JP2007170065A - 階段の踏み板の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 桁と側板を先に施工していても、踏み板を後から容易に、且ついずれも傷つけることなく施工できるようにした、より施工自由度の高い、階段の踏み板の固定構造を提供する。
【解決手段】 側桁2などの桁の嵌合凸部22は、幅方向に貫通した貫通孔23と、貫通孔23に挿入された、左右端部が貫通孔23から突出する長さを持つ軸体24とを有しており、踏み板1の嵌合凹部11は、軸体24の長さと同じ幅寸法を有しており、桁に設けられた踏み板挿入部21への踏み板1の挿入時に、嵌合凹部11の左右内壁間に嵌合凸部22の貫通孔23から突出している軸体24の左右端部が嵌まった状態となり、貫通孔23内での軸体24のスライド動作に従って踏み板1を幅方向スライドできる。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、階段における踏み板を桁に嵌合して取り付ける階段の踏み板の固定構造に関するものである。
従来、たとえば図6に例示したように、オープン階段と呼ばれる、片側または両側に壁4を設けずに施工して、開放的な空間を演出する階段が知られている(たとえば下記特許文献1も参照)。
図6のオープン階段は、片側にのみ壁4を設けており、壁4に固定される側板3とこれに対向して反対側に設けられる側桁2との間に踏み板1を渡した形態となっている。また、踏み板1間に蹴込板を設けないことで、より開放的な空間演出を図っている。
このオープン階段の施工では、たとえば図7に例示したように、踏み板1に矩形状の嵌合凹部11を設け、側桁2には嵌合凹部11と対応する矩形状の嵌合凸部22を持つ踏み板挿入部21を設けておき、踏み板1を側桁2の踏み板挿入部21に挿入させるとともに嵌合凹部11と嵌合凸部22を嵌合させることで、踏み板1を側桁2に取り付けることがしばしば行われている。このとき、嵌合凹部11と嵌合凸部22が嵌合しやすいように、幅方向のクリアランスを設けるべく、嵌合凹部11の幅寸法W1を嵌合凸部22の幅寸法W2より大きくしている。一方、踏み板1と側板3との施工も、踏み板1を側板3の所定位置に嵌合固定することで行われる。
なお、階段には、踏み板1の略中央に側桁2と同様な構成を有する桁が設けられるものもある。
特開平6−322917号公報
しかしながら、このように踏み板1と側桁2などの桁の嵌合および踏み板1と側板3の嵌合を必要とする構造では、たとえば桁と側板3を先に施工し、つまり桁を上階と下階の間に渡して固定し且つ側板3を壁4に固定しておき、この桁と側板3に対して踏み板1を後から取り付けることが困難であった。
このため、従来、踏み板1、桁、側板3を先に組み立ててこれを設置位置に施工しているが、施工現場によっては設置スペース等の関係からこの施工手順では好ましくない場合もあり、より施工自由度の高い踏み板1の取付構造の実現が望まれている。
本願発明は、以上のとおりの事情に鑑み、桁と側板3を先に施工していても、踏み板1を後から容易に、且ついずれも傷つけることなく施工できるようにした、より施工自由度の高い、階段の踏み板の固定構造を提供することを課題としている。
本願発明の踏み板取付構造は、上記の課題を解決するものとして、第1には、踏み板に嵌合凹部が設けられ、桁に嵌合凸部を持つ踏み板挿入部が設けられており、踏み板を桁の踏み板挿入部に挿入させるとともに嵌合凹部と嵌合凸部を嵌合させて、踏み板を桁に取り付ける階段の踏み板の固定構造であって、桁の嵌合凸部は、幅方向に貫通した貫通孔と、貫通孔に挿入された、左右端部が貫通孔から突出する長さを持つ軸体とを有しており、踏み板の嵌合凹部は、軸体の長さと同じ幅寸法を有しており、桁に設けられた踏み板挿入部への踏み板の挿入時に、嵌合凹部の左右内壁間に嵌合凸部の貫通孔から突出している軸体の左右端部が嵌まった状態となり、貫通孔内での軸体のスライド動作に従って踏み板を幅方向スライドできることを特徴とする。
第2には、軸体は、貫通孔内にて接着剤で固定されるようになっており、接着剤硬化前に貫通孔内でスライド動作でき、このスライド動作に従って踏み板が幅方向スライドすることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、上記のとおりに踏み板の嵌合凹部が嵌合される桁の嵌合凸部に設けられた貫通孔内の軸体が、踏み板のための幅方向スライド機構として機能することになり、これにより、踏み板を桁に嵌合した状態で幅方向スライドさせることができるため、桁と側板が先に固定されていても、踏み板を桁に嵌合させ、接着固定までの間に幅方向つまり左右水平方向にスライドさせて側板に嵌合させることができ、よって、踏み板、桁、側板のいずれも傷つけることなく、踏み板を容易に後施工できる。また、軸体が嵌合凹部の左右内壁にしっかりと嵌まった状態となるため、踏み板はしっかりと固定されて水平方向の動きが低減し、踏み鳴りを低減することができる。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明と同様な効果が得られるとともに、軸体が貫通孔内で接着剤によりしっかりと固定されることで、踏み板がさらにしっかりと固定されて踏み鳴りをより効果的に低減できる。
図1〜図5は、本願発明の一実施形態を示したものである。
本実施形態において、まず、踏み板1は、壁4に固定される側板3(図5および前記図6を参照)とこれに対向して反対側に設けられる側桁2との間に渡して取り付けられる形態となっており、側桁2に取り付けられる部位には、矩形状に形成された嵌合凹部11を備えている。
他方、側桁2は、上階と下階の間に渡して取り付けられて、各段の踏み板1を支持する形態となっており、踏み板1が取り付けられる部位には、踏み板1を水平方向に挿入可能な厚さの開口形状に形成された踏み板挿入部21を備えている。この踏み板挿入部21内には、踏み板1の嵌合凹部11に対応する矩形状に形成された、踏み板挿入部21の奥内壁から前方に向かって突出する嵌合凸部22が設けられている。
さらに、この嵌合凸部22には、幅方向に貫通した平行1対の貫通孔23が設けられ、且つ、各貫通孔23に挿入された2本の軸体24が設けられている。軸体24は、その左右端部が貫通孔23から突出する長さを持つ、剛性の丸棒形状となっている。
なお、本願発明における桁は、側桁2に限定されず、踏み板1の略中央に配設されるものも含む。踏み板1の略中央に配設される桁にも側桁2と同様な構造を採用することができる。
そして、上記踏み板1の嵌合凹部11は、この軸体24の長さと同じ幅寸法W1に形成されている。
以上のとおりの踏み板1を側桁2の踏み板挿入部21に挿入させると(図2参照)、嵌合凹部11の左右内壁間に嵌合凸部22の貫通孔23から左右に突出している軸体24の端部がちょうど嵌まった状態となる(図3,図4参照)。この状態で、軸体24が貫通孔23内にて左右方向にスライドすることで、そのスライド動作に従って踏み板1が左右方向にスライドする、つまり幅方向スライドすることになる。スライド量は、軸体24の貫通孔23からの突出量で規制される。このような踏み板1のスライドは、接着固定までの間可能となる。
これにより、図5(a)(b)に例示したように、先に側桁2を上階と下階の間に渡して固定し、且つ側板3を壁4に固定していても、踏み板1を側桁2に取り付けた後にそのまま左右水平方向にスライド移動させて、その左右位置を微調整するだけで、側板3の嵌合凹部31にも嵌合取付できるようになる。
したがって、踏み板1、側桁2、側板3のいずれも傷つけることなく、踏み板1を後から容易に施工できるようになり、従来よりも自由度の高い施工手順が実現される。
またもちろん、軸体24が踏み板1の嵌合凹部11の左右内壁にしっかりと嵌まった状態となるため、踏み板1はしっかりと固定されて水平方向の動きが低減し、踏み鳴りも低減される。
なお、軸体24は貫通孔23内に接着剤により固定されることが好ましい。
この場合、踏み板1を側桁2の踏み板挿入部21へ挿入させる前に、事前に貫通孔23または軸体24に接着剤を塗布しておき、接着剤が硬化する前に上記スライド動作を行うことになる。そして嵌合取付後は、接着剤の硬化により軸体24がしっかりと固定されて、踏み板1もさらにしっかりと固定される。これによれば、上記踏み鳴り低減効果を一層向上できる。
本願発明の一実施形態を示した踏み板取付前の(a)側面図、(b)A−A線断面図。 図1の実施形態における踏み板取付前の正面図。 図1の実施形態における踏み板取付後の縦断面図。 図1の実施形態における踏み板取付後の横断面図。 図1の実施形態における踏み板のスライド動作について説明するための横断面図(a)(b)。 従来のオープン階段を例示した斜視図。 従来の踏み板取付構造を例示した(a)側面図、(b)A−A線断面図。
符号の説明
1 踏み板
11 嵌合凹部
2 側桁
21 踏み板挿入部
22 嵌合凸部
23 貫通孔
24 軸体
3 側板
31 嵌合凹部
4 壁

Claims (2)

  1. 踏み板に嵌合凹部が設けられ、桁に嵌合凸部を持つ踏み板挿入部が設けられており、踏み板を桁の踏み板挿入部に挿入させるとともに嵌合凹部と嵌合凸部を嵌合させて、踏み板を桁に取り付ける階段の踏み板の固定構造であって、
    桁の嵌合凸部は、幅方向に貫通した貫通孔と、貫通孔に挿入された、左右端部が貫通孔から突出する長さを持つ軸体とを有しており、
    踏み板の嵌合凹部は、軸体の長さと同じ幅寸法を有しており、
    桁に設けられた踏み板挿入部への踏み板の挿入時に、嵌合凹部の左右内壁間に嵌合凸部の貫通孔から突出している軸体の左右端部が嵌まった状態となり、貫通孔内での軸体のスライド動作に従って踏み板を幅方向スライドできることを特徴とする階段の踏み板の固定構造。
  2. 軸体は、貫通孔内にて接着剤で固定されるようになっており、接着剤硬化前に貫通孔内でスライド動作でき、このスライド動作に従って踏み板が幅方向スライドすることを特徴とする請求項1記載の階段の踏み板の固定構造。
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