JP2007162350A - 排水導入具及び側溝ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 路面上を流れる雨水及び路面中に浸透した雨水等を側溝内に確実に導入案内しながらも、側溝ブロックの強度や剛性への悪影響を抑制しつつ排水構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進する。
【解決手段】 側溝ブロックAの上面1aに沿う上面板部5と側溝ブロックAの外側面1bに沿う側面板部6とがL字状又は略L字状に一体形成され、側面板部6の複数箇所には、路面排水を側溝2内に流入案内する排水導入孔8が貫通形成されているとともに、上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aには、それらに接する路面排水を所定の排水導入孔7に導くための排水導入溝8が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、降雨時などにおいて路面上を流れる雨水及びポーラス状の排水性舗装が施された路面中に浸透した雨水等を側溝ブロックの側溝内に導入するための排水技術で、詳しくは、側溝ブロックの上面及び外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内する排水導入具、及び、側溝の側壁に形成された水平方向と上方に開口する排水路に、側壁の上面及び外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内するための排水導入具が取付けられている側溝ブロックに関する。
路面上を流れる雨水及び路面中に浸透した雨水等を側溝ブロックの側溝内に導入するための技術として、従来では、次の二つの方法が提案されている。
(1)特許文献1に示すように、上方に開口するコンクリート製の側溝ブロックの側壁に、これの水平方向と上方に開口する排水路を切欠き形成し、この排水路に、上方に開口する排水導入口と側溝内に開口する排水導出口とを備えた略L字状に屈曲する箱型又は筒型状の排水導入具を取付けるとともに、前記排水導入具の排水導入口には、小石や道路舗装材等の落下を阻止する格子状部材を取付け、更に、排水導入具のうち、側溝ブロックの側壁外側面に連なる外側板には、これに接する路面排水を排水導入筒内に導くための多数の排水導入孔を形成する。
(2)特許文献2に示すように、上方に開口するコンクリート製の側溝ブロックの側壁に、水平方向と上方に開口する排水路を切欠き形成し、この排水路に、側溝側に向かって開口する断面コの字状の排水導入具を取付け、この排水導入具の内面のブロック長手方向の複数箇所には補強リブを配設するとともに、前記排水導入具の上面板部には、これに接する路面排水を側溝内に導入案内する多数の第1排水導入孔を分散形成し、更に、前記排水導入具の側面板部には、これに接する路面排水を側溝内に導入案内する水平方向に沿ったスリット状の複数の第2排水導入孔を分散形成する。
特許第2987575号公報 特開平10−131269号公報(第3−4頁、図14)
前者の従来技術では、排水導入具が略L字状に屈曲する箱型又は筒型状に形成され、しかも、上方に向かって開口する排水導入口への小石や道路舗装材等の落下を阻止すると同時に側溝ブロックの強度や剛性に悪影響を及ぼすことがないように、排水導入具の排水導入口を間隔の細かな格子状部材で補強する必要があり、排水導入構造の複雑化と製造コストの高騰化を招来し易い。
また、後者の従来技術では、断面コの字状の排水導入具の上面板部に、これに接する路面排水を側溝内に導入案内する多数の第1排水導入孔を分散形成するため、側溝ブロックの強度や剛性に悪影響を及ぼすことがないように、この排水導入具の内面のブロック長手方向の複数箇所には補強リブを配設する必要があり、排水導入構造の複雑化と製造コストの高騰化を招来し易い。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、路面上を流れる雨水及び路面中に浸透した雨水等を側溝内に確実に導入案内しながらも、側溝ブロックの強度や剛性への悪影響を抑制しつつ排水導入構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進することのできる排水導入具及び側溝ブロックを提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、側溝ブロックの上面及び外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内する排水導入具であって、
前記側溝ブロックの上面に沿う上面板部と側溝ブロックの外側面に沿う側面板部とがL字状又は略L字状に一体形成され、前記側面板部には、路面排水を側溝内に流入案内する排水導入孔が貫通形成されているとともに、前記上面板部の上面及び側面板部の外側面には、それらに接する路面排水を排水導入孔に導くための排水導入溝が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記排水導入具の上面板部に形成された排水導入溝により、側溝ブロックの上面及び排水導入具の上面板部の上面に接する雨水等の路面排水を排水導入具の側面板部に貫通形成された排水導入孔側に流動案内することができるとともに、ポーラス状の排水性舗装が施された路面中に浸透して排水導入具の側面板部の外側面に接する雨水等の路面排水は、側面板部に貫通形成された排水導入孔に直接流入するか、若しくは、側面板部に形成された排水導入溝を通して排水導入孔に流入案内される。
従って、排水導入具の上面板部には排水導入溝が形成されていても、従来のような多数の排水導入孔が貫通形成されていないため、上面板部と側面板部とがL字状又は略L字状に一体形成された簡素な構造を採用しながらも、排水導入機能を維持しつつ排水導入具自体の強度低下を抑制することができる。
それ故に、路面上を流れる雨水及び路面中に浸透した雨水等を側溝内に確実に導入案内しながらも、側溝ブロックの強度や剛性への悪影響を抑制しつつ排水導入構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進することができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記排水導入孔が側面板部の複数箇所に形成され、そのうちの少なくとも一部が側溝ブロックの成形型枠に対する取付け孔に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、排水導入具の側面板部に貫通形成されている一部の排水導入孔を利用して、側溝ブロックの成形時に、排水導入具を成形型枠の所定位置に固定することができるから、成形型枠に取付けるための取付けブラケットを排水導入具に設ける必要がなく、排水導入構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進することができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記排水導入孔が上下方向の長さが異なる複数種類の排水導入孔から構成されているとともに、長さの短い少なくとも一部の排水導入孔が、側溝ブロックの成形型枠に対する位置決め兼用の取付け孔に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、排水導入具の側面板部に貫通形成されている上下方向の長さが異なる複数種類の排水導入孔により、ポーラス状の排水性舗装が施された路面中に浸透して排水導入具の側面板部の外側面に接する雨水等の路面排水を効率良く側溝内に流入させることができるとともに、長さの短い少なくとも一部の排水導入孔を利用して、側溝ブロックの成形時に、排水導入具を成形型枠の所定位置に簡単に固定することができるから、成形型枠に取付けるための取付けブラケットを排水導入具に設ける必要がなく、排水構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進することができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記上面板部の内側面と側面板部の内側面との間にわたって、側溝ブロックに埋設されるアンカーが架設されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記上面板部の内側面と側面板部の内側面との間に架設されたアンカーにより、ブロック長手方向でL字状又は略L字状に一体形成され排水導入具の強度及び剛性を向上すると同時に、排水導入具を側溝ブロックの所定位置に強固に取付けることができる。
本発明による第5の特徴構成は、ブロック上面とブロック外側面とに亘る角部に、側溝に連通する状態で上方と外側方に開口する排水路が形成され、この排水路には、ブロック上面及びブロック外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内する排水導入具が取付けられている側溝ブロックであって、
前記排水導入具は、ブロック上面に沿って排水路の上側開口を閉塞する上面板部とブロック外側面に沿って排水路の外側開口を閉塞する側面板部とをL字状又は略L字状に一体形成して構成され、前記側面板部の複数箇所には、路面排水を側溝内に導入案内する排水導入孔が形成されているとともに、前記上面板部の上面及び側面板部の外側面には、それらに接する路面排水を少なくとも一部の排水導入孔に導くための排水導入溝が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記排水路の上側開口を閉塞する排水導入具の上面板部に形成された排水導入溝により、側溝ブロックの上面及び排水導入具の上面板部の上面に接する雨水等の路面排水を排水導入具の側面板部に貫通形成された排水導入孔側に流動案内することができるとともに、ポーラス状の排水性舗装が施された路面中に浸透して排水導入具の側面板部の外側面に接する雨水等の路面排水は、側面板部に貫通形成された複数の排水導入孔に直接流入するか、若しくは、側面板部に形成された排水導入溝を通して複数の排水導入孔に流入案内される。
従って、排水導入具の上面板部には排水導入溝が形成されていても、従来のような多数の排水導入孔が貫通形成されていないため、上面板部と側面板部とがL字状又は略L字状に一体形成された簡素な構造を採用しながらも、排水導入機能を維持しつつ排水導入具自体の強度低下を抑制することができる。
それ故に、路面上を流れる雨水及び路面中に浸透した雨水等を側溝内に確実に導入案内しながらも、側溝ブロックの強度や剛性に悪影響を及ぼすことなく排水導入構造の簡素化と製造コストの低廉化を促進することができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図8は、上方に開口する横断面形状が略U字状のコンクリート製の側溝ブロックAを示し、左右の側壁1の内周面の上側部には、側溝2の上方を閉塞するコンクリート製蓋Bを受止める蓋受け段部3が形成されているとともに、前記両側壁1のうち、排水性舗装が施された車道部C側に配設される一方の側壁1の上部で、ブロック長手方向に間隔をおいた二箇所には、側溝2に連通する状態で上方と外側方とに開口し、かつ、側溝2側ほど低くなる傾斜姿勢の底面4aを備えた凹溝状の排水路4が形成され、各排水路4には、ブロック上面となる側壁1の上面1a及びブロック外側面となる側壁1の外側面1bに接する路面排水を側溝2内に導入案内する金属製の排水導入具Dが取付けられている。
前記排水導入具Dは、図3〜図7に示すように、一方の側壁1の上面1aに沿って面一状態で排水路4の上側開口4bを閉塞する上面板部5と、側壁1の外側面1bに沿って面一状態で排水路4の外側開口4cを閉塞する側面板部6とがブロック長手方向視でL字状又は略L字状に折り曲げ加工により一体形成され、前記側面板部6のブロック長手方向及び上下方向の複数箇所には、路面排水を側溝2内に導入案内する複数の排水導入孔7が貫通形成されているとともに、前記上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aには、それらに接する路面排水を少なくとも一部の排水導入孔7に導くための排水導入溝8が切削加工等により形成されている。
前記排水導入孔7は、図4〜図6に示すように、上下方向の長さが異なる二種類の排水導入孔、つまり、上下方向に細長い長円形の複数(当該実施形態では7つ)の第1排水導入孔7aと円形の複数(当該実施形態では3つ)の第2排水導入孔7bとの二種類から構成され、そのうち、前記第1排水導入孔7aは、上下方向に交互に位置齟齬させた千鳥状に配置されているとともに、前記第2排水導入孔7bは、下方側に配置される4つの第1排水導入孔7aの下端位置と同じ位置に下端揃えした状態で、下方側の第1排水導入孔7aの隣接間に水平方向に沿って一直線状に配置されている。
また、前記側溝ブロックAの輪郭形状に対応する成形面を備えた成形型枠E内にコンクリートを打設して側溝ブロックAを製作する際、図7の仮想線で示すように、前記第2排水導入孔7bのうち、排水ブロック長手方向の両側に位置する第2排水導入孔7bが、側溝ブロックAの成形型枠E内に組み付けられる排水路4形成用金具Fの所定位置に締結手段9で取付け可能な位置決め兼用の取付け孔に構成されている。
前記締結手段9は、排水路形成用金具Fに形成された雌ネジ部9aと、排水導入具Dの側面板部6の外側面6A側から該側面板部6の第2排水導入孔7bを通して排水路形成用金具Fの雌ネジ部9aに螺合固定されるボルト9bから構成されている。
前記排水導入溝8は、図5に示すように、上面板部5の上面5aのうち、各第1排水導入孔7a及び排水ブロック長手方向の両側に位置する各第2排水導入孔7bの中心位置を通る状態で排水ブロック長手方向に対して直交する直線上の部位に形成された複数本(当該実施形態では9本)の一直線状の第1排水導入溝8aと、これと各第1排水導入孔7a及び各第2排水導入孔7bとの相対向するもの同士を連通する状態で側面板部6の外側面6aに形成された複数本(当該実施形態では9本)の一直線状の第2排水導入溝8bから構成されている。
前記排水導入具Dを構成する上面板部5の内側面と側面板部6の内側面との間に亘る部位で、かつ、側壁1の上面1a及び外側面1bに接触するブロック長手方向両側の部位には、側溝ブロックAの成形時にコンクリート内に埋設される金属棒製のアンカー10が溶接等の固定手段で架設されている。
前記排水性舗装が施された車道部Cの一例としては、図8に示すように、路盤C1上に不透水舗装層C2を基層として設け、この不透水舗装層C2上に多孔質な排水性アスファルト混合物を用いた排水性舗装層C3を設けてあり、この排水性舗装層C3に排水導入具Dの側面板部6が接触するように構成されている。
そして、前記側溝ブロックAの側壁1の排水路4に取付けられた排水導入具Dの構成部材うち、排水路4の上側開口4bを閉塞する排水導入具Dの上面板部5に形成された複数本の第1排水導入溝8aにより、側溝ブロックAの側壁1の上面1a及び排水導入具Dの上面板部5の上面5aに接する雨水等の路面排水を排水導入具Dの側面板部6に貫通形成された排水導入孔7側に流動案内することができるとともに、車道部Cの排水性舗装層C3中に浸透して排水導入具Dの側面板部6の外側面6aに接する雨水等の路面排水は、側面板部6に貫通形成された複数の第1排水導入孔7a及び複数の第2排水導入孔7bに直接流入するか、若しくは、第1排水導入溝8aに連通する状態で側面板部6に形成された複数本の第2排水導入溝8bを通して第1排水導入孔7a及び第2排水導入孔7bに流入案内される。
〔第2実施形態〕
図9、図10は、中央に開口部11を備えた天井壁12と左右の側壁13とをもって構成される門型側溝ブロックBに本発明を適用した別実施例を示し、ブロック上面となる天井壁12の上面12aとブロック外側面となる側壁13の外側面13aとで形成される角部のうち、排水性舗装が施された車道部側に配設される一方の角部で、開口部11のブロック長手方向両側部に相当する部位には、側溝2に連通する状態で上方と外側方に開口し、かつ、側溝2側ほど低くなる傾斜姿勢の底面4aを備えた排水路4が貫通形成され、各排水路4には、天井壁12の上面12a及び側壁13の外側面13aに接する路面排水を側溝2内に導入案内する金属製の排水導入具Dが取付けられている。
前記排水導入具Dは、第1実施形態と同様に、天井壁12の上面12aに沿って面一状態で排水路4の上側開口4bを閉塞する上面板部5と側壁13の外側面13aに沿って面一状態で排水路4の外側開口4cを閉塞する側面板部6とがブロック長手方向視でL字状又は略L字状に折り曲げ加工により一体形成され、前記側面板部6のブロック長手方向及び上下方向の複数箇所には、路面排水を側溝2内に導入案内する複数の排水導入孔7が貫通形成されているとともに、前記上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aには、それらに接する路面排水を少なくとも一部の排水導入孔7に導くための排水導入溝8が切削加工等により形成されている。
当該実施形態では、前記側壁1の上部二箇所に、側溝2に連通する状態で上方と外側方とに開口する凹溝状の排水路4を形成したが、この排水路4を側壁1の上部の三箇所以上に形成してもよく、また、前記排水路4のブロック長手方向での開口幅が広い場合には側壁1の上部の一箇所にだけ形成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図11、図12は、天井壁14と左右の側壁15及び底壁16とをもって構成される暗渠型(箱型)側溝ブロックAに本発明を適用した別実施例を示し、ブロック上面となる天井壁14の上面14aとブロック外側面となる側壁15の外側面15aとで形成される角部のうち、排水性舗装が施された車道部C側に配設される一方の角部で、ブロック長手方向に間隔をおいた二箇所には、側溝2に連通する状態で上方と外側方とに開口し、かつ、側溝2側ほど低くなる傾斜姿勢の底面4aを備えた排水路4が貫通形成され、各排水路4には、天井壁14の上面14a及び側壁15の外側面15aに接する路面排水を側溝2内に導入案内する金属製の排水導入具Dが取付けられている。
前記排水導入具Dは、第1実施形態と同様に、天井壁14の上面14aに沿って面一状態で排水路4の上側開口4bを閉塞する上面板部5と側壁15の外側面15aに沿って面一状態で排水路4の外側開口4cを閉塞する側面板部6とがブロック長手方向視でL字状又は略L字状に折り曲げ加工により一体形成され、前記側面板部6のブロック長手方向及び上下方向の複数箇所には、路面排水を側溝2内に導入案内する複数の排水導入孔7が貫通形成されているとともに、前記上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aには、それらに接する路面排水を少なくとも一部の排水導入孔7に導くための排水導入溝8が切削加工等により形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第4実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記排水導入具Dの上面板部5を平板状に構成したが、図13に示すように、前記上面板部5の遊端辺5bを、側溝ブロックAの側壁1の内側面と面一になる状態でL字状に折り曲げ形成してもよい。
前記上面板部5の遊端辺5bの外側面には、排水導入具Dの上面板部5の上面5aに接する雨水等の路面排水の一部を側溝ブロックAの排水路4内に直接的に流動案内する第3排水導入溝8cが、第1排水導入溝8aに連通する状態で形成されている。
そのため、当該実施形態では、前記排水導入溝8が、上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aに接する路面排水を排水導入孔7に導くと同時に、上面板部5の上面5aに接する路面排水を排水路4内に直接的に導くように構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の実施形態では、前記排水導入具Dを構成する上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aに形成した排水導入溝8により、上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aに接する路面排水を一部の特定された排水導入孔7に導くように構成したが、全ての排水導入孔7に導くように構成してもよい。
(2)上述の実施形態では、前記排水導入溝8を、排水ブロック長手方向に対する直行方向で一直線状に連通形成される上面板部5側の第1排水導入溝8aと側面板部6側の第2排水導入溝8bとから構成したが、この排水導入溝8としては、上面板部5の上面5a及び側面板部6の外側面6aに接する路面排水を少なくとも一部の特定された排水導入孔7に導くことのできるものであれば、如何なる形状に構成してもよい。
(3)上述の実施形態では、前記排水導入具Dの側面板部6の複数箇所に、路面排水を側溝2内に流入案内する排水導入孔7を形成したが、側面板部6の一箇所に大きな一つ排水導入孔7を形成してもよい。
要するに、前記排水導入孔7の数、形状、大きさ、形成位置は排水処理能力と排水導入具Dの強度を考慮した範囲内で任意に設定することができる。
本発明の第1実施形態を示す側溝ブロックの一側方からの一部分解斜視図 側溝ブロックの他側方からの一部分解斜視図 側溝ブロックの要部の拡大斜視図 排水導入具の斜視図 排水導入具の正面図 排水導入具の背面図 コンクリート打設時の要部の断面図 施工時の断面図 本発明の第2実施形態を示す側溝ブロックの斜視図 要部の拡大断面図 本発明の第3実施形態を示す側溝ブロックの斜視図 要部の拡大断面図 本発明の第4実施形態を示す側溝ブロックの要部の斜視図
符号の説明
A 側溝ブロック
D 排水導入具
E 成形型枠
1 側壁
1a 上面(ブロック上面)
1b 外側面(ブロック外側面)
2 側溝
4 排水路
5 上面板部
5a 上面
6 側面板部
6a 外側面
7 排水導入孔
8 排水導入溝
10 アンカー
12a ブロック上面
13a ブロック外側面
14a ブロック上面
15a ブロック外側面

Claims (5)

  1. 側溝ブロックの上面及び外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内する排水導入具であって、
    前記側溝ブロックの上面に沿う上面板部と側溝ブロックの外側面に沿う側面板部とがL字状又は略L字状に一体形成され、前記側面板部には、路面排水を側溝内に流入案内する排水導入孔が貫通形成されているとともに、前記上面板部の上面及び側面板部の外側面には、それらに接する路面排水を排水導入孔に導くための排水導入溝が形成されている排水導入具。
  2. 前記排水導入孔が側面板部の複数箇所に形成され、そのうちの少なくとも一部が側溝ブロックの成形型枠に対する取付け孔に構成されている請求項1記載の排水導入具。
  3. 前記排水導入孔が上下方向の長さが異なる複数種類の排水導入孔から構成されているとともに、長さの短い少なくとも一部の排水導入孔が、側溝ブロックの成形型枠に対する位置決め兼用の取付け孔に構成されている請求項1記載の排水導入具。
  4. 前記上面板部の内側面と側面板部の内側面との間にわたって、側溝ブロックに埋設されるアンカーが架設されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水導入具。
  5. ブロック上面とブロック外側面とに亘る角部に、側溝に連通する状態で上方と外側方に開口する排水路が形成され、この排水路には、ブロック上面及びブロック外側面に接する路面排水を側溝内に導入案内する排水導入具が取付けられている側溝ブロックであって、
    前記排水導入具は、ブロック上面に沿って排水路の上側開口を閉塞する上面板部とブロック外側面に沿って排水路の外側開口を閉塞する側面板部とをL字状又は略L字状に一体形成して構成され、前記側面板部の複数箇所には、路面排水を側溝内に導入案内する排水導入孔が形成されているとともに、前記上面板部の上面及び側面板部の外側面には、それらに接する路面排水を少なくとも一部の排水導入孔に導くための排水導入溝が形成されている側溝ブロック。

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