JP2007173788A - 半導体素子の作製方法及び半導体素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス基板上に下地膜を形成する第1工程と、下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、半導体膜上に該半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を所定のパターンに形成する第3工程と、ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、半導体膜の所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第4工程とを有し、ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下好ましくは1.0eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれる。
【選択図】図1
Description
図1(A)に示すように、ガラス基板101上に下地膜102を形成する。ガラス基板にかえて、耐熱性のプラスチック基板を用いることができる。200℃以上のプラズマ処理時の温度に耐えられるなら、他の基板を用いてもよい。下地膜102は、1層又は多層でなる構成とすることができ、本実施の形態では、窒化珪素膜とその上にSiOxNy膜(x,y>0)をCVD法などにより連続成膜する。窒化珪素膜は、ガラス基板101等との密着性を高めるために、酸素を含む窒化珪素膜を用いるとよい。以下、本明細書に記載する窒化珪素膜においても同様に、酸素を含んでいてもよいものとする。
本実施の形態でも、図2(A)及び図2(B)に示すような高密度プラズマ処理装置を用い、半導体膜に対しプラズマ処理によって、素子分離をおこなう。実施の形態1と異なる点は、半導体膜の酸化を防止する膜を除去することなく、ゲート電極として使用する点である。
本実施の形態でも、図2(A)及び図2(B)に示すような高密度プラズマ処理装置を用い、半導体膜に対するプラズマ処理によって、素子分離をおこなう。実施の形態1と異なる点は、半導体膜の酸化を防止する膜を絶縁膜を用いて形成し、この絶縁膜を除去することなく、ゲート絶縁膜として利用する点である。
本実施の形態では、図2(A)及び図2(B)に示すような高密度プラズマ処理装置を用い、半導体膜に対するプラズマ処理によって、素子分離をおこない、逆スタガ型の薄膜トランジスタを作製する。
本実施の形態では、単結晶シリコンウエハを用いる。使用する単結晶シリコンウエハは、直径100mm〜300mmのものであるが、研削及び研磨をおこなうことで、その厚さを1μm以上20μm以下、好ましくは5μm以下まで薄くしたものである。単結晶シリコンウエハをこのような厚さに薄くすると、可撓性及び透光性を示すようになる点で、従来の例えば厚さ0.7mmの単結晶シリコンウエハと大きく異なる。また、本実施の形態では、(100)面のみならず、(110)面、(111)面などの(100)面以外の単結晶シリコンウエハを用いることができる。
102 下地膜
103 半導体膜
104 酸化を防止する膜
105 酸化膜
106 ゲート絶縁膜
107 ゲート電極
108 サイドウォール
109 高濃度不純物領域
110 低濃度不純物領域
111 保護膜
112 層間絶縁膜
113 配線
200 被処理基板
201 第1のプラズマ処理室
202 第2のプラズマ処理室
203 ロードロック室
204 共通室
205 ロボットアーム
206 カセット
210 排気口
211 基板保持台
212 矢印
213 マイクロ波
214 アンテナ
215 導波管
216 誘電体板
217 領域
218 シャワープレート
301 ガラス基板
302 下地膜
303 半導体膜
304 ゲート絶縁膜
305 酸化を防止する膜
306 酸化膜
307 ゲート電極
401 ガラス基板
402 下地膜
403 半導体膜
404 酸化を防止する膜
405 酸化膜
406 ゲート電極
500 絶縁膜
501 ゴミ
502 表面部分
601 ガラス基板
602 ゲート電極
603 ゲート絶縁膜
604 半導体膜
605 酸化を防止する膜
606 酸化膜
607 保護膜
608 不純物領域
609 配線
700 シール材
701 第1の基板
702 第2の基板
703 画素部
704 液晶層
705 着色層
706 偏光板
707 偏光板
708 接続端子
709 FPC
710 配線基板
711 駆動回路
712 外部回路
713 冷陰極管
714 反射板
715 光学フィルム
716 保護膜
717 ベゼル
800 基板
801 画素部
802 画素
803 走査線側入力端子
804 信号線側入力端子
810 基板
811 画素部
812 走査線駆動回路
814 信号線側入力端子
820 基板
821 画素部
822 走査線駆動回路
824 信号線駆動回路
900 端子部
901 駆動回路部
902 画素部
910 Pチャネル型薄膜トランジスタ
911 Nチャネル型薄膜トランジスタ
912 スイッチング用薄膜トランジスタ
913 駆動用薄膜トランジスタ
914 発光素子
915 酸化膜
1001 筐体
1002 表示部
1003 スピーカー
1004 操作部
1005 ビデオ入力端子
1011 レリーズボタン
1012 メインスイッチ
1013 ファインダー窓
1014 ストロボ
1015 レンズ
1016 筐体
1017 ファインダー接眼窓
1018 表示部
1019,1020 操作ボタン
1021 本体(A)
1022 本体(B)
1023 筐体
1024 操作スイッチ類
1025 マイクロフォン
1026 スピーカー
1027 回路基板
1028 表示パネル(A)
1029 表示パネル(B)
1030 蝶番
1100 RFIDタグ
1101 電源回路
1102 クロック発生回路
1103 データ復調/変調回路
1104 制御回路
1105 インタフェイス回路
1106 記憶回路
1107 バス
1108 アンテナ
1121 CPU
1200 チップ
1201 薄膜トランジスタ
1202 フィルム
1203 基材
1204 接着層
1205 配線
1206 絶縁膜
1207 電極(バンプ)
1208 アンテナ部品
1209 アンテナ配線
1210 基材
1211 接着層
1212 パッド
1213 異方性導電ペースト
1300 RFIDタグの取り付け位置
1301 記録媒体
1302 書籍
1303 商品のパッケージ
1304 衣類
1305 ガラス又はプラスチック製のボトル
Claims (16)
- ガラス基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記半導体膜上に該半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を所定のパターンに形成する第3工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第4工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記半導体膜上に該半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を所定のパターンに形成する第3工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第4工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - ガラス基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記半導体膜上にタングステン膜を所定のパターンに形成する第3工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第4工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記半導体膜上にタングステン膜を所定のパターンに形成する第3工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第4工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - ガラス基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜をラジカル酸化又はラジカル窒化して該半導体膜の表面に酸化膜又は窒化膜を形成する第3工程と、
前記酸化膜又は前記窒化膜上に前記半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を形成する第4工程と、
前記酸化膜又は前記窒化膜と前記酸化又は窒化を防止する膜とを所定のパターンに形成する第5工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜をラジカル酸化又はラジカル窒化して該半導体膜の表面に酸化膜又は窒化膜を形成する第3工程と、
前記酸化膜又は前記窒化膜上に前記半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を形成する第4工程と、
前記酸化膜又は前記窒化膜と前記酸化又は窒化を防止する膜とを所定のパターンに形成する第5工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - ガラス基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜をラジカル酸化して該半導体膜の表面に酸化膜を形成する第3工程と、
前記酸化膜上にタングステン膜を形成する第4工程と、
前記酸化膜と前記タングステン膜とを所定のパターンに形成する第5工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上に下地膜を形成する第1工程と、
前記下地膜上に半導体膜を形成する第2工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜をラジカル酸化して該半導体膜の表面に酸化膜を形成する第3工程と、
前記酸化膜上にタングステン膜を形成する第4工程と、
前記酸化膜と前記タングステン膜とを所定のパターンに形成する第5工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - ガラス基板上にゲート電極を形成する第1工程と、
前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を形成する第2工程と、
前記ゲート絶縁膜上に半導体膜を形成する第3工程と、
前記半導体膜上に前記ゲート電極と重なるように該半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を所定のパターンに形成する第4工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第5工程と、
前記所定のパターンに形成された酸化又は窒化を防止する膜を除去する第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上にゲート電極を形成する第1工程と、
前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を形成する第2工程と、
前記ゲート絶縁膜上に半導体膜を形成する第3工程と、
前記半導体膜上に前記ゲート電極と重なるように該半導体膜の酸化又は窒化を防止する膜を所定のパターンに形成する第4工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化又はラジカル窒化して素子分離をおこなう第5工程と、
前記所定のパターンに形成された酸化又は窒化を防止する膜を除去する第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化又はラジカル窒化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - ガラス基板上にゲート電極を形成する第1工程と、
前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を形成する第2工程と、
前記ゲート絶縁膜上に半導体膜を形成する第3工程と、
前記半導体膜上に前記ゲート電極と重なるようにタングステン膜を所定のパターンに形成する第4工程と、
前記ガラス基板の温度を該ガラス基板の歪点より100℃以上低い温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第5工程と、
前記所定のパターンに形成されたタングステン膜を除去する第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 可撓性のプラスチック基板上にゲート電極を形成する第1工程と、
前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を形成する第2工程と、
前記ゲート絶縁膜上に半導体膜を形成する第3工程と、
前記半導体膜上に前記ゲート電極と重なるようにタングステン膜を所定のパターンに形成する第4工程と、
前記プラスチック基板の温度を該プラスチック基板のガラス転移点以下の温度とし、前記半導体膜の前記所定のパターンに覆われていない領域をラジカル酸化して素子分離をおこなう第5工程と、
前記所定のパターンに形成されたタングステン膜を除去する第6工程とを有し、
前記ラジカル酸化は、プラズマ生成領域と離間して配置された前記半導体膜上において、電子温度が0.5eV以上1.5eV以下、電子密度が1×1011cm−3以上1×1013cm−3以下であるプラズマ処理室でおこなわれると共に、前記プラズマ処理室には、アルゴン、水素及び酸素が導入され、そのうち水素と酸素の流量比H2/O2は2以上4以下であることを特徴とする半導体素子の作製方法。 - 請求項1又は請求項2において、前記第4工程の後、前記所定のパターンに形成された酸化又は窒化を防止する膜を除去する工程を有することを特徴とする半導体素子の作製方法。
- 請求項3又は請求項4において、前記第4工程の後、前記所定のパターンに形成されたタングステン膜を除去する工程を有することを特徴とする半導体素子の作製方法。
- ガラス基板又は可撓性のプラスチック基板上の下地膜と、
前記下地膜上の、隣り合う素子間を分離する絶縁膜と、
前記下地膜上の、前記絶縁膜に接するソース領域及びドレイン領域を有する厚さ10nm以上20nm以下の半導体膜と、
前記半導体膜上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上のゲート電極とを有し、
前記絶縁膜は半導体膜がラジカル酸化又はラジカル窒化されたものであることを特徴とする半導体素子。 - ガラス基板又は可撓性のプラスチック基板上のゲート電極と、
前記ゲート電極上のゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上の、隣り合う素子間を分離する絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上の、前記絶縁膜に接するソース領域及びドレイン領域を有する厚さ10nm以上20nm以下の半導体膜とを有し、
前記絶縁膜は半導体膜がラジカル酸化又はラジカル窒化されたものであることを特徴とする半導体素子。
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