JP2007169029A - エレベータの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ブレーキ異常発生時に閉じ込め故障を低減させることができるとともに、設置費用を軽減させることができるエレベータの制御装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】昇降路の上部には、巻上機が設けられている。巻上機は、電動機1とシーブ2とを有している。シーブ2には、ロープ3が巻き掛けられている。ロープ3の一端部には、かご4が吊り下げられている。ロープ3の他端部には、釣合おもり5が吊り下げられている。電動機1には、電動機1の回転を制動するブレーキ装置6が取り付けられている。また、電動機1には、エンコーダ7が取り付けられている。エンコーダ7は、エレベータの運行を制御する制御装置本体8に接続されている。制御装置本体8は、制御装置本体8全体の動作を制御する主制御部8aと、巻上機及びブレーキ装置6を監視する異常監視部8bとを有している。
【選択図】図1
【解決手段】昇降路の上部には、巻上機が設けられている。巻上機は、電動機1とシーブ2とを有している。シーブ2には、ロープ3が巻き掛けられている。ロープ3の一端部には、かご4が吊り下げられている。ロープ3の他端部には、釣合おもり5が吊り下げられている。電動機1には、電動機1の回転を制動するブレーキ装置6が取り付けられている。また、電動機1には、エンコーダ7が取り付けられている。エンコーダ7は、エレベータの運行を制御する制御装置本体8に接続されている。制御装置本体8は、制御装置本体8全体の動作を制御する主制御部8aと、巻上機及びブレーキ装置6を監視する異常監視部8bとを有している。
【選択図】図1
Description
この発明は、エレベータの運行を制御するエレベータの制御装置に関するものである。
従来のエレベータの制御装置では、かご離床時に、かご内負荷測定器によって測定されたかご内の負荷の大きさとカウンターウェイトの重量とを比較することによって、かご内の負荷とカウンターウェイトの重量とが釣り合うトルクを巻上機に出力させ、ブレーキを開放させた上で、かごを走行させることにより、ブレーキ開放時のショックを緩和させる。また、何らかの原因により、ブレーキが確実に開放されない場合、かごが戸開可能範囲内であればその場で戸開させる(例えば、特許文献1参照)。
従来のエレベータの制御装置では、かご内負荷測定器が取り付けられていて、ブレーキ開放前に、かご側重量とカウンターウェイト側重量のアンバランスに見合うトルクを巻上機モータに発生させた上で、ブレーキを開放させることにより、ブレーキ開放時のショックを緩和させている。しかしながら、この場合、ブレーキ開放に異常が発生すると、モータトルクがブレーキトルクに優る場合があり、かごが移動して閉じ込め故障が発生する場合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ブレーキ異常発生時に閉じ込め故障を低減させることができるとともに、設置費用を軽減させることができるエレベータの制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの制御装置は、巻上機のブレーキ開放スイッチからの信号と巻上機の回転検出器からの信号とに基づいて巻上機のブレーキ異常を検出し、ブレーキ開放状態を監視する異常監視部を備え、異常監視部がブレーキ異常を検出すると、ブレーキ開放状態によりかごの運転を開始する。
この発明のエレベータの制御装置は、巻上機のブレーキ異常の検出結果に応じてかごの運転内容を決定し、ブレーキの開放状態に応じてかごの運転を開始するので、ブレーキの異常発生時に閉じ込め故障を低減させることができるとともに、かご内負荷測定器を用いないので、かご内負荷測定器が設けられていないエレベータにも適用でき設置費用を軽減させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの制御装置を示す構成図である。図において、昇降路の上部には、巻上機が設けられている。巻上機は、電動機1とシーブ2とを有している。シーブ2は、電動機1により回転される。シーブ2には、ロープ3が巻き掛けられている。ロープ3の一端部には、かご4が吊り下げられている。ロープ3の他端部には、釣合おもり5が吊り下げられている。かご4及び釣合おもり5は、電動機1の駆動力により昇降路内を昇降される。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの制御装置を示す構成図である。図において、昇降路の上部には、巻上機が設けられている。巻上機は、電動機1とシーブ2とを有している。シーブ2は、電動機1により回転される。シーブ2には、ロープ3が巻き掛けられている。ロープ3の一端部には、かご4が吊り下げられている。ロープ3の他端部には、釣合おもり5が吊り下げられている。かご4及び釣合おもり5は、電動機1の駆動力により昇降路内を昇降される。
電動機1には、電動機1の回転を制動するブレーキ装置6が取り付けられている。また、電動機1には、電動機1の回転角及び回転方向に応じた走行パルスを発生する回転検出器としてのエンコーダ7が取り付けられている。エンコーダ7は、エレベータの運行を制御する制御装置本体8に接続されている。制御装置本体8は、エンコーダ7からの走行パルスを受ける。
また、制御装置本体8は、制御装置本体8全体の動作を制御する主制御部8aと、巻上機及びブレーキ装置6を監視する異常監視部8bとを有している。さらに、制御装置本体8には、電動機1を駆動する電力変換機(インバータ)9と、ブレーキ装置6を開放するブレーキ駆動装置10と、ブレーキ装置6の開放状態を監視するブレーキ開放スイッチ11と、かご4上部に設けられた着床位置検出器(図示せず)と、かご4内に取り付けられた報知器としてのスピーカ12とが接続されている。
電動機1の駆動は、電力変換機9を介して、制御装置本体8から制御される。ブレーキ装置6の開放は、ブレーキ駆動装置10を介して、制御装置本体8から制御される。また、ブレーキ装置6の開放状態は、ブレーキ開放スイッチ11を介して、制御装置本体8から監視される。ここで、ブレーキ開放スイッチ11は、例えば常開接点式(又は常閉接点式)スイッチであり、ブレーキ完全開放時に、ブレーキ装置6に設けられたフックに操作される。即ち、ブレーキ装置6が完全に開放されることによって、ブレーキ開放スイッチ11の接点が閉じられ(又は常閉接点式スイッチでは接点が開かれ)、ブレーキ装置6の開放が制御装置本体8に検出される。
着床位置検出器は、昇降路内の乗場階に対応する位置にそれぞれ設けられた着床プレート(図示せず)を検出する。また、着床位置検出器は、着床プレートを検出すると、着床プレート検出信号を出力する。着床プレートは、かご4の戸開可能位置の範囲を示す。即ち、制御装置本体8は、着床位置検出器から着床プレート検出信号を受けて、かご4の戸開可能位置の範囲を取得する。
異常監視部8bは、ブレーキ開放スイッチ11によりブレーキ装置6の開放が検出されないで、エンコーダ7から走行パルスを受けると、ブレーキ装置6に異常が発生したと判断する。また、異常監視部8bは、ブレーキ装置6に対する開放指令後所定時間経過後、ブレーキ開放スイッチ11によりブレーキ装置6の開放が検出されないと、ブレーキ装置6に異常が発生したと判断する。
ブレーキ装置6の異常の発生を判断した異常監視部8bは、ブレーキ開放状態を判断する。即ち、ブレーキ装置6の異常を検出し、ブレーキ開放状態からかご4の移動が困難と判断した異常監視部8bは、電動機1への駆動指令とブレーキ装置6への開放指令とを解除する。また、ブレーキ装置6の異常の発生を判断した異常監視部8bは、異常発生時の時間と内容とを履歴に残す。
さらに、ブレーキ装置6の異常の発生を判断した異常監視部8bは、ブレーキ装置6に開放指令を出力し、ブレーキ装置6の開放状態に応じて、かご4の運転を開始する。さらにまた、ブレーキ装置6の異常の発生を判断した異常監視部8bは、かご4が移動可能かどうかを判別し、判別結果に応じてかご4に対するブレーキ装置6の引きずり運転を行う。また、異常監視部8bは、かご4の停止位置に応じて、かご4を戸開可能位置に移動させる。さらに、異常監視部8bは、かご4の停止位置が戸開可能位置(戸開可能位置の範囲内)であれば、かご4に戸開指令を出力し、かご4を戸開させる。
さらにまた、かご4を戸開させた異常監視部8bは、かご4の運転を休止する。また、制御装置本体8は、スピーカ12を介して、ブレーキ装置6の異常によるかご4の運転の休止を音声アナウンスにより乗客に知らせる(報知する)。さらに、制御装置本体8は、かご4の床と乗場の床との段差を検出すると、スピーカ12を介して、かご4の床と乗場の床との段差の存在を乗客に知らせる。
ここで、制御装置本体8は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。制御装置本体8のコンピュータ記憶部には、主制御部8a及び異常監視部8bの動作を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、動作について説明する。乗場又はかご4内に設けられた呼び登録ボタン(図示せず)の乗客からの操作に応じて、制御装置本体8からエレベータ起動指令が出力される。制御装置本体8から出力されたエレベータ起動指令によって、電力変換機9から電動機1の駆動力を発生させるための電力が出力される。この時、電動機1の回転がブレーキ装置6から制動を受けているため、制御装置本体8から出力されたブレーキ開放指令に応じてブレーキ装置6は、電動機1への制動を開放する。ブレーキ装置6の開放と同時に電動機1による駆動力がシーブ2及びロープ3に伝わり、かご4及び釣合おもり5が昇降される。
ここで、制御装置本体8によるブレーキ装置6の開放異常検出の動作の一例について説明する。かご4昇降開始時に、ブレーキ装置6が一部開放されるもののブレーキ装置6が完全に開放せず、制御装置本体8により開放検出されなかった場合、ブレーキ装置6が一部開放されているため、電動機1の駆動力がブレーキ装置6の制動力に優ると電動機1が回転して、かご4が昇降される。そして、制御装置本体8は、ブレーキ装置6の開放が未検出のままで電動機1の回転を検出(かご4の昇降を検出)することによって、ブレーキ装置6が異常であると判断し、エレベータ起動指令を解除して、かご4を停止させる。
図2は、図1の制御装置本体8のかご4昇降開始時の動作を示すフローチャートである。図において、まず、制御装置本体8は、利用者からの呼び登録に応じて、エレベータ起動指令を発生する(ステップS1)。エレベータ起動指令を発生した制御装置本体8は、電動機1に回転指令を出力し、電動機1を駆動させて、ブレーキ装置6の開放に備える(ステップS2)。そして、制御装置本体8は、ブレーキ装置6に開放指令を出力する(ステップS3)。
ブレーキ開放指令を発生した制御装置本体8は、ブレーキ装置6が開放されたかどうかを確認する(ステップS4)。ブレーキ装置6が開放されたことを確認した場合、制御装置本体8は、そのままかご4の運転を継続させ(ステップS5)、かご4を昇降させて、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
ブレーキ装置6が開放されたことを確認できなかった場合、制御装置本体8は、一旦、ブレーキ装置6の開放指令と電動機1の駆動指令とを解除し、かご4を停止させる(ステップS6)。そして、ブレーキ装置6に開放指令を出力し(ステップS7)、ブレーキ装置6が開放されたかどうかを確認する(ステップS8)。ブレーキ装置6が開放された場合、制御装置本体8は、ブレーキ装置6の偶発故障としてブレーキ異常を履歴に残し(ステップS9)、かご4の運転を再開し(ステップS10)、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
2度目のブレーキ装置6の開放確認の段階で(ステップS8の段階で)、ブレーキ装置6が開放されたことを確認できない場合、制御装置本体8は、かご4の位置が戸開可能位置かどうかを確認する(ステップS11)。かご4の位置が戸開可能位置の場合、制御装置本体8は、かご4の位置が離床時の位置かどうかを確認する(ステップS12)。かご4の位置が離床時の位置の場合、制御装置本体8は、かご4をその場で戸開させ、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止を知らせる(ステップS13)。そして、制御装置本体8は、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
また、かご4の位置が離床時の位置でない場合、制御装置本体8は、かご4が最初の昇降方向に対してエレベータ起動指令を出力し、逆方向に移動可能かどうかを確認する(ステップS15)。かご4が逆方向に昇降可能な場合、制御装置本体8は、かご4を最初の昇降方向に対して逆方向に移動させて、かご4の床と乗場の床との段差を解消させた上で戸開させ、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止を知らせる(ステップS16)。そして、制御装置本体8は、スピーカ12を介して、乗客にかご4の運転の休止を知らせた後、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
(ステップS15の段階で)かご4が最初の昇降方向に対して逆方向への昇降が不可能な場合、制御装置本体8は、かご4をそのままの位置で戸開させ、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止、及びかご4の床と乗場の床との段差の発生を乗客に知らせる(ステップS17)。そして、制御装置本体8は、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
また、(ステップS11の段階で)かご4の位置が戸開可能位置でない場合、かご4が最初の昇降方向に対して逆方向に移動可能かどうかを確認する(ステップS18)。かご4が逆方向に移動可能な場合、制御装置本体8は、かご4を逆方向に移動させて、かご4を戸開可能位置に移動(かご4の床と乗場の床との段差を解消)させた上で戸開させ、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止を知らせる(ステップS19)。そして、制御装置本体8は、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
かご4が最初の昇降方向に対して逆方向への移動が不可能な場合、制御装置本体8は、かご4が最初の昇降方向に移動可能かどうかを確認する(ステップS20)。かご4が最初の昇降方向に移動可能な場合、制御装置本体8は、かご4を最初の昇降方向に移動させて、ご4を戸開可能位置に移動(かご4の床と乗場の床との段差を解消)させた上で戸開させ、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止を知らせる(ステップS21)。そして、制御装置本体8は、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
一方、最初の昇降方向でもかご4が移動不可能な場合、制御装置本体8は、音声アナウンスを出力し、乗客にかご4の運転の休止を知らせる(ステップS22)。これとともに、かご4の運転を休止し、ブレーキ異常を履歴に残す(ステップS14)。これにより、制御装置本体8は、かご4昇降開始時の動作を終了させる。
上記のようなエレベータの制御装置では、巻上機のブレーキ異常の検出結果に応じて停止させたかごをブレーキの開放状態に応じて再開させるので、偶発故障によるブレーキ異常発生時に閉じ込め故障を低減することができるとともに、かご内負荷測定器を用いないので、設置費用を軽減させることができる。
また、ブレーキ異常検出後、かご4を戸開可能位置に移動させた上で、戸開可能位置で戸開させるので、かご4内への乗客の閉じ込めを低減することができる。
さらに、ブレーキ開放異常を検出すると、異常発生の履歴を残しているので、エレベータの保守時にブレーキ装置6の点検を促すことができ、偶発故障を軽減させることができる。
さらにまた、ブレーキ開放スイッチ11からの信号とエンコーダ7からの信号に応じて、ブレーキ装置6の開放異常を検出しているので、かご4の昇降開始時以外の階床間で突発的なブレーキ異常が発生したであっても、ブレーキ装置6の異常を検出することができるとともに、かご4内への乗客の閉じ込めを防止することができる。
なお、実施の形態1では、ブレーキ開放スイッチ11に常開接点式(常閉接点式)スイッチを用いたが、常開接点式(常閉接点式)スイッチに限るものではなく、ブレーキ装置の開放状態を監視できるものであればよい。例えば、ブレーキ装置に可変抵抗器を取り付けて、抵抗値を測定することによって、ブレーキ装置の開放状態を監視してもよい。また、例えばブレーキ装置に光センサ及び投光器等を取り付けて、光の受光状態によって、ブレーキ装置の開放状態を監視してもよい。
さらに、実施の形態1では、制御装置本体が戸開可能位置を着床プレートによる着床位置検出器から取得していたが、制御装置本体に予め戸開可能位置のパルス数(番地)を登録し、制御装置本体がかごの昇降開始後から停止までのかごの移動量のパルス数を算出し、算出結果に基づいて、最寄りの戸開可能位置にかごを移動させてもよい。
さらにまた、実施の形態1では、報知器にスピーカ12を用いたが、スピーカに限るものではなく、かご内の乗客に対してエレベータの異常を報知可能なものであればよく、報知器に点灯ランプ及びモニタ等の表示装置を用いてもよい。また、報知器を用いずに、例えばかご内の照明の点灯・消灯によって、かご内の乗客にエレベータの異常を報知してもよい。
さらに、異常監視部と管理室の管理盤とを接続し、異常監視部がブレーキ異常を検出すると、管理室の管理盤に対してブレーキ異常を通報してもよい。これにより、かご内に利用者を閉じ込めた場合でも、迅速に利用者を救出することができる。
1 電動機(巻上機)、4 かご、6 ブレーキ装置、7 エンコーダ(回転検出器)、8b 異常監視部、11 ブレーキ開放スイッチ、12 スピーカ(報知器)。
Claims (8)
- 巻上機のブレーキ開放スイッチからの信号と上記巻上機の回転検出器からの信号とに基づいて上記巻上機のブレーキ異常を検出し、ブレーキ開放状態を監視する異常監視部
を備え、
上記異常監視部がブレーキ異常を検出すると、ブレーキ開放状態により上記かごの運転を開始することを特徴とするエレベータの制御装置。 - 巻上機のブレーキ開放スイッチからの信号と上記巻上機の回転検出器からの信号とに基づいて上記巻上機のブレーキ異常を検出し、ブレーキ開放状態を監視する異常監視部
を備え、
上記異常監視部がブレーキ異常を検出すると、上記かごが移動可能と判断した場合は運転を継続し、移動が困難と判定した場合は上記かごの運転を停止させ、上記かごの停止位置が戸開可能位置であれば戸開指令を出力すること特徴とするエレベータの制御装置。 - 巻上機のブレーキ開放スイッチからの信号と上記巻上機の回転検出器からの信号とに基づいて上記巻上機のブレーキ異常を検出し、ブレーキ開放状態を監視する異常監視部
を備え、
上記異常監視部がブレーキ異常を検出し、上記かごの移動が困難と判断すると、上記巻上機の駆動により上記かごが移動していた反対方向への移動が可能であるかどうかを判定し、上記かごの移動が可能であれば、上記かごを戸開可能位置へ移動させた上で戸開指令を出力することを特徴とするエレベータの制御装置。 - 上記異常監視部は、戸開可能位置に上記かごを移動させた後、上記かごの床と乗場の床との段差を検出し、上記段差を解消する方向に上記かごを移動させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータの制御装置。
- 上記異常監視部は、上記かごを戸開させると、上記かごの運転を休止にさせ、上記かご内に設けられた報知器を介して、上記かごの運転の休止をかご内に報知することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
- 上記異常監視部は、上記段差を検出し、上記段差を解消不可であると判断すると、上記報知器を介して、上記かごと上記乗場との段差の存在を報知することを特徴とする請求項5記載のエレベータの制御装置。
- 上記異常監視部は、ブレーキ異常を検出すると、ブレーキ異常の履歴を記録することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
- 上記異常監視部は、昇降路内に設けられ戸開可能位置の範囲を示す着床プレートを検出する着床位置検出器から、上記かごの戸開可能位置を取得することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
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