JP2001090736A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受

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JP2001090736A
JP2001090736A JP2000212953A JP2000212953A JP2001090736A JP 2001090736 A JP2001090736 A JP 2001090736A JP 2000212953 A JP2000212953 A JP 2000212953A JP 2000212953 A JP2000212953 A JP 2000212953A JP 2001090736 A JP2001090736 A JP 2001090736A
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Hisato Yamamoto
寿人 山本
Yasuhisa Terada
康久 寺田
Takashi Ogawa
隆司 小川
Shikiyo Ko
志強 黄
Hiroya Achinami
博也 阿知波
Shoji Noguchi
昭治 野口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同様のハウジングに組み付け可能で、
しかも低トルクの構造を実現する。 【解決手段】 外輪3aを厚肉にして、各玉6のピッチ
円直径DP を内径側にずらせる。又、外輪軌道2a及び
内輪軌道4aの断面形状の曲率半径RO 、Ri を、玉6
の直径Db との関係で大きくする。同時に、玉6の直径
b 並びに内輪5aの肉厚を過小にせず、上記外輪軌道
2aにブリネル圧痕が形成される事を防止すると同時
に、内輪5aの亀裂防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る玉軸受は、例
えば家庭用の電気掃除機、空気調和装置の送風機等のフ
ァンモータの様に、低負荷で高速回転する回転軸をハウ
ジングに対して回転自在に支持する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】各種装置の回転軸をハウジングに対して
回転自在に支持する為に、図8に示す様な玉軸受1が広
く使用されている。この玉軸受1は、それぞれがSUJ
2、M50等の軸受鋼により造られた、内周面に断面形
状が円弧形である深溝型の外輪軌道2を有する外輪3
と、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌道4を有す
る内輪5と、これら外輪軌道2と内輪軌道4との間に転
動自在に設けた複数個の玉6とを備える。これら各玉6
は、保持器7により互いに間隔をあけた状態で転動自在
に保持している。又、上記外輪3の両端部内周面にはそ
れぞれシールドリング8、8の外周縁部を係止すると共
に、これら各シールドリング8、8の内周縁を、上記内
輪5の両端部外周面に近接対向させている。
【0003】尚、従来の一般的な玉軸受1の場合には、
上記各玉6の直径をDb とし、上記外輪軌道2の断面形
状の曲率半径をRo ´とし、上記内輪軌道4の断面形状
の曲率半径をRi ´とした場合に、0.50<Ro ´/
b ≦0.53、0.50<Ri ´/Db ≦0.52で
あった。又、上記外輪3の外径をDとし、上記内輪5の
内径をdとし、上記各玉6のピッチ円直径(P.C.D.)を
p ´とした場合に、Dp ´≒(D+p)/2としてい
た。言い換えれば、Dp ´/{(D+d)/2}≒1と
して、上記各玉6を、玉軸受1の直径方向に関し、上記
外輪3の外周面と上記内輪5の内周面とのほぼ中央部に
配置していた。
【0004】上述した様な玉軸受1により、例えば電気
掃除機の吸引機用のファンモータの回転軸を支持する場
合には、上記外輪3を固定のハウジングに内嵌固定し、
上記内輪5を回転軸に外嵌固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な従来の玉軸
受1は、各種回転支持部分に組み込む事を考慮した汎用
的な構造で、低負荷、高速回転を考慮した構造ではない
為、回転トルク(回転抵抗)が必ずしも低くなかった。
これに対して、近年に於ける省エネルギ化の流れを受け
て、回転支持部の回転トルクをより小さくする要求が増
えている。この様な事情に鑑みて、低負荷で高速回転す
る部分に組み込む、回転トルクが小さな玉軸受の実現が
望まれている。低トルク化の為の最も簡単な手段として
は、玉6を設置した部分に封入するグリースとして、低
粘度のものを使用する事が考えられる。但し、グリース
の粘度を低くする事により実現できる低トルク化は限ら
れたものであり、より大きな低トルク化を図る為には、
玉軸受自体の構造を変える必要がある。
【0006】単に低負荷で高速回転する回転支持部分の
回転トルクを、玉軸受部分の仕様変更により小さくする
のであれば、玉軸受として直径系列を下げた(小型の)
ものを使用すれば、或る程度大きな低トルク化を図れ
る。但し、この様な方法による場合には、外輪を内嵌固
定すべきハウジングの内径を小さくする必要があり、回
転支持部分の他の構成部材の設計変更が必要になる為、
好ましくない。しかも、単に直径系列を下げただけで
も、未だ十分な低トルク化を図れない場合もある。本発
明の玉軸受は、この様に事情に鑑みて発明したものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の玉軸受は、前述
した従来の玉軸受と同様に、内周面に断面形状が円弧形
である外輪軌道を有する、軸受鋼製の外輪と、外周面に
断面形状が円弧形である内輪軌道を有する、軸受鋼製の
内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に
設けた、軸受鋼製の複数個の玉とを備える。特に、本発
明の玉軸受に於いては、これら各玉の直径をDb とし、
上記外輪軌道の断面形状の曲率半径をRo とし、上記内
輪軌道の断面形状の曲率半径をRiとした場合に、次の
(1)(2)式を満たす。 0.53<Ro /Db ≦0.65 −−− (1) 0.52<Ri /Db ≦0.65 −−− (2) 更に、上記外輪の外径をDとし、上記内輪の内径をdと
し、上記各玉のピッチ円直径をDp とし、dが6〜10
mmの場合に内輪の締め代が11μm、dが10mmを越え
て18mm以下の場合に内輪の締め代が12μmの条件
で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )となる
内輪軌道の直径をDi とし、x=Db /{(D−d)/
2}とし、y=Dp /{(D+d)/2}とした場合
に、次の(3)(4)式を満たし、更に好ましくは
(5)式も満たす。 x≧0.3 −−− (3) y<1.0 −−− (4) y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d) −−− (5)
【0008】
【作用】上述の様に構成する本発明の玉軸受によれば、
十分な耐久性を確保しつつ、外輪の外径を特に小さくす
る事なく、十分な低トルク化を図れる。即ち、(1)
(2)式を満たす事により、各玉の転動面と外輪軌道及
び内輪軌道との当接部に形成される接触楕円を小さく
し、回転時にこの接触楕円部分で生じる転がり抵抗、ス
ピンを小さくして、低トルク化を図れる。尚、Ro /D
b 、Ri /Db の値が0.65を越えて大きくなると、
上記接触楕円の面積が小さくなり過ぎて、上記各軌道の
転がり疲れ寿命の確保が難しくなる他、外輪軌道に関し
てはブリネル圧痕が生じ易くなる。この為、上記各比R
o /Db 、Ri /Dbの上限値を0.65にした。又、
(4)式を満たすべく、複数の玉の位置を玉軸受の内径
側に配置する事により、これら各玉を転動させる為に要
するモーメントを小さくして、低トルク化を図れる。こ
の様に、低トルク化を図る場合でも、上記(3)式を満
たすべく、上記各玉の直径Db を確保する事により、こ
れら各玉の転動面と外輪軌道との当接部の接触楕円が過
度に小さくなる事を防止して、この外輪軌道にブリネル
圧痕が生じる事を防止できる。更に、上記(5)式を満
たすべく、上記各玉の直径Db との関係でこれら各玉の
ピッチ円直径DP を確保する事により、上記内輪を回転
軸等に締り嵌めで外嵌した場合にも、この内輪に発生す
る円周応力が過度に大きくなる事を防止して、上記内輪
に亀裂等の損傷が発生する事を防止できる。尚、上記
(5)式中のDi は、JISに規定する嵌め合いの基準
のjs5と、内輪に必要とする強度とに基づいて決定す
る。即ち、js5によれば、内輪の締め代の上限値は、
内径が6〜10mmの内輪の場合で11μm、同じく10
〜18mmの場合で12μmである。又、軸受鋼の最大応
力は一般的には137.2MPa(14kgf/mm2 )以下に
すべく、内輪の溝底の厚さに影響する内輪軌道の直径D
i を規定するが、内輪の材料、熱処理の変更等により、
最大294MPa(30kgf/mm2 )までは上記溝底の厚さ
を薄くする事が可能である。そこで、上記内輪軌道の直
径Di を、上記締め代により上記内輪を軸等に外嵌固定
した場合で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm
2 )となる値とした。尚、各玉の直径Db と内輪軌道の
断面形状の曲率半径Ri との比、Ri /Dbに関して
は、空気調和装置の送風機等のファンモータの様に、1
0000min-1(r.p.m.)以下で使用する場合には0.
52<Ri /Db ≦0.65とするが、電気掃除機の吸
引機等のファンモータの様に、20000min-1 以上で
使用する場合には0.53<Ri /Db ≦0.65とす
る事が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。この玉軸受1aは、前述の図8に示
した、従来から知られている玉軸受1と同様に、内周面
に断面形状が円弧形である深溝型の外輪軌道2aを有す
る外輪3aと、外周面に断面形状が円弧形である内輪軌
道4aを有する内輪5aと、これら外輪軌道2aと内輪
軌道4aとの間に転動自在に設けた複数個の玉6とを備
える。これら各玉6は、保持器7により互いに間隔をあ
けた状態で転動自在に保持している。又、上記外輪3の
両端部内周面にはそれぞれシールドリング8、8の外周
縁部を係止すると共に、これら各シールドリング8、8
の内周縁を、上記内輪5aの両端部外周面に近接対向さ
せている。
【0010】特に、本発明の玉軸受1aの場合には、各
玉6の直径をDb とし、上記外輪軌道2aの断面形状の
曲率半径をRo とし、上記内輪軌道4aの断面形状の曲
率半径をRi とした場合に、次の(1)(2)式を満た
す。 0.53<Ro /Db ≦0.65 −−− (1) 0.52<Ri /Db ≦0.65 −−− (2) 更に、上記外輪3aの外径をDとし、上記内輪5aの内
径をdとし、上記各玉6のピッチ円直径をDp とし、d
が6〜10mmの場合に内輪の締め代が11μm、dが1
0mmを越えて18mm以下の場合に内輪の締め代が12μ
mの条件で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm
2 )となる内輪軌道の直径をDi とし、x=Db
{(D−d)/2}とし、y=Dp /{(D+d)/
2}とした場合に、次の(3)〜(5)式を満たす。 x≧0.3 −−− (3) y<1.0 −−− (4) y≧{(D−d)/(D+d)}x+2Di /(D+d) −−− (5)
【0011】上述した様な玉軸受1aにより、例えば電
気掃除機の吸引機用のファンモータの回転軸を支持する
場合には、上記外輪3aを固定のハウジングに内嵌固定
し、上記内輪5aを回転軸に外嵌固定する。尚、本発明
の対象となる玉軸受1aは、家庭用電気掃除機或は家庭
用空気調和装置の送風機の回転軸をハウジングに支持す
る為の、低負荷高速回転で使用されるものをその対象と
している。より具体的には、その大きさは、外輪3aの
外径Dが15〜40mm程度、内輪5aの内径dが6〜1
8mm程度、幅Bが5〜12mm程度のものが対象となる。
尚、上記内輪5aの内径dが6mm未満の場合にも、本発
明の対象となり得るが、この場合に上記(5)式中のD
i は、上記内径dが5mmの場合に締め代が6μm、同じ
く4mmの場合に締め代が2μm、3mmの場合に締め代が
1μmの3点を滑らかに連続させる曲線により表される
条件で、最大円周応力が294MPa(30kgf/mm2 )と
なる内輪軌道の直径とする。即ち、縦軸と横軸との一方
に上記内径dを、他方に上記締め代を、それぞれ表した
直交座標にプロットされた上記3点を滑らかに連続させ
る曲線に基づいて、当該内径dに対応する締め代を求
め、求められた締め代に基づいて上記最大円周応力が2
94MPaとなる内輪軌道の直径を上記Di とする。上記
内径dが6mm未満の場合、上記各径Dも15mm未満、幅
Bも5mm未満となる事がある。
【0012】上述の様に構成する本発明の玉軸受1aに
よれば、十分な耐久性を確保しつつ、外輪の外径を特に
小さくする事なく、十分な低トルク化を図れる。この点
に就いて、図2を参照しつつ説明する。尚、この図2
は、上記x=Db /{(D−d)/2}を横軸に、同じ
くy=Dp /{(D+d)/2}を縦軸に、それぞれ記
載したもので、3本の直線イ、ロ、ハにより三方を囲ま
れ、斜格子を付した三角形部分が、本発明の技術的範囲
を示している。尚、この三角形部分よりも下側に位置す
る直線ニは、上記内輪5aの肉厚が、前記内輪軌道4a
部分で0となる部分を示している。従って、この直線ニ
よりも下側では、玉軸受が成立しない。
【0013】先ず、上記(1)(2)式を満たす事によ
り、各玉6の転動面と前記外輪軌道2a及び内輪軌道4
aとの当接部に形成される接触楕円を小さくし、回転時
にこの接触楕円部分で生じる転がり抵抗、スピンを小さ
くして、低トルク化を図れる。
【0014】又、本発明の玉軸受の場合には、(4)式
を満たすべく、上記玉軸受1aの直径方向に関する、前
記外輪3aの厚さを、前記内輪5aの厚さよりも大きく
し、上記各玉6の位置(ピッチ円直径)を上記玉軸受1
aの内径側に配置している。即ち、上記図2の直線イよ
りも同図の下側で、上記玉軸受1aを造る事により、上
記各玉6を転動させる為に要するモーメントを小さくし
て、低トルク化を図っている。この様に、低トルク化を
図る場合でも、上記外輪3aの外径Dを従来構造に比べ
て小さくする必要はないので、この外輪3aを内嵌固定
すべきハウジングの内径を変える必要はなく、従来から
使用していたハウジングをそのまま使用できる。尚、上
記外輪3aの外径Dを小さくする事なく、上記ピッチ円
直径Dpを小さくして低トルク化を図る為に、上記
(4)式の様にy<1としているが、この低トルク化を
十分に図る為には、好ましくはこのyの値を0.95以
下、更に好ましくは0.9以下にする。このyの下限値
は、上記図2の直線ハで規制される。
【0015】又、前記(3)式を満たすべく、上記各玉
6の直径Db を確保する事により、これら各玉6の転動
面と上記外輪軌道2aとの当接部の接触楕円が過度に小
さくなる事を防止して、この外輪軌道2aにブリネル圧
痕が生じる事を防止できる。即ち、上記図2の直線ロよ
りも、同図の右側で上記玉軸受1aを造るべく、上記各
玉6の直径Db を確保している。尚、上記外輪軌道2a
は、玉軸受1aの軸方向に亙る断面形状が凹面であるだ
けでなく、円周方向に亙る断面形状も凹面である。この
様な上記外輪軌道2aは、円周方向に亙る断面形状が凸
面である前記内輪軌道4aに比べて押圧力に対する耐力
が小さい。そこで、上記接触楕円を小さくすべく、外輪
軌道2aの断面形状の曲率半径Ro を大きくした場合で
も、上記各玉6の直径Db を或る程度確保して、上記接
触楕円が過度に小さくなる事を防止する。より具体的に
は、上記(3)式を満たす事により、上記外輪軌道2a
に加わる最大面圧を1960MPa(200kgf/mm2 )以
下に抑えて、上記外輪軌道2aにブリネル圧痕が生じる
事を防止する。
【0016】更に、前記(5)式を満たすべく、上記各
玉6のピッチ円直径Dp を確保する事により、前記内輪
5aを回転軸等に外嵌した場合にも、この内輪5aに発
生する円周応力が過度に大きくなる事を防止できる。即
ち、上記図2の直線ハよりも上側で、上記各玉6のピッ
チ円直径Dp 及び直径Db を規制している。尚、上記玉
軸受1aの使用時に上記内輪5aは、回転軸等に締り嵌
めにより外嵌固定する。従って上記内輪5aには、その
使用時に円周方向の引っ張り応力が加わる。この引っ張
り応力が過大になると、上記内輪5aに亀裂等の損傷が
発生する可能性を生じるが、上記(5)式を満たす事に
より、上記最大引っ張り応力を294MPa(30kgf/mm
2 )以下に抑えて、上記内輪5aの損傷を防止する。
【0017】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、外輪3bの内周面中
央部で外輪軌道2aを形成した部分に、この内周面の軸
方向両端部よりも十分に小径な中央突部15を形成して
いる。そして、この中央突部15の両側面と、上記外輪
3bの内周面両端部にそれぞれの外周縁を係止したシー
ルドリング8、8の内側面との間に保持凹部16、16
を、それぞれ全周に亙って形成している。これら各保持
凹部16、16は、それぞれグリース溜りとして機能
し、各玉6の転動面と外輪軌道2a及び内輪軌道4aと
の当接部に、長期間に亙って潤滑油を供給し続ける。本
発明の場合には、上記外輪3bの径方向に関する厚さが
大きいので、上記各保持凹部16、16の容積を大きく
してグリースの保持量を多くし、玉軸受1bの耐久性向
上を図れる。その他の構成及び作用は、上述した第1例
の場合と同様である。
【0018】
【実施例】本発明の効果を確認する為に行なった実験の
結果に就いて説明する。実験は、各玉6のピッチ円直径
p が玉軸受の回転トルクに及ぼす影響を知る為の実験
(第一の実験)と、各軌道の断面形状の曲率半径が玉軸
受の回転トルクに及ぼす影響を知る為の実験(第二の実
験)と、各玉6のピッチ円直径Dp とその直径Dbがモ
ータ騒音に及ぼす影響を知る為の実験(第三の実験)と
の3種類行なった。これらの実験では、一部の実験を除
き、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8
mm、幅Bが7mmである深溝型の玉軸受を使用して行な
い、次述する様に、本発明の技術的範囲に属する実施例
を11種類、本発明の技術的範囲からは外れる比較例を
7種類の、合計18種類の試料を用意した。外輪3a、
内輪5a、玉6は、何れもSUJ2製とした。
【0019】実施例1 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 実施例2 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.89 玉数=10(個) 実施例3 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.57 y=Dp /{(D+d)/2}=0.90 玉数=6(個) 実施例4 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.85 玉数=7(個) 実施例5 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=9(個) 実施例6 Ro /Db =0.56 Ri /Db =0.56 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 実施例7 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 実施例8 Ro /Db =0.65 Ri /Db =0.65 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 実施例9 Ro /Db =0.56 Ri /Db =0.56 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=10(個) 実施例10 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=10(個) 実施例11 Ro /Db =0.65 Ri /Db =0.65 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=10(個)
【0020】比較例1 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.57 y=Dp /{(D+d)/2}=1.00 玉数=7(個) 比較例2 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=1.00 玉数=9(個) 比較例3 Ro /Db =0.60 Ri /Db =0.60 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=1.00 玉数=11(個) 比較例4 Ro /Db =0.51 Ri /Db =0.51 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 比較例5 Ro /Db =0.53 Ri /Db =0.52 x=Db /{(D−d)/2}=0.45 y=Dp /{(D+d)/2}=0.92 玉数=8(個) 比較例6 Ro /Db =0.51 Ri /Db =0.51 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=10(個) 比較例7 Ro /Db =0.53 Ri /Db =0.52 x=Db /{(D−d)/2}=0.34 y=Dp /{(D+d)/2}=0.79 玉数=10(個)
【0021】上述の様な18種類の試料のうち、先ず実
施例1〜5と比較例1〜3との、合計8種類の試料を用
い、図4に示す様な実験装置9により第一の実験を行な
い、各玉6のピッチ円直径Dp が玉軸受の回転トルクに
及ぼす影響に就いて確認した。上記実験装置9は、互い
に同心に配置した回転軸10とハウジング11とを備え
る。上記回転トルクの測定時には、これら回転軸10の
外周面とハウジング11の内周面との間に、同一諸元の
玉軸受1a、1aを組み付けて、上記回転軸10を回転
させ、上記ハウジング11の外周面に固定したアーム1
2の先端部に加わるトルクを、荷重センサ13により測
定した。尚、何れの試料に就いても、玉軸受1a、1a
内には潤滑の為のグリースを封入し、両端部は非接触型
のシールドリング8、8(図1参照)により密封した。
又、運転条件は、常温、大気中とした。又、上記各玉軸
受1a、1aには、ばね14により、49N(5kgf )
の予圧を付与した。上記回転軸10の回転速度(dmn=
ピッチ円直径と毎分回転数との積)は、40万〜90万
の間で変化させ、運転開始から10分経過後のトルクを
測定した。
【0022】この様にして行なった実験の結果を、図5
に示す。この図5のうち、(A)は、y=Dp /{(D
+d)/2}の値及び玉数のみを変えた、実施例3と比
較例1との、回転速度とトルクと関係を示している。
又、(B)は、やはりy=Dp/{(D+d)/2}の
値及び玉数のみを変えた、実施例1、4と比較例2と
の、回転速度とトルクと関係を示している。更に、
(C)は、やはりy=Dp /{(D+d)/2}の値及
び玉数のみを変えた、実施例2、5と比較例3との、回
転速度とトルクと関係を示している。又、図5(A)〜
(C)では、それぞれの比較例の90万dmnの時の回転
トルクを1とし、他の場合のトルクをそれとの比率で表
した。同様の実験を、次の表1、2に示す様に、玉軸受
の大きさを変えて行ない、玉軸受の大きさに拘らず、ピ
ッチ円を小さくする事が、回転トルクの低減に繋がる事
を確認した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】尚、これら表1、2にその結果を示した実
験のうち、表1にその結果を示した実験は、前述した通
り、外輪3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8
mm、幅Bが7mmである深溝型の玉軸受を使用して行なっ
た。外輪3aと内輪4aとの間に存在する空隙の容積に
対するグリース量の割合(グリースの充填率)は35%
とし、回転速度は1800min-1 とした。又、表2にそ
の結果を示した実験は、外輪3aの外径Dが32mm、内
輪5aの内径dが15mm、幅Bが9mmである深溝型の玉
軸受を使用して行なった。外輪3aと内輪4aとの間に
存在する空隙の容積に対するグリース量の割合は、30
%とし、回転速度は1800min-1 とした。表1、2に
記載したトルクの値の単位は mN・cmである。この様な
図5(A)〜(C)及び表1、2の記載から明らかな通
り、ピッチ円直径Dp の値を小さくする事により、玉軸
受の大きさに拘らず、トルクを小さくできる。
【0026】次に、前述の様な18種類の試料のうち、
実施例6〜11と比較例4〜7との、合計10種類の試
料を用い、やはり図4に示す様な実験装置9により第二
の実験を行ない、外輪軌道2aの断面形状の曲率半径R
o 及び内輪軌道4aの断面形状の曲率半径をRi が玉軸
受1aの回転トルクに及ぼす影響に就いて確認した。試
験条件は、上述したピッチ円直径Dp に関する試験の場
合と同じである。
【0027】この様にして行なった実験の結果を、図6
に示す。この図6のうち、(A)は、上記各軌道の曲率
半径Ro 、Ri と玉の直径Db との比のみを変えた、実
施例6〜8と比較例4〜5との、回転速度が90万dm
でのトルクの大きさを示している。又、(B)は、やは
り上記各Ro 、Ri と玉の直径Db との比のみを変え
た、実施例9〜11と比較例6〜7との、回転速度が9
0万dmnでのトルクの大きさを示している。これら図6
(A)(B)も、それぞれ最もトルクが大きい比較例の
90万dmnの時の回転トルクを1とし、他の場合のトル
クとそれとの比率で示している。これら図6(A)
(B)から明らかな通り、上記各軌道の曲率半径Ro
i と転動体の直径Db との比の値を大きくする事によ
り、トルクを小さくできる。
【0028】次の表3に、軌道の断面形状の曲率半径が
トルクの値に及ぼす影響をより具体的な数値として表し
ている。この表3にその結果を示した実験は、外輪3a
の外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅Bが7
mmである深溝型の玉軸受を使用して行なった。グリース
の充填率は30%とし、回転速度は1800min-1 とし
た。又、外輪軌道2aの曲率半径に関しては、Ro /D
b =0.53で変化させず、内輪軌道4aの曲率半径に
関してのみ、Ri /Db を0.51と0.52との2通
りに変化させた。この表3に示したトルクの値の単位
も、 mN・cmである。この様な表3からも、各軌道の曲
率半径Ro 、Ri と転動体の直径Db との比の値を大き
くする事により、トルクを小さくできる事が分かる。
【0029】
【表3】
【0030】次に、各玉6のピッチ円直径Dp とその直
径Db が、アンデロン値とモータ騒音とに及ぼす影響を
知る為に行なった、第三の実験に就いて説明する。先
ず、アンデロン値に及ぼす影響を知る為の実験は、外輪
3aの外径Dが22mm、内輪5aの内径dが8mm、幅B
が7mmでグリースの充填率が35%である深溝型の玉軸
受を使用して行なった。この条件の下で、各玉6のピッ
チ円直径Dp が15mmであり同じく直径Db が3.97
mm(5/32インチ)であるものと、同じく13mm及び
3.18mm(1/8インチ)であるものとの2種類の試
料を、それぞれ複数個ずつ用意し、それぞれのアンデロ
ン値(High−Band)を測定した。その結果を、次の表4
に示す。
【0031】
【表4】
【0032】この様な実験の結果を示す表4の記載から
明らかな通り、本発明の様に、各玉6のピッチ円直径D
p を小さくし、それに伴ってこれら各玉6の直径Db
小さくすれば、アンデロン値が向上する。この理由は、
これら各玉6の運動エネルギが低減して、これら各玉6
の加振力が小さくなる為と考えられる。
【0033】又、ピッチ円直径Dp が異なるが、アンデ
ロン値が一致する玉軸受を、実際にモータに組み込んだ
場合に発生する騒音の値を知る為に行なった実験も行な
った。実験は、外輪3aの外径Dが32mm、内輪5aの
内径dが15mm、幅Bが9mmである深溝型の玉軸受を使
用して行なった。この条件の下で、玉のピッチ円直径D
p が21.5mmであるものと、同じく23mmであるもの
との2種類の試料を、それぞれ複数個ずつ用意し、それ
ぞれのアンデロン値(High−Band)を測定した後、各玉
軸受をモータに組み込んだ状態で発生する騒音を測定し
た。その結果を、図7に示す。
【0034】この図7に示した6種類、合計12個の符
号のうち、○はピッチ円直径Dp が21.5mmであるも
のの騒音の平均値を、☆は同じく最大値を、◇は同じく
最小値を、それぞれ表している。又、●はピッチ円直径
p が23mmであるものの騒音の平均値を、★は同じく
最大値を、◆は同じく最小値を、それぞれ表している。
【0035】この様な実験の結果を示す図7から明らか
な通り、上記ピッチ円直径Dp を小さくすると、アンデ
ロン値が悪化した場合でも、実際にモータに組み込んだ
場合に発生する騒音が大きくならない。この理由は、上
記ピッチ円直径Dp を小さくすると、玉の直径Db を小
さくして玉の数を増やせる代わりに、玉の直径Db を小
さくできる為、玉の振動成分のうちでモータとの共振周
波数帯域中に入る共振ピークの数が減り、音響上有利に
働く為と考えられる。この事は、モータ騒音を低減する
為に、特にアンデロン値をあまり低減する必要がない事
を意味する。言い換えれば、特にアンデロン値を小さく
すべく、厳密な品質管理を行なわなくても、モータ騒音
を低減できる。この為、特にコストを高くする事なく、
モータ騒音の低減を図れる。
【0036】
【発明の効果】本発明の玉軸受は、以上に述べた通り構
成され作用するので、各種機械装置の回転支持部の回転
抵抗を低減して、これら各機械装置を運転する際のエネ
ルギの節減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面
図。
【図2】本発明の技術的範囲を表した線図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す部分断面
図。
【図4】本発明の効果を確認する為に使用した実験装置
を示しており、(A)は端面図、(B)は断面図。
【図5】ピッチ円直径が玉軸受の回転トルクに及ぼす影
響に就いて確認する為に行なった実験の結果を示す線
図。
【図6】各軌道の曲率半径と玉の直径との比が玉軸受の
回転トルクに及ぼす影響に就いて確認する為に行なった
実験の結果を示す棒グラフ。
【図7】ピッチ円直径の違いが、アンデロン値とモータ
騒音との関係に示す影響を示すグラフ。
【図8】従来の玉軸受の部分断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b 玉軸受 2、2a 外輪軌道 3、3a、3b 外輪 4、4a 内輪軌道 5、5a 内輪 6 玉 7 保持器 8 シールドリング 9 実験装置 10 回転軸 11 ハウジング 12 アーム 13 荷重センサ 14 ばね 15 中央凸部 16 保持凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 康久 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 小川 隆司 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 黄 志強 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 阿知波 博也 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 野口 昭治 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に断面形状が円弧形である外輪軌
    道を有する、軸受鋼製の外輪と、外周面に断面形状が円
    弧形である内輪軌道を有する、軸受鋼製の内輪と、これ
    ら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けた、軸受
    鋼製の複数個の玉とを備えた玉軸受に於いて、 これら各玉の直径をDb とし、上記外輪軌道の断面形状
    の曲率半径をRo とし、上記内輪軌道の断面形状の曲率
    半径をRi とした場合に、0.53<Ro /D b ≦0.
    65、0.52<Ri /Db ≦0.65であり、 上記外輪の外径をDとし、上記内輪の内径をdとし、上
    記各玉のピッチ円直径をDp とし、x=Db /{(D−
    d)/2}とし、y=Dp /{(D+d)/2}とした
    場合に、x≧0.3、y<1.0である事を特徴とする
    玉軸受。
  2. 【請求項2】 内輪の内径dが6〜10mmの場合にこの
    内輪の締め代が11μm、この内径dが10mmを越えて
    18mm以下の場合にこの内輪の締め代が12μmの条件
    で、最大円周応力が294MPaとなる内輪軌道の直径を
    i とした場合に、y≧{(D−d)/(D+d)}x
    +2Di /(D+d)である、 請求項1に記載した玉軸受。
  3. 【請求項3】 内輪の内径dが6mm未満の場合で、この
    内径dが5mmの場合に締め代が6μm、同じく4mmの場
    合に締め代が2μm、3mmの場合に締め代が1μmの3
    点を滑らかに連続させる曲線により表される条件で、最
    大円周応力が294MPaとなる内輪軌道の直径をDi
    した場合に、y≧{(D−d)/(D+d)}x+2D
    i /(D+d)である、 請求項1に記載した玉軸受。
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