JP2007170110A - 墓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ズレや傾き、倒壊を防止できる墓の提供。
【解決手段】 本発明は、複数の墓石材を順次積み上げて成る墓の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内において、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材とに、一方が凸状で他方が凹状の嵌合部を設け、上下に相対する凹凸を嵌合させて積み上げることを特徴とする。
又、二段以上の墓石材を積み上げて成る墓の少なくとも一組の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内に、嵌合部を設けたことを特徴とする。
又、上位段側の墓石材の下面に凹状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凸状の嵌合部を設けたことを特徴とする。
又、上位段側の墓石材の下面に凸状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凹状の嵌合部を設けたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の墓石材を下から上に順次積み上げて成る墓に関する。
従来、複数の墓石材を下から上に順次積み上げて成る墓(以下、墓ともいう)では、上面と下面とを水平面とした墓石材を単に積み上げるだけの構成であった。
このような在来工法では、設置後、度重なる地震や経年変化によって、重ねられた墓石材に横ズレが生じ易くなり、墓が立つ軸線に歪みを生じて、墓の姿勢が不体裁になるだけでなく、引き続いて起こる地震の揺れで墓が傾いたり倒壊したりする、という不都合な問題があった。
又、このような墓の横ズレや傾きは、地震だけでなく、上下の墓石材が重なる面内への雨水の浸入や、侵入した雨水の氷結の繰返しによっても生じてしまう。
本発明は、このような問題の解決を目指し、墓の軸心のズレや傾き、更には倒壊を防止できる墓の提供を目的とする。
請求項1の墓の発明は、複数の墓石材を順次積み上げて成る墓の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内において、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材とに、一方が凸状で他方が凹状の嵌合部を設け、上下に相対する凹凸を嵌合させて積み上げることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の墓において、二段以上の墓石材を積み上げて成る墓の少なくとも一組の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内に、嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の墓において、嵌合部は、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内の中央領域に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の墓において、上位段側の墓石材の下面に凹状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凸状の嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の墓において、上位段側の墓石材の下面に凸状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凹状の嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の墓において、上面に凹状の嵌合部が設けられた墓石材には、当該嵌合部の凹状底面から当該墓石材の下面側に達して開口する水抜き穴を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載の墓において、最下段の墓石材に設けられる嵌合部は当該墓石材の上面から下面に達する打ち抜き穴であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5乃至請求項7の何れかに記載の墓において、水抜き穴が設けられる墓石材の嵌合部の凹状底面は、水抜き穴に向かって水が流れ易い傾斜面であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の墓において、相対する上面と下面とに設けられる嵌合部は相補形状であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至請求項9の何れかに記載の墓において、嵌合部に生じる間隙の全部又は一部に充填剤又は接着剤を充填したことを特徴とする。
請求項1乃至請求項10の発明によれば、何れも、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材とが、重なり面内において、上下に相対に設けられた凹凸を嵌合させて積み上げられるので、重なり面方向への墓石材の横ズレを確実に防止することができ、墓が立つ軸心にブレを生じさせることが無い。
従って又、地震による墓の傾きや倒壊を従来に較べて遥かに効果的に防止させることができる。
請求項5の発明によれば、嵌合部が下位段側の上面より高い位置に設けられるので、嵌合部への雨水の浸入を防ぎ、雨水の侵入による不都合の発生を阻止することができる。
請求項6乃至請求項8の発明によれば、何れも、嵌合部が下位段側の上面より低い位置に設けられるので、嵌合部へ雨水が浸入する虞はあるが、進入した雨水は水抜き穴を介して外部へ放出することができ、雨水の浸入による不都合の発生を抑制することができる。
請求項9又は請求項10の発明によれば、何れも、緩み無く嵌合させることができるので、組み上げられた墓石材相互に上下や左右方向へのガタツキを生じさせることが無い。
以下、本発明を四段重ねの墓を例にして、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内において、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材とに、一方が凸状で他方が凹状の嵌合部を設け形態を説明する。
実施例1は、上位段側の墓石材の下面に凹状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凸状の嵌合部を設けた例である。以下これを図1乃至3図に基づいて説明する。図1は墓の外観斜視図、図2は図1の縦断面図、図3は図2の分解図である。
図1乃至図3に示す墓10は、墓石材が四段に順次積み上げられたもので、以下、説明の都合上、最下位から最上位の段に向けて第一段の墓石材11、第二段の墓石材12、第三段の墓石材3、第四段の墓石材14といい、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なる領域を重なり面15という。
図3において、第一段、第二段、第三段の各墓石材(11から14)の上面に示す破線で囲まれた領域が、各々の上位に重なる第二段、第三段、第四段の各墓石材の下面と重なる、重なり面15である。
図2及び図3に示すように、この実施例1では、重なり面15内における上位段側の墓石材の下面側に凹状の嵌合部16を設け、下位段側の墓石材の上面側に凸状の嵌合部17を設け、両凹凸は互いに嵌り合う相補形状に整形されている。
このような凹凸の嵌合部16、17は重なり面15の中央領域に設けるのが好ましい。
尚、ここでいう、嵌まり合うとは、嵌り合う方向に摺動する摺動面と摺動面との間隙が比較的小さく蜜に接する程度に嵌合された状態から前記の摺動面と摺動面との間隙が比較的大きく、大きな間隙が生ずる程度に嵌合された状態までをいう。
摺動面と摺動面との間隙が大きい場合には、この間隙を単に塞ぐだけの適当な材料を充填剤として充填するか、或いは接着剤を充填材とし、間隙によって生ずるガタツキを解消させるとよい。これらの充填剤は施工時において流動性のある合成樹脂製を用いるとよい。
又、嵌合部16、17の凹凸の形状は、何れも円柱形とすると、加工作業が容易で加工コストを削減できて経済的ではあるが、必ずしもこれに限らない。、例えば、水平断面が円形とならない半円柱形や三角或いは四角の角柱形としてもよい。このように断面が円形でない半円形や角形とすることによって、軸回り方向の位置ずれ(回転)をも防止することができる。
この実施例1によれば、重なり面15内の上下方向に相対に設けた嵌合部16、17の凹凸状を嵌合させて積み上げることにより、地盤の変動や地震、或いは走行車両等による振動等による重なり面15における上下の墓石材の位置ズレを阻止することができると共に、嵌合方向の嵌め合い長さを十分にとれば、倒壊防止効果も発揮できる。
例えば、図2において、第三段の墓石材13の上位に位置する第四段の墓石材14は、図示のように最上段にあるが、最上段の墓石材は縦長形状のものが少なくなく、当然のことながら、縦に長い程横揺れによって最も倒壊し易いが、
図示のように、凹凸の長さを長くすることによって、水平方向の一ズレだけでなく、倒壊をも防ぐことができる。
実施例2は、上位段側の墓石材の下面に凸状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凹状の嵌合部を設けた墓の例である。以下これを図4乃至6図に基づいて説明する。図4は図1の縦断面図、図5は図4の分解図、図6は図5の一部拡大図である。
この実施例2の墓20は、上記実施例1と同様に、墓石材21、22、23、24、25が四段に順次積み上げられたものであるが、図5に示すように、重なり面25内における上位段側の墓石材の下面側に凸状の嵌合部26を設け、下位段側の墓石材の上面側に凹状の嵌合部27を設けた点が異なる。
又、図4及び図5に示すように、上面側に設けられた凹状の嵌合部27には、当該嵌合部27に進入した雨水を逃がす水抜き穴28を設けた点が異なる。
尚、その他の構成や作用効果は上記実施例1と実質的に同様である。
実施例2では、重なり面25内における下位段側の墓石材の上面に凹状の嵌合部27が形成されるため、嵌合部27に適当な充填材を充填したり、接着剤を充填しても、数十年に亘っての経時変化を避けることができず、どうしても重なり面25から凹状の嵌合部27への雨水の浸入を避けることができない。
雨水の浸入を放置すると、冬季では雨水の凍結による体積膨張によって墓20をその内部から崩壊させてしまう虞がある。
そこで、この実施例2では、上面に凹状の嵌合部17が設けられる各段の墓石材、この例では、最下段の第一段の墓石材21を除く、第二段の墓石材22と、第三段の墓石材23とに、嵌合部27の凹状底面から当該墓石材22、23の下面側(この例では下向き凸状部の下面側)に達して開口する水抜き穴28、28を設けている。
更に又、嵌合部27の凹状底面を水抜き穴28に向かって水が流れ易い傾斜面とすると一層効果的である。
このようにして、この実施例2の墓20では、凹状の嵌合部27に浸入した雨水を外部へと逃がして、凍結による墓石の損壊を防止させている。
本発明は、四段構成の墓について説明したが、これに限らず、複数段の墓について広く利用することができる。
図1は外観斜視図である。(実施例1) 図2は図1の縦断面図である。(実施例1) 図3は図2の分解図である。(実施例1) 図4は図1の縦断面図である。(実施例2) 図5は図4の分解図である。(実施例2) 図6は図5の一部拡大図である。(実施例2)
符号の説明
10 墓(実施例1)
11 第一段の墓石材
12 第二段の墓石材
13 第三段の墓石材
14 第四段の墓石材
15 重なり面
16 凸状の嵌合部
17 凹状の嵌合部
20 墓(実施例2)
21 第一段の墓石材
22 第二段の墓石材
23 第三段の墓石材
24 第四段の墓石材
25 重なり面26
26 凸状の嵌合部
27 凹状の嵌合部
28 水抜き穴

Claims (10)

  1. 複数の墓石材を順次積み上げて成る墓の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内において、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材とに、一方が凸状で他方が凹状の嵌合部を設け、上下に相対する凹凸を嵌合させて積み上げることを特徴とする墓。
  2. 二段以上の墓石材を積み上げて成る墓の少なくとも一組の上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内に、嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の墓。
  3. 嵌合部は、上位段側の墓石材と下位段側の墓石材との重なり面内の中央領域に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の墓。
  4. 上位段側の墓石材の下面に凹状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凸状の嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の墓。
  5. 上位段側の墓石材の下面に凸状の嵌合部を設け下位段側の墓石材の上面に凹状の嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の墓。
  6. 上面に凹状の嵌合部が設けられた墓石材には、当該嵌合部の凹状底面から当該墓石材の下面側に達して開口する水抜き穴を設けたことを特徴とする請求項5に記載の墓。
  7. 最下段の墓石材に設けられる嵌合部は当該墓石材の上面から下面に達する打ち抜き穴であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の墓。
  8. 水抜き穴が設けられる墓石材の嵌合部の凹状底面は、水抜き穴に向かって水が流れ易い傾斜面であることを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れかに記載の墓。
  9. 相対する上面と下面とに設けられる嵌合部は相補形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の墓。
  10. 嵌合部に生じる間隙の全部又は一部に充填剤又は接着剤を充填したことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の墓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008297767A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sakairigumi:Kk 墓石
JP2009097240A (ja) * 2007-09-24 2009-05-07 Ishimoto Sekizai:Kk 耐震墓
JP2011032813A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Fukumitsu Sekko:Kk 石材構造物

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