JP2007169628A - 塗料組成物、塗膜、水中摩擦低減方法及び塗料組成物の製造方法 - Google Patents
塗料組成物、塗膜、水中摩擦低減方法及び塗料組成物の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
従来の塗料組成物及びその塗膜性能等の機能を損なうことなく、低摩擦性能を得ることができ、安定性にも優れる塗料組成物、それを使用してなる塗膜及び水中摩擦低減方法、並びに、その塗料組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】
ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)、及び、分散剤(B)からなり、かつ、粒径が0.05〜100μmである複合粒子を配合して得られる塗料組成物。
【選択図】 なし
Description
しかし、これらは塗膜に添加する樹脂粒子によって、摩擦抵抗の低減を行うものではない。
上記有機高分子物質(A)は、天然物由来であることが好ましい。
上記有機高分子物質(A)は、カチオン性基を有するものであることが好ましい。
上記有機高分子物質(A)は、キチン、キトサン、γ−PGA、絹粉砕物及びこれらの誘導体からなる群から選択される少なくとも一種の有機高分子物質であることが好ましい。
上記有機高分子物質(A)は、合成高分子であることが好ましい。
上記有機高分子物質(A)は、アクリル系樹脂であることが好ましい。
上記複合粒子の含有量は、塗料固形分に対して0.01〜30質量%であることが好ましい。
−COO−M−OOC−A (1)
(式中、Mは、2価又はそれ以上の金属であり、Aは、一塩基酸の有機酸残基である。)
で表される側鎖を有するアクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂であることが好ましい。
上記分散剤(B)は、一般式(2);
で表される側鎖を有するアクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂であることが好ましい。
上記分散剤(B)は、一般式(1);
−COO−M−OOC−A (1)
(式中、Mは、2価又はそれ以上の金属であり、Aは、一塩基酸の有機酸残基である。)
で表される基を少なくとも1つ側鎖に有し、かつ、一般式(2);
で表される基を少なくとも1つ側鎖に有するアクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂であることが好ましい。
上述の塗料組成物は、防汚塗料組成物であることが好ましい。
本発明はまた、上述の塗料組成物によって形成されたものであることを特徴とする塗膜でもある。
本発明はまた、被塗物表面に上記塗膜を形成させる工程からなることを特徴とする水中摩擦低減方法でもある。
本発明はまた、ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)を分散剤(B)存在下で液体媒体中に分散させることによって粒径が0.05〜100μm複合粒子を製造する工程、及び、上記複合粒子と樹脂バインダーとを混合する工程によって得られることを特徴とする塗料組成物でもある。
本発明はまた、ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)を分散剤(B)存在下で液体媒体中に分散させることによって粒径が0.05〜100μm複合粒子を製造する工程、及び、上記複合粒子と樹脂バインダーとを混合する工程からなることを特徴とする塗料組成物の製造方法でもある。
以下に、本発明を詳細に説明する。
上記性質を有する有機高分子物質(A)を含有する複合粒子を配合することにより、本発明の塗料組成物は、水中において低摩擦能を有する塗膜を形成することができる。
試料である有機高分子物質(A)を50±2℃に調製したオーブンに入れて24±1時間の間加熱した後、試料をデシケーターに入れて室温まで冷却することで試料を乾燥する。
乾燥させた試料1.00gをASTM D1141−98に規定された50.0gの人工海水に23±1℃にて浸漬して、これをマグネチックスターラーで5時間撹拌する。
メンブレンフィルターで上記試料と人工海水の混合物を濾過する。
残渣を脱イオン水50ccで2回洗浄する。
蒸発皿に残渣を移した後、10mmgHg以下に調整した減圧チャンバー内に蒸発皿を入れ、24時間放置する。
常圧に戻した後、蒸発皿上の固形分の質量を測定する。
測定に使用した乾燥試料の質量1.00gと蒸発皿上の固形分の質量の差から、人工海水への溶解度を算出した。
試料である有機高分子物質(A)を50±2℃に調製したオーブンに入れて24±1時間の間加熱した後、試料をデシケーターに入れて室温まで冷却することで試料を乾燥する。
乾燥させた試料1.00gをASTM D1141−98に規定された50.0gの人工海水に23±1℃にて浸漬して、これをマグネチックスターラーで5時間撹拌する。
上記試料と人工海水の混合物からデカンテーションにより人工海水を除去する。人工海水を除去した試料に100gの蒸留水を添加してマグネチックスターラーで1時間撹拌する。デカンテーションにより蒸留水を除去し、残渣を得る。得られた残渣をメンブレンフィルター上で蒸留水で洗浄後、メンブレンフィルター上に残った残渣について、1分以内に試料全量の質量を小数点2桁まで測定する。
上記操作の前後の質量の変化率から吸水量を算出する。
上記有機高分子物質(A)としては、キチン、キトサン、γ−PGA、絹粉砕物及びこれらの誘導体からなる群から選択される少なくとも一種の有機高分子物質であることがより好ましい。
上記アクリル系単量体としては特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アルリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリルエステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル等を挙げることができる。
上記架橋構造を有する金属含有樹脂としては、例えば、架橋鎖中に2価の金属を含有する樹脂を挙げることができる。上記2価の金属を含有する樹脂の製造方法は、カルボキシル基含有樹脂に2価の金属化合物を反応(付加)して得る方法や2価の金属を含有する重合性単量体を含む単量体混合物を一般的な溶液重合により得る方法を挙げることができる。
(−COO−M−OOC−) (5)
(Mは、Mg、Zn、Ca等の2価の金属を表す。)
で表される架橋鎖を有する樹脂を挙げることができる。
上記2価の金属を含有する重合性単量体としては、例えば、下記一般式(6);
〔(CH2=CHCOO)2M〕 (6)
(Mは、Mg、Zn、Ca等の2価の金属を表す。)
又は、下記一般式(7);
〔(CH2=C(CH3)COO)2M〕 (7)
(Mは、Mg、Zn、Ca等の2価の金属を表す。)
で表される2個の不飽和基を有する金属含有重合性単量体等を挙げることができる。
上記溶液重合の方法は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
上記架橋構造を有する金属含有樹脂の金属量は、樹脂固形分中、架橋構造中の金属と上記一般式(1)で表される基中の金属との合計量で、0.05〜20質量%であることが好ましい。
装置名、メーカー;SALD−2200、島津製作所社製
本発明の塗料組成物を防汚塗料として使用する場合、上記樹脂バインダーとしては、防汚性塗料において公知である各種の防汚性樹脂を使用することができる。
上記樹脂バインダーとして使用する防汚性樹脂としては、上述した上記アクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂(I)、(II)及び(III)、塩化ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸アルキルエステル、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル、並びに、上記架橋構造を有する金属含有樹脂等を挙げることができる。上記アクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂(I)、(II)及び(III)は、上述した分散剤(B)と同一の樹脂であっても、異なる樹脂であってもよい。また、上記塗料組成物は、必要に応じて、シリコンオイル、ワックス、ワセリン、流動パラフィン、ロジン、水添ロジン、ナフテン酸、脂肪酸及びこれらの2価金属塩、塩素化パラフィン、ポリビニルエーテル、ポリプロピレンセバケート、部分水添ターフェニル、ポリエーテルポリオール等の添加剤を含有していてもよい。これらの樹脂バインダー又は添加剤は、単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
上記塗料組成物によって形成された塗膜も本発明の一つである。本発明の塗膜は、上記塗料組成物により形成されることから、低摩擦性能に優れたものである。上記塗膜は、例えば、浸漬法、スプレー法、ハケ塗り、ローラー、静電塗装、電着塗装等の従来公知の方法により上記塗料組成物を塗布することによって形成することができる。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、キシレン80g、n−ブタノール20gを加え100℃に加熱する。この溶液にアクリル酸エチル40g、アクリル酸18g、アクリル酸シクロヘキシル15g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)27g、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート1.5gの混合溶液を3時間にわたり滴下し、その後3時間保温した。これを樹脂溶液Aとする。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、キシレン100gを加え、100℃に加熱する。この溶液にメタクリル酸メチル40g、メタクリル酸トリーイソープロピルシリル55g、メタクリル酸2−メトキシエチル5g、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート1.5gの混合溶液を3時間にわたり滴下し、その後3時間保温し、固形分濃度50.7質量%の樹脂溶液Bを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管、デカンターを備えた4つ口フラスコに、イソプロピルアルコール20g、プロピレングリコールメチルエーテル110g、酸化亜鉛22gを加え80℃に加熱する。メタクリル酸22g、ナフテン酸(MW=300、AV=165)75gを2時間にわたり滴下し2時間保温した。この溶液を減圧下、75℃で溶剤を除去し、重合性単量体濃度50.4質量%の単量体溶液Cを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管、デカンターを備えた4つ口フラスコに、製造例1で得られた樹脂溶液Aを200g、ロジン80g、酢酸銅32g、キシレン200gを加え、リフラックスしながらキシレンを加えつつ溶剤を除去した。その後、40gのn−ブタノールを加え、固形分濃度51.3質量%の樹脂溶液Dを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、キシレン90gを加え、100℃に加熱する。この溶液にメタクリル酸メチル30g、メタクリル酸トリ−イソ−プロピルシリル55g、メタクリル酸2―メトキシエチル5g、単量体溶液Cを20g、t−ブチルパーオキシ2―エチルヘキサノエート1.5gの混合溶液を3時間にわたり滴下し、その後3時間保温し、固形分濃度50.5質量%の樹脂溶液Eを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管、デカンターを備えた4つ口フラスコに、上記樹脂溶液A200g、水素添加ロジン82g、酢酸亜鉛34g、キシレン200gを加えリフラックスしながらキシレンを加えつつ溶剤を除去した。その後40gのn−ブタノールを加え固形分濃度53.8%の樹脂溶液Fを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管、デカンターを備えた4つ口フラスコに、樹脂溶液A200g、水素添加ロジン50g、12−ヒドロキシステアリン酸33g、酢酸亜鉛34g、キシレン200gを加えリフラックスしながらキシレンを加えつつ溶剤を除去した。その後40gのn−ブタノールを加え固形分濃度54.2%の樹脂溶液Gを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素銅入管を備えた4つ口フラスコに、ロウス(商品名、シェル・ケミカルズ・ジャパン社製、炭化水素系溶剤、以下、すべて同一)70g、樹脂溶液Fを60g加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル30g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)20g、エチレングリコールジメタクリレート10g、アクリル酸2−ヒドロキシエチル20g、VPE−0201(和光純薬株式会社製)5gを加え、7時間反応させ、固形分濃度50.0%の複合粒子1を得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素銅入管を備えた4つ口フラスコに、ロウス70g、樹脂溶液Gを60g加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル30g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)20g、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル25g、エチレングリコールジメタクリレート10g、VPE−0601(和光純薬株式会社製)7gを加え、7時間反応させ、固形分濃度50.0%の複合粒子2を得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素銅入管を備えた4つ口フラスコに、ロウス70g、分散剤Z(樹脂溶液B)を60g加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル20g、アクリル酸ノニルフェノールエチレンオキサイド(平均重合度:8)20g、エチレングリコールジメタクリレート30g、V−59(和光純薬株式会社製)7gを加え、7時間反応させ、固形分濃度50.0%の複合粒子3を得た。
γ−PGAをジェット粉砕機で粉砕し、粒径4μmの有機粒子Aを得た。
ビーカーに上記樹脂溶液Dの樹脂固形分600g相当をはかり採り、上記有機粒子Aを400g加え、この混合物をディスパー攪拌機で攪拌、分散することで複合粒子4を得た。
脱イオン水200g中にホモジナイザーで攪拌しながらキトサン−酢酸塩の5%水溶液10gとアルギン酸の5%水溶液10gを2時間にわたり滴下し、粒径7μmの有機粒子Bを得た。
ビーカーに上記樹脂溶液Dの樹脂固形分600g相当をはかり採り、上記有機粒子Bの固形分400g相当を加え、この混合物をディスパー攪拌機で攪拌、分散することで複合粒子5を得た。
キチン(大日精化社製:商品名キチンP)をジェット粉砕機で粉砕し、粒径4μmの有機粒子Cを得た。
上記有機粒子Cを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子6を得た。
キトサン(甲陽ケミカル社製:商品名SK−10)をジェット粉砕機で粉砕し、粒径4μmの有機粒子Dを得た。
上記有機粒子Dを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子7を得た。
上記有機粒子Bの分散液を濃縮して固形分含有比率を15%とした。これを、多孔質膜を取り付けた膜乳化装置を用いて樹脂溶液F中に分散することにより、複合粒子8(粒径26μm)を得た。
上記有機粒子C15gを量り採り、これにイオン交換水85gを加えて得られたキチン分散液を攪拌機で混合することでキチン粒子の分散ペーストを得た。この分散ペーストを、多孔質膜を取り付けた膜乳化装置を用いて分散剤X(樹脂溶液F)中に分散することにより、複合粒子9(粒径23μm)を得た。
ER−20(旭電化社製ノニオン系反応性乳化剤)30.0部とイオン交換水162.6からなる水溶液に、メタクリル酸メチル28.8部、メタクリル酸シクロヘキシル10.1部、アクリル酸2−エチルヘキシル40.6部、エチレングリコールジメタクリレート10.0部、キシレン100部とパーロイルL(日本油脂社製過酸化物系ラジカル開始剤)4.0部の混合液を加えた後、攪拌機を用いて乳化することにより、懸濁液(粒径10μm)を得た。
滴下ロート、温度計、窒素導入管、還流冷却器及び攪拌機を備えた反応容器に、ヒドロキノン0.2部、ER−20(旭電化社製ノニオン系反応性乳化剤)9.0とイオン交換水262.2部を仕込み、窒素雰囲気下で70℃に昇温した。次に、得られた懸濁液356.1部を一括添加し、同温度で4時間反応を継続した後、重合反応終了と判断し、冷却した。さらに、得られた微粒子に含有するキシレンを除去することで中空粒子Eを得た。
キトサン−酢酸塩の5%水溶液に中空粒子Eを浸漬させ、充分に吸収させた後、粒子を濾過、水洗した。さらに得られた粒子をアルギン酸の5%溶液に浸漬させた後、粒子を濾過、水洗することで複合粒子10を得た。
上記有機粒子Cを400gとポリビニルアルコール樹脂の粉体600gとを混合し、これをロールミルで混合、分散することで複合粒子11を得た。
上記複合粒子1〜3の有機高分子物質の成分に該当する成分のみで有機粒子E〜Gを製造した。
製造例19 有機粒子Eの製造(複合粒子1の有機高分子物質)
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、ヘプタン500gを加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル30g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)20g、エチレングリコールジメタクリレート10g、アクリル酸2−ヒドロキシエチル20g、VPE−0201(和光純薬株式会社製)5gを加え、7時間反応させ固形分濃度18質量%の有機高分子粒子分散液を得た。この分散液を遠心分離し、有機粒子Eを得た。この粒子の粒径は2.2μmであった。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、ヘプタン500gを加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル30g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)20g、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル25g、エチレングリコールジメタクリレート10g、VPE−0601(和光純薬株式会社製)7gを加え、7時間反応させ固形分濃度18%の有機高分子粒子分散液を得た。この分散液を遠心分離し、粒径1.8μmの有機粒子Fを得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、ヘプタン500gを加え80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル20g、アクリル酸ノニルフェノールエチレンオキサイド(平均重合度:8)20g、エチレングリコールジメタクリレート30g、V−59(和光純薬株式会社製)7gを加え、7時間反応させ固形分濃度13質量%の有機高分子粒子分散液を得た。この分散液を遠心分離し、粒径8μmの有機粒子Gを得た。
γ-PGAの代わりに、ポリスチレン、Mw=50000を用いる他は、製造例11と同様の方法でポリスチレンを粉砕し、ふるいで分級することにより、粒径40μmの有機粒子Hを得た。
ビーカーに上記樹脂溶液Dの樹脂固形分600g相当をはかり採り、上記有機粒子Hを400g加え、この混合物をディスパー攪拌機で撹拌、分散することで複合粒子12を得た。
γ-PGAの代わりに、ポリビニルアルコール、Mw=70000を用いる他は、製造例11と同様の方法でポリビニルアルコールを粉砕することにより、粒径30μmの有機粒子Iを得た。
ビーカーに上記樹脂溶液Dの樹脂固形分600g相当をはかり採り、上記有機粒子Iを400g加え、この混合物をディスパー攪拌機で撹拌、分散することで複合粒子13を得た。
絹(ユウシルク社製:商品名;丹後シルクパウダー100%)をジェット粉砕機で粉砕後、分級し表3に示した粒径を持つ有機粒子Jを得た。
上記有機粒子Jを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子14を得た。
γ-PGAをジェット粉砕機で粉砕し、分級して表3に示した粒径を持つ有機粒子Kを得た。
ビーカーに上記樹脂溶液Dの樹脂固形分600g相当をはかり採り、上記有機樹脂Kを400g加え、この混合物をディスパー攪拌機で撹拌、分散することで複合粒子15を得た。
絹(ユウシルク社製:商品名;丹後シルクパウダー100%)をジェット粉砕機で粉砕後、分級し表3に示した粒径を持つ有機粒子Lを得た。
上記有機粒子Lを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子16を得た。
冷却管、温度計、攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、ヘプタン400gを加え、80℃に加熱した。この溶液にメタクリル酸メチル20g、メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール(n=9)20g、エチレングリコールジメタクリレート30g、アクリル酸2−ヒドロキシエチル10g、VPE−0201(和光純薬株式会社製)4gを加え、7時間反応させ固形分濃度22質量%の有機高分子粒子分散液を得た。この分散液を遠心分離し、有機粒子Mを得た。
絹(ユウシルク社製:商品名;丹後シルクパウダー100%)をジェット粉砕機で粉砕後、分級し表3に示した粒径を持つ有機粒子Nを得た。
上記有機粒子Nを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子17を得た。
絹(ユウシルク社製:商品名;丹後シルクパウダー100%)をジェット粉砕機で粉砕後、分級し表3に示した粒径を持つ有機粒子Oを得た。
上記有機粒子Oを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子18を得た。
絹(ユウシルク社製:商品名;丹後シルクパウダー100%)をジェット粉砕機で粉砕後、分級し表3に示した粒径を持つ有機粒子Pを得た。
上記有機粒子Pを800g、及び、上記樹脂溶液Gの樹脂固形分200g相当をはかり採り、これらを混合した。この混合物をSGミル分散装置で混合、分散することで、複合粒子19を得た。
(溶解度及び吸水量)
室温で真空下(減圧下)乾燥した有機粒子A〜Pそれぞれ1gを精秤し、ASTM D1141−98に従い調製した50gの人工海水中に添加した後、23℃で5時間攪拌した。その後濾別し、残渣を水洗し、秤量して吸水量を求めた。
次に、室温で減圧下乾燥後、秤量し、海水への溶解度を求めた。結果を表1に示す。
表2及び表3に示した組成に基づき、各配合成分を、ディスパーを用いてガラスビーズで分散し、塗料を調製した。単位はすべて「g」である。得られた塗料について以下の評価を行った。
なお、使用した防汚剤は、表4に示したものである。
直径10cm、高さ10cmの塩ビ製円筒ドラムに得られた塗料を塗布し、海水中で回転させ(Re(レイノルズ数):2500000及び4000000、速度換算で約15ノット及び約25ノット)、トルクメーターにより摩擦抵抗を測定した。バフ処理によって鏡面仕上げした平滑な塩ビ製円筒ドラムの摩擦抵抗を標準として測定し、それぞれの摩擦抵抗の増減を表5に示した。海水浸漬直後、及び、1ヶ月浸漬後の摩擦抵抗を評価した。
さび止め塗料を塗布したブラスト板(300mm×10mm×1.6mm)に実施例1〜14、及び、比較例1〜7で得られた塗料を乾燥膜厚約300μmとなるように塗布し、2昼夜室内で放置し、乾燥させた。更に、この試験板を海水中に筏浸漬し、付着生物の面積%を目視評価した。結果を表5に示す。表中の月数は筏浸漬後の月数を示す。
Claims (15)
- ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)、及び、分散剤(B)からなり、かつ、粒径が0.05〜100μmである複合粒子を配合して得られることを特徴とする塗料組成物。
- 有機高分子物質(A)は、天然物由来である請求項1記載の塗料組成物。
- 有機高分子物質(A)は、カチオン性基を有する請求項1又は2記載の塗料組成物。
- 有機高分子物質(A)は、キチン、キトサン、γ−PGA、絹粉砕物及びこれらの誘導体からなる群から選択される少なくとも一種の有機高分子物質である請求項1、2又は3記載の塗料組成物。
- 有機高分子物質(A)は、合成高分子である請求項1記載の塗料組成物。
- 有機高分子物質(A)は、アクリル系樹脂である請求項5記載の塗料組成物。
- 複合粒子の含有量は、塗料固形分に対して0.01〜30質量%である請求項1、2、3、4、5又は6記載の塗料組成物。
- 分散剤(B)は、一般式(1);
−COO−M−OOC−A (1)
(式中、Mは、2価又はそれ以上の金属であり、Aは、一塩基酸の有機酸残基である。)
で表される側鎖を有するアクリル樹脂及び/又はポリエステル樹脂である請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の塗料組成物。 - 防汚塗料組成物である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の塗料組成物。
- 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の塗料組成物によって形成されたものであることを特徴とする塗膜。
- 被塗物表面に請求項12記載の塗膜を形成させる工程からなることを特徴とする水中摩擦低減方法。
- ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)を分散剤(B)存在下で液体媒体中に分散させることによって粒径が0.05〜100μm複合粒子を製造する工程、及び、前記複合粒子と樹脂バインダーとを混合する工程
によって得られることを特徴とする塗料組成物。 - ASTM D1141−98に規定された人工海水への23℃での溶解度が15g/L以下であり、ASTM D1141−98に規定された人工海水の吸水量が0.01質量%以上である有機高分子物質(A)を分散剤(B)存在下で液体媒体中に分散させることによって粒径が0.05〜100μm複合粒子を製造する工程、及び、前記複合粒子と樹脂バインダーとを混合する工程
からなることを特徴とする塗料組成物の製造方法。
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