JP3615717B2 - 採血用椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、採血車などにおいて、被採血者が採血時に着席する採血用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、採血用椅子は、着席した被採血者が着席し、背当てを倒した状態で採血を行うようにした構成が採られている。
【0003】
そして、採血用椅子の一側に採血機器が配置されている関係から、被採血者の右腕から採血する場合と、左腕から採血する場合とでは、被採血者の座る向きを変える必要があり、中央の座台の前後に脚載せ台を兼ねた背当て台を上下方向に回動自在に設け、この前後の背当て台に上下方向に回動可能に脚受け台を兼ねたヘッドレスト台をそれぞれ回動自在に設け、一方の腕、例えば右腕から採血する場合には、一方の背当て台とヘッドレスト台とを上向きに傾斜させ、他方の背当て台とヘッドレスト台とを脚載せ台と脚受け台となるように略水平状にし、また、他方の腕、例えば左腕から採血する場合には、他方の背当て台とヘッドレスト台とを上向きに傾斜させ、一方の背当て台とヘッドレスト台とを脚載せ台と脚受け台となるように略水平状にして、被採血者の向きを変えて着席して使用するようにした構造が採られている。
【0004】
しかしながら、次ぎの採血者が前の被採血者と異なる腕から採血する場合には、その都度、一方の背当て台とヘッドレスト台とを傾斜状態から略水平状態に、また、他方の背当て台とヘッドレスト台とを略水平状態から傾斜状態に設定する必要があり、この場合、両背当て台と両ヘッドレスト台とをそれぞれ個々に操作して傾斜状態または略水平状態にしなくてはならず、作業性が悪い問題があった。
【0005】
さらに、採血用椅子は、被採血者が採血中に気分が不良になるなど緊急時の対応として、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に下げることが求められている。
【0006】
しかしながら、背当て台とヘッドレスト台とを傾斜状態から水平状態にした場合では採血用椅子の占有床面積が拡がり、傾斜状態のヘッドレスト台の先端部を壁面に近接した状態に設置すると、背当て台とヘッドレスト台とを略水平状態に倒すときに、ヘッドレスト台が壁面などに干渉して倒すことができなくなる問題がある。また、背当て台とヘッドレスト台とを略水平状態にした状態で壁面などに干渉しないように壁面と略水平状態のヘッドレスト台との間隔を拡げると、採血用椅子の占有床面積が拡がり、採血車などの狭い箇所に設置する場合、設置できる採血用椅子の数が少なくなる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の採血用椅子では、各背当て台と各ヘッドレスト台とを個々に操作して傾斜状態から略水平状態に、または、傾斜状態または略水平状態にしなくてはならず、作業性が悪く、さらに、採血車などの狭い箇所に設置するには設置占有面積を少なくできる採血用椅子が要望されていた。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、座台の前後両端部に設けた各背当て台に連動して各背当て台にそれぞれ回動自在に設けたヘッドレスト台を傾斜状態から略水平状態に、または、略水平状態から傾斜状態にできるようにして操作性を良好にし、さらに、設置占有面積を少なくできる採血用椅子を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の採血用椅子は、基台と、この基台上に固定された座台と、この座台の前後両端側に位置して前記基台に基端側をそれぞれ上下方向に回動自在に取付け傾斜状態で固定可能とした背当て台と、この各背当て台の先端部に基端側をそれぞれ上下方向に自在可能に設けたヘッドレスト台とを備え、前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方の背当て台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当て台に回動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させる採血用椅子において、前記基台を前後方向に移動自在に設け、一方の背当て台と採血室の固定部とに基台位置規制ロッドの両端部をそれぞれ回動自在に連結し、一方の背当て台とヘッドレスト台との傾斜状態から略水平方向への回動により、傾斜状態の前記基台位置規制ロッドが、略水平状態となって前記基台を固定部から離反する方向に移動させるものである。
【0010】
そして、被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応として、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に下げるとき、被採血者の背当て側となる背当て台を傾斜状態から略水平状態に変更する場合、背当て台を略水平状態になるように回動すると、ヘッドレスト台も背当て台と略直線状に保持して傾斜状態から略水平状態に移動し、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に下げることができ、また、採血する腕を例えば、左腕から右腕に変えるために、被採血者の座る向きを変えるときには、いずれか一方の背当て台とヘッドレスト台とを略水平状態から上向きに傾斜状態に、または、一方の背当て台とヘッドレスト台とを上向きに傾斜状態から略水平状態に容易に変更することができる。
【0011】
また、背当て台とヘッドレスト台とが上向きに傾斜している状態から略水平状態に変更するように背当て台を回動すると、この背当て台の回動により基台位置規制ロッドが基台と壁面などの固定部との間で突っ張る状態となり、基台位置規制ロッドが傾斜状態から水平状態になりながら基台を移動させて、ヘッドレスト台の先端部と固定部との間の間隙を拡げてヘッドレスト台が固定部と干渉することなく円滑に略水平状態に倒れ、被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応が容易にできる。
【0012】
請求項2記載の発明の採血用椅子は、請求項1記載の採血用椅子において、基台にそれぞれの駆動手段により前後方向にそれぞれ移動する移動体を設け、この移動体と両背当て台の先端側とにロッドの両端をそれぞれ回動自在に連結し、
【0013】
前記両移動体と両ヘッドレスト台の先端側とにこのヘッドレスト台を背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させる弾力的に伸縮可能のガススプリングの両端を回動自在に連結し、前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方の背当て台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当て台に回動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させるものである。
【0014】
そして、移動体の前後方向への移動により、被採血者の背当て側となる背当て台は傾斜状態から略水平状態に、または、略水平状態から傾斜状態に回動し、背当て台を略水平状態または傾斜状態になるように回動する。この背当て台が回動すると、背当て台に弾力的に伸縮可能のガススプリングにて連結したヘッドレスト台も連動して傾斜状態から略水平状態に、または略水平状態から傾斜状態にヘッドレスト台を背当て台と略直線状に保持して移動し、確実にかつ円滑に背当て台にヘッドレスト台が連動される。
【0015】
請求項3記載の発明の採血用椅子は、請求項記載の採血用椅子において、駆動手段は、正逆回転駆動電動機とし、この正逆回転駆動電動機の出力軸に連動するラック歯車に、移動体を形成するラック歯体を噛み合わせたものである。
【0016】
そして、一方の電動機を正方向駆動すると、一方のラック歯車と噛み合う一方のラック歯体が後方向に移動し、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に設定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の採血用椅子の一実施の形態を採血車に実施した態様について図面に基いて説明する。
【0018】
図5に示すように、採血車1の中間部位置側に壁面2にて仕切られた採血室3が形成され、この採血室3には採血用器具、心電計などが配設されている。そして、この壁面2に沿って採血室3の両側外面に沿ってそれぞれ採血用椅子体4が設置され、また、前記採血室3の前後方向の壁面2に沿って前後方向に2台の採血用椅子体4が並設されている。
【0019】
この各採血用椅子体4は、図1および図2に示すように、基台5と、この基台5の上面中央部に固定された座台6と、この座台6の両前後端側に基端側を前記基台5の上面ににそれぞれ固定した支持枠7に軸8にて上下方向に回動自在に設けられるとともに傾斜状態で固定可能とした背当て台9,10と、この各背当て台9,10の先端部に基端側をそれぞれ上下方向に自在可能に軸支されたヘッドレスト台11,12とを備えている。この座台6、各背当て台9,10及びヘッドレスト台11,12はそれぞれ台枠とこの台枠を覆ったクッションとにて構成されている。
【0020】
また、前記基台5上には図4に示すように、駆動手段、例えば一対の正逆回転駆動電動機13,14が取付けられ、この各電動機13,14の出力軸に減速歯車機構15,16を介して連動するラック歯車19,20が設けられ、このラック歯車19,20に噛み合いそれぞれ前後方向に連動移動する移動体、例えばラック歯体21,22が前記基台5の上面に設けられ、この各ラック歯体21,22の先端部はそれぞれ連結枠24,25のコ字状枠部26に結合され、この各連結枠24,25の筒状基部27はそれぞれ前記基台5上に前後方向に移動自在に設けられた可動体28,28の軸部に回動自在に嵌着されている。この各可動体28,28の軸部の両側支持片30には図示しない規制レールに沿って前後方向に移動される振れ止めローラ31がそれぞれ取付けられている。
【0021】
また、図1に示すように、前記各可動体28,28の軸部には前記両背当て台9,10の各台枠の先端裏面側に回動自在に先端側を取付けたロッド34,35の基端側がそれぞれ回動自在に連結されている。
【0022】
さらに、前記各ヘッドレスト台11,12の台枠の先端裏面側に回動自在に先端側を連結した弾力的に伸縮自在の連結手段、例えばガススプリング36,37の基端側を前記連結枠24,25に回動自在に連結する。
【0023】
また、図2に示すように、前記基台5の底面には前後方向の案内規制枠38が左右に設けられ、この案内規制枠38が床面に設けたコロ39に沿って移動されるようになっている。
【0024】
また、前記一方の背当て台9とヘッドレスト台11との傾斜状態から略水平方向への回動に連動して前記基台5を他方側に移動させる基台位置規制ロッド40が設けられている。この基台位置規制ロッド40は前記一方の背当て台9の台枠と採血室3の固定部、例えば壁面2とに両端部が回動自在に連結されている。
【0025】
次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0026】
被採血者の背当て側となる例えば、前側となる一方の背当て台9とヘッドレスト台11を傾斜状態に設定し、他方の背当て台10とヘッドレスト台12を略水平状態に設定し、被採血者は座台6に着席し、背部から頭部を一方の背当て台9とヘッドレスト台10に当て、また、他方の背当て台10とヘッドレスト台12に脚部を当てた状態で腕部から採血する。
【0027】
そして、被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応として、背当て台9とヘッドレスト台11とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に設定するときには、スイッチ操作により、一方の電動機13を正方向駆動すると、一方のラック歯車19と噛み合う一方のラック歯体21が後方向に移動し、このラック歯体21の移動で連結枠24に連結したロッド34の基端部が後方に向って引き寄せられる。このとき、連結枠24は振れ止めローラ31により触れ止めされて前後方向に移動される。
【0028】
このロッド34の基端部が引き寄せられると、傾斜状態の一方の背当て台9の先端側が下方に引かれ、一方の背当て台9は基端側を中心として下方に向って回動する。
【0029】
また、一方の背当て台9が傾斜状態から略水平状態に回動するとき、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とに連結した連結手段のガススプリング36によりヘッドレスト台11は背当て台9と略直線状に保持されて下方に移動される。
【0030】
次ぎに、採血する腕を例えば左腕から右腕に変えるために、被採血者の座る向きを変えるときには、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とを略水平状態から上向きに傾斜状態に、または、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とを上向きに傾斜状態から略水平状態に容易に変更する。
【0031】
被採血者の座る向きを変えるときには、スイッチ操作により、一方の電動機13を先と反対の逆方向駆動すると、一方のラック歯車19と噛み合う一方のラック歯体21が前方向に移動し、このラック歯体21の移動で連結枠24に連結したロッド34の基端部が前方に向って押し出される。このロッド34の基端部が押圧されると、略水平状態の一方の背当て台9の先端側が上方に押され、一方の背当て台9は基端側を中心として上方に向って回動する。
【0032】
また、一方の背当て台9が略水平状態から傾斜状態に回動するとき、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とに連結した連結手段のガススプリング36によりヘッドレスト台11は背当て台9とが略直線状に保持されて上方に移動され、一方の背当て台9とヘッドレスト台11は上向きに傾斜した状態となる。
【0033】
また、スイッチ操作により、他方の電動機14を正方向駆動すると、他方のラック歯車20と噛み合う他方のラック歯体22が前方向に移動し、このラック歯体22の移動で連結枠25に連結したロッド35の基端部が前方に向って引き寄せられる。このロッド35の基端部が引き込まれると、傾斜状態の他方の背当て台10の先端側が下方に引かれ、他方の背当て台10は基端側を中心として下方に向って回動する。
【0034】
また、他方の背当て台10が傾斜状態から略水平状態に回動するとき、他方の背当て台10とヘッドレスト台12とに連結した連結手段のガススプリング37によりヘッドレスト台12は背当て台10とが略直線状に保持されて下方に移動され、他方の背当て台10とヘッドレスト台12は略水平状態となる。
【0035】
さらに、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とが図2に示す上向きに傾斜している状態から図3に示す略水平状態に変更するように背当て台9が下向きに回動すると、この背当て台9の回動により基台位置規制ロッド40が傾斜状態から略水平状態に向って突っ張るようになり、基台5が案内規制枠38と床面に設けたコロ39との案内で後方に向って移動され、ヘッドレスト台11の先端部と壁面2との間の間隙を拡げてヘッドレスト台11が壁面と干渉することなく円滑に略水平状態に倒れ、被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応が容易にできる。
【0036】
このとき、水平状態の他方のヘッドレスト台12は通路41に突出するようにして通常時には通路を有効に使用できるようにする。
【0037】
前記実施の形態では、移動体、例えばラック歯体21,22を進退させる駆動機構は電動機13,14にて構成したが、電動機に限られるものではなく、駆動手段は油圧ピストンシリンダ装置などを適用できる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、背当て台とヘッドレスト台とが連動して傾斜状態から略水平状態、略水平状態から傾斜状態になり、背当て台とヘッドレスト台とを個々に操作する必要をなくし、例えば被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応として、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に下げることができ、また、採血する腕を例えば、左腕から右腕に変えるために、被採血者の座る向きを変えるときも容易にかつ迅速にできる。
【0039】
また、背当て台とヘッドレスト台とが上向きに傾斜している状態から略水平状態に変更するように背当て台を回動すると、基台位置規制ロッドにより、基台を移動させて、ヘッドレスト台の先端部と固定部との間の間隙を拡げてヘッドレスト台が固定部と干渉することなく円滑に略水平状態に倒れ、採血用椅子の設置面を有効に利用できる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、被採血者の背当て側となる背当て台は傾斜状態から略水平状態に、または、略水平状態から傾斜状態に回動し、背当て台を略水平状態または傾斜状態になるように回動すると、背当て台に弾力的に伸縮可能のガススプリングにて連結したヘッドレスト台も連動して傾斜状態から略水平状態に、または略水平状態から傾斜状態にヘッドレスト台を背当て台と略直線状に保持して移動し、確実にかつ円滑に背当て台にヘッドレスト台が連動され、作業性が向上する。
【0041】
請求項3に記載の発明によれば、一方の電動機を正方向駆動することにより、一方のラック歯車と噛み合う一方のラック歯体が後方向に移動し、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す採血用椅子の説明側面図である。
【図2】同上採血用椅子の斜視図である。
【図3】同上背当り台とヘッドレストを倒した状態の斜視図である。
【図4】同上駆動機構部の平面図である
【図5】同上採血用椅子を採血車に適用した場合の説明平面図である。
【符号の説明】
5 基台
6 座台
9,10 背当て台
11,12 ヘッドレスト台
19 20 ラック歯車
21,22 移動体のラック歯体
34,35 ロッド
36,37 連結手段のガススプリング
40 基台位置規制ロッド

Claims (3)

  1. 基台と、
    この基台上に固定された座台と、
    この座台の前後両端側に位置して前記基台に基端側をそれぞれ上下方向に回動自在に取付け傾斜状態で固定可能とした背当て台と、
    この各背当て台の先端部に基端側をそれぞれ上下方向に自在可能に設けたヘッドレスト台と
    を備え、
    前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方の背当て台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当て台に回動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させる採血用椅子において、
    前記基台を前後方向に移動自在に設け、
    一方の背当て台と採血室の固定部とに基台位置規制ロッドの両端部をそれぞれ回動自在に連結し、
    一方の背当て台とヘッドレスト台との傾斜状態から略水平方向への回動により、傾斜状態の前記基台位置規制ロッドが、略水平状態となって前記基台を固定部から離反する方向に移動させる
    ことを特徴とした採血用椅子。
  2. 基台にそれぞれの駆動手段により前後方向にそれぞれ移動する移動体を設け、この両移動体と両背当て台の先端側とにロッドの両端をそれぞれ回動自在に連結し、
    前記両移動体と両ヘッドレスト台の先端側とにこのヘッドレスト台を背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させる弾力的に伸縮可能のガススプリングの両端を回動自在に連結し、
    前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方の背当て台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当て台に回動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させる
    ことを特徴とした請求項1記載の採血用椅子。
  3. 駆動手段は、正逆回転駆動電動機とし、この正逆回転駆動電動機の出力軸に連動するラック歯車に、移動体を形成するラック歯体を噛み合わせたことを特徴とした請求項記載の採血用椅子。
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