JP2007165817A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ショートチャネル効果を抑制しつつ、キャリアの移動度を向上させた半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板1と、半導体基板1上にゲート絶縁膜2を介して形成されたゲート電極3と、ゲート電極3下におけるチャネル領域を挟むように半導体基板1に埋め込まれて形成され、半導体基板1とは格子間隔の異なる材料からなる半導体層10とを有し、半導体層10は、チャネル領域側に配置された第1半導体層11と、第1半導体層11よりも不純物濃度が大きい第2半導体層12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、チャネル領域へストレスを印加した半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、トランジスタ性能向上のため、チャネル領域へストレス(応力)を印加し、ドレイン電流を増大させる検討が行われている(特許文献1参照)。nMOSトランジスタの場合には、チャネル領域へ引っ張り応力を与えて、チャネル領域のSi層の格子間隔を広げることにより、キャリア(電子)の移動度を向上させることができる。pMOSトランジスタの場合には、チャネル領域へ圧縮応力を与えて、チャネル領域のSi層の格子間隔を狭めることにより、キャリア(ホール)の移動度を向上させることができる。
チャネル領域にストレスを与えるため、例えばMOSトランジスタのソース・ドレイン領域をエッチングして溝を形成し、溝部分にシリコンとは格子間隔の異なる半導体層をエピタキシャル成長させる方法が知られている。pMOSトランジスタの場合には、上記半導体層としてシリコンゲルマニウム層が形成され、nMOSトランジスタの場合には上記半導体層としてシリコンカーバイド層が形成される。
上記した半導体層がチャネル領域に近く、半導体層の体積が大きいほど、チャネル領域に効果的にストレスを与えることができる。上記した半導体層に不純物を導入する方法として、半導体層のエピタキシャル成長中に不純物を添加することが検討されている。nMOSトランジスタの場合には、不純物として砒素あるいはリンが用いられる。pMOSトランジスタの場合には、不純物としてボロンが用いられる。
特開2005−142431号公報
しかしながら、ボロンを添加したシリコンゲルマニウム層をエピタキシャル成長させる場合、後の熱処理工程によりシリコンゲルマニウム層中のボロンがチャネル方向に拡散し、ショートチャネル効果を引き起こしてしまうという問題があった。ショートチャネル効果を抑制するためには、ボロンを添加したシリコンゲルマニウム層とチャネル領域との距離を離す必要があり、チャネルにかかるストレスが弱くなり、十分なキャリアの移動度向上効果が得られなくなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ショートチャネル効果を抑制しつつ、キャリアの移動度を向上させた半導体装置を提供する。
本発明の他の目的は、ショートチャネル効果を抑制しつつ、チャネル領域にストレスを与える半導体層をチャネル領域に近づけて形成することができる半導体装置の製造方法を提供する。
上記の目的を達成するため、本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極下におけるチャネル領域を挟むように前記半導体基板に埋め込まれて形成され、前記半導体基板とは格子間隔の異なる材料からなる半導体層とを有し、前記半導体層は、前記チャネル領域側に配置された第1半導体層と、前記第1半導体層よりも不純物濃度が高い第2半導体層とを有する。
上記の本発明の半導体装置では、チャネル領域を挟むように半導体基板に埋め込まれた半導体層は、第1半導体層と第2半導体層を有し、チャネル領域側の第1半導体層は第2半導体層に比べて不純物濃度が低い。これにより、半導体層中の不純物がチャネル領域へ拡散することが抑制される。
上記の目的を達成するため、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する工程と、前記ゲート電極および前記サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域並びに前記サイドウォール下の前記半導体基板の領域をエッチングして、溝を形成する工程と、前記溝内であって前記サイドウォール下を除く領域に保護膜を形成する工程と、前記保護膜から露出したサイドウォール下の前記半導体基板上に第1半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、前記保護膜を除去して、前記半導体基板を露出させる工程と、露出した前記溝内の前記半導体基板上に、前記第1半導体層よりも高濃度に不純物を含有する第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程とを有する。
上記の本発明の半導体装置の製造方法では、溝内に半導体層を埋める際に、サイドウォール下のみに第1半導体層をエピタキシャル成長させ、その後、残りの領域に第2半導体層をエピタキシャル成長させる。不純物を含まないあるいは第2半導体層よりも不純物濃度の低い第1半導体層をエピタキシャル成長させることにより、不純物がチャネル領域へ拡散することが抑制される。
上記の目的を達成するため、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側壁に第1サイドウォールを形成する工程と、前記ゲート電極および前記第1サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域をエッチングして、第1溝を形成する工程と、前記第1溝内に第1半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、前記ゲート電極の側壁に前記第1サイドウォールよりも厚い第2サイドウォールを形成する工程と、前記ゲート電極および前記第2サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域をエッチングして、第2溝を形成する工程と、前記第2溝内に、第1半導体層よりも高濃度に不純物を含有する第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程とを有する。
上記の本発明の半導体装置の製造方法では、第2サイドウォールは第1サイドウォールよりも厚いため、第2溝は第1溝に比べてゲート電極から離れて形成される。この結果、第2半導体層は第1半導体層に比べてゲート電極から離れて形成される。第1半導体層は、第2半導体層に比べてゲート電極下のチャネル領域に近づけて形成される。不純物を含まないあるいは第2半導体層よりも不純物濃度の低い第1半導体層を形成することにより、第1および第2半導体層中の不純物がチャネル領域へ拡散することが抑制される。
本発明の半導体装置によれば、ショートチャネル効果を抑制しつつ、キャリアの移動度を向上させることができる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、ショートチャネル効果を抑制しつつ、チャネル領域にストレスを与える半導体層をチャネル領域に近づけて形成することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
例えばシリコン基板からなる半導体基板1には、図示しない素子分離絶縁膜が形成されている。素子分離絶縁膜により区画された活性領域における半導体基板1上に、ゲート絶縁膜2を介してゲート電極3が形成されている。ゲート絶縁膜2は、例えば酸化シリコン、酸窒化シリコン(SiON)からなる。ゲート絶縁膜2は、ハフニウムやアルミニウムを含む金属酸化膜であってもよい。ゲート電極3は、例えばポリシリコンからなる。なお、ゲート電極3は、金属材料を含むメタルゲート電極であってもよい。
ゲート電極3下における半導体基板1の表層には、図中左右方向にチャネルが形成される。チャネル領域を挟むように、半導体基板1には、半導体基板1を構成するシリコンとは格子間隔の異なる半導体層10が埋め込まれている。半導体層10は、不純物を含む。半導体層10は、チャネル領域側に配置された第1半導体層11と、第1半導体層11の外側に配置された第2半導体層12とを有する。第2半導体層12は、第1半導体層11よりも不純物濃度が高い。
pMOSトランジスタの場合には、半導体基板1を構成するシリコンよりも格子間隔が長い半導体層10が埋め込まれ、例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)層が埋め込まれる。シリコンゲルマニウム層からなる半導体層10に挟まれたチャネル領域には圧縮応力がかかるため、チャネル領域のSi層の格子間隔が狭められて、キャリア(ホール)の移動度を向上させることができる。
nMOSトランジスタの場合には、半導体基板1を構成するシリコンよりも格子間隔が短い半導体層10が埋め込まれ、例えばシリコンカーバイド(SiC)層が埋め込まれる。シリコンカーバイド層からなる半導体層10に挟まれたチャネル領域には引っ張り応力がかかるため、チャネル領域のSi層の格子間隔が広げられて、キャリア(電子)の移動度を向上させることができる。
第1半導体層11および第2半導体層12には、pMOSトランジスタの場合にはp型不純物であるボロンが添加され、nMOSトランジスタの場合にはn型不純物である砒素あるいはリンが添加される。nMOSトランジスタの場合には、ソースあるいはドレインとなるn型の不純物拡散領域9が形成される。また、pMOSトランジスタの場合には、ソースあるいはドレインとなるp型の不純物拡散領域9が形成される。
上記の本実施形態に係る半導体装置では、ゲート電極3下のチャネル領域へストレスを印加する半導体層10は、第1半導体層11と、第1半導体層11よりも不純物濃度の高い第2半導体層12により形成されている。後述するように、第1半導体層11および第2半導体層12への不純物の導入は、エピタキシャル成長時に行われる。チャネル領域側に配置された第1半導体層11は、第2半導体層12に比べて不純物濃度が低いことから、チャネル領域側へ不純物拡散領域9が広がることが抑制される。この結果、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル領域へ近づけることができ、キャリアの移動度を向上させることができる。
次に、上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図2〜図6を参照して説明する。
例えばシリコンからなる半導体基板1上に図示しない素子分離絶縁膜を形成する。続いて、図2(a)に示すように、素子分離絶縁膜により区画された半導体基板1の活性領域上に、ゲート絶縁膜2を形成する。ゲート絶縁膜2として、熱酸化法により酸化シリコン膜を形成する。あるいは、ゲート絶縁膜2として、酸窒化シリコン膜、ハフニウムやアルミニウムを含む金属酸化膜を形成してもよい。続いて、ゲート絶縁膜2上にゲート電極材料を堆積し、レジストマスクを用いてゲート電極材料をエッチングして、ゲート電極3のパターンを形成する。ゲート電極材料として、例えばCVD法によりポリシリコンを形成する。なお、金属材料を含むゲート電極材料を用いてもよい。
次に、図2(b)に示すように、ゲート電極3を被覆するように半導体基板1上に、絶縁膜4aを形成する。続いて、図3(a)に示すように、絶縁膜4aをドライエッチングして、ゲート電極3の側面にサイドウォール4を形成する。サイドウォール4の幅は、例えば40nmである。サイドウォール4となる絶縁膜4aは、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、あるいはこれらの積層膜により形成する。
次に、図3(b)に示すように、ゲート電極3およびサイドウォール4をマスクとして半導体基板1をエッチングして、半導体基板1のソース・ドレインとなる領域に溝5を形成する。例えば、半導体基板1を50nmエッチングする。
上記のシリコンエッチングは、サイドウォール4下もエッチングするような条件で行う。例えば、処理圧力:2.7Pa(20mTorr)、処理温度:60℃、ソースパワー:500W、バイアスパワー:50W、CF/O流量:40/10sccmとする。
上記の条件では、シリコンエッチング量の半分程度、サイドウォール4下のエッチングがなされるため、サイドウォール4下のエッチング量は、25nm程度となる。ただし、本実施形態では、サイドウォール4下に第1半導体層11を形成するためのスペースが存在していればよく、サイドウォール4の幅、シリコンエッチング量については特に限定はない。
エッチングの後処理を行った後に、図4(a)に示すように、サイドウォール4下以外の半導体基板1の露出面に保護膜を形成するため、異方性酸化処理を行う。異方性酸化処理の条件は、例えば、処理圧力:0.67Pa(5mTorr)、処理温度:25℃、O流量:200sccm、ソースパワー:500W、バイアスパワー:200Wとする。
上記の異方性酸化処理では、酸素イオンが半導体基板1に垂直に照射されて、酸化膜が形成される。これにより、図4(b)に示すように、サイドウォール4下以外の半導体基板1の領域(溝5の底部分)に酸化シリコンからなる保護膜6が形成される。保護膜6の厚さは、例えば3nm程度である。このとき、サイドウォール4下の半導体基板1には、1nm未満の酸化シリコン膜が形成される。なお、異方性酸化処理では、Oガス以外に、O、NO、HO、Hを用いても良い。
サイドウォール4下のシリコン露出面に形成された酸化シリコン膜を除去するため、希フッ酸処理により1nm程度酸化シリコン膜のエッチングを行う。これにより、サイドウォール4下には半導体基板1が再び露出し、溝5の底部分のみに保護膜6のみが残る。
次に、図5(a)に示すように、不純物を添加していない第1半導体層11をエピタキシャル成長させる。pMOSトランジスタの場合には、第1半導体層11としてボロンを含まないシリコンゲルマニウム層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl流量=50/100/20sccmとする。
これにより、サイドウォール4下のシリコン露出面にのみ第1半導体層11がエピタキシャル成長する。
次に、図5(b)に示すように、溝5内に形成された酸化シリコンからなる保護膜6を希フッ酸処理により除去する。これにより、保護膜6で保護されていた半導体基板1の部が露出する。
次に、図6(a)に示すように、露出した溝5内の半導体基板1上に、不純物を含有する第2半導体層をエピタキシャル成長させる。pMOSトランジスタの場合には、ボロンを含有するシリコンゲルマニウム層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl/B流量=50/100/20/100sccmとする。
これにより、溝5内に第1半導体層11と第2半導体層12からなる半導体層10が形成される。
以降の工程については、特に限定はない。例えばサイドウォール4を残したまま、金属膜を堆積させてゲート電極3と半導体層10の表面にシリサイド層を形成してもよい。あるいは、サイドウォール4を除去して、ゲート電極3をマスクとしたイオン注入により、浅いエクステンション領域を形成してもよい。半導体層10の形成後の熱処理により、第2半導体層12に添加された不純物が拡散して、図6(b)に示す不純物拡散領域9が形成される。本実施形態では、第1半導体層11には当初不純物を添加していないが、第2半導体層12中の不純物の拡散により最終的には第1半導体層11中に不純物が存在することとなる。
上記した半導体装置の製造方法では、pMOSトランジスタの製造方法を中心に説明したが、nMOSトランジスタを形成する場合の条件について説明する。
図5(a)の第1半導体層11の形成工程において、第1半導体層11として砒素あるいはリンを含まないシリコンカーバイド層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、SiH/SiHCH/HCl流量=30/50/20sccmとする。
次に、図6(a)の第2半導体層12の形成工程において、砒素を含有するシリコンカーバイド層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、SiH/SiHCH/HCl/AsH流量=30/50/20/10sccmとする。上記の第2半導体層12の形成工程において、リンを含有するシリコンカーバイド層を形成してもよい。
これにより、nMOSトランジスタを形成することができる。なお、nMOSトランジスタとpMOSトランジスタとを同一基板上に形成する場合には、例えば、nMOSトランジスタ領域を酸化シリコン膜により保護した状態でpMOSトランジスタ領域に溝5の形成工程から第2半導体層(シリコンゲルマニウム層)12の形成工程までを行った後、酸化シリコン膜を除去し、pMOSトランジスタ領域を酸化シリコン膜により保護した状態でnMOSトランジスタ領域に溝の形成工程から第2半導体層(シリコンカーバイド層)12の形成工程を行えばよい。
上記した本実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、サイドウォール4下の第1半導体層11の形成において、不純物を含まない第1半導体層11をエピタキシャル成長させることにより、チャネル領域へ不純物拡散領域9が広がることを抑制することができる。従って、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル部に近づけることができる。この結果、キャリアの移動度向上と、ショートチャネル効果抑制を両立させた半導体装置を製造することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る半導体装置の製造方法について、第1実施形態で用いた図面を参照して説明する。
本実施形態では、図5(a)の第1半導体層11の形成工程において、不純物を添加した第1半導体層11を形成する。ただし、この不純物の添加量は、第2半導体層12の形成時よりも少なくする。例えば、pMOSトランジスタの場合には、ボロンを添加したシリコンゲルマニウム層を形成する。
エピタキシャル成長の条件は、例えば、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl/B流量=50/100/20/10sccmとする。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法によっても、第1半導体層11の不純物濃度を低下させているため、チャネル領域へ不純物拡散領域9が広がることを抑制することができる。従って、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル部に近づけることができる。この結果、キャリアの移動度向上と、ショートチャネル効果抑制を両立させた半導体装置を製造することができる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る半導体装置の断面図である。
例えばシリコンからなる半導体基板1には、酸化シリコンからなる素子分離絶縁膜7が形成されている。素子分離絶縁膜7により区画された活性領域における半導体基板1上に、ゲート絶縁膜2を介してゲート電極3が形成されている。ゲート絶縁膜2およびゲート電極3の材料については、第1実施形態と同様である。
ゲート電極3下における半導体基板1の表層には、図中左右方向にチャネルが形成される。チャネル領域を挟むように、半導体基板1には、半導体基板1を構成するシリコンとは格子間隔の異なる半導体層10が埋め込まれている。半導体層10は、不純物を含む。半導体層10は、チャネル領域側に配置された第1半導体層11と、第1半導体層11の外側に配置された第2半導体層12とを有する。第2半導体層12は、第1半導体層11よりも不純物濃度が高い。
pMOSトランジスタの場合には、半導体基板1を構成するシリコンよりも格子間隔が長い半導体層10が埋め込まれ、例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)層が埋め込まれる。シリコンゲルマニウム層からなる半導体層10に挟まれたチャネル領域には圧縮応力がかかるため、チャネル領域のSi層の格子間隔が狭められて、キャリア(ホール)の移動度を向上させることができる。
nMOSトランジスタの場合には、半導体基板1を構成するシリコンよりも格子間隔が短い半導体層10が埋め込まれ、例えばシリコンカーバイド(SiC)層が埋め込まれる。シリコンカーバイド層からなる半導体層10に挟まれたチャネル領域には引っ張り応力がかかるため、チャネル領域のSi層の格子間隔が広げられて、キャリア(電子)の移動度を向上させることができる。
第1半導体層11および第2半導体層12には、pMOSトランジスタの場合にはp型不純物であるボロンが添加され、nMOSトランジスタの場合にはn型不純物である砒素あるいはリンが添加される。
ゲート電極3の側壁には、サイドウォール4が形成されている。本実施形態では、サイドウォール4は、第1サイドウォール41と、第1サイドウォール41の外側に配置された第3サイドウォール43の2層構造からなる。第1サイドウォール41および第3サイドウォール43は、酸化シリコン、窒化シリコンあるいは酸化窒化シリコンからなる。図示はしないが、ゲート電極3および半導体層10上には、シリサイド層が形成されている。
上記の本実施形態に係る半導体装置では、ゲート電極3下のチャネル領域へストレスを印加する半導体層10は、第1半導体層11と、第1半導体層11よりも不純物濃度の高い第2半導体層12により形成されている。後述するように、エピタキシャル成長時には、第1半導体層11には不純物を導入しないあるいは少量の不純物を導入する。このため、チャネル領域側に配置された第1半導体層11は、第2半導体層12に比べて不純物濃度が低いことから、チャネル領域側へ不純物拡散領域9が広がることが抑制される。この結果、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル領域へ近づけることができ、キャリアの移動度を向上させることができる。
次に、上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図8〜図11を参照して説明する。
図8(a)に示すように、例えばシリコンからなる半導体基板1上にSTI(Shallow Trench Isolation)技術により素子分離絶縁膜7を形成する。続いて、素子分離絶縁膜7により区画された半導体基板1の活性領域上に、ゲート絶縁膜2を形成する。ゲート絶縁膜2として、熱酸化法により酸化シリコン膜を形成する。あるいは、ゲート絶縁膜2として、酸窒化シリコン膜、ハフニウムやアルミニウムを含む金属酸化膜を形成してもよい。続いて、ゲート絶縁膜2上にゲート電極材料を堆積し、ハードマスク8を用いてゲート電極材料をエッチングして、ゲート電極3のパターンを形成する。ゲート電極材料として、例えばCVD法によりポリシリコンを形成する。なお、金属材料を含むゲート電極材料を用いてもよい。本実施形態では、ハードマスク8をゲート電極3上に残したままで、以降の工程を行う。ハードマスク8は、例えば酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜である。ハードマスク8のパターニングは、レジストを用いたエッチングにより行う。
次に、図8(b)に示すように、全面に例えば酸化シリコン膜を堆積し、当該酸化シリコン膜をドライエッチングすることにより、ゲート電極3の側面に第1サイドウォール41を形成する。第1サイドウォール41の幅は、例えば8nmである。なお、第1サイドウォール41は、窒化シリコンや酸化窒化シリコンなどの他の絶縁膜材料であってもよい。
次に、図9(a)に示すように、ハードマスク8および第1サイドウォール41をマスクとして半導体基板1をエッチングして、半導体基板1のソース・ドレインとなる領域に第1溝51を形成する。例えば、半導体基板1を30nmエッチングする。
上記のシリコンエッチングでは、第1サイドウォール41およびゲート電極3下までエッチングが進行しにくい異方性の条件を用い、例えば、処理圧力:2.7Pa(20mTorr)、処理温度:60℃、ソースパワー:500W、バイアスパワー:50W、CF/O流量:40/10sccmとする。この条件では、基板に平行方向のエッチング成分は、5nm程度と少ない。ただし、第3実施形態では、基板垂直方向にエッチングが優先的に進行していればよく、第1サイドウォール41下にシリコンゲルマニウムなどの半導体層を形成するスペースが存在してもよい。また、第1サイドウォール41の幅、シリコンエッチング量について限定はない。
また、第3実施形態においては、pMOSトランジスタの形成方法について説明するが、nMOSトランジスタを形成する場合には、pMOS領域のシリコンエッチングにおいて、酸化シリコン膜等によりnMOS領域を保護しておく。
第1溝51を形成した後、エッチングの後処理を行う。続いて、図9(b)に示すように、第1溝51内に不純物を添加していない第1半導体層11をエピタキシャル成長させる。pMOSトランジスタの場合には、第1半導体層11としてボロンを含まないシリコンゲルマニウム層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl流量=50/100/20sccmとする。
これにより、第1溝51内に第1半導体層11が埋め込まれる。図9(b)では、第1半導体層11の高さが、半導体基板1の表面に設定されているが、第1半導体層11の高さに限定はない。続いて、図示はしないが、ゲート電極3をマスクとしてボロンをイオン注入して、ゲート電極3の両側における第1半導体層11に、浅いエクステンション領域を形成する。
次に、図10(a)に示すように、全面に絶縁膜を堆積し、当該絶縁膜をドライエッチングすることにより、ゲート電極3の側面に第1サイドウォール41を介して第2サイドウォール42を形成する。第2サイドウォール42の幅は、第1サイドウォール41よりも広ければ特に限定はない。第2サイドウォール42の幅は、例えば40nmである。第2サイドウォール42は、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコンにより形成する。あるいは、希フッ酸を用いて第1サイドウォール41を除去した後に、第2サイドウォール42を形成してもよい。
次に、図10(b)に示すように、ハードマスク8および第1、第2サイドウォール41,42をマスクとして半導体基板1および第1半導体層11をエッチングして、半導体基板1のソース・ドレインとなる領域に第2溝52を形成する。例えば、半導体基板1および第1半導体層11を60nmエッチングする。
上記のシリコンエッチングでは、第2サイドウォール42下までエッチングが進行しにくい異方性の条件を用い、例えば、処理圧力:2.7Pa(20mTorr)、処理温度:60℃、ソースパワー:500W、バイアスパワー:50W、CF/O流量:40/10sccmとする。ただし、第3実施形態では、基板垂直方向にエッチングが優先的に進行していればよく、第2サイドウォール42下にシリコンゲルマニウムなどの半導体層を形成するスペースが存在してもよい。また、第2サイドウォール42の幅、シリコンエッチング量について限定はない。
図10(b)においては、シリコンとシリコンゲルマニウムのエッチングレートを考慮して、シリコンゲルマニウムからなる第1半導体層11が横方向にエッチングされているように図解しているが、本例においてはその量を規定しているものではない。また、第2溝52の側面は、テーパー形状となっていてもよい。
次に、第2溝52の表面に形成された自然酸化膜を希フッ酸処理により除去する。続いて、図11(a)に示すように、第2溝52内の半導体基板1上に、不純物を含有する第2半導体層12をエピタキシャル成長させる。pMOSトランジスタの場合には、ボロンを含有するシリコンゲルマニウム層をエピタキシャル成長させる。このときの条件は、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl/B流量=50/100/20/100sccmとする。
これにより、ゲート電極3の両側における半導体基板1に、第1半導体層11と第2半導体層12からなる半導体層10が形成される。以降の工程における熱処理により、第2半導体層12に添加された不純物が拡散して、図11(b)に示すように不純物拡散領域9が形成される。本実施形態では、第1半導体層11には当初不純物を添加していないが、第2半導体層12中の不純物の拡散により最終的には第1半導体層11中に不純物が存在することとなる。
以降の工程については、特に限定はない。例えば、ハードマスク8および第2サイドウォール42を除去した後、第2サイドウォール42よりも幅の狭い第3サイドウォール43をゲート電極3の両側に形成する。第1、第2サイドウォール41,42を除去した後に、第3サイドウォール43を形成してもよい。第3サイドウォール43の形成方法については、第1、第2サイドウォールの形成方法と同様である。その後、ゲート電極3および半導体層10の露出表面をシリサイド化することにより、シリサイド層を形成する。以上により、図7に示す半導体装置が完成する。
あるいは、ハードマスク8のみを除去した後、ゲート電極3および半導体層10の露出表面をシリサイド化して、シリサイド層を形成してもよい。この場合には、第1サイドウォール41および第2サイドウォール42の2層構造からなるサイドウォール4となる。このように、第3サイドウォール43を形成しなくてもよい。幅の狭い第3サイドウォール43を新たに形成する利点は、半導体層10のシリサイド領域の面積を増やすことができるため、コンタクト抵抗を低減できる点にある。
上記した本実施形態に係る半導体装置の製造方法では、第1サイドウォール41をマスクとしたエッチングにより第1溝51を形成し、第1溝51内に第1半導体層11を形成した後に、第1サイドウォール41よりも幅の広い第2サイドウォール42をマスクとしたエッチングにより、第2溝52を形成し、第2溝52内に第2半導体層12を形成する。第1半導体層11の形成において、不純物を含まない第1半導体層11をエピタキシャル成長させることにより、チャネル領域へ不純物拡散領域9が広がることを抑制することができる。従って、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル部に近づけることができる。この結果、キャリアの移動度向上と、ショートチャネル効果抑制を両立させた半導体装置を製造することができる。
また、ゲート電極3の近くまでシリコンゲルマニウムからなる半導体層10が形成されているため、シリサイド工程において、半導体基板1のシリサイド化を防止して、半導体層10のみをシリサイド化することができる。半導体基板1であるシリコンは、シリコンゲルマニウムに比べてシリサイド化が進行しやすいため、シリコン部分がシリサイド化されると、シリサイドが異常成長して、ゲートリークやゲートエッジリークの原因となるが、本実施形態ではこの問題を防止することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る半導体装置の製造方法について、第3実施形態で用いた図面を参照して説明する。
本実施形態では、図9(a)の第1半導体層11の形成工程において、不純物を添加した第1半導体層11を形成する。ただし、この不純物の添加量は、第2半導体層12の形成時よりも少なくする。例えば、pMOSトランジスタの場合には、ボロンを添加したシリコンゲルマニウム層を形成する。
エピタキシャル成長の条件は、例えば、処理温度:700℃、処理圧力:1333Pa(10Torr)、ジクロルシラン(SiHCl)/GeH/HCl/B流量=50/100/20/10sccmとする。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法によっても、第1半導体層11の不純物濃度を低下させているため、チャネル領域へ不純物拡散領域9が広がることを抑制することができる。従って、ショートチャネル効果を抑制しつつ、半導体層10をチャネル部に近づけることができる。この結果、キャリアの移動度向上と、ショートチャネル効果抑制を両立させた半導体装置を製造することができる。
(第5実施形態)
図12は、第5実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第5実施形態では、第1半導体層11が第2半導体層12よりも深く形成されている。第1溝51を第2溝52よりも深く形成すれば、第5実施形態に係る半導体装置を製造することができる。ただし、第1溝51の深さに限定はなく、第1溝51と第2溝52の深さが一致していても良い。
ゲート電極3の両側にエクステンション領域を形成する場合には、第1半導体層11をエピタキシャル成長した後、第2サイドウォール42を形成する前に、ゲート電極3をマスクとしてp型不純物をイオン注入すればよい。
本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法によっても、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
例えば、第1実施形態において、第1半導体層11のエピタキシャル成長、保護膜6の除去、第2半導体層12のエピタキシャル成長を同一の装置内で行うこともできる。この場合には、保護膜6の除去は、希フッ酸処理ではなく、還元処理により行う。還元処理では、H原子を含むガスを用いる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造における工程断面図である。 第5実施形態に係る半導体装置の断面図である。
符号の説明
1…半導体基板、2…ゲート絶縁膜、3…ゲート電極、4…サイドウォール、4a…絶縁膜、41…第1サイドウォール、42…第2サイドウォール、43…第3サイドウォール、5…溝、51…第1溝、52…第2溝、6…保護膜、7…素子分離絶縁膜、8…ハードマスク、9…不純物拡散領域、10…半導体層、11…第1半導体層、12…第2半導体層

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極下におけるチャネル領域を挟むように前記半導体基板に埋め込まれて形成され、前記半導体基板とは格子間隔の異なる材料からなる半導体層と
    を有し、
    前記半導体層は、
    前記チャネル領域側に配置された第1半導体層と、
    前記第1半導体層よりも不純物濃度の高い第2半導体層と
    を有する半導体装置。
  2. 前記第1半導体層および前記第2半導体層は、不純物を含有するシリコンゲルマニウム層である
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記不純物は、ボロンである
    請求項2記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極および前記サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域並びに前記サイドウォール下の前記半導体基板の領域をエッチングして、溝を形成する工程と、
    前記溝内であって前記サイドウォール下を除く領域に保護膜を形成する工程と、
    前記保護膜から露出したサイドウォール下の前記半導体基板上に第1半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
    前記保護膜を除去して、前記半導体基板を露出させる工程と、
    露出した前記溝内の前記半導体基板上に、前記第1半導体層よりも高濃度に不純物を含有する第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  5. 前記保護膜を形成する工程において、異方性の酸化処理により前記保護膜を形成する
    請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側壁に第1サイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極および前記第1サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域をエッチングして、第1溝を形成する工程と、
    前記第1溝内に第1半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
    前記ゲート電極の側壁に前記第1サイドウォールよりも厚い第2サイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極および前記第2サイドウォールから露出した前記半導体基板の領域をエッチングして、第2溝を形成する工程と、
    前記第2溝内に、第1半導体層よりも高濃度に不純物を含有する第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  7. 前記ゲート電極を形成する工程から、前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程までにおいて、前記ゲート電極を形成する際のマスクを前記ゲート電極上に残しておき、
    前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程の後、
    前記マスクおよび第2サイドウォールを除去する工程と、
    前記ゲート電極の側壁に前記第2サイドウォールよりも薄い第3サイドウォールを形成する工程と、
    前記第3サイドウォールから露出した前記ゲート電極の表面および前記第1、第2半導体層の表面をシリサイド化する工程と
    を有する請求項6記載の半導体装置の製造方法。
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