JP2007176602A - 施封帯除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙葉類を傷付けることなく、施封帯を切断除去できるようにする。
【解決手段】所定枚数積層されて施封帯kで施封された有価証券Pを搬送する搬送コンベアと、この搬送コンベアによって搬送されてくる有価証券Pを湾曲させて有価証券Pと施封帯kとの間に隙間を形成するコンベアベルト31,41と、このコンベアベルト31,41による隙間形成により有価証券Pの上面部から離間される施封帯kの部位を所定間隔を存して挾持する一対のキャッチ50A,50Bと、この一対のキャッチ50A,50Bにより挾持された施封帯kを切断する回転カッタとを具備する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、例えば紙葉類処理装置に備えられ、所定枚数の有価証券を施封する施封帯を除去してバラの有価証券にする施封帯除去装置に関する。
紙葉類処理装置には、所定枚数の有価証券を施封帯によって施封した把を所定個数積層状に積み重ねてこれを結束帯で十文字に結束してなる束を取り込む取込部を有するものがある。
取込部により取込まれた束は結束帯除去部に送られて結束帯が除去されて把とされたのち、施封帯除去部に送られて施封把が除去されてバラ把とされて供給部に送られる。この供給部に送られたバラ把は一枚ずつ取り出されて検査部に送られてその種類などが検査される。そして、その検査結果に基づいて有価証券を区分集積して再度所定枚数ずつ結束する。
把の施封帯を除去する場合には、有価証券に巻かれた施封把の有価証券横端面部分を切断し、有価証券の反対側横端面の施封帯を鰐口状の挟持装置で有価証券ごと挟持し、摩擦力で施封帯だけを有価証券から引き抜いて分離除去し、次にこの施封帯を爪などで搬送し、さらに、押込板で収納箱内に収納するという方法が採られていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開昭59−069882号公報 特開昭59−069884号公報
しかしながら、従来、把の施封帯を切断する場合、施封帯切断時に有価証券内部にまで切断カッターを食い込ませていたため、有価証券を傷つけてしまう虞があった。
さらに、有価証券の内部に差し込まれた施封帯の取り残しが発生したり、施封帯の掴み損ないや、施封帯の引き抜き時の摩擦力による有価証券の一部脱落などの問題があった。
また、切断した施封帯の搬送では平面上を動かした後、下方の収納箱に収納するため、施封帯の脱落または、施封帯のズレによる収納不良が発生するといった問題があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、紙葉類を傷付けることなく、また、紙葉類中に取り残すことなく、さらに、紙葉類を脱落させることなく施封帯を切断除去でき、しかも、切断した帯を確実に回収できるようにした施封帯除去装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類の上面部から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段とを具備する。
請求項2記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類の下面両側部を押し上げる押上手段と、この押上手段により押し上げられる紙葉類の上面中央部を受けて紙葉類を湾曲させて前記紙葉類の上面部と施封帯との間に隙間を形成する受け手段と、前記紙葉類の上面部との間に隙間が形成される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段とを具備する。
請求項3記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類の下面両側部を押し上げる上下動自在な押上ベルトと、この押上ベルトにより押し上げられる紙葉類の上面中央部を受けて紙葉類を湾曲させ前記紙葉類の上面部と施封帯との間に隙間を形成する上下動自在な受けベルトと、前記紙葉類の上面部との間に隙間が形成される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対のキャッチと、この一対のキャッチにより挾持された施封帯を切断する回転カッタとを具備する。
請求項4記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯の切断後、前記一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段とを具備する。
請求項5記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持し、前記紙葉類の搬送方向に対し直交する方向に移動自在な一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯の切断後、前記一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段とを具備する。
請求項6記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持し、前記紙葉類の搬送方向に対し直交する方向に移動自在な一対の開閉自在なキャッチと、この一対のキャッチより挾持された施封帯を切断する回転カッタと、この回転カッタによる前記施封帯の切断後、前記一対のキャッチを互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を上下部の搬送ベルトにより挾持して搬送することにより前記施封帯から抜き取る抜取手段とを具備する。
請求項7記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記施封帯を所定の円軌道に沿って引下げる引下手段と、この引下手段によって引き下げられる前記施封帯を挾持搬送する帯搬送手段と、この帯搬送手段によって搬送されてくる施封帯を収納する収納手段とを具備する。
請求項8記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記施封帯をピン体により挾持し、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記ピン体を所定の円軌道に沿って引下げる引下手段と、この引下手段によって引き下げられる前記ピン体および施封帯を搬送ベルトにより挾持搬送する帯搬送手段と、この帯搬送手段によって搬送されてくる施封帯を落とし込む落込手段と、この落込手段により落とし込まれる施封帯を収納する収納手段とを具備する。
請求項9記載のものは、所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を上下の搬送ベルトにより挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記施封帯のピン体によって挾持し、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記ピン体を所定の円軌道に沿って引下げる回動アームと、この回動アームの下方への回動によって引き下げられるピン体を前記施封帯とともに、搬送ベルトにより挾持搬送する帯搬送手段と、この帯搬送手段によって挾持搬送されてくる施封帯を落し込む上下動自在な落込手段と、この落込手段により落し込まれた施封帯を収納する収納手段とを具備する。
本発明によれば、紙葉類を傷付けることなく施封帯を切断でき、また、抜き取り時における紙葉類の脱落を防止でき、さらに、施封帯を落下させることなく確実に回収収納できる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
図2は、紙葉類としての有価証券の把Hおよび束Tの帯処理装置1を示す概略構成図である。
把Hは所定枚数の積層された有価証券Pを施封帯kによって施封したもので、束Tは把Hを所定個数積層状に積み重ね、結束帯Kで十文字に結束したものである。
帯処理装置1には、図示しない束供給装置から束Tが多数搭載されて送られてくる。
帯処理装置1は束Tを内部に取り込む束取込部2、この束取込部2により取り込まれた束Tの結束帯Kを除去する結束帯除去部3、この結束帯除去部3で結束帯Kが除去されたバラ束T´を搬送するバラ束搬送部4、このバラ束搬送部4によって搬送されてくるバラ束T´から把Hを一把ずつ切り出す取出手段および搬送手段としての切出部5、この切出部5から切り出された把Hを搬送する搬送手段としての把搬送部6、この把搬送部6によって搬送される把Hの施封帯kを除去する施封帯除去部7、この施封帯除去部7で施封帯kが除去されたバラ把H´を後述する有価証券供給/取出装置まで挟持搬送するバラ把搬送部8によって構成されている。
図1は把切出部5および把搬送部6を示す斜視図である。
把切出部5はバラ束T´を切出基準面に押し付けるためのスライダー10、把Hを1把づつ切り出し挟持搬送するための切出奥側ベルト11、切出手前側ベルト12、把Hに巻き付いた施封帯kの結束位置を検出するための検出手段としての施封帯検知部(画像処理による検出方法)13、及び上記の機構を動かす駆動部であるスライダーモータ14さらにタイミングベルト15、切出ベルト駆動モータ16によって構成されている。
把搬送部6は、把Hを施封帯除去部7の基準位置まで搬送し、停止させるための搬送手段としての第1搬送コンベア21および第2搬送コンベア22、さらにこれらを動かす駆動部としての第1コンベア駆動モーター23及びタイミングベルト24、さらに、第2コンベア駆動モーター25及びタイミングベルト26によって構成されている。
バラ束T´から把Hを切り出す場合には、スライダー用駆動モーター14が駆動される。この回転駆動力はタイミングベルト15およびアタッチメント(図示しない)を介してスライダー10に伝達されてスライダー10が移動し、バラ束T´を搬送する。この搬送によりバラ束T´が所定の位置に到達すると、束検出センサー(図示しない)により検出されてスライダー駆動モータ14の駆動が停止され、バラ束T´を停止保持する。これにより、バラ束T´は手前側スライダー10と紙葉把切出奥側ベルト11との間に挟み込まれ、このとき、図8にも示すように、施封帯検出部13(画像処理による検出方法)によりバラ束T´の先頭の把Hの施封帯位置が測定される(図18に示すステップST1)。しかるのち、切出ベルト駆動モータ16が起動され、把切出ベルト11を回転させ、挟持状態の把Hを切り出し、切出ベルト11、12で挟持しながら上方へ搬送する(図18に示すステップST2)。この搬送により把Hが最上端に至ると、把横転ガイド17の作用により、所定の位置(糊剥し処理受け渡し位置)に横転される。
所定の位置に搬送された把Hは、駆動モータ23の起動により、タイミングベルト24を介して把搬送第1コンベア21が回転走行されることにより、長手方向の基準位置に搬送される。しかるのち、ここを搬送の起点とし、今度は把搬送第1コンベア21を逆回転させ、さらに駆動モータ25を起動してタイミングベルト26を介して把搬送第2コンベア22を回転させ、施封帯結束位置検出部13で得た帯位置情報に基づいて把Hに巻き付いた施封帯kが、施封帯切断除去部7内の定位置に来るように制御部28により把Hの搬送量が制御される(図18に示すステップST3)。
このように搬送された把Hの施封帯kは後述するようにカッタ61の回転により切断される(図18に示すステップST4)。
図3および図4は施封帯除去部7を示す詳細図である。
把搬送第2コンベア22の上部側には、把搬送上側コンベア18が設けられている。把搬送第2コンベア22は所定の間隔を存して平行に配設された把プレスコンベア41,41を有している。把搬送上側コンベア18は把プレスコンベア41,41に対向しないように把プレスコンベア41,41間にずれて配置されている。
把搬送第2コンベア22の把プレスコンベア41,41はプーリ41a,41a間に掛け渡され、プーリ41a,41aはシャフト41b、駆動プーリ49、駆動ベルト48を介して駆動モータ47に接続されている。
把プレスコンベア41,41は把プレスコンベアベルトホルダー45に取り付けられ、この把プレスコンベアベルトホルダー45にはベアリング46が突設されている。このベアリング46にはリンクアーム44の中間位置に設けられた長穴44aが係合されている。このリンクアーム44は一端部が支軸44bにより回動自在に支持され、他端部には長孔44cが穿設されている。このリンクアーム44の長孔44cには、ピン43a、アーム43、モーター軸42aを介して駆動モータ42が接続されている。
把搬送上側コンベア18のコンベアベルト31はプーリ31a,31a間に掛け渡され、プーリ31aはシャフト31b、駆動プーリ34および駆動ベルト33を介して駆動モータ32に接続されている。
第1の搬送コンベア21によって第2の搬送コンベア22に搬送されてくる把Hは一旦停止されたのち、図9に示すように、把プレスコンベア19のコンベアベルト41,41の上昇により把Hの下面側両側部が押上げられ、上部側コンベア18のコンベアベルト31に押し付けるようになっている。これにより、把Hは短手方向で湾曲変形させられる。
この時、コ
ベアベルト31とコンベアベルト41,41とで挟持する部分は有価証券Pの部分だけに限定する。すなわち、図10に示すように、施封帯kの部分にはコンベアベルト31を配置しないことにより、施封帯kを把Hの上側で浮き上がらせる。
把プレスコンベアベルト41の上下動作は、駆動モーター42の回転駆動力でモータ軸42aに取り付けたアーム43を回転させ、これにより、リンクアーム44を回し、リンクアーム44の中間位置に設けた溝44aを上下させる。この溝44aの上下により、ベアリング46が上下し、把プレスコンベアベルト41が上下に往復動作される。
把搬送上側コンベアベルト31と把プレスコンベアベルト41との間で挟持され、湾曲状態に変形された紙葉把Hはそのままの状態で把搬送上側コンベアベルト31、及び把プレスコンベアベルト41によりさらに搬送される。把搬送第2コンベア22上には把搬送上側コンベアベルト31と同列に一対の施封帯キャッチ50A,50Bが配置されている。
これら施封帯キャッチ50A,50Bはその下側アーム51、52を把Hの上側で浮き上がらせた施封帯kと最上端の有価証券Pとの間の隙間に図11に示すように、差し込むようになっている。
把搬送上側コンベアベルト31は、駆動モーター32の回転駆動力を伝達用タイミングベルト33でドライブローラー34に伝達し、ドライブローラー34を回転させることによって走行される。
同様に把プレスコンベアベルト41の搬送動作は、駆動モーター47の回転駆動力を伝達用タイミングベルト48でドライブローラー49に伝達し、ドライブローラー49を回転させることによって走行される。
上昇された把プレスコンベアベルト41,41は後述するように、施封帯kが切断されてその結束状態が緩められた後、規定量降下されて紙葉把Hの湾曲変形状態を解除する。
把Hは湾曲変形が解除された状態で把搬送上側コンベアベルト31と把プレスコンベアベルト41との間で挟持され、この2つのコンベアベルト31,41でさらに挟持搬送することにより、切断された施封帯k´からバラ状態の把H´として引き抜かれ完全に施封帯k´から分離する。
施封帯k´から引き抜かれ、バラ状態になったバラ把H´はさらに挟持搬送され、バラ把排出装置8へと送られ、後述する有価証券供給/取出装置へ排出される。
図5は施封帯キャッチ50A,50Bの駆動機構を示すものである。
施封帯キャッチ50A,50Bはキャッチ下側アーム51,52と上側アーム53,54を有している。キャッチ下側アーム51,52は可動ベース70A,70Bに支軸70aを介して回動自在に支持され、その上端部には溝51a,52aが形成されている。この溝51a,52aにはピン58を介してアーム57の下端部が接続されている。アーム57はモータアーム56を介して回転用の駆動モータ55に接続されている。上側アーム53,54は可動ベース70A,70Bに固定的に設けられている。
回転用の駆動モータ55はモータベース76に取り付けられ、このモータベース76にはスライド用の駆動モータ71が取り付けらている。スライド用の駆動モータ71にはアーム72およびベアリング73,74を介して可動ベース70が接続され、可動ベース70A,70Bはガイドシャフト77,77により左右方向に互いに接離する方向にスライド自在に支持されている。
キャッチ下側アーム51,52は湾曲変形されて搬送されてくる把Hの最上端の有価証券Pの表面と施封帯kの内側との間に差し込まれ、把Hが施封帯切断位置に停止させられると、回転用の駆動モータ55の駆動により上方へ回動されて図12に示すようにキャッチ上側アーム53、54に施封帯kを押し付けて挾圧保持する。
キャッチ下側アーム51、52の開閉動作は、駆動モータ55の回転駆動力でアーム56を介してリンクアーム57を回し、リンクアーム57の先端のピン58を左右に動作させることによって各々のキャッチ下側アーム51、52を左右に動かし、キャッチ下側アーム51、52を開閉させる。
また、一対の施封帯キャッチ50A、50Bは後述するように施封帯カッター61の回転/スライド動作により施封帯kが所定の位置で切断された後、図14、図15に示すように、施封帯kを挟持保持した状態のまま、各々外側へスライドされて切断した施封帯k´の拘束状態を緩める。
この施封帯キャッチ50A、50Bのスライド動作は、スライド駆動用モーター71の回転駆動力でアーム72を回転させ、アーム72の両端に取り付けたベアリング73、74を回し、各々の施封帯キャッチ50A、50Bの上端に設けた溝を前後させることによって、各々別方向への直動を行う。
図6は施封帯のカッタ61の駆動機構を示す図である。
切断手段としてのカッタ61は駆動軸63を介して回転用の駆動モータ62に接続されている。駆動モータ62はカッタベース67に取り付けられ、このカッタベース67はスライドレール67aを介してモータベース64aにスライド自在に取り付けられている。モータベース64aにはスライド用の駆動モータ64が取り付けられ、この駆動モータ64のシャフト64bにはアーム65が接続されている。アーム65の先端部にはベアリング66が取り付けられ、このベアリング66はカッタベース67に形成された溝67bに係合され、アーム65の回動によりカッタベース67を対向する施封帯kに対し直交する方向にスライド移動できるようになっている。
回転用の駆動モータ62が駆動されると、駆動軸63を介して施封帯カッター61が回転され、また、スライド用の駆動モータ64が駆動されると、モータ軸64bを介してアーム65が回転される。この回転により、ベアリング66を介してカッターベース67が移動し、図13に示すように、カッター61は回転されながら施封帯kと直交する方向に移動し施封帯kを切断する。
すなわち、一対の施封帯キャッチ50A、50Bで施封帯kを一定の間隔をあけて挟持拘束した状態で、施封帯カッター61が回転されながら一対の施封帯キャッチ50A、50B間にスライド移動させることにより、施封帯キャッチ50A、50Bで挟持拘束された隙間部分で施封帯kが切断される。
図7は切断された施封帯k´の回収装置を示すものである。
この回収装置は、バラ把H´が図16に示すように、施封帯kから引き抜かれることにより、図17に示すように、施封帯キャッチ50A,50Bで挟持拘束状態で残された施封帯k´の広げられた部分を掴み下側へ押し込むための搬送ピン86を備えている。この搬送ピン86は回転アーム85の回動端部に突設されている。回転アーム85は回転ユニット83に支軸84bを介して回動自在に取り付けられている。回転アーム85には駆動モータ84が取り付けられ、その駆動シャフト84cにはアーム84dおよびピン84eを介して回転アーム85の長穴85aに接続されている。回転ユニット83はスライドレール82を介してベース80aにスライド自在に取り付けられている。ベース80aには駆動モータ80が取り付けられ、そのシャフト80bはアーム80cおよびピン80dを介してリングアーム81の長穴81aに接続されている。
回転アーム85の下方部には、施封帯k´を挾持搬送する搬送コンベア92,93が配設されている。搬送コンベア92を走行する駆動プーリ92aにはシャフト92b、プーリ92c、駆動ベルト92dを介して駆動モータ90が接続されている。
搬送コンベア92,93の排出側には収納箱111が設けられ、この収納箱111の上方部には施封帯k´を収納箱111内に押し込みため押込機構99が設けられている。押込機構99は駆動モータ100を備え、この駆動モータ100の駆動シャフト100aにはアーム100b、ピン100cを介してプレスリンクアーム101の長穴101aが接続されている。プレスリンクアーム101の一端部は支軸101bにより回動自在に支持され、他端部には長穴101cが穿設されている。プレスリンクアーム101の長穴101cにはピン103aを介して収納プレス103が接続されている。収納プレス103はスライドレール102により上下動自在に支持されている。
次に、切断された施封帯k´の回収動作について説明する。
まず、施封帯搬送ピン86が位置Aにある状態から、搬送ピンスライド用の駆動モーター80が駆動されてその回転駆動力がスライドリンクアーム81によって直動に変換される。これにより、回転ユニット83がスライドレール82を介して移動し、施封帯搬送ピン86が位置Aから位置Bまで移動して先の割れた部分で施封帯k´の中央部分を挟み込んで掴む。続いて、搬送ピン回転用の駆動モーター84が起動し、回転駆動をアーム84dを介して施封帯回転アーム85に伝え下方に回動させて搬送ピン86を引き下げる(図19に示すステップST1)。さらに、搬送コンベア駆動用の駆動モーター90を起動させ、駆動用タイミングベルト91を介して、施封帯搬送コンベア92、93を回転させ(図19に示すステップST2)、搬送ピン86ごと施封帯k´を挟み込んで同期して施封帯k´を位置Cまで搬送する。
このように、施封帯k´が位置Cまで搬送されると(図19に示すステップST3)、再び、搬送ピンスライド用の駆動モータ80が駆動し、施封帯k´から搬送ピン86を位置Dへ抜き取る。その後、施封帯収納プレス用の駆動モーター100を起動し、回転駆動をプレスリンクアーム101で直動に変換し、プレススライドレール102を介して施封帯収納プレス103を下方へ動かす。これにより、施封帯k´が収納カセット110内に押し込まれて収納を完了する(図19に示すステップST4)。
図20および図21は有価証券の処理装置110の全体の構成を概略的に説明するものである。
有価証券の処理装置110は、帯処理装置1のバラ把搬送部8によって送られてくるバラ把H´から有価証券を1枚づつ取り出して検査および計数した後、一定枚数、例えば100枚毎に集積し帯状材により結束し、更に、結束された有価証券の結束把を複数、例えば、10把づつ結束する。
詳細には、処理装置110は、所定枚数、例えば1000枚の有価証券を一単位として処理可能に構成され、処理装置の右端部には、供給手段として、1000枚の有価証券を積層状態で一括して順次自動投入する供給装置112が設けられている。
処理装置110は、投入された有価証券を1枚づつ取り出す取出し手段としての取出し部114、取り出された有価証券を所定の搬送路117に沿って搬送する搬送手段としての搬送装置116、搬送されている有価証券から模様、寸法、搬送ピッチ等の情報を検出する判別手段としての判別部118、検出結果に応じて有価証券の搬送方向を区分する区分部120、羽根車121を有し区分された有価証券を100枚づつ集積する集積装置122、集積された有価証券に熱溶融性の帯状材を用いて結束する第1の結束装置124、および廃棄処分される有価証券を裁断および収納する失効部123を備えている。
取出し部114は吸着回転ローラ114aを備え、この吸着回転ローラは供給装置112から有価証券Pを1枚づつ所定のピッチで取り出して搬送装置116へ受け渡す。搬送装置116は、所定の搬送路117に沿って配設された複数の搬送ベルト、駆動プーリ、駆動モータ等によって構成されている。
判別部118は、搬送中の有価証券の重ね取りを検知する重ね取り検知部、有価証券Pに付された模様を読み取る読取装置、有価証券Pの枚数を計数する計数装置等を備えて構成され、搬送路117に沿って順に配設されている。
判別部118において計数、模様読み取り、長さ検出された有価証券はその検出結果に応じて複数種類、例えば、2種類の有価証券と廃棄券とに分けられ、各種類毎に集積装置122あるいは失効部123へ送られる。
第1の結束部124は集積装置122に連結して設けられ、集積された100枚の有価証券に帯状材(小帯)を一周巻き付けた後、帯状材の両端部同志を熱圧着することにより有価証券を結束して結束把を形成する。
羽根車121を有する集積装置122および第1の結束装置124は、有価証券の種類に応じて2組づつ設けられている。これらの第1の結束装置124の下方には、結束把を搬送する把搬送装置125、および結束把を検査する把検査部126が設けられている。結束把は、この把搬送装置125により把検査部126を介して第2の結束装置127へ搬送され、ここで所定の把数づつ、例えば10把づつ2本の帯状材(大帯)によって十字状に結束され、その後、複数の搬送コンベアを有する排出装置128により所定の部位へ排出される。
そして、上述した処理装置110の全体の動作は、制御手段として機能する制御装置129によって制御される。
上記した実施の形態によれば、紙葉類を湾曲させることにより、紙葉類の上面部と施封帯との間に隙間を形成し、この隙間を形成する施封帯の部位を一対の挾持手段により挾持してこの挾持部位を切断手段により切断するから、紙葉類に接触することなく施封帯の切断を可能とし、紙葉類に傷付けることがない。
また、施封帯の切断後、一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させて施封帯を緩めてから紙葉類を抜取手段により挾持搬送して抜き取るから、抜き取り時における紙葉類の脱落を防止できる。
さらに、紙葉類から施封帯が抜取られたのち、施封帯を下方に引き下げてこれを帯搬送手段により挾持搬送して収納部に収納するから、施封帯を落下させることなく確実に回収収納できる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の一実施の形態である把切出部および施封帯除去部を示す斜視図。 帯除去装置を示す全体構成図。 施封帯除去部を示す斜視図。 把プレスコンベアの駆動部を示す斜視図。 施封帯キャッチ部の駆動部を示す構成図。 施封帯カッタの駆動部を示す構成図。 除去された施封帯を回収する回収部を示す斜視図。 把の施封帯の位置検出装置を示す斜視図。 把の湾曲動作を示す図。 湾曲された把を示す斜視図。 湾曲された把の施封帯にキャッチ部が挿入された状態を示す斜視図。 キャッチ部が閉じて把の施封帯を挾持した状態を示す斜視図。 キャッチ部により挾持された施封帯をカッタで切断する状態を示す斜視図。 施封帯の切断後、一対のキャッチが互い離れる方向に移動する状態を示す斜視図。 キャッチの移動により施封帯が緩められる状態を示す斜視図。 施封帯が有価証券から除去された状態を示す斜視図。 除去された施封帯が引き下げられる状態を示す斜視図。 施封帯の除去動作を示すフローチャート図。 施封帯の回収動作を示すフローチャート図。 有価証券の処理装置全体を概略的に示す図。 有価証券の処理装置の構成を概略的に示すブロック図。
符号の説明
k…施封帯、P…紙葉類(有価証券)、5…取出手段/搬送手段(把切出部)、13…検出手段、21,22…第1および第2の搬送コンベア(搬送手段)、41,41…把コンベアベルト(隙間形成手段、抜取手段、押上ベルト、搬送ベルト)、31…コンベアベルト(隙間形成手段、抜取手段、受けベルト、搬送ベルト)、50A,50B…一対のキャッチ(挾持手段)、61…回転カッタ(切断手段)、28…制御手段、71…スライド用駆動モータ(移動手段)、86…ピン体、85…回動アーム、92,93…帯搬送手段
103…収納プレス(落込手段)、111…収納カセット(収納手段)、112…供給手段、118…判別手段、122…集積手段、124…結束手段。

Claims (9)

  1. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類の上面部から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  2. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類の下面両側部を押し上げる押上手段と、
    この押上手段により押し上げられる紙葉類の上面中央部を受けて紙葉類を湾曲させて前記紙葉類の上面部と施封帯との間に隙間を形成する受け手段と、
    前記紙葉類の上面部との間に隙間が形成される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  3. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類の下面両側部を押し上げる上下動自在な押上ベルトと、
    この押上ベルトにより押し上げられる紙葉類の上面中央部を受けて紙葉類を湾曲させ前記紙葉類の上面部と施封帯との間に隙間を形成する上下動自在な受けベルトと、
    前記紙葉類の上面部との間に隙間が形成される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対のキャッチと、
    この一対のキャッチにより挾持された施封帯を切断する回転カッタと、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  4. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯の切断後、前記一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、
    この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  5. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持し、前記紙葉類の搬送方向に対し直交する方向に移動自在な一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯の切断後、前記一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、
    この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  6. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持し、前記紙葉類の搬送方向に対し直交する方向に移動自在な一対の開閉自在なキャッチと、
    この一対のキャッチより挾持された施封帯を切断する回転カッタと、
    この回転カッタによる前記施封帯の切断後、前記一対のキャッチを互いに離間する方向に移動させて前記施封帯を緩める移動手段と、
    この移動手段により前記施封帯が緩められたのち、前記紙葉類を上下部の搬送ベルトにより挾持して搬送することにより前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  7. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記施封帯を所定の円軌道に沿って引下げる引下手段と、
    この引下手段によって引き下げられる前記施封帯を挾持搬送する帯搬送手段と、
    この帯搬送手段によって搬送されてくる施封帯を収納する収納手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  8. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記施封帯をピン体により挾持し、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記ピン体を所定の円軌道に沿って引下げる引下手段と、
    この引下手段によって引き下げられる前記ピン体および施封帯を搬送ベルトにより挾持搬送する帯搬送手段と、
    この帯搬送手段によって搬送されてくる施封帯を落とし込む落込手段と、
    この落込手段により落とし込まれる施封帯を収納する収納手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
  9. 所定枚数積層されて施封帯で施封された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類を湾曲させて前記紙葉類と施封帯との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段による隙間形成により前記紙葉類から離間される施封帯の部位を所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段により挾持された施封帯を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯の切断後、前記紙葉類を上下の搬送ベルトにより挾持搬送して前記施封帯から抜き取る抜取手段と、
    この抜取手段により、前記紙葉類が前記施封帯から抜き取られたのち、前記施封帯のピン体によって挾持し、前記一対の挟持手段による施封帯の挟持を解除させてから前記ピン体を所定の円軌道に沿って引下げる回動アームと、
    この回動アームの下方への回動によって引き下げられるピン体を前記施封帯とともに、搬送ベルトにより挾持搬送する帯搬送手段と、
    この帯搬送手段によって挾持搬送されてくる施封帯を落し込む上下動自在な落込手段と、この落込手段により落し込まれた施封帯を収納する収納手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯除去装置。
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