JP2007161616A5 - - Google Patents

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アルギン酸は海藻などから抽出される天然の多糖類であり、主としてマンヌロン酸とグルロン酸の2種の糖から構成されている。このアルギン酸は、カルシウムイオンなどの多価イオンにより、不溶性の皮膜などを形成し易い性質を有している。この性質を利用して、パック化粧料を得る技術(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)やこの皮膜をカプセル材とし利用した化粧料を得る技術(例えば、特許文献3を参照)知られていた。また、アルギン酸を低分子量化して、そのベタツキ感を軽減する技術(例えば、特許文献4を参照)も知られている。さらに、アルギン酸及びその多価アルコールエステルを用いて乳化組成物を得る技術(例えば、特許文献5を参照)に関しても知られている。この技術は、界面活性剤を使用せずに、安定な乳化物を得るユニークな技術であるが、スキンケア等に用いる化粧料等の特性として、この皮膚外用剤の皮膚への保湿性付与効果の持続時間を延ばし、保湿効果を更に向上させることが望まれている。
(1) 1)アルギン酸及び/又はその塩と、2)アシル化アミノ酸のエステルとを含有する皮膚外用剤。
(2) 前記アシル化アミノ酸のエステルが、アシル化酸性アミノ酸のジエステルであることを特徴とする(1)に記載の皮膚外用剤。
(3) 前記アシル化酸性アミノ酸のジエステルが、N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(フィトステリル/2−オクチルドデシル)であることを特徴とする、(2)に記載の皮膚外用剤。
(4) 水中油型の乳化剤型であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか一項に記載の皮膚外用剤。
(5) 化粧料であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか一項に記載の皮膚外用剤。
本発明の皮膚外用剤では、本発明の効果を妨げない範囲において、前記の成分以外に、通常化粧料や皮膚外用医薬で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒ
ドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、グリセリン、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、イソプレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸ローカストビーンガムサクシノグルカンカロニン酸キチンキトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB 6 塩酸塩,ビタミンB 6 トリパルミテート,ビタミンB 6 ジオクタノエート,ビタミンB 2 又はその誘導体,ビタミンB 12 ,ビタミンB 15 又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。これらを常法に従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤は製造することが出来る。
<試験例3> 皮膚の保湿性の評価試験2
35名のパネラーを対象として、試験例1に示した方法とほぼ同様にして皮膚の保湿性の持続性に関しての試験を実施した。まず、初期状態の皮膚の保湿性を測定し、保湿性の値の平均がほぼ同等となるように、5名ずつにグループ分けし、それぞれのグループに、実施例2にて作製したクリーム2及びクリーム3クリーム4、クリーム5、クリーム6、クリーム7、実施例1の比較例3のサンプルを塗布してもらって、試験例1と同様に皮膚の保湿性の測定を行い、その経時的変化を追跡した。評価結果を図2に示した。

Claims (5)

  1. 1)アルギン酸及び/又はその塩と、2)アシル化アミノ酸のエステルとを含有する皮膚外用剤。
  2. 前記アシル化アミノ酸のエステルが、アシル化酸性アミノ酸のジエステルであることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 前記アシル化酸性アミノ酸のジエステルが、N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(フィトステリル/2−オクチルドデシル)であることを特徴とする、請求項2に記載の皮膚外用剤。
  4. 水中油型の乳化剤型であることを特徴とする、請求項1〜3何れか一項に記載の皮膚外用剤。
  5. 化粧料であることを特徴とする、請求項1〜4何れか一項に記載の皮膚外用剤。
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