JP6976800B2 - 化粧料 - Google Patents
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を特定量含有する粉末固形化粧料が課題を解決することを見出し、本発明に至った。すなわち本発明は以下に示す通りである。
[1]下記成分(A)及び(B)を含有することを特徴とする固形粉末化粧料。
(A)グリチルレチン酸ステアリル
(B)紫外線吸収剤を化粧料全体に対して2〜15質量%
[2]前記成分(A)を化粧料全体に対して0.05〜1質量%含有することを特徴とする[1]記載の固形粉末化粧料。
[3]前記成分(B)として、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルの少なくとも1種を含むことを特徴とする[1]または[2]記載の化粧料。
[4]成分(C)シリコーン処理板状粉体をさらに含むことを特徴とする[1]から[3]いずれかに記載の化粧料。
[5]前記成分(C)を化粧料全体に対して25〜95質量%含有することを特徴とする[1]から[4]いずれかに記載の化粧料。
[6]前記成分(C)として、シリコーン処理マイカ、シリコーン処理セリサイト、シリコーン処理タルク、シリコーン処理合成金雲母から選ばれる一種以上を含むことを特徴とする[1]から[5]いずれかに記載の化粧料。
本発明の化粧料は必須成分としてグリチルレチン酸ステアリルを含有する。具体的な市販品としては、「シーオーグレチノール」(丸善製薬株式会社)等が挙げられる。
本発明の化粧料は紫外線吸収剤2〜15質量%を必須成分として含有する。かかる紫外線吸収剤は、化粧料に配合し得る紫外線吸収剤であれば特段限定されないが、幅広い波長の紫外線を吸収するために、320〜400nm波長(A領域)の紫外線を吸収するUV−A吸収剤、及び290〜320nm波長(B領域)の紫外線を吸収するUV−B吸収剤のいずれか1種以上を含むことが好ましい。
本発明の成分(C)に用いられる板状粉体は、特に限定されないが、平均粒子径1〜20μmのものが、滑らかな使用感、凹凸への均一な付着性、耐ケーキング性により優れる点から好ましく、更に1〜10μmのものがそれらの効果が特に顕著であるためより好ましい。
本発明の化粧料は、必須成分として、グリチルレチン酸ステアリル及び紫外線吸収剤2〜15質量%を含有することを特徴とする。さらにシリコーン処理板状粉体を含有することが好ましい。
以下に示す処方に従って、本発明の化粧料を作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合し、しかる後に、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながら、一様に溶解させたロの成分を噴霧してコーティングを行い、1.5mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填して加圧成形し、本発明の化粧料である、粉末固形化粧料を得た。
表1に示す処方に従って、本発明の化粧料である、ファンデーション及び比較例のファンデーションを調製した。すなわち、表1に記載の成分を100℃に加熱し、攪拌混合した。その後、室温まで冷却し、ファンデーションを得た。なお表中の数字は質量%を表す。
熟練評価者5名により実施例1から7、比較例1から3の固形粉末化粧料を、ウレタン製
パフにて、同一方向に100回繰り返し擦り取り、固形粉末化粧料表面を目視観察し、耐ケーキング性を以下に示す判定基準に従って判定した。評価では、5名の平均値を求めその固形粉末化粧料の評点とした。また、SPF(アナライザー)は、25cm 2 区画の塗
布プレートに、上記実施例及び比較例で調製したサンプルを1.3mg/cm 2 になるように均一になじませ、SPFアナライザーにてSPF値を測定した。SPF値が30以上を紫外線防御効果が高いとした。結果を表2に示す。
<評価基準>
3点:ケーキングが見られない。
2点:部分的にケーキングが見られるが使用性に問題なし。
1点:全体的にケーキングが見られ使用性に問題がある。
Claims (6)
- 下記成分(A)、(B)、及び(C)を含有することを特徴とする固形粉末化粧料。
(A)グリチルレチン酸ステアリル
(B)紫外線吸収剤を化粧料全体に対して5〜15質量%
(C)シリコーン処理板状粉体を化粧料全体に対して25〜95質量% - 前記成分(A)を化粧料全体に対して0.05〜1質量%含有することを特徴とする請求項1記載の化粧料。
- 前記成分(B)として、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルから選択される少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1または2記載の化粧料。
- 前記成分(B)を化粧料全体に対して8〜15質量%含有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧料。
- 前記成分(C)を化粧料全体に対して30〜85質量%含有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧料。
- 前記成分(C)として、シリコーン処理マイカ、シリコーン処理セリサイト、シリコーン処理タルク、シリコーン処理合成金雲母から選ばれる一種以上を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の化粧料。
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