JP2007165777A - 固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】陰極部と陽極部との絶縁をより確実にし、コンデンサ素子の積層方向における厚さが薄い固体電解コンデンサ及び当該個体電解コンデンサを製造するための製造方法の提供。
【解決手段】積層されたコンデンサ素子10、20の陰極部12、22を構成する銀ペースト層12C、22Cは、銀ペースト層12C及び銀ペースト層22Cを構成する材料と同一の材料である銀ペーストPにより一体化されている。隣接するレジスト13、23間には、銀ペースト槽中にコンデンサ素子10、20に相当する複数の素子を浸漬したときに、陰極部12、22の側から陽極部11、21の側へ、毛細管現象により液状の銀ペーストPが這い上がるのを防止し浸入を不能とする充填材81が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法に関し、特に複数のコンデンサ素子が積層され電気的に並列接続されてなる固体電解コンデンサ、及び当該固体電解コンデンサの製造方法に関する。
固体電解コンデンサとしては、高い静電容量を確保するために複数のコンデンサ素子が積層され電気的に並列接続されている構成が従来より知られている。例えば、特開平10−144573号公報(特許文献1参照)にはこの構成の積層型固体電解コンデンサが記載されている。積層型固体電解コンデンサを構成する複数枚のコンデンサ素子は、それぞれ陽極部と陰極部とレジスト部とを有しており、当該複数のコンデンサ素子は、該陽極部の端部同士が互いに隣接し、該レジスト部同士が互いに隣接して積層配置されるとともに該陰極部同士が互いに積層配置されて、互いに電気的に並列接続されて構成されている。
上述したコンデンサ素子は、例えば以下のようにして互いに積層配置される。先ず、表面に酸化膜層が形成され弁作用金属からなる陽極部の該表面に、陽極部と陰極部とを区画するためのレジストを形成する。次に、レジストを境とする一方の領域、即ち、陰極相当部に固体電解質層を形成し、当該固体電解質層を乾燥させる。次に、図5(a)に示されるように、固体電解質層の上にグラファイトペースト層112Bを形成し、当該グラファイトペースト層112Bを乾燥させる。次に、図5(b)に示されるように、グラファイトペースト層112B(図5(a))の上に銀ペースト層112Cを形成し、当該銀ペースト層112Cを乾燥させる。以上の工程を経て固体電解質層等が形成されていない陽極部111と、固体電解質層等が層状に形成されている陰極部112と、陰極部112と陽極部111とを電気的に絶縁するレジスト113とを有するコンデンサ素子110が製造される。
そして、製造された複数のコンデンサ素子110〜140は、図5(c)に示されるように、該陽極部111〜141の端部111B〜141B同士が互いに隣接し、該レジスト113〜143同士が互いに隣接して積層配置されるとともに該陰極部112〜142同士が互いに隣接して積層配置される。陰極部112〜142間は導電性接着剤171を介して電気的に接続される。
しかし、従来の固体電解コンデンサでは、上述のように個々のコンデンサ素子110〜140を製造する工程で、銀ペースト層112C〜142Cを形成した後に銀ペースト層112C〜142Cをそれぞれ乾燥させていた。そしてその後で複数のコンデンサ素子110〜140を積層させていたため、銀ベースト層112C〜142Cの厚さにばらつきが生じ、その結果、各コンデンサ素子110〜140の厚さにばらつきが生じていた。また、陰極部112〜142間は導電性接着剤171を介して電気的に接続されていたため、導電性接着剤171の厚さ分だけ固体電解コンデンサが厚くなっていた。
ここで、上述のように個々のコンデンサ素子を製造した後に複数のコンデンサ素子を積層させる方法とは別の、以下の方法が考えられる。具体的には、図6(a)に示されるように、コンデンサ素子を製造する工程の途中で得られる中間製造物、即ち、レジストが設けられ固体電解質層が形成されグラファイトペースト層112B〜142Bが形成された状態の素子110´〜140´を、該陽極部111〜141の端部111B〜141B同士が互いに隣接し、該レジスト113〜143同士が互いに隣接し、陰極部相当部同士が互いに隣接するように積層配置する。次に、図6(b)に示されるように、グラファイトペースト層112B〜142Bが形成された陰極相当部を、銀ペーストPを貯留する銀ペースト槽に浸漬して、グラファイトペース層112B〜142B上に銀ペースト層Pを形成するとともに、複数の陰極相当部を銀ペースト層Pで包む。最後にグラファイトペース層112B〜142B上に形成された銀ペースト層Pを乾燥させる。
特開平10−144573号公報
しかし上述の方法により、グラファイトペースト層112B〜142Bが形成された陰極相当部を、銀ペーストPを貯留する銀ペースト槽に浸漬すると、図6(c)に示されるように、狭い間隔で積層配置された複数の素子110´〜140´のレジスト113〜143間を、毛細管現象により銀ペーストPが這い上がり、陽極部111〜141間に至る。このためレジスト113〜143により絶縁されていた陽極部111〜141と陰極部112〜142とが、銀ペーストPによりショートしてしまうという問題が生ずることが考えられる。
そこで、本発明は、陰極部と陽極部との絶縁をより確実にし、コンデンサ素子の積層方向における厚さが薄い固体電解コンデンサ及び当該個体電解コンデンサを製造するための製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は表面に酸化膜層が形成され弁作用金属からなる陽極部と、該表面の所定の領域に固体電解質層を有して層状に形成され最外層は導電性材料からなる陰極部と、該陽極部と該陰極部とを電気的に絶縁するレジスト部とにより構成されるコンデンサ素子を複数備え、該複数のコンデンサ素子は該陽極部の端部同士が互いに隣接し、該レジスト部同士が互いに隣接して積層配置されるとともに該陰極部同士が互いに隣接して積層配置されて、互いに電気的に並列接続される固体電解コンデンサであって、該隣接するレジスト部間には、該陰極部の側から該陽極部の側への浸入を不能とする充填材が設けられ、互いに隣接する該陰極部同士は該陰極部の最外層を構成する導電性材料と同一の導電性材料により一体化されている固体電解コンデンサを提供している。
該隣接するレジスト部間には、該陰極部の側から該陽極部の側への浸入を不能とする充填材が設けられているため、該陰極部の最外層を構成する導電性材料と同一の導電性材料であって互いに隣接する該陰極部同士を一体化する導電性材料が、陽極部と陰極部とに電気的に接続されてしまうことを防止でき、陽極部と陰極部とがショートすることを防止することができる。
また、互いに隣接する該陰極部同士は該陰極部の最外層を構成する導電性材料と同一の導電性材料により一体化されているため、各コンデンサ素子の陰極同士を導電性接着剤によって接着させずに済む。このため、少なくとも導電性接着剤の厚さ分だけコンデンサ素子の積層方向における固体電解コンデンサの厚さを薄くすることができ、また、陰極部におけるコンデンサ素子間の間隔を略一定とすることができる。
ここで、該充填材は絶縁性接着剤からなることが好ましい。該充填材は絶縁性接着剤からなるため、充填材が陽極部と陰極部とを跨ぐようにしてレジスト部間に設けられた場合であっても、陽極部と陰気部との間の絶縁を維持することができる。
また、本発明は、表面に酸化膜層が形成され弁作用金属からなる素子の該表面に、陽極部と陰極相当部とを区画するためにレジスト部を形成するレジスト部形成工程と、該陰極相当部に固体電解質層を形成する固体電解質層形成工程と、該レジスト部に充填材を設ける充填材形成工程と、該レジスト部形成工程と該固体電解質層形成工程と充填材形成工程との一連の工程を複数回行うことにより製造された複数の該素子を、該陽極部同士が互いに隣接するように積層配置するとともに、該陰極相当部同士が互いに隣接するように積層配置し、該レジスト部同士が該充填材を介して互いに隣接するように積層配置する積層工程と、互いに積層されている陰極相当部に電極金属層を形成する電極金属層形成工程とを有する固体電解コンデンサの製造方法を提供している。
該レジスト部に充填材を設ける充填材形成工程を行うようにしたため、互いに積層されている陰極相当部に電極金属層を形成する電極金属層形成工程を行っているときに、陰極部の電極層を構成することとなる液状の電極金属が、レジスト部を境として陰極相当部側から陽極部側へ毛細管現象により這い上がることを防止することができる。このため、陽極部と陰極部とがショートすることを防止できる。
また、積層工程をした後に電極金属層形成工程を行うようにしたため、各コンデンサ素子の陰極同士を導電性接着剤によって接着させずに済む。このため、少なくとも導電性接着剤の厚さ分だけコンデンサ素子の積層方向における固体電解コンデンサの厚さを薄くすることができ、また、陰極部におけるコンデンサ素子間の間隔を略一定とすることができる。
以上により、陰極部と陽極部との絶縁をより確実にし、コンデンサ素子の積層方向における厚さが薄い固体電解コンデンサ及び当該個体電解コンデンサを製造するための製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態による固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法について図1乃至図4に基づき説明する。図1に示されるように固体電解コンデンサ1は、積層された4つのコンデンサ素子10〜40と、プリント基板50と、接続部材60と、4つのコンデンサ素子10〜40を覆うようにしてモールドする図示せぬモールド部とを備えている。
4つのコンデンサ素子10〜40は、それぞれ同一形状且つ同一の構成であり、図1に示されるように陽極部11〜41と、陰極部12〜42とを備えている。なお、図2を参照して説明する以下の説明では、4つのコンデンサ素子10〜40の構成は同一であることから、コンデンサ素子10のみについて図示し、他のコンデンサ素子20〜40については説明を省略する。
陽極部11は略長方形状をした板状をなしており、図1及び図2に示される左右方向に長辺が指向し、図1に示される左側の端部11Bには、図4に示されるように外方へ略長方形状に突出する凸部11Cが設けられている。陽極部11は弁作用金属であるアルミニウムにより構成されており、図2に示されるように、その表面には、表面積を増やすためにエッチングが施されることにより粗面化(拡面化)されてポーラス状になっている。このポーラス状の表面全体は化成処理(陽極酸化)によって絶縁性の酸化膜層(誘電体層)11Aが形成されている。陽極部11の寸法は、長手方向の長さが10mm、幅が5mm程度であり、厚さ、即ち、図2に示される上下方向の幅は100μm程度である。
陽極部11の表面の所定の領域、即ち、図2に示される陽極部11の右側の端部から左側の端部11Bに向って陽極部11の左右方向の長さの略2/3の位置に至るまでの領域全体には、導電性のポリマーにより構成される固体電解質層12Aが形成されている。固体電解質層12Aは酸化膜層11Aの上に積層して設けられており、酸化膜層11Aに対向する固体電解質層12Aの部分は、エッチングにより陽極部11の表面に形成されたポーラスの中に入り込んでいる。固体電解質層12A上には、グラファイトペースト層12Bと、銀ペースト層12Cとがこの順で積層されており、固体電解質層12A、グラファイトペースト層12B、及び銀ペースト層12Cは陰極部12を構成する。グラファイトペースト層12B及び銀ペースト層12Cは、固体電解質層12Aが形成されている陽極部11及び酸化膜層(誘電体層)11Aの領域を覆うようにして固体電解質層12A上に形成されている。また、銀ペースト層12Cは、図2に示されるように、コンデンサ素子10に隣接対向するコンデンサ素子20の銀ペースト層22Cと、銀ペースト層12C及び銀ペースト層22Cを構成する材料と同一の材料である銀ペーストPにより一体化されている。コンデンサ素子20、30間、コンデンサ素子30、40間についても同様に一体化されており、このことにより、4つのコンデンサ素子10〜40の陰極部12〜42は電気的に接続されている。
陽極部11の図2に示される左側の端部11Bであって陰極部12が設けられていない領域と陰極部12との境界位置には、絶縁性を有するエポキシ系樹脂等からなるレジスト13が設けられている。レジスト13は、固体電解質層12Aを陽極部11上に形成するために陽極部11となる化成箔を溶液に浸漬させているときに、ポーラス状になっている陽極部11の表面において毛細管現象により溶液が所定の領域よりも図2の左側の方へ上がってくることを防止し、固体電解質層12Aが形成されていない陽極部11の図2に示される左側の端部11Bを確保するために設けられている。レジスト13〜43はレジスト部に相当する。
また、隣接するレジスト13、23間には、後述のように銀ペースト槽中に複数の素子10´、20´、30´、40´を浸漬したときに、陰極部12、22の側から陽極部11、21の側へ、毛細管現象により液状の銀ペーストが這い上がるのを防止し浸入を不能とする充填材81が設けられている。充填材81は、レジスト13、23上にのみ設けられており、図2に示される右端が陰極部12に接しており、左端は陽極部11の端部11Bには至っていない。充填材81は、絶縁性接着剤等の絶縁性の物質により構成されている。該充填材81は絶縁性接着剤からなるため、本実施例のようにレジスト13、23上のみに充填材81が設けられるのではなく、陽極部と陰極部とを跨ぐようにしてレジスト部間に設けられた場合であっても、陽極部と陰気部との間の絶縁を維持することができる。
4つのコンデンサ素子10〜40は、図1に示されるように、陰極部12〜42同士が互いに積層配置されている。陰極部12〜42は、板状の陽極部11〜41上に形成されているため、陽極部11〜41の厚さ方向に対して略垂直な上面10A〜40Aと下面10B〜40Bとを有している。なお、図1においては、説明の便宜上、陽極部11〜31の上面の位置にコンデンサ素子10〜30の上面10A〜30Aの引出し線を記載し、陽極部21〜41の下面の位置にコンデンサ素子20〜40の下面20B〜40Bの引出し線を記載している。前述のように4つのコンデンサ素子10〜40の陰極部11〜41同士は電気的に接続されており、後述のように4つのコンデンサ素子10〜40の陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41B同士が電気的に接続されることと相まって、4つのコンデンサ素子10〜40は電気的に並列接続されている。
4つのコンデンサ素子10〜40の陰極部12〜42が設けられていない陽極部11〜41の端部11B〜41Bの部分は、陰極部12〜42が設けられている部分と比較して銀ペースト層12C等が形成されていないことから薄くなっている。このため、図1に示されるように、コンデンサ素子10〜40の積層方向において、陽極部11〜41の図の左側の端部11B〜41B同士が互いに所定の間隔で離間して隣接して積層配置されている。
積層された4つのコンデンサ素子10〜40は、陽極部11〜41と略同一形状をしたプリント基板50上に載置されている。プリント基板50は、例えば、エポキシ樹脂製のプリント基板50である。4つのコンデンサ素子10〜40は、プリント基板50に対して形状が一致して重なるようにプリント基板50上に載置されている。プリント基板50は、積層された4つのコンデンサ素子10〜40のうちの第1コンデンサ素子10の陰極部12及び陽極部11の下面に対向している。
プリント基板50の表面50A及び裏面50Bには、第1の導電パターン51A、51Bと第2の導電パターン52A、52Bとがそれぞれ設けられている。表面50Aの第1導電パターン51A、第2の導電パターン52Aは、それぞれ裏面50Bの第1の導電パターン51B、第2の導電パターン52Bと、スルーホール50a、50bを介して電気的に接続されている。第1の導電パターン51Aは、第1コンデンサ素子10の陽極部11の図1に示される左側の端部11Bに対向する位置に配置されており、第2の導電パターン52Aは、第1コンデンサ素子10の陰極部12に対向する位置に配置されている。
プリント基板50の裏面の第1の導電パターン51B、第2の導電パターン52Bは、それぞれ図示せぬ電子回路等に実装されるいわゆるユーザ端子であり、プリント基板50の表面の第1の導電パターン51A、第2の導電パターン52Aと同様の金属材料により構成されている。陽極部11の図1に示される左側の端部11Bは、プリント基板50の表面の第1の導電パターン51Aに電気的に後述の接続部材60を介して接続されている。また、陰極部12が導電性接着剤71によって第2の導電パターン52Aに電気的に接続されている。導電性接着剤71としては、例えば、銀−エポキシ系接着剤が用いられる。
4つのコンデンサ素子10〜40の陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41Bの位置には、接続部材60が設けられている。接続部材60は、図4に示されるように、それぞれ略長方形状の板状をなす接続部本体61と底部62とを有しており、接続部本体61の一の短辺の全体は、底部62の一の長辺の長手方向の略中央の位置に一体に接続されている。接続部本体61と底部62とは略垂直の角度をなして接続されて略L字状をなしている。従って、接続部本体61は、積層されたコンデンサ素子10〜40の積層方向に底部62から延出している。
接続部本体61は、図1に示されるように、陽極部11〜41の各端部にそれぞれ跨って当接して固定されており、すべての陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41Bの凸部11C〜41Cに当接した状態で、コンデンサ素子10〜40の積層方向に交差する方向であって、且つ陽極部11〜41の端部の凸部11C〜41Cが当接している側とは反対の側である接続部材60の外側から、即ち、図1の左側から右側へ向けてレーザの照射を受けることにより、陽極部11〜41の各端部11B〜41Bにそれぞれ電気的に接続される。接続部材60はNiにより構成されている。
接続部材60の底部62は、第1コンデンサ素子10の陽極部11の図1に示される左側の端部11Bと、プリント基板50の第1の導電パターン51Aとの間に配置されており、プリント基板50の第1の導電パターン51Aに当接している。底部62は、コンデンサ素子10〜40の積層方向、即ち、図1において上から下に向う方向へレーザの照射を受けることによりプリント基板50の第1の導電パターン51Aに電気的に接続される。
前述のように、陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41Bには凸部11C〜41Cが設けられているため、図4に示されるように、あたかも長方形状の一の短辺を挟む2つの角部を、それぞれ切欠いて取除いたたような形状をなしている。これに対して、図4に示されるように底部62は長方形状をしている。底部62は、コンデンサ素子10〜40の積層方向において、陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41Bの凸部11C〜41Cと重なるように配置されるのであるが、底部62の長手方向の幅、即ち、図4における左右方向の長さは、陽極部11〜41の延出方向に対する幅方向における凸部11C〜41Cの幅、即ち図4における凸部11C〜41Cの左右方向の長さよりも大きいため、底部62は、結果的にコンデンサ素子10〜40の積層方向においていずれのコンデンサ素子10〜40の陽極部11〜41とも重ならない非重畳部62Aを有する。
固体電解コンデンサの製造方法では、先ず、コンデンサ素子10において陰極部12を構成する銀ペースト層12Cが形成されていない状態の中間製造物(以下「素子」とする)を製造する素子の製造工程を行う。実際に行われる素子の製造工程では、複数の素子が同時に製造されるが、ここでは、説明の便宜上1つの素子が製造される工程を一回のコンデンサ素子製造工程とする。
素子の製造工程では、先ず、表面に酸化膜層11Aが形成され陽極部11となるアルミニウム板、即ち、化成箔を打抜いて一端を陽極部11の形状とする。このとき、後述のように陽極部11の端部11Bとなる化成箔の部分は、複数同時に製造される他のコンデンサ素子の陽極部の端部と、製品にならない余分な化成箔の部分を介して接続された状態となっている。後述の接続工程を行う直前に行う切断の工程において、この余分な化成箔の部分は切断され除去される。
次に、レジスト部形成工程を行う。レジスト部形成工程では、スクリーン印刷法を用いて、陽極部11の所定の位置であって陰極部12と陽極部11との境界となる位置にレジスト13を形成する。次に、前述のように化成箔を打抜いたときに、打抜いた断面には酸化膜層11Aが形成されていない部分が生ずるが、この部分に酸化膜層11Aを生成するために再度酸化させる再化成を行う。
次に、固体電解質層形成工程を行う。固体電解質層形成工程では、レジスト13を境とする所定の領域、即ち図1に示される陽極部11のレジスト13よりも右側の部分に相当する化成箔の部分を、固体電解質層12Aを形成するための反応溶液中に浸漬し、化学酸化重合を行うことにより、固体電解質層12A、即ち、導電性ポリマー層を形成し乾燥させる。陽極部11の表面はエッチングによりポーラス状になっているので、直接銀ペースト層12Cを形成することができないため、銀ペースト層12Cを形成する準備のために固体電解質層12Aを形成するのである。
次に、何らかの原因により、化成箔の表面に形成されている酸化膜層11Aに破損が生じることがある。この部分を修正するために再度酸化させる修復工程を行う。次に、導電性高分子層の上にグラファイトペースト層12Bを形成し乾燥させる。グラファイトペースト層12Bの形成は、ディップ法やスクリーン印刷法やスプレー塗布法等が用いられる。以上が素子の製造工程である。この素子の製造工程を4回行うことによって、図3(a)に示される素子10´を4つ分製造する。ここで、製造された4つの素子を説明の便宜上10´、20´、30´、40´とする。なお、図3においては、説明の理解を容易とするために、製品とならない余分な化成箔の部分は省略している。
次に、積層工程及び充填材形成工程を行う。積層工程では、図3(a)に示される素子の4つ分10´、20´、30´、40´を、陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41B同士が互いに隣接するように積層配置するとともに、陰極部12〜42に相当する陰極相当部同士を互いに積層配置する。この際、レジスト13〜43上に、充填材81を塗布することにより設ける充填材形成工程をそれぞれ行う。より詳細には、1枚目の素子10´のレジスト13上に充填材81を塗布し、1枚目の素子10´のレジスト13と2枚目の素子20´のレジスト23とを、充填材81を介して互いに隣接させる。同様に、2枚目の素子20´のレジスト23上に充填材81を塗布し、2枚目の素子20´のレジスト23と3枚目の素子30´のレジスト33とを、充填材81を介して互いに隣接させる。また、3枚目の素子30´のレジスト33上に充填材81を塗布し、3枚目の素子30´のレジスト33と4枚目の素子40´のレジスト43とを、充填材81を介して互いに隣接させる。そして、充填材81を乾燥させることにより、図3(b)に示されるように素子10´、20´、30´、40´が積層配置される。
次に、電極層形成工程を行う。電極層形成工程では、互いに積層された状態となっている陰極部12〜42に相当する陰極相当部を、図3(c)に示されるように、液状の銀ペーストPが貯留されている銀ペースト槽中に浸漬する。そして、銀ペースト槽から引き上げ、陰極相当部に付着した銀ペーストPを乾燥させることにより、各コンデンサ素子10〜40のグラファイトペースト層12B〜42B上に最外層の銀ペースト層12C、22C、32C、42C等を形成すると共に、各コンデンサ素子10〜40の陰極部同士を銀ペーストPで一体化する。
次に、積層された状態の4つのコンデンサ素子10〜40を、製品とならない余分な化成箔の部分から切断して陽極部11〜41の端部11B〜41Bの形状とすることにより、略長方形状をしたコンデンサ素子10〜40の形状とする。
次に、接続工程を行う。接続工程では、図4に示されるように、4つの積層されたコンデンサ素子10〜40とは別体として用意された接続部材60を、積層した複数のコンデンサ素子10〜40の陽極部11〜41の図1に示される左側の端部11B〜41Bに、電気的に接続することにより、4つのコンデンサ素子10〜40を互いに電気的に並列接続する接続部材固定工程を行う。
具体的には、先ず、積層された4つのコンデンサ素子10〜40の第1層をなす第1コンデンサ素子10の陽極部11の図1に示される左側の端部11Bの凸部11Cと平行に底部62を対向配置させた状態で、接続部材60の接続部本体61をすべての陽極部11〜41の当該端部11B〜41Bの凸部11C〜41Cに跨って当接させる。このことにより、コンデンサ素子10〜40の積層方向においていずれのコンデンサ素子10〜40の陽極部11〜41とも重ならない非重畳部62Aを底部62に規定する。
なお、図4において二点鎖線で示される矢印は、単に積層された4つのコンデンサ素子10〜40と、接続部材60と、プリント基板50との位置関係を示しているだけであって、必ずしもこの方向に移動させることによりこれら3つを接続するという意味ではない。
次に、陽極部11〜41の端部11B〜41Bに当接する接続部本体61の側に対する反対の側、即ち、図1に示される左側から、コンデンサ素子10〜40の積層方向に交差する方向、具体的には、積層方向に垂直の方向に向けて接続部本体61に対してレーザを照射する。レーザはYAGレーザ溶接が用いられ、レーザの照射は、接続部本体61の長手方向の一端から他端へ向って波を描くようにして照射する。このことにより接続部本体61を陽極部11〜41の各端部11B〜41Bに電気的に接続する。以上が接続部材固定工程である。
次に、プリント基板接続工程を行う。プリント基板接続工程では、図4に示されるように、4つの積層されたコンデンサ素子10〜40、接続部材60とは別体として用意されたプリント基板50上に、当該4つの積層されたコンデンサ素子10〜40及び接続部材60を載置し電気的に接続する。具体的には、先ず、導電性接着剤71を塗布した陰極部12をプリント基板50の第2の導電パターン52A上に当接させ、また、接続部材60の底部62を第1の導電パターン51A上に当接させ、非重畳部62Aに対してコンデンサ素子10〜40の積層方向から、即ち、図1又は図2に示される上方向から、図4の破線で示される円の位置にレーザを照射する。このことにより、接続部材60の底部62をプリント基板50の第1の導電パターン51Aに電気的に接続すると共に、陰極部12〜42を第2の導電パターン52Aに電気的に接続する。
その後、固体電解コンデンサ1を保護するためにモールドを行い、切断を行い、更に、損傷している部分を修復するためのエージングを行い、特性検査、外観検査を経て固体電解コンデンサの製造方法の全工程を終了する。
充填材形成工程を行うようにしたため、電極金属層形成工程を行っているときに銀ペーストがレジスト部を境として陰極部12〜42に相当する陰極相当部側から陽極部11〜41側へ毛細管現象により這い上がることを防止することができる。このため、陽極部11〜41と陰極部12〜42とがショートすることを防止できる。
また、積層工程をした後に電極金属層形成工程を行うようにしたため、各コンデンサ素子10〜40の陰極部12〜42同士を導電性接着剤によって接着させずに済む。このため、導電性接着剤の厚さ分だけコンデンサ素子10〜40の積層方向における固体電解コンデンサ1の厚さを薄くすることができる。更に、対向する陰極部12〜42の部分において、各コンデンサ素子10〜40の最外層の銀ペースト層12C等厚さを、それぞれ従来の銀ペースト層の厚さの1/2程度とすることができる。また、陰極部12〜42におけるコンデンサ素子10〜40間の間隔を略一定とすることができる。
本発明による固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、陽極部11〜41を構成する弁作用金属はアルミニウムにより構成されたが、これに限定されない。例えばタンタル、ニオブ、チタン等の弁作用金属であってもよい。
また、隣接するレジスト13〜43間に設けられた充填材81はレジスト13〜43上にのみ設けられていたが、これに限定されず、陽極部11〜41の領域にまではみ出して設けられていてもよい。この場合には、充填材は絶縁性の物質に限定される。陽極部の領域にまではみ出さないのであれば、充填材は導電性の物質でもよい。即ち、充填材は絶縁性の物質により構成されていたがこれに限定されず、例えば、熱、光、水分硬化剤などにより硬化する物質や、ゲル等の所定の位置から移動しない程度の粘性を有する物質や、粘着テープ等のように紙、金属等を接着剤で包んだものであってもよい。また、充填材形成工程においては充填材を乾燥させたが乾燥させなくてもよい。
また、レーザを照射する位置は、図4において破線で示される位置には限られない。
また、該接続部材のレーザ照射を受ける表面は粗面化されていてもよい。粗面化されていることにより、レーザ光の反射を低減することができる。このため、接続部材におけるレーザ光の吸収を増加させることができる。
また、接続部材60は、底部62と接続部本体61とを備えていたが、接続部本体のみを有する構成であってもよい。また、固体電解コンデンサの寸法は、本実施の形態による値に限定されない。また、積層されたコンデンサ素子10〜40はプリント基板50上に配置されたが、これに限定されない。例えば、プリント基板に代えてリードフレーム上に載置されるようにしてもよい。
また、接続部材60はNiにより構成されていたが、これに限定されない。例えば、SUS、鉄、アルミニウム、銅、リン青銅、Mo、Cr等の導電性の金属、又は、Fe―Ni合金に代表されるようなこれらを含む合金であればよい。また、表面に導電性材料がメッキされたものを用いてもよい。この場合メッキとしては、例えば、Snメッキ、Znメッキ、半田メッキ、Niメッキ等が用いられる。これらは、レーザを反射する等のレーザ照射に対する悪影響の少ないものであるため用いられる。また、例えば、日立電線株式会社により製造されている商品名「日立ハイクラッド」のような、異種金属を金属学的に接合させたいわゆるクラッド材等を用いてもよい。また、コンデンサ素子10〜40は4つ設けられていたが、個数は4つに限定されない。
また、接続部本体61と底部62とは一体に接続されていたが、これに限定されず、予め別体として用意された接続部本体と底部とを溶接等により接続して構成してもよい。
また、レーザの照射は、接続部本体61の長手方向の一端から他端へ向って波を描くようにして照射したが、これに限定されない。例えば、接続部本体61の幅方向の一端から他端へ向って波を描くようにして照射してもよく、また、陽極部11〜41の端部11B〜41Bの凸部11C〜41Cに当接する接続部本体61の位置にのみにスポットで間欠的にレーザを照射してもよい。スポットで間欠的にレーザを照射するときには、例えば、光ファイバとして直径0.4mmのSIファイバを用いた場合には、1回の照射エネルギーは3Jから15J程度である。また、レーザの強度は略一定であってもよく、また、照射する位置によって強度を変えてもよい。
また、レーザはYAGレーザ溶接が用いられたが、これに限定されず、例えば、第二高調波レーザや、LD(半導体)レーザ、エキシマレーザ等を用いてもよい。
また、接続部本体61は、すべての陽極部11〜41の端部11B〜41Bの凸部11C〜41Cに当接した状態でレーザ照射されたが、当接せずに接続部本体61と凸部11C〜41Cとの間に僅かな隙間を介して近接対向した状態でレーザ照射されてもよい。この場合には、接続部本体61と凸部11C〜41Cとの間の距離は50μm以下であることが好ましく、更に、30μm以下であることがより好ましい。このように近接対向した状態でレーザ照射された場合であっても、レーザ照射によって接続部本体61が溶融して陽極部11〜41の凸部11C〜41Cに当接した状態となると考えられ、凸部11C〜41Cと接続部本体61とは電気的に接続されると考えられる。
本発明の固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法は、多数のコンデンサ素子が積層されて構成される固体電解コンデンサ及び当該固体電解コンデンサの製造方法の分野において有用である。
本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを示す断面図。 本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを構成するコンデンサ素子を示す断面図。 本発明の実施の形態による固体電解コンデンサの製造方法を説明する概念図であり、(a)は1枚の素子を示す概念図、(b)は4枚の素子が積層された状態を示す概念図、(c)は積層された素子を銀ペースト槽中に浸漬しようとしている概念図、(d)は各コンデンサ素子の最外層をなす銀ペースト層が形成された様子を示す概念図。 本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを示す分解斜視図。 従来の固体電解コンデンサの製造方法を説明する概念図であり、(a)は1枚のコンデンサ素子において陰極部を構成する銀ペースト層が未だ形成されていない状態を示す概念図、(b)は1枚のコンデンサ素子を示す概念図、(c)は導電性接着剤によって各コンデンサ素子の陰極部同士が接続されている様子を示す概念図。 従来の固体電解コンデンサの製造方法に対して改善された考えられ得る固体電解コンデンサの製造方法を説明する概念図であり、(a)は4枚の素子が積層された状態を示す概念図、(b)は積層された素子を銀ペースト槽中に浸漬している概念図、(c)は各コンデンサ素子の最外層をなす銀ペースト層が、レジスト間を這い上がり陽極部の端部に達している様子を示す概念図。
符号の説明
1 固体電解コンデンサ
10〜40 コンデンサ素子
11〜41 陽極部
11A 酸化膜層
11B〜41B 端部
11C〜41C 凸部
12〜42 陰極部
12A 固体電解質層
12B グラファイトペースト層
12C 銀ペースト層
50 プリント基板
51A、51B 第1の導電パターン
52A、52B 第2の導電パターン
60 接続部材
61 接続部本体
62 底部
62A 非重畳部
81 充填材

Claims (3)

  1. 表面に酸化膜層が形成され弁作用金属からなる陽極部と、該表面の所定の領域に固体電解質層を有して層状に形成され最外層は導電性材料からなる陰極部と、該陽極部と該陰極部とを電気的に絶縁するレジスト部とにより構成されるコンデンサ素子を複数備え、該複数のコンデンサ素子は該陽極部の端部同士が互いに隣接し、該レジスト部同士が互いに隣接して積層配置されるとともに該陰極部同士が互いに隣接して積層配置されて、互いに電気的に並列接続される固体電解コンデンサであって、
    該隣接するレジスト部間には、該陰極部の側から該陽極部の側への浸入を不能とする充填材が設けられ、互いに隣接する該陰極部同士は該陰極部の最外層を構成する導電性材料と同一の導電性材料により一体化されていることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 該充填材は絶縁性接着剤からなることを特徴とする請求項1記載の固体電解コンデンサ。
  3. 表面に酸化膜層が形成され弁作用金属からなる素子の該表面に、陽極部と陰極相当部とを区画するためにレジスト部を形成するレジスト部形成工程と、
    該陰極相当部に固体電解質層を形成する固体電解質層形成工程と、
    該レジスト部に充填材を設ける充填材形成工程と、
    該レジスト部形成工程と該固体電解質層形成工程と充填材形成工程との一連の工程を複数回行うことにより製造された複数の該素子を、該陽極部同士が互いに隣接するように積層配置するとともに、該陰極相当部同士が互いに隣接するように積層配置し、該レジスト部同士が該充填材を介して互いに隣接するように積層配置する積層工程と、
    互いに積層されている陰極相当部に電極金属層を形成する電極金属層形成工程とを有することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
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