JP2007174771A - Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法 - Google Patents

Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007174771A
JP2007174771A JP2005367132A JP2005367132A JP2007174771A JP 2007174771 A JP2007174771 A JP 2007174771A JP 2005367132 A JP2005367132 A JP 2005367132A JP 2005367132 A JP2005367132 A JP 2005367132A JP 2007174771 A JP2007174771 A JP 2007174771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
state
delay
flip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005367132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4640985B2 (ja
Inventor
Morihito Hasegawa
守仁 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005367132A priority Critical patent/JP4640985B2/ja
Priority to TW95106348A priority patent/TWI309497B/zh
Priority to US11/369,003 priority patent/US7268448B2/en
Priority to CNB2006100570725A priority patent/CN100461595C/zh
Publication of JP2007174771A publication Critical patent/JP2007174771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640985B2 publication Critical patent/JP4640985B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0067Converter structures employing plural converter units, other than for parallel operation of the units on a single load
    • H02M1/008Plural converter units for generating at two or more independent and non-parallel outputs, e.g. systems with plural point of load switching regulators

Abstract

【課題】スイッチング周波数差による可聴騒音の発生を防止し、入力電源リップル電圧の増大を防止可能であるコンパレータ制御型DC−DCコンバータの制御回路および制御方法を提供すること。
【解決手段】位相比較器FCは、出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて、比較結果信号CONTを出力する。遅延回路DLY2は、比較結果信号CONTに応じて、遅延時間を調整するフィードバック制御を行う。そして遅延回路DLY2は、出力信号SQB2の立ち下がりエッジの入力時から所定の遅延時間の経過後に遅延信号FR2を出力する。所定時間経過後の時間t16においては、遅延信号FR1の周期TT1と出力信号FP2の周期TT2bとが一致し、かつ、遅延信号FR1と出力信号FP2との位相差がゼロとなるような遅延時間DT2bが得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンパレータ制御型DC−DCコンバータの制御回路および制御方法に関し、特にメインスイッチングトランジスタのスイッチング制御や、動作周波数の制御に関するものである。
負荷急変に高速応答できる制御方式としてDC−DCコンバータの出力電圧を基準電圧と比較してメインスイッチングトランジスタのオン/オフを制御するコンパレータ制御PFM方式のDC−DCコンバータがある。
尚、上記の関連技術として特許文献1および2が開示されている。
特表2005−518775号公報 特開2005−12868号公報
しかし、コンパレータ制御PFM方式のDC−DCコンバータは、回路の時定数や負荷に依存して発振周波数が変動する。よって複数のDC−DCコンバータを動作させると、DC−DCコンバータ間の動作周波数の差に起因して、スイッチング周波数差による可聴騒音の発生が発生する場合があるため問題である。また動作周波数の変動により、メインスイッチングトランジスタの同時オン/オフが行われると、入力電源リップル電圧が増大するため問題である。これらはシステムにとって好ましくない現象である。
本発明は前記背景技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、スイッチング周波数差による可聴騒音の発生を防止することや、メインスイッチングトランジスタの同時オン/オフによる入力電源リップル電圧の増大を防止することが可能であるDC−DCコンバータ制御回路およびDC−DCコンバータの制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明におけるDC−DCコンバータ制御回路では、出力電圧と第1基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1基準電圧を横切る場合を検出して検出信号を出力する第1比較器と、メインスイッチングトランジスタを制御するフリップフロップであって、前記検出信号に応じて第1状態から第2状態に遷移するフリップフロップと、外部から入力される位相基準信号と前記検出信号との位相差を検出し、該位相差に応じた位相差信号を出力する位相比較器と、前記フリップフロップの出力と入力との間に接続され、前記位相差信号が入力されるディレイ回路とを備え、前記ディレイ回路は、前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相よりも進んでいる場合には、前記フリップフロップの前記第1状態から前記第2状態への遷移時に前記フリップフロップから入力される遷移信号に対して、位相の進み量に応じて増加された遅延時間を付与した上で前記フリップフロップへ出力し、前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相よりも遅れている場合には、前記遷移信号に対して、位相の遅れ量に応じて減少された前記遅延時間を付与した上で前記フリップフロップへ出力し、前記フリップフロップは、前記遅延時間が付与された前記遷移信号が入力されることに応じて前記第2状態から前記第1状態へ遷移することを特徴とする。
第1比較器は、出力電圧が第1基準電圧を横切る場合を検出して検出信号を出力する。出力電圧が第1基準電圧よりも低くなるタイミングを検出する場合と、出力電圧が第1基準電圧よりも高くなるタイミングを検出する場合とがある。フリップフロップは、検出信号に応じて、メインスイッチングトランジスタをスイッチング制御する。フリップフロップは、検出信号に応じて第1状態から第2状態に遷移する。位相比較器は、外部から入力される位相基準信号と検出信号との位相差を検出し、該位相差に応じた位相差信号を出力する。ここで位相基準信号は、例えば、他のDC−DCコンバータのメインスイッチングトランジスタの制御信号でもよいし、発振器から出力されるクロック信号でもよい。DC−DCコンバータは、回路の時定数や負荷に応じた発振周波数で動作するため、検出信号は所定の周期を有した信号となる。ディレイ回路は、フリップフロップの出力と入力との間に接続され、位相差信号が入力される。
検出信号が、出力電圧が第1基準電圧よりも低くなるタイミングを検出する信号である場合には、フリップフロップが第1状態のときはメインスイッチングトランジスタは非導通状態とされ、フリップフロップが第2状態のときはメインスイッチングトランジスタは導通状態とされる。そしていわゆる固定オン時間式のコンパレータ制御方式DC−DCコンバータが構成される。一方、検出信号が、出力電圧が第1基準電圧よりも高くなるタイミングを検出する信号である場合には、フリップフロップが第1状態のときはメインスイッチングトランジスタは導通状態とされ、フリップフロップが第2状態のときはメインスイッチングトランジスタは非導通状態とされる。そしていわゆる固定オフ時間式のコンパレータ制御方式DC−DCコンバータが構成される。
検出信号が位相基準信号よりも進んでいる場合には、位相基準信号の周期よりも検出信号の周期の方が短いと判断される。よってディレイ回路は、フリップフロップの第1状態から第2状態への遷移時にフリップフロップから入力される遷移信号に対して、位相の進み量に応じて増加された遅延時間を付与した上でフリップフロップへ出力する。フリップフロップは、遅延時間が付与された遷移信号が入力されることに応じて、第2状態から第1状態へ遷移するため、遅延時間が増加されると、フリップフロップが第2状態である時間が長くされる。オン時間固定式のDC−DCコンバータの場合には、第2状態が長くされると、メインスイッチングトランジスタが導通状態とされる時間が長くなるため、出力電圧の上昇量が多くなる。すると、メインスイッチングトランジスタが非導通状態とされたときに、出力電圧が第1基準電圧まで低下するまでの時間が長くなるため、検出信号の周期が長くなる。また同様に、オフ時間固定式のDC−DCコンバータの場合には、第2状態が長くされると、メインスイッチングトランジスタが非導通状態とされる時間が長くなるため、出力電圧の低下量が多くなる。すると、メインスイッチングトランジスタが導通状態とされたときに、出力電圧が第1基準電圧まで上昇するまでの時間が長くなるため、検出信号の周期が長くなる。
一方、検出信号が位相基準信号よりも遅れている場合には、位相基準信号の周期よりも検出信号の周期の方が長いと判断される。よってディレイ回路は、遷移信号に対して、位相の遅れ量に応じて減少された遅延時間を付与した上でフリップフロップへ出力する。遅延時間が減少されると、フリップフロップが第2状態である時間が短くされる。オン時間固定式のDC−DCコンバータの場合には、第2状態が短いと、出力電圧の上昇量が少なくなるため、検出信号の周期が短くなる。またオフ時間固定式のDC−DCコンバータの場合には、第2状態が短いと、出力電圧の下降量が少なくなるため、検出信号の周期が短くなる。
以上より、検出信号と位相基準信号との位相差に応じて、検出信号の周期を調整するフィードバック制御が行われることにより、位相基準信号の周期と検出信号の周期とを一致させ、かつ、位相基準信号と検出信号との位相差がゼロとなるような遅延時間を得ることができる。
これにより、DC−DCコンバータの発振周波数を位相基準信号の周波数に一致させるように制御することが可能となる。よって位相基準信号の周波数とDC−DCコンバータの発振周波数との周波数差に起因する可聴騒音の発生を防止することが可能となる。また位相基準信号の周波数を適宜に設定することで、DC−DCコンバータの発振周波数を所定周波数に制御することが可能となる。
またこれにより、検出信号と位相基準信号との同期を取ることが可能となる。よって例えば、位相基準信号と検出信号とを用いて別々のDC−DCコンバータのスイッチング制御を行う場合には、メインスイッチングトランジスタの同時オン/オフが発生することを防止することができるため、入力電源リップル電圧の増大を防止することができる。
本発明のコンパレータ制御方式DC−DCコンバータの制御回路および制御方法によれば、スイッチング周波数差による可聴騒音の発生を防止することや、メインスイッチングトランジスタの同時オン/オフによる入力電源リップル電圧の増大を防止することが可能となる。
図1は、本発明に係るコンパレータ方式のDC−DCコンバータ1および2の回路図である。DC−DCコンバータ1および2は、共通の制御部3を備える。まずDC−DCコンバータ1の構成を説明する。図1において、スイッチング素子であるトランジスタFET1の入力端子に入力Vinが接続され、トランジスタFET1の出力端子にチョークコイルL1の入力端子が接続される。チョークコイルL1の出力端子からは出力電圧Vout1が出力される。またトランジスタFET1の制御端子には制御部3の出力端子DH1が接続される。同期整流スイッチ回路であるトランジスタFET2の入力端子はグランドに接地され、出力端子はチョークコイルL1の入力端子に接続される。またトランジスタFET2の制御端子には制御部3の出力端子DL1が接続される。チョークコイルL1の出力端子とグランドとの間には、平滑コンデンサC1が接続される。またチョークコイルL1の出力端子は、制御部3の入力端子FB1に接続される。
制御部3では、入力端子FB1端子とグランド間に抵抗素子R1およびR2がノードN1を介して直列接続される。電圧比較器COMP1の反転入力端子にはノードN1が接続され、非反転入力端子には基準電圧e1が接続される。電圧比較器COMP1の出力信号FP1はフリップフロップFF1のセット入力端子Sに入力される。フリップフロップFF1の非反転出力端子Q1は制御部3の出力端子DH1を介して、メインスイッチングトランジスタFET1に接続される。また反転出力端子*Q1は出力端子DL1に接続されると共に、遅延回路DLY1を介して、フリップフロップFF1のリセット入力端子Rに接続される。遅延回路DLY1には出力信号SQB1が入力され、遅延回路DLY1からは遅延信号FR1が出力される。
またDC−DCコンバータ2の構成を説明する。DC−DCコンバータ2は、位相比較器FCを備える。位相比較器FCの一方の入力端子には、遅延回路DLY1の出力端子が接続され、遅延信号FR1が入力される。また位相比較器FCの他方の入力端子には、電圧比較器COMP2の出力端子が接続され、出力信号FP2が入力される。位相比較器FCの出力端子は遅延回路DLY2に接続され、位相比較器FCから出力される比較結果信号CONTは遅延回路DLY2に入力される。DC−DCコンバータ2のその他の構成については、DC−DCコンバータ1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
位相比較器FCの構成を図2に示す。位相比較器FCは、位相検出部21と積分部22とを備える。位相検出部21はフリップフロップFF11およびFF12、アンドゲートAND1およびAND2、トランジスタM1およびM2を備える。フリップフロップFF12のリセット入力端子Rには、遅延信号FR1が入力され、またセット入力端子Sには、アンドゲートAND2の出力端子が接続される。アンドゲートAND2には、フリップフロップFF11の出力端子*Qから出力される信号ΦP、および出力信号FP2が入力される。フリップフロップFF12の出力端子Qからは、信号ΦRが出力される。電源電圧Vddと接地電圧Vssとの間に、トランジスタM1およびM2が接続される。トランジスタM1のゲートには、信号ΦPが入力される。トランジスタM2のゲートには、信号ΦRが入力される。両トランジスタのドレインは共通に接続された上で、積分部22に接続される。積分部22は抵抗素子RIとキャパシタCIとを備える。遅延時間発生回路32からは、比較結果信号CONTが出力される。また、フリップフロップFF11についての接続関係については、フリップフロップFF12と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
遅延回路DLY1の構成を図3を用いて説明する。DLY1は、定電流回路CG、コンデンサC11、電圧比較器COMP11、基準電圧Vref、トランジスタM15を備える。電圧比較器COMP11の非反転入力端子には、定電流回路CGの出力端子、トランジスタM15のドレイン端子、およびコンデンサC11の一端が接続される。トランジスタM15のソース端子は接地され、ゲート端子は反転出力端子*Q2に接続される。また電圧比較器COMP11の反転入力端子には、基準電圧Vrefが入力される。電圧比較器COMP11からは、遅延信号FR1が出力される。
遅延回路DLY2の構成を図4を用いて説明する。遅延回路DLY2は、遅延時間制御回路31と遅延時間発生回路32を備える。遅延時間制御回路31は抵抗素子R11、トランジスタM11乃至M14を備える。トランジスタM11とM12、およびトランジスタM13とM14はそれぞれカレントミラ回路を構成する。抵抗素子R11には比較結果信号CONTが入力される。また遅延時間発生回路32は、図3に示す遅延回路DLY1と同様の構成を備えるため、詳細な説明はここでは省略する。
DC−DCコンバータ1および2が、固定オン時間式のDC−DCコンバータである場合における動作を説明する。重負荷状態であり、DC−DCコンバータの動作が定常状態の場合を考える。まずDC−DCコンバータ1の動作を、図5のタイミングチャートを用いて説明する。なお図5において実際には、トランジスタFET1およびFET2のスイッチング動作と、ノードN1の電圧値である分圧値VN1の変化タイミングとの間には位相のずれが存在するが、説明の便宜上、位相のずれがないものとして説明する。
図1に備えられる制御部3の電圧比較器COMP1は、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vout1を分圧した分圧値VN1と基準電圧e1と比較し、分圧値VN1が基準電圧e1よりも高いときはローレベルを出力し、出力電圧Voutが基準電圧e1よりも低いときはハイレベルを出力する。時間t10(図5)において分圧値VN1が基準電圧e1よりも低くなると、電圧比較器COMP1はハイレベルの出力信号FP1を出力してフリップフロップFF1をセットする。フリップフロップFF1がセットされるとトランジスタFET1がオンし、入力VinからチョークコイルL1を介して負荷に電流が供給され、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vout1が上昇するため、分圧値VN1も上昇する(矢印Y10)。
またフリップフロップFF1がセット状態とされることに応じて、反転出力端子*Q1から出力される出力信号SQB1はローレベルへ遷移する。ローレベルの出力信号SQB1が遅延回路DLY1に入力されると、遅延回路DLY1で決められた所定の遅延時間DT1が経過した後に、遅延回路DLY1からはハイレベルのパルス信号である遅延信号FR1が出力される(領域A1)。
ここで遅延回路DLY1の動作を、図3を用いて説明する。遅延回路DLY1は、定電流回路CGによるコンデンサC11の充電時間と、トランジスタM15によるコンデンサC11の放電時間とを利用して、出力信号SQB1の立ち下がりエッジの入力時から所定の遅延時間の経過後に、ハイレベルのパルス信号である遅延信号FR1を出力する回路である。出力信号SQB1がハイレベル状態であるとき、トランジスタM15はオン状態となり定電流回路CGの電流i1は全てトランジスタM15に流れ、電圧比較器COMP11の非反転入力端子がグランド電位にクランプされる。よって電圧比較器COMP11から出力される遅延信号FR1はローレベル状態とされる。時間t10において出力信号SQB1がハイレベルからローレベルに遷移すると、トランジスタM15がオフするので、定電流回路CGの電流i1がコンデンサC11を充電する。コンデンサC11の電圧は定電流回路から流入する電流i1とコンデンサC11の時定数で決まる時間で上昇して行くので、コンデンサC11の電圧が基準電圧Vref以上になるまでに所定の時間を必要とする。よって電圧比較器COMP11は、コンデンサC11の電圧が基準電圧Vrefよりも低い間は、ローレベルの遅延信号FR1を出力する。そして時間t11においてコンデンサC11の電圧が基準電圧Vref以上になったときに、電圧比較器COMP11はハイレベルの遅延信号FR1を出力する(領域A1)。
そして時間t11において、出力信号SQB1の立ち上がりエッジに応じて、トランジスタM15がオン状態となる。すると定電流回路CGの電流は全てトランジスタM15に流れると共に、コンデンサC11の電荷も放電されるため、電圧比較器COMP11の反転入力はグランド電位にクランプされる。このときトランジスタM15のオン抵抗は充分に低いので、コンデンサC11は即時に放電される。よってほとんど時間遅延することなく、電圧比較器COMP11の反転入力はグランド電位にクランプされるため、遅延信号FR1はローレベルへ遷移する。これにより、ハイレベルのパルス信号である遅延信号FR1が得られる。
以上より遅延回路DLY1は、出力信号SQB1の立ち下がりエッジの入力時から、定電流回路から流入する電流i1とコンデンサC11の時定数で決まる遅延時間DT1の経過後に、ハイレベルのパルス信号である遅延信号FR1を出力する動作を行うことが分かる。
フリップフロップFF1のリセット入力端子Rにハイレベルの遅延信号FR1が入力されると、フリップフロップFF1はリセット状態に戻り、トランジスタFET1がオフするとともにトランジスタFET2がオンする。するとチョークコイルL1に蓄えられたエネルギはトランジスタFET2を介して負荷に供給される。そしてチョークコイルL1に流れる電流はエネルギーの放出に伴って徐々に減少し、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vout1も徐々に下がるため、分圧値VN1も低下を開始する(矢印Y11)。そして時間t12において、分圧値VN1が基準電圧e1よりも下がると、電圧比較器COMP1がハイレベルを出力してフリップフロップFF1は再びセット状態とされる。上記動作の繰り返しにより、分圧値VN1は、一定の範囲RG1内に制御される。
このとき、入力Vin、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vout1、時間Ton(トランジスタFET1のオンしている時間)、時間Toff(トランジスタFET1がオフしている時間)の間には、以下の関係式が成り立つ。
Vout1=Ton/(Ton+Toff)×Vin ・・・式(1)
次に、DC−DCコンバータ2の動作を、図5のタイミングチャートを用いて説明する。まず、出力信号FP2の位相が遅延信号FR1の位相よりも遅れている場合を説明する。説明の便宜のため、時間t11においては出力信号FP2(領域A2)の立ち上がりエッジと遅延信号FR1(領域A1)の立ち上がりエッジとの位相は一致し、時間T14においては出力信号FP2(領域A4)の立ち上がりエッジの位相が遅延信号FR1(領域A3)の立ち上がりエッジの位相よりも遅れる場合を説明する。
図5の時間t11においてノードN2の電圧値である分圧値VN2が基準電圧e2よりも低くなると、電圧比較器COMP2はハイレベルの出力信号FP2を出力してフリップフロップFF2をセットする(領域A2)。フリップフロップFF2がセットされるとトランジスタFET3がオンし、入力VinからチョークコイルL2を介して負荷に電流が供給され、分圧値VN2が上昇する(矢印Y13)。
またフリップフロップFF2がセット状態とされることに応じて、反転出力端子*Q2から出力される出力信号SQB2はローレベルへ遷移する。ローレベルの出力信号SQB2が遅延回路DLY2に入力されると、遅延回路DLY2で決められた所定の遅延時間DT2が経過した後に、遅延回路DLY2からはハイレベルのパルス信号である遅延信号FR2が出力される(領域A5)。
フリップフロップFF2のリセット入力端子Rにハイレベルの遅延信号FR2が入力されると、フリップフロップFF2はリセット状態に戻り、トランジスタFET3がオフするとともにトランジスタFET4がオンする。するとチョークコイルL2に蓄えられたエネルギはトランジスタFET4を介して負荷に供給される。そしてチョークコイルL2に流れる電流はエネルギーの放出に伴って徐々に減少し、分圧値VN2も低下を開始する(矢印Y14)。そして時間t14において、分圧値VN2が基準電圧e2よりも低下し、出力信号FP2が出力される(領域A4)。
このとき出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期TT2は、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの周期TT1に比して大きくなる。すなわち、DC−DCコンバータ1と2との発信周波数に差が発生する。すると、当該周波数差に起因して可聴ノイズが発生するおそれがあり問題である。また出力信号FP1とFP2との同期を取ることができないため、トランジスタFET1とFET3とが同時オン/オフする事態を防止することができない。すると入力電源リップル電圧の増大などシステムに取って好ましくない現象を起こすおそれがあり問題である。これらの問題を解消するために備えられた位相比較器FCを、以下説明する。
位相比較器FCの回路構成を図2に示す。位相比較器FCは、出力信号FP2の立ち上がりエッジの入力タイミングが、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの入力タイミングよりも速いときを、出力信号FP2の位相進みとして検出する。この場合、出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期は、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの周期よりも位相進み量に応じて短いと判断される。一方、位相比較器FCは、出力信号FP2の立ち上がりエッジの入力タイミングが、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの入力タイミングよりも遅いときを、出力信号FP2の位相遅れとして検出する。この場合、出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期は、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの周期よりも位相遅れ量に応じて長いと判断される。
時間t13において、アンドゲートAND1(図2)には、ハイレベルの遅延信号FR1と、ハイレベルの信号*ΦRが入力される。よってアンドゲートAND1から出力されるハイレベルの信号が、フリップフロップFF11のセット入力端子Sに入力される。するとフリップフロップFF11はセット状態とされ、信号ΦPはローレベルに遷移する(矢印Y16)。
次に時間t14において、遅延信号FR1に対して期間P1分位相が遅れたハイレベルの出力信号FP2が、フリップフロップFF11のリセット入力端子Rに入力される。よってフリップフロップFF11はリセットされ、信号ΦPはハイレベルに遷移する(矢印Y17)。これによりフリップフロップFF11によって、遅延信号FR1から出力信号FP2の位相遅れ量である期間P1と同時間の負のパルス信号である、信号ΦPを作ることが可能となる。信号ΦPがローレベルである期間中は、位相検出部21から出力されるPMW信号DOがハイレベルとされる。すなわち位相検出部21は、出力信号FP2の位相が遅延信号FR1の位相よりも遅れているとき、その位相差分の長さのハイレベル信号を出力するPWM回路の働きを行う。
積分部22のキャパシタCIは、期間P1においてハイレベルのPMW信号DOが入力されることに応じて充電される。よって積分部22の出力である比較結果信号CONTの電圧値は、トランジスタM1の導通時間に応じて上昇する。これにより積分部22では、PMW信号DOを積分して、PWM信号に比例する電圧を有する比較結果信号CONTとして取り出す動作が行われる。比較結果信号CONTは遅延回路DLY2(図4)に入力される。
次に遅延回路DLY2の動作を図4を用いて説明する。遅延回路DLY2は、出力信号SQB2の立ち下がりエッジの入力時から所定の遅延時間の経過後に、ハイレベルのパルス信号である遅延信号FR2を出力する回路である。比較結果信号CONTは、遅延回路DLY2の遅延時間制御回路31に入力される。トランジスタM11には、比較結果信号CONTに比例した電流i2が流れる。トランジスタM11とM12はカレントミラ回路であるのでトランジスタM12にも電流i2が流れる。トランジスタM12の流れる電流とトランジスタM13に流れる電流は同じであるのでトランジスタM13にも電流i2が流れ、トランジスタM13とM14はカレントミラ回路であるのでトランジスタM14にも電流i2が流れる。トランジスタM14は定電流回路CGに並列に接続されているので、遅延回路のコンデンサC11を充電する電流は、定電流回路CGの電流i1と電流i2との合計となる。従って、比較結果信号CONTの電圧値に比例して、コンデンサC11の充電時間が短くなる。以上より、比較結果信号CONTの電圧値が高くなると遅延時間が短くなり、電圧値が低くなると遅延時間が長くなることが分かる。
前述したように、比較結果信号CONTの電圧値は、時間t11における値よりも時間t14における値の方が期間P1の長さに応じて高くなっている。よって遅延回路DLY2によって遅延信号FR2に与えられる遅延時間は、比較結果信号CONTの電圧値の上昇に応じて、遅延時間DT2からDT2aへと短くされる。
遅延時間がDT2からDT2aへ減少されると、フリップフロップFF2がセット状態である時間が短くされ、出力電圧Vout2の上昇量が少なくなる。すると分圧値VN2が基準電圧e2まで下降するまでの時間が短くなるため、出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期が周期TT2からTT2aへ短くなる。すなわち出力信号FP2の位相が遅延信号FR1の位相よりも遅れていると、遅延信号FR1の周期TT1よりも出力信号FP2の周期TT2の方が長いと判断され、位相遅れ量に応じて出力信号FP2の周期が周期TT2からTT2aへ短くされる制御が行われる。
以上より、出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて、遅延回路DLY2において付与される遅延時間を調整するフィードバック制御が行われることにより、所定時間経過後の時間t16においては、遅延信号FR1の周期TT1と出力信号FP2の周期TT2bとが一致し、かつ、遅延信号FR1と出力信号FP2との位相差がゼロとなるような遅延時間DT2bが得られる。
一方、出力信号FP2の位相が遅延信号FR1の位相よりも進んでいる場合のDC−DCコンバータ2の動作を、図6のタイミングチャートを用いて説明する。説明の便宜のため、時間t21においては出力信号FP2(領域A12)の立ち上がりエッジと遅延信号FR1(領域A1)の立ち上がりエッジとの位相は一致し、時間t23においては出力信号FP2(領域A14)の立ち上がりエッジの位相が遅延信号FR1(領域A3)の立ち上がりエッジの位相よりも進む場合を説明する。
図6の時間t21においてDC−DCコンバータ2の分圧値VN2が基準電圧e2よりも低くなると、電圧比較器COMP2はハイレベルの出力信号FP2を出力してフリップフロップFF2をセットする(領域A12)。フリップフロップFF2がセットされるとトランジスタFET3がオンし、入力VinからチョークコイルL2を介して負荷に電流が供給され、分圧値VN2が上昇する(矢印Y23)。
またフリップフロップFF2がセット状態とされることに応じて、反転出力端子*Q2から出力される出力信号SQB2はローレベルへ遷移する。ローレベルの出力信号SQB2が遅延回路DLY2に入力されると、遅延回路DLY2で決められた所定の遅延時間DT12が経過した後に、遅延回路DLY2からはハイレベルのパルス信号である遅延信号FR2が出力される(領域A15)。
フリップフロップFF2のリセット入力端子Rにハイレベルの遅延信号FR2が入力されると、フリップフロップFF2はリセット状態に戻り、トランジスタFET3がオフするとともにトランジスタFET4がオンする。するとチョークコイルL2に蓄えられたエネルギはトランジスタFET4を介して負荷に供給される。そしてチョークコイルL2に流れる電流はエネルギーの放出に伴って徐々に減少し、分圧値VN2も低下を開始する(矢印Y24)。そして時間t23において、分圧値VN2が基準電圧e2よりも低下し、出力信号FP2が出力される(領域A14)。
このとき出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期TT12は、遅延信号FR1の立ち上がりエッジの周期TT1に比して小さくなるため、DC−DCコンバータ1と2との発信周波数に差が発生する。
位相比較器FCの動作を説明する。時間t23において、アンドゲートAND2(図2)には、ハイレベルの出力信号FP2と、ハイレベルの信号*ΦPが入力される。よってアンドゲートAND2から出力されるハイレベルの信号が、フリップフロップFF12のセット入力端子Sに入力される。すると信号ΦRはハイレベルに遷移する(矢印Y26)。
次に時間t24において、出力信号FP2に対して期間P2分遅れたハイレベルの遅延信号FR1が、フリップフロップFF12のリセット入力端子Rに入力される。よって信号ΦRはローレベルに遷移する(矢印Y27)。これによりフリップフロップFF12によって、出力信号FP2から遅延信号FR1までの位相遅れ量である期間P2と同時間の正のパルス信号である、信号ΦRを作ることが可能となる。信号ΦRがハイレベルである期間中は、位相検出部21から出力されるPMW信号DOがローレベルとされる。すなわち位相検出部21は、出力信号FP2の位相が遅延信号FR1よりも進んでいるときその時間差分の長さのローレベル信号を出力するPWM回路の働きを行う。
積分部22のキャパシタCIは、期間P2においてローレベルのPMW信号DOが入力されることに応じて放電される。よって積分部22の出力である比較結果信号CONTの電圧値は、トランジスタM2の導通時間に応じて下降する。比較結果信号CONTは遅延回路DLY2(図4)に入力される。
次に遅延回路DLY2の動作を図4を用いて説明する。前述したように、比較結果信号CONTの電圧値が低くされることに応じて、DLYにより付与される遅延時間が長くされる。よって遅延回路DLY2によって遅延信号FR2に与えられる遅延時間は、遅延時間DT12からDT12aへと長くされる。よって出力信号FP2の立ち上がりエッジの周期も、周期TT12からTT12aへと長くされる。遅延時間がDT12からDT12aへ増加されると、フリップフロップFF2がセット状態である時間が長くされ、出力電圧Vout2の上昇量が多くなる。すると分圧値VN2が基準電圧e2まで下降するまでの時間が長くなるため、出力信号FP2の周期が周期TT12からTT12aへ長くなる。すなわち出力信号FP2の位相が遅延信号FR1の位相よりも進んでいると、遅延信号FR1の周期TT1よりも出力信号FP2の周期TT12の方が短いと判断され、位相進み量に応じて出力信号FP2の周期が周期TT12からTT12aへ長くされる制御が行われる。
以上より、出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて、遅延回路DLY2において付与される遅延時間を調整するフィードバック制御が行われることにより、所定時間経過後の時間t26においては、遅延信号FR1の周期TT1と出力信号FP2の周期TT2bとが一致し、かつ、遅延信号FR1と出力信号FP2との位相差がゼロとなるような遅延時間DT2bが得られる。
以上詳細に説明したとおり、本実施形態に係る制御部3を備えるDC−DCコンバータでは、出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて出力信号FP2の周期を調整するフィードバック制御が行われることにより、コンパレータ制御型DC−DCコンバータ2の発振周波数を、DC−DCコンバータ1の発振周波数に一致させる制御が可能となる。よってスイッチング周波数差に起因する可聴騒音の発生を防止することが可能となる。
またこれにより、DC−DCコンバータ1のトランジスタFET1のオフタイミングと、DC−DCコンバータ2のトランジスタFET3のオンタイミングとの同期を取ることが可能となる。よってメインスイッチングトランジスタの同時オン/オフが発生することを防止することができるため、入力電源リップル電圧の増大を防止することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態では固定オン時間式のコンパレータ制御方式DC−DCコンバータについて説明したが、この形態に限られない。固定オフ時間式のコンパレータ制御方式DC−DCコンバータにも本発明を適用できることは言うまでもない。適用回路例を図7に示す。DC−DCコンバータ1aの構成を説明する。電圧比較器COMP1の非反転入力端子にはノードN1が接続され、反転入力端子には基準電圧e1が接続される。電圧比較器COMP1の出力信号FP1はフリップフロップFF1のリセット入力端子Rに入力される。また非反転出力端子Q1は出力端子DH1に接続されると共に、遅延回路DLY1aを介して、フリップフロップFF1のセット入力端子Sに接続される。
またDC−DCコンバータ2aの構成を説明する。DC−DCコンバータ2aは、位相比較器FCを備える。位相比較器FCから出力される比較結果信号CONTは、遅延回路DLY2aに入力される。なおその他の構成については、図1に示すDC−DCコンバータ1、2と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
DC−DCコンバータ1aの分圧値VN1が基準電圧e1よりも高くなると、電圧比較器COMP1はハイレベルの出力信号FP1を出力してフリップフロップFF1をリセットする。フリップフロップFF1がリセットされるとトランジスタFET1がオフ状態とされ、チョークコイルL1に蓄えられたエネルギはトランジスタFET2を介して負荷に供給される。そしてチョークコイルL1に流れる電流はエネルギーの放出に伴って徐々に減少し、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vout1も徐々に下がるため、分圧値VN1も低下を開始する。またフリップフロップFF1のリセットにより、出力信号SQB1aがハイレベルからローレベルに遷移する。遅延回路DLY1aは、出力信号SQB1の立ち下がりエッジの入力時から、所定の遅延時間の経過後に、ハイレベルのパルス信号である遅延信号FR1を出力し、該遅延信号FR1によりフリップフロップFF1がセット状態とされる。するとDC−DCコンバータ1aの分圧値VN1が再度上昇し、基準電圧e1よりも高くなると、電圧比較器COMP1はハイレベルの出力信号FP1を出力してフリップフロップFF1をリセットする。この動作が繰り返されることで、固定オフ時間式のDC−DCコンバータが構成される。
そして遅延回路DLY2aにおいて、出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて、遅延時間を調整するフィードバック制御が行われる。これにより、遅延信号FR1の周期と出力信号FP2の周期とを一致させることができる。また、DC−DCコンバータ1aのトランジスタFET1のオンタイミングと、DC−DCコンバータ2のトランジスタFET3のオフタイミングとの同期を取ることが可能となる。
また本実施形態では、DC−DCコンバータ1と2とのスイッチングタイミングを同期させるとしたが、同期されるDC−DCコンバータは2つに限られず、3つ以上であっても同期を取ることが可能である。コンパレータ制御による固定オン時間方式DC−DCコンバータが複数個ある場合の動作を、図8を用いて説明する。制御部13bは、DC−DCコンバータ1b乃至3bに共通に用いられる。DC−DCコンバータ2bは位相比較器FC2を備える。位相比較器FC2の一方の入力端子には、遅延回路DLY1から出力される遅延信号FR1が入力される。また位相比較器FC2の他方の入力端子には、電圧比較器COMP2から出力される出力信号FP2が入力される。位相比較器FC2から出力される比較結果信号CONT2は、遅延回路DLY2に入力される。同様にしてDC−DCコンバータ3bは位相比較器FC3を備える。位相比較器FC3には、遅延回路DLY2から出力される遅延信号FR2および電圧比較器COMP3から出力される出力信号FP3が入力される。位相比較器FC3から出力される比較結果信号CONT3は、遅延回路DLY3に入力される。そして前述した様に、遅延回路DLY2では出力信号FP2と遅延信号FR1との位相差に応じて遅延時間が調整され、遅延回路DLY3では出力信号FP3と遅延信号FR2との位相差に応じて遅延時間が調整される。
これにより、DC−DCコンバータ2bのトランジスタFET3のオンタイミングを、DC−DCコンバータ1bのトランジスタFET1のオフタイミングに同期させることができる。そしてさらに、DC−DCコンバータ3bのトランジスタFET5のオンタイミングを、DC−DCコンバータ2bのトランジスタFET3のオフタイミングに同期させることができる。
これにより、複数個のDC−DCコンバータを備える多相コンバータを構成する場合において、n番目(nは2以上の自然数)のDC−DCコンバータのメインスイッチングトランジスタのオンタイミングを、n−1番目のDC−DCコンバータのメインスイッチングトランジスタのオフタイミングに同期させることが可能となる。よって3つ以上のメインスイッチングトランジスタのスイッチング制御を行う際に、メインスイッチングトランジスタの全てが同時にオン/オフすることを防止することができるため、入力電源リップル電圧の増大を防止することができる。またDC−DCコンバータ1b乃至3bの発振周波数を互いに一致させることができるため、スイッチング周波数差に起因する可聴騒音の発生を防止することが可能となる。
また本実施形態では、DC−DCコンバータ2の発振周波数の基準となる信号として、DC−DCコンバータ1のトランジスタFET1の制御信号である遅延信号FR1を用いたが、この形態に限られない。DC−DCコンバータ2の動作周波数の基準となるタイミング信号として、他の機器から出力される信号を用いてもよいことは言うまでもない。DC−DCコンバータ1の代わりに発振器OSCを用いる場合を図9に示す。位相比較器FCには、遅延信号FR1の代わりに発振器OSCから出力されるクロック信号CLKが入力される。位相比較器FCは、クロック信号CLKと出力信号FP2との位相差に応じた比較結果信号CONTを出力する。遅延回路DLY2は、比較結果信号CONTに応じて遅延時間を調整するフィードバック制御を行う。以上より、コンパレータ制御による固定オン時間方式のDC−DCコンバータ2のスイッチング周波数を、発振器OSCの周波数に同期させることができる。
これにより、負荷急変に高速応答できるというコンパレータ制御PFM方式のDC−DCコンバータ2の利点を生かしながら、DC−DCコンバータ2の発振周波数を発振器OSCにより所望の周波数に制御することが可能となる。すなわちDC−DCコンバータ2の発振周波数が、回路の時定数や負荷に依存して変動することを防止することができる。
また本実施形態の遅延回路DLY2(図4)では、出力段に電圧比較器COMP11を使用しているが、この形態に限られない。電圧比較器COMP11に代えてドライバ回路を用いてもよい。出力信号SQB1がハイレベル状態であるとき、ドライバ回路にはグランド電位が入力される。よって電圧比較器COMP11からは、ローレベルの遅延信号FR2が出力される。そして出力信号SQB1の立ち下がりエッジから所定時間経過後に、コンデンサC11の電圧がドライバ回路のしきい値電圧以上になったときに、ハイレベルの遅延信号FR1が出力される。これにより、回路を簡略化しながら、遅延回路DLY2から所定の遅延時間が経過した後に遅延信号FR2が出力する動作を行うことができる。
また本実施形態では、降圧型のDC−DCコンバータについて説明した。ここで本発明のポイントは、DC−DCコンバータ1のメインスイッチングトランジスタと、DC−DCコンバータ2の同期整流用トランジスタとのスイッチングタイミングの同期をとることが特徴である。よって、昇圧型のDC−DCコンバータにおいても本発明を適用することができることは言うまでもない。
なお、基準電圧e2は第1基準電圧の一例、基準電圧Vrefは第2基準電圧の一例、電圧比較器COMP2は第1比較器の一例、電圧比較器COMP11は第2比較器の一例、遅延信号FR1およびクロック信号CLKは位相基準信号の一例、出力信号FP2は検出信号の一例、出力信号SQB2は遷移信号の一例、接地電圧は第1電圧の一例、電源電圧は第2電圧の一例、トランジスタM2は第1スイッチの一例、トランジスタM1は第2スイッチの一例、トランジスタM15は第3スイッチのそれぞれ一例である。
DC−DCコンバータ1および2の回路図である。 位相比較器FCの回路図である。 遅延回路DLY1の回路図である。 遅延回路DLY2の回路図である。 DC−DCコンバータ1、2のタイミングチャート(その1)である。 DC−DCコンバータ1、2のタイミングチャート(その2)である。 固定オフ時間式DC−DCコンバータ1aおよび2aの回路図である。 DC−DCコンバータ1a乃至3aの回路図である。 発振器を用いる場合のDC−DCコンバータ2の回路図である。
符号の説明
1、2、1a、2a、1b乃至3b DC−DCコンバータ
3 制御部
CG 定電流回路
CI キャパシタ
COMP1乃至COMP3 電圧比較器
CONT 比較結果信号
DLY1乃至DLY3 遅延回路
DT1、DT2 遅延時間
FC 位相比較器
FET1およびFET2 トランジスタ
FF1、FF2 フリップフロップ
FP1、FP2 出力信号
FR1、FR2 遅延信号

Claims (7)

  1. 出力電圧と第1基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1基準電圧を横切る場合を検出して検出信号を出力する第1比較器と、
    メインスイッチングトランジスタを制御するフリップフロップであって、前記検出信号に応じて第1状態から第2状態に遷移するフリップフロップと、
    外部から入力される位相基準信号と前記検出信号との位相差を検出し、該位相差に応じた位相差信号を出力する位相比較器と、
    前記フリップフロップの出力と入力との間に接続され、前記位相差信号が入力されるディレイ回路とを備え、
    前記ディレイ回路は、前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相よりも進んでいる場合には、前記フリップフロップの前記第1状態から前記第2状態への遷移時に前記フリップフロップから入力される遷移信号に対して、位相の進み量に応じて増加された遅延時間を付与した上で前記フリップフロップへ出力し、前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相よりも遅れている場合には、前記遷移信号に対して、位相の遅れ量に応じて減少された前記遅延時間を付与した上で前記フリップフロップへ出力し、
    前記フリップフロップは、前記遅延時間が付与された前記遷移信号が入力されることに応じて前記第2状態から前記第1状態へ遷移することを特徴とするDC−DCコンバータ制御回路。
  2. 前記位相基準信号は、他のDC−DCコンバータに備えられるメインスイッチングトランジスタを非導通状態へ遷移させる信号であり、
    前記フリップフロップが前記第1状態時には前記メインスイッチングトランジスタは非導通状態とされ、
    前記フリップフロップが前記第2状態時には前記メインスイッチングトランジスタは導通状態とされることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御回路。
  3. 前記位相基準信号は、他のDC−DCコンバータに備えられるメインスイッチングトランジスタを導通状態へ遷移させる信号であり、
    前記フリップフロップが前記第1状態時には前記メインスイッチングトランジスタは導通状態とされ、
    前記フリップフロップが前記第2状態時には前記メインスイッチングトランジスタは非導通状態とされることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御回路。
  4. 前記位相基準信号としてクロック信号を出力する発振器を備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御回路。
  5. 前記位相比較器は、
    積分器と、
    該積分器と第1電圧とを接続する第1スイッチと、
    該積分器と第2電圧とを接続する第2スイッチとを備え、
    前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相に比して進んでいる場合には、位相差に応じて、前記第1スイッチを導通状態とし、
    前記比較周波数信号の位相が前記基準周波数信号の位相に比して遅れている場合には、位相差に応じて、前記第2スイッチを導通状態とすることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御回路。
  6. 前記ディレイ回路は、
    前記位相差信号に応じて電流量を変化させる電流源と、
    前記電流源と直列接続され、一端が接地されるキャパシタと、
    前記フリップフロップが前記第1状態から前記第2状態に遷移されることに応じて導通状態とされ、前記フリップフロップが前記第2状態から前記第1状態に遷移されることに応じて非導通状態とされ、前記キャパシタと並列接続される第3スイッチと、
    前記キャパシタの電圧と第2基準電圧との比較結果を前記フリップフロップへ出力する第2比較器と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御回路。
  7. 出力電圧と第1基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1基準電圧を横切る場合を検出して検出信号を出力するステップと、
    前記検出信号に応じてメインスイッチングトランジスタを第1状態から第2状態へ遷移させるステップと、
    前記検出信号の位相が外部から入力される位相基準信号の位相よりも進んでいる場合には、前記メインスイッチングトランジスタの前記第1状態から前記第2状態への遷移時から位相の進み量に応じて増加された遅延時間が経過したときに、前記メインスイッチングトランジスタを前記第2状態から前記第1状態へ遷移させ、前記検出信号の位相が前記位相基準信号の位相よりも遅れている場合には、前記メインスイッチングトランジスタの前記第1状態から前記第2状態への遷移時から位相の遅れ量に応じて減少された前記遅延時間が経過したときに、前記メインスイッチングトランジスタを前記第2状態から前記第1状態へ遷移させるステップと
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
JP2005367132A 2005-12-20 2005-12-20 Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法 Expired - Fee Related JP4640985B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005367132A JP4640985B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法
TW95106348A TWI309497B (en) 2005-12-20 2006-02-24 Dc-dc converter control circuit and method
US11/369,003 US7268448B2 (en) 2005-12-20 2006-03-07 Plural output switching regulator with phase comparison and delay means
CNB2006100570725A CN100461595C (zh) 2005-12-20 2006-03-17 用于dc-dc变换器的控制电路和控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005367132A JP4640985B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007174771A true JP2007174771A (ja) 2007-07-05
JP4640985B2 JP4640985B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=38172684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005367132A Expired - Fee Related JP4640985B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7268448B2 (ja)
JP (1) JP4640985B2 (ja)
CN (1) CN100461595C (ja)
TW (1) TWI309497B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220470A (ja) * 2010-04-21 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電力用素子の故障検出装置
JP2011010390A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Fujitsu Semiconductor Ltd Dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ及び電子機器
JP2011200092A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Fujitsu Semiconductor Ltd スイッチング電源の制御回路及び電子機器
JP2012050191A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータ

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4328290B2 (ja) * 2004-12-28 2009-09-09 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 電源回路、半導体集積回路装置、電子機器及び電源回路の制御方法
JP5404991B2 (ja) * 2006-02-07 2014-02-05 スパンション エルエルシー Dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ、およびdc−dcコンバータの制御方法
JP4823003B2 (ja) * 2006-09-28 2011-11-24 富士通セミコンダクター株式会社 同期整流型電源装置の制御回路、同期整流型電源装置及びその制御方法
CN101496266B (zh) * 2007-10-10 2012-05-02 香港应用科技研究院有限公司 Dc-dc变换器的低压同步振荡器
JP4452306B2 (ja) * 2007-12-26 2010-04-21 シャープ株式会社 パルス信号遅延回路及びled駆動回路
JP5239360B2 (ja) * 2008-01-31 2013-07-17 株式会社リコー スイッチング電源回路
JP5180620B2 (ja) * 2008-03-04 2013-04-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 Dc−dcコンバータ制御回路
JP5205083B2 (ja) * 2008-03-07 2013-06-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電源装置
US7939963B2 (en) * 2008-11-06 2011-05-10 Zippy Technology Corp. Power supply providing multiple synchronous outputs
TWI394355B (zh) * 2009-06-16 2013-04-21 Anpec Electronics Corp 用於一多相位直流轉換器之控制裝置及相關多相位直流轉換器
CN102457052A (zh) * 2010-10-18 2012-05-16 登丰微电子股份有限公司 击穿电流抑制电路
JP5320424B2 (ja) * 2011-03-24 2013-10-23 株式会社東芝 Dc−dc変換器制御装置およびdc−dc変換器
JP5967871B2 (ja) * 2011-06-27 2016-08-10 トランスフォーム・ジャパン株式会社 電源装置
TWI451683B (zh) * 2012-01-19 2014-09-01 Asustek Comp Inc 交換式電源控制裝置及其控制方法
US8884597B2 (en) * 2012-07-20 2014-11-11 Fairchild Semiconductor Corporation Synchronous buck converter with dynamically adjustable low side gate driver
CN103633834B (zh) * 2012-08-27 2016-04-20 华硕电脑股份有限公司 升压转换电路
US9214866B2 (en) * 2013-06-21 2015-12-15 Micrel, Inc. Current sharing method for COT buck converter
TWI511426B (zh) * 2013-08-30 2015-12-01 Anpec Electronics Corp 調變方法及其調變模組與電壓轉換裝置
KR20150091651A (ko) * 2014-02-03 2015-08-12 삼성전자주식회사 전력장치 및 전력장치의 전력제공방법
CN103887970B (zh) * 2014-03-14 2016-08-31 上海电力学院 一种带有外部补偿的开关电源固定导通时间控制器
TWI549407B (zh) 2014-09-09 2016-09-11 鴻海精密工業股份有限公司 多相電源電路
CN105391320B (zh) * 2014-09-09 2018-10-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 多相电源电路
US9685863B2 (en) * 2014-12-31 2017-06-20 Texas Instruments Incorporated Fast mode transitions in a power converter
JP2017153218A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 富士通株式会社 電源装置
DE102018200931A1 (de) * 2018-01-22 2019-07-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Aktivieren einer Recheneinheit mittels einer Schaltungsanordnung in Reaktion auf ein Aktivierungssignal
CN112421954B (zh) * 2019-08-22 2021-11-23 圣邦微电子(北京)股份有限公司 多相变换器及其控制电路
KR20210075486A (ko) 2019-12-13 2021-06-23 삼성전자주식회사 적응형 위상 조절 방식을 이용한 클럭 분배 회로 및 이를 포함하는 전압 컨버터

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000032744A (ja) * 1998-07-08 2000-01-28 Toyota Autom Loom Works Ltd Dc/dcコンバータおよびその制御方法
JP2005012868A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Tohoku Pioneer Corp 電源装置および電圧変換方法
JP2005518775A (ja) * 2002-02-19 2005-06-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ N位相集積バックコンバータ
WO2005091482A1 (ja) * 2004-03-24 2005-09-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dc−dcコンバータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4430576A (en) * 1981-11-05 1984-02-07 Rick Fowler Remote load selector circuit and method
JPH01311873A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Mitsubishi Electric Corp インバータ用ゲート信号作成回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000032744A (ja) * 1998-07-08 2000-01-28 Toyota Autom Loom Works Ltd Dc/dcコンバータおよびその制御方法
JP2005518775A (ja) * 2002-02-19 2005-06-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ N位相集積バックコンバータ
JP2005012868A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Tohoku Pioneer Corp 電源装置および電圧変換方法
WO2005091482A1 (ja) * 2004-03-24 2005-09-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dc−dcコンバータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010390A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Fujitsu Semiconductor Ltd Dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ及び電子機器
US8922181B2 (en) 2009-06-23 2014-12-30 Spansion Llc Power control circuit performing soft start operation. power supply device, and electronic device
JP2011200092A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Fujitsu Semiconductor Ltd スイッチング電源の制御回路及び電子機器
JP2010220470A (ja) * 2010-04-21 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電力用素子の故障検出装置
JP2012050191A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
US20070139023A1 (en) 2007-06-21
TWI309497B (en) 2009-05-01
CN100461595C (zh) 2009-02-11
TW200726048A (en) 2007-07-01
US7268448B2 (en) 2007-09-11
JP4640985B2 (ja) 2011-03-02
CN1988343A (zh) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4640985B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法
JP4640984B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御回路および制御方法
US10547241B1 (en) Hybrid inverting PWM power converters
US7944191B2 (en) Switching regulator with automatic multi mode conversion
US7948280B2 (en) Controller including a sawtooth generator and method of operating the same
US8436598B2 (en) Output-voltage control device, output-voltage control method, and electronic apparatus
US9391514B2 (en) Device for controlling a switching mode power supply
JP5451123B2 (ja) 電源装置,電源制御装置及び電源装置の制御方法
JP5211678B2 (ja) Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御方法および電子機器
US20150002115A1 (en) Series-capacitor buck converter multiphase controller
US20130207625A1 (en) Switching regulator
KR20120039726A (ko) Dc-dc 컨버터들과 관련된 향상
JP2012135211A (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御回路、昇降圧型dc−dcコンバータの制御方法、および昇降圧型dc−dcコンバータ
WO2009125860A1 (en) Variable voltage dc-dc converter
JP2008236822A (ja) Dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ、電源電圧供給システムおよび電源電圧供給方法
KR20130037644A (ko) 스위칭 레귤레이터 및 이 스위칭 레귤레이터를 구비한 전자 기기
US11784567B2 (en) Synchronization of an electronic device
WO2019125729A1 (en) Multiphase interleaved pulse frequency modulation for a dc-dc converter
JP5023819B2 (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御方法、昇降圧型dc−dcコンバータの制御回路、および昇降圧型dc−dcコンバータ
US20220247318A1 (en) Synchronization of an electronic device
JP5304173B2 (ja) 電源電圧制御回路及びdc−dcコンバータ
US20140070779A1 (en) Switching regulator
KR20190129390A (ko) 전력 컨버터 및 전력 컨버터의 데드-타임 제어 회로
JP7259600B2 (ja) 電子回路及び制御システム、並びに電子回路の制御方法
Zhou et al. A high efficiency synchronous buck converter with adaptive dead-time control

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070517

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080416

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees