JP2013194458A - 空間構築ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロックにおいて、従来に比して雨水等を貯留するための貯留空間率を十分に確保することができる空間構築ブロックを提供する。
【解決手段】本発明は、複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロック1であって、該ブロック1は基盤部2と、該基盤部2側に開口し、他端が閉じられた筒状部3とを有し、筒状部3の閉じられた端部3b側には、筒状部3の内外を貫通した透水孔8が設けられていることを特徴とする空間構築ブロックである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロック1であって、該ブロック1は基盤部2と、該基盤部2側に開口し、他端が閉じられた筒状部3とを有し、筒状部3の閉じられた端部3b側には、筒状部3の内外を貫通した透水孔8が設けられていることを特徴とする空間構築ブロックである。
【選択図】図1
Description
本発明は、雨水貯留浸透設備等において、貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロックに関する。
近年の急激な都市化により、田畑、山林等の地形が舗装やコンクリート建造物よって覆われたことにより、雨水の地中への浸透が妨げられ、集中豪雨等の発生によって浸水災害が多発している。このような浸水災害への対策として、雨水を地下空間の雨水貯留浸透設備等に一時的に貯留することが行われている。近年、この種の雨水貯留浸透設備として、貯水空間内に複数の空間構築ブロックを組み合わせて貯留空間構造体を構築し、空間構築ブロック間の空間を雨水等の貯留空間として確保するとともに、貯留空間を覆っている被覆層に加わる荷重を軽減させるようにした構造の雨水貯留浸透設備が使用されている。
この種の雨水貯水浸透設備において、貯留空間構造体を構築するために使用される空間構築ブロックとして、平板部と、平板部側に開口し他端が閉じられた筒状部とを有するものが提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載されている空間構築ブロックは、筒状部の閉じられた面に契合手段を有し、該契合部によって上下のブロックを連結したものを、平面方向及び上限方向に並べて構造体を構築するように構成されているが、ブロックの平坦部側とは反対側の端部が閉じられているため、筒状部内に雨水が十分に浸透することができず、十分な貯留空間を確保できるというものではなかった。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、従来に比して貯水空間率をより大きく確保することができる空間構築ブロックを提供することを目的とする。
即ち本発明は、
(1)複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロックであって、該ブロックは基盤部と、該基盤部側に開口し他端が閉じられた筒状部とを有し、筒状部の閉じられた端部側には、筒状部の内外を貫通した透水孔が設けられていることを特徴とする空間構築ブロック、
(2)ブロック部材相互を連結するための連結手段が設けられていることを特徴とする上記(1)の空間構築ブロック、
(3)連結手段が筒状部に設けられていることを特徴とする上記(1)又は(2)の空間構築ブロック、
を要旨とするものである。
(1)複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロックであって、該ブロックは基盤部と、該基盤部側に開口し他端が閉じられた筒状部とを有し、筒状部の閉じられた端部側には、筒状部の内外を貫通した透水孔が設けられていることを特徴とする空間構築ブロック、
(2)ブロック部材相互を連結するための連結手段が設けられていることを特徴とする上記(1)の空間構築ブロック、
(3)連結手段が筒状部に設けられていることを特徴とする上記(1)又は(2)の空間構築ブロック、
を要旨とするものである。
本発明の空間構築ブロックは、筒状部の閉じられた端部に、筒状部の内外を貫通した透水孔を設けたため、筒状部の閉じられた端部をつき合わせて空間構築ブロックを上下に積み重ねた時、雨水は下側の空間構築ブロック筒状部の基盤側開口部から、他端部の透水孔を経て、上側の空間構築ブロックの筒状部内に流通できるため、空間構築ブロックを複数組み合わせて貯留空間構造体において、各ブロックの筒状部内を雨水で完全に満たすことができ、貯留空間構造体の強度を低下させることなく、貯留空間率を十分に確保することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1は本発明の空間構築ブロック1の一実施例を示し、該空間構築ブロック1は、上下に積み重ねられるとともに、前後左右に複数を配列して貯留空間構造体を構成するように構成されている。図1に示すように本発明の空間構築ブロック1は、平板状の基盤部2と、該基盤部2から突出した筒状部3とを有し、筒状部3の側面には、筒状部3の補強リブ4が複数設けられている。筒状部3の基盤部2側の端部3aは、図2に示すように開口しており、他端3bは閉じられている。基盤部2には、必要に応じて基盤部補強用のリブ5が設けられている。空間構築ブロック1は、プラスチックの射出成型等により、基盤部2と筒状部3とを一体成型して形成することができる。
図1は本発明の空間構築ブロック1の一実施例を示し、該空間構築ブロック1は、上下に積み重ねられるとともに、前後左右に複数を配列して貯留空間構造体を構成するように構成されている。図1に示すように本発明の空間構築ブロック1は、平板状の基盤部2と、該基盤部2から突出した筒状部3とを有し、筒状部3の側面には、筒状部3の補強リブ4が複数設けられている。筒状部3の基盤部2側の端部3aは、図2に示すように開口しており、他端3bは閉じられている。基盤部2には、必要に応じて基盤部補強用のリブ5が設けられている。空間構築ブロック1は、プラスチックの射出成型等により、基盤部2と筒状部3とを一体成型して形成することができる。
筒状部3の側面に設けられた各補強リブ4の端部3b側には、図3に示すように突起6と、該突起6が嵌入可能な凹嵌部7とからなる連結手段が設けられ、筒状部3の閉じられた端部3b側をつき合わせて空間構築ブロック1を上下に連結できるように構成されている。各筒状部3の端部3bには、筒状部3の内外を貫通した透水孔8が設けられている。
図4は、筒状部3の閉じられた端部3b側をつき合わせて、2つの空間構築ブロック1a、1bを上下に連結した状態を示す。連結手段の突起6と凹嵌部7とは、空間構築ブロック1a、1bの筒状部端部3bをつき合わせた時に、第一の空間構築ブロック1aの突起6が、第二の空間構築ブロック1bの凹嵌部7とが対向し、第一の空間構築ブロック1aの凹嵌部は、第二の空間構築ブロック1bの突起6と対向する位置に設けられており、第一の空間構築ブロック1aの各突起6は第二の空間構築ブロック1bの各凹嵌部7に、第二の空間構築ブロック1bの各突起6は第一の空間構築ブロック1aの各凹嵌部7にそれぞれ嵌合し、以て2つの空間構築ブロック1a、1bが連結されるように構成されている。
図4に示すように、筒状部3に設けられる透水孔8は、2つの空間構築ブロック1a、1bを重ね合わせて連結した時、相互のブロック1a、1bの透水孔8が上下に重なる位置に設けられ、上下の筒状部3内に雨水が流通できることが好ましい。その結果、雨水は第一の空間構築ブロック1aにおける筒状部3の基盤側端部3aから、透水孔8を通って第二の空間構築ブロック1bの筒状部3内に、あるいは第二の空間構築ブロック1bにおける筒状部3の基盤側端部3aから、透水孔8を通って第一の空間構築ブロック1aの筒状部3内に確実に流入し、各空間構築ブロックの筒状部3内に雨水が完全に充填されるため、雨水の貯留空間率を十分に確保することができる。
上記実施例では、各補強リブ4に設けた突起6と凹嵌部7との嵌合によって第一の空間構築ブロック1aの端部3bと、第二の空間構築ブロック1bの端部3bとをつき合わせて両構築ブロック1a、1bを連結するようにした場合を示したが、連結手段としては突起6と凹嵌部7との嵌合によるものに限らず、公知の連結手段を採用することができる。また第一の空間構築ブロック1aの端部3bと、第二の空間構築ブロック1bの端部3bとを直接連結する場合に限らず、別体の連結部材を介して第一の空間構築ブロック1aと、第二の空間構築ブロック1bとを連結するように構成しても良い。また透水孔8は、第一の空間構築ブロック1aの筒状部3内から、第二の空間構築ブロック1bの筒状部3内に、雨水を確実に流入させて充填することができれば、その形状、大きさ、数は任意に設けることができる。更に、図示した実施例では、平板状の基盤部2に、4つの筒状部3を突出して設けた場合について示したが、空間構築ブロックを上下に複数積み重ね、左右に複数を前後左右に配列することができれば、基盤部の形状は平板状に限らず任意に形成することができ、また筒状部の数、形状も任意に構成することができる。
1 空間構築ブロック
2 基盤
3 筒状体
3a 筒状体の開口した端部
3b 筒状体の閉じた端部
8 透水孔
2 基盤
3 筒状体
3a 筒状体の開口した端部
3b 筒状体の閉じた端部
8 透水孔
Claims (3)
- 複数個を組み合わせて貯留空間構造体を形成するための空間構築ブロックであって、該ブロックは平板状の基盤部と、該基盤部側に開口し、他端が閉じられた筒状部とを有し、筒状部の閉じられた端部側には、筒状部の内外を貫通した透水孔が設けられていることを特徴とする空間構築ブロック。
- ブロック部材相互を連結するための連結手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の空間構築ブロック。
- 連結手段が筒状部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の空間構築ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012064615A JP2013194458A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 空間構築ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012064615A JP2013194458A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 空間構築ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013194458A true JP2013194458A (ja) | 2013-09-30 |
Family
ID=49393751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012064615A Pending JP2013194458A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 空間構築ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013194458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202016107114U1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-03-21 | Rehau Ag + Co | Rigolenhalbelement |
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JP2008031774A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Mikuni Plast Kk | 地下貯水システム用充填部材 |
JP2008077574A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Gunze Ltd | タッチパネル及びフレキシブルコネクタ |
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JP4863054B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2012-01-25 | 株式会社 林物産発明研究所 | 雨水貯留浸透槽・軽量盛土用部材 |
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2012
- 2012-03-22 JP JP2012064615A patent/JP2013194458A/ja active Pending
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WO2018114038A1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | Rehau Ag + Co | Rigolenhalbelement |
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