JPH0538695Y2 - - Google Patents

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JPH0538695Y2
JPH0538695Y2 JP6195290U JP6195290U JPH0538695Y2 JP H0538695 Y2 JPH0538695 Y2 JP H0538695Y2 JP 6195290 U JP6195290 U JP 6195290U JP 6195290 U JP6195290 U JP 6195290U JP H0538695 Y2 JPH0538695 Y2 JP H0538695Y2
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JP
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oil tank
temperature sensor
casing
gas burner
partition wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は天ぷら等の揚げ物調理を行うフライヤ
ーに関するもので、異常加熱防止用の温度センサ
が油槽の温度を正確に検知し得るようにし、これ
により、器具全体が異常高温状態になる前に器具
動作を停止させて器具の安全性の向上が図れるよ
うにしたものである。
[従来技術及び課題] レストランの厨房等で揚げ物調理を行う際に使
用されるフライヤーとして、例えば第4図に示す
ようなものがある。
ケーシング1の上面には油槽2を装着する為の
開口10が開放しており、該開口10に装着され
た油槽2の上端外周に張出す鍔21は、上記開口
10の周縁部に上方から係合した状態になつてい
る。
又、ケーシング1の後部上面には排気口11が
形成されていると共に、該排気口11とケーシン
グ1内に於けるガスバーナ3の配設部とは排気通
路13を介して連通しており、ガスバーナ3の燃
焼排気は上記油槽2を加熱した後に前記排気通路
13を介して大気に排出されるようになつてい
る。
この種フライヤーでは、電気部品の故障等で器
具が異常加熱状態になるのを防止する為に異常加
熱防止用の温度センサ(図示せず)が設けられて
おり、該温度センサによつて油槽2が異常加熱状
態にあることが判断されると、ガスバーナ3を強
制消火させて器具の安全を図るようにしている。
ところが、上記温度センサが敏感に動作すると
器具停止の頻度が増大することから、これを防止
する為に、上記温度センサは、ガスバーナ3の燃
焼排気等に曝されないような場所をケーシング1
内で選定して該選定場所に配設されている。従つ
て、上記従来のものでは、燃焼排気で加熱されな
いような場所に配設された上記該温度センサが動
作してガスバーナ3を停止させる状態になつたと
きにはケーシング1等が相当高温状態になつてい
ることが多く、このことから、上記従来のもので
は火傷等の危険があると言う問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて成されたもので、
『ケーシング1の上面に形成した開口10に挿入
装着した取外し自在の油槽2を設けると共に、該
油槽2を加熱し且つケーシング1内に配設された
ガスバーナ3の燃焼排気をケーシング外部に排出
する排気通路13を設け、更に、異常加熱防止用
の温度センサの出力によつて上記ガスバーナ3の
燃焼を強制停止させるようにしたフライヤー』に
おいて、ケーシング1等の器具全体が高温状態に
成る前にガスバーナ3を消火させ得るようにし、
これにより、安全適確に器具の異常加熱が防止で
きるようにすることをその課題とする。
[手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、『ケーシング1の上面で且つ油槽装着用の開
口10の近傍に異常加熱防止用の温度センサを配
設し、油槽2には、これを上記開口10に装着し
た状態において上記温度センサに上方から当接す
る突片25を設けた』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
温度センサはケーシング1の上面に於ける開口
10の外周近傍に配設されているから、上記温度
センサの配設部とガスバーナが配設されたケーシ
ング1内とは、該ケーシング1の上面板で遮断さ
れた状態になつている。従つて、温度センサはガ
スバーナ3の発生熱で直接暖められることがな
い。
又、温度センサには、その上面から油槽2の突
片25が当接するから、上記温度センサは前記突
片25を介して油槽2内の温度を適切に検知し得
る状態になる。
従つて、ガスバーナ3を燃焼させて油槽2内が
異常高温状態になると、該油槽2内の温度を正確
に検知する温度センサの出力によつて既述従来の
ものと同様にガスバーナ3を消火状態に維持させ
ることができる。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
油槽2の温度を正確に検知し検知精度が向上し
た温度センサによつて異常加熱時に於けるガスバ
ーナ3の動作を停止させることができるから、既
述従来のもののようにケーシング1が異常高温状
態になる前であつても、油槽2が所定温度以上に
昇温した際にガスバーナ3を消火させることがで
き、安全適確に器具の過昇温防止をすることがで
きる。
[実施例] 次に上記した本考案の実施例を図面に従つて詳
述する。
第1図及び第2図に示すように、異常加熱防止
用の温度センサSはケーシング1の上面板19に
立設した保持枠17で昇降自在に保持されている
と共に、該温度センサSの係合突起15が第2図
のように保持枠17に係合しており、これによつ
て温度センサSが上方に脱出しないようになつて
いる。又、上記温度センサSはバネ16によつて
上方に付勢されている。
又、上記温度センサSは、油槽2の上端の正面
中央部から突出した突片25に対し、上記バネ1
6の付勢力によつて下方から当接するように構成
されており、これにより、温度センサSが油槽2
の突片25に適確に当接するようになつている。
又、ケーシング1の上面に形成した開口10か
らは把手26,26が付いた油槽2が落し込まれ
るように構成されており、更に、該油槽2の上方
に油はね防止枠5が取付けられている。更に、ケ
ーシング1の後方からは排気筒14が上方に突出
延長されており、該排気筒14内が排気通路13
となつてガスバーナ3の上方の燃焼室20に繋が
つている。
次に、ケーシング1内の構造について更に詳述
する。
バーナ3の周囲に第三区画壁31を上方開放状
態に配設してバーナ室30を構成し、該第三区画
壁31の上端開放部から、油槽2の胴部を包囲す
るように、第一区画壁21を連続して設け、該第
一区画壁21によつて、バーナ室30の上方に位
置する燃焼室20が形成されている。
バーナ室30の底面にはバーナの燃焼に必要な
空気を取入れる空気孔が形成されていると共に、
第一区画壁21の後方壁には、排気通路13の基
端部断面に略一致する大きさ形状の開口22が形
成されており、該開口22を介して該燃焼室20
側と排気通路13とが連通状態になつている。
前記第一区画壁21の上端部は、第1図に示す
ように、内方へ所定幅屈曲せしめられており、該
屈曲面が、ケーシング1の上面に形成した油槽2
用の開口10の周縁の裏面にネジ止めされる。
そして、前記第一区画壁21及び第三区画壁3
1の正面及び両側面を、一定間隔おいて、第二区
画壁41で包囲する。該第二区画壁41の上端部
は、前記ケーシング1の上面にネジ止めし、前記
第一区画壁21から第二区画壁41までの範囲の
ケーシング1の上面には、第3図に示すように、
一定間隔毎に長孔4,4が形成されており、ケー
シング1の底板から該ケーシング1内に侵入した
冷気は、上記第一、第二区画壁21,41の間の
通気路40を上昇する。そして、該冷気は、上記
長孔4,4から器外に排気されてケーシング1を
冷却して火傷等の危険を防止している。又、上記
第二区画壁41の上端部近傍には、温度センサS
のリード線44を引出す配線孔42が形成されて
いると共に、更に、ケーシング1の上面板19に
も配線孔43が穿設され、これら配線孔42,4
3を介して温度センサSからリード線44が図示
しない制御回路に配線接続されている。
この実施例のものでは、温度センサSはケーシ
ング1の外側に位置してガスバーナ3と熱的に遮
断されていることから、該ガスバーナ3の発生熱
が温度センサSに伝わりにくく、該温度センサS
は、これに直接接触状態となつた油槽2の温度を
正確に検知し、これにより、油槽2が異常加熱状
態になつても器具全体が異常高温状態になる前に
上記ガスバーナ3の燃焼を安全に停止させること
ができる。
又、この実施例のものでは、第一区画壁21に
よつてもガスバーナ3の熱が温度センサS側に伝
わり難くなつていると共に、通気室40内を上昇
する冷気によつて、温度センサSの配設部となつ
ている上面板19部分が冷却されるから、該温度
センサSは一層正確に油槽2の温度を検知するこ
ととなる。
尚、上記実施例のものは、卓上式のフライヤー
に実施したものであるが、油槽2に設けた排油パ
イプから油を排出する形式のフライヤーにも実施
できることは言うまでもない。
又、この実施例では、第二区画壁41はバーナ
室30も包囲するように設けたが、燃焼排気は上
昇するものでバーナ室30内に下降することはな
いから、排気室23のみを包囲するように配設し
ても良い。
さらに、第二区画壁41を排気室23の四方全
域を包囲するように配設しても良いことは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図は温
度センサSの配設部の拡大図、第3図は本考案実
施例の一部切欠平面図、第4図は従来例の説明図
であり、 図中、1……ケーシング、2……油槽、3……
ガスバーナ、16……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1の上面に形成した開口10に挿入
    装着した取外し自在の油槽2を設けると共に、該
    油槽2を加熱し且つケーシング1内に配設された
    ガスバーナ3の燃焼排気をケーシング外部に排出
    する排気通路13を設け、更に、異常加熱防止用
    の温度センサの出力によつて上記ガスバーナ3の
    燃焼を強制停止させるようにしたフライヤーにお
    いて、ケーシング1の上面で且つ油槽装着用の開
    口10の近傍に上記異常加熱防止用の温度センサ
    を配設し、油槽2には、これを上記開口10に装
    着した状態において上記温度センサに上方から当
    接する突片25を設けたフライヤー。
JP6195290U 1990-06-11 1990-06-11 Expired - Lifetime JPH0538695Y2 (ja)

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JP6195290U JPH0538695Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11

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JP6195290U JPH0538695Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11

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JPH0421342U JPH0421342U (ja) 1992-02-24
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JPH0421342U (ja) 1992-02-24

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