JP2016165414A - フライヤーのダクト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の排気ガスが通過する排気ダクトから筐体の背面パネルへ伝達される熱影響を緩和するフライヤーのダクト構造を提供する。
【解決手段】 フライヤーのダクト構造は、筐体12の背面パネル13と、該背面パネル13より内方に配置され、燃焼室からの燃焼ガスを外部へ排出する排気ダクト18との間の間隙Gに中空ダクト36を設けて、前記排気ダクト18から前記背面パネル13へ伝達される熱を前記中空ダクト36の空気層38で緩和させるよう構成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、高温の燃焼ガスが通過する排気ダクトから筐体の背面パネルへ輻射される熱による影響を緩和させるようにしたフライヤーのダクト構造に関するものである。
ハンバーガーショップやレストラン等の規模の大きな厨房では、ポテトやチキン等の各種食材を大量に調理油で揚げるフライヤーが広く使われている。このフライヤーは、本体に設置した油槽に貯留した調理油をガスバーナー等の加熱源により加熱し、前記食材を収納したバスケットを加熱された調理油に沈めることで、該食材を油揚げするものである。
本発明は、ガスや重油等を燃焼させるバーナーを加熱源とするフライヤーにおいて、筐体の背面パネルが排気ダクトから放射される高温の熱を緩和するためのダクト構造に係るものである。そこで、従来のガスバーナーを使用するフライヤーの基本構造を先に説明する。
図6は、一般的なガスフライヤー10の外観を示し、筐体12には上方に開口する油槽14が収容されている。筐体12の正面には、操作盤50を設けたパネル16が配設されると共に、前記油槽14の後方には衝立状に直立する排気ダクト18が設けられ、後述するガスバーナー24による燃焼ガスを外部上方へ排出するようになっている。
図7は、図6に示すフライヤー10の一部縦断側面である。図7に示すように、調理油34を所定レベルに貯留する前記油槽14は、該調理油34を大量に深く貯留する第1ゾーン20と、該調理油34を浅く貯留する第2ゾーン22とに分かたれ、これら第1ゾーン20および第2ゾーン22は油槽14上部で連通している。また前記第2ゾーン22は、前記第1ゾーン20に向けて緩やかに傾斜している。更に、前記油槽14における第1ゾーン20の底部にドレンパイプ26が設けられ、該ドレンパイプ26に設けた開閉弁41を操作して開放すると、該油槽14に貯留した調理油34は外部へ排出される。
図7に示すように、前記筐体12の内部には、前記油槽14の下部と前記第1ゾーン20および第2ゾーン22の外側面とを囲む外装筐28が設けられ、該油槽14と該外装筐28との間に所要幅の連通空間Sが形成されている。この連通空間Sは、図8の平面図に示すように、前記油槽14の外周縁を囲んで形成されると共に、図7に示すように、該油槽14の後ろ側で前記排気ダクト18の下開口部18bに連通している。
図7および図8に示すように、前記連通空間Sの内部で、かつ前記第2ゾーン22の底面より下方には燃焼室CRが画成され、この燃焼室CRに前記ガスバーナー24が配設されている。このガスバーナー24は都市ガスやLPガスを燃焼源とし、例えばブンゼンバーナーが好適に使用される。前記ガスバーナー24を燃焼させた際の炎は、図7における燃焼室CR内で略真直に立ち上がる。この炎が第2ゾーン22の底面(裏面)に直接当たると、煤煙を発して不完全燃焼の原因になるので、該炎は第2ゾーン22の裏面に接触しない範囲に調節され、前記燃焼室CRの内部空気を燃焼ガスにより高温に加熱するようになっている。なお、前記外装筐28の内部には、前記ガスバーナー24の燃焼による高温が外部へ伝わるのを防止するため、耐熱性の高い断熱材30でライニングされている。
前述した構成に係るフライヤー10では、前記油槽14における第1ゾーン20および第2ゾーン22に亘って調理油34を貯留させてから、正面パネル16の操作盤50を操作して前記ガスバーナー24を点火する。このガスバーナー24は、前記燃焼室CRでガス燃焼して前記油槽14の第2ゾーン22を裏側から加熱する。またガスバーナー24の燃焼ガスにより加熱された空気は、図8に示すように前記連通空間Sを流通し、該空間Sにより外周を囲われた前記油槽14を加熱して調理油34を昇温させる。調理油34が所定の温度に到達すると、各種食材の揚げ加工が行われる。調理油34の温度は、図6に示す油温制御用サーミスタ32により監視され、図示しない制御回路により開閉弁の開度を調節することで、前記ガスバーナー24へのガス供給量が調節される。なお、前記燃焼室CRおよび連通空間Sを流通して前記油槽14を加熱した燃焼ガスは、図7に示すように、該油槽14の後ろ側で前記排気ダクト18の下開口部18bから該ダクト18内の排気通路19へ流入し、排気ダクト18の上開口部18aから外部上方へ排出される。なお、前記排気ダクト18へ流入した燃焼ガスは、この時点で充分に大きい熱エネルギーを有している。
実開平7−24235号公報 特開2001−327412号公報 特開平9−206221号公報
前記排気ダクト18は、図8に示すように、油槽14の後壁14aから上方に立設したバックガード15と、前記筐体12の背面パネル13とにより囲われた排気筒17の内部に配設されて、該背面パネル13との間に間隙Gを保持している。このように従来のフライヤー10では、前記排気ダクト18と背面パネル13が間隙Gを介して近接的に対向している。このため、前述した大きい熱エネルギーを有する燃焼ガスが前記排気ダクト18を通過すると、該排気ダクト18も高温になる。そして高温になった排気ダクト18の熱は、前記背面パネル13へ直接放射されるため、これに伴い該背面パネル13も高温になってしまう。ところで一般にフライヤー10は、限られた厨房のスペースを有効に活用するために、その背面や側面を厨房の壁や各種什器に極力近接させて設置される。しかし、従来のダクト構造では、高温になった背面パネル13から厨房の壁等への熱影響が懸念されるので、フライヤー10の背面を厨房の壁等に近接させて設置できず、スペース効率が悪いという問題がある。
本発明は、従来技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、排気ダクトから筐体の背面パネルへ放射される熱の影響を緩和させるようにしたガスフライヤーのダクト構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
調理油を貯留する油槽と、前記油槽を内部で支持する筐体と、前記筐体の内部に設けられて前記油槽を加熱するバーナーと、前記油槽の外周を囲み、内部に前記バーナーの燃焼室および連通空間を画成する外装筐と、前記筐体の背面パネルより内方に間隙を保持して直立配置され、前記連通空間に連通して前記燃焼室からの燃焼ガスを外部へ排出する排気ダクトとからなるフライヤーにおいて、
前記背面パネルと前記排気ダクトとの間の前記間隙に中空ダクトを設けて、前記排気ダクトから前記背面パネルへ伝達される熱を前記中空ダクトの空気層で緩和させるよう構成したことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、背面パネルと排気ダクトとの間に中空ダクトを設けたので、排気ダクトからの高温が背面パネルへ直接放射されるのを回避でき、排気ダクトから背面パネルへの熱伝達を中空ダクトの空気層により緩和できる。すなわち、燃焼ガスの通過により高温となる排気ダクトから背面パネルへ及ぶ熱影響を緩和できる。
請求項2に係る発明は、前記中空ダクトの内壁と前記背面パネルの内壁との間に、該中空ダクトの内壁が熱影響で前記背面パネルの内壁側へ反るのを防止する支持部材を介在させたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、中空ダクトの内壁と背面パネル側の内壁との間に支持部材を介在させたので、支持部材により中空ダクトの内壁が背面パネルの内壁側へ反るのを防止できる。すなわち、支持部材により中空ダクトの空気層を確保し、該空気層により排気ダクトから背面パネルへ伝わる熱を適切に抑制し得る。
請求項3に係る発明は、前記支持部材は、前記中空ダクトの内壁に設けられることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、中空ダクトの内壁に設けた支持部材により該中空ダクトの空気層を確保することができる。
請求項4に係る発明は、前記支持部材は、前記背面パネルの内壁に設けられることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、背面パネルの内壁に設けた支持部材により中空ダクトの空気層を確保することができる。
本発明に係るフライヤーのダクト構造によれば、高温の排気ガスが通過する排気ダクトから筐体の背面パネルへ伝達される熱影響を緩和することができる。
本発明の実施例に係るフライヤーのダクト構造を、部分的に拡大して示す縦断側面図である。 実施例に係るフライヤーのダクト構造を、部分的に拡大して示す横断平面図である。 図1に示すダクト構造を背面側から観察した斜視図であって、排気筒、排気ダクトおよび中空ダクトの上方を破断して示している。 図2に示すダクト構造の拡大平面図である。 支持部材を背面パネルの内壁に設けた別の実施に係るダクト構造を部分的に拡大した横断平面図である。 従来技術に係るフライヤーの外観を示す斜視図であって、排気筒の一部を切り欠いて排気ダクトを露出させている。 図6に示すフライヤーの縦断側面であって、キャビネット本体の下部は図示を省略してある。 図6に示すフライヤーを、図7のA−A線方向に切断した平面図である。
次に、本発明に係るフライヤーのダクト構造の好適な実施例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、実施例で説明するフライヤーは、加熱源としてガスバーナーを使用するガスフライヤーであって、基本的に図6〜図8で説明した構造を備えている。従って、既出の部材については、同じ参照符号で示し、それら部材の詳細な説明は省略する。
(基本構造)
図1および図2に示す実施例に係るフライヤー10は、図6〜図8で説明したフライヤー10と同様に、調理油34を貯留する油槽14と、前記油槽14を内部で支持する筐体12と、前記筐体12の内部に設けられて前記油槽14を加熱するガスバーナー(バーナー)24と、前記油槽14の外周を囲み、内部に前記ガスバーナー24の燃焼室CRおよび連通空間Sを画成する外装筐28と、前記筐体12の背面パネル13より内方に間隙Gを保持して直立配置され、前記連通空間Sに連通して前記燃焼室CRからの燃焼ガスを外部上方へ排出する排気ダクト18とを備えている。
(中空ダクト36について)
図1〜図3に示すように、前記排気ダクト18の後壁18Aと、前記背面パネル13の内壁(以下、パネル内壁という)13aとの間の前記間隙Gには、該排気ダクト18から放射される熱を遮断するための中空ダクト36が設けられている。すなわち、前記中空ダクト36は、断面がコ字をなす所謂チャンネル部材35を前記パネル内壁13aに密着させることで構成されている。このため前記中空ダクト36は、前記コ字状チャンネル部材35と前記背面パネル13とにより囲われて上下に延在する筒状空間をなし、内部に断熱特性に優れた空気層38が介在する。前記空気層38の前後幅寸法(厚み)は特に限定されないが、実施例における空気層38の前後幅寸法は、約5mm程度に設定されている。前記中空ダクト36のチャンネル部材35は、図示しないネジなどの固定手段や溶接等により前記パネル内壁13aに固定されている。また、前記排気ダクト18と中空ダクト36との間には、高温になった排気ダクト18が熱影響を受けて該中空ダクト36側へ変形しても、これら排気ダクト18と中空ダクト36とが接触しないだけの隙間42が確保されるようになっている。
図1に示す如く、前記中空ダクト36は、その下部開口36bにおいて、前記フライヤー10の筐体内部空間に連通し、該下部開口36bから周囲の外気を取り込み得るようになっている。また、前記中空ダクト36の上部開口36aは、前記排気筒17の内部に開口し、該排気筒17の内部で前記排気ダクト18と空間的に連通している。従って、排気ダクト18の上開口部18aから排出される燃焼ガスのドラフト効果によって、中空ダクト36の下部開口36bから外気が積極的に吸引されて上方へ排出される。すなわち、前記中空ダクト36の内部空気は、燃焼ガスが前記排気ダクト18を通過している間は、滞留することなく常に入れ替わっている。
図2および図3に示すように、前記中空ダクト36の左右幅寸法は、前記排気ダクト18の左右幅寸法以上に設定される。実施例では、中空ダクト36の左右幅寸法と排気ダクト18の左右幅寸法とは同程度に設定され、中空ダクト36が前記排気ダクト18の後壁18Aを覆うよう中空ダクト36および排気ダクト18が前記隙間42をあけて前後に重なるよう配置されている。
(支持部材40について)
図2および図3に示すように、前記パネル内壁13aに対向する前記中空ダクト36の内壁(以下、ダクト内壁という)36Aと、該パネル内壁13aとの間には、該ダクト内壁36Aが熱影響でパネル内壁13a側へ反り返って接触するのを防止する支持部材40が介在している。図2に示す実施例では、前記ダクト内壁36Aにおける左右の中央に、上下方向に離間して複数の支持部材40が設けられている。すなわち前記支持部材40は、前記ダクト内壁36Aに固定されて、前記中空ダクト36の前記空気層38に存在している。このとき前記支持部材40の寸法は、その端部40aが前記パネル内壁13aに当接または近接する程度に設定されている。そして、前記支持部材40は、前記ダクト内壁36Aが前記パネル内壁13a側へ熱変形する際に、該支持部材40の端部40aが該パネル内壁13aに当接することで、ダクト内壁36Aがパネル内壁13a側へ変形するのを規制し、両内壁36A,13aの間に前記空気層38を確保するようになっている。すなわち、前記中空ダクト36が、熱影響により変形したとしても、前記ダクト内壁36Aとパネル内壁13aとが接触することはない。なお、実施例の支持部材40は所謂ネジであって、該支持部材40の外表面にネジ山が形成されると共に、一端部に大径な頭部43が設けられている。そして前記ダクト内壁36Aに形成されたネジ孔37(図4参照)に前記支持部材40を前方から螺挿することで、該内壁36Aに固定されている。なお、支持部材4をダクト内壁36Aに形成した通孔に挿入し、図示しないナットで固定するようにしてもよい。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るフライヤー10のダクト構造の作用について説明する。前記ガスバーナー24を燃焼させると、前記燃焼室CR内の燃焼ガスは、前記連通空間Sを流通した後に、図1および図3の矢印aに示す如く、前記排気ダクト18の排気通路19に流入し、該排気ダクト18の上開口部18aから外部上方へ排出される。この際、前記排気ダクト18は燃焼ガスとの接触により加熱され温度が大きく上昇する。しかし実施例では、排気ダクト18と前記パネル内壁13aとの間の間隙Gに前記中空ダクト36を設けたので、該排気ダクト18からの高温が背面パネル13へ直接放射されるのを遮断でき、該排気ダクト18から該背面パネル13への熱伝達が緩和される。従って、前記排気ダクト18と前記背面パネル13とが直接対向する従来の構成に比べて、該背面パネル13の温度上昇を抑えることができる。従って、フライヤー10の背面を厨房の壁等に極力近接させて設置できるので、スペース効率が良い。
また、実施例のダクト構造は、前記中空ダクト36の下部開口36bから前記空気層38へ外気を取り込み可能に構成されているので、燃焼ガスが前記排気ダクト18の上開口部18aから排出されると、ドラフト効果により図1および図3の矢印bに示す如く該中空ダクト36の下部開口36bから外気が取り込まれて上昇し、上部開口36aから放出される。従って、空気層38への外気の流入により中空ダクト36の温度上昇が規制され、排気ダクト18から背面パネル13への熱伝達を中空ダクト36により効果的に抑制できる。
ここで、前記中空ダクトの内壁36Aは、前記排気ダクト18からの熱影響により、前記パネル内壁13a側へ大きく反って変形することがある。前記支持部材40のない構成では、前記ダクト内壁36Aは前記パネル内壁13a側へ熱変形により反る虞れがある。そして図4に2点鎖線で示すように、前記ダクト内壁36Aがパネル内壁13aに接触するまで変形すると、両内壁36A,13aの間の前記空気層38の占有面積が低下し、断熱効果が低減してしまう。実施例のダクト構造では、前記ダクト内壁36Aとパネル内壁13aとの間に前記支持部材40を介在させたので、前記排気ダクト18からの熱影響によりダクト内壁36Aがパネル内壁13a側へ反るのを防止することができる。すなわち、熱影響によりダクト内壁36Aがパネル内壁13a側へ変形し始めると、前記支持部材40の端部40aがパネル内壁13aに当接することで、該支持部材40が固定されたダクト内壁36Aが、パネル内壁13a側へ変形するのが規制されるので、両内壁36A,13aが離間した状態が保たれ、中空ダクト36の空気層38を確保することができる。このため、空気層38により排気ダクト18から背面パネル13への熱伝達を適切に抑制し得る。また、実施例のダクト構造では、支持部材40としてネジを採用しているので、中空ダクト36へ簡単に取り付けることができ、また製造コストを抑える効果も期待できる。
〔別の実施例〕
前述の実施例は、支持部材40をダクト内壁36Aに設けたものであった。これとは逆に、別の実施例では、図5に示す如く、パネル内壁13aに支持部材40を設けている。図5に示す支持部材40は、パネル内壁13aに形成されたネジ孔37に後方から螺挿することで、該内壁13aに固定されている。この別の実施例では、熱影響によりダクト内壁36Aにパネル内壁13a側へ反るような力が加わると、支持部材40の端部40aがダクト内壁36Aに当接することで、該内壁36Aがパネル内壁13a側へ反るのを防止して、中空ダクト36の空気層38を確保できる。
〔変更例〕
本発明に係るフライヤーのダクト構造は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、例えば以下のように変更することが可能である。
(1) 実施例では、チャンネル部材と背面パネルの内壁とにより中空ダクトを形成したが、背面パネルを利用しない中空ダクトであってもよい。例えば、筒状の中空ダクトを背面パネルに固定する構成であってもよい。
(2) 支持部材は、実施例で挙げたネジに限らず、中空ダクトにおける排気ダクト側の壁部が背面パネル側へ反るのを防止し得るものであればよい。
10 フライヤー,12 筐体,13 背面パネル,
13a パネル内壁(背面パネルの内壁),14 油槽,18 排気ダクト,
24 ガスバーナー(バーナー),28 外装筐,36 中空ダクト,
36A ダクト内壁(中空ダクトの内壁),38 空気層,40 支持部材,
G 間隙,S 連通空間,CR 燃焼室

Claims (4)

  1. 調理油を貯留する油槽(14)と、前記油槽(14)を内部で支持する筐体(12)と、前記筐体(12)の内部に設けられて前記油槽(14)を加熱するバーナー(24)と、前記油槽(14)の外周を囲み、内部に前記バーナー(24)の燃焼室(CR)および連通空間(S)を画成する外装筐(28)と、前記筐体(12)の背面パネル(13)より内方に間隙(G)を保持して直立配置され、前記連通空間(S)に連通して前記燃焼室(CR)からの燃焼ガスを外部へ排出する排気ダクト(18)とからなるフライヤーにおいて、
    前記背面パネル(13)と前記排気ダクト(18)との間の前記間隙(G)に中空ダクト(36)を設けて、前記排気ダクト(18)から前記背面パネル(13)へ伝達される熱を前記中空ダクト(36)の空気層(38)で緩和させるよう構成した
    ことを特徴とするフライヤーのダクト構造。
  2. 前記中空ダクト(36)の内壁(36A)と前記背面パネル(13)の内壁(13a)との間に、該中空ダクト(36)の内壁(36A)が熱影響で前記背面パネル(13)の内壁(13a)側へ反るのを防止する支持部材(40)を介在させた請求項1記載のフライヤーのダクト構造。
  3. 前記支持部材(40)は、前記中空ダクト(36)の内壁(36A)に設けられる請求項2記載のフライヤーのダクト構造。
  4. 前記支持部材(40)は、前記背面パネル(13)の内壁(13a)に設けられる請求項2記載のフライヤーのダクト構造。
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