JP2007178033A - テーブルコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】外周枠(12)の上端開放部がコンロ天板(10)で覆われたコンロケース(11)を具備すると共に、前記外周枠(12)の下辺が内側に屈曲されて底フランジ(17)が形成されており、鍋を加熱するガスバーナ(23)と、鍋から溢れる煮汁に対して保護する必要のある電気部品(M)を覆う保護カバー(5)が、前記コンロケース(11)内に設けられているテーブルコンロに於いて、保護カバー(5)の上面板(53)に落下した煮汁がコンロケース(11)の外周枠(12)側に流動し難い構造にし、これにより、コンロケース(11)の底フランジ上(17)に煮汁が滞留するのを防止する。
【解決手段】前記外周枠(12)側からコンロ内側に向けて延びるベース板(6)の一部に前記保護カバー(5)が載置固定されており、前記保護カバー(5)の上面板(53)は、前記コンロケース(11)の前記外周枠(12)側から前記コンロ内側に向かって低くなるように傾斜していること。
【選択図】図1

Description

本発明は、テーブルコンロ、特に、加熱熱源としてガスバーナが組み込まれた形式のテーブルコンロに関するものである。
この種のテーブルコンロは、矩形箱状コンロケースの上端開放部がコンロ天板で覆われていると共に、コンロ天板に開設されたバーナ用開口に臨むガスバーナは、点火電極から連続放電される火花で着火される構成のものが一般的である。そして、前記ガスバーナには、コンロケース内に設けられたガス電磁弁からガス供給されると共に、点火電極には、イグナイタから高圧電気が供給されるようになっている。
図4は、テーブルコンロ等のガス調理器具に組み込まれるイグナイタ(90)の斜視図である(特許文献1の図2)。
高圧トランス(94)を収納する保護カバー(93)は、コンロケース(91)の外周枠(92)に図示しないビスで固定されていると共に、外周枠(92)の下辺部は内側に折り曲げられて底フランジ(97)が形成されている。底フランジ(97)の内端は上方に屈曲されて起立片(96)が形成されており、これにより、コンロ持ち上げ時に底フランジ(97)の内周コーナ部に指が掛かる際の怪我防止が図られている。又、コンロケース(91)の四隅部近傍の底フランジ(97)には、コンロ脚(98)が取り付けられている。
このものでは、高圧トランス(94)が保護カバー(93)で覆われているから、調理中の鍋から溢れた煮汁が高圧トランス(94)に付着することがない。従って、水に弱い高圧トランス(94)が煮汁から保護されて故障する心配が少ない。
特開平9−21537号公報
しかしながら、上記従来のものでは、保護カバー(93)の上面板(93a)は水平になっており、上面板(93a)に落下した煮汁(A)の一部は、コンロケース(91)の外周枠(92)下端の底フランジ(97)上に落下する。すると、底フランジ(97)の内端には起立片(96)が形成されているから、煮汁が起立片(96)で塞き止められて底フランジ(97)上に滞留する。これにより、煮汁に含まれる塩分等によって底フランジ(97)や起立片(96)等が経年的に腐食し易くなると言う問題があった。
又、煮汁が起立片(96)を超えて溢れた場合には、溢れた煮汁がコンロ載置面とコンロケース(91)の外周の上下間隙を通過して外側に流出・拡散し、美観を損なうという問題もあった。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『外周枠の上端開放部がコンロ天板で覆われたコンロケースを具備すると共に、前記外周枠の下辺が内側に屈曲されて底フランジが形成されており、
鍋を加熱するガスバーナと、鍋から溢れる煮汁に対して保護する必要のある電気部品を覆う保護カバーが、前記コンロケース内に設けられているテーブルコンロ』に於いて、保護カバーの上面板に落下した煮汁がコンロケースの外周枠側に流動し難い構造にし、これにより、コンロケースの前記底フランジ上に煮汁が滞留したり、又、コンロ載置面に落下した煮汁がコンロ外側に流出して美観を損なうのを防止することを課題とする。
1.請求項1に係る発明
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記外周枠側からコンロ内側に向けて延びるベース板の一部に前記保護カバーが載置固定されており、
前記保護カバーの上面板は、前記外周枠側から前記コンロ内側に向かって低くなるように傾斜している』ことである。
上記解決手段によれば、保護カバーの上面板に落下した煮汁は、前記上面板に案内されてコンロケースの内側に流れ、これにより、コンロケースの外周枠側に煮汁が流動し難くなる。
2.請求項2に係る発明
請求項1に係る発明に於いて、
『前記ベース板のコンロ内側の端部は、コンロケース内に形成されたグリル庫の底板に固定され、
前記ベース板には、前記保護カバーより前記グリル庫寄りの部位に、煮汁排出用の排液孔が形成されている』ものでは、ベース板に落下した煮汁は、保護カバーよりグリル庫寄りに形成された排液孔から下方に排出され、これにより、ベース板上に煮汁が滞留しない。従って、ベース板とグリル庫底板との固定部の近傍に煮汁が滞留することがなく、該煮汁がグリルの熱で焦げ付くことがない。
3.請求項3に係る発明
請求項2に係る発明に於いて、
『前記ベース板の上面には、前記外周枠側から前記グリル庫側に延びる凹溝が形成されており、
前記排液孔は、前記凹溝の底壁に形成されている』ものでは、ベース板に落下した煮汁は、ベース板の上面に形成された凹溝に集合し、該凹溝底壁に形成された排液孔から集中的に排出される。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明によれば、保護カバーの上面板に落下した煮汁は、コンロケースの外周枠側に流動し難い。従って、前記外周枠の下辺から内側に屈曲する底フランジ上に煮汁が滞留したり、又、コンロ載置面に落下した煮汁がコンロの外側に流れ出して美観を損なうような不都合が少ない。
請求項2に係る発明によれば、ベース板上の煮汁は排液孔から下方に排出されるから、既述したように、ベース板とグリル庫底板との固定部の近傍に煮汁が溜まることがなく、該煮汁がグリルの熱で焦げ付いて異臭を放つ不都合がない。
請求項3に係る発明によれば、ベース板に落下した煮汁は、ベース板に形成された凹溝に集合し、該凹溝の底壁に形成された排液孔から集中的に排出されるから、コンロ載置面に排出された煮汁を払拭する場合でも、清掃作業が容易に行える。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1に示すように、上端開放部がコンロ天板(10)で覆われた矩形箱状のコンロケース(11)には、左右一対のガスバーナ(23)が配設されていると共に、中央部には、グリル(3)が設けられている。又、グリル(3)の横にはガスバーナ(23)やグリル(3)に各別に対応する点・消火ボタン(41)(41)や、火力調節レバー(42)が設けられている。
コンロ天板(10)に載置された左右一対の五徳(21)(21)の下方には汁受皿(22)が配設されており、汁受皿(22)の中央部に開設されたバーナ用開口(20)には、ガスバーナ(23)が臨んでいる。
コンロケース(11)の中央に設けられたグリル(3)のグリル庫(30)には、天井のグリルバーナ(35)の下方に引き出し式のグリルパン(31)が収納され、グリルパン(31)内には焼き網(32)が着脱自在に装填されている。グリルパン(31)は、グリル庫(30)の開口部を覆う開閉扉(34)に連設されており、開閉扉(34)の正面に突設されたグリップ(33)を把持して前方に引っ張ると、開閉扉(34)に連設されたグリルパン(31)がグリル庫(30)から引き出される。
図1,3に示すように、コンロケース(11)を構成する矩形枠状の外周枠(12)の下辺は、全周に亘って内側に折り曲げられて底フランジ(17)が形成されており、底フランジ(17)の内端には起立片(16)が屈曲形成されている。又、コンロ天板(10)と外周枠(12)とから成るコンロケース(11)の四隅の底部には、底フランジ(17)から下方に突出するコンロ脚(18)が設けられている。
ガスバーナ(23)の下方に設けられたベース板(6)には、ガス電磁弁(M)を覆う保護カバー(5)が載置固定されていると共に、ベース板(6)の一端(61)はビス(13)で底フランジ(17)に固定され、他端(62)はグリル庫(30)の底板(300)の下方まで延びている。
図2に示すように、ベース板(6)は、略長方形の金属板に曲げ加工及び絞り加工等を施して製作したもので、長手方向の途中の傾斜部(64)を挟んで上プレート部(65)と下プレート部(66)が隣接する構成で、上下プレート部(65)(66)は、コンロ中央に向けて若干傾斜している。これにより、調理中の鍋からベース板(6)に落下した煮汁は上プレート部(65)から傾斜部(64)を経て下プレート部(66)側に流動する。又、ベース板(6)の長手方向の一端(61)には、前述のビス(13)を挿通させる為のビス挿通孔(60)が形成されていると共に、他端(62)近傍の下プレート部(66)には、グリル庫(30)の底板(300)に固定するビス(19)(19)を挿通させる為(図1参照)のビス挿通孔(76)(76)が形成されている。
ベース板(6)の上プレート部(65)から傾斜部(64)を経て下プレート部(66)に至る範囲には、構成壁を下方に絞り加工した平行な直線状の凹溝(67)(67)が設けられており、各凹溝(67)の長手方向の中央域には、溝幅が拡大した広幅部(68)が形成されている。凹溝(67)の広幅部(68)と下プレート部(66)側の先端部の底壁には排液孔(70)(71)が各別に開設されており、凹溝(67)に落下した煮汁は、排液孔(70)(71)から下方に排出されるようになっている。
ベース板(6)の両長辺部には起立側片(63)(63)が屈曲形成されており、起立側片(63)(63)とこれらに隣接する凹溝(67)(67)の一端部の間には、差込ポケット(60a)(60a)が形成されている。差込ポケット(60a)(60a)には、ベース板(6)の長手方向の中央部に向けて開放する差込口(69)が形成されている。又、ベース板(6)には、差込ポケット(60a)より中央寄りの位置にビス孔(72)(72)が形成されていると共に、ベース板(6)の中央部には、前述の差込ポケット(60a)と同様の構成を有する中央差込ポケット(73)が形成されている。
ベース板(6)をコンロケース(11)に取り付けるときは、ベース板(6)の一端(61)をコンロケース(11)の外周枠(12)の下端から内側に屈曲した底フランジ(17)に下方から重ね合わせ、該重なり部に形成されたベース板(6)のビス挿通孔(60)から底フランジ(17)のネジ孔(図示せず)にビス(13)を螺入する(図1参照)。又、この状態で、グリル庫(30)の底板(300)に臨む位置に形成されたベース板(6)のビス挿通孔(76)から前記底板(300)のネジ孔(図示せず)にビス(19)を螺入すると、図1に示すように、ベース板(6)がコンロケース(11)に取り付けられる。
図2に示すように、ベース板(6)の上面に固定される下方開放の扁平箱状の電磁弁取付板(8)は、短辺に沿って階段状に折り曲げられた水平フランジ(80)(80)を備えており、各水平フランジ(80)の長手方向の一端に形成された差込片(81)は、ベース板(6)に設けられた前述の差込ポケット(60a)に差込口(69)から差し込まれるようになっている。又、水平フランジ(80)には、ベース板(6)の長辺近傍に形成されたビス孔(72)に対応するビス挿通孔(83)が形成されている。電磁弁取付板(8)の一方の長辺の両端近傍には、保護カバー(5)を固定する為の係合孔(84)(84)が開設されていると共に、他方の長辺の両端近傍にはネジ孔(85)(85)が形成されている。この電磁弁取付板(8)には、図2の想像線で示すように、水に弱い電気部品であるガス電磁弁(M)が配設固定される。
電磁弁取付板(8)のネジ孔(85)(85)側の長辺の中央には内向きに屈曲するL字状の中央差込片(82)が垂下している。中央差込片(82)は、ベース板(6)の中央差込ポケット(73)に対し、図2の左側から右側に向けて水平方向に差し込まれるようになっている。
電磁弁取付板(8)をベース板(6)に取り付けるときは、電磁弁取付板(8)の短辺に沿った水平フランジ(80)(80)先端の差込片(81)(81)を、ベース板(6)の長手方向の一端(61)近傍に設けられた差込ポケット(60a)(60a)に対して差込口(69)(69)から差し込む。又、電磁弁取付板(8)の一方の長辺の中央部の下側に設けられた中央差込片(82)をベース板(6)の中央差込ポケット(73)に差し込む。すると、電磁弁取付板(8)の水平フランジ(80)(80)に形成されたビス挿通孔(83)(83)が、これに対応するベース板(6)のビス孔(72)(72)に重なるから、該重なり部に図示しないビスを螺入して締め付ける。これにより、電磁弁取付板(8)がベース板(6)に固定される。
次に、ガス電磁弁(M)を包囲する保護カバー(5)について説明する。
保護カバー(5)は、下方に開放する矩形箱状に形成されており、下端の一対の長辺に沿った位置には、電磁弁取付板(8)の係合孔(84)(84)に対応する差込片(51)(51)と、電磁弁取付板(8)のネジ孔(85)(85)に対応するネジ止め片(52)(52)が屈曲垂下している。又、保護カバー(5)の短辺側の両側壁(55a)(55b)には配線や配管を挿通させる為の切欠(54a)(54b)が開設されている。
保護カバー(5)の上面板(53)は、図1に示すように、コンロケース(11)の外周枠(12)から離反するに従って低くなるように傾斜していると共に、上面板(53)の一方の短辺部近傍には、ガス電磁弁(M)等を修理点検する為の点検口(56)が形成されている。点検口(56)の周縁には、上面板(53)に落下した煮汁が点検口(56)内に流れ込むのを防止する為の周縁フランジ(57)が起立している。
保護カバー(5)を電磁弁取付板(8)に組み付けるときは、保護カバー(5)の下端の一方の長辺に沿った差込片(51)(51)を、これらに対応する電磁弁取付板(8)の係合孔(84)(84)に上方から差し込んで電磁弁取付板(8)の長手方向にスライドさせる。すると、差込片(51)(51)が係合孔(84)(84)の下側に係合すると共に、保護カバー(5)の他方(差込片(51)(51)の配設部と反対側)の長辺部から屈曲したネジ止め片(52)(52)に形成されたビス挿通孔(50)(50)が、これらに対応する電磁弁取付板(8)のネジ孔(85)(85)に重なる。そこで、これらビス挿通孔(50)(50)とネジ孔(85)(85)の重なり部分に図示しないビスを螺入して締め付けると、保護カバー(5)が電磁弁取付板(8)に固定され、これにより、保護カバー(5)でガス電磁弁(M)が包囲された状態になる。
上記保護カバー(5)の上面板(53)に開設された点検口(56)を覆う閉塞蓋(44)は、図2に示すように、点検口(56)の周縁フランジ(57)に外嵌する垂下枠(45)を具備していると共に、その一辺部には、下方に傾斜する第1傾斜板(46a)とその下端から上方に屈曲する第2傾斜板(46b)から成るV字断面の煮汁ガイド(46)が連設されている。保護カバー(5)に取り付けられた状態(保護カバー(5)の上面板(53)と同方向に上下に傾斜している)での煮汁ガイド(46)の幅L1の平面視(保護カバー(5)に取り付けた状態での平面視)に於ける長さは、これに対応する保護カバー(5)の側壁(55b)の切欠(54b)の開口幅L2よりも大きな寸法に設定されている。又、閉塞蓋(44)から突出する水平フランジ(47)には、保護カバー(5)の上面板(53)に形成されたネジ孔(58)に対応するビス挿通孔(48)が形成されている。
閉塞蓋(44)を保護カバー(5)に組み付けるときは、閉塞蓋(44)の垂下枠(45)部分を、保護カバー(5)の点検口(56)周囲の周縁フランジ(57)の外側に外嵌し、このときに重なり合う閉塞蓋(44)側のビス挿通孔(48)と保護カバー(5)側のネジ孔(58)部分に図示しないビスを螺入する。すると、図3に示すように、閉塞蓋(44)の煮汁ガイド(46)が保護カバー(5)の一方の側壁(55b)に開設された切欠(54b)の上方域において庇状に迫り出した状態になる。この場合、煮汁ガイド(46)の幅L1の平面視に於ける長さは、その下方の切欠(54b)の開口幅L2より大きいから、調理鍋から煮汁ガイド(46)上に落下した煮汁は、コンロケース(11)の底フランジ(17)には落下せず、切欠(54b)の両脇を通ってベース板(6)上に流下し、これにより、切欠(54b)への煮汁の侵入を防止し得る構造になる。
[作用・効果]
上記実施の形態のテーブルコンロでは、図1に示すように、ガス電磁弁(M)を覆う保護カバー(5)の上面板(53)は、コンロケース(11)の外周枠(12)側に向けて高くなるように上下に傾斜している。従って、調理時の鍋から溢れた煮汁が、ガスバーナ(23)の周囲のバーナ用開口(20)等から保護カバー(5)の上面板(53)に落下した場合、これが傾斜状態にある上面板(53)の低位側へ流れ、これにより、保護カバー(5)に隣接するコンロケース(11)の外周枠(12)側に煮汁が落下しにくくなる。従って、コンロケース(11)の外周枠(12)の下端に形成された底フランジ(17)(先端から起立片(16)が屈曲起立している)に煮汁が滞留することがなく、煮汁中の塩分等で底フランジ(17)が腐食する心配が少なくなる。又、水分に弱いガス電磁弁(M)は、保護カバー(5)で覆われているから、該ガス電磁弁(M)が煮汁の付着で故障する心配がない。
一方、保護カバー(5)の上面板(53)の低位側の端部から落下した煮汁は、ベース板(6)の表面や凹溝(67)(67)をグリル(3)側に流れ、凹溝(67)(67)に形成された排液孔(70)(71)から排出される。従って、煮汁がコンロケース(11)の外周部から外側に流出してコンロ載置面に拡散する心配が少なく、コンロ設置部の美観が損なわれない。
尚、上記実施の形態では、ガス電磁弁(M)を保護カバー(5)で覆ったが、ガスバーナ(23)への点火用のイグナイタや制御基盤等の種々の電気部品を保護カバー(5)で覆うものも、本発明に包含される。
本発明の実施の形態に係るテーブルコンロの一部切欠きの正面図 ガス電磁弁(M)の収納部の分解斜視図 保護カバー(5)とコンロケース(11)の外周枠(12)近傍の関係を示す断面図 従来例の説明図
符号の説明
(3)・・・グリル
(5)・・・保護カバー
(6)・・・ベース板
(10)・・・天板
(11)・・・コンロケース
(12)・・・外周枠
(17)・・・底フランジ
(23)・・・ガスバーナ
(30)・・・クリル庫
(70)(71)・・・排液孔
(300)・・・底板

Claims (3)

  1. 外周枠の上端開放部がコンロ天板で覆われたコンロケースを具備すると共に、前記外周枠の下辺が内側に屈曲されて底フランジが形成されており、
    鍋を加熱するガスバーナと、鍋から溢れる煮汁に対して保護する必要のある電気部品を覆う保護カバーが、前記コンロケース内に設けられているテーブルコンロに於いて、
    前記外周枠側からコンロ内側に向けて延びるベース板の一部に前記保護カバーが載置固定されており、
    前記保護カバーの上面板は、前記外周枠側から前記コンロ内側に向かって低くなるように傾斜している、テーブルコンロ。
  2. 請求項1に記載のテーブルコンロに於いて、
    前記ベース板のコンロ内側の端部は、コンロケース内に形成されたグリル庫の底板に固定され、
    前記ベース板には、前記保護カバーより前記グリル庫寄りの部位に、煮汁排出用の排液孔が形成されている、テーブルコンロ。
  3. 請求項2に記載のテーブルコンロに於いて、
    前記ベース板の上面には、前記外周枠側から前記グリル庫側に延びる凹溝が形成されており、
    前記排液孔は、前記凹溝の底壁に形成されている、テーブルコンロ。
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