JP2007165668A - ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鉛をフラックス成分とするLPE法において、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶に含まれる鉛の量を0.1重量%に減らすことのできるビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶とその結晶育成技術。
【解決手段】 希土類酸化物と酸化鉛を含んだフラックス成分からなる融液を用いた液相エピタキシャル法において、融液中の酸化鉛モル濃度が5%以上かつ13%以下にて育成したテルビウムを主成分としたビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶にて鉛の混入が抑制できる。
【選択図】 なし
【解決手段】 希土類酸化物と酸化鉛を含んだフラックス成分からなる融液を用いた液相エピタキシャル法において、融液中の酸化鉛モル濃度が5%以上かつ13%以下にて育成したテルビウムを主成分としたビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶にて鉛の混入が抑制できる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、光アイソレータや光サーキュレータなどのファラデー回転子に用いられる、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶及びその製造方法に関する。
近年、光ファイバ通信や光計測の発展はめざましいものがある。この光ファイバ通信や光計測では多くの場合、信号源として半導体レーザが使用されている。しかし、半導体レーザは、光ファイバ端面などから反射し、再び半導体レーザ自身に戻ってくるところの所謂反射戻り光があると、発振が不安定になるという重大な欠点がある。そのため半導体レーザの出射側に光アイソレータを設けて、反射戻り光を遮断し、半導体レーザの発振を安定化させることが行われている。
光アイソレータは偏光子、検光子、ファラデー回転子およびファラデー回転子を磁気的に飽和させるための永久磁石からなる。光アイソレータの中心的な機能を担うファラデー回転子には、主に液相エピタキシャル(以下、LPEと略す)法で育成される厚さが数十μmから500μm程度のビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶(以下、BIGと適宜略す)、たとえば(HoTbBi)3Fe5O12、(YbTbBi)3Fe5O12などが提案されている。
BIG単結晶を育成するLPE法では、フラックス成分であるPbO-Bi2O3-B2O3にガーネット単結晶成分である希土類や鉄を溶かした融液を、ガーネット単結晶が析出する過飽和温度状態にして、種結晶基板上を浸漬して結晶育成が行われる。この際に、フラックス成分であり、かつファラデー効果の増大をもたらすBiが取り込まれ、BIGが育成されるのである。しかしながら、同じくフラックス成分である鉛も、不純物として0.2重量%〜0.8重量%が取り込まれる。
近年、環境に対する規制が厳しくなってきている。鉛は中枢神経系機能障害やガンを引き起こす物質であることから、例えば、RoHS指令「電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会および理事会指令」での指定物質であり、その最大許容量は0.1重量%と定められている。このRoHS指令を満足するためには、BIGに不純物として取り込まれるPb量を0.1重量%以下に減らすBIG製造技術が必要とされている。
最も有効な手段は、鉛を含まないフラックス成分を使った融液による結晶育成であることは明白である。しかしながら、鉛を含まないフラックス成分として、Bi2O3(特許文献1)、またはBi2O3にアルカリ金属を添加した方法(特許文献2)が提案されているが、光通信用途のファラデー回転子に必要な厚さ0.5mm程度のBIGを、安定に育成する技術としては確立されていない。また、技術的にも困難だとされている。そこで、鉛をフラックス成分としたLPE法技術にて、育成したBIGにPbの混入を防ぐ手段が必要とされているのである。
特公昭57−45719
特開昭50−134000
鉛をフラックス成分とするLPE法において、BIGに含まれる鉛の量が0.1重量%となるBIGの製造を課題とする。
本発明者らは、希土類酸化物と酸化鉛を含んだフラックス成分からなる融液を用いた液相エピタキシャル法において、融液中の酸化鉛モル濃度が5%以上かつ13%以下である条件にて育成したTb3−x−yRyBixFe5-zMzO12(ただし、RはY、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびCaからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素であり、Mは、Ga、Sc、AlおよびInからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素である。また、y、z≦0.2、0.7≦x≦1.2である。)にて表されるビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶が、RoHS指令を満足したPb含有量0.1重量%以下である、との知見を得て、上記課題の解決につき、さらに鋭意検討した結果、本発明を完成した。
環境への規制、例えばRoHS指令を満足したファラデー回転子の提供が可能となる。
以下、本発明の詳細を説明する。
図1は、融液中のPbOのモル濃度と、育成したBIGのPb含有量を表した図である。○はテルビウム(Tb)を主成分とするビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶Tb3−x−yRyBixFe5-zMzO12、●はTbと異なるR成分を多く含んだ(3−x−y=0.6、y=1.2)ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶のPb含有量を示す。
図1は、融液中のPbOのモル濃度と、育成したBIGのPb含有量を表した図である。○はテルビウム(Tb)を主成分とするビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶Tb3−x−yRyBixFe5-zMzO12、●はTbと異なるR成分を多く含んだ(3−x−y=0.6、y=1.2)ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶のPb含有量を示す。
Tb系のBIGの場合、融液中のPbOモル濃度に比例してBIGに含有するPb濃度は減少する。この場合、PbOモル濃度を13%以下にすれば、RoHS指令を満足したBIGの育成が可能となる。さらに、製造ロットのバラつきを考慮した生産上の観点から、BIG中のPb含有量をRoHS指令の0.1重量%未満となることを確実にするために、Pb含有量は、RoHS指令の60%程度を上限とした0.06重量%未満に設定することが好ましい。したがって、図1からPbOモル濃度は9%以下とすることが好ましい。
PbOモル濃度が小さくなれば、BIG中のPb含有量は小さくなることが本発明によっても明らかとなったが、融液中のPbOモル濃度が小さいと安定したBIGの育成条件が定まらず、結晶育成そのものが困難となる。そこで、本発明者らは、容易に育成可能なPbOモル濃度を5%以上と定め、すなわち、PbOモル濃度を13%以下かつ5%以上、好ましくは9%以下かつ5%以上がTbを主成分とするBIGの適した融液組成であると結論付けた。
Tbが主成分とならないBIGの場合、図1(×)で示したように、同一PbOモル濃度の育成であっても、BIG中のPb含有量はTb系のBIGと比較して大きくなる。そこで、上述したRoHS指令を確実とした0.06重量%を満足するようにPbOモル濃度を図1から定めようとすると、PbOモル濃度は5%程度となる。したがって、製造条件が著しく制約されることになり好ましくない。したがって本発明では、育成するBIGは、Tbを主成分としたBIGであることと定めた。
上記である本発明において、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶(BIG)は、
Tb3−x−yRyBixFe5-zMzO12
[RはY、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびCaからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素であり、Mは、Ga、Sc、AlおよびInからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素である。また、y、z≦0.2、0.7≦x≦1.2である。]
の式で表されるBIG膜から、通常選択する。
Tb3−x−yRyBixFe5-zMzO12
[RはY、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびCaからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素であり、Mは、Ga、Sc、AlおよびInからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素である。また、y、z≦0.2、0.7≦x≦1.2である。]
の式で表されるBIG膜から、通常選択する。
Rは、光学特性と磁気特性を考慮し、かつ、育成基板との格子定数の適合性などを考慮して選択するものであるが、具体的には、Y、Eu、Gd、Tb、Ho、Ybの組み合わせが挙げられる。また、Mは、2つの鉄サイトに置換される置換量が安定となるように選択することが好ましく、具体的には、Ga、Alの組み合わせが挙げられる。
ここで、xが0.7未満ではファラデー効果が小さくなり好ましくない。ファラデー効果との観点からは、より大きいことが好ましいが、1.2を越えると育成基板との格子整合が取れなくなるので好ましくない。yやzが0.2より大きくなると、図1(×)のように、図1の実線から外れることになり、上述したように育成条件が定まらなくなるため好ましくない。
ここで、xが0.7未満ではファラデー効果が小さくなり好ましくない。ファラデー効果との観点からは、より大きいことが好ましいが、1.2を越えると育成基板との格子整合が取れなくなるので好ましくない。yやzが0.2より大きくなると、図1(×)のように、図1の実線から外れることになり、上述したように育成条件が定まらなくなるため好ましくない。
本発明に用いる上記BIG膜の製造に用いる育成基板(基板)としては、公知のものが使用できる。一般には、既に、SGGG基板と称して市販されている格子定数が1.2490nmから1.2515nmの非磁性ガーネット〔(GdCa)3(GaMgZr)5O12〕基板から適宜選択する。
以下、本発明を実施例によって、具体的に説明する。
実施例1
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]3518g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]3673g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]582g、酸化ほう素[B2O3、5N]156g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]52g、酸化イッテルビウム[Yb2O3、3N]3g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]13gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中のPbモル濃度は52%である。
実施例1
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]3518g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]3673g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]582g、酸化ほう素[B2O3、5N]156g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]52g、酸化イッテルビウム[Yb2O3、3N]3g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]13gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中のPbモル濃度は52%である。
ここに得られた融液の温度を飽和温度以下の温度まで低下させて後、融液表面に、常法に従って、厚さが760μmで、格子定数が1.2497±0.0002nmの3インチ(111)ガーネット単結晶[(GdCa)3(GaMgZr)5O12]基板の片面を接触させ、基板を回転させながらエピタキシャル成長を行った結果、厚さ560μmで、Tb1.9Yb0.2Bi0.9Fe5.0O12組成のBIG厚膜を作製した。
このBIGに混入されるPbの濃度を蛍光X線分析装置にて分析した結果、0.32重量%であった。ファラデー回転角は、1550nm波長にて920deg/cm、ファラデー回転角の温度変化は0.045deg/℃であった。
このBIGに混入されるPbの濃度を蛍光X線分析装置にて分析した結果、0.32重量%であった。ファラデー回転角は、1550nm波長にて920deg/cm、ファラデー回転角の温度変化は0.045deg/℃であった。
実施例2
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]850g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]4425g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]306g、酸化ほう素[B2O3、5N]30g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]51g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は24%である。
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]850g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]4425g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]306g、酸化ほう素[B2O3、5N]30g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]51g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は24%である。
ここに得られた融液の温度を飽和温度以下の温度まで低下させて後、融液表面に、常法に従って、厚さが760μmで、格子定数が1.2497±0.0002nmの3インチ(111)ガーネット単結晶[(GdCa)3(GaMgZr)5O12]基板の片面を接触させ、基板を回転させながらエピタキシャル成長を行った結果、厚さ440μmで、Tb2.0Ho0.1Bi0.9Fe4.8Ga0.2O12組成のBIG厚膜を作製した。このBIGに混入されるPbの濃度を蛍光X線分析装置にて分析した結果、0.015重量%であった。ファラデー回転角は、1550nm波長にて890deg/cm、ファラデー回転角の温度変化は0.045deg/℃であった。
実施例3
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]493g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]5140g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]301g、酸化ほう素[B2O3、5N]17g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]50g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は14%である。
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]493g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]5140g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]301g、酸化ほう素[B2O3、5N]17g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]50g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1g、酸化ガリウム[Ga2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は14%である。
ここに得られた融液の温度を飽和温度以下の温度まで低下させて後、融液表面に、常法に従って、厚さが760μmで、格子定数が1.2497±0.0002nmの3インチ(111)ガーネット単結晶[(GdCa)3(GaMgZr)5O12]基板の片面を接触させ、基板を回転させながらエピタキシャル成長を行った結果、厚さ450μmで、Tb2.0Ho0.1Bi0.9Fe4.8Ga0.2O12組成のBIG厚膜を作製した。このBIGに混入されるPbの濃度を蛍光X線分析装置にて分析した結果、0.01重量%であった。ファラデー回転角は、1550nm波長にて880deg/cm、ファラデー回転角の温度変化は0.045deg/℃であった。
実施例4
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]225g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]5140g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]300g、酸化ほう素[B2O3、5N]9g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]50g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は7%である。
白金製ルツボに、酸化鉛[PbO、4N]225g、酸化ビスマス[Bi2O3、4N]5140g、酸化第2鉄[Fe2O3、4N]300g、酸化ほう素[B2O3、5N]9g、酸化テルビウム[Tb4O7、3N]50g、酸化ホルミウム[Ho2O3、3N]1gを仕込み融液とした。この融液を精密縦型管状電気炉の所定の位置に設置し、1000℃に加熱溶融して十分に攪拌して均一に混合してBIG育成用融液とした。融液中の鉛モル濃度は7%である。
ここに得られた融液の温度を飽和温度以下の温度まで低下させて後、融液表面に、常法に従って、厚さが760μmで、格子定数が1.2497±0.0002nmの3インチ(111)ガーネット単結晶[(GdCa)3(GaMgZr)5O12]基板の片面を接触させ、基板を回転させながらエピタキシャル成長を行った結果、厚さ200μmで、Tb2.0Ho0.1Bi0.9Fe5.0O12組成のBIG厚膜を作製した。このBIGに混入されるPbの濃度を蛍光X線分析装置にて分析した結果、0.05重量%であった。ファラデー回転角は、1550nm波長にて890deg/cm、ファラデー回転角の温度変化は0.045deg/℃であった。
BIGの育成技術として既に確立されている鉛フラックスを使ったLPE法技術を使って、中枢神経系機能障害やガンを引き起こす物質である鉛の製品への混入を防ぐことができ、その産業上の意義は極めて高い。
Claims (1)
- 希土類酸化物と酸化鉛を含んだフラックス成分からなる融液を用いた液相エピタキシャル法において、融液中の酸化鉛モル濃度が5%以上かつ13%以下にて育成したTb3−x−yRyBixFe5-zMzO12(ただし、RはY、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびCaからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素であり、Mは、Ga、Sc、AlおよびInからなる群から選ばれる一種または二種以上の元素である。また、y、z≦0.2、0.7≦x≦1.2である。)にて表されるビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶およびその製造方法
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---|---|---|---|---|
JP2010256588A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Granopt Ltd | ファラデー回転子 |
JP2013170120A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Granopt Ltd | ファラデー回転子の製造方法 |
GB2600643A (en) * | 2015-06-15 | 2022-05-04 | Skyworks Solutions Inc | Ultra-high dielectric constant garnet |
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JP2006273594A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nec Tokin Corp | 磁気光学ガーネット厚膜単結晶及びその製造方法 |
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