JP2007170680A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2007170680A
JP2007170680A JP2007074625A JP2007074625A JP2007170680A JP 2007170680 A JP2007170680 A JP 2007170680A JP 2007074625 A JP2007074625 A JP 2007074625A JP 2007074625 A JP2007074625 A JP 2007074625A JP 2007170680 A JP2007170680 A JP 2007170680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
inner ring
ball bearing
balls
outer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007074625A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yatabe
裕之 谷田部
Hisato Yamamoto
寿人 山本
Yasuhisa Terada
康久 寺田
Takashi Ogawa
隆司 小川
Shikiyo Ko
志強 黄
Hiroya Achinami
博也 阿知波
Shoji Noguchi
昭治 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2007074625A priority Critical patent/JP2007170680A/ja
Publication of JP2007170680A publication Critical patent/JP2007170680A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】従来と同様のハウジングに組み付け可能で、しかも低トルクの構造を実現する。
【解決手段】 外輪3aを厚肉にして、各玉6のピッチ円直径DP を内径側にずらせる。又、外輪軌道2a及び内輪軌道4aの断面形状の曲率半径RO 、Ri を、玉6の直径Db との関係で大きくする。同時に、玉6の直径Db 並びに内輪5aの肉厚を過小にせず、上記外輪軌道2aにブリネル圧痕が形成される事を防止すると同時に、内輪5aの亀裂防止を図る。
【選択図】図1

Description

この発明に係る玉軸受は、例えば家庭用の電気掃除機、空気調和装置の送風機等のファンモータの様に、低負荷で高速回転する回転軸をハウジングに対して回転自在に支持する為に利用する。
各種装置の回転軸をハウジングに対して回転自在に支持する為に、図8に示す様な玉軸受1が広く使用されている(例えば特許文献1等参照)。この玉軸受1は、それぞれがSUJ2、M50等の軸受鋼により造られた、内周面に断面形状が円弧形である深溝型の外輪軌道2を有する外輪3と、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌道4を有する内輪5と、これら外輪軌道2と内輪軌道4との間に転動自在に設けた複数個の玉6とを備える。これら各玉6は、保持器7により互いに間隔をあけた状態で転動自在に保持している。又、上記外輪3の両端部内周面にはそれぞれシールドリング8、8の外周縁部を係止すると共に、これら各シールドリング8、8の内周縁を、上記内輪5の両端部外周面に近接対向させている。
尚、従来の一般的な玉軸受1の場合には、上記各玉6の直径をDb とし、上記外輪軌道2の断面形状の曲率半径をRo ´とし、上記内輪軌道4の断面形状の曲率半径をRi ´とした場合に、0.50<Ro ´/Db ≦0.53、0.50<Ri ´/Db ≦0.52であった。又、上記外輪3の外径をDとし、上記内輪5の内径をdとし、上記各玉6のピッチ円直径(P.C.D.)をDp ´とした場合に、Dp ´≒(D+d)/2としていた。言い換えれば、Dp ´/{(D+d)/2}≒1として、上記各玉6を、玉軸受1の直径方向に関し、上記外輪3の外周面と上記内輪5の内周面とのほぼ中央部に配置していた。
上述した様な玉軸受1により、例えば電気掃除機の吸引機用のファンモータの回転軸を支持する場合には、上記外輪3を固定のハウジングに内嵌固定し、上記内輪5を回転軸に外嵌固定する。
上述の様な従来の玉軸受1は、各種回転支持部分に組み込む事を考慮した汎用的な構造で、低負荷、高速回転を考慮した構造ではない為、回転トルク(回転抵抗)が必ずしも低くなかった。これに対して、近年に於ける省エネルギ化の流れを受けて、回転支持部の回転トルクをより小さくする要求が増えている。この様な事情に鑑みて、低負荷で高速回転する部分に組み込む、回転トルクが小さな玉軸受の実現が望まれている。低トルク化の為の最も簡単な手段としては、玉6を設置した部分に封入するグリースとして、低粘度のものを使用する事が考えられる。但し、グリースの粘度を低くする事により実現できる低トルク化は限られたものであり、より大きな低トルク化を図る為には、玉軸受自体の構造を変える必要がある。
単に低負荷で高速回転する回転支持部分の回転トルクを、玉軸受部分の仕様変更により小さくするのであれば、玉軸受として直径系列を下げた(小型の)ものを使用すれば、或る程度大きな低トルク化を図れる。但し、この様な方法による場合には、外輪を内嵌固定すべきハウジングの内径を小さくする必要があり、回転支持部分の他の構成部材の設計変更が必要になる為、好ましくない。しかも、単に直径系列を下げただけでも、未だ十分な低トルク化を図れない場合もある。
特開平7−119749号公報
本発明の玉軸受は、上述の様な事情に鑑みて発明したものである。
本発明の玉軸受は、前述した従来の玉軸受と同様に、内周面に断面形状が円弧形である外輪軌道を有する、軸受鋼製の外輪と、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌道を有する、軸受鋼製の内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けた、軸受鋼製の複数個の玉とを備える。
特に、本発明の玉軸受に於いては、これら各玉の直径をDb とし、上記外輪軌道の断面形状の曲率半径をRo とし、上記内輪軌道の断面形状の曲率半径をRi とした場合に、次の(1)(2)式を満たす。
0.53<Ro /Db ≦0.65 −−− (1)
0.52<Ri /Db ≦0.65 −−− (2)
更に、上記外輪の外径をDとし、上記内輪の内径をdとし、上記各玉のピッチ円直径をDp とし、dが6〜10mmの場合に内輪の締め代が11μm、dが10mmを越えて18mm以下の場合に内輪の締め代が12μmの条件で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )となる内輪軌道の直径をDi とし、x=Db /{(D−d)/2}とし、y=Dp /{(D+d)/2}とした場合に、次の(3)(4)式を満たし、更に好ましくは(5)式も満たす。
x≧0.3 −−− (3)
y<1.0 −−− (4)
y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d) −−− (5)
上述の様に構成する本発明の玉軸受によれば、十分な耐久性を確保しつつ、外輪の外径を特に小さくする事なく、十分な低トルク化を図れる。
即ち、(1)(2)式を満たす事により、各玉の転動面と外輪軌道及び内輪軌道との当接部に形成される接触楕円を小さくし、回転時にこの接触楕円部分で生じる転がり抵抗、スピンを小さくして、低トルク化を図れる。尚、Ro /Db 、Ri /Db の値が0.65を越えて大きくなると、上記接触楕円の面積が小さくなり過ぎて、上記各軌道の転がり疲れ寿命の確保が難しくなる他、外輪軌道に関してはブリネル圧痕が生じ易くなる。この為、上記各比Ro /Db 、Ri /Db の上限値を0.65にした。
又、(4)式を満たすべく、複数の玉の位置を玉軸受の内径側に配置する事により、これら各玉を転動させる為に要するモーメントを小さくして、低トルク化を図れる。
この様に、低トルク化を図る場合でも、上記(3)式を満たすべく、上記各玉の直径Db を確保する事により、これら各玉の転動面と外輪軌道との当接部の接触楕円が過度に小さくなる事を防止して、この外輪軌道にブリネル圧痕が生じる事を防止できる。
更に、上記(5)式を満たすべく、上記各玉の直径Db との関係でこれら各玉のピッチ円直径DP を確保する事により、上記内輪を回転軸等に締り嵌めで外嵌した場合にも、この内輪に発生する円周応力が過度に大きくなる事を防止して、上記内輪に亀裂等の損傷が発生する事を防止できる。
尚、上記(5)式中のDi は、JISに規定する嵌め合いの基準のjs5と、内輪に必要とする強度とに基づいて決定する。即ち、js5によれば、内輪の締め代の上限値は、内径が6〜10mmの内輪の場合で11μm、同じく10〜18mmの場合で12μmである。又、軸受鋼の最大応力は一般的には137.2MPa(14kgf/mm2 )以下にすべく、内輪の溝底の厚さに影響する内輪軌道の直径Di を規定するが、内輪の材料、熱処理の変更等により、最大294MPa(30kgf/mm2 )までは上記溝底の厚さを薄くする事が可能である。そこで、上記内輪軌道の直径Di を、上記締め代により上記内輪を回転軸等に外嵌固定した場合で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )となる値とした。
尚、各玉の直径Db と内輪軌道の断面形状の曲率半径Ri との比、Ri /Db に関しては、空気調和装置の送風機等のファンモータの様に、10000min-1 (r.p.m.)以下で使用する場合には0.52<Ri /Db ≦0.65とするが、電気掃除機の吸引機等のファンモータの様に、20000min-1 以上で使用する場合には0.53<Ri /Db ≦0.65とする事が好ましい。
[実施の形態の第1例]
図1は、本発明の実施の形態の第1例を示している。この玉軸受1aは、前述の図8に示した、従来から知られている玉軸受1と同様に、内周面に断面形状が円弧形である深溝型の外輪軌道2aを有する外輪3aと、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌道4aを有する内輪5aと、これら外輪軌道2aと内輪軌道4aとの間に転動自在に設けた複数個の玉6とを備える。これら各玉6は、保持器7により互いに間隔をあけた状態で転動自在に保持している。又、上記外輪3の両端部内周面にはそれぞれシールドリング8、8の外周縁部を係止すると共に、これら各シールドリング8、8の内周縁を、上記内輪5aの両端部外周面に近接対向させている。
特に、本発明の玉軸受1aの場合には、各玉6の直径をDb とし、上記外輪軌道2aの断面形状の曲率半径をRo とし、上記内輪軌道4aの断面形状の曲率半径をRi とした場合に、次の(1)(2)式を満たす。
0.53<Ro /Db ≦0.65 −−− (1)
0.52<Ri /Db ≦0.65 −−− (2)
更に、上記外輪3aの外径をDとし、上記内輪5aの内径をdとし、上記各玉6のピッチ円直径をDp とし、dが6〜10mmの場合に内輪の締め代が11μm、dが10mmを越えて18mm以下の場合に内輪の締め代が12μmの条件で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )となる内輪軌道の直径をDi とし、x=Db /{(D−d)/2}とし、y=Dp /{(D+d)/2}とした場合に、次の(3)〜(5)式を満たす。
x≧0.3 −−− (3)
y<1.0 −−− (4)
y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d) −−− (5)
上述した様な玉軸受1aにより、例えば電気掃除機の吸引機用のファンモータの回転軸を支持する場合には、上記外輪3aを固定のハウジングに内嵌固定し、上記内輪5aを回転軸に外嵌固定する。尚、本発明の対象となる玉軸受1aは、家庭用電気掃除機或は家庭用空気調和装置の送風機の回転軸をハウジングに支持する為の、低負荷高速回転で使用されるものをその対象としている。より具体的には、その大きさは、外輪3aの外径Dが15〜40mm程度、内輪5aの内径dが6〜18mm程度、幅Bが5〜12mm程度のものが対象となる。
尚、上記内輪5aの内径dが6mm未満の場合にも、本発明の対象となり得るが、この場合に上記(5)式中のDi は、上記内径dが5mmの場合に締め代が6μm、同じく4mmの場合に締め代が2μm、3mmの場合に締め代が1μmの3点を滑らかに連続させる曲線により表される条件で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )となる内輪軌道の直径とする。即ち、縦軸と横軸との一方に上記内径dを、他方に上記締め代を、それぞれ表した直交座標にプロットされた上記3点を滑らかに連続させる曲線に基づいて、当該内径dに対応する締め代を求め、求められた締め代に基づいて上記最大円周応力が294MPaとなる内輪軌道の直径を上記Di とする。上記内径dが6mm未満の場合、上記外径Dも15mm未満、幅Bも5mm未満となる事がある。
上述の様に構成する本発明の玉軸受1aによれば、十分な耐久性を確保しつつ、外輪の外径Dを特に小さくする事なく、十分な低トルク化を図れる。この点に就いて、図2を参照しつつ説明する。尚、この図2は、上記x=Db /{(D−d)/2}を横軸に、同じくy=Dp /{(D+d)/2}を縦軸に、それぞれ記載したもので、3本の直線イ、ロ、ハにより三方を囲まれ、斜格子を付した三角形部分が、本発明の技術的範囲を示している。尚、この三角形部分よりも下側に位置する直線ニは、上記内輪5aの肉厚が、前記内輪軌道4a部分で0となる部分を示している。従って、この直線ニよりも下側では、玉軸受が成立しない。
先ず、上記(1)(2)式を満たす事により、各玉6の転動面と前記外輪軌道2a及び内輪軌道4aとの当接部に形成される接触楕円を小さくし、回転時にこの接触楕円部分で生じる転がり抵抗、スピンを小さくして、低トルク化を図れる。
又、本発明の玉軸受の場合には、(4)式を満たすべく、上記玉軸受1aの直径方向に関する、前記外輪3aの厚さを、上記内輪5aの厚さよりも大きくし、上記各玉6の位置(ピッチ円直径Dp )を上記玉軸受1aの内径側に配置している。即ち、上記図2の直線イよりも同図の下側で、上記玉軸受1aを造る事により、上記各玉6を転動させる為に要するモーメントを小さくして、低トルク化を図っている。この様に、低トルク化を図る場合でも、上記外輪3aの外径Dを従来構造に比べて小さくする必要はないので、この外輪3aを内嵌固定すべきハウジングの内径を変える必要はなく、従来から使用していたハウジングをそのまま使用できる。尚、上記外輪3aの外径Dを小さくする事なく、上記ピッチ円直径Dp を小さくして低トルク化を図る為に、上記(4)式の様にy<1.0としているが、この低トルク化を十分に図る為には、好ましくはこのyの値を0.95以下、更に好ましくは0.9以下にする。このyの下限値は、上記図2の直線ハで規制される。
又、前記(3)式を満たすべく、上記各玉6の直径Db を確保する事により、これら各玉6の転動面と上記外輪軌道2aとの当接部の接触楕円が過度に小さくなる事を防止して、この外輪軌道2aにブリネル圧痕が生じる事を防止できる。即ち、上記図2の直線ロよりも、同図の右側で上記玉軸受1aを造るべく、上記各玉6の直径Db を確保している。尚、上記外輪軌道2aは、玉軸受1aの軸方向に亙る断面形状が凹面であるだけでなく、円周方向に亙る断面形状も凹面である。この様な上記外輪軌道2aは、円周方向に亙る断面形状が凸面である前記内輪軌道4aに比べて押圧力に対する耐力が小さい。そこで、上記接触楕円を小さくすべく、外輪軌道2aの断面形状の曲率半径Ro を大きくした場合でも、上記各玉6の直径Db を或る程度確保して、上記接触楕円が過度に小さくなる事を防止する。より具体的には、上記(3)式を満たす事により、上記外輪軌道2aに加わる最大面圧を1960MPa(200kgf/mm2 )以下に抑えて、上記外輪軌道2aにブリネル圧痕が生じる事を防止する。
更に、前記(5)式を満たすべく、上記各玉6のピッチ円直径Dp を確保する事により、前記内輪5aを回転軸等に外嵌した場合にも、この内輪5aに発生する円周応力が過度に大きくなる事を防止できる。即ち、上記図2の直線ハよりも上側で、上記各玉6のピッチ円直径Dp 及び直径Db を規制している。尚、上記玉軸受1aの使用時に上記内輪5aは、回転軸等に締り嵌めにより外嵌固定する。従って上記内輪5aには、その使用時に円周方向の引っ張り応力が加わる。この引っ張り応力が過大になると、上記内輪5aに亀裂等の損傷が発生する可能性を生じるが、上記(5)式を満たす事により、上記最大引っ張り応力を294MPa(30kgf/mm2 )以下に抑えて、上記内輪5aの損傷を防止する。
[実施の形態の第2例]
次に、図3は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、外輪3bの内周面中央部で外輪軌道2aを形成した部分に、この内周面の軸方向両端部よりも十分に小径な中央突部15を形成している。そして、この中央突部15の両側面と、上記外輪3bの内周面両端部にそれぞれの外周縁を係止したシールドリング8、8の内側面との間に保持凹部16、16を、それぞれ全周に亙って形成している。これら各保持凹部16、16は、それぞれグリース溜りとして機能し、各玉6の転動面と外輪軌道2a及び内輪軌道4aとの当接部に、長期間に亙って潤滑油を供給し続ける。本発明の場合には、上記外輪3bの径方向に関する厚さが大きいので、上記各保持凹部16、16の容積を大きくしてグリースの保持量を多くし、玉軸受1bの耐久性向上を図れる。その他の構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
本発明の効果を確認する為に行なった実験の結果に就いて説明する。実験は、各玉6のピッチ円直径Dp が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響を知る為の実験(第一の実験)と、各軌道の断面形状の曲率半径が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響を知る為の実験(第二の実験)と、各玉6のピッチ円直径Dp とその直径Db がモータ騒音に及ぼす影響を知る為の実験(第三の実験)との3種類行なった。これらの実験では、一部の実験を除き、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅Bが7mmである深溝型の玉軸受を使用して行ない、次述する様に、本発明の技術的範囲に属する実施例を11種類、本発明の技術的範囲からは外れる比較例を7種類の、合計18種類の試料を用意した。外輪3a、内輪5a、玉6は、何れもSUJ2製とした。
実施例1
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
実施例2
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.89
玉数=10(個)
実施例3
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.57
y=Dp /{(D+d)/2}=0.90
玉数=6(個)
実施例4
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.85
玉数=7(個)
実施例5
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=9(個)
実施例6
o /Db =0.56
i /Db =0.56
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
実施例7
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
実施例8
o /Db =0.65
i /Db =0.65
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
実施例9
o /Db =0.56
i /Db =0.56
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=10(個)
実施例10
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=10(個)
実施例11
o /Db =0.65
i /Db =0.65
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=10(個)
比較例1
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.57
y=Dp /{(D+d)/2}=1.00
玉数=7(個)
比較例2
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=1.00
玉数=9(個)
比較例3
o /Db =0.60
i /Db =0.60
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=1.00
玉数=11(個)
比較例4
o /Db =0.51
i /Db =0.51
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
比較例5
o /Db =0.53
i /Db =0.52
x=Db /{(D−d)/2}=0.45
y=Dp /{(D+d)/2}=0.92
玉数=8(個)
比較例6
o /Db =0.51
i /Db =0.51
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=10(個)
比較例7
o /Db =0.53
i /Db =0.52
x=Db /{(D−d)/2}=0.34
y=Dp /{(D+d)/2}=0.79
玉数=10(個)
上述の様な18種類の試料のうち、先ず実施例1〜5と比較例1〜3との、合計8種類の試料を用い、図4に示す様な実験装置9により第一の実験を行ない、各玉6のピッチ円直径Dp が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響に就いて確認した。上記実験装置9は、互いに同心に配置した回転軸10とハウジング11とを備える。上記回転トルクの測定時には、これら回転軸10の外周面とハウジング11の内周面との間に、同一諸元の玉軸受1a、1aを組み付けて、上記回転軸10を回転させ、上記ハウジング11の外周面に固定したアーム12の先端部に加わるトルクを、荷重センサ13により測定した。尚、何れの試料に就いても、玉軸受1a、1a内には潤滑の為のグリースを封入し、両端部は非接触型のシールドリング8、8(図1参照)により密封した。又、試験条件は、常温、大気中とした。又、上記各玉軸受1a、1aには、ばね14により、49N(5kgf )の予圧を付与した。上記回転軸10の回転速度(dmn=ピッチ円直径と毎分回転数との積)は、40万〜90万の間で変化させ、試験開始から10分経過後のトルクを測定した。
この様にして行なった実験の結果を、図5に示す。この図5のうち、(A)は、y=Dp /{(D+d)/2}の値及び玉数のみを変えた、実施例3と比較例1との、回転速度とトルクとの関係を示している。又、(B)は、やはりy=Dp /{(D+d)/2}の値及び玉数のみを変えた、実施例1、4と比較例2との、回転速度とトルクとの関係を示している。更に、(C)は、やはりy=Dp /{(D+d)/2}の値及び玉数のみを変えた、実施例2、5と比較例3との、回転速度とトルクとの関係を示している。又、図5(A)〜(C)では、それぞれの比較例の90万dmnの時の回転トルクを1とし、他の場合のトルクをそれとの比率で表した。
同様の実験を、次の表1、2に示す様に、玉軸受の大きさを変えて行ない、玉軸受の大きさに拘らず、ピッチ円直径を小さくする事が、回転トルクの低減に繋がる事を確認した。
Figure 2007170680
Figure 2007170680
尚、これら表1、2にその結果を示した実験のうち、表1にその結果を示した実験は、前述した通り、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅Bが7mmである深溝型の玉軸受を使用して行なった。外輪3aと内輪4aとの間に存在する空隙の容積に対するグリース量の割合(グリースの充填率)は35%とし、回転速度は1800min-1 とした。又、表2にその結果を示した実験は、外輪3aの外径Dが32mm、内輪5aの内径dが15mm、幅Bが9mmである深溝型の玉軸受を使用して行なった。外輪3aと内輪4aとの間に存在する空隙の容積に対するグリース量の割合は、30%とし、回転速度は1800min-1 とした。表1、2に記載したトルクの値の単位は mN・cmである。
この様な図5(A)〜(C)及び表1、2の記載から明らかな通り、ピッチ円直径Dp の値を小さくする事により、玉軸受の大きさに拘らず、トルクを小さくできる。
次に、前述の様な18種類の試料のうち、実施例6〜11と比較例4〜7との、合計10種類の試料を用い、やはり図4に示す様な実験装置9により第二の実験を行ない、外輪軌道2aの断面形状の曲率半径Ro 及び内輪軌道4aの断面形状の曲率半径をRi が玉軸受1aの回転トルクに及ぼす影響に就いて確認した。試験条件は、上述したピッチ円直径Dp に関する試験の場合と同じである。
この様にして行なった実験の結果を、図6に示す。この図6のうち、(A)は、上記各軌道の曲率半径Ro 、Ri と玉の直径Db との比のみを変えた、実施例6〜8と比較例4〜5との、回転速度が90万dmnでのトルクの大きさを示している。又、(B)は、やはり上記各Ro 、Ri と玉の直径Db との比のみを変えた、実施例9〜11と比較例6〜7との、回転速度が90万dmnでのトルクの大きさを示している。これら図6(A)(B)も、それぞれ最もトルクが大きい比較例の90万dmnの時の回転トルクを1とし、他の場合のトルクとそれとの比率で示している。これら図6(A)(B)から明らかな通り、上記各軌道の曲率半径Ro 、Ri と玉の直径Db との比の値を大きくする事により、トルクを小さくできる。
次の表3に、軌道の断面形状の曲率半径がトルクの値に及ぼす影響をより具体的な数値として表している。この表3にその結果を示した実験は、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅Bが7mmである深溝型の玉軸受を使用して行なった。グリースの充填率は30%とし、回転速度は1800min-1 とした。又、外輪軌道2aの曲率半径に関しては、Ro /Db =0.53で変化させず、内輪軌道4aの曲率半径に関してのみ、Ri /Db を0.51と0.52との2通りに変化させた。この表3に示したトルクの値の単位も、 mN・cmである。
この様な表3からも、各軌道の曲率半径Ro 、Ri と玉の直径Db との比の値を大きくする事により、トルクを小さくできる事が分かる。
Figure 2007170680
次に、各玉6のピッチ円直径Dp とその直径Db が、アンデロン値とモータ騒音とに及ぼす影響を知る為に行なった、第三の実験に就いて説明する。先ず、アンデロン値に及ぼす影響を知る為の実験は、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅Bが7mmでグリースの充填率が35%である深溝型の玉軸受を使用して行なった。この条件の下で、各玉6のピッチ円直径Dp が15mmであり同じく直径Db が3.97mm(5/32インチ)であるものと、同じく13mm及び3.18mm(1/8インチ)であるものとの2種類の試料を、それぞれ複数個ずつ用意し、それぞれのアンデロン値(High−Band)を測定した。その結果を、次の表4に示す。
Figure 2007170680
この様な実験の結果を示す表4の記載から明らかな通り、本発明の様に、各玉6のピッチ円直径Dp を小さくし、それに伴ってこれら各玉6の直径Db を小さくすれば、アンデロン値が向上する。この理由は、これら各玉6の運動エネルギが低減して、これら各玉6の加振力が小さくなる為と考えられる。
又、ピッチ円直径Dp が異なるが、アンデロン値が一致する玉軸受を、実際にモータに組み込んだ場合に発生する騒音の値を知る為の実験も行なった。実験は、外輪3aの外径Dが32mm、内輪5aの内径dが15mm、幅Bが9mmである深溝型の玉軸受を使用して行なった。この条件の下で、玉のピッチ円直径Dp が21.5mmであるものと、同じく23mmであるものとの2種類の試料を、それぞれ複数個ずつ用意し、それぞれのアンデロン値(High−Band)を測定した後、各玉軸受をモータに組み込んだ状態で発生する騒音を測定した。その結果を、図7に示す。
この図7に示した6種類、合計12個の符号のうち、○はピッチ円直径Dp が21.5mmであるものの騒音の平均値を、☆は同じく最大値を、◇は同じく最小値を、それぞれ表している。又、●はピッチ円直径Dp が23mmであるものの騒音の平均値を、★は同じく最大値を、◆は同じく最小値を、それぞれ表している。
この様な実験の結果を示す図7から明らかな通り、上記ピッチ円直径Dp を小さくすると、アンデロン値が悪化した場合でも、実際にモータに組み込んだ場合に発生する騒音が大きくならない。この理由は、上記ピッチ円直径Dp を小さくすると、玉の直径Db を小さくして玉の数を増やせる代わりに、玉の直径Db を小さくできる為、玉の振動成分のうちでモータとの共振周波数帯域中に入る共振ピークの数が減り、音響上有利に働く為と考えられる。この事は、モータ騒音を低減する為に、特にアンデロン値をあまり低減する必要がない事を意味する。言い換えれば、特にアンデロン値を小さくすべく、厳密な品質管理を行なわなくても、モータ騒音を低減できる。この為、特にコストを高くする事なく、モータ騒音の低減を図れる。
本発明の玉軸受は、以上に述べた通り構成され作用するので、各種機械装置の回転支持部の回転抵抗を低減して、これら各機械装置を運転する際のエネルギの節減を図れる。
本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面図。 本発明の技術的範囲を表した線図。 本発明の実施の形態の第2例を示す部分断面図。 本発明の効果を確認する為に使用した実験装置を示しており、(A)は端面図、(B)は断面図。 ピッチ円直径が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響に就いて確認する為に行なった実験の結果を示す線図。 各軌道の曲率半径と玉の直径との比が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響に就いて確認する為に行なった実験の結果を示す棒グラフ。 ピッチ円直径の違いが、アンデロン値とモータ騒音との関係に示す影響を示すグラフ。 従来の玉軸受の部分断面図。
符号の説明
1、1a、1b 玉軸受
2、2a 外輪軌道
3、3a、3b 外輪
4、4a 内輪軌道
5、5a 内輪
6 玉
7 保持器
8 シールドリング
9 実験装置
10 回転軸
11 ハウジング
12 アーム
13 荷重センサ
14 ばね
15 中央凸部
16 保持凹部

Claims (3)

  1. 内周面に断面形状が円弧形である外輪軌道を有する、軸受鋼製の外輪と、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌道を有する、軸受鋼製の内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けた、軸受鋼製の複数個の玉とを備えた玉軸受に於いて、
    これら各玉の直径をDb とし、上記外輪軌道の断面形状の曲率半径をRo とし、上記内輪軌道の断面形状の曲率半径をRi とした場合に、0.53<Ro /Db ≦0.65、0.52<Ri /Db ≦0.65であり、
    上記外輪の外径をDとし、上記内輪の内径をdとし、上記各玉のピッチ円直径をDp とし、x=Db /{(D−d)/2}とし、y=Dp /{(D+d)/2}とした場合に、x≧0.3、y<1.0である
    事を特徴とする玉軸受。
  2. 内輪の内径dが6〜10mmの場合にこの内輪の締め代が11μm、この内径dが10mmを越えて18mm以下の場合にこの内輪の締め代が12μmの条件で、最大円周応力が294MPaとなる内輪軌道の直径をDi とした場合に、y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d)である、
    請求項1に記載した玉軸受。
  3. 内輪の内径dが6mm未満の場合で、この内径dが5mmの場合に締め代が6μm、同じく4mmの場合に締め代が2μm、3mmの場合に締め代が1μmの3点を滑らかに連続させる曲線により表される条件で、最大円周応力が294MPaとなる内輪軌道の直径をDi とした場合に、y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d)である、
    請求項1に記載した玉軸受。
JP2007074625A 1999-07-19 2007-03-22 玉軸受 Pending JP2007170680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007074625A JP2007170680A (ja) 1999-07-19 2007-03-22 玉軸受

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20524599 1999-07-19
JP2007074625A JP2007170680A (ja) 1999-07-19 2007-03-22 玉軸受

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000212953A Division JP2001090736A (ja) 1999-07-19 2000-07-13 玉軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007170680A true JP2007170680A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38297470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007074625A Pending JP2007170680A (ja) 1999-07-19 2007-03-22 玉軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007170680A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014088006A1 (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 日本精工株式会社 転動装置
US9206490B2 (en) 2011-12-08 2015-12-08 Ntn Corporation Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them
US10087989B2 (en) 2013-06-06 2018-10-02 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10094422B2 (en) 2013-06-06 2018-10-09 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10107335B2 (en) 2013-06-06 2018-10-23 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10156259B2 (en) 2013-06-06 2018-12-18 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101417A (en) * 1980-01-10 1981-08-14 Nippon Seiko Kk Ball bearing
JPS6170219A (ja) * 1984-07-23 1986-04-11 Koyo Seiko Co Ltd スピンドル用軸受装置
JPS63289318A (ja) * 1987-05-20 1988-11-25 Koyo Seiko Co Ltd 磁気軸受装置における保護用ラジアル玉軸受
JPH07167138A (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 Nippon Seiko Kk 車輪用複列アンギュラ型玉軸受
JPH09324820A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Nippon Seiko Kk 玉軸受
JPH1036942A (ja) * 1996-07-19 1998-02-10 Ntn Corp 転がり軸受およびその製造方法
JPH1037951A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Koyo Seiko Co Ltd 高速用転がり軸受
JPH1162988A (ja) * 1997-08-19 1999-03-05 Nippon Seiko Kk 転がり軸受および該軸受を用いた機械装置
JPH11100647A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Ntn Corp 転がり軸受およびその製造方法
JPH11125259A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Nippon Seiko Kk 玉軸受

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101417A (en) * 1980-01-10 1981-08-14 Nippon Seiko Kk Ball bearing
JPS6170219A (ja) * 1984-07-23 1986-04-11 Koyo Seiko Co Ltd スピンドル用軸受装置
JPS63289318A (ja) * 1987-05-20 1988-11-25 Koyo Seiko Co Ltd 磁気軸受装置における保護用ラジアル玉軸受
JPH07167138A (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 Nippon Seiko Kk 車輪用複列アンギュラ型玉軸受
JPH09324820A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Nippon Seiko Kk 玉軸受
JPH1036942A (ja) * 1996-07-19 1998-02-10 Ntn Corp 転がり軸受およびその製造方法
JPH1037951A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Koyo Seiko Co Ltd 高速用転がり軸受
JPH1162988A (ja) * 1997-08-19 1999-03-05 Nippon Seiko Kk 転がり軸受および該軸受を用いた機械装置
JPH11100647A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Ntn Corp 転がり軸受およびその製造方法
JPH11125259A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Nippon Seiko Kk 玉軸受

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9206490B2 (en) 2011-12-08 2015-12-08 Ntn Corporation Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them
WO2014088006A1 (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 日本精工株式会社 転動装置
US10087989B2 (en) 2013-06-06 2018-10-02 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10094422B2 (en) 2013-06-06 2018-10-09 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10107335B2 (en) 2013-06-06 2018-10-23 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing
US10156259B2 (en) 2013-06-06 2018-12-18 Ntn Corporation Bearing component and rolling bearing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007170680A (ja) 玉軸受
JP3744663B2 (ja) ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受
EP1070864B1 (en) Ball bearing
WO2007142001A1 (ja) ころおよびスラストころ軸受
JP2002147463A (ja) 冠型保持器
CN203585097U (zh) 保持器和包含其的静音轴承
JP3651591B2 (ja) 転がり軸受
JPH09291942A (ja) ラジアル転がり軸受
JP2003097562A (ja) スラストころ軸受
JP2015124796A (ja) 円錐ころ軸受
JP2003049848A (ja) プーリ支持用玉軸受
JP2006214456A (ja) 転がり軸受
JP2003042160A (ja) アンギュラ玉軸受及び主軸装置
JP2006214456A5 (ja)
JP2001090736A (ja) 玉軸受
JP2001090736A5 (ja)
JP2007187207A (ja) スラストころ軸受
JP2003247556A (ja) 多点接触玉軸受及び自動車用プーリ
JP2006214533A (ja) スラスト円筒ころ軸受
JPH1082424A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2003139144A (ja) 多点接触玉軸受及び自動車補機用プーリ
JP2012172812A (ja) 転がり軸受
JP5703894B2 (ja) 玉軸受
JP2005003105A (ja) 玉軸受及びモータ
JP2003021149A (ja) コンプレッサ用プーリの回転支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070410

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110118