JP2007167320A - リクライニングシート - Google Patents

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Abstract

【課題】背もたれ部の傾動時に着座者の背中と背もたれ部との間にずれが生じることを防止して使用感を向上させる。
【解決手段】着座部12と、背もたれ部13と、背もたれ部13を着座部12に対し前後に傾動させるとともに背もたれ部13の長さを伸縮させるリクライニング機構14とを備え、背もたれ部13は着座部12の後端部に傾動自在に連結されるシートバックフレーム27と、このシートバックフレーム27に対しスライド自在に支持されて着座者の背部に接する背当て部材(バックレスト31)を有するスライドフレーム28とを備え、リクライニング機構14は、シートバックフレーム27を傾動させるリクライニングアクチュエーター81と、スライドフレーム28をスライドさせるスライドアクチュエーター82と、上記両アクチュエーター81,82を個別に制御可能なリクライニングコントローラー83と、このリクライニングコントローラー83に傾動操作およびスライド操作を指令する操作スイッチ84とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動車椅子等に用いられる、背もたれ部の角度とスライド長さが個別に調整可能でアームレストとフットレストを備えたリクライニングシートに関するものである。
電動車椅子の主な着座者は、下半身のみならず上半身の可動部位にも制限がある人が多く、その障害のために着座者自身による座位変換、体圧分散、シットアップ等による除圧が困難な場合が多いため、特許文献1および特許文献2に記載されているように、背もたれ部を電動等でリクライニング(傾動)可能に構成することにより体圧を分散し、蓐瘡(床ずれ)等を予防可能にした電動車椅子がある。
また、着座者の体格に合わせて背もたれ部を伸縮調整可能にした電動車椅子もある。上記のような電動車椅子には着座者の両肘を載せるアームレストが備えられている。さらに、背もたれ部の背面側には介助者用の手押しハンドルが備えられている。
特開平5−305112号公報 特開2005−253535号公報
しかしながら、上述のように背もたれ部を電動等で傾動させた場合、背もたれ部の回動中心(傾動軸)と、着座者の上半身の回動中心(背骨下端付近での回動および臀部の転がり)との位置が異なるために、着座者の皮膚がせん断圧迫されて蓐瘡等の原因になる懸念があった。
背もたれ部を伸縮可能にした電動車椅子でも、その伸縮位置調整は手動で行われており、背もたれ部の傾動時には伸縮動作が固定されていたため、背もたれ部の傾動時において着座者の背中と背もたれ部との間にずれが生じて着座者が不快感を覚えるととも、着座者の体格差や日々の座り方のずれ等に十分対応できないといった問題があった。
さらに、アームレスト付の電動車椅子(リクライニングシート)では、伸縮動作する背もたれ部に対してアームレストの位置が固定されていたため、背もたれ部の伸縮動作時に着座者の肩とアームレストとの間の相対距離が変化し、着座者の肘がアームレストから浮き気味になる等して着座者が不具合を感じる場合があった。
また、従来の背もたれ部が伸縮可能な電動車椅子では、介助者用の手押しハンドル部が背もたれ部の上端部付近、即ちスライド側の部材に設けられていた。このため、背もたれ部をスライドさせるために必要な部品間クリアランスにより発生するガタが手押しハンドル部の剛性感を損ない、これにより電動車椅子の着座者および手押し介助者が不安を覚える懸念があった。
しかも、このような手押し介助時には、電動車椅子の重量と着座者の体重の両方を動かし得る力が手押しハンドル部に加わるため、背もたれ部のスライド機構にはそれらの外力に耐えられる強度を持たせなければならず、ひいては電動車椅子の重量増加および製造コストの増大に繋がっていた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、背もたれ部の傾動時にユーザーの背中と背もたれ部との間にずれが生じることを防止して使用感を向上させるとともに、背もたれ部の伸縮動作時にアームレストがユーザーの肘を安定性良く支持することができ、かつ電動車椅子に適用した場合に介助者用の手押しハンドルを高い剛性で取り付けることのできるリクライニングシートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るリクライニングシートは、着座者の臀部および大腿部を支える着座部と、上記着座者の背部を支える背もたれ部と、上記背もたれ部を上記着座部に対し前後に傾動させるとともに背もたれ部の長さを伸縮させるリクライニング機構とを備え、上記背もたれ部はシートバックフレームとスライドフレームとを備え、上記シートバックフレームはその下端部が上記着座部の後端部に傾動自在に連結される一方、上記スライドフレームは上記シートバックフレームに対し上下にスライド自在に支持されて着座者の背部に接する背当て部材を備え、上記リクライニング機構は、上記シートバックフレームを傾動させるリクライニングアクチュエーターと、上記スライドフレームを上記シートバックフレームに対しスライドさせるスライドアクチュエーターと、上記リクライニングアクチュエーターおよびスライドアクチュエーターを個別に制御可能なリクライニングコントローラーと、このリクライニングコントローラーにシートバックフレームの傾動操作およびスライドフレームのスライド操作を指令する操作スイッチとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るリクライニングシートは、前記リクライニング機構がさらに、前記シートバックフレームの傾動角度を検出する傾動角度検出手段と、前記スライドフレームのスライド位置を検出するスライド位置検出手段とを備える一方、前記リクライニングコントローラーは、上記傾動角度検出手段および上記スライド位置検出手段からの入力信号に基づいて現在のシートバックフレームの傾動角度とスライドフレームのスライド位置とを演算する演算部と、上記演算部が演算した現在の傾動角度およびスライド位置の情報と前記操作スイッチによる傾動操作およびスライド操作の指令情報とを比較し、着座者が所望する傾動角度およびスライド位置となるように前記リクライニングアクチュエーターと前記スライドアクチュエーターとを操作する操作部とを備えたことを特徴とする。
さらに、本発明に係るリクライニングシートは、前記リクライニングコントローラーがさらに、前記シートバックフレームの各傾動角度に対する最適なスライドフレームのスライド位置を記憶するメモリー部と、上記メモリー部に記憶されたマップに応じて前記リクライニングアクチュエーターの動きに合わせて前記スライドアクチュエーターをフィードバック制御するフィードバック制御部とを備えたことを特徴とする。
そして、本発明に係るリクライニングシートは、前記リクライニングアクチュエーターと前記スライドアクチュエーターとを、前記背もたれ部を構成するシートバックフレームの背面に幅方向に並べて配設したことを特徴とする。
また、本発明に係るリクライニングシートは、着座者の両肘を載せる左右一対のアームレストと、このアームレストの前端部を支持する前側リンク部材とを備え、上記アームレストと、上記前側リンク部材と、前記着座部と、前記背もたれ部とで四節リンク機構を構成するとともに、アームレストの後端部を背もたれ部の前記スライドフレームに枢着支持したことを特徴とする。
さらに、本発明に係るリクライニングシートは、走行用の車輪と、上記車輪を駆動する電動モーターと、上記電動モーターの電源となるバッテリーとを備えた電動車椅子に搭載されたことを特徴とする。
そして、本発明に係るリクライニングシートは、介助者用の手押しハンドルを、前記背もたれ部を構成する前記シートバックフレームに設けたことを特徴とする。
本発明に係るリクライニングシートによれば、背もたれ部の傾動動作と伸縮動作とを個別に操作でき、しかもその動作を連動させることができるため、背もたれ部の傾動時に着座者の背中と背もたれ部との間にずれが生じることを防止して使用感を向上させることができる。
また、背もたれ部が伸縮すると同時にアームレストの後端部が背もたれ部の伸縮に同期して移動するため、背もたれ部の伸縮時に着座者の肩とアームレストとの間の相対距離が変化せず、アームレストが着座者の肘を安定性良く支持することができる。
さらに、このリクライニングシートを電動車椅子に適用した場合には、背もたれ部の基部側を構成する高剛性なシートバックフレームに介助者用の手押しハンドルが設けられるため、手押しハンドルを高い剛性で取り付けることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るリクライニングシートが適用された電動車椅子の一例を示す左側面図であり、図2は後面(背面)図である。
この電動車椅子1は、例えば鋼管や鋼板等を組み合わせたベースフレーム2を備えており、このベースフレーム2の上にリクライニングシート3が搭載されている。ベースフレーム2には、その後下部に左右一対の後輪4が走行用駆動輪として設けられる一方、前下部に左右一対のキャスター型前輪5が設けられている。また、左右の後輪4の内側にはそれぞれ後輪4駆動用の電動モーター(駆動ユニット)6が配設され、その前方に電動モーター6および後述するリクライニング機構14の電源となるバッテリー7が搭載され、バッテリー7の上部に走行制御用コントローラー8等の器材が載置されている。
図3はリクライニングシート3の基本構造を示す左側面図である。リクライニングシート3は、ベースフレーム2の上部に堅固に固定されるマウントフレーム11と、着座者の臀部および大腿部を支える着座部12と、着座者の背部を支える背もたれ部13と、この背もたれ部13を着座部12に対し前後に傾動させるとともに背もたれ部13の長さを伸縮させるリクライニング機構14(図7も参照)と、着座者の両肘を載せる左右一対のアームレスト15と、着座者の両足を載せるフットレスト16とを備えて構成されている。
マウントフレーム11は、図4にも示すように、左右一対の鋼板製のサイドパネル19の間が横方向に延びるフロントラテラルビーム20とリヤラテラルビーム21により連結された構成であり、着座部12は平板状のシートアンダーフレーム23の上面に着座クッション24が張設された構成である。
背もたれ部13は、図4にも示すシートバックフレーム27と、このシートバックフレーム27にスライド自在に支持されるスライドフレーム28と、このスライドフレーム28の上部に固定されて上方に延びるハイバックフレーム29とを備え、スライドフレーム28の前面に着座者の背部に接するバックレスト(背当て部材)31が設けられ、ハイバックフレーム29の前面上部に着座者の後頭部に接するヘッドレスト32が設けられている。
シートバックフレーム27は、図4に示すように、左右一対の対向するコの字断面をしたバーティカルレール35を有し、その上端部間が幅方向に延びるコの字断面のアッパーラテラルビーム36で連結されている。また、両バーティカルレール35の下端外側面にはそれぞれサイドプレート37が固着され、各サイドプレート37の間が幅方向に延びる丸パイプ状のロアーラテラルビーム38で連結されている。さらに、平板状のベースプレート39がアッパーラテラルビーム36とロアーラテラルビーム38との間に跨設され、アッパーラテラルビーム36の左右両端部に介助者用の手押しハンドル40が固着されている。
図5に前方から、図6に後方から示すように、スライドフレーム28は、左右一対の丸パイプ断面のサイドパイプ43と、上下一対の同じく丸パイプ断面の連結パイプ44,45とを備え、サイドパイプ43の上下端部に合計4個のベアリングローラー46を有し、サイドパイプ43の外側面に複数のアームレストボス47が設けられている。そして、4個のベアリングローラー46がバーティカルレール35のコの字断面内部に嵌合されることにより、スライドフレーム28がシートバックフレーム27に対し上下にスライド自在に支持される。
図4に示すように、シートバックフレーム27の下端部をなす左右のサイドプレート37にはそれぞれ上下2つのピボット孔50,51が穿設されており、上側のピボット孔50がマウントフレーム11(サイドパネル19)後上部のピボット孔52にピボット軸53(図3参照)を介して回動自在に連結され、下側のピボット孔51がシートアンダーフレーム23の後端部にピボット軸54を介して回動自在に連結されている。なお、ピボット軸54は幅方向外側に突出し、サイドパネル19に穿設された扇状の長孔55に嵌合され、この長孔55の長さによりピボット軸54の動き、即ちシートバックフレーム27の傾動角度が規制される(図9参照)。
一方、シートアンダーフレーム23の前端部はベアリングローラー58を介して、マウントフレーム11のサイドパネル19前部内面に固定された短いインナーレール59の上にスムーズに前後移動可能に載置されている。インナーレール59は側面視で前上がりに傾斜している。
アームレスト15は、アームレストフレーム61の上に柔軟なアームレストパッド62が設けられており、アームレストフレーム61の前端下縁部にピボット軸63を介して前側リンク部材64の上端部が回動自在に連結され、前側リンク部材64の下端部はピボット軸65を介して着座部12のシートアンダーフレーム23の左右側辺に回動自在に連結され、これによりアームレスト15の前端部が前側リンク部材64により下方から支持される。前側リンク部材64は長さ可変式であり、これによりアームレスト15の前端部の高さを調節することができる。
一方、アームレストフレーム61の後端部は背もたれ部13を構成するスライドフレーム28に設けられた複数のアームレストボス47のいずれかに位置調整プレート66(図5、図6参照)を介して枢着支持される。側面視では、アームレスト15(アームレストフレーム61)と前側リンク部材64と着座部12(シートアンダーフレーム23)と背もたれ部13(スライドフレーム28)とで四節リンク機構が構成される。なお、位置調整プレート66を回動させることにより、アームレストボス47に対するアームレストフレーム61の高さと前後位置を微調整することができる。
例えば右側のアームレスト15の前端にはコントロールボックス70が取り付けられる。このコントロールボックス70の上面には着座者が電動車椅子1の進行方向および進行速度を制御可能な例えばジョイスティックレバー71が直立状態で設けられると共に、バッテリー7の残量や走行可能時間等を表示する図示しない表示部およびスイッチ類等が設けられる。
フットレスト16は、その上端部がピボット軸74によりシートアンダーフレーム23の前部に回動自在に連結されている。このフットレスト16下端部には着座者の足を載せるステップボード75が設けられている。また、フットレスト16の、ピボット軸74のやや下方に設けられたピボット軸76と、シートバックフレーム27のロアーラテラルビーム38中間部に固着されたロッドブラケット77(図4参照)との間がフットレストロッド78(図3参照)により連結されている。
他方、リクライニング機構14は、図7にもブロック図で示すように、リクライニングアクチュエーター81と、スライドアクチュエーター82と、これらのアクチュエーター81,82を個別に制御可能なリクライニングコントローラー83と、操作スイッチ84と、リクライニングセンサー85(傾動角度検出手段)と、スライドセンサー86(スライド位置検出手段)とを備えて構成されている。操作スイッチ84は、例えば図1と図2に示すようにコントロールボックス70の後方に配置されており、直立した操作レバー87を備えている。
図5、図6に示すように、リクライニングアクチュエーター81とスライドアクチュエーター82は、シートバックフレーム27の背面に幅方向に並べて配設されている。リクライニングアクチュエーター81は例えば伸縮シリンダー状に構成されて右側に配置され、スライドアクチュエーター82は例えば電動モーター90とウォームギヤユニット91とが一体化されてシートバックフレーム27のベースプレート39背面に設置され、共に前述したバッテリー7の電力により駆動される。
図4に示すように、リクライニングアクチュエーター81は、その下端部がマウントフレーム11のリヤラテラルビーム21中間部に固着されたロアーシリンダーブラケット93に、上端部がシートバックフレーム27のアッパーラテラルビーム36中間部に固着されたアッパーシリンダーブラケット94に、それぞれ回動自在に連結される。
リクライニングアクチュエーター81が最も伸びた時には図1に示すように背もたれ部13(シートバックフレーム27)が急角度に起立し、フットレスト16が下方に降りた位置となる。そして、リクライニングアクチュエーター81が縮むに従い、図8に示すように背もたれ部13が後方に傾動すると同時に前述のフットレストロッド78がフットレスト16を前方に押し出し、リクライニングポジションとなる。
リクライニングアクチュエーター81が最も縮んだ時には図9に示すように背もたれ部13とフットレスト16が水平になるまで回動し、リクライニングシート3が寝台状となる。この時、着座部12のシートアンダーフレーム23は、その後端部のピボット軸54がサイドパネル19の扇状の長孔55内を下から上に移動する一方、前端部のベアリングローラー58がインナーレール59上を前斜め上方に走行し、これにより着座部12が完全に水平になる。リクライニングシート3の各部は図1の状態から図9の状態までは無段階かつスムーズに動作することができる。
図5、図6に示すように、スライドアクチュエーター82は、そのウォームギヤユニット91の部分がベースプレート39の後面に固定され、ウォームギヤユニット91の中心部から突出するピニオンギヤ96がベースプレート39の前面に突出している。また、リクライニングコントローラー83はスライドアクチュエーター82の上方に配置されており、リクライニングコントローラー83とスライドアクチュエーター82とが図示しない保護カバーにより後方から覆われる。
ベースプレート39には軸受筒97(図6参照)が貫通固着され、この軸受筒97にスライドアーム98の回動軸99が回転自在に軸支されている。スライドアーム98にはさらにセクターギヤ101が回動一体に設けられ、このセクターギヤ101がスライドアクチュエーター82のピニオンギヤ96に噛み合う。そして、スライドアーム98の先端と、スライドフレーム28の下側の連結パイプ45中央部に固着されたスライドブラケット102との間がリンクプレート103を介して連結されている。
スライドアクチュエーター82の電動モーター90が作動すると、ピニオンギヤ96の回転によりセクターギヤ101が駆動されてセクターギヤ101とスライドアーム98とが一体に回動する。スライドアーム98が上方に回動すると、図10に符号28a,29a,31a,32aで示すようにスライドフレーム28がハイバックフレーム29、バックレスト31、ヘッドレスト32と共にシートバックフレーム27に対して伸びる方向にスライドし、スライドアーム98が下方に回動するとスライドフレーム28(29,31,32)がシートバックフレーム27に対して縮む方向にスライドする。
アームレスト15は、その後端部がスライドフレーム28に枢着されているため、スライドフレーム28がシートバックフレーム27に対して伸びる方向にスライドすると、アームレスト15の後端部がスライドフレーム28と共に上方に移動して符号15aで示す位置となる。このように、スライドフレーム28がどの位置にあっても、アームレスト15の後端部上面からスライドフレーム28の上端部までの距離Hが変化しない。
操作スイッチ84は、リクライニングコントローラー83にシートバックフレーム27の傾動操作およびスライドフレーム28のスライド操作を指令するものであり、例えば操作スイッチ84の操作レバー87を前傾させるとリクライニングアクチュエーター81が伸びて背もたれ部13が起立し、操作レバー87を後傾させるとリクライニングアクチュエーター81が縮んで背もたれ部13が後方に傾動する。また、操作スイッチ84に設けられた図示しない操作ボタンによりスライドアクチュエーター82が操作されてスライドフレーム28(ハイバックフレーム29、バックレスト31、ヘッドレスト32)が伸縮する。
図5に示すように、リクライニングセンサー85がシートバックフレーム27の例えば左側のサイドプレート37内側に設けられている。このリクライニングセンサー85は例えばロータリーセンサーであり、センサードリブンギヤ106を備えている。一方、シートアンダーフレーム23の左側後部には上記センサードリブンギヤ106に噛合するセクターギヤ状のセンサードライブギヤ107が固着されている。リクライニングアクチュエーター81によりシートバックフレーム27が傾動すると、センサードライブギヤ107に対しセンサードリブンギヤ106が回動するため、リクライニングセンサー85によりシートバックフレーム27の傾動角度が検出され、その情報がリクライニングコントローラー83に入力される。
また、図6に示すように、スライドセンサー86がベースプレート39の後面に設けられている。このスライドセンサー86も例えばロータリーセンサーであり、センサードリブンギヤ108を備えている。一方、スライドアーム98の回動軸99には上記センサードリブンギヤ108に噛合するセクターギヤ状のセンサードライブギヤ109が回動一体に固着されている。スライドアクチュエーター82によりスライドフレーム28がスライドすると、センサードライブギヤ109に対しセンサードリブンギヤ108が回動するため、スライドセンサー86によりスライドフレーム28のスライド位置が検出され、その情報がリクライニングコントローラー83に入力される。
なお、スライドセンサー86をリニアゲージセンサー等に置き換えてスライドフレーム28の動きを直接検知するようにし、スライド位置検知機構を簡素化しても良い。
図7に示すように、リクライニングコントローラー83は演算部111と操作部112とを備えている。演算部111は、リクライニングセンサー85およびスライドセンサー86からの入力信号に基づいて現在のシートバックフレーム27の傾動角度とスライドフレーム28のスライド位置とを演算する。操作部112は、演算部111が演算した現在の傾動角度およびスライド位置の情報と操作スイッチ84による傾動操作およびスライド操作の指令情報とを比較し、着座者が所望する傾動角度およびスライド位置となるようにリクライニングアクチュエーター81とスライドアクチュエーター82とを個別に操作する。
さらに、リクライニングコントローラー83はメモリー部113とフィードバック制御部114とを備えている。メモリー部113は、シートバックフレーム27の各傾動角度に対する最適なスライドフレーム28のスライド位置を予め記憶することができ、その記憶情報は着座者に応じて任意に設定変更できる。また、フィードバック制御部114は、メモリー部113に記憶されたマップに応じて、リクライニングアクチュエーター81の動きに合わせてスライドアクチュエーター82を同時に作動させるフィードバック制御を実行する。
以上のように構成されたリクライニングシート3によれば、背もたれ部13を傾動動作させるリクライニングアクチュエーター81と、背もたれ部13を伸縮動作させるスライドアクチュエーター82とを、リクライニングコントローラー83により個別に制御可能であり、しかもリクライニングコントローラー83は傾動動作と伸縮動作とを連動させることができるため、背もたれ部13の傾動と同時に背もたれ部13を伸縮動作させることにより、着座者の背中と背もたれ部13との間にずれが生じることを防止してリクライニングシート3の使用感を著しく向上させることができる。
また、アームレスト15の後端部が背もたれ部13の伸縮に同期して移動するため、背もたれ部13の伸縮時に着座者の肩とアームレスト15との間の相対距離が変化することがなく、これにより着座者の肘をアームレスト15により常に安定性良く支持することができる。
さらに、このリクライニングシート3を電動車椅子1に搭載した場合には、背もたれ部13の基部側を構成する高剛性なシートバックフレーム27に介助者用の手押しハンドル40が設けられたため、例えば手押しハンドル40をスライドフレーム28に取り付けた場合に比べて、手押しハンドル40を高い剛性で取り付けることができる。このため、電動車椅子1の着座者および手押し介助者に不安感を与える懸念がない。しかも、手押しハンドル40に作用する強大な力がスライドフレーム28のスライド機構に及ぶことがないため、スライド機構には手押し時の外力に耐え得る強度を付与する必要がなく、これにより電動車椅子1の重量軽減および製造コストの削減に多大な貢献を果たすことができる。
ところで、このリクライニングシート3では、リクライニングアクチュエーター81とスライドアクチュエーター82とをシートバックフレーム27の背面に幅方向に並べて配設したため、リクライニング機構14をコンパクトに構成することができる。さらに、リクライニングアクチュエーター81よりも上下方向寸法の小さいスライドアクチュエーター82の上方にリクライニングコントローラー83を設置したため、三部材81,82,83を近接配置して更なるコンパクト化を達成することができる。
なお、本実施形態では電動車椅子1にリクライニングシート3を搭載した例について説明したが、本発明に係るリクライニングシートは電動車椅子のみならず、自動車、バス、飛行機、船舶、宇宙船等、あらゆる乗り物にも適用することができる。もちろん、シート単体として利用できることは言うまでもなく、さらにはマッサージチェアや、理髪店、美容院、歯科医院、病院等の専用椅子としても幅広く応用することができる。
本発明に係るリクライニングシートが適用された電動車椅子の一例を示す左側面図。 図1に示す電動車椅子の後面(背面)。 リクライニングシートの基本構造を示す左側面図。 マウントフレームとシートバックフレームとリクライニングアクチュエーターを示す分解斜視図。 スライド機構を前方から見た斜視図。 スライド機構を後方から見た斜視図。 リクライニング機構の構成を示すブロック図。 リクライニングポジションを示す左側面図。 リクライニングシートが寝台状となった状態を示す左側面図。 スライドフレームが伸長した時の状態を示す左側面図。
符号の説明
1 電動車椅子
3 リクライニングシート
4 後輪(走行用の車輪)
5 前輪(操舵用の車輪)
6 電動モーター
7 バッテリー
11 マウントフレーム
12 着座部
13 背もたれ部
14 リクライニング機構
15 アームレスト
16 フットレスト
27 シートバックフレーム
28 スライドフレーム
31 バックレスト(背当て部材)
40 手押しハンドル
64 前側リンク部材
81 リクライニングアクチュエーター
82 スライドアクチュエーター
83 リクライニングコントローラー
84 操作スイッチ
85 リクライニングセンサー(傾動角度検出手段)
86 スライドセンサー(スライド位置検出手段)
111 演算部
112 操作部
113 メモリー部
114 フィードバック制御部

Claims (7)

  1. 着座者の臀部および大腿部を支える着座部と、上記着座者の背部を支える背もたれ部と、上記背もたれ部を上記着座部に対し前後に傾動させるとともに背もたれ部の長さを伸縮させるリクライニング機構とを備え、上記背もたれ部はシートバックフレームとスライドフレームとを備え、上記シートバックフレームはその下端部が上記着座部の後端部に傾動自在に連結される一方、上記スライドフレームは上記シートバックフレームに対し上下にスライド自在に支持されて着座者の背部に接する背当て部材を備え、上記リクライニング機構は、上記シートバックフレームを傾動させるリクライニングアクチュエーターと、上記スライドフレームを上記シートバックフレームに対しスライドさせるスライドアクチュエーターと、上記リクライニングアクチュエーターおよびスライドアクチュエーターを個別に制御可能なリクライニングコントローラーと、このリクライニングコントローラーにシートバックフレームの傾動操作およびスライドフレームのスライド操作を指令する操作スイッチとを備えたことを特徴とするリクライニングシート。
  2. 前記リクライニング機構はさらに、前記シートバックフレームの傾動角度を検出する傾動角度検出手段と、前記スライドフレームのスライド位置を検出するスライド位置検出手段とを備える一方、前記リクライニングコントローラーは、上記傾動角度検出手段および上記スライド位置検出手段からの入力信号に基づいて現在のシートバックフレームの傾動角度とスライドフレームのスライド位置とを演算する演算部と、上記演算部が演算した現在の傾動角度およびスライド位置の情報と前記操作スイッチによる傾動操作およびスライド操作の指令情報とを比較し、着座者が所望する傾動角度およびスライド位置となるように前記リクライニングアクチュエーターと前記スライドアクチュエーターとを操作する操作部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のリクライニングシート。
  3. 前記リクライニングコントローラーはさらに、前記シートバックフレームの各傾動角度に対する最適なスライドフレームのスライド位置を記憶するメモリー部と、上記メモリー部に記憶されたマップに応じて前記リクライニングアクチュエーターの動きに合わせて前記スライドアクチュエーターをフィードバック制御するフィードバック制御部とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のリクライニングシート。
  4. 前記リクライニングアクチュエーターと前記スライドアクチュエーターとを、前記背もたれ部を構成するシートバックフレームの背面に幅方向に並べて配設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリクライニングシート。
  5. 着座者の両肘を載せる左右一対のアームレストと、このアームレストの前端部を支持する前側リンク部材とを備え、上記アームレストと、上記前側リンク部材と、前記着座部と、前記背もたれ部とで四節リンク機構を構成するとともに、アームレストの後端部を背もたれ部の前記スライドフレームに枢着支持したことを特徴とする請求項1に記載のリクライニングシート。
  6. 走行用の車輪と、上記車輪を駆動する電動モーターと、上記電動モーターの電源となるバッテリーとを備えた電動車椅子に搭載されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のリクライニングシート。
  7. 介助者用の手押しハンドルを、前記背もたれ部を構成する前記シートバックフレームに設けたことを特徴とする請求項6に記載のリクライニングシート。
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