JP2007159896A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ど突き等の不正行為を検出する振動センサを備えた遊技機において、島経路からの外来振動による自機の不正の誤検出を防止する。
【解決手段】島に固定される本体枠12と、この本体枠に軸支された前面枠11とを有し、前面枠の裏面側に遊技盤を備える遊技機において、前面枠側に設けられて遊技盤に加わる振動を検出する振動センサ83aと、本体枠側に設けられて本体枠に加わる振動を検出する振動センサ83bと、振動センサ83aが検出した振動に基づいて異常の有無を判定して異常を報知するための制御出力を行う一方で、各振動センサが検出した振動を比較して外来振動であるか否かを判断し、外来振動と判断した場合には、前記異常有りの判定を制限する手段(表示制御装置110)と、を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関するものである。
従来から遊技機を叩く、揺らす、ど突く、といった不正行為が遊技場においてしばしば見られた。これらの不正行為は、遊技盤面を流下又は、役物内等を転動する遊技球の運動速度を変化させて有利な結果を導くための不正行為である。こうした行為は、遊技場にとって不正に賞球を獲得されるという経済的損失以外にも、遊技機を含む遊技場設備の破損や、他のお客への迷惑行為にもなることから、これらの不正行為は絶対に行わないように周知をはかっている。しかしながら、不正行為を行う者は後を絶たない。また、これら不正行為の現場を押さえたとしても、不正行為と遊技場の損害との立証が困難であり、開き直られるなどすると、それ以上の対応が困難な場合も多い。そこで、これら不正行為の対策を遊技場の運用の問題とせず、遊技機の問題として捉えて、遊技機に振動センサを備えるなどして遊技場の負担軽減を図った遊技機の提案がなされている。
また、例えば特許文献1や特許文献2に見られるように、遊技機は不正行為に限らずガラス枠の開閉操作などでも振動することがあるため、振動センサによる不正検出タイミングを遊技機の制御状態に基づいて限定することにより誤検出を防止する提案もある。
特開2002−000901号公報 特開2004−223004号公報
しかしながら、遊技機は遊技場において島と呼ばれる構造物に通常、表側と裏側の2列に複数が並設される。その設置方法から、一台の遊技機の振動が他の遊技機にも伝播してしまうことがある。また、島は概略直方体構造をしていて幅が狭い割には背が高く比較的に不安定である。そのため、基礎となる底面の数箇所において床面にアンカーを打ち転倒することのないように強固に固定されている。一方、島の天井部が固定されることはまれであり、足元(底面側)を支点にゆれやすい構造をしている。そのため、一台の遊技機のゆれが島全体のゆれとなって、他の遊技機に伝播することがある。
このような島において、遊技機の誤検出を防止しようとしたときに、一台の遊技機において単に振動を検出する構成としただけでは外来の振動に対して対処することができず、不正行為をしていない善意の遊技者においてまで、不正行為を行ったものとみなされる不利益を被る場合がある。このような不利益は善意の第三者にとって容認できるものではなく、振動センサによる不正検出を実用可能にする上で一つの障害になっている。
そこで本発明は、遊技機自体の振動と、遊技機にとって外来の振動とを区別することが可能な不正検出機能を備え、不正行為を的確に検知できる遊技機を提案することを目的とする。
本願請求項1に記載の遊技機は、当該遊技機が設置される島に対して固定される本体枠と、この本体枠に回動可能に軸支された前面枠とを有し、前記前面枠の裏面側に、遊技盤を収納可能な遊技盤収納部材を備える遊技機において、
振動の検出部を有し、該検出部が前記前面枠側に設けられて前記遊技盤に加わる振動を検出する遊技盤振動検出手段と、
振動の検出部を有し、該検出部が前記本体枠側に設けられて前記本体枠に加わる振動を検出する本体振動検出手段と、
前記遊技盤振動検出手段が検出した振動に基づいて、当該遊技機に対する不正を含む異常の有無を判定し、この異常が有ったと判定すると、この異常に対応するための情報を出力する不正判定手段と、
前記本体振動検出手段が検出した振動と、前記遊技盤振動検出手段が検出した振動とを比較して、前記島経由の外来振動であるか否かを判断する外来振動判断手段と、
前記外来振動判断手段により外来振動と判断された場合に、前記不正判定手段による異常有りの判定又は情報の出力を制限する不正判定制限手段と、
を備えることを特徴とする。
ここで、「当該遊技機に対する不正を含む異常」とは、当該遊技機に故意に振動を加えて有利な結果を得ようとする不正が行われている状態や、当該遊技機に遊技者の過失等によって振動が加えられている状態を意味する。
また、「異常に対応するための情報」としては、異常発生を示す信号、異常発生を遊技場の係員に報知するための信号、遊技者に注意や警告を与えるための信号、などがあり得る。
また、「前記不正判定手段による異常の有無の判定又は情報の出力を制限する」とは、異常有りと判定されるところを異常無しに変更すること、異常発生を示す信号の送信を取り止めにすること、高度の異常発生との判定を低度の異常発生に変更すること、高度の異常発生を示す信号の出力を低度の異常発生を示す信号の出力に変更すること、などを意味する。
なお、本発明の好ましい態様として、例えば請求項2に記載のように、前記遊技盤振動検出手段の検出部は、遊技盤に固定された裏面側構成部材に設けられ、この裏面側構成部材は、前記遊技盤裏面側下部にあって、前面側に入賞球を集合させる球集合樋を形成する部材である構成でもよい。
また、例えば請求項3に記載のように、前記本体振動検出手段の検出部は、前記本体枠下部の補強部に設けられ、この補強部は、前記本体枠の左辺部と右辺部の間に設けられた梁である構成としてもよい。
また、例えば請求項4に記載のように、前記遊技盤振動検出手段は、前記検出部の出力に基づいて、振動の程度を複数段階に判定する振動判定手段を備え、
前記不正判定手段は、前記遊技盤振動検出手段により検出された振動の程度と、前記異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、前記異常の有無を判定する構成としてもよい。
また、例えば請求項5に記載のように、請求項4に記載の遊技機において、前記不正判定手段が判定する異常には、複数の段階が設定され、前記不正判定手段は、前記異常に対応するための情報として、その異常の段階に応じた情報を出力する構成としてもよい。
また、例えば請求項6に記載のように、請求項5に記載の遊技機において、前記不正判定手段が前記異常に対応するための情報を出力している状態は、その異常の段階に応じた異なるタイミング又は条件で解除されるまで継続される構成としてもよい。
また、例えば請求項7に記載のように、請求項4〜6の何れかに記載の遊技機において、前記本体振動検出手段は、前記検出部の出力に基づいて、振動の程度を複数段階に判定する振動判定手段を備え、
前記不正判定制限手段は、前記遊技盤振動検出手段と本体振動検出手段によりそれぞれ検出された振動の程度と、振動による異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、外来振動であるか否かを判断するとともに、前記不正判定手段による異常有りの判定を制限する構成としてもよい。
請求項1に記載の遊技機によれば、本体振動検出手段が検出した振動と、遊技盤振動検出手段が検出した振動とを比較して、島経由の外来振動であるか否かが判断され、外来振動と判断された場合には、遊技盤振動検出手段が検出した振動に基づく不正判定手段による異常有りの判定又は情報の出力が制限される。
このため、遊技機自体の振動と、遊技機にとって外来の振動とを区別することが可能な不正検出が可能であり、善良な遊技者に対して誤った判断で迷惑をかけることがなくなる。例えば、外来振動を当該遊技機に加えられた振動と混同して、当該遊技機の遊技者に対して警告を出力してしまうなどの不具合を回避することができる。
なお本体枠は、島側に強固に固定されているために、島経由の外来振動によっては揺れ易いが、逆に遊技機を叩くなどの不正行為によっては揺れ難い。しかし、遊技盤が取り付けられる前面枠は、本体枠に回動可能に軸支されている(ヒンジ等を介して取り付けられている)ため、この軸支部分の緩衝作用によって、外来振動によって揺れ難い。また前面枠は、本体枠に回動可能に軸支されているだけであるため、逆に遊技機を叩くなどの不正行為によっては変形して揺れ易い。このため、例えば遊技盤振動検出手段が検出した振動と同程度かそれ以上に、本体振動検出手段が検出した振動の程度が大きい場合には、外来振動と判断するようにすれば、相当の的確さで外来振動を識別できる。
また、請求項2に記載の遊技機では、遊技盤振動検出手段の検出部が、球集合樋として機能する遊技盤裏面側の裏面側構成部材に設けられている。このため、遊技盤振動検出手段の検出部が遊技盤にしっかり固定され不正の働きかけの対象となる遊技盤の振動を的確に検出することができる。
また、請求項3に記載の遊技機では、本体振動検出手段の検出部が、本体枠下部の補強部(本体枠の左辺部と右辺部の間に渡すように設けられた梁)に設けられている。このため、島経由の外来振動を的確に検出することができる。
また、請求項4に記載の遊技機では、複数段階に判定された振動の程度により、予め設定された対応関係に基づいて、異常の有無が判定される。このため、機種の性格ごとに柔軟に対応可能になる。即ち、振動の大きさが不正行為につながる程度が機種ごとに異なるところ、これらの性格の違いを吸収可能となる。また、予め設定された対応関係に基づくため、異常の判定処理が簡単で速くなる。
また、請求項5に記載の遊技機では、判定する異常に複数の段階が設定され、その異常の段階に応じた情報が出力される。このため、例えば複数段階に注意を喚起することにより、損害を伴う不正を未然に防止する効果が期待できる。
また、請求項6に記載の遊技機では、不正判定手段が異常に対応するための情報を出力している状態は、その異常の段階に応じた異なるタイミング又は条件で解除されるまで継続される。このため、異常対応の確実性を異常の程度に応じた的確なものとすることができる。
即ち、例えば異常を報知したり警告したりしている状態は、異常の程度が低い時には、例えば規定時間(比較的短時間)が経過すると自動的に解除されるが、異常の程度が高い時には、規定時間(比較的長時間)が経過しないと自動的に解除されないか、或いは人為的なリセット操作が為されるまで解除されない、といった態様である。このような態様であると、異常の報知や警告の確実性が異常の程度に応じたものとなり、例えば低度の異常(叩くなどの不正行為の可能性が低い状態)なのに長時間警告を継続し続けてしまう、或いは逆に高度の異常(叩くなどの不正行為の可能性が高い状態)なのに短時間で警告が停止されてしまうといった不具合を回避できる。
また、請求項7に記載の遊技機では、不正判定制限手段は、遊技盤振動検出手段と本体振動検出手段によりそれぞれ検出された振動の程度と、振動による異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、外来振動であるか否かを判断するとともに、不正判定手段による異常有りの判定を制限する。即ち、外来振動であるか否かの判断と、外来振動である場合の異常有りの判定の制限を、予め設定された対応関係(例えば、後述する図8(b)のようなテーブル)に基づいて行ってしまう。
このため、外来振動であるか否かの判断の処理と、外来振動である場合の異常対応の制限の処理が、異常の有無の判定と同時に、極めて簡単かつ速く実行できる。
以下、本発明の実施の形態として、パチンコ装置に適用した場合の形態例を、図面を参照して説明する。
A.パチンコ装置の構造
まず図1〜図5により、本例のパチンコ装置の構造について説明する。図1は、後述するパチンコ機2の正面側斜視図であり、図2は、パチンコ機2の裏面図である。図3は、後述する遊技盤10の裏面図である。図4は、後述するガラス枠13等を開けた状態のパチンコ機2の正面側斜視図である。また図5は、前面枠11を開けた状態のパチンコ機2の正面側斜視図である。なお図5は、遊技盤10を取り外した状態を示している。
このパチンコ装置は、例えば、いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されるもので、大きく分けてパチンコ機2(遊技機本体)と、カード式球貸機(図示省略)とによって構成され、これらが対をなして設置される。カード式球貸機には、カードリーダライタが内蔵され、前面には磁気カード又はICカードなどのカードが挿入されるカード挿入口等が設けられている。
パチンコ機2は、図1等に示すように、当該パチンコ機2や上記カード式球貸機が設置される島に対して固定される本体枠12(いわゆる機枠)と、この本体枠12にヒンジ部20において回動可能に軸支されることによって、本体枠12に対して開閉自在とされた前面枠11とを備える。
そして、前面枠11の裏面側には、図2に示すように、遊技盤10を収納可能な遊技盤収納部材9(いわゆる裏機構盤)を備える。遊技盤10は、遊技盤収納部材9に収納されて、前面枠11の裏面の上側に取り付けられる。
本体枠12は、図2又は5に示すように、木材(合板等)よりなる帯板を、その幅方向が前後方向になるようにして四辺(上辺、底辺、左辺、右辺)に配置し、各辺の帯板を端部位置(四隅位置)で相互に固定して連結してなる枠状の部材である。この本体枠12の底部には、底辺を構成する帯板の上面と、左辺と右辺を構成する各帯板の内面に当接するように、横長の補強材12aが固定されている。この補強材12aは、本体枠12の左辺部と右辺部の間に設けられた梁であり、本発明の補強部を構成している。
なおこの本体枠12は、上辺の左右両側と、底辺の左右両側の4箇所において、釘打ち、ネジ止め等によって、島側に強固に固定される。また、本体枠12の四辺を構成する帯板や補強材12aは、合板等の木材よりなるものでもよいし、その他の材質(合成樹脂、アルミ等)であってもよいことは、いうまでもない。
前面枠11には、図1等に示すように、その前面上側を覆うようにガラス枠13が開閉自在に取付けられている。なお、このガラス枠13により保持されるガラス板14(透明のプラスチックボードでもよい)を介して、遊技盤10の後述する遊技領域33が前面から視認可能となっている。
またガラス枠13は、図1等に示すヒンジ部20において前面枠11に開閉可能に軸支されている。
また、このガラス枠13の下側には、開閉パネル15が配置され、前面枠11に対して開閉自在に取付けられている。さらに、この開閉パネル15の下側には、操作パネル16が前面枠11に対して通常は固定状態に設けられている。
遊技盤10は、板状の基材10a(いわゆるベニア、図3に示す)の前面に障害釘を植設したもので、図4に示すように、その前面の略円形領域がガイドレール32で囲まれることにより遊技領域33が形成されたものである。遊技領域33は、打ち込まれた遊技球を上方から落下させつつアウトあるいはセーフの判定(入賞したか否かの判定)を行う領域であり、入賞口に遊技球が入って有効にセーフとなる場合は、所定数の遊技球が開閉パネル15に設けられた上皿17に排出される(即ち、賞球として排出される)構成となっている。
また、前面枠11の開閉側(図1において右側)の縁部には、前面枠11及びガラス枠13の施錠装置(図示省略)の鍵挿入部21が形成されている。
また、ガラス枠13の下部には、カード式球貸機から貸球の排出を行うための球貸スイッチ23aと、カード式球貸機からカードの排出を行うためのカード返却スイッチ23bとが配設されている。
また、開閉パネル15に設けられた上皿17は、賞球として又は貸球として排出された発射前の遊技球を一時保持するもので、この上皿17には、上皿17の遊技球を後述の下皿26に移す玉通路開閉用の上皿球抜きレバー24が設けられている。
また、操作パネル16には、灰皿25と、下皿26と、下皿26に貯留された球を外部下方に抜くための下皿球抜きレバー27と、遊技球の発射操作を行う発射操作ハンドル28とが設けられている。
また、図1において符号29で示すものは、ガラス枠13の左右両側や上皿17の前面に設けられ、効果音を出力するスピーカである。また、図1において符号18で示すものは、ガラス枠13の上部に設けられた装飾ランプである。また、図1において符号19で示すものは、前面枠11の上部裏側に設けられた球貯留タンクである。パチンコ機2を設置する島設備側から適宜供給される遊技球がこの球貯留タンク19に貯留され、この球貯留タンク19内の遊技球が、パチンコ機2における賞球又は貸球として排出される。
次に、パチンコ機2の裏側には、図2に示すように、表示制御ユニット110a、遊技制御ユニット100a、発射制御ユニット150a、電源ユニット151a、振動センサユニット80bなどが設けられている。
表示制御ユニット110aは、遊技盤10の裏面側に設けられ、内部に表示制御装置110(図6に示す)を備える。表示制御装置110は、遊技領域33の略中央に表示部(画面)が配置される表示装置34(図6に示す)の制御装置である。表示装置34は、特図と呼ばれる識別情報(数字や図柄など)を複数の変動表示領域毎に変動表示したり、演出用画像を表示したりするものである。表示装置34は、カラーで静止画及び動画が表示可能な、例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、CRTであってもよい。
遊技制御ユニット100aは、後述する遊技制御装置100(図6に示す)が内部に設けられたユニットであり、図3に示すスイッチベース100b(裏面側構成部材)という部材をベースとして、遊技盤10の裏面側であって表示制御ユニット110aの下方に組み付けられるユニットである。ここで、スイッチベース100bは、遊技盤10に支持されるとともに、遊技盤10の裏面側下部にあって、前面側に入賞球を集合させる球集合樋(図示省略)を形成し、背面側に基板取付領域を形成する部材である。基板取付領域は、遊技制御装置100を構成する回路基板やいわゆる中継基板(図示省略)を取り付ける領域である。また、このスイッチベース100bの裏面側には、振動センサユニット80aも取り付けられている(図3参照)。振動センサユニット80aは、遊技盤10に加わる振動を検出するためのものであり、その構成は後述する。
発射制御ユニット150aは、前面枠11の裏側であって遊技盤10の下方位置左側に設けられ、内部に発射制御装置(図示省略)を備える。発射制御装置は、遊技球を遊技領域に向けて発射する動作を制御する装置である。
電源ユニット151aは、前面枠11の裏側であって遊技盤10の下方位置右側に設けられ、内部に電源回路の基板(図示省略)を備える。
なお、振動センサユニット80bは、本体枠12の前述の補強材12aの裏面側に固定されたユニットであって、本体枠12に加わる振動を検出するためのものであり、その構成は後述する。
B.制御系の構成
次に、本例のパチンコ機の制御系統について、図6を参照して説明する。図6は制御系統全体のブロック図である。
図6において、遊技制御装置100は、遊技の総括的制御(遊技進行の制御やそのための各被制御機器の直接的又は間接的な制御含む)を行う制御装置であり、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイコン101(遊技用マイクロコンピュータ:いわゆるアミューズチップ用のICとして製造)と、入力インターフェース102と、出力インターフェース103と、外部通信端子104を含んで構成されている。遊技用マイコン101は、CPU105、ROM106、RAM107を含む。
ここで、遊技制御装置100の入力インターフェース102には、特図始動センサ51、カウントセンサ53、入賞口センサL54、及び入賞口センサR55からの検出信号が入力される。
ここで、特図始動センサ51は、遊技領域33に設けられた特図の始動入賞口(図示省略)に入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサであり、カウントセンサ53は、遊技領域33に設けられた特別変動入賞装置(図示省略)の大入賞口に入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサである。また、入賞口センサL54又は入賞口センサR55は、遊技領域33に設けられた一般入賞口(図示省略)に対して設けられたセンサである。前記一般入賞口に入賞した遊技球は、入賞口センサL54又は入賞口センサR55のうちの何れか一方によって検出される構成となっている。
一方、遊技制御装置100の出力インターフェース103からは、前述の特別変動入賞装置の大入賞口の開閉扉を駆動する大入賞口ソレノイド(大入賞口SOL)72や、遊技店の管理装置に対して盤用外部情報(例えば、大当り信号等)を送信するための盤用外部情報端子73に信号が出力される。
また、出力インターフェース103からは、排出制御装置74に対して、賞球データ等の信号が出力される。即ち、遊技制御装置100は、遊技盤10の各入賞口に対して設けられた特図始動センサ51,カウントセンサ53、入賞口センサL54、又は入賞口センサR55により遊技球の入賞が検出されると、入賞口の入賞価値に対応して予め設定された賞球数の情報(賞球データ)を、排出制御装置74へ送信する。そして、排出制御装置74では、この賞球データを受信して、それに応じた賞球排出制御を行う。
また、出力インターフェース103からは、前述の表示装置34等を制御する表示制御装置110に対して、制御情報(表示制御コマンド)が送信される。
次に、表示制御装置110は、表示装置34の画像表示制御等を実行する制御装置であり、やはりCPU111を含むマイクロコンピュータよりなり、遊技制御装置100から送信される制御情報に基づき表示装置34などを制御する。例えば、変動表示ゲームを実行する際には、遊技制御装置100から停止図柄の組み合わせ(結果態様)のデータと、変動時間のデータとを含む表示制御情報が、この場合送信される構成となっており、表示制御装置110では、この停止態様と変動時間を満足する変動態様を選択して、表示装置34に特図(識別情報)を変動表示させて最終的に特定の図柄の組み合わせ(結果態様)を導出表示する変動表示ゲームを行う構成となっている。なお、表示制御装置110の制御で実際に実施される特図の変動表示の態様(変動態様)は、遊技制御装置100からの表示制御情報によって一義的に決定されてもよいが、上記表示制御情報で与えられた条件の範囲で、表示制御装置110が乱数抽出などによって変動態様を最終的に選択する構成(表示制御装置110にも変動態様を選択する、ある程度の裁量が与えられた構成)となっていてもよい。
また、表示制御装置110は、図6のように、CPU111、制御用プログラムや固定データを記憶するROM112、CPU111の作業領域を提供したり遊技制御装置100から送信される制御情報を記憶するRAM113、通信インターフェース115、表示装置34を表示駆動するGDP(グラフィックディスプレイプロセッサ)116、画像や文字等の表示データを格納した画像ROM117、入力インターフェース118から構成される。入力インターフェース118は、振動センサユニット80a,80bの後述する振動センサA,B(振動センサ83a,83b)からの信号や、枠開放検出センサ119の信号をCPU111に入力する。なお、枠開放検出センサ119は、ガラス枠13が開けられた開放状態を検出するものである。
ここで、通信インターフェース115を介して遊技制御装置100から表示制御情報が入力されると、表示制御装置110は次のように表示制御を行う。まず、通信インターフェース115からCPU111に対して受信割込みがかかり、これに応じてCPU111は表示制御情報を受信してRAM113に格納する。そして、CPU111は、受信した表示制御情報を解析し、例えば特図の変動表示の場合であれば、それに含まれる結果態様や変動時間の情報に基づいて、変動表示の内容を決定し、その変動表示を実現する表示データ(表示する図柄のコードや表示位置データやスクロールなどのコマンド等よりなるデータ)を生成してRAM113に格納する。
次いでGDP116は、RAM113の上記表示データを内部RAMに読み込み展開する。即ち、表示する特図や演出図柄やキャラクタのコードに対応して画像ROM117に格納されているキャラクタフォントデータを読み出し、表示位置データ等に従って表示すべき画像データ(背景画像含む)を生成して内部RAMの表示画像格納領域に格納する。
その後GDP116は、前記表示画像格納領域から画像データを読み出して表示装置34の表示駆動信号を形成する。これによって、表示装置34の画面上に所定の表示が行われる。
また表示制御装置110は、音制御装置75を介して当該パチンコ機2のスピーカ29を制御して所定の音響効果を実現し、装飾制御装置76を介して各種ランプ類(例えば、装飾ランプ18)の点灯制御も実行する。
また表示制御装置110は、次の手段(振動判定手段、不正判定手段、外来振動判断手段、不正判定制限手段)としての機能を実現する制御処理も実行する。
即ち表示制御装置110は、振動センサユニット80aの後述する振動センサ83a(遊技盤振動検出手段の検出部)の出力に基づいて遊技盤10の振動の程度を判定する機能や、振動センサユニット80bの後述する振動センサ83b(本体振動検出手段の検出部)の出力に基づいて本体枠12の振動の程度を判定する機能を有する(詳細後述する)。
また表示制御装置110は、振動センサ83aが検出した振動に基づいて、当該パチンコ機2に対する不正を含む異常の有無を判定し、この異常が有ったと判定すると、この異常に対応するための情報を出力する本発明の不正判定手段、振動センサ83bが検出した本体枠12の振動と、振動センサ83aが検出した遊技盤10の振動とを比較して、パチンコ機2が設置される島経由の外来振動であるか否かを判断する外来振動判断手段、さらには、前記外来振動判断手段の機能により外来振動と判断された場合に、前記不正判定手段の機能による異常有りの判定又は情報の出力を制限する不正判定制限手段としての機能を実現する(詳細後述する)。
なお、図6において符号77は、表示制御装置110が、異常の情報などを外部(例えば、遊技店のホールコンピュータ)に送信するための外部情報出力端子である。
C.振動センサユニットの構成等
次に、振動センサユニット80a,80bの構成や振動検出の原理について、図7を参照して説明する。
図7(a)は、振動センサユニット80aにおける振動センサ83aの概略構造を示す図であり、図7(b)は、振動センサユニット80aの構成を示す斜視図である。なお、振動センサユニット80aと、振動センサユニット80bは、全く同じ構成でよいので、以下では、主に振動センサユニット80aについて説明する。また、前述の図6では、振動センサユニット80aの振動センサ83aを振動センサAと表し、振動センサユニット80bの振動センサ83bを振動センサBと表している。
振動センサユニット80aは、センサ基板81a上に、表示制御装置110との接続などの外部配線のためのコネクタ82aと、振動を検出する振動センサ83a(検出部)が搭載されてなるものである。なお、振動センサユニット80bも同様に、センサ基板81b上に、コネクタ82bと、振動を検出する振動センサ83b(検出部)が搭載されてなる。
振動センサ83aは、例えば図7(a)に示す構造となっている。以下、センサ基板81aに直交する方向を上下方向として、この振動センサ83aの構造を説明する。なお、振動センサ83aとしては、この構造のものに限定されず、公知の各種構造が採用可能である。
本例の振動センサ83aは、椀状(ボール状)の底面84を持つ内部空間に球体88が入れられ、前記内部空間の上部に、固定接点部材85及び可動接点部材86と感度調節ネジ87が設けられたものである。可動接点部材86は、ノルマルオープンタイプの接点を構成するものであり、外力が加わっていない自然状態においては、固定接点部材85から離れた通常位置にあり、上方に押されることによって変形して固定接点部材85に接合する。球体88は、例えば鋼などの金属よりなり、前記内部空間内の可動域88aにおいて移動可能となっている。この球体85は、振動の無い通常状態では、可動接点部材86の通常位置へ戻ろうとする復元力、或いはさらに重力によって、底面84の中心部に接合した下方位置(又はその近傍位置)にあって、可動接点部材86は固定接点部材85から離れた通常位置に維持される。ところが、設定された大きさ以上の振動が加わると、球体88が大きく運動し、可動接点部材86を上方に押して固定接点部材85に接合させる。
このため、設定された大きさ以上の振動が振動センサ83aに加わると、固定接点部材85及び可動接点部材86よりなる接点が導通してオンとなり、この接点のオン動作によって振動が検出される。即ち、例えば表示制御装置110の前述の入力インターフェース118には、上記接点の導通状態を電圧として読み取る回路(例えば、固定接点部材85及び可動接点部材86のうちの一方をグランドに接続し、他方に抵抗を介してプラス電圧を印加して、他方の電圧を検出信号としてCPU111に入力する回路)が設けられ、設定された大きさ以上の振動が振動センサ83aに加わると、上記電圧(検出信号)が低電位(グランド電位)から所定の高電位に変化する。なお、検出信号の形態は、振動によって前記接点がオンとなった時の電位(以下、接点オン電位という)が高電位となるアクティブハイに限らず、前記接点がオフとなっている時の電位(以下、接点オフ電位という)が高電位で、前記接点オン電位が低電位となるアクティブローもあり得ることは、いうまでもない。
なお球体88は、椀状(ボール状)の底面84の作用によって、上下方向の振動に限らず、横方向の振動に対しても反応して上下動し、上記接点を導通させるため、この振動センサ83aは、横方向の振動も検出可能である。
また感度調節ネジ87は、先端が固定接点部材85の裏側に当接して固定接点部材85を下方に押すネジである。この感度調節ネジ87は、固定接点部材85の可動接点部材86への接触部分の上下位置を、そのねじ込みの程度によって変化させることにより、振動センサ83aの感度を調節する。
D.異常検出の動作
次に、パチンコ機2に対するど突き等の不正を含む異常の検出動作について説明する。
まず、表示制御装置110による振動の判定動作について説明する。表示制御装置110は、それぞれの振動センサ83a,83bの入力に基づいて複数段階に振動の程度を判定する。
即ち、表示制御装置110のCPU111に入力される前述の電圧(検出信号)は、振動によって例えば図9(a)や図9(b)に示す如く前記接点オン電位と接点オフ電位との間で変化する。なお、図9(a)や図9(b)の横軸は時間であり、縦軸は電圧である。また、図9(a)や図9(b)の上段の波形は生データであり、下段の波形は波形整形処理後のデータである。実際には、このように波形整形された信号がCPU111に入力されるのが通常である。
そして本例では、表示制御装置110が、上述したような波形から、振動継続時間Tを振動の程度を表すパラメータとして読み取る。振動継続時間Tは、振動継続時間Tを計測していない状態で最初に接点オン電位となった時点から、所定の判定時間以上接点オフ電位が維持された場合に最後に接点オン電位から接点オフ電位に戻った時点までの時間である。なお、接点オフ電位に戻った後、所定の判定時間が経過する前に、また接点オン電位に変化した場合には、上記振動継続時間Tの計測は継続される。ちなみに、図9(a)は、この振動継続時間Tが格段に長い場合、図9(b)は、この振動継続時間Tが格段に短い場合を例示している。
また、表示制御装置110の所定の記憶手段(例えばROM112)には、振動継続時間Tに基づいて振動の程度を判定するための異なる複数の閾値(しきいち)V1,V2が登録されている。
そして図8(a)に示すように、表示制御装置110は、後述する振動異常監視処理(図10)によって、振動継続時間Tが小さい方の閾値V1を超えていない時には振動無しと判定し、振動継続時間Tが閾値V1から閾値V2までの範囲の時には小振動有りと判定し、振動継続時間Tが大きい方の閾値V2を超えた時には大振動有りと判定する。なおこの振動の程度の判定は、各振動センサ83a,83b毎に行う。閾値V1,V2は、各振動センサ83a,83bについて同じ値でもよいし、各振動センサ83a,83b毎に異なる値が設定されていてもよい。
なお、振動の程度を判定する前記パラメータは、上述した振動継続時間Tに限定されない。例えば、振動回数(前記検出信号が、最初に接点オン電位となった時点から所定時間以内に、前記接点オフ電位から接点オン電位に変化した回数)や、接点オン時間(前記検出信号が、接点オン電位となった時点から接点オフ電位に戻る時点までの時間)を、前記パラメータとして採用してもよい。
また、表示制御装置110の所定の記憶手段(例えばROM112)には、前述した振動の程度の判定の結果に基づいて異常の判定をするためのテーブル(対応関係)が、例えば図8(b)に示すように設定されている。表示制御装置110は、このテーブルに従って、不正を複数段階(異常無し、異常1有り、異常2有りの各段階)に判定する。
即ち、図8(b)の場合、基本的に、振動センサ83a(センサA)の検出信号によって判定された振動の程度が振動無しの時には、異常なしと判定する。また、振動センサ83aの検出信号によって判定された振動の程度が小振動有りである時には、異常1有りと判定する。そして、振動センサ83aの検出信号によって判定された振動の程度が、大振動有りの時には、異常2有りと判定する。なお、この基本的な異常判定の機能が、本発明の不正判定手段に相当する。
そして図8(b)の場合、振動センサ83aの検出信号によって判定された振動の程度が小振動有りであって、かつ、振動センサ83b(センサB)の検出信号によって判定された振動の程度が大振動有りである時には、上記基本的な異常判定の結果が異常1有りから異常無しに変更されて判定される。つまり、振動センサ83bによって大振動有りと判定されていると、振動センサ83aによって小振動有りと判定されているにもかかわらず、異常無しと判定するように予め設定してある。このように基本的な異常判定を変更する機能(本例では、予め上記テーブルの設定によって変更されている)が、本発明の外来振動判断手段と不正判定制限手段に相当する。
即ち、図8(b)のテーブル(対応関係)では、遊技盤10の振動が小振動であるのに、本体枠12の振動が大振動である場合には、外来振動であると判断できるため、その場合の判定結果を予め異常なしに変更して制限している。これは、振動センサ83b(本体振動検出手段)が検出した振動と、振動センサ83a(遊技盤振動検出手段)が検出した振動との比較から、当該パチンコ機2の振動の要因が、パチンコ機2が設置される島経由の外来振動であると推定されるからである。この判定処理によって表示制御装置110は、本発明の外来振動判断手段、不正判定制限手段としての機能を実現している。
なお、外来振動による異常判定をより念入りに排除するためには、振動センサ83bによって小振動有りと判定され、かつ振動センサ83aによって小振動有りと判定されている場合にも、異常無しと判定するようにしてもよい。また、振動センサ83bによって大振動有りと判定され、かつ振動センサ83aによっても大振動有りと判定されている場合には、異常無し又は異常1と判定するようにしてもよい。
次に、表示制御装置110の機能(振動判定手段、不正判定手段としての機能)を実現するための制御処理について、図10〜図12によって説明する。
図10は、表示制御装置110が各振動センサ83a,83b毎に例えば周期的に実行する振動異常監視処理を示すフローチャートである。この処理が開始されると、ステップS1で、振動センサによる検出信号がオン(接点オン電位)になったか否か判定し、オンになっていないとステップS6に進み、オンになった場合にはその振動の程度(例えば振動継続時間T)を前述した如く読み取ってステップS2に進む。
ステップS2では、読み取った振動の程度が小さい方の閾値V1を超えたか否か判定し、超えている場合にはステップS3に進み、超えていない場合にはステップS6に進む。
ステップS3では、読み取った振動の程度が大きい方の閾値V2を超えたか否か判定し、超えている場合にはステップS5に進み、超えていない場合にはステップS4に進む。
そして、ステップS4では小振動有りと判定し、ステップS5では大振動有りと判定し、ステップS6では振動無しと判定し、その後この振動異常監視処理を終了してリターンする。
この振動異常監視処理によれば前述した振動の程度の複数段階の判定(振動無しか、小振動有りか、大振動有りかの判定)が、各振動センサ83a,83b毎に実現される。
次に図11及び図12は、表示制御装置110が例えば周期的に実行する振動報知処理を示すフローチャートである。この処理が開始されると、まずステップS11で、前述の異常の判定で異常2有りと判定されている場合にはステップS15に進み、そうでない場合にはステップS12に進む。
ステップS12では、前述の異常の判定で異常1有りと判定されている場合にはステップS13に進み、そうでない場合にはステップS17に進む。
ステップS13に進むと、音声1と装飾1による報知処理を実行し、その後ステップS14に進んで報知タイマ1のセット(時間t1の計時を開始する処理)を実行し、次いでステップS17に進む。
ステップS15に進むと、音声2と装飾2による報知処理を実行し、その後ステップS16に進んで報知タイマ2のセット(時間t2の計時を開始する処理)を実行し、次いでステップS17に進む。なお、時間t2はt1よりも大きい値に設定されている。
ここで、音声1による報知処理は、スピーカ29から例えば「ゆれました」といった音声を出力して注意を喚起するものである。また、装飾1による報知処理は、例えば表示装置34に「ゆれました」といった文字表示を出力して注意を喚起するものである。なおステップS13では、異常1が生じていることを、外部情報出力端子77を介して外部(例えばホールコンピュータ)に送信してもよい。
また、音声2による報知処理は、スピーカ29から例えば「ゆらさないで下さい」といった音声を出力して警告するものである。また、装飾2による報知処理は、例えば表示装置34に「ゆらさないで下さい」といった文字表示を出力して警告するものである。なおステップS15では、異常2が生じていることを、外部情報出力端子77を介して外部(例えばホールコンピュータ)に送信してもよい。
次にステップS17では、報知タイマ1がタイムアップしたか否か(ステップS14の実行から時間t1が経過したか否か)を判定し、タイムアップしていればステップS18に、していなければステップS21(図12)に進む。
ステップS18に進むと、音声1と装飾1による報知処理をクリア(停止)し、その後ステップS19に進んで異常1のクリア(異常1が発生した状態であることを示すデータを消去する処理)を実行し、次いでステップS21に進む。
次にステップS21では、報知タイマ2がタイムアップしたか否か(ステップS16の実行から時間t2が経過したか否か)を判定し、タイムアップしていればステップS22に、していなければステップS23に進む。
ステップS22に進むと、音声2による報知処理をクリア(停止)し、その後ステップS23に進む。
ステップS23では、遊技店の店員等の操作によるリセットが為されたか否か検出し、リセットが検出されればステップS24に進み、検出されなければこの振動報知処理を終了してリターンする。
ステップS24に進むと、装飾2による報知処理をクリア(停止)し、その後ステップS25に進んで異常2のクリア(異常2が発生した状態であることを示すデータを消去する処理)を実行し、次いでこの振動報知処理を終了してリターンする。
以上説明した振動報知処理によれば、判定された異常に対応するための情報として、その異常の段階に応じた情報(音声1、2、装飾1、2による報知のための制御信号)が出力される。そして、その情報を出力している状態は、その異常の段階に応じた異なるタイミング又は条件で解除されるまで継続される。この場合、異常1では、短い時間t1が経過して報知タイマ1がタイムアップすると、音声1の制御信号も装飾1の制御信号も自動的に解除される。ところが、異常2では、長い時間t2が経過して報知タイマ2がタイムアップしたタイミングで音声2の制御信号のみが自動的に解除されて、音声2による報知のみが停止する。また異常2では、遊技店の店員等の操作によるリセットが為されるまでは、装飾2の制御信号の出力が解除されず、装飾2による異常2の報知が継続される。
E.遊技の概要
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、客待ち状態(デモ中)となっており、客待ち画面の表示を指令する表示制御コマンドが遊技制御装置100から表示制御装置110に送信され、表示装置34の画面には客待ち画面(動画又は静止画)が表示される。
そして、ガイドレール32を介して遊技領域33に打込まれた遊技球が、特図の始動入賞口に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、特図の変動表示を指令する表示制御コマンドが遊技制御装置100から表示制御装置110に送信され、表示装置34の画面において特図(数字、文字、記号、模様等よりなるもの)が変動(例えば、スクロール)する表示(いわゆる変動表示)が行われて、変動表示ゲームが行われる。
そして、この変動表示ゲームの停止表示態様(変動表示により導出された特図の組合せ)が特定の態様(例えば、「3、3、3」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示ゲームが開始される。
この大当りになると、特別変動入賞装置の大入賞口が、規定時間(例えば、30秒)を越えない範囲内において、例えば10個入賞までの期間だけ一時的に開放される開放動作が行われる。そしてこの開放動作は、例えば、15ラウンドまで行われる。また、この大当たり状態では、大当たり状態を演出したり大当たりラウンド数などを遊技者に報知するための大当たり画面の表示を指令する表示制御コマンドが遊技制御装置100から表示制御装置110に送信され、表示装置34の画面では、このような大当たり中の表示が実行される。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、何れかの始動入賞口にさらに遊技球が入賞したときには、図示省略した特図記憶表示器で特図始動記憶表示が行われてこの場合4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
なお、以上のような遊技の流れにおいて、不正な遊技者は、叩く、揺らす、ど突く、といった行為によってパチンコ機2を振動させ、遊技領域33を流下又は転動する遊技球の運動速度を変化させて有利な結果を導こうとする。例えば、上皿17や下皿26を手でつかんで前後左右に揺らすことによって、大当たりになっていない状態で遊技領域33を流下する遊技球を始動入賞口に不正に入賞させたり、大当たり状態で遊技領域33を流下する遊技球を特別変動入賞装置(大入賞口)に不正に入賞させたり、しようとする。なお、上皿17が設けられた開閉パネル15はガラス枠13と遊技盤10に挟まれているため、この開閉パネル15が揺れると、重い表示装置34等が上側に取り付けられた遊技盤10が揺れ易い。
しかし本例では、このような不正が行われると、それによる振動に基づいて前述したように異常と判定され、その異常に対応するための情報が出力され、適応な処置(遊技者への注意や、遊技店の店員への報知)がなされる。また、外来振動の場合には、それが識別されて、異常の判定が制限される。
以上説明した本例の遊技機によれば、遊技機自体の振動と、遊技機にとって外来の振動とを区別することが可能な不正検出が可能であり、善良な遊技者に対して誤った判断で迷惑をかけることがなくなる。例えば、外来振動を当該遊技機に加えられた振動と混同して、当該遊技機の遊技者に対して警告を出力してしまうなどの不具合を回避することができる。
なお本体枠12は、島側に強固に固定されているために、島経由の外来振動によっては揺れ易いが、逆に遊技機2を叩くなどの不正行為によっては揺れ難い。しかし、遊技盤10が取り付けられる前面枠11は、本体枠に回動可能に軸支されている(ヒンジ部20を介して取り付けられている)ため、この軸支部分の緩衝作用によって、外来振動によって揺れ難い。また前面枠11は、本体枠12に回動可能に軸支されているだけであるため、逆に遊技機2を叩くなどの不正行為によっては変形して揺れ易い。このため、前述したように遊技盤10の振動と同程度かそれ以上に、本体枠12の振動の程度が大きい場合には、外来振動と判断するようにすれば、相当の的確さで外来振動を識別できる。
また本例の遊技機では、遊技盤振動検出手段の検出部(振動センサ83a)が、球集合樋として機能する遊技盤裏面側の裏面側構成部材に設けられている。このため、遊技盤振動検出手段の検出部が遊技盤にしっかり固定され不正の働きかけの対象となる遊技盤10の振動を的確に検出することができる。
また本例の遊技機では、本体振動検出手段の検出部(振動センサ83b)が、本体枠下部の補強部12a(本体枠の左辺部と右辺部の間に渡すように設けられた梁)に設けられている。このため、島経由の外来振動を的確に検出することができる。
また本例の遊技機では、複数段階に判定された振動の程度により、予め設定された対応関係に基づいて、異常の有無が判定される。このため、機種の性格ごとに柔軟に対応可能になる。即ち、振動の大きさが不正行為につながる程度が機種ごとに異なるところ、これらの性格の違いを吸収可能となる。また、予め設定された対応関係に基づくため、異常の判定処理が簡単で速くなる。
また本例の遊技機では、判定する異常に複数の段階が設定され、その異常の段階に応じた情報(音声1、音声2などの報知のための制御信号)が出力される。このため、例えば複数段階に注意を喚起することにより、損害を伴う不正を未然に防止する効果が期待できる。
また本例の遊技機では、異常と判定して異常に対応するための情報を出力している状態は、前述したように、その異常の段階に応じた異なるタイミング又は条件で解除されるまで継続される。このため、異常対応の確実性を異常の程度に応じた的確なものとすることができる。本例の場合、低度の異常1(叩くなどの不正行為の可能性が低い状態)なのに長時間警告を継続し続けてしまう、或いは逆に高度の異常2(叩くなどの不正行為の可能性が高い状態)なのに短時間で警告が停止されてしまうといった不具合を回避できる。
また本例の遊技機では、各振動センサによりそれぞれ検出された振動の程度と、振動による異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、外来振動であるか否かを判断するとともに、異常有りの判定を制限する。即ち、外来振動であるか否かの判断と、外来振動である場合の異常有りの判定の制限を、予め設定された対応関係(図8(b)のテーブル)に基づいて行ってしまう。
このため、外来振動であるか否かの判断の処理と、外来振動である場合の異常対応の制限の処理が、異常の有無の判定と同時に、極めて簡単かつ速く実行できる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば上記形態例では、外来振動と判定された場合に、異常有りの判定を制限するようにしているが、本発明の不正判定制限手段は、異常判定自体を制限するのではなくて、異常判定の結果に基づく情報出力(例えば、異常を報知するための制御信号を出力)のみを制限する態様でもよい。
また、ガラス枠開放中やガラス枠閉動作後の所定期間は、前述の異常の監視を制限するか無効とする(例えば、異常判定を停止するか、異常判定に基づく情報出力を停止する)ようにしてもよい。なおこの制御は、状態毎のテーブルを設定し、このテーブルに基づいて行ってもよい。ガラス枠開放中やガラス枠閉動作後の所定期間に、前述の異常の監視を制限又は無効とすれば、ガラス枠開放中にガラス枠に加わる不正行為ではない振動や、ガラス枠を閉めるときの衝撃による異常の誤判定を防止できる。
また上記形態例では、振動センサの検出信号を表示制御装置(サブ側)に入力しているが、このセンサ出力をサブ側ではなくメイン(遊技制御装置)に入れて、特図始動センサ51やカウントセンサ53の入力に基づいて異常監視の時期を必要なタイミングのみに制限するようにしてもよい。
また、不正判定手段が出力する「異常に対応するための情報」として、入賞センサを無効とする制御信号や、遊技球の発射を停止させる制御信号が設定されてもよい。即ち、不正行為と推定されるような異常な振動が検出されたときには、入賞センサを無効としたり、遊技球の発射を停止させたりする態様であってもよい。このようにすれば、ど突きなどの不正行為による遊技店の損害を抑制する効果が高い。
また、遊技盤振動検出手段の検出部は、遊技盤ではなく、前面枠における遊技盤以外の部分(前面枠に固定された部材含む)に設けられてもよいことは、いうまでもない。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
パチンコ機の正面側斜視図である。 パチンコ機の裏面図である。 遊技盤の裏面図である。 ガラス枠等を開けた状態のパチンコ機の正面側斜視図である。 前面枠を開けた状態のパチンコ機の正面側斜視図である。 制御系統全体のブロック図である。 (a)は振動センサの概略構造を示す図であり、(b)は振動センサユニットの構成を示す斜視図である。 (a)は振動の程度を判定するための異なる複数の閾値を示す図であり、(b)は振動の異常を判定するためのテーブルを示す図である。 振動センサの検出信号のデータ例を示す図であって、(a)は振動継続時間Tが長い場合、(b)は振動継続時間Tが短い場合を示す。 振動異常監視処理を示すフローチャートである。 振動報知処理を示すフローチャートである。 振動報知処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
9 遊技盤収納部材
10 遊技盤
11 前面枠
12 本体枠
12a 補強材(補強部)
83a 振動センサ(遊技盤振動検出手段の検出部)
83b 振動センサ(本体振動検出手段の検出部)
100b スイッチベース(裏面側構成部材)
110 表示制御装置(振動判定手段、不正判定手段、外来振動判断手段、不正判定制限手段)

Claims (7)

  1. 当該遊技機が設置される島に対して固定される本体枠と、この本体枠に回動可能に軸支された前面枠とを有し、前記前面枠の裏面側に、遊技盤を収納可能な遊技盤収納部材を備える遊技機において、
    振動の検出部を有し、該検出部が前記前面枠側に設けられて前記遊技盤に加わる振動を検出する遊技盤振動検出手段と、
    振動の検出部を有し、該検出部が前記本体枠側に設けられて前記本体枠に加わる振動を検出する本体振動検出手段と、
    前記遊技盤振動検出手段が検出した振動に基づいて、当該遊技機に対する不正を含む異常の有無を判定し、この異常が有ったと判定すると、この異常に対応するための情報を出力する不正判定手段と、
    前記本体振動検出手段が検出した振動と、前記遊技盤振動検出手段が検出した振動とを比較して、前記島経由の外来振動であるか否かを判断する外来振動判断手段と、
    前記外来振動判断手段により外来振動と判断された場合に、前記不正判定手段による異常の有無の判定又は情報の出力を制限する不正判定制限手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤振動検出手段の検出部は、遊技盤に固定された裏面側構成部材に設けられ、この裏面側構成部材は、前記遊技盤裏面側下部にあって、前面側に入賞球を集合させる球集合樋を形成する部材であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記本体振動検出手段の検出部は、前記本体枠下部の補強部に設けられ、この補強部は、前記本体枠の左辺部と右辺部の間に渡すように設けられた梁であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技盤振動検出手段は、前記検出部の出力に基づいて、振動の程度を複数段階に判定する振動判定手段を備え、
    前記不正判定手段は、前記遊技盤振動検出手段により検出された振動の程度と、前記異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、前記異常の有無を判定することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記不正判定手段が判定する異常には、複数の段階が設定され、前記不正判定手段は、前記異常に対応するための情報として、その異常の段階に応じた情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記不正判定手段が前記異常に対応するための情報を出力している状態は、その異常の段階に応じた異なるタイミング又は条件で解除されるまで継続されることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記本体振動検出手段は、前記検出部の出力に基づいて、振動の程度を複数段階に判定する振動判定手段を備え、
    前記不正判定制限手段は、前記遊技盤振動検出手段と本体振動検出手段によりそれぞれ検出された振動の程度と、振動による異常の有無の対応関係であって、予め設定された対応関係に基づいて、外来振動であるか否かを判断するとともに、前記不正判定手段による異常の有無の判定を制限することを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の遊技機。
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