9.90(1H,brs),10.57(1H,brs)
参考製造例146
化合物I−(146)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.88(6H,s),7.37−7.44(1H,m),7.44−7.51(2H,m),7.69(1H,t,J=7Hz),7.77(1H,t,J=7Hz),8.01−8.10(2H,m),8.19−8.25(2H,m),8.43(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.55(1H,brs),9.84(1H,brs),10.05(1H,brs)
参考製造例147
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.26g、クロロギ酸メチル0.05g、ピリジン0.09mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(147)0.20gを得た。
化合物I−(147)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.88−2.98(3H,m),3.13−3.22(3H,m),3.63−3.82(3H,m),7.01−7.12(3H,m),7.20(1H,s),7.30(1H,d,J=5Hz),7.79−7.80(1H,m),8.37−8.38(1H,m),8.45−8.58(1H,brm)
参考製造例148
化合物I−(148)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.45(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.34(1H,brs),10.00(1H,brs),10.15(1H,brs)
参考製造例149
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、アセチルクロライド0.09g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、化合物I−(149)0.48gを得た。
化合物I−(149)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.56(3H,s),2.01(3H,s),3.24(3H,s),6.97(2H,d,J=2Hz),7.39−7.42(2H,m),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.39(1H,s),8.47(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.12(1H,brs)
参考製造例150
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、メチル クロロチオールホルメート(Methyl chlorothiol formate)
Figure 2008280343
0.12g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、化合物I−(150)0.50gを得た。
化合物I−(150)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.06(3H,brs),2.25(3H,brs),3.20(3H,brs),6.99−7.29(3H,m),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.01−8.23(1H,brm),8.46(1H,d,J=5Hz),9.49−9.79(1H,brm)
参考製造例151
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン0.49g、メチルカーバゼート0.90gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、化合物I−(151)0.31gを得た。
化合物I−(151)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.59−3.68(3H,m),7.47(1H,s),7.56−7.62(1H,m),7.74(1H,d,J=7Hz),7.80(1H,d,J=7Hz),8.12−8.18(3H,m),8.25(1H,d,J=7Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),10.30(1H,brs),10.60(1H,brs)
参考製造例152
化合物I−(152)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55−3.70(3H,m),7.35(1H,s),7.43−7.51(2H,m),7.71(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,t,J=8Hz),8.04(1H,d,J=8Hz),8.12(2H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),10.06(1H,brs),10.24(1H,brs)
参考製造例153
化合物I−(153)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),3.63(3H,s),7.18(1H,d,J=2Hz),7.35(1H,d,J=2Hz),7.39(1H,s),7.47(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.03(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.76(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例154
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.52g、クロロギ酸メチル0.10g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン7mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、化合物I−(154)0.49gを得た。
化合物I−(154)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.12−3.18(3H,brm),3.60−3.84(3H,brm),7.21−7.22(2H,m),7.34(1H,brs),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,brs),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.85(1H,brs)
参考製造例155
化合物I−(155)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.11−1.39(3H,m),3.12−3.18(3H,brm),4.06−4.25(2H,brm),7.08−7.22(2H,m),7.34(1H,brs),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.43(1H,brs),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.87(1H,brs)
参考製造例156
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50gおよびギ酸5mlを混合し、該混合物を50℃で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、化合物I−(156)0.40gを得た。
化合物I−(156)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.02(3H,s),3.25(3H,s),6.99(2H,d,J=4Hz),7.35(1H,s),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,s),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.58(1H,s),10.08(1H,s)
参考製造例157
化合物I−(157)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.54(1H,d,J=3Hz),7.24(1H,d,J=3Hz),7.39(1H,s),7.46(1H,s),7.54(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.09(1H,d,J=8Hz),8.28(1H,d,J=4Hz),9.30(1H,brs),9.74(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例158
化合物I−(93)0.50g、トリエチルアミン0.26mlおよびテトラヒドロフラン15mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.14mlを滴下した。該混合物を室温で5時間攪拌した後、反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(158)0.21gを得た。
化合物I−(158)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.79(6H,s),7.01(1H,d,J=2Hz),7.07(1H,d,J=2Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.32(1H,s),7.39(1H,s),7.82(1H,d,J=8Hz),8.33(1H,d,J=5Hz),8.45(1H,brs),8.88(1H,brs)
参考製造例159
化合物I−(159)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.73(6H,s),7.00−7.01(2H,m),7.24−7.28(3H,m),7.79(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=4Hz),8.82(1H,brs),9.06(1H,brs)
参考製造例160
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン20mlを氷冷下混合し、該混合物を50℃で14時間攪拌した。該混合物に、さらに、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12gおよびピリジン0.09gを加え、該混合物を50℃で9時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、化合物I−(160)0.15gを得た。
化合物I−(160)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.98(3H,s),2.46(6H,s),3.30(3H,s),6.95(1H,d,J=2Hz),7.05(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,s),7.81(1H,s),7.85(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.34(1H,brs).
参考製造例161
化合物I−(161)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),3.46−3.67(3H,m),6.08−6.50(1H,m),7.08−7.29(1H,m),7.38(1H,s),7.51(1H,s),7.58−7.65(1H,m),8.89−8.95(2H,m),9.09−9.39(1H,m),9.74−9.90(1H,m),10.11(1H,brs)
参考製造例162
化合物I−(162)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.46−3.68(3H,m),7.27(1H,s),7.30−7.47(3H,m),7.50(1H,s),7.53−7.65(2H,m),9.02−9.38(1H,m),9.71(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例163
化合物I−(163)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.12(3H,s),3.48−3.67(3H,m),7.33−7.40(2H,m),7.46(1H,d,J=2Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),8.76(2H,s),9.31(1H,brs),9.82(1H,brs),10.14(1H,brs)
参考製造例164
化合物I−(164)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09−2.19(3H,s),7.34−7.53(3H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.06(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=5Hz),9.87(1H,brs),10.13(1H,brs)10.38(1H,brs)
参考製造例165
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド0.43g、クロロ炭酸メチル0.15g、ピリジン2mlおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、化合物I−(165)0.16gを得た。
化合物I−(165)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.24(3H,s),3.38−3.65(3H,m),6.81(1H,brs),6.96(1H,brs),7.33−7.61(4H,m),7.68−7.74(2H,m),9.37(1H,brs),9.52(1H,brs),10.21(1H,brs)
参考製造例166
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.56g、2,4,4−トリメチルセミカルバジド
Figure 2008280343
0.47gおよびN−メチルピロリジノン15mlを混合し、該混合物を室温で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄し、化合物I−(166)0.11gを得た。
化合物I−(166)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.66(6H,s),2.68(3H,s),7.45(1H,brs),7.59−7.63(2H,m),8.15−8.17(2H,m),8.49(1H,d,J=4Hz),10.50(1H,brs),10.55(1H,brs).
参考製造例167
化合物I−(167)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.82(6H,s),7.00(1H,s),7.32(1H,d,J=2Hz),7.36−7.39(2H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,s),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.85(1H,brs)
参考製造例168
化合物I−(168)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.02−2.11(3H,m),3.02−3.28(3H,m),3.54−3.89(3H,m),6.95−7.15(1H,m),7.22−7.31(2H,m),7.39(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,brs),7.87(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.23(1H,brs)
参考製造例169
化合物I−(169)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),3.52−3.62(3H,m),5.85(2H,s),7.30−7.36(1H,m),7.39(1H,s),7.51(1H,s),7.59(1H,d,J=2Hz),7.61−7.71(1H,m),8.19(1H,d,J=5Hz),9.26(1H,brs),10.20(1H,brs),10.25(1H,brs)
参考製造例170
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド0.08g、クロロ炭酸メチル0.05g、ピリジン1mlおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、化合物I−(165)0.06gを得た。
化合物I−(170)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.53−3.64(3H,m),5.86(2H,s),7.41−7.49(3H,m),7.59(1H,s),8.03(1H,d,J=7Hz),8.44(1H,d,J=4Hz),9.32(1H,brs),9.96(1H,brs),10.25(1H,brs)
参考製造例171
化合物I−(171)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.63(3H,s),7.25(1H,s),7.38(1H,s),7.40(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,s),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.33(1H,brs),9.72(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例172
化合物I−(172)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),3.73(6H,s),7.10(1H,d,J=1Hz),7.14(1H,d,J=1Hz),7.25−7.31(3H,m),7.79(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.31(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.20(1H,s),9.23(1H,brs)
参考製造例173
化合物I−(173)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.60(3H,s),7.46−7.59(2H,m),7.69−7.81(2H,m),8.11−8.23(4H,m),8.48−8.52(1H,m),9.32(1H,brs),10.09(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例174
化合物I−(174)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.45−3.67(3H,m),7.27(1H,s),7.36(1H,s),7.42(1H,d,J=1Hz),7.48−7.54(2H,m),7.94(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.29(1H,brs),9.73(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例175
化合物I−(175)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.58−3.70(3H,m),7.46(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,d,J=9Hz),8.08−8.21(3H,m),8.46−8.53(2H,m),9.36(1H,brs),10.33(1H,brs),10.62(1H,brs)
参考製造例176
化合物I−(176)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.59−3.69(3H,m),7.47(1H,s),7.56−7.62(1H,m),7.92(1H,d,J=9Hz),8.10−8.20(3H,m),8.45−8.54(2H,m),9.35(1H,brs),10.29(1H,brs),10.66(1H,brs)
参考製造例177
化合物I−(177)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),3.63(3H,s),6.42(1H,d,J=4Hz),7.13(1H,d,J=4Hz),7.37(1H,s),7.42−7.47(2H,m),7.50(1H,d,J=2Hz),7.94(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.33(1H,brs),9.69(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例178
化合物I−(178)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.15(3H,s),3.58(3H,s),7.04(1H,d,J=2Hz),7.26(1H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.46(1H,d,J=2Hz),7.70(1H,s),7.82(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.55(1H,brs),8.80(1H,brs)
参考製造例179
化合物I−(179)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.81(6H,s),7.15(1H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.52−7.63(2H,m),7.84(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.04(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.46(1H,brs),8.68(1H,brs)
参考製造例180
化合物I−(180)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.36(1H,d,J=2Hz),7.64(1H,d,J=2Hz),7.64(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.11(1H,s),8.47(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.74(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,brs),10.03(1H,brs),10.14(1H,brs)
参考製造例181
化合物I−(181)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.33(1H,s),7.50(1H,s),7.63(1H,s),7.72(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.08(1H,s),8.33(1H,d,J=8Hz),8.74(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),9.88(1H,brs),10.11(1H,brs)
参考製造例182
化合物I−(182)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.63(1H,d,J=4Hz),7.19(1H,d,J=4Hz),7.40(1H,s),7.43(1H,s),7.52(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.06(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.28(1H,brs),9.71(1H,brs),10.13(1H,brs)
参考製造例183
化合物I−(183)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.29(3H,s),3.51−3.68(3H,m),7.37−7.42(1H,m),7.58−7.65(1H,m),8.14−8.22(2H,m),8.32−8.39(1H,m),8.48−8.54(1H,m),9.39(1H,brs),10.41(1H,brs),10.58(1H,brs)
参考製造例184
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.26g、水2ml、炭酸カリウム0.5gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物に、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−ニトロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20gを加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、粗3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 2008280343
得られた粗3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、ピリジン1mlおよびアセトニトリル10mlの混合物に、氷冷下クロロ炭酸メチル0.1gを加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(184)0.07gを得た。
化合物I−(184)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.27−2.37(3H,m),2.70−2.88(3H,m),2.88−3.11(3H,m),3.45−3.74(3H,m),7.38−7.46(1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92−8.04(1H,m),8.21(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.24−8.34(1H,m),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.40−10.75(1H,m)
参考製造例185
化合物I−(185)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.36(1H,s),7.57(1H,d,J=2Hz),7.62(1H,s),7.78(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,d,J=2Hz),8.61(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.79(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,brs),9.95(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例186
化合物I−(186)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.32(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,s),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),9.90(1H,brs),10.16(1H,brs)
参考製造例187
化合物I−(187)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.41−3.68(3H,m),7.29(1H,brs),7.33−7.40(1H,m),7.43(1H,d,J=2Hz),7.52(1H,d,J=2Hz),7.55(1H,d,J=5Hz),8.59(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,brs),9.30(1H,brs),9.78(1H,brs),10.15(1H,brs)
参考製造例188
化合物I−(188)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.68(3H,brs),7.23(1H,brs),7.62(1H,dd,J=9Hz,2Hz),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.88(1H,s),8.18(1H,d,J=9Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.49(1H,brs),10.78(1H,brs),11.77(1H,brs)
参考製造例189
化合物I−(189)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.07(3H,s),3.51(3H,brs),7.29(2H,brs),7.47−7.54(2H,m),7.65(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.22(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.55(1H,brs),10.14(1H,brs)
参考製造例190
化合物I−(190)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.83−3.07(6H,m),3.52−3.70(3H,m),7.29−7.60(4H,m),7.64(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.22(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.53−10.68(1H,brm).
参考製造例191
化合物I−(191)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),3.63(3H,s),7.24(1H,s),7.35(1H,s),7.49−7.51(3H,m),7.97(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=6Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.78(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例192
化合物I−(192)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09(3H,s),3.68(3H,s),6.69(1H,s),7.42(1H,s),7.48−7.60(3H,m),7.94−8.01(1H,m),8.51(1H,d,J=5Hz),9.37(1H,brs),9.71(1H,brs),10.33(1H,brs)
参考製造例193
化合物I−(193)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.47(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.15(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),9.34(1H,brs),10.00(1H,brs),10.15(1H,brs)
参考製造例194
化合物I−(194)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.85(6H,s),7.53(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,s),8.06(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),8.56(1H,brs),9.82(1H,brs),9.97(1H,brs)
参考製造例195
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.59g、クロロギ酸プロパルギル0.23g、ピリジン0.16gおよびアセトニトリル2mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄し、化合物I−(195)0.22gを得た。
化合物I−(195)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.56(1H,s),4.71(2H,s),7.41(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.66(1H,s),8.14−8.16(2H,m),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.60(1H,brs),10.29(1H,brs),10.50(1H,brs).
参考製造例196
化合物I−(196)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.56(1H,brs),4.72(2H,s),7.35(1H,s),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.55(1H,s),10.23−10.26(2H,brm).
参考製造例197
化合物I−(197)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),2.93(6H,s),7.50−7.52(2H,m),7.58(1H,brs),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s),9.89(1H,brs),10.23(1H,brs)
参考製造例198
化合物I−(197)0.20g、トリエチルアミン0.10mlおよびテトラヒドロフラン5mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.040mlを滴下した後、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(198)0.13gを得た。
化合物I−(198)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.05(3H,brs),3.15(3H,brs),3.76(3H,s),6.99(1H,s),7.35−7.38(2H,m),7.44(1H,s),7.86(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.46(1H,d,J=5Hz),9.40(1H,s)
参考製造例199
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.0g、ギ酸ヒドラジド1.33gおよびN,N−ジメチルホルムアミド40mlを混合し、該混合物を50℃で3.5時間攪拌した後、70℃で7時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加した後、メチルtert−ブチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(199)0.36gを得た。
化合物I−(199)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10−2.21(3.0H,m),7.25−7.62(4.7H,m),7.79−7.81(0.2H,m),8.05(0.3H,s),8.16(1.0H,d,J=8Hz),8.49(1.0H,d,J=5Hz),9.48−9.55(0.7H,m),10.05−10.45(2.1H,m)
参考製造例200
化合物I−(115)0.20g、トリエチルアミン0.14mlおよびアセトニトリル10mlの混合物に、クロロギ酸メチル0.12mlを室温で滴下した後、該混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(198)0.010gを得た。
化合物I−(200)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.23(3H,s),3.89(6H,brs),6.46(1H,s),7.08(1H,s),7.30(1H,s),7.43(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.92(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),9.21(1H,s)
参考製造例201
化合物I−(201)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.74(6H,s),7.08(2H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.66(1H,s),7.82(1H,d,J=8Hz),7.86(1H,s),8.28(1H,brs),8.32(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,brs)
参考製造例202
化合物I−(202)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.05(0.5H,brs),3.13(2.5H,s),3.59(2.5H,s),3.82(0.5H,brs),7.05(1.0H,d,J=2Hz),7.21(1.0H,s),7.35(1.3H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1.0H,s),7.65(2.0H,s),7.82(1.0H,d,J=8Hz),8.43(1.0H,dd,J=5H,2Hz),8.57(0.7H,s)
参考製造例203
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、参考製造例115と同様の方法で化合物I−(203)を得た。
化合物I−(203)
Figure 2008280343
1H−NMR(100℃,DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.96(3H,s),3.04(3H,brs),7.30(1H,s),7.38(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.96(1H,s),8.11(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.68(1H,brs),10.08(1H,brs)
参考製造例204
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.15mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物にクロロギ酸メチル0.08ml加え、さらに1時間攪拌した後、反応混合物にクロロギ酸メチル0.08ml加え、さらに0.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(204)0.24gを得た。
化合物I−(204)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.71(1.4H,s),2.83(1.6H,s),2.94(1.5H,s),3.06(1.5H,s),3.35−3.70(3.0H,m),7.41(0.5H,s),7.45(0.6H,s),7.47(0.6H,s),7.60−7.64(1.3H,m),8.07(0.5H,d,J=2Hz),8.13(0.5H,s),8.18(1.0H,d,J=8Hz),8.50(1.0H,m),10.52(0.5H,s),10.67(0.5H,s)
参考製造例205
化合物I−(205)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.73(1.4H,s),2.82(1.8H,s),2.89(1.3H,s),3.06(1.5H,s),3.35−3.70(3.0H,m),7.32(0.5H,s),7.34−7.38(0.6H,m),7.43(0.5H,s),7.48−7.53(2.4H,m),8.03(0.4H,d,J=2Hz),8.07−8.10(1.6H,m),8.43−8.45(1.0H,m),9.93(0.5H,s),10.07(0.5H,s)
参考製造例206
化合物I−(206)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.47(6H,s),3.29(3H,s),7.04(1H,d,J=2Hz),7.31(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.43(1H,d,J=2Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),7.53(1H,d,J=2Hz),7.80(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.09(1H,s),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.67(1H,s)
参考製造例207
化合物I−(207)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.31(0.6H,s),7.38(0.3H,s),7.44(0.6H,d,J=2Hz),7.47−7.52(1.5H,m),7.65−7.75(1.3H,m),8.03−8.12(2.7H,m),8.43(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),9.49−9.52(0.3H,m),9.94−9.99(0.4H,m),10.17(1.0H,s),10.39−10.44(1.0H,m)
参考製造例208
化合物I−(208)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.41(0.7H,s),7.45(0.3H,s),7.58−7.63(1.0H,m),7.69−7.73(1.0H,m),7.77−7.79(0.4H,m),8.04(0.6H,s),8.13−8.18(2.0H,m),8.49−8.51(1.0H,m),9.55−9.58(0.4H,m),10.18(0.6H,s),10.45−10.60(2.0H,m)
参考製造例209
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン0.28gおよびN,N−ジメチルホルムアミド15mlを混合し、該混合物を80℃で35時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、メチルtert−ブチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、化合物I−(209)0.18gを得た。
化合物I−(209)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.84(3H,s),3.45−3.70(3H,brm),7.38(1H,brs),7.47(1H,d,J=2Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.54(1H,d,J=2Hz),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.95(1H,s),10.50(1H,s)
参考製造例210
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.16g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12mlおよびピリジン0.2mLを混合し、該混合物を80℃で5時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(210)0.15gを得た。
化合物I−(210)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.44(4.5H,s),2.58(3.0H,s),2.74(1.5H,brs),2.78(1.0H,s),3.12(2.0H,s),7.14(0.7H,d,J=2Hz),7.32(0.7H,d,J=2Hz),7.38(0.3H,s),7.47−7.54(2.3H,m),8.00(0.7H,d,J=2Hz),8.07−8.10(1.3H,m),8.42−8.45(1.0H,m),9.95(0.7H,brs),10.08(0.3H,brs)
参考製造例211
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.16g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12mlおよびピリジン2mlを混合し、該混合物を80℃で5時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(211)0.12gを得た。
化合物I−(211)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.35(4.5H,s),2.49(2.0H,s),2.57(1.0H,brs),2.67(1.5H,brs),2.73(1.0H,s),3.05(2.0H,s),7.10(0.7H,s),7.34(0.7H,s),7.39(0.3H,s),7.52−7.57(1.3H,m),7.97(0.7H,d,J=2Hz),8.06(0.3H,s),8.11(1.0H,dd,J=8Hz,2Hz),8.41−8.45(1.0H,m),10.49(0.7H,s),10.62(0.3H,s)
参考製造例212
化合物I−(212)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.50(6H,s),3.28(3H,s),7.38(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.46(1H,d,J=2Hz),7.50(1H,s),7.55(1H,d,J=2Hz),7.78(1H,s),7.86(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,d,J=5Hz),10.20(1H,s).
参考製造例213
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例114と同様の方法で化合物I−(213)を得た。
化合物I−(213)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.87(3H,s),3.46−3.66(3H,brm),7.46(1H,s),7.58−7.61(2H,m),8.13−8.18(2H,m),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.54(1H,s),10.61(1H,s)
参考製造例214
化合物I−(214)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.39(3H,brs),3.61(2H,brs),4.31(2H,brs),6.96(1H,brs),7.01(1H,s),7.32−7.39(3H,m),7.85(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.03(1H,brs),8.41(1H,d,J=5Hz),9.47(1H,s)
参考製造例215
化合物I−(215)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.24(3H,s),3.31(3H,s),3.58(2H,t,J=5Hz),3.83(3H,s),4.32(2H,brs),6.98(1H,s),7.32−7.37(2H,m),7.46(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=5Hz),8.70(1H,s),9.33(1H,s)
参考製造例216
化合物I−(216)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.22(3.0H,s),4.89(0.4H,s),4.97(1.6H,s),7.41(1.0H,s),7.46(0.8H,s),7.53(0.2H,s),7.62(1.0H,s),7.67(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),8.24(1.0H,dd,J=8Hz,2Hz),8.56(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),9.52(0.2H,s),10.00(0.8H,s),10.31−10.36(1.0H,brm),10.41(0.8H,s),10.50(0.2H,s)
参考製造例217
化合物I−(217)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.83−4.90(2.0H,brm),7.40(1.0H,s),7.60(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),7.67(0.7H,s),7.74(0.3H,s),8.14−8.18(2.0H,m),8.50(1.0H,d,J=5Hz),9.51(0.3H,s),9.99(0.7H,s),10.41(0.7H,s),10.48−10.54(1.3H,m)
参考製造例218
化合物I−(218)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.90(3H,brs),1.36(2H,brs),1.56(2H,brs),2.15(3H,s),3.92−4.06(2H,brm),7.34−7.39(2H,brm),7.55(1H,d,J=2Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.26(1H,s),10.13(1H,s),10.23(1H,s)
参考製造例219
化合物I−(219)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):0.93(3H,t,J=7Hz),1.38(2H,qt,J=7Hz,7Hz),1.65(2H,tt,J=7Hz,7Hz),2.23(3H,s),3.81(3H,s),4.24(2H,t,J=7Hz),6.97(1H,s),7.34−7.38(2H,m),7.44(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.35(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,s)
参考製造例220
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、メトキシアセチルクロライド0.10gおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物I−(220)0.21gを得た。
化合物I−(220)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.50(3H,s),4.08(2H,s),7.02(1H,s),7.34−7.40(3H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.44(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.57(1H,d,J=5Hz),8.85(1H,d,J=5Hz),9.58(1H,s).
参考製造例221
化合物I−(221)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.20−4.34(2H,m),4.53−4.70(2H,m),7.35(1H,s),7.39(1H,s),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.49(1H,s),10.19(1H,brs),10.24(1H,brs)
参考製造例222
化合物I−(222)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.10(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,d,J=4Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,brs),8.11(1H,d,J=2Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.35(1H,brs),10.14(2H,brs)
参考製造例223
化合物I−(223)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55(1H,s),4.70(2H,s),7.30(1H,s),7.44(1H,d,J=1Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,s),8.05(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.43(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.60(1H,brs),9.94(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例224
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりにN−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、クロロギ酸メチルの代わりにクロロギ酸プロパルギルを用い、参考製造例93と同様の方法で化合物I−(224)を得た。
化合物I−(224)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55(1H,s),4.71(2H,s),7.44(1H,s),7.56−7.64(2H,m),8.10(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.58(1H,brs),10.02(1H,brs),10.23(1H,brs)
参考製造例225
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.16gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、化合物I−(125)0.080gを得た。
化合物I−(225)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.63(3H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.90(1H,s),8.04(1H,d,J=2Hz),8.11(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,s),8.49(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.17(1H,brs),10.27(1H,brs)
参考製造例226
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルスルホニル−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例122と同様の方法で化合物I−(226)を得た。
化合物I−(226)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.27(3H,s),3.61(3H,s),7.11(1H,d,J=4Hz),7.36(1H,d,J=4Hz),7.53(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.65(1H,brs),8.04(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.36(1H,brs),10.16(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例227
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例122と同様の方法で化合物I−(227)を得た。
化合物I−(227)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.60(3H,s),6.52(1H,d,J=4Hz),7.27(1H,d,J=4Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.62(1H,brs),8.04(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.07(1H,d,J=2Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.34(1H,brs),9.77(1H,brs),10.10(1H,brs)
参考製造例228
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロー2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例72と同様の方法で化合物I−(228)を得た。
化合物I−(228)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.62(3H,brs),7.20(1H,s),7.37(1H,dt,J=51Hz,4Hz),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.32(1H,s),10.16(1H,s),10.30(1H,s)
参考製造例229
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロー2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例114と同様の方法で化合物I−(229)を得た。
化合物I−(229)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),2.91(3H,s),3.47−3.68(3H,brm),7.24(1H,s),7.31(1H,s),7.37(1H,dt,J=51Hz,4Hz),7.57(1H,d,J=2Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.32(1H,s),10.53(1H,s)
参考製造例230
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例72と同様の方法で化合物I−(230)を得た。
化合物I−(230)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.62−7.68(2H,m),8.20(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.32(1H,brs),10.16(1H,brs),10.36(1H,brs)
参考製造例231
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、クロロギ酸メチル0.18g、ピリジン0.16gおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下3.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルとヘキサンとの混合溶媒で洗浄し、化合物I−(231)0.47gを得た。
化合物I−(231)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.73(1.4H,s),2.83(1.6H,s),2.95(1.6H,s),3.07(1.4H,s),3.49−3.68(3.0H,m),7.32−7.44(2.0H,m),7.62(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),7.85(0.5H,d,J=2Hz),7.92(0.5H,s),8.19(1.0H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49−8.52(1.0H,m),10.53(0.5H,s),10.71(0.5H,s).
参考製造例232
化合物I−(232)
Figure 2008280343
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.86(1.0H,t,J=7Hz),0.99(2.0H,t,J=7Hz),3.10(1.7H,brs),3.50(2.4H,s),3.64(0.6H,s),3.85(0.3H,brs),7.36−7.44(2.0H,m),7.59−7.65(1.0H,m),8.07−8.21(2.0H,m),8.49−8.51(1.0H,m),9.04(0.7H,brs),9.71(0.3H,brs),10.30(0.7H,brs),10.66(0.3H,brs)
参考製造例233
化合物I−(233)
Figure 2008280343
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.03−1.07(3.0H,m),3.31−3.82(5.0H,m),7.23(2.0H,s),7.31(1.0H,s),7.39(1.0H,dd,J=8,5Hz),7.54(1.0H,s),7.87(1.0H,dd,J=8,1Hz),8.46(1.0H,dd,J=5,1Hz),9.65(0.2H,brs),9.86(0.8H,brs)
次に、製剤例を示す。
製剤例1 乳剤(1:1)
化合物X 9部及び化合物I 9部を、キシレン33.5部及びジメチルホルムアミド33.5部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル10部及びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム5部を加え、よく撹拌混合して乳剤を得る。
製剤例2 水和剤(1:2)
化合物X 3部及び化合物I−(1)〜(233)のいずれかの化合物 6部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪素土65部を混合した中に加え、よく撹拌混合して水和剤を得る。
製剤例3 粉剤(8:1)
化合物X 4部、化合物I 0.5部、合成含水酸化珪素微粉末1部、凝集剤としてドリレスB(三共社製)1部、クレー7部を乳鉢でよく混合した後にジュースミキサーで撹拌混合する。得られた混合物にカットクレー86.5部を加えて、充分撹拌混合し、粉剤を得る。
製剤例4 フロアブル剤(4:1)
ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルサルフェート塩5部、1%ザンサンガム水溶液20部、スメクタイト系鉱物3部及び水62部を均一に溶解し、化合物X 8部及び化合物I 2部を加えてよく攪拌後、サンドミルにて湿式粉砕してフロアブル剤を得る。
製剤例5 マイクロカプセル剤(2:1)
化合物X 6部、化合物I 3部、フェニルキシルエタン10部及びスミジュールL−75(住友バイエルウレタン株式会社製トリレンジイソシアネート)0.5部を混合した後、アラビアガムの10%水溶液20部中に加え、ホモミキサーで攪拌して、平均粒径20μmのエマルションを得る。次に、これにエチレングリコール2部を加え、さらに60℃の温浴中で24時間反応させてマイクロカプセルスラリーを得る。一方、ザンサンガム0.2部、ビーガムR(三洋化成株式会社製アルミニウムマグネシウムシリケート)1部をイオン交換水57.3部に分散させて増粘剤溶液を得る。
上記マイクロカプセルスラリー42.5部及び増粘剤溶液57.5部を混合して、10%マイクロカプセル剤を得る。
製剤例6 油剤(3:1)
化合物X 0.6部及び化合物I 0.2部をキシレン5部及びトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.2部に混合して油剤を得る。
製剤例7 粒剤(2:1)
化合物X 2部、化合物I 1部、合成含水酸化珪素微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部及びクレー57部を加え、よく撹拌混合し、ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに撹拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して粒剤を得る。
製剤例8
化合物X 10部及び化合物I−(5)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例9
化合物X 10部及び化合物I−(21)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例10
化合物X 10部及び化合物I−(34)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例11
化合物X 10部及び化合物I−(49)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例12
化合物X 10部及び化合物I−(56)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例13
化合物X 10部及び化合物I−(59)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例14
化合物X 10部及び化合物I−(68)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例15
化合物X 10部及び化合物I−(70)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例16
化合物X 10部及び化合物I−(74)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例17
化合物X 10部及び化合物I−(114)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例18
化合物X 10部及び化合物I−(115)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例19
化合物X 10部及び化合物I−(117)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例20
化合物X 10部及び化合物I−(119)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例21
化合物X 10部及び化合物I−(135)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例22
化合物X 10部及び化合物I−(138)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例23
化合物X 10部及び化合物I−(144)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例24
化合物X 10部及び化合物I−(154)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例25
化合物X 10部及び化合物I−(203)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例26
化合物X 10部及び化合物I−(204)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例27
化合物X 10部及び化合物I−(213)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例28
化合物X 10部及び化合物I−(231)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例29
化合物X 10部及び化合物I−(232)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例30
化合物X 10部及び化合物I−(233)10部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
次に、本発明組成物が有害生物防除に効力を有することを実施例として示す。
試験例1
化合物X 10部をキシレン40部及びN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解し、これにソルポール3005X(東邦化学工業株式会社製)10部を加え、よく撹拌混合して製剤を作製した。
また、化合物I−(5)、化合物I−(34)、化合物I−(68)、化合物I−(70)、化合物I−(74)、化合物I−(115)、化合物I−(117)、化合物I−(119)、化合物I−(204)および化合物I−(213)のいずれかの化合物10部をキシレン40部及びN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解し、これにソルポール3005X(東邦化学工業株式会社製)10部を加え、よく撹拌混合して製剤を作製した。
化合物Xの製剤の所定濃度(1000ppm)の水希釈液に、化合物I−(5)、化合物I−(34)、化合物I−(68)、化合物I−(70)、化合物I−(74)、化合物I−(115)、化合物I−(117)、化合物I−(119)、化合物I−(204)および化合物I−(213)のいずれかの化合物の製剤を所定濃度(400ppm)となるように加えた希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。
また、化合物I−(5)、化合物I−(34)、化合物I−(68)、化合物I−(70)、化合物I−(74)、化合物I−(115)、化合物I−(117)、化合物I−(119)、化合物I−(204)および化合物I−(213)のいずれかの化合物の製剤の所定濃度の水希釈液(400ppm)に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。同様に、化合物Xの製剤の所定濃度(1000ppm)の水希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を加え、試験用希釈液を調製した。
一方、内径2.6cm、高さ4.5cmのガラス製カップ内に1%寒天を3ml注入し、その上に上記の試験液に30秒間浸漬したキャベツリーフディスクを静置し、そこにタバココナジラミ成虫を約20頭寄生させた。4日後にタバココナジラミ成虫の生死を判別し、次の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
一般に、与えられた2種類の有効成分を混合して処理した際に期待される防除効果は、Colbyの計算式に相当する下記の数1で示される式により求めることができる。
Figure 2008280343
X:有効成分Aの単独を濃度m(ppm)で処理した時の有害生物防除価(%)
Y:有効成分Bの単独を濃度n(ppm)で処理した時の有害生物防除価(%)
E:有効成分Aを濃度m(ppm)で、有効成分Bを濃度n(ppm)で処理した時に期待される有害生物防除価(%)(以下、有害生物防除価期待値と記す。)
一般に、実際に有効成分Aと有効成分Bとを混合して処理した際の有害生物防除価(%)が、有害生物防除価期待値(%)より小さくなければ、その組み合わせに拮抗的な作用はなくスペクトルの補完などによる混合効果があると言える。以上、当該試験を実施することにより、本発明組成物が有害生物の防除に優れた効果を有することを簡単に確認する事もできる。
その結果は以下の表のとおりであった。
Figure 2008280343
試験例2
化合物I−(138)10部をキシレン40部及びN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解し、これにソルポール3005X(東邦化学工業株式会社製)10部を加え、よく撹拌混合して製剤を作製した。
試験例1で調製した化合物Xの製剤の所定濃度(2000ppm)の水希釈液に、化合物I−(138)の製剤を所定濃度(800ppm)となるように加えた希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。
また、化合物I−(138)の製剤の所定濃度(800ppm)の水希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。同様に、化合物Xの製剤の所定濃度(2000ppm)の水希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を加え、試験用希釈液を調製した。
一方、内径2.6cm、高さ4.5cmのガラス製カップ内に1%寒天を3ml注入し、その上に上記の試験液に30秒間浸漬したキャベツリーフディスクを静置し、そこにタバココナジラミ成虫を約20頭寄生させた。2日後にタバココナジラミ成虫の生死を判別し、上記の式により防除価を求めた。
結果を表2に記す。
Figure 2008280343
試験例3
化合物I−(232)10部をキシレン40部及びN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解し、これにソルポール3005X(東邦化学工業株式会社製)10部を加え、よく撹拌混合して製剤を作製した。
試験例1で調製した化合物Xの製剤の所定濃度(1000ppm)の水希釈液に、化合物I−(232)の製剤を所定濃度(400ppm)となるように加えた希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。
また、化合物I−(232)の製剤の所定濃度(400ppm)の水希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000となるように加え、試験用希釈液を調製した。
試験例1と同様に試験を行い、4日後に寄生させたタバココナジラミ成虫の生死を判別し、防除価を求めた。その結果、化合物Xと化合物I−(232)とを含有する試験液で処理した場合の防除価は、化合物X又は化合物I−(233)を単独で含有する試験液で処理した場合の防除価より求められる防除価期待値を上回った。
本発明により、有害生物防除に優れた効果を有する有害生物防除組成物が提供可能となる。

Claims (8)

  1. 式(X)
    Figure 2008280343
    で示されるピリミジン化合物と、式(I)
    Figure 2008280343
    〔式中、
    1は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
    2およびR3は各々独立して、水素原子、下記の置換基Dで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、ホルミル基、C2−C6アルキルカルボニル基、C2−C6アルコキシカルボニル基、C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基、または、下記の置換基Cで置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは、
    2およびR3が結合している2つの窒素原子と一緒になって、下記の置換基Eで置換されていてもよい5−8員非芳香ヘテロ環基を形成していてもよく;
    4はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表すか、或いは、
    隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合し、−CR41=CR42−CR43=CR44−または−(CR4546h−を表していてもよく
    {ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し;
    45およびR46は各々独立して、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    hは3または4の整数を表す。};
    nは0〜4の整数{但し、nが2以上の整数である場合、R4は互いに同一でも相異なっていてもよい。}を表し;
    QはQ1〜Q6のいずれかを表し
    Figure 2008280343
    ;A31、A32、A33およびA34は酸素原子または硫黄原子を表し;
    5は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、下記の置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいナフチル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、下記の置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基を表し;
    6およびR7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、または、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
    8およびR9は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し;
    10はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基を表し;
    11およびR12は各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、または、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは、
    11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、下記の置換基Eで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基を形成していてもよく;
    JはJ1またはJ2を表し、
    Figure 2008280343
    ;Xa、Ya、Za、Xb、YbおよびZbは各々独立して、CHまたは窒素原子を表し;
    13aおよびR13bはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、下記の置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記の置換基Hで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、ベンゼン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7〜C9フェニルアルキル基、または、ピリジン環部分が下記の置換基Aで置換されていてもよいC7〜C9ピリジニルアルキル基を表し;
    14aおよびR14bはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、イソシアナト基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、C2−C6シアノアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェニル基、下記の置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、下記の置換基Aで置換されていてもよいフェノキシ基を表し;
    pは0〜3の整数を表し;
    qは0〜3の整数を表し
    (但し、pが2または3の整数である場合には、2個以上のR14aは互いに同一でも異なっていてもよく、qが2または3の整数である場合には、2個以上のR14bは互いに同一でも異なっていてもよい。);
    1およびA2は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表す。
    但し、
    置換基Aは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Bは「(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Cは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基および(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Dは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(5)ホルミル基、(6)C2−C6アルキルカルボニル基、(7)C2−C6アルコキシカルボニル基および(8)C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Eは「(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Fは「(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Gは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味し、
    置換基Hは「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる置換基」を意味する。〕
    で示されるヒドラジド化合物とを有効成分として含有する有害生物防除組成物。
  2. 式(I)において、
    1が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R2が水素原子、または、置換基Dで置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり、R3が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基であるか、或いは、R2およびR3が結合している2つの窒素原子と一緒になって、5−8員非芳香ヘテロ環基を形成し;
    4がハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基であるか、または、隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合した−CH=CH−CH=CH−であり;nが0〜3の整数であり;QがQ1〜Q6のいずれかであり;A31、A32およびA33が酸素原子であり;A34が酸素原子または硫黄原子であり;R5が水素原子、置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基であり;R6がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R7がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R8およびR9が各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R10がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R11およびR12が各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;JがJ1またはJ2であり;XaがCHまたは窒素原子であり;YaがCHであり;ZaがCHまたは窒素原子であり;XbがCHまたは窒素原子であり;YbがCHであり;ZbがCHまたは窒素原子であり;R13aがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Hで置換されていてもよいフェニル基、または、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基であり;R13bがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R14aがハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、置換基Aで置換されていてもよいフェニル基であり;R14bがハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Aで置換されていてもよいフェニル基であり;pが0〜2の整数(但し、pが2である場合には、2個のR14aは互いに同一でも異なっていてもよい。)であり;qが1であり;A1およびA2が酸素原子である請求項1記載の有害生物防除組成物。
  3. 式(I)において、
    1が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R2が水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R3が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基であり;R4がハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基であるか、または、隣接する炭素原子に結合する2つのR4基が末端で結合した−CH=CH−CH=CH−であり;nが0〜3の整数であり;QがQ1〜Q4のいずれかであり;A31、A32、A33およびA34が酸素原子であり;R5が水素原子、置換基Fで置換されていてもよいC1−C6アルキル基、置換基Bで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基、置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、置換基Bで置換されていてもよい3−8員非芳香ヘテロ環基であり;R6がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;R7がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;R8およびR9が各々独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、置換基Gで置換されていてもよいフェニル基であり;JがJ1であり;XaがCHまたは窒素原子であり;YaがCHであり;ZaがCHであり;R13aが置換基Aで置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基であり;R14aがハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基であり;pが0〜1の整数であり;A1およびA2が酸素原子である請求項1記載の有害生物防除組成物。
  4. 式(I)で示されるヒドラジド化合物が式(I-o)
    Figure 2008280343
    〔式中、
    21およびR31は各々独立して、水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、
    61はC1−C6アルキル基を表し、
    41はハロゲン原子またはC1−C6アルキル基を表し、
    42はハロゲン原子またはシアノ基を表し、
    18はハロゲン原子またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    19はハロゲン原子を表す。〕
    で示されるヒドラジド化合物である請求項1記載の有害生物防除組成物。
  5. 式(I−o)において、R21およびR31は各々独立して、水素原子、メチル基またはエチル基であり、R61はメチル基であり、R41は塩素原子、臭素原子またはメチル基であり、R42は塩素原子、臭素原子またはシアノ基であり、R18は塩素原子、臭素原子またはトリフルオロメチル基であり、R19は塩素原子である請求項4記載の有害生物防除組成物。
  6. 式(X)で示されるピリミジン化合物と式(I)で示されるヒドラジド化合物との重量比が25:1〜1:250の範囲である請求項1〜5のいずれかに記載の有害生物防除組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の有害生物防除組成物を有害生物または有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
  8. 式(X)で示されるピリミジン化合物と式(I)で示されるヒドラジド化合物とを有害生物または有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
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