JP2002331005A - 採血用椅子 - Google Patents

採血用椅子

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JP2002331005A JP2001137521A JP2001137521A JP2002331005A JP 2002331005 A JP2002331005 A JP 2002331005A JP 2001137521 A JP2001137521 A JP 2001137521A JP 2001137521 A JP2001137521 A JP 2001137521A JP 2002331005 A JP2002331005 A JP 2002331005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座台の両端に設けた各背当て台に連動してヘ
ッドレスト台を傾斜状態から略水平状態に、傾斜状態か
ら略水平状態にでき、操作性を良好にし、さらに、設置
占有面積を少なくできる。 【解決手段】 基台5上に固定した座台6の前後両端側
に位置して背当て台9,10を基台5に基端側をそれぞれ
上下方向に回動自在に取付ける。背当て台9,10は傾斜
状態で固定可能とする。各背当て台9,10の先端部にヘ
ッドレスト台11,12の基端側をそれぞれ上下方向に自在
可能に設ける。両背当て台9,10のいずれか一方の背当
て台の上下方向の回動に連動して連結手段のガススプリ
ング36,37により一方の背当て台に回動可能に設けた一
方のヘッドレスト台をこの背当て台と略直線状に保持し
て同一方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採血車などにおい
て、被採血者が採血時に着席する採血用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、採血用椅子は、着席した被採血
者が着席し、背当てを倒した状態で採血を行うようにし
た構成が採られている。
【0003】そして、採血用椅子の一側に採血機器が配
置されている関係から、被採血者の右腕から採血する場
合と、左腕から採血する場合とでは、被採血者の座る向
きを変える必要があり、中央の座台の前後に脚載せ台を
兼ねた背当て台を上下方向に回動自在に設け、この前後
の背当て台に上下方向に回動可能に脚受け台を兼ねたヘ
ッドレスト台をそれぞれ回動自在に設け、一方の腕、例
えば右腕から採血する場合には、一方の背当て台とヘッ
ドレスト台とを上向きに傾斜させ、他方の背当て台とヘ
ッドレスト台とを脚載せ台と脚受け台となるように略水
平状にし、また、他方の腕、例えば左腕から採血する場
合には、他方の背当て台とヘッドレスト台とを上向きに
傾斜させ、一方の背当て台とヘッドレスト台とを脚載せ
台と脚受け台となるように略水平状にして、被採血者の
向きを変えて着席して使用するようにした構造が採られ
ている。
【0004】しかしながら、次ぎの採血者が前の被採血
者と異なる腕から採血する場合には、その都度、一方の
背当て台とヘッドレスト台とを傾斜状態から略水平状態
に、また、他方の背当て台とヘッドレスト台とを略水平
状態から傾斜状態に設定する必要があり、この場合、両
背当て台と両ヘッドレスト台とをそれぞれ個々に操作し
て傾斜状態または略水平状態にしなくてはならず、作業
性が悪い問題があった。
【0005】さらに、採血用椅子は、被採血者が採血中
に気分が不良になるなど緊急時の対応として、背当て台
とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状態から水平状態に
倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位
置に下げることが求められている。
【0006】しかしながら、背当て台とヘッドレスト台
とを傾斜状態から水平状態にした場合では採血用椅子の
占有床面積が拡がり、傾斜状態のヘッドレスト台の先端
部を壁面に近接した状態に設置すると、背当て台とヘッ
ドレスト台とを略水平状態に倒すときに、ヘッドレスト
台が壁面などに干渉して倒すことができなくなる問題が
ある。また、背当て台とヘッドレスト台とを略水平状態
にした状態で壁面などに干渉しないように壁面と略水平
状態のヘッドレスト台との間隔を拡げると、採血用椅子
の占有床面積が拡がり、採血車などの狭い箇所に設置す
る場合、設置できる採血用椅子の数が少なくなる問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の採血用椅子
では、各背当て台と各ヘッドレスト台とを個々に操作し
て傾斜状態から略水平状態に、または、傾斜状態または
略水平状態にしなくてはならず、作業性が悪く、さら
に、採血車などの狭い箇所に設置するには設置占有面積
を少なくできる採血用椅子が要望されていた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、座台の前後両端部に設けた各背当て台に連動して各
背当て台にそれぞれ回動自在に設けたヘッドレスト台を
傾斜状態から略水平状態に、または、略水平状態から傾
斜状態にできるようにして操作性を良好にし、さらに、
設置占有面積を少なくできる採血用椅子を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の採
血用椅子は、基台と、この基台上に固定された座台と、
この座台の前後両端側に位置して前記基台に基端側をそ
れぞれ上下方向に回動自在に取付け傾斜状態で固定可能
とした背当て台と、この各背当て台の先端部に基端側を
それぞれ上下方向に自在可能に設けたヘッドレスト台と
を備え、前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方
の背当て台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当
て台に回動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背
当て台と略直線状に保持して同一方向に移動させるもの
である。
【0010】そして、被採血者の背当て側となる背当て
台を傾斜状態から略水平状態に変更する場合、背当て台
を略水平状態になるように回動すると、ヘッドレスト台
も背当て台と略直線状に保持して傾斜状態から略水平状
態に移動し、被採血者が採血中に気分不良になったとき
など緊急時の対応として、背当て台とヘッドレスト台と
を上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に倒して被採血
者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い位置に下げるこ
とができ、また、採血する腕を例えば、左腕から右腕に
変えるために、被採血者の座る向きを変えるときには、
いずれか一方の背当て台とヘッドレスト台とを略水平状
態から上向きに傾斜状態に、または、一方の背当て台と
ヘッドレスト台とを上向きに傾斜状態から略水平状態に
容易に変更することができる。
【0011】請求項2記載の発明の採血用椅子は、請求
項1記載の採血用椅子において、基台を前後方向に移動
自在に設け、基台位置規制ロッドの両端部を一方の背当
て台と採血室の固定部とにそれぞれ回動自在に連結し、
前記一方の背当て台とヘッドレスト台との傾斜状態から
略水平方向への回動に連動して前記基台を固定部から離
反する方向に移動させるものである。
【0012】そして、背当て台とヘッドレスト台とが上
向きに傾斜している状態から略水平状態に変更するよう
に背当て台を回動すると、この背当て台の回動により基
台位置規制ロッドが基台と壁面などの固定部との間で突
っ張る状態となり、基台位置規制ロッドが傾斜状態から
水平状態になりながら基台を移動させて、ヘッドレスト
台の先端部と固定部との間の間隙を拡げてヘッドレスト
台が固定部と干渉することなく円滑に略水平状態に倒
れ、被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急
時の対応が容易にできる。
【0013】請求項3記載の発明の採血用椅子は、請求
項1または2記載の採血用椅子において、基台にそれぞ
れの駆動手段により前後方向にそれぞれ移動する移動体
を設け、この移動体と両背当て台の先端側とにロッドの
両端をそれぞれ回動自在に連結し、ヘッドレスト台を各
背当て台の回動にそれぞれこのヘッドレスト台を背当て
台と略直線状に保持して同一方向に移動させる弾力的に
伸縮可能の連結手段にて前記移動体とヘッドレスト台と
を連結したものである。
【0014】そして、移動体の前後方向への移動によ
り、被採血者の背当て側となる背当て台は傾斜状態から
略水平状態に、または、略水平状態から傾斜状態に回動
し、背当て台を略水平状態または傾斜状態になるように
回動する。この背当て台が回動すると、背当て台に弾力
的に伸縮可能の連結手段にて連結したヘッドレスト台も
連動して傾斜状態から略水平状態に、または略水平状態
から傾斜状態にヘッドレスト台を背当て台と略直線状に
保持して移動し、確実にかつ円滑に背当て台にヘッドレ
スト台が連動される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の採血用椅子の一実
施の形態を採血車に実施した態様について図面に基いて
説明する。
【0016】図5に示すように、採血車1の中間部位置
側に壁面2にて仕切られた採血室3が形成され、この採
血室3には採血用器具、心電計などが配設されている。
そして、この壁面2に沿って採血室3の両側外面に沿っ
てそれぞれ採血用椅子体4が設置され、また、前記採血
室3の前後方向の壁面2に沿って前後方向に2台の採血
用椅子体4が並設されている。
【0017】この各採血用椅子体4は、図1および図2
に示すように、基台5と、この基台5の上面中央部に固
定された座台6と、この座台6の両前後端側に基端側を
前記基台5の上面ににそれぞれ固定した支持枠7に軸8
にて上下方向に回動自在に設けられるとともに傾斜状態
で固定可能とした背当て台9,10と、この各背当て台
9,10の先端部に基端側をそれぞれ上下方向に自在可能
に軸支されたヘッドレスト台11,12とを備えている。こ
の座台6、各背当て台9,10及びヘッドレスト台11,12
はそれぞれ台枠とこの台枠を覆ったクッションとにて構
成されている。
【0018】また、前記基台5上には図4に示すよう
に、駆動手段、例えば一対の正逆回転駆動電動機13,14
が取付けられ、この各電動機13,14の出力軸に減速歯車
機構15,16を介して連動するラック歯車19,20が設けら
れ、このラック歯車19,20に噛み合いそれぞれ前後方向
に連動移動する移動体、例えばラック歯体21,22が前記
基台5の上面に設けられ、この各ラック歯体21,22の先
端部はそれぞれ連結枠24,25のコ字状枠部26に結合さ
れ、この各連結枠24,25の筒状基部27はそれぞれ前記基
台5上に前後方向に移動自在に設けられた可動体28,28
の軸部に回動自在に嵌着されている。この各可動体28,
28の軸部の両側支持片30には図示しない規制レールに沿
って前後方向に移動される振れ止めローラ31がそれぞれ
取付けられている。
【0019】また、図1に示すように、前記各可動体2
8,28の軸部には前記両背当て台9,10の各台枠の先端
裏面側に回動自在に先端側を取付けたロッド34,35の基
端側がそれぞれ回動自在に連結されている。
【0020】さらに、前記各ヘッドレスト台11,12の台
枠の先端裏面側に回動自在に先端側を連結した弾力的に
伸縮自在の連結手段、例えばガススプリング36,37の基
端側を前記連結枠24,25に回動自在に連結する。
【0021】また、図2に示すように、前記基台5の底
面には前後方向の案内規制枠38が左右に設けられ、この
案内規制枠38が床面に設けたコロ39に沿って移動される
ようになっている。
【0022】また、前記一方の背当て台9とヘッドレス
ト台11との傾斜状態から略水平方向への回動に連動して
前記基台5を他方側に移動させる基台位置規制ロッド40
が設けられている。この基台位置規制ロッド40は前記一
方の背当て台9の台枠と採血室3の固定部、例えば壁面
2とに両端部が回動自在に連結されている。
【0023】次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0024】被採血者の背当て側となる例えば、前側と
なる一方の背当て台9とヘッドレスト台11を傾斜状態に
設定し、他方の背当て台10とヘッドレスト台12を略水平
状態に設定し、被採血者は座台6に着席し、背部から頭
部を一方の背当て台9とヘッドレスト台10に当て、ま
た、他方の背当て台10とヘッドレスト台12に脚部を当て
た状態で腕部から採血する。
【0025】そして、被採血者が採血中に気分不良にな
ったときなど緊急時の対応として、背当て台9とヘッド
レスト台11とを上向きの傾斜状態から水平状態に迅速に
倒して被採血者の姿勢を頭位置が心臓の位置より低い設
定するときには、スイッチ操作により、一方の電動機13
を正方向駆動すると、一方のラック歯車19と噛み合う一
方のラック歯体21が後方向に移動し、このラック歯体21
の移動で連結枠24に連結したロッド34の基端部が後方に
向って引き寄せられる。このとき、連結枠24は振れ止め
ローラ31により触れ止めされて前後方向に移動される。
【0026】このロッド34の基端部が引き寄せられる
と、傾斜状態の一方の背当て台9の先端側が下方に引か
れ、一方の背当て台9は基端側を中心として下方に向っ
て回動する。
【0027】また、一方の背当て台9が傾斜状態から略
水平状態に回動するとき、一方の背当て台9とヘッドレ
スト台11とに連結した連結手段のガススプリング36によ
りヘッドレスト台11は背当て台9と略直線状に保持され
て下方に移動される。
【0028】次ぎに、採血する腕を例えば左腕から右腕
に変えるために、被採血者の座る向きを変えるときに
は、一方の背当て台9とヘッドレスト台11とを略水平状
態から上向きに傾斜状態に、または、一方の背当て台9
とヘッドレスト台11とを上向きに傾斜状態から略水平状
態に容易に変更する。
【0029】被採血者の座る向きを変えるときには、ス
イッチ操作により、一方の電動機13を先と反対の逆方向
駆動すると、一方のラック歯車19と噛み合う一方のラッ
ク歯体21が前方向に移動し、このラック歯体21の移動で
連結枠24に連結したロッド34の基端部が前方に向って押
し出される。このロッド34の基端部が押圧されると、略
水平状態の一方の背当て台9の先端側が上方に押され、
一方の背当て台9は基端側を中心として上方に向って回
動する。
【0030】また、一方の背当て台9が略水平状態から
傾斜状態に回動するとき、一方の背当て台9とヘッドレ
スト台11とに連結した連結手段のガススプリング36によ
りヘッドレスト台11は背当て台9とが略直線状に保持さ
れて上方に移動され、一方の背当て台9とヘッドレスト
台11は上向きに傾斜した状態となる。
【0031】また、スイッチ操作により、他方の電動機
14を正方向駆動すると、他方のラック歯車20と噛み合う
他方のラック歯体22が前方向に移動し、このラック歯体
22の移動で連結枠25に連結したロッド35の基端部が前方
に向って引き寄せられる。このロッド35の基端部が引き
込まれると、傾斜状態の他方の背当て台10の先端側が下
方に引かれ、他方の背当て台10は基端側を中心として下
方に向って回動する。
【0032】また、他方の背当て台10が傾斜状態から略
水平状態に回動するとき、他方の背当て台10とヘッドレ
スト台12とに連結した連結手段のガススプリング37によ
りヘッドレスト台12は背当て台10とが略直線状に保持さ
れて下方に移動され、他方の背当て台10とヘッドレスト
台12は略水平状態となる。
【0033】さらに、一方の背当て台9とヘッドレスト
台11とが図2に示す上向きに傾斜している状態から図3
に示す略水平状態に変更するように背当て台9が下向き
に回動すると、この背当て台9の回動により基台位置規
制ロッド40が傾斜状態から略水平状態に向って突っ張る
ようになり、基台5が案内規制枠38と床面に設けたコロ
39との案内で後方に向って移動され、ヘッドレスト台11
の先端部と壁面2との間の間隙を拡げてヘッドレスト台
11が壁面と干渉することなく円滑に略水平状態に倒れ、
被採血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の
対応が容易にできる。
【0034】このとき、水平状態の他方のヘッドレスト
台12は通路41に突出するようにして通常時には通路を有
効に使用できるようにする。
【0035】前記実施の形態では、移動体、例えばラッ
ク歯体21,22を進退させる駆動機構は電動機13,14にて
構成したが、電動機に限られるものではなく、駆動手段
は油圧ピストンシリンダ装置などを適用できる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、背当て台
とヘッドレスト台とが連動して傾斜状態から略水平状
態、略水平状態から傾斜状態になり、背当て台とヘッド
レスト台とを個々に操作する必要をなくし、例えば被採
血者が採血中に気分不良になったときなど緊急時の対応
として、背当て台とヘッドレスト台とを上向きの傾斜状
態から水平状態に迅速に倒して被採血者の姿勢を頭位置
が心臓の位置より低い位置に下げることができ、また、
採血する腕を例えば、左腕から右腕に変えるために、被
採血者の座る向きを変えるときも容易にかつ迅速にでき
る。
【0037】請求項2記載の発明によれば、背当て台と
ヘッドレスト台とが上向きに傾斜している状態から略水
平状態に変更するように背当て台を回動すると、基台位
置規制ロッドにより、基台を移動させて、ヘッドレスト
台の先端部と固定部との間の間隙を拡げてヘッドレスト
台が固定部と干渉することなく円滑に略水平状態に倒
れ、採血用椅子の設置面を有効に利用できる。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、被採血者
の背当て側となる背当て台は傾斜状態から略水平状態
に、または、略水平状態から傾斜状態に回動し、背当て
台を略水平状態または傾斜状態になるように回動する
と、背当て台に弾力的に伸縮可能の連結手段にて連結し
たヘッドレスト台も連動して傾斜状態から略水平状態
に、または略水平状態から傾斜状態にヘッドレスト台を
背当て台と略直線状に保持して移動し、確実にかつ円滑
に背当て台にヘッドレスト台が連動され、作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す採血用椅子の説明
側面図である。
【図2】同上採血用椅子の斜視図である。
【図3】同上背当り台とヘッドレストを倒した状態の斜
視図である。
【図4】同上駆動機構部の平面図である
【図5】同上採血用椅子を採血車に適用した場合の説明
平面図である。
【符号の説明】
5 基台 6 座台 9,10 背当て台 11,12 ヘッドレスト台 21,22 移動体のラック歯体 34,35 ロッド 36,37 連結手段のガススプリング 40 基台位置規制ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 この基台上に固定された座台と、 この座台の前後両端側に位置して前記基台に基端側をそ
    れぞれ上下方向に回動自在に取付け傾斜状態で固定可能
    とした背当て台と、 この各背当て台の先端部に基端側をそれぞれ上下方向に
    自在可能に設けたヘッドレスト台とを備え、 前記両背当て台の内、選択されたいずれか一方の背当て
    台の上下方向の回動に連動してこの一方の背当て台に回
    動可能に設けた一方のヘッドレスト台をこの背当て台と
    略直線状に保持して同一方向に移動させることを特徴と
    した採血用椅子。
  2. 【請求項2】 基台を前後方向に移動自在に設け、 基台位置規制ロッドの両端部を一方の背当て台と採血室
    の固定部とにそれぞれ回動自在に連結し、前記一方の背
    当て台とヘッドレスト台との傾斜状態から略水平方向へ
    の回動に連動して前記基台を固定部から離反する方向に
    移動させることを特徴とした請求項1記載の採血用椅
    子。
  3. 【請求項3】 基台にそれぞれの駆動手段により前後方
    向にそれぞれ移動する移動体を設け、この移動体と両背
    当て台の先端側とにロッドの両端をそれぞれ回動自在に
    連結し、 ヘッドレスト台を各背当て台の回動にそれぞれこのヘッ
    ドレスト台を背当て台と略直線状に保持して同一方向に
    移動させる弾力的に伸縮可能の連結手段にて前記移動体
    とヘッドレスト台とを連結したことを特徴とする請求項
    1または2記載の採血用椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8615828B2 (en) * 2003-02-10 2013-12-31 Ferdinand Schermel Multi-position reclining bed
CN112587255A (zh) * 2020-12-17 2021-04-02 南通鑫浩信息科技有限公司 一种用于辅助采集血气的装置
CN114191245A (zh) * 2021-11-26 2022-03-18 蓝洪云 一种医疗用儿科辅助抽血椅

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