JP2006214533A - スラスト円筒ころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 各柱部9の円周方向両側縁で、外径側、内径側両平板部11、12に設けた外径側、内径側両係止部の先端縁同士の間隔を、同じく中央平板部10に設けた中央係止部の先端縁同士の間隔よりも小さくする。そして、上記外径側、内径側両平板部11、12からの最大突出量△Sを、上記中央平板部10からの最大突出量△Lよりも小さく(△S<△L)する。この構成により、上記円筒ころ8をスキューしにくくして、上記課題を解決する。
【選択図】 図1
Description
要するに、上記各ポケット7、7内に上記各円筒ころ8、8を保持した状態で、上記各係止部15〜17とこれら各円筒ころ8、8の転動面と係合させて、これら各円筒ころ8、8に対する、上記保持器2の軸方向の変位を抑えている。即ち、この保持器2の軸方向に関する位置決めを、所謂ころ案内により図っている。
このうちの保持器は、全体を円輪状に造られて、円周方向複数個所に、それぞれが放射方向に配置された複数のポケットを備える。
又、上記保持器は、金属板を曲げ形成する事により一体に造られて、内径側リム部と、外径側リム部と、中間板部と、上記各ポケットと、複数の柱部とを備える。
このうちの内径側リム部は内周縁部に存在し、全周に亙って連続する円環状であり、上記外径側リム部は、外周縁部に存在し、上記内径側リム部と同心で全周に亙って連続する円環状である。
又、上記中間板部は、上記外径側リム部と上記内径側リム部との間に存在して、断面形状が径方向に関し屈曲しており、中央平板部と、外径側平板部と、内径側平板部と、内径側連続部と、外径側連続部とから成る。
このうちの中央平板部は、径方向中間部で軸方向一端寄り部分に形成されている。
又、上記外径側平板部は、上記外径側リム部の径方向内側に隣接する、軸方向他端寄り部分に形成されている。
又、上記内径側平板部は、上記内径側リム部の径方向外側に隣接する、軸方向他端寄り部分に形成されている。
又、上記内径側連続部は、上記内径側平板部の外周縁と上記中央平板部の内周縁とを連続させ、上記外径側連続部は、この中央平板部の外周縁と上記外径側平板部の内周縁とを連続させる。
又、上記各ポケットは、上記中間板部の径方向に長い矩形孔であって、この中間板部に円周方向に関して間欠的に、それぞれ放射方向に形成されている。
又、上記各円筒ころは、上記保持器の各ポケット内に、転動自在に保持されている。
又、上記軸方向他端側への上記保持器の軸方向変位を、上記中央平板部の一部で上記各柱部の円周方向端縁に設けられた各中央係止部と上記各円筒ころの転動面との係合により、これら各円筒ころの一部が上記外径側平板部及び上記内径側平板部よりも軸方向に突出したままの状態となる様に規制している。
この為に、例えば、上記各ポケットの円周方向両端縁部に対向する状態でそれぞれ1対ずつ設けた、外径側係止部の先端縁同士の間隔と、中央係止部の先端縁同士の間隔と、内径側係止部の先端縁同士の間隔とを、適切に規制する。具体的には、上記両外径側係止部の先端縁同士の間隔と上記両内径側係止部の先端縁同士の間隔とを互いに等しくすると共に、上記両中央係止部の先端縁同士の間隔を、これよりも広くする。
但し、上記各ポケットの円周方向両端縁部に、プレス加工(打ち抜き加工)に伴って生じるダレの影響により、上記各係止部の先端縁同士の間隔を上記の関係に規制しなくても、上記各平板部からの上記各円筒ころの突出量を規制できるのであれば、上記間隔を上記関係に規制しなくても良い。
即ち、例えば、各円筒ころの(円筒ころ自身の)軸方向に関する両端部と係合する、両外径側係止部の先端縁同士の間隔と両内径側係止部の先端縁同士の間隔とを比較的狭く(各円筒ころの直径に比べて十分に小さく)する等により、外径側、内径側両平板部からの上記各円筒ころの突出量を小さくしているので、上記保持器の円周方向に関する、上記各円筒ころの変位量を少なく抑えられる。従って、これら各円筒ころのスキュー角度を小さく抑えられて、これら各円筒ころの外径側端面と、上記各ポケットの外径側周縁部とが片当たりする程度を低く抑えられる。この為、これら外径側端面と外径側周縁部との擦れ合い部に於ける応力集中の程度を小さく抑えられる。更には、上記擦れ合い部に潤滑の為の油膜を形成し易くして、この擦れ合い部で金属接触が発生する事を防止できる。この結果、上記外径側周縁部部分に、前述の図8に示した様な、摩耗による凹入部20が形成される事を防止できる。
又、本発明の場合、上記各円筒ころのスキューを抑える事により、上記各ポケットの外径側周縁部の摩耗防止を図る為、これら各円筒ころの外径側端面の形状は特に限定されない。従って、スラスト円筒ころ軸受の負荷容量の確保を図る為、これら各円筒ころの有効長さを大きくする設計が容易になる。
更に、本発明の場合には、上記保持器の軸方向位置を、上記各ポケットに形成した上記各係止部と上記各円筒ころの転動面との係合により図っているので、上記保持器の軸方向両側面と相手レース面とが擦れ合う事がない。この為、この保持器がこのレース面に付着した潤滑油を掻き取る事を防止して、このレース面と上記各円筒ころの転動面との転がり接触部を良好に潤滑できる。
この様な円筒ころを使用すれば、これら各円筒ころの有効長さを大きくして、スラスト円筒ころ軸受の負荷容量の確保を図れる。
この様な構成を採用すれば、より多くの潤滑油を必要とする、高速回転するレース面と上記各円筒ころの転動面との転がり接触部に、効率良く潤滑油を送り込める。
又、本実施例の場合には、上記保持器2の軸方向位置を、上記各ポケット7aに形成した、上記各係止部15〜17と上記各円筒ころ8の転動面との係合により図っているので、上記保持器2の軸方向両側面と相手レース面とが擦れ合う事がない。この為、この保持器2がこのレース面に付着した潤滑油を掻き取る事を防止して、このレース面と上記各円筒ころ8の転動面との転がり接触部を良好に潤滑できる。
2 保持器
4 内径側リム部
5 外径側リム部
6 中間板部
7、7a ポケット
8 円筒ころ
9 柱部
10 中央平板部
11 外径側平板部
12 内径側平板部
13 内径側連続部
14 外径側連続部
15 外径側係止部
16 内径側係止部
17 中央係止部
18 外径側端面
19 外径側周縁部
20 凹入部
Claims (4)
- 全体を円輪状に造られて円周方向複数個所に、それぞれが放射方向に配置された複数のポケットを備えた保持器と、この保持器の各ポケット内に転動自在に保持された複数個の円筒ころとを備え、この保持器は、金属板を曲げ形成する事により一体に造られて、内周縁部に存在する、全周に亙って連続する円環状の内径側リム部と、外周縁部に存在する、この内径側リム部と同心で全周に亙って連続する円環状の外径側リム部と、この外径側リム部と上記内径側リム部との間に存在する、断面形状が径方向に関して屈曲した中間板部と、この中間板部に円周方向に関して間欠的に、それぞれ放射方向に形成された上記各ポケットと、円周方向に隣り合うポケット同士の間に設けられた複数の柱部とを備え、上記中間板部は、径方向中間部で軸方向一端寄り部分に形成された中央平板部と、上記外径側リム部の径方向内側に隣接する軸方向他端寄り部分に形成された外径側平板部と、上記内径側リム部の径方向外側に隣接する軸方向他端寄り部分に形成された内径側平板部と、この内径側平板部の外周縁と上記中央平板部の内周縁とを連続させる内径側連続部と、この中央平板部の外周縁と上記外径側平板部の内周縁とを連続させる外径側連続部とから成り、上記軸方向一端側への上記保持器の軸方向変位を、上記外径側平板部及び内径側平板部の一部で上記各柱部の円周方向端縁に設けられた各外径側係止部及び各内径側係止部と上記各円筒ころの転動面との係合により、これら各円筒ころの一部が上記内径側、外径側両リム部の先端縁及び上記中央平板部よりも軸方向に突出したままの状態となる様に規制しており、上記軸方向他端側への上記保持器の軸方向変位を、上記中央平板部の一部で上記各柱部の円周方向端縁に設けられた各中央係止部と上記各円筒ころの転動面との係合により、これら各円筒ころの一部が上記外径側平板部及び上記内径側平板部よりも軸方向に突出したままの状態となる様に規制しているスラスト円筒ころ軸受に於いて、上記保持器を軸方向一端側に変位させて上記各外径側係止部及び各内径側係止部と上記各円筒ころの転動面とを係合させた状態で、これら各円筒ころの一部が上記外径側平板部及び上記内径側平板部よりも軸方向に突出する量を、上記保持器を軸方向他端側に変位させて上記各中央係止部と上記各円筒ころの転動面とを係合させた状態で、これら各円筒ころの一部が上記中央平板部よりも軸方向に突出する量よりも小さくした事を特徴とするスラスト円筒ころ軸受。
- 保持器を軸方向一端側に変位させて各外径側係止部及び各内径側係止部と各円筒ころの転動面とを係合させた状態で、これら各円筒ころの一部が外径側平板部及び内径側平板部よりも軸方向に突出する量を、上記保持器を軸方向他端側に変位させて各中央係止部と上記各円筒ころの転動面とを係合させた状態で、これら各円筒ころの一部がこの中央平板部よりも軸方向に突出する量の80%以下とした、請求項1に記載したスラスト円筒ころ軸受。
- 各円筒ころの端面中央部が、これら各円筒ころの中心軸に対し直角方向に存在する平坦面である、請求項1〜2の何れか1項に記載したスラスト円筒ころ軸受。
- 各円筒ころの転動面とそれぞれ転がり接触するレース面を有する1対の部材が、何れも使用時に回転するものであり、中央平板部が、使用回転速度が速い部材に対向している、請求項1〜3の何れか1項に記載したスラスト円筒ころ軸受。
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JP2008115931A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Jtekt Corp | スラストころ軸受 |
JP2010174970A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Jtekt Corp | スラストころ軸受 |
CN111734743A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 斯凯孚公司 | 轴承保持架 |
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2005
- 2005-02-04 JP JP2005028703A patent/JP2006214533A/ja active Pending
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