JPH0146378B2 - - Google Patents
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- JPH0146378B2 JPH0146378B2 JP55062416A JP6241680A JPH0146378B2 JP H0146378 B2 JPH0146378 B2 JP H0146378B2 JP 55062416 A JP55062416 A JP 55062416A JP 6241680 A JP6241680 A JP 6241680A JP H0146378 B2 JPH0146378 B2 JP H0146378B2
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- band
- paper
- clamper
- paper sheets
- sheet
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B69/00—Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
- B65B69/0025—Removing or cutting binding material, e.g. straps or bands
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえば有価証券、紙幣等を積層状
態で帯把束してなる紙葉類束の帯体を自動的に解
帯し得るようにした紙葉類束の解帯装置に関す
る。
態で帯把束してなる紙葉類束の帯体を自動的に解
帯し得るようにした紙葉類束の解帯装置に関す
る。
(従来の技術)
最近、銀行等においては有価証券、紙幣等の紙
葉類を種類別、正損別等に分類区分し、この区分
された紙葉類を所定枚数ずつ全体によつて把束す
る紙葉類処理装置が使用されている。
葉類を種類別、正損別等に分類区分し、この区分
された紙葉類を所定枚数ずつ全体によつて把束す
る紙葉類処理装置が使用されている。
一方、市中銀行相互、あるいは市中銀行と中央
銀行(日銀)との間においては、相手銀行から送
られてきた紙葉類束の帯体を予め解帯して再度機
械にかけて1枚ずつ鑑査、計数したり、正券と損
券とに区分けしたりする作業が行われている。
銀行(日銀)との間においては、相手銀行から送
られてきた紙葉類束の帯体を予め解帯して再度機
械にかけて1枚ずつ鑑査、計数したり、正券と損
券とに区分けしたりする作業が行われている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来においては紙葉類束の解帯
と一枚取出部の供給を係員の手作業で行つてお
り、作業性が悪いばかりでなく、紙葉類が紛失し
易く極めて面倒な突合せ作業を強いられるなどの
重大な問題がある。
と一枚取出部の供給を係員の手作業で行つてお
り、作業性が悪いばかりでなく、紙葉類が紛失し
易く極めて面倒な突合せ作業を強いられるなどの
重大な問題がある。
本発明は、上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、積層状態で帯把束
してなる紙葉類束の帯体を自動的かつ確実に解帯
でき、一枚取出部等への自動供給を可能とし得る
紙葉類束の解帯装置を提供しようとするものであ
る。
で、その目的とするところは、積層状態で帯把束
してなる紙葉類束の帯体を自動的かつ確実に解帯
でき、一枚取出部等への自動供給を可能とし得る
紙葉類束の解帯装置を提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するために、第1の手
段として、帯体によつて把束された積層状態の紙
葉類の両側部を支承する支持枠を備えた第1のク
ランパーおよび紙葉類の中央部を押して第1のク
ランパーとの間で挾持する第2のクランパーを有
し、上記帯体との間に〓間を形成するように紙葉
類を面方向に湾曲させる紙葉類曲げ機構と、この
紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛止部を臨ませ、上
記第1、第2のクランパーによつて挟持されるこ
とにより湾曲された積層状態の紙葉類の凹面側に
位置した帯体の中途部に該刃付掛止部を引掛けて
切断する破帯機構とを具備してなる構成としたも
のである。
段として、帯体によつて把束された積層状態の紙
葉類の両側部を支承する支持枠を備えた第1のク
ランパーおよび紙葉類の中央部を押して第1のク
ランパーとの間で挾持する第2のクランパーを有
し、上記帯体との間に〓間を形成するように紙葉
類を面方向に湾曲させる紙葉類曲げ機構と、この
紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛止部を臨ませ、上
記第1、第2のクランパーによつて挟持されるこ
とにより湾曲された積層状態の紙葉類の凹面側に
位置した帯体の中途部に該刃付掛止部を引掛けて
切断する破帯機構とを具備してなる構成としたも
のである。
また、第2の手段として、帯体によつて把束さ
れた積層状態の紙葉類の両側部を支承する支持枠
を備えた第1のクランパーおよび紙葉類の中央部
を押して第1のクランパーとの間で挟持する第2
のクランパーを有し、上記帯体との間に〓間を形
成するように紙葉類を面方向に湾曲させる紙葉類
曲げ機構と、この紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛
止部を臨ませ、上記第1、第2のクランパーによ
つて挟持されることにより湾曲された積層状態の
紙葉類の凹面側に位置した帯体の中途部に該刃付
掛止部を引掛けて切断する破帯機構と、この破帯
機構によつて切断される帯体に対向する保持部を
有し、該保持部により切断される帯体を予め保持
する帯体保持機構と、この帯体保持機構によつて
切断された状態において、上記紙葉類を動かすこ
とにより帯体の紙葉類から分離する手段とを具備
してなる構成としたものである。
れた積層状態の紙葉類の両側部を支承する支持枠
を備えた第1のクランパーおよび紙葉類の中央部
を押して第1のクランパーとの間で挟持する第2
のクランパーを有し、上記帯体との間に〓間を形
成するように紙葉類を面方向に湾曲させる紙葉類
曲げ機構と、この紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛
止部を臨ませ、上記第1、第2のクランパーによ
つて挟持されることにより湾曲された積層状態の
紙葉類の凹面側に位置した帯体の中途部に該刃付
掛止部を引掛けて切断する破帯機構と、この破帯
機構によつて切断される帯体に対向する保持部を
有し、該保持部により切断される帯体を予め保持
する帯体保持機構と、この帯体保持機構によつて
切断された状態において、上記紙葉類を動かすこ
とにより帯体の紙葉類から分離する手段とを具備
してなる構成としたものである。
(作用)
本発明は、上記の第1の手段とすることによ
り、帯体によつて把束された積層状態の紙葉類を
上記帯体との間に〓間を形成するように面方向に
湾曲させた状態とし、この紙葉類の凹面側に位置
した帯体の中途部に破帯機構の刃付掛止部を引掛
けて切断することができる。これにより、帯体の
自動的かつ確実な解帯が可能となる。
り、帯体によつて把束された積層状態の紙葉類を
上記帯体との間に〓間を形成するように面方向に
湾曲させた状態とし、この紙葉類の凹面側に位置
した帯体の中途部に破帯機構の刃付掛止部を引掛
けて切断することができる。これにより、帯体の
自動的かつ確実な解帯が可能となる。
また、第2の手段によれば、第1の手段の作用
に加えて、切断された帯体を紙葉類から分離する
ことができ、紙葉類のみを後処理装置に提供する
ことが可能となる。
に加えて、切断された帯体を紙葉類から分離する
ことができ、紙葉類のみを後処理装置に提供する
ことが可能となる。
(実施例)
以下、本発明を図示の一実施例を参照して説明
する。第1図は所定枚数の紙葉類P…を積層して
帯体aにより把束してなる紙葉類束P′を示す。ま
た、第2図中1は紙葉類束P′…を自動的に解帯し
たのち紙葉類処理装置の一枚取出部2に順次供給
する紙葉類供給装置を示す。この紙葉類供給装置
1は上記紙葉類束P′…を一枚取出部2に向けて順
次搬送する紙葉類束搬送機構3と、この紙葉類束
搬送機構3の紙葉類搬送路4に対応して設けられ
一枚取出部2に供給される紙葉類束P′の帯体aを
予め解帯する解帯装置5とを具備した構成となつ
ている。
する。第1図は所定枚数の紙葉類P…を積層して
帯体aにより把束してなる紙葉類束P′を示す。ま
た、第2図中1は紙葉類束P′…を自動的に解帯し
たのち紙葉類処理装置の一枚取出部2に順次供給
する紙葉類供給装置を示す。この紙葉類供給装置
1は上記紙葉類束P′…を一枚取出部2に向けて順
次搬送する紙葉類束搬送機構3と、この紙葉類束
搬送機構3の紙葉類搬送路4に対応して設けられ
一枚取出部2に供給される紙葉類束P′の帯体aを
予め解帯する解帯装置5とを具備した構成となつ
ている。
上記紙葉類束搬送機構3は、つぎのような構成
となつている。すなわち、紙葉類束P′の長手方向
両端部がこの両側端縁から突出するようその長手
方向中央部下面を支承するフロア6が水平状態に
配置されていて、この上面側に紙葉類束搬送路4
を形成するようになつている。さらに、このフロ
ア6の下面側にはフロア6の長手方向に沿つて無
端チエーン7が張設されている。この無端チエー
ン7には複数組の移送ピン対8,8が等間隔に連
結されており、これら移送ピン対8,8,…は図
示しないピン整位機構により無端チエーン7の間
欠走行に伴つて移送される際、紙葉類束搬送路4
の起端側において垂直に上昇してフロア6より上
に移送ピン8,8を対峙する状態に突出させ、こ
のままの状態で順次1ピツチずつ間欠移動し、紙
葉類束搬送路4の終端部において垂直に下降する
ようになつている。
となつている。すなわち、紙葉類束P′の長手方向
両端部がこの両側端縁から突出するようその長手
方向中央部下面を支承するフロア6が水平状態に
配置されていて、この上面側に紙葉類束搬送路4
を形成するようになつている。さらに、このフロ
ア6の下面側にはフロア6の長手方向に沿つて無
端チエーン7が張設されている。この無端チエー
ン7には複数組の移送ピン対8,8が等間隔に連
結されており、これら移送ピン対8,8,…は図
示しないピン整位機構により無端チエーン7の間
欠走行に伴つて移送される際、紙葉類束搬送路4
の起端側において垂直に上昇してフロア6より上
に移送ピン8,8を対峙する状態に突出させ、こ
のままの状態で順次1ピツチずつ間欠移動し、紙
葉類束搬送路4の終端部において垂直に下降する
ようになつている。
また、上記解帯装置5はつぎのように構成され
ている。すなわち、第3図および第4図にも示す
ように、紙葉類搬送路4の終端部一側には帯体a
によつて把束された積層状態の紙葉類P…を上記
帯体aの巻掛方向と直交する方向、すなわち、帯
体aとの間に隙間を形成するように紙葉類Pの上
面側の長手方向に沿う中央部分が凹むように湾曲
させる紙葉類曲げ機構9が配置されている。さら
に、紙葉類束搬送路4の終端部他側には、刃付掛
止部10aを先端に備え上記紙葉類曲げ機構9に
よつて湾曲された積層状態の紙葉類P…の凹面側
に位置した帯体aの中途部に前記刃付掛止部10
aを引掛け得る帯体切断用引掛部材10が配置さ
れている。
ている。すなわち、第3図および第4図にも示す
ように、紙葉類搬送路4の終端部一側には帯体a
によつて把束された積層状態の紙葉類P…を上記
帯体aの巻掛方向と直交する方向、すなわち、帯
体aとの間に隙間を形成するように紙葉類Pの上
面側の長手方向に沿う中央部分が凹むように湾曲
させる紙葉類曲げ機構9が配置されている。さら
に、紙葉類束搬送路4の終端部他側には、刃付掛
止部10aを先端に備え上記紙葉類曲げ機構9に
よつて湾曲された積層状態の紙葉類P…の凹面側
に位置した帯体aの中途部に前記刃付掛止部10
aを引掛け得る帯体切断用引掛部材10が配置さ
れている。
上記紙葉類曲げ機構9は、紙葉類P…の一端側
両側縁部を支承する支持枠11a,11aを有し
た凹型の第1のクランパー11と、この第1のク
ランパー11の支持枠11a,11a間に嵌入し
て紙葉類P…の中央部を押圧する第2のクランパ
ー12を有している。第2のクランパー12は紙
葉類束搬送路4における紙葉類束搬送方向と直交
する方向かつ紙葉類束搬送路4の上面側に水平状
態でその一端部を延出するよう垂直のガイドシヤ
フト13の上端部に取着されている。また、第1
のクランパー11は上記ガイドシヤフト13に上
下動自在に外嵌されたスリーブ14に一体的に取
着されているとともに一端下面部は駆動軸15に
よつて駆動される偏心カム16のカム面16aに
当接している。しかして、偏心カム16の偏心回
転に伴つて第1のクランパー11が上下動し、第
1のクランパー11の下限位置においては第3図
に示すようにその両支持枠11a,11aの上面
が紙葉類束搬送路4より下方に位置しており、ま
た、上限位置においては第4図に示すように紙葉
類P…を上記第2のクランパー12との間で挟持
するよう所定位置まで上昇した状態となつてい
る。
両側縁部を支承する支持枠11a,11aを有し
た凹型の第1のクランパー11と、この第1のク
ランパー11の支持枠11a,11a間に嵌入し
て紙葉類P…の中央部を押圧する第2のクランパ
ー12を有している。第2のクランパー12は紙
葉類束搬送路4における紙葉類束搬送方向と直交
する方向かつ紙葉類束搬送路4の上面側に水平状
態でその一端部を延出するよう垂直のガイドシヤ
フト13の上端部に取着されている。また、第1
のクランパー11は上記ガイドシヤフト13に上
下動自在に外嵌されたスリーブ14に一体的に取
着されているとともに一端下面部は駆動軸15に
よつて駆動される偏心カム16のカム面16aに
当接している。しかして、偏心カム16の偏心回
転に伴つて第1のクランパー11が上下動し、第
1のクランパー11の下限位置においては第3図
に示すようにその両支持枠11a,11aの上面
が紙葉類束搬送路4より下方に位置しており、ま
た、上限位置においては第4図に示すように紙葉
類P…を上記第2のクランパー12との間で挟持
するよう所定位置まで上昇した状態となつてい
る。
第1のクランパー11の両支持枠11a,11
a間の間隔は紙葉類Pの幅より若干狭くなつてお
り、第1のクランパー11の上昇動作に伴つて紙
葉類P…は第4図に示すように両側縁が上方に指
向するよう湾曲した状態となるとともに紙葉類P
の上面側に対応する帯体aの一部が弓の弦のよう
に緊張されるようになつている。
a間の間隔は紙葉類Pの幅より若干狭くなつてお
り、第1のクランパー11の上昇動作に伴つて紙
葉類P…は第4図に示すように両側縁が上方に指
向するよう湾曲した状態となるとともに紙葉類P
の上面側に対応する帯体aの一部が弓の弦のよう
に緊張されるようになつている。
また、紙葉類曲げ機構9の紙葉類保持部、すな
わち、第1、第2のクランパー11,12は図示
しないリンク機構によりガイドシヤフト13を回
動中心として90度回動偏位し得る構成となつてい
る。
わち、第1、第2のクランパー11,12は図示
しないリンク機構によりガイドシヤフト13を回
動中心として90度回動偏位し得る構成となつてい
る。
また、上記帯体切断用引掛部材10は紙葉類束
搬送路4の上面側かつ弓の弦のように緊張された
帯体aの一部に引掛り得る高さに配置されている
とともに図示しないシリンダ等のスライド装置を
介して帯体巻掛方向と直結する方向、すなわち、
紙網類束搬送方向と直交する方向にスライドし得
る構成となつている。このとき、引掛部材10の
刃付掛止部10aは帯体aの把束位置より反引抜
方向側に変位した位置から帯体aを切断するのに
充分な位置までの間を移動するようになつてい
る。そして、帯体aを切断する破帯機構17を構
成している。
搬送路4の上面側かつ弓の弦のように緊張された
帯体aの一部に引掛り得る高さに配置されている
とともに図示しないシリンダ等のスライド装置を
介して帯体巻掛方向と直結する方向、すなわち、
紙網類束搬送方向と直交する方向にスライドし得
る構成となつている。このとき、引掛部材10の
刃付掛止部10aは帯体aの把束位置より反引抜
方向側に変位した位置から帯体aを切断するのに
充分な位置までの間を移動するようになつてい
る。そして、帯体aを切断する破帯機構17を構
成している。
また、このように構成された破帯機構17の近
傍には、破帯機構17によつて切断される帯体a
を予め保持する帯体保持機構18が配置されてい
る。この帯体保持機構18は図示しない電磁弁を
介して真空源と連通するとともに保持部としての
先端吸着部19aを帯体aに対向させた吸引パイ
プ19を有し、帯体aをバキユーム吸着するよう
になつている。上記吸引パイプ19の他端垂直部
は回転自在なホルダ20によつて保持されてお
り、ホルダ20がリンク機構21を介して回動す
るこにより吸引パイプ19が一体的に変位して先
端吸着部19aが帯体集積箱22の上方に位置す
るようになつている。
傍には、破帯機構17によつて切断される帯体a
を予め保持する帯体保持機構18が配置されてい
る。この帯体保持機構18は図示しない電磁弁を
介して真空源と連通するとともに保持部としての
先端吸着部19aを帯体aに対向させた吸引パイ
プ19を有し、帯体aをバキユーム吸着するよう
になつている。上記吸引パイプ19の他端垂直部
は回転自在なホルダ20によつて保持されてお
り、ホルダ20がリンク機構21を介して回動す
るこにより吸引パイプ19が一体的に変位して先
端吸着部19aが帯体集積箱22の上方に位置す
るようになつている。
また、前記紙葉類処理装置の一枚取出部2はつ
ぎのように構成されている。すなわち、第2図に
示すように紙葉類束搬送路4の終端近傍には、紙
葉類曲げ機構9の第1、第2のクランパー11,
12の回動変位動作に伴つて運ばれた積層状態の
紙葉類P…を支承する取出バツクアツプ23が配
置されている。この取出バツクアツプ23は図示
しない機構により上下動自在となつており、紙葉
類曲げ機構9からの搬入動作を妨げない位置に下
降したり真空吸引式取出ローラ24に最上端の紙
葉類Pの取出し側端が接するよう上昇し得るよう
になつている。
ぎのように構成されている。すなわち、第2図に
示すように紙葉類束搬送路4の終端近傍には、紙
葉類曲げ機構9の第1、第2のクランパー11,
12の回動変位動作に伴つて運ばれた積層状態の
紙葉類P…を支承する取出バツクアツプ23が配
置されている。この取出バツクアツプ23は図示
しない機構により上下動自在となつており、紙葉
類曲げ機構9からの搬入動作を妨げない位置に下
降したり真空吸引式取出ローラ24に最上端の紙
葉類Pの取出し側端が接するよう上昇し得るよう
になつている。
また、取出バツクアツプ23の上方には検知レ
バー25が配置されているとともにこの検知レバ
ー25の近傍に光軸が通過するよう近接スイツチ
(図示しない)が配置されていて、上昇してきた
紙葉類P…の最上端を検出して、取出ローラ24
による取出ローラ24による取出しに都合がよい
位置になるよう常に取出バツクアツプ23が制御
されている。また、取出バツクアツプ23上の紙
葉類P…が全て取出されると上記検知レバー25
の下端が取出バツクアツプ23に穿設された透孔
26内に落ち込んで上記近傍スイツチの光軸を遮
り、近接スイツチからの信号によつて上記取出バ
ツクアツプ23が最下端位置まで下降するように
なつている。
バー25が配置されているとともにこの検知レバ
ー25の近傍に光軸が通過するよう近接スイツチ
(図示しない)が配置されていて、上昇してきた
紙葉類P…の最上端を検出して、取出ローラ24
による取出ローラ24による取出しに都合がよい
位置になるよう常に取出バツクアツプ23が制御
されている。また、取出バツクアツプ23上の紙
葉類P…が全て取出されると上記検知レバー25
の下端が取出バツクアツプ23に穿設された透孔
26内に落ち込んで上記近傍スイツチの光軸を遮
り、近接スイツチからの信号によつて上記取出バ
ツクアツプ23が最下端位置まで下降するように
なつている。
つぎに、上記実施例の動作を説明する。まず、
紙葉類束搬送路4にはその起端側に配置された紙
葉類束供給部(図示しない)から紙葉類束P′…が
順次供給される。この紙葉類束P′…は第1図で示
すように移送ピン対8,8と8,8との間かつ長
手方向両端部をフロア6の両端縁から突出する状
態で供給される。このとき、帯体aが長手方向中
央でなく第1図に示すように一端側にずれた位置
にある場合には、帯体aの巻掛けられていない端
側をクランプするよう紙葉類曲げ機構9側に対応
させた状態に供給する。このことにより帯体aの
一端が紙葉類Pの間に入つている場合帯体aが引
き出され易くなる。しかして、紙葉類束搬送路4
内すなわちフロア6上に供給された紙葉類束P′…
は移送ピン対8,8…の間欠移動に伴つて1ピツ
チずつ間欠移送され、紙葉類束搬送路4の終端部
に対応して配置された解帯装置5に対向する。
紙葉類束搬送路4にはその起端側に配置された紙
葉類束供給部(図示しない)から紙葉類束P′…が
順次供給される。この紙葉類束P′…は第1図で示
すように移送ピン対8,8と8,8との間かつ長
手方向両端部をフロア6の両端縁から突出する状
態で供給される。このとき、帯体aが長手方向中
央でなく第1図に示すように一端側にずれた位置
にある場合には、帯体aの巻掛けられていない端
側をクランプするよう紙葉類曲げ機構9側に対応
させた状態に供給する。このことにより帯体aの
一端が紙葉類Pの間に入つている場合帯体aが引
き出され易くなる。しかして、紙葉類束搬送路4
内すなわちフロア6上に供給された紙葉類束P′…
は移送ピン対8,8…の間欠移動に伴つて1ピツ
チずつ間欠移送され、紙葉類束搬送路4の終端部
に対応して配置された解帯装置5に対向する。
紙葉類束P′が解帯装置5に対向して停止すると
紙葉類曲げ機構9の偏心カム16が回転して凹型
の第1のクランパー11が押上げられ、第4図に
示すように紙葉類束P′の帯体aの巻掛けられてい
ない端側を第2のクランパー12との間で挟持し
て紙葉類P…全体を湾曲させるとともに所定位置
まで紙葉類束P′を持上げる。このとき、帯体aの
弓の弦のようになつている部分が帯体保持機構1
8の吸引パイプ19の先端吸着部19aに接触
し、この時点で電磁バルブが開いて帯体aがバキ
ユーム吸着されて保持される。ついで、破帯機構
17の帯体切断用引掛部材10が後帯して帯体a
を切断する。帯体aの切断が完了すると紙葉類曲
げ機構9の第1、第2のクランパー11,12が
紙葉類P…を挟持したまま図示しないリンク機構
を介して回転し、紙葉類P…を一枚取出部2の取
出バツクアツプ23上に運ぶとともに紙葉類P…
と帯体aとを分離する。
紙葉類曲げ機構9の偏心カム16が回転して凹型
の第1のクランパー11が押上げられ、第4図に
示すように紙葉類束P′の帯体aの巻掛けられてい
ない端側を第2のクランパー12との間で挟持し
て紙葉類P…全体を湾曲させるとともに所定位置
まで紙葉類束P′を持上げる。このとき、帯体aの
弓の弦のようになつている部分が帯体保持機構1
8の吸引パイプ19の先端吸着部19aに接触
し、この時点で電磁バルブが開いて帯体aがバキ
ユーム吸着されて保持される。ついで、破帯機構
17の帯体切断用引掛部材10が後帯して帯体a
を切断する。帯体aの切断が完了すると紙葉類曲
げ機構9の第1、第2のクランパー11,12が
紙葉類P…を挟持したまま図示しないリンク機構
を介して回転し、紙葉類P…を一枚取出部2の取
出バツクアツプ23上に運ぶとともに紙葉類P…
と帯体aとを分離する。
紙葉類P…が取出バツクアツプ23上に対向す
るとカム16が再び回転して第1のクランパー1
1が下降することにより挟持状態が解かれるとと
もに取出バツクアツプ23上に載置される。つい
で、第1、第2のクランパー11,12が紙葉類
束搬送路4に対向する位置に戻る。
るとカム16が再び回転して第1のクランパー1
1が下降することにより挟持状態が解かれるとと
もに取出バツクアツプ23上に載置される。つい
で、第1、第2のクランパー11,12が紙葉類
束搬送路4に対向する位置に戻る。
一方、切断されて吸引パイプ19の先端吸着部
に吸着保持された状態にある帯体aはホルダ20
がリンク機構21によつて回転されることにより
帯体集積箱22上に運ばれるとともに前記電磁弁
が閉になつて吸引パイプ19が大気開放となり帯
体集積箱22内に自然落下する。こののち、吸引
パイプ19が紙葉類束搬送路4に対向する位置に
戻る。
に吸着保持された状態にある帯体aはホルダ20
がリンク機構21によつて回転されることにより
帯体集積箱22上に運ばれるとともに前記電磁弁
が閉になつて吸引パイプ19が大気開放となり帯
体集積箱22内に自然落下する。こののち、吸引
パイプ19が紙葉類束搬送路4に対向する位置に
戻る。
また、一枚取出部2の取出バツクアツプ23上
に移された紙葉類P…は取出バツクアツプ23が
上昇して最上端の紙葉類Pから順次1枚ずつ取出
されることになる。
に移された紙葉類P…は取出バツクアツプ23が
上昇して最上端の紙葉類Pから順次1枚ずつ取出
されることになる。
一方、解帯された紙葉類P…が一枚取出部2に
供給されると後続の紙葉類束P′が移送ピン対8,
8…の移動に伴つて解帯装置5に対向して停止し
前述の解帯動作が行なわれる。
供給されると後続の紙葉類束P′が移送ピン対8,
8…の移動に伴つて解帯装置5に対向して停止し
前述の解帯動作が行なわれる。
そして、一枚取出部2から紙葉類Pが全部取出
されたことを知らせる信号が送られると取出バツ
クアツプ23が下降し、上下クランパー11,1
2が紙葉類P…を挟持した状態で回動して紙葉類
P…が一枚取出部2に供給される。
されたことを知らせる信号が送られると取出バツ
クアツプ23が下降し、上下クランパー11,1
2が紙葉類P…を挟持した状態で回動して紙葉類
P…が一枚取出部2に供給される。
以上の動作を繰返すことにより、帯体aによつ
て把束された積層状態の紙葉類P…を自動的に解
帯したのち、一枚取出部2に順次供給されること
になる。
て把束された積層状態の紙葉類P…を自動的に解
帯したのち、一枚取出部2に順次供給されること
になる。
なお、紙葉類を動かすことにより帯体を紙葉類
から分離する手段として紙葉類曲げ機構の紙葉類
保持部を移動させるようにしたから、動作に切れ
目が生じることなくスムースに行える。
から分離する手段として紙葉類曲げ機構の紙葉類
保持部を移動させるようにしたから、動作に切れ
目が生じることなくスムースに行える。
また、帯体保持機構の帯体保持手段としてバキ
ユーム吸着を用いたため、帯体の保持、放出を確
実に行なえるものである。
ユーム吸着を用いたため、帯体の保持、放出を確
実に行なえるものである。
以上説明したように、本発明によれば、積層状
態で帯把束してなる紙葉類束の帯体を自動的かつ
確実に解帯でき、一枚取出部等への自動供給を可
能とし得るといつた効果を奏する。
態で帯把束してなる紙葉類束の帯体を自動的かつ
確実に解帯でき、一枚取出部等への自動供給を可
能とし得るといつた効果を奏する。
また、破帯機構によつて切断される帯体を予め
保持する帯体保持機構を設け、この帯体保持状態
において、紙葉類を動かすことにより、帯体を紙
葉類から分離するようにしたから、確実に紙葉類
のみを一枚取出部等に供給できるといつた効果を
奏する。
保持する帯体保持機構を設け、この帯体保持状態
において、紙葉類を動かすことにより、帯体を紙
葉類から分離するようにしたから、確実に紙葉類
のみを一枚取出部等に供給できるといつた効果を
奏する。
第1図は帯体によつて把束された紙葉類束の斜
視図、第2図は本発明の一実施例を採用した紙葉
類供給装置の概略的斜視図、第3図は同実施例の
側面図、第4図は同じく紙葉類を曲げた動作状態
を示す正面図である。 P′……紙葉類束、P……紙葉類、a……帯体、
5……解帯装置、9……紙葉類曲げ機構、10…
…帯体切断用引掛部材、11……第1のクランパ
ー、12……第2のクランパー、17……破帯機
構、18……帯体保持機構。
視図、第2図は本発明の一実施例を採用した紙葉
類供給装置の概略的斜視図、第3図は同実施例の
側面図、第4図は同じく紙葉類を曲げた動作状態
を示す正面図である。 P′……紙葉類束、P……紙葉類、a……帯体、
5……解帯装置、9……紙葉類曲げ機構、10…
…帯体切断用引掛部材、11……第1のクランパ
ー、12……第2のクランパー、17……破帯機
構、18……帯体保持機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯体によつて把束された積層状態の紙葉類の
両側部を支承する支持枠を備えた第1のクランパ
ーおよび紙葉類の中央部を押して第1のクランパ
ーとの間で挟持する第2のクランパーを有し、上
記帯体との間に〓間を形成するように紙葉類を面
方向に湾曲させる紙葉類曲げ機構と、 この紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛止部を臨ま
せ、上記第1、第2のクランパーによつて挟持さ
れることにより湾曲された積層状態の紙葉類の凹
面側に位置した帯体の中途部に該刃付掛止部を引
掛けて切断する破帯機構とを具備してなる紙葉類
束の解帯装置。 2 帯体によつて把束された積層状態の紙葉類の
両側部を支承する支持枠を備えた第1のクランパ
ーおよび紙葉類の中央部を押して第1のクランパ
ーとの間で挟持する第2のクランパーを有し、上
記帯体との間に〓間を形成するように紙葉類を面
方向に湾曲させる紙葉類曲げ機構と、 この紙葉類曲げ機構の近傍に刃付掛止部を臨ま
せ、上記第1、第2のクランパーによつて挟持さ
れることにより湾曲された積層状態の紙葉類の凹
面側に位置した帯体の中途部に該刃付掛止部を引
掛けて切断する破帯機構と、 この破帯機構によつて切断される帯体に対向す
る保持部を有し、該保持部により切断される帯体
を予め保持する帯体保持機構と、この帯体保持機
構によつて切断された状態において、上記紙葉類
を動かすことにより帯体を紙葉類から分離する手
段とを具備してなる紙葉類束の解帯装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6241680A JPS56161928A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Band untieing device for paper sheet bundle |
DE3118113A DE3118113C2 (de) | 1980-05-12 | 1981-05-07 | Vorrichtung zum Entfernen von Banderolen von banderolierten Papierblattstapeln |
US06/261,936 US4404723A (en) | 1980-05-12 | 1981-05-08 | Apparatus for taking off a band wound about a paper sheet bundle |
GB8114929A GB2076356B (en) | 1980-05-12 | 1981-05-15 | Container carrier preform strips |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6241680A JPS56161928A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Band untieing device for paper sheet bundle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56161928A JPS56161928A (en) | 1981-12-12 |
JPH0146378B2 true JPH0146378B2 (ja) | 1989-10-06 |
Family
ID=13199516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6241680A Granted JPS56161928A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Band untieing device for paper sheet bundle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56161928A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130911U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | オ−クラ輸送機株式会社 | バンド切り装置 |
-
1980
- 1980-05-12 JP JP6241680A patent/JPS56161928A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56161928A (en) | 1981-12-12 |
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