JP2002020046A - エレベーターの床合せ装置 - Google Patents

エレベーターの床合せ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ブレーキの制動力不足のときでも、エレ
ベーターのかごを階床位置に保持して乗客を降りやすく
する。 【解決手段】 かご14が階床17に停止中、電磁ブレ
ーキ9の異常でかご14の停止位置が着床誤差範囲を外
れても、第1基準範囲(床合せゾーン)内にあれば、電
動機5が起動して、かご14を着床誤差範囲内に移動さ
せる。電磁ブレーキ9の異常でかご14が移動し、第1
基準範囲を外れても、その移動量が第2基準範囲内であ
れば、かご14を起動して着床誤差範囲内に移動させ
る。そして、電動機5をインバータ制御して、かご14
を着床位置に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーターの
かごの床と乗場の床に段差が生じたとき床合せ動作をす
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのかごが階床に着床
したとき、かごの床と乗場の床に段差が生じると、かご
に設置された位置検出器によって、段差が検出され、こ
の段差がおよそ10〜100mmの範囲であれば、かご
を起動して床合せされるようになっている。すなわち、
かごが着床後、何らかの原因で電磁ブレーキに異常が生
じて制動力不足が発生すると、かごを保持することがで
きなくなり、例えばかご内に乗客がいない状態では、か
ごはつり合おもりに引かれ、かご戸及び乗場戸が開いた
まま上昇することになり、かごの床と乗場の床とに段差
が生じる。
【0003】その結果、所定値以上段差が生じると、上
記位置検出装置によって段差が検出され、かごが起動さ
れて床合せ動作が行われる。この床合せ動作は、着床時
にかごの床と乗場の床に段差があったり、乗客がかごに
乗り込むことによって主索が伸びてかごが下がるために
生じる段差を修正したりするものであるが、電磁ブレー
キの制動力不足という異常によって生じる段差に対して
も同様に作動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの床合せ装置では、かごの床と乗場の床に段
差が生じると床合せをするようにしているが、電磁ブレ
ーキの制動力が不足した状態では、電磁ブレーキでかご
を保持することが不能となり、再び段差が生じて床合せ
動作を繰り返すこととなり、かごは停止状態を保てなく
なるため、乗客はかごから降りようとしても、常に段差
が変動しており、安心して乗場に降りることができない
という問題点がある。
【0005】また、電磁ブレーキの制動力が大きく弱ま
っていると、制動力不足により滑りが発生した場合にか
ごは急激に移動し、床合せ動作を行う前に所定値以上の
段差が生じることとなり、その結果床合せ動作範囲を外
れてしまうので、床合せ動作が行われなくなり、かご戸
が開いたままで移動することになり、万一乗場戸が開い
たままの場合には、乗客は安心して乗場に降りることが
できないという問題点がある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、電磁ブレーキの制動力不足が発生したと
きでも、乗客が安心してかごから降りることができるよ
うにしたエレベーターの床合せ装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの床合せ装置は、かごの停止位置が所定
の着床誤差範囲を外れても、第1基準範囲内にあればか
ごを起動して着床誤差範囲内に移動させ、電磁ブレーキ
の異常によりかごが移動し、その移動量が第1基準範囲
を外れても、移動量が第2基準範囲内であれば、かごを
起動して着床誤差範囲内に移動させるようにしたもので
ある。
【0008】また、第2発明に係るエレベーターの床合
せ装置は、かごの停止位置が所定の着床誤差範囲を外れ
ても、第1基準範囲内にあればかごを起動して着床誤差
範囲に移動させ、かごが階床に停止中かごが第1基準範
囲を超えて移動すると電磁ブレーキの異常を検出し、こ
の異常をかごの外部へ発報するようにしたものである。
【0009】また、第3発明に係るエレベーターの床合
せ装置は、第1発明のものにおいて、かごが着床誤差範
囲内に移動した後も、電動機をインバータ制御してかご
を着床誤差範囲内に保持するようにしたものである。
【0010】また、第4発明に係るエレベーターの床合
せ装置は、第3発明のものにおいて、かごを着床誤差範
囲内に保持するとともに、スピーカを介してかご内の乗
客の降車を促すアナウンスをするようにしたものであ
る。
【0011】また、第5発明に係るエレベーターの床合
せ装置は、第4発明のものにおいて、かご内に乗客がい
ないことを検出すると、かごを最上階へ走行させて停止
させるようにしたものである。
【0012】また、第6発明に係るエレベーターの床合
せ装置は、第1発明のものにおいて、電磁ブレーキの異
常によりかごが移動し、その移動量が第2基準範囲を超
えると、かご戸及び乗場戸を閉じて最寄り階へ走行させ
た後戸開させるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4はこの
発明の第1〜第6発明の一実施の形態を示す図で、図1
は全体構成図、図2は制御装置のブロック線図、図3及
び図4は動作フローチャートであり、図中同一符号は同
一部分を示す。
【0014】図1において、1は制御装置、2は図2に
構成を示す演算装置で、コンピュータにより構成されて
いる。3は演算装置2に接続され、着床時にかご(後
述)の床と乗場(後述)の床の相互に所定値以上の段差
が生じたとき床合せ動作を指令する床合せ装置、4は演
算装置2に接続されたインバータ装置で、交流を直流に
変換して平滑し、これを可変電圧・可変周波数の交流に
変換して出力する。5はインバータ装置4に接続された
巻上げ用の誘導電動機である。
【0015】6は電動機5に結合されたブレーキ車、7
はブレーキ車6の外周部に配置され、ばね(図示しな
い)の力でブレーキ車6に押圧されるブレーキシュー、
8は付勢されるとブレーキシュー7をブレーキ車6から
引き離すブレーキコイルで、ブレーキ車6、ブレーキシ
ュー7、ブレーキコイル8及び上記ばねによって電磁ブ
レーキ9が構成されている。10はブレーキシュー7の
動きを検知してブレーキ信号10aを出力するブレーキ
スイッチ、11は電動機5によって回転する駆動綱車、
12はそらせ車である。
【0016】13は駆動綱車11及びそらせ車12に巻
き掛けられた主索で、その一端にかご14が結合され、
他端につり合おもり15が結合されている。16はかご
14の出入口を開閉するかご戸、17は乗場、18は乗
場17の出入口を開閉する乗場戸、19はかご14に設
置され乗客の有無を検出してかご内負荷信号19aを出
力するかご内負荷検出器、20はかご14の床と乗場1
7の床の段差を検出して着床位置信号20aを出力する
位置検出器、21はエンコーダ等で構成され、かご14
の移動量を検出してかご移動量信号21aを出力するか
ご移動量検出器である。
【0017】ブレーキスイッチ10、かご内負荷検出器
19、位置検出器20及びかご移動量検出器21は演算
装置2に接続されている。22は演算装置2に接続され
た通信装置、23は保守会社等に設けられた監視センタ
で、有線又は無線で通信装置22に接続されている。2
4は監視センタ23に設置され送信されたデータを記憶
するデータ記憶装置である。
【0018】図2において、演算装置2はCPU2A、
ROM2B、RAM2C、通信部2D、I/Oポート2
E及び時計IC2Fを有し、これらはバス2Gで互いに
接続されている。また、通信部2Dは通信装置22に接
続され、I/Oポート2Eにはブレーキ信号10a、か
ご内負荷信号19a、着床位置信号20a、かご移動量
信号21a及びドア状態信号25aが入力される。な
お、ドア状態信号25aはかご戸16及び乗場戸18の
開閉状態を示す信号であり、それぞれスイッチ(図示し
ない)の出力として得られる。また、I/Oポート2E
には床合せ装置3及びインバータ装置4が接続されてい
る。
【0019】次に、かご14の運転の概要について説明
する。かご14が乗場17に停止しているときは、ブレ
ーキコイル8は消勢されており、ブレーキシュー7はば
ね力でブレーキ車6に押圧され、ブレーキ車6は制動さ
れ、かご14はその位置に保持されている。ここで、イ
ンバータ装置4が可変電圧・可変周波数の交流を電動機
5に供給すると同時に、ブレーキコイル8が付勢され
る。これで、ブレーキシュー7にばね力に抗してブレー
キ車6から離れる方向へ移動し、ブレーキ車6の制動は
解除される。これにより、電動機5は起動し、駆動綱車
11を駆動して、主索13を介してかご14及びつり合
おもり15は昇降する。
【0020】次に、この実施の形態の動作を図3及び図
4を参照して説明する。 A 通常時の動作 ステップS1でかご14が乗場17に着床・停止する
と、かご戸16及び乗場戸18が係合して開く。そし
て、既述のようにブレーキシュー7がブレーキ車6を制
動することによって、かご14は停止状態が保持され、
次の呼びが発生するまで待機状態となる。なお、ブレー
キシュー7の動作はブレーキスイッチ10の開閉によっ
て検知される。
【0021】次に、ステップS2でかご14が移動した
かを判断する。かご14が移動しなければ、ステップS
1へ戻る。もし、電磁ブレーキ9に異常があり、制動力
が不足し、ブレーキ車6がブレーキシュー7に押圧され
たまま、かご14が移動すると、ステップS3で位置検
出器20によって移動量が検出され、これが第1基準範
囲(通常「床合せゾーン」と呼ばれ、例えば10〜10
mm)内であるかを判断する。第1基準範囲内であれ
ば、ステップS4へ進み、床合せ装置3が作動してブレ
ーキコイル8が付勢されるとともに、電動機5が制御さ
れてかご14は床合せ動作に移行する。
【0022】ステップS5でかご14の床と乗場17の
床の段差が所定の着床誤差範囲内であるかを判断し、着
床誤差範囲に入っていなければ、ステップS4へ戻り、
着床誤差範囲に入っていれば、ステップS6で床合せ動
作終了となる。なお、ステップS3でかご14の移動量
が第1基準範囲を超えていると判断すると、ステップS
8へ進むとともに、ステップS7で通信装置22から監
視センタ23へ電磁ブレーキ9の異常として「異常発
報」され、データ記憶装置24に時計IC2Fが示す日
時とともに記録される。
【0023】B かご異常移動時の動作 ステップS3でかご14の移動量が第1基準範囲を超え
ていると判断すると、ステップS8へ進み、演算装置2
に組み込まれたプログラムの床合せ基準に切り換わる。
ステップS9でかご移動量検出器21の出力によって、
かご14の移動量が第2基準範囲(通常「ドアゾーン」
と呼ばれ、かご戸16と乗場戸18が互いに係合して連
動可能な範囲で、例えば100〜300mm)内である
かを判断する。かご14が第2基準範囲内にいればステ
ップS10へ進み、演算装置2によって床合せ装置3が
作動して床合せ動作に移行する。
【0024】ステップS11でかご14の床と乗場17
の床の段差が着床誤差範囲内であるかを判断し、着床誤
差範囲に入っていなければ、ステップS10へ戻り、着
床誤差範囲に入っていれば、ステップS12で床合せ動
作終了となる。次に、ステップS13では、演算装置2
のROM2Bにあらかじめ登録されたプログラムによっ
て、インバータ装置4が作動して、電動機5はインバー
タ制御され、ステップS14でかご14の床は着床誤差
範囲内に保持される。すなわち、かご14は電磁ブレー
キ9の制動力が不足しても、停止状態に保持される。
【0025】ステップS15でかご14内のスピーカ
(図示しない)によってアナウンスし、乗客に対してか
ご14から降りることを促す。ステップS16でかご内
負荷検出器19の出力によって、かご14内乗客がいな
いかを判断する。乗客がいればステップS15へ戻り、
乗客がいなくなればステップS17へ進む。ステップS
17でかご戸16及び乗場戸18は閉まり、ステップS
18でかご14は最上階へ退避走行して、ステップS1
9で着床して停止する。そして、以後かご14が動かな
いように、ステップS20で演算装置2に組み込まれた
プログラムの指令によって、戸開せず運転回路がしゃ断
される。
【0026】なお、乗客のいないかご14を最上階に停
止させるのは、かご14の自重よりもつり合おもり15
の方が重いため、電磁ブレーキ9の制動力が不足してい
る場合、かご14は上昇方向へ移動するが、最上階から
の移動距離は短く、速度も低く、機器に与える損害も少
ないからである。
【0027】次に、ステップS9でかご14の移動量が
第2基準範囲を外れていると判断するとステップS21
へ進み、乗場戸18は戸閉する。すなわち、乗場戸18
には自動戸閉装置が設けられているため、かご14がド
アゾーンを外れてかご戸16と乗場戸18の係合が外れ
ると、乗場戸18は自動的に閉じるようになっている。
そして、ステップS22で演算装置2のプログラム指令
によってかご戸16も閉まる。ステップS23で電動機
5はインバータ制御され、もしかご14が移動中であっ
ても、ステップS24でかご14はいったん停止する。
【0028】ステップS25でかご14は最寄り階へ走
行し、ステップS26で着床して停止し、ステップS2
7でかご戸16と乗場戸18が係合して戸開するととも
に、ステップS13へ進む。以後の動作は既述のとおり
である。ここで、ステップS1〜S3はブレーキ異常検
出手段を、ステップS3〜S6は第1床合せ手段を構成
している。また、ステップS3,S8〜S12は第2床
合せ手段を構成し、かご14の移動量が第2基準範囲内
であれば、かご14は床合せ動作するため、かご戸16
及び乗場戸18が開いた状態での床合せ動作範囲は広く
なり、乗客は平常時と同様にかご14から乗場17に降
りることが可能となる。
【0029】また、ステップS3,S7は異常発報手段
を構成し、かご14が乗場17に停止しているとき、電
磁ブレーキ9の制動力不足によって、かご戸16及び乗
場戸18が開いたままかご14が第1基準範囲を超えて
移動すると、外部へ異常発報するため、早期の異常対応
が可能となる。また、ステップS13,S14はかご保
持制御手段を構成し、かご14は床合せ動作後も、電動
機5はインバータ制御されるため、電磁ブレーキ9の制
動力が不足していても、かご14は停止状態に保持さ
れ、乗客は平常時と同様にかご14から乗場17に降り
ることが可能となる。
【0030】また、ステップS15は降車放送手段を構
成し、上記インバータ制御によるかご14の保持ととも
に、乗客に降車を促すアナウンスをするようにしたた
め、かご14を早く空にすることが可能となる。また、
ステップS16〜S19は退避運転手段を構成し、かご
14内に乗客がいないことが検出されると、かご14を
最上階へ走行させるようにしたため、電磁ブレーキ9の
制動力が不足しても、移動距離は短く、被害を少なくす
ることが可能となる。
【0031】また、ステップS9,S21〜S27は最
寄り階走行手段を構成し、かご14の移動が大きく第2
基準範囲を外れると、かご戸16及び乗場戸18を閉じ
て最寄り階へ走行した後戸開するようにしたため、乗客
は平常時と同様にかご14から乗場17に降りることが
可能となる。
【0032】他の実施の形態 次のように実施することも可能である。 (1) 位置検出器20を設けず、かご移動量検出器2
1だけで床合せ動作をさせる。 (2) 図3のステップS2で、かご14の移動回数が
2回以上になったことを検出すると、かご14の移動量
が第1基準範囲内であっても、電磁ブレーキ9の異常と
して発報する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、電磁ブレーキの異常によりかごが移動し、その移
動量が第1基準範囲を外れても、移動量が第2基準範囲
内であれば、かごを起動して着床誤差範囲内に移動させ
るようにしたので、乗客は平常時と同様にかごから乗場
に降りることができる。
【0034】また、第2発明では、かごが階床に停止中
かごが第1基準範囲を超えて移動すると電磁ブレーキの
異常を検出し、この異常をかごの外部へ発報するように
したので、早期に異常に対応することができる。
【0035】また、第3発明では、かごが着床誤差範囲
内に移動した後も、電動機をインバータ制御してかごを
着床誤差範囲内に保持するようにしたので、電磁ブレー
キの制動力が不足していても、かごは停止状態に保持さ
れ、乗客は平常時と同様にかごから乗場に降りることが
できる。
【0036】また、第4発明では、かごを着床誤差範囲
内に保持するとともに、スピーカを介してかご内の乗客
の降車を促すアナウンスをするようにしたので、かごを
早く空にすることができる。
【0037】また、第5発明では、かご内に乗客がいな
いことを検出すると、かごを最上階へ走行させて停止さ
せるようにしたので、電磁ブレーキの制動力が不足して
も、かごの移動距離は短く、被害を少なくすることがで
きる。
【0038】また、第6発明では、電磁ブレーキの異常
によりかごが移動し、その移動量が第2基準範囲を超え
ると、かご戸及び乗場戸を閉じて最寄り階へ走行させた
後戸開させるようにしたので、乗客は平常時と同様にか
ごから乗場に降りることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 図1の制御装置のブロック線図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す動作フローチ
ャート。
【図4】 図3の続きを示す動作フローチャート。
【符号の説明】
1 制御装置、2 演算装置、3 床合せ装置、4 イ
ンバータ装置、5 誘導電動機、9 電磁ブレーキ、1
0 ブレーキスイッチ、14 かご、15 つり合おも
り、16 かご戸、17 乗場、18 乗場戸、19
かご内負荷検出器、20 位置検出器、21 かご移動
量検出器、22 通信装置、23 監視センタ、24
記憶装置。S1〜S3 ブレーキ異常検出手段、S3〜
S5 第1床合せ手段、S3,S8〜S12 第2床合
せ手段、S3,S7 異常発報手段、S13,S14
かご保持制御手段、S15 降車放送手段、S16〜S
19 退避運転手段、S9,S21〜S27 最寄り階
走行手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ制御される電動機によって走
    行するかごと、このかごが階床に停止中上記電動機を制
    動する電磁ブレーキとを有し、上記かごの停止位置が所
    定の着床誤差範囲を外れても、第1基準範囲内にあれば
    上記かごを起動して上記着床誤差範囲内に移動させる第
    1床合せ手段と、上記電磁ブレーキの異常により上記か
    ごが移動し、その移動量が上記第1基準範囲を外れて
    も、上記移動量が第2基準範囲内であれば上記かごを起
    動して上記着床誤差範囲内に移動させる第2床合せ手段
    とを備えてなるエレベーターの床合せ装置。
  2. 【請求項2】 電動機によって走行するかごと、このか
    ごが階床に停止中上記電動機を制動する電磁ブレーキと
    を有し、上記かごの停止位置が所定の着床誤差範囲を外
    れても、第1基準範囲内にあれば上記かごを起動して上
    記着床誤差範囲内に移動させる第1床合せ手段と、上記
    かごが階床に停止中上記かごが上記第1基準範囲を超え
    て移動すると、上記電磁ブレーキの異常を検出するブレ
    ーキ異常検出手段と、上記電磁ブレーキの異常が検出さ
    れると、この異常を上記かごの外部へ発報する異常発報
    手段とを備えてなるエレベーターの床合せ装置。
  3. 【請求項3】 第2床合せ手段によりかごが着床誤差範
    囲内に移動した後も、上記電動機をインバータ制御して
    かごを上記着床誤差範囲内に保持するかご保持制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター
    の床合せ装置。
  4. 【請求項4】 かご内にスピーカを設置し、かご保持制
    御手段の動作とともに、上記スピーカを介して上記かご
    内の乗客の降車を促すアナウンスをする降車放送手段を
    設けたことを特徴とする請求項3記載のエレベーターの
    床合せ装置。
  5. 【請求項5】 かご内負荷を検出するかご負荷検出器を
    設置し、このかご負荷検出器がかご内に乗客がいないこ
    とを検出すると上記かごを最上階へ走行させて停止させ
    る退避運転手段を設けたことを特徴とする請求項4記載
    のエレベーターの床合せ装置。
  6. 【請求項6】 電磁ブレーキの異常によりかごが移動
    し、その移動量が第2基準範囲を超えるとかご戸及び乗
    場戸を閉じて最寄り階へ走行させた後戸開させる最寄り
    階走行手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のエ
    レベーターの床合せ装置。
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