JP2007168546A - 鉄道車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステンレスの外板6からなる側構体、屋根構体及び妻構体を有し、その側構体と台枠、更に屋根構体や妻構体が接合され一体に組み立てられたものであって、側構体を構成する外板6の裾部に長土台20が接合され、その長土台20を介して外板6と台枠の側梁30とが接合して側構体と台枠とが組み付けられたものであって、その長土台20が、側梁30との接合面25が起立面23,24を介して外板6から離れて立体的に形成された鉄道車両。
【選択図】図1
Description
伊原和夫著,「鉄道車両メカニズム図鑑」,株式会社グランプリ出版,1996年1月25日,p.103−104
また、本発明の鉄道車両は、前記長土台が、前記側構体の外板に当てられたフランジ面に対し、外板表面の仕上げ目と同じ横方向にレーザビームを送って溶接が行われたものであることが好ましい。
また、本発明の鉄道車両は、前記長土台のうち前記側構体の入口開口部の下に配置されたものは、前記接合面と上方の起立面との角部に切欠きが形成されたものであることが好ましい。
また、本発明の鉄道車両は、前記台枠の側梁が、前記長土台の接合面と面接触する接合面を挟んで、上下の折れ面が反対側に折り曲げられた断面Z形をしたものであることが好ましい。
また、本発明の鉄道車両は、前記長土台が、フランジ面の端部が前記外板の下端に揃うようにして配置され、その端部が僅かに折り曲げられて形成されたものであることが好ましい。
また、Z形をした側梁によれば、一方の折れ面が長土台側に折り曲げられているため、台枠と側構体を組み付ける場合、その折れ面と長土台の起立面とを重ね合わすだけで簡単に位置決めができる。更に、外板の下端に揃うように配置した長土台のフランジ端部を僅かに折り曲げたことで外板裾部の剛性が高められて変形が起きにくくできる。
図1に示す第1形態の接合構造では、側外板6に対して断面がハット形をした長土台20が設けられている。この長土台20は側外板6下端の裾部に位置し、図面を貫く車体長手方向に延びている。
そして、側構体と台枠とが組み付けられる場合、台枠の側梁30と側構体の長土台20が接合される。その際、側梁30の折れ面33が長土台20の下方の起立面24に下から当てて位置決めされ、突き当てられて面接触した接合面25,31同士が例えば栓溶接によって接合される。
特に、その側外板6に対する長土台20の接合をレーザ溶接によって、しかも側外板6の仕上げ面の仕上げ目と同方向にレーザビームを送って行うようにしたので、車体表面の仕上げ面に現れる溶接痕を目立たなくすることができた。すなわち、ステンレスの側外板6は、車体表面側が仕上げ目の入れられた仕上げ面を有するものであるが、その仕上げ面の外観を損なうことなく組み立てられ、鉄道車両の見栄え良くすることができた。
更に、長土台20は、側外板6の下端に揃えるようにフランジ22端部が僅かに折り曲げられて起立面26が形成されている。側外板6の裾部は長土台20のフランジ22が重ねられているものの依然として薄肉であるが、これによって自由になっている側外板6の裾部の剛性が高められて変形が起きにくくなっている。
そして、この長土台20は、フランジ面21,22が図2に示すように側外板6の裏面に当てられ、その裏面からレーザビームが照射される。接合部に照射されたレーザビームは、やはり側外板6の仕上げ目に沿うように側外板6の横方向に送られて連続的なレーザ溶接が行われる。
一方、本形態の台枠を構成する側梁40はコの字形をしており、接合面41を挟んで上下の折れ面42,43が車体内側に折り曲げられている。そして、側構体と台枠とが組み付けられる場合、台枠の側梁40と側構体の長土台20が接合される。その際、側梁40の折れ面43が長土台20の下方の起立面24に下から当てて位置決めされ、突き当てられて面接触した接合面25,41同士が例えば栓溶接によって接合される。
本形態の接合構造では、枠外板7に対して図示するような断面形状の長土台50が設けられている。この長土台50は枠外板7下端の裾部に位置し、図面を貫く車体長手方向に延びている。枠外板7は、入口開口部11の底辺に位置する部分に図示するような曲げ部7aが形成され、枠外板7には曲げ部7aを覆うようにしてスペーサ61を介して靴ズリ受62が接合されている。
また、長土台50に枠外板7の下端に揃えるように起立面26が形成されているので、枠外板7の裾部の剛性が高められて変形が起きにくくなっている。
本形態の接合構造でも、枠外板7に対して図示するような断面形状の長土台50が設けられている。枠外板7には曲げ部7aが形成され、その曲げ部7aを覆うようにしてスペーサ61を介して靴ズリ受62が接合されている。長土台50は、フランジ面51,52、起立面53,54,56および接合面55がそれぞれ折り曲げられた図示するような立体的な形状をしたものであり、そのフランジ面51,52が枠外板7に対してスポット溶接などによって接合される。
よって、図1に示した本形態によれば、長土台50によって側梁40を枠外板7から離して接合したため、栓溶接などの溶接痕が車体表面に現れなくなり、飾り板などの余分な部品を設けることなく車体外観を良くすることができた。また、長土台50に枠外板7の下端に揃えるように起立面26が形成されているので、枠外板7の裾部の剛性が高められて変形が起きにくくなっている。
例えば、図1及び図2に示した第1及び第2形態では、長土台20を側外板6に接合するためにレーザ溶接を使用したがスポット溶接であってもよい。
2 車端窓ブロック
3 中間窓ブロック
4 側入口ブロック
5,6 側外板
7 枠外板
18,19,20 長土台
21,22 フランジ面
23,24 起立面
25 接合面
30 側梁
31 接合面
32,33 折れ面
Claims (7)
- ステンレスの外板からなる側構体、屋根構体及び妻構体を有し、その側構体と台枠、更に屋根構体や妻構体が接合され一体に組み立てられた鉄道車両において、
前記側構体を構成する外板の裾部に長土台が接合され、その長土台を介して当該外板と前記台枠の側梁とが接合して側構体と台枠とが組み付けられたものであって、その長土台は、前記側梁との接合面が起立面を介して外板から離れて立体的に形成されたものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項1に記載する鉄道車両において、
前記長土台は、前記接合面と、その接合面の幅方向両端で折り曲げられた起立面と、更に起立面から外側に折り曲げられた前記側構体の外板に接合されるフランジ面とを有するハット形状をしたものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項1又は請求項2に記載する鉄道車両において、
前記長土台は、前記側構体の外板に当てられたフランジ面に対し、外板表面の仕上げ目と同じ横方向にレーザビームを送って溶接が行われたものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項1に記載する鉄道車両において、
前記長土台のうち前記側構体の入口開口部の下に配置されたものは、前記接合面と、その接合面の幅方向両端で折り曲げられた起立面と、更に起立面から共に側構体の下方に向けて折り曲げられた前記側構体の外板に接合されるフランジ面とを有するものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項4に記載する鉄道車両において、
前記長土台のうち前記側構体の入口開口部の下に配置されたものは、前記接合面と上方の起立面との角部に切欠きが形成されたものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載する鉄道車両において、
前記台枠の側梁は、前記長土台の接合面と面接触する接合面を挟んで、上下の折れ面が反対側に折り曲げられた断面Z形をしたものであることを特徴とする鉄道車両。 - 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載する鉄道車両において、
前記長土台は、フランジ面の端部が前記外板の下端に揃うようにして配置され、その端部が僅かに折り曲げられて形成されたものであることを特徴とする鉄道車両。
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- 2005-12-20 JP JP2005366955A patent/JP4280264B2/ja active Active
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