JP2006022047A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006022047A5 JP2006022047A5 JP2004202093A JP2004202093A JP2006022047A5 JP 2006022047 A5 JP2006022047 A5 JP 2006022047A5 JP 2004202093 A JP2004202093 A JP 2004202093A JP 2004202093 A JP2004202093 A JP 2004202093A JP 2006022047 A5 JP2006022047 A5 JP 2006022047A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic
- oil
- polymer
- film
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
本発明は、化粧料に関するものであり、更に詳細には、保湿コート用として好適な化粧料に関する。
本発明者らは、このような実状を元に、十分な保護効果(閉塞効果;水分蒸散抑制効果)を賦与、維持する化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、化粧行動の最後に保湿性のある化粧膜で覆う、保湿コート用化粧料がそのような特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。加えて、本発明者らは、前記保湿コート化粧料の化粧膜を構成するものとして2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体、及び抱水性ポリマー、並びに油剤として化粧品分野で使用されている20℃で固体である炭化水素類及びロウ類を含有することが好ましいことを見出した。すなわち本発明は以下に示すとおりである。
(1)1)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体と2)デンプン・アクリル酸ブロック共重合体及び/又はその塩から選択される抱水性ポリマーと3)油剤1〜10質量%とを含有し、且つ該油剤中の20℃で固体である炭化水素類及び/又はロウ類の割合が油剤中の70〜90質量%であることを特徴とする、O/W乳化型化粧料。
(2)前記2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体の含有量が0.001〜1質量%であることを特徴とする、(1)に記載のO/W乳化型化粧料。
(3)前記抱水性ポリマーとしての含有量が0.001〜0.5質量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載のO/W乳化型化粧料。
(4)化粧行動の最後に使用する化粧料であって、化粧膜の最上部に塗布され、化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される保湿コート用化粧料であることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれか一つに記載のO/W乳化型化粧料。
(5)化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される旨が、化粧料容器及び/又は包装形態に表示されていることを特徴とする、(4)に記載のO/W乳化型化粧料。
(2)前記2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体の含有量が0.001〜1質量%であることを特徴とする、(1)に記載のO/W乳化型化粧料。
(3)前記抱水性ポリマーとしての含有量が0.001〜0.5質量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載のO/W乳化型化粧料。
(4)化粧行動の最後に使用する化粧料であって、化粧膜の最上部に塗布され、化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される保湿コート用化粧料であることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれか一つに記載のO/W乳化型化粧料。
(5)化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される旨が、化粧料容器及び/又は包装形態に表示されていることを特徴とする、(4)に記載のO/W乳化型化粧料。
(1)本発明の必須成分である2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体(ホモ重合体)としては、市販品(日本油脂社製「Lipidure−HMシリーズ」)があるので、これらを入手して使用することが可能であり、好ましい。また、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと共重合するメタクリル酸アルキルとしては、通常入手
できるメタクリル酸アルキルが使用可能であるが、具体的にはメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ミリスチル、メタクリル酸ステアリルなどが例示できる。これらのモノマーの内、メタクリル酸ブチルが特に好ましい。2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸アルキル共重合体のモノマー組成比は97:3〜45:55が好ましく例示できる。これより、メタクリル酸アルキル組成比が少なくなると、共重合体とする効果が無くなるし、逆に多くなると、水への馴染みが少なくなってしまう。これらの重合体乃至は共重合体の化粧料中での含有量は、0.001〜1質量%が好ましく、0.003〜0.5質量%が更に好ましく、0.005〜0.3質量%が特に好ましい。また、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルの共重合体としては、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルのモル比が、およそ80:20であり、分子量が100000〜1000000程度の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体の5%水溶液が市販されており、これらの市販品(日本油脂社製;Lipidure−PMBシリーズ)を入手して使用することも可能であり、好ましい。
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体(ホモ重合体)としては、市販品(日本油脂社製「Lipidure−HMシリーズ」)があるので、これらを入手して使用することが可能であり、好ましい。また、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと共重合するメタクリル酸アルキルとしては、通常入手
できるメタクリル酸アルキルが使用可能であるが、具体的にはメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ミリスチル、メタクリル酸ステアリルなどが例示できる。これらのモノマーの内、メタクリル酸ブチルが特に好ましい。2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸アルキル共重合体のモノマー組成比は97:3〜45:55が好ましく例示できる。これより、メタクリル酸アルキル組成比が少なくなると、共重合体とする効果が無くなるし、逆に多くなると、水への馴染みが少なくなってしまう。これらの重合体乃至は共重合体の化粧料中での含有量は、0.001〜1質量%が好ましく、0.003〜0.5質量%が更に好ましく、0.005〜0.3質量%が特に好ましい。また、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルの共重合体としては、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルのモル比が、およそ80:20であり、分子量が100000〜1000000程度の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体の5%水溶液が市販されており、これらの市販品(日本油脂社製;Lipidure−PMBシリーズ)を入手して使用することも可能であり、好ましい。
(2)本発明の必須成分である抱水性ポリマー
本発明は、抱水性ポリマーを含有することを特徴としている。本発明でいう抱水性ポリマーとは、水分を吸収して膨潤する性質を有するポリマーであり、デンプン・アクリル酸ブロック重合体及び/又はその塩が挙げられる。このようなものとしては、デンプン・アクリル酸ナトリウムブロックポリマーが好ましく例示できる。デンプン・アクリル酸ナトリウムブロックポリマーは、既に市販されているものが存在し、この様な市販品を使用することができる。市販品の内、好ましいものとして、三洋化成工業株式会社製のサンフレッシュST−100Pが例示できる。このような、抱水性ポリマーの化粧料中での含有量は、0.001〜0.5質量%が好ましく、0.005〜0.1質量%がより好ましい。0.001質量%以下では、十分な保湿効果を得ることが難しく、0.5質量%を超えて配合しても配合量に応じた保湿効果の向上も見られず、ベトツキ感が生じてしまう。
本発明は、抱水性ポリマーを含有することを特徴としている。本発明でいう抱水性ポリマーとは、水分を吸収して膨潤する性質を有するポリマーであり、デンプン・アクリル酸ブロック重合体及び/又はその塩が挙げられる。このようなものとしては、デンプン・アクリル酸ナトリウムブロックポリマーが好ましく例示できる。デンプン・アクリル酸ナトリウムブロックポリマーは、既に市販されているものが存在し、この様な市販品を使用することができる。市販品の内、好ましいものとして、三洋化成工業株式会社製のサンフレッシュST−100Pが例示できる。このような、抱水性ポリマーの化粧料中での含有量は、0.001〜0.5質量%が好ましく、0.005〜0.1質量%がより好ましい。0.001質量%以下では、十分な保湿効果を得ることが難しく、0.5質量%を超えて配合しても配合量に応じた保湿効果の向上も見られず、ベトツキ感が生じてしまう。
(3)本発明の構成要素である20℃で固体である炭化水素類およびロウ類
本発明における化粧料において使用される20℃で固体である炭化水素類およびロウ類としては、室温に於いて、固体から半固体の性状を有する炭化水素類およびロウ類であれば、使用可能である。具体的には、鯨ロウ、セラック、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、モンタンワックスなどの天然のロウ類、パルミチン酸セチル、パルミチン酸オクタデシル、ステアリン酸ウンデシル、ステアリン酸ヘキサデシルなどの合成の高融点エステル類、ワセリン、固体パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンなどの炭化水素類などが例示できる。これらの内、「高融点ワックス」と称される成分、すなわち、融点が60℃以上、さらに言えば70℃以上のものを含有することが好ましく、前記20℃で固体である炭化水素類及び/又はロウ類の総量の
70質量%以上、さらに言えば80質量%以上が高融点ワックスであることが好ましい。前記高融点ワックスの具体例を挙げれば、ミツロウ、セラック、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、モンタンワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンなどが例示できる。上記の様な油剤類を、化粧料全体に対して、1〜10質量%、さらに好ましくは4〜8質量%配合することにより、油分によるベトツキ感を生じさせることなく、さっぱりとした感触の使用感を得ることが可能となる。これより少なくなると、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体との併用効果が認められなくなり、多くなると油剤の固さにより感触が悪くなってしまう。さらに、上記のような20℃で固体であるような融点の高い油剤を、全油剤中の70〜90質量%、さらに好ましくは75〜85質量%配合することで、閉塞効果により水分の蒸散を抑制することが可能となった。これより少なくなると、閉塞効果が損なわれ、多くなると皮膜が固くなりすぎて、閉塞効果や使用感に劣る。すなわち、油剤の量を1〜10質量%とし、しかも固体の炭化水素及び/又はロウ類の割合を多くすることにより、使用感が良く、閉塞効果の優れた化粧料が可能となった。
本発明における化粧料において使用される20℃で固体である炭化水素類およびロウ類としては、室温に於いて、固体から半固体の性状を有する炭化水素類およびロウ類であれば、使用可能である。具体的には、鯨ロウ、セラック、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、モンタンワックスなどの天然のロウ類、パルミチン酸セチル、パルミチン酸オクタデシル、ステアリン酸ウンデシル、ステアリン酸ヘキサデシルなどの合成の高融点エステル類、ワセリン、固体パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンなどの炭化水素類などが例示できる。これらの内、「高融点ワックス」と称される成分、すなわち、融点が60℃以上、さらに言えば70℃以上のものを含有することが好ましく、前記20℃で固体である炭化水素類及び/又はロウ類の総量の
70質量%以上、さらに言えば80質量%以上が高融点ワックスであることが好ましい。前記高融点ワックスの具体例を挙げれば、ミツロウ、セラック、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、モンタンワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンなどが例示できる。上記の様な油剤類を、化粧料全体に対して、1〜10質量%、さらに好ましくは4〜8質量%配合することにより、油分によるベトツキ感を生じさせることなく、さっぱりとした感触の使用感を得ることが可能となる。これより少なくなると、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体との併用効果が認められなくなり、多くなると油剤の固さにより感触が悪くなってしまう。さらに、上記のような20℃で固体であるような融点の高い油剤を、全油剤中の70〜90質量%、さらに好ましくは75〜85質量%配合することで、閉塞効果により水分の蒸散を抑制することが可能となった。これより少なくなると、閉塞効果が損なわれ、多くなると皮膜が固くなりすぎて、閉塞効果や使用感に劣る。すなわち、油剤の量を1〜10質量%とし、しかも固体の炭化水素及び/又はロウ類の割合を多くすることにより、使用感が良く、閉塞効果の優れた化粧料が可能となった。
本発明の化粧料に於いては、前記の成分以外に、通常化粧料で使用される油剤として、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油などの油脂類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、が挙げられるが、これらは、本発明の要素である20℃で固体である炭化水素類及び/又はロウ類(高融点エステル類)が油剤中の70〜90質量%含有されていることから、その残量として油剤中に10〜30質量%、化粧料中の総油剤量として20℃で固体である炭化水素類およびロウ類(高融点エステル類)と合わせて1〜10質量%を上回らない範囲で自由に使用可能である。
また、本発明の化粧料に於いては、前記の成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン−モノ、ジ脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸、キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面が処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面が処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面が処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸
収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
かくして得られた、本発明のO/W乳化型化粧料は、ベタツキが少なく、しかも十分な保湿効果を有している。このものは、通常の基礎化粧料のように、皮膚に直接塗布し、その上にメークアップ化粧料を塗布するような形態での使用も可能であるが、化粧膜の最上部に保湿性を有する被膜を形成させる目的で使用する形態の化粧料(保湿コート用化粧料)であることが好ましい。この様な形態を取ることにより、化粧膜を全て保湿保護膜とすることができ、優れた保湿性と使用感の良さを具現化できるためである。
更に、本発明は、化粧料中に水溶性の高分子、更には1〜10質量%の油剤を含有していることから、O/Wの乳液状、又はクリーム状の剤型であることが好ましい。
Claims (5)
- 1)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体と2)デンプン・アクリル酸ブロック共重合体及び/又はその塩から選択される抱水性ポリマーと3)油剤1〜10質量%とを含有し、
且つ該油剤中の20℃で固体である炭化水素類及び/又はロウ類の割合が油剤中の70〜90質量%であることを特徴とする、O/W乳化型化粧料。 - 前記2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを構成モノマーとする重合体乃至は共重合体の含有量が0.001〜1質量%であることを特徴とする、請求項1に記載のO/W乳化型化粧料。
- 前記抱水性ポリマーとしての含有量が0.001〜0.5質量%であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のO/W乳化型化粧料。
- 化粧行動の最後に使用する化粧料であって、化粧膜の最上部に塗布され、化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される保湿コート用化粧料であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のO/W乳化型化粧料。
- 化粧膜の最上部に保湿性を有する皮膜を形成させる目的で使用される旨が、化粧料容器及び/又は包装形態に表示されていることを特徴とする、請求項4に記載のO/W乳化型化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202093A JP2006022047A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 閉塞効果が高いスキンケア化粧料。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202093A JP2006022047A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 閉塞効果が高いスキンケア化粧料。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006022047A JP2006022047A (ja) | 2006-01-26 |
JP2006022047A5 true JP2006022047A5 (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=35795585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004202093A Pending JP2006022047A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 閉塞効果が高いスキンケア化粧料。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006022047A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5004162B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2012-08-22 | 株式会社マンダム | 皮膚用パック化粧料 |
JP2009196954A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Key Tranding Co Ltd | 化粧組成物 |
BR112012026019A2 (pt) * | 2010-04-12 | 2017-10-17 | Elc Man Llc | estimulação bioquímica de síntese de colágeno em células de pele e redução da aparência de linhas finas e rugas na pele |
CN102858312B (zh) | 2010-04-27 | 2016-01-20 | 花王株式会社 | 容器装水系组合物 |
JP5688237B2 (ja) * | 2010-05-26 | 2015-03-25 | ポーラ化成工業株式会社 | 皮膚外用剤 |
JP5584524B2 (ja) * | 2010-06-07 | 2014-09-03 | 花王株式会社 | 水中油型乳化組成物及びその製造方法 |
JP6071123B2 (ja) * | 2012-02-10 | 2017-02-01 | 株式会社 資生堂 | 水中油型乳化皮膚化粧料 |
JP6864534B2 (ja) * | 2017-04-18 | 2021-04-28 | 株式会社ファンケル | 水中油型乳化皮膚化粧料 |
-
2004
- 2004-07-08 JP JP2004202093A patent/JP2006022047A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010037272A (ja) | マッサージに好適な化粧料 | |
JP2006022047A5 (ja) | ||
JP2012001458A5 (ja) | ||
JP2007161616A5 (ja) | ||
JP2006022047A (ja) | 閉塞効果が高いスキンケア化粧料。 | |
JP5231717B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP6178089B2 (ja) | くすみ改善化粧料 | |
JP4413090B2 (ja) | 保湿化粧料 | |
JP2009155211A5 (ja) | ||
JP2006335641A5 (ja) | ||
JP2007302611A5 (ja) | ||
JP4147180B2 (ja) | ゲル状の皮膚外用剤 | |
JP2015030723A (ja) | 乳化剤形の日焼け止め化粧料 | |
JP4798645B2 (ja) | W/o型乳化組成物 | |
JP5688237B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2005179317A5 (ja) | ||
JP2005154318A (ja) | カルボキシビニルポリマーを含有する皮膚外用剤 | |
JP2005154318A5 (ja) | ||
JP4801361B2 (ja) | エッセンス剤形の皮膚外用剤 | |
JP2013018766A5 (ja) | ||
JP2007161615A5 (ja) | ||
JP5398053B2 (ja) | マッサージ用化粧料 | |
JP2006069991A (ja) | パック化粧料 | |
JP6976800B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4641149B2 (ja) | ゲル状化粧料 |