JP2007173554A - プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2007173554A
JP2007173554A JP2005369674A JP2005369674A JP2007173554A JP 2007173554 A JP2007173554 A JP 2007173554A JP 2005369674 A JP2005369674 A JP 2005369674A JP 2005369674 A JP2005369674 A JP 2005369674A JP 2007173554 A JP2007173554 A JP 2007173554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
printed wiring
pattern
substrate
resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005369674A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hayakawa
学 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2005369674A priority Critical patent/JP2007173554A/ja
Publication of JP2007173554A publication Critical patent/JP2007173554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】プリント配線基板に電子部品をフロー半田付けする工程において、鉛フリー半田を用いながら、電極板を接触させるためのパターン部分の上面に、良好な平面を有する半田膜を形成する。
【解決手段】本発明のプリント配線基板1の製造方法は、基板上に配線パターンを作成するパターン作成工程と、前記基板上にレジストを塗布するレジスト塗布工程とを備えてなる製造方法において、前記レジスト塗布工程の実行時に、前記配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、細長い波形形状の複数の開口部を形成するように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に配線パターンを作成するパターン作成工程と、基板上にレジストを塗布するレジスト塗布工程とを備えてなるプリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板に関する。
例えば産業用ロボット等の制御機器に組み込まれるプリント配線基板においては、配線パターンの中に電極板(例えばFGプレート)を接触させるための矩形状のパターン部分が形成されている。この矩形状のパターン部分の上面には、ソルダー(半田)コートが施されており、電極板との接触が良好に行われるように構成されている。尚、上記ソルダーコートは、プリント配線基板を製造する場合に、パターン作成工程とレジスト塗布工程を順に実行した後、ソルダーコート塗布工程として実行されている。
特開2000−351006号公報
近年、プリント配線基板に対して鉛フリー化対策が実施されており、この鉛フリー化に伴い、ソルダーコートを用いないプリフラックス基板を使用する必要がある。このプリフラックス基板を使用すると、プリント配線基板を製造した時点では、電極板を接触させるためのパターン部分の上面にはソルダーコートが施されていない。このままにすると、電極板を接触させるためのパターン部分の上面は、銅箔がむき出しとなることから、該銅箔部分が酸化・腐食して、電極板が接触するときに接触不良が発生するおそれがある。
このため、後の工程、例えばプリント配線基板に電子部品をフロー半田付けする工程において、電極板を接触させるためのパターン部分の上面に半田の膜を形成する対策が考えられる。しかし、鉛フリー半田は、半田の濡れ性が低下するため、電極板を接触させるためのパターン部分の上面において、半田がうまく濡れ広がらないという問題点があった。また、上記パターン部分の上面において、半田が濡れたとしても、上記パターン部分の上面に形成された半田膜の上面が良い平面にならず、凹凸が存在してしまうことから、電極板との接触が安定しないという不具合も発生した。
そこで、本発明の目的は、プリント配線基板に電子部品をフロー半田付けする工程において、鉛フリー半田を用いながら、電極板を接触させるためのパターン部分の上面に、良好な平面を有する半田膜を形成することができるプリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板を提供するにある。
本発明のプリント配線基板の製造方法は、基板上に配線パターンを作成するパターン作成工程と、前記基板上にレジストを塗布するレジスト塗布工程とを備えてなる製造方法において、前記レジスト塗布工程の実行時に、前記配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、細長い波形形状の複数の開口部を形成するように構成したところに特徴を有する。
上記構成によれば、レジスト塗布工程の実行時に、配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、細長い波形形状の複数の開口部を形成するように構成したので、プリント配線基板に電子部品をフロー半田付けする工程において、鉛フリー半田を用いながら、電極板を接触させるためのパターン部分の上面に、良好な平面を有する半田膜を形成することができる。
本発明のプリント配線基板は、基板と、この基板上に作成された配線パターンと、前記基板上に塗布されたレジスト膜とを備えてなるものにおいて、前記配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、横長な矩形状開口部とこの矩形状開口部の横長な両辺部からほぼ等間隔に且つほぼ対称に突設された多数の溝状開口部とを有する開口部を形成するように構成したところに特徴を有する。
また、前記矩形状開口部の縦方向の寸法をa、前記溝状開口部の突出長さ寸法をbとしたときに、
a:(a+2b)が、ほぼ1:1.8となる共に、
前記溝状開口部の幅寸法をc、前記溝状開口部の突設間隔寸法をdとしたときに、
c:(c+d)が、ほぼ1:3となるように構成することが好ましい。
以下、本発明の第1の実施例について、図1ないし図4を参照しながら説明する。まず、本実施例のプリント配線基板の製造方法によって製造するプリント配線基板1について、図4に従って説明する。プリント配線基板1は、例えば産業用ロボット等の制御機器に組み込まれるものであり、図4に示すように、制御機器の樹脂製のケース(一部図示)2に固定されている。
上記ケース2の側壁部2aの上部には、電極板である例えばFGプレート3が装着されている。このFGプレート3は、全体として断面形状がほぼコ字状に形成されており、ケース2の側壁部2aの上部を挟むように取り付けられている。FGプレート3のプリント配線基板1側の部分には、接触片部4が切起し状に形成されている。
プリント配線基板1の上面には、所定形状の配線パターン5(一部図示)が設けられており、この配線パターン5の中には、上記FGプレート3の接触片部4を接触させるための矩形状のパターン部分6が形成されている。このパターン部分6の上面には、細長い波形形状の複数の半田膜7が後述するようにして設けられている。この構成の場合、複数の半田膜7に対して、上記接触片部4が良好に接触(接続)するように構成されている。また、配線パターン5(パターン部分6)の上面のうちの半田膜7を除く部分と、プリント配線基板1の上面は、レジスト膜(図4には図示していない)で覆われている。尚、プリント配線基板1の上面及び下面には、図示しない種々の電気部品が実装(半田付け)されている。
次に、上記プリント配線基板1を製造する製造工程について、図1、図2、図3を参照して説明する。まず、図2のステップS10において、基板上に配線パターンを作成するパターン作成工程を実行する。このパターン作成工程は、周知の工程と同じである。
続いて、ステップS20へ進み、基板上にレジストを塗布するレジスト塗布工程を実行する。このレジスト塗布工程も、基本的には、周知の工程とほぼ同じであり、異なる点は、図1に示すように、配線パターン5のうちのFGプレート3の接触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面(即ち、基板の上面全体)に塗布したレジスト膜8に、細長い波形形状の複数の開口部9を形成するように構成したところである。
そして、ステップS30へ進み、基板上にプリフラックスを塗布する塗布工程を実行する。このプリフラックスは、基板製造最終工程で銅箔(導体パターン)表面の酸化防止・保護のために塗布するフラックスである。尚、従来のプリント配線基板の製造方法においては、上記プリフラックス塗布工程は実行せずに、銅箔(導体パターン)表面にソルダーコートを塗布する工程を実行する。これにより、プリント配線基板1の製造が完了する。
この後は、図3のステップS40へ進み、上記したように製造されたプリント配線基板1に、部品を実装する工程を実行する。そして、ステップS50へ進み、プリント配線基板1をフロー半田付けする工程を実行する。このとき、図1に示すように、フロー半田付け実行時のプリント配線基板1の搬送方向を、矢印Aで示す方向に設定する。即ち、上記レジスト膜8に形成された細長い波形形状の複数の開口部9の一方の端部が、搬送方向Aに沿うように構成する。
これにより、フロー半田付け実行時において、鉛フリー半田が上記複数の開口部9内のパターン部分6の上面全体に良好に濡れ広がるようになる。この結果、フロー半田付け工程において、鉛フリー半田を用いながら、FGプレート3の接触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面に、良好な平面を有する半田膜7を形成することができる。本発明者は、実験・試作等を実行することにより、上記パターン部分6の上面に良好な平面を有する半田膜7が形成されたことを確認した。
そして、ステップS60へ進み、半田付けが完了したプリント配線基板1を制御機器のケース2内に組み付ける工程を実行する(図4参照)。これにより、制御機器が製品として完成する。
このような構成の本実施例によれば、レジスト塗布工程の実行時に、配線パターン5のうちのFGプレート3の接触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面に塗布したレジスト膜8に、細長い波形形状の複数の開口部9を形成するように構成したので、プリント配線基板1に電子部品をフロー半田付けする工程において、鉛フリー半田を用いながら、触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面に、良好な平面を有する半田膜7を形成することができる。特に、上記実施例においては、レジスト膜8に形成された細長い波形形状の複数の開口部9の一方の端部が、プリント配線基板1の搬送方向Aに沿うように構成したので、フロー半田付け実行時において、鉛フリー半田が上記複数の開口部9内のパターン部分6の上面全体により一層良好に濡れ広がるようになる。
図5は、本発明の第2の実施例を示すものである。尚、第1の実施例と同一の構成には、同一符号を付している。この第2の実施例では、配線パターンのうちのFGプレート3の接触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面に塗布したレジスト膜8に、横長な矩形状開口部10と、この矩形状開口部10の横長な両辺部からほぼ等間隔に且つほぼ対称に突設された多数の溝状開口部11とを有してなる開口部12を形成するように構成した。
そして、図5に示すように、矩形状開口部10の縦方向の寸法をa、溝状開口部11の突出長さ寸法をbとしたときに、
a:(a+2b)が、ほぼ1:1.8となる共に、
溝状開口部11の幅寸法をc、溝状開口部11の突設間隔寸法をdとしたときに、
c:(c+d)が、ほぼ1:3となるように構成した。
尚、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の実施例と同じ構成となっている。
そして、このように構成した第2の実施例においても、プリント配線基板1に電子部品をフロー半田付けする工程において、鉛フリー半田を用いながら、触片部4を接触させるためのパターン部分6の上面に、良好な平面を有する半田膜を形成できることを、実験・試作等により確認している。
また、上記第2の実施例の場合、フロー半田付け実行時において、レジスト膜8に形成された開口部12の多数の溝状開口部11の一方の端部が、プリント配線基板1の搬送方向に沿うように構成することが好ましい。このように構成すると、鉛フリー半田が上記多数の溝状開口部11内ひいては矩形状開口部10内のパターン部分6の上面全体により一層良好に濡れ広がるようになる。
尚、上記各実施例においては、配線パターン5の中におけるFGプレート3の接触片部4を接触させるための矩形状のパターン部分6の上面に、半田膜7を形成する構成に適用したが、これに限られるものではなく、配線パターンの他のパターン部分の上面に半田膜を形成する構成に適用しても良い。
本発明の第1の実施例を示すもので、プリント配線基板、導体パターン、レジスト膜及び開口部を示す上面図 製造工程を示す図(その1) 製造工程を示す図(その2) プリント配線基板の組み付け状態を示す部分斜視図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1はプリント配線基板、3はFGプレート(電極板)、4は接触片部、5は配線パターン、6はパターン部分、7は半田膜、8はレジスト膜、9は開口部、10は矩形状開口部、11は溝状開口部、12は開口部を示す。

Claims (3)

  1. 基板上に配線パターンを作成するパターン作成工程と、前記基板上にレジストを塗布するレジスト塗布工程とを備えてなるプリント配線基板の製造方法において、
    前記レジスト塗布工程の実行時に、前記配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、細長い波形形状の複数の開口部を形成するように構成したことを特徴とするプリント配線基板の製造方法。
  2. 基板と、この基板上に作成された配線パターンと、前記基板上に塗布されたレジスト膜とを備えてなるプリント配線基板において、
    前記配線パターンのうちの電極板を接触させるためのパターン部分の上面に塗布したレジスト膜に、横長な矩形状開口部とこの矩形状開口部の横長な両辺部からほぼ等間隔に且つほぼ対称に突設された多数の溝状開口部とを有する開口部を形成するように構成したことを特徴とするプリント配線基板。
  3. 前記矩形状開口部の縦方向の寸法をa、前記溝状開口部の突出長さ寸法をbとしたときに、
    a:(a+2b)が、ほぼ1:1.8となる共に、
    前記溝状開口部の幅寸法をc、前記溝状開口部の突設間隔寸法をdとしたときに、
    c:(c+d)が、ほぼ1:3となるように構成したことを特徴とする請求項2記載のプリント配線基板。
JP2005369674A 2005-12-22 2005-12-22 プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 Pending JP2007173554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005369674A JP2007173554A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005369674A JP2007173554A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007173554A true JP2007173554A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38299692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005369674A Pending JP2007173554A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007173554A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104666U (ja) * 1989-02-06 1990-08-20
JPH0377392U (ja) * 1989-11-29 1991-08-02
JP2004356497A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Victor Co Of Japan Ltd プリント基板

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104666U (ja) * 1989-02-06 1990-08-20
JPH0377392U (ja) * 1989-11-29 1991-08-02
JP2004356497A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Victor Co Of Japan Ltd プリント基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4251458B2 (ja) チップ部品の実装方法及び回路基板
JP2007208200A (ja) プリント配線板の接合部構造及びプリント配線板の接合方法
US20070164083A1 (en) Alignment plate
JP5003839B1 (ja) プリント配線基板装置の製造方法
JP5869282B2 (ja) 電気コネクタ
JP2007012483A (ja) 雄型コネクタ
JP2007173554A (ja) プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板
JPH01300588A (ja) プリント配線板及びそのはんだ付け方法
TW201338645A (zh) 電路板及電路板製作方法
JP3893850B2 (ja) 電子部品の製造方法
US8105644B2 (en) Manufacturing method of printed circuit board
JP2008218454A (ja) プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板
JP2008103547A (ja) 半田ペースト塗布方法及び電子回路基板
JP7551235B2 (ja) 電子装置の製造方法とその方法に用いられるプリント配線基板
JP7522973B2 (ja) チップ部品の実装構造
JP2005327895A (ja) プリント配線板
JP2006108436A (ja) プリント配線板の接続構造
JP6091824B2 (ja) 回路基板の表面実装構造、該表面実装構造を備えたプリント基板
JP4844260B2 (ja) 電子部品およびその製造方法
JPS5849653Y2 (ja) プリント配線板
JP2009060006A (ja) 半田付けパレット
JP2004185866A (ja) コネクタ装置およびコネクタ用リード端子の製造方法
JP2008181931A (ja) 配線基板
JP2006066811A (ja) はんだ印刷用マスク、部品実装方法
JP2006165401A (ja) 電子回路基板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071226

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Effective date: 20100506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005