JP2007157852A - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】反射率ならびに光反射層および半導体層の電気的な接触性がいずれも高い半導体発光素子を提供する。
【解決手段】半導体層20、下地層30および光反射層31をこの順に積層して構成されたものである。半導体層20は、バッファ層21、GaN層22、n型コンタクト層23、n型クラッド層24、活性層25、p型クラッド層26およびp型コンタクト層27をこの順に積層して構成される。下地層30は、p型コンタクト層27の表面に形成されると共に遷移金属にAg(銀)を添加して構成され、1nm以上10nm以下の厚さを有する。光反射層31は、下地層30の表面に形成されると共にAgに所定の物質を添加して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は光反射層により射出窓側とは反対側に発光した光を射出窓側に反射させる構造を有する半導体発光素子およびその製造方法に関する。
発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)等の半導体発光素子の外部量子効率は、内部量子効率と光抽出効率との2つの要素からなり、これらの効率を改善することにより、長寿命、低消費電力、かつ、高出力の半導体発光素子を実現することが可能となる。ここで、前者の内部量子効率は、例えば、結晶欠陥や転位の少ない良質な結晶が得られるように成長条件を正確に管理したり、キャリア・オーバーフローの発生を抑制することの可能な層構造とすることにより改善される。一方、後者の光抽出効率は、例えば、活性層から発光した光が基板や活性層で吸収される前に射出窓に対して脱出円錐(エスケープ・コーン)角未満で入射する割合が多くなるような幾何形状や層構造とすることにより改善される。また、反射率の高い材料からなる光反射層を設け、射出窓側とは反対側に発光した光を射出窓側に反射することによっても改善され得る。
ところで、発光ダイオード等の半導体発光素子では、上記光反射層は通常、半導体層に電流を注入する電極としての役割も有しており、そのため、半導体層との電気的な接触性が高いことが求められる。一般に、各種半導体層との電気的な接触性が高く、汎用性の高い材料として、Al(アルミニウム)、Au(金)、Pt(白金),Ni(ニッケル),Pd(パラジウム)などを用いる。しかし、これらを光反射層に適用しても反射率はあまり高くならないので、高反射率が要求される用途には適さない場合が多い。
そのような用途では、反射率の極めて高いAg(銀)を光反射層に適用することが考えられる。Agでは、AlGaAs系や、AlGaInP系などの長波長帯の半導体層と電気的な接触性が高く、オーミック接触になりやすい。ところが、GaN系などの短波長帯の半導体層とは電気的な接触性が低く、他の材料系と比べてショットキー接触に近いオーミック接触になりやすいので、線形性が低くなる。このように、Agでは、GaN系などの短波長帯の半導体層との関係で電気的な接触性が低い。そこで、特許文献1では、Pt,PdまたはNiを含有する、厚さ0.1nm〜0.5nmの極めて薄い層をAgからなる光反射層と半導体層との間に設ける技術や、Agからなる光反射層をAgの耐熱性を考慮して低温(300℃)で熱処理する技術が提案されている。
特開2004−260178号公報
しかし、上記した特許文献1記載の前者の技術では、電気的な接触性は改善され得るが、反射率の低い材料からなる層を間に設けているので、必然的に反射率が低下してしまい、高い反射率を望めない。また、後者の技術では、Agからなる光反射層が直接半導体層に接しているので反射率は高いが、光反射層を単に低温で熱処理してもショットキー接触からオーミック接触に変化することはほとんどないので、電気的な接触性が依然として低い。このように、特許文献1では、反射率および電気的な接触性のいずれか一方しか改善することができないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、反射率ならびに光反射層および半導体層の電気的な接触性がいずれも高い半導体発光素子およびその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体発光素子は、半導体層、下地層および光反射層をこの順に積層して構成されたものである。半導体層は、第1導電型層、活性層および第2導電型層をこの順に積層して構成される。下地層は、第2導電型層の表面に形成されると共に遷移金属にAg(銀)を添加して構成され、1nm以上10nm以下の厚さを有する。光反射層は、下地層の表面に形成されると共にAgに所定の物質を添加して構成される。
本発明の半導体発光素子では、光反射層と半導体層との間に設けられた下地層は仕事関数の大きな遷移金属を含んでいるので、下地層と半導体層との間に生じるエネルギー障壁が極めて小さくなる。このとき、半導体層の表面付近に存在する表面準位によって伝導性が妨げられないように、半導体層および下地層のそれぞれの材料を適切に選択することにより、光反射層が下地層を介して半導体層とオーミック接触するので、線形性が高くなる。また、下地層は、光反射層と同様、Agを含んでいるので、半導体層からの発光光を高反射率で反射可能となる。したがって、光反射層から下地層を介して半導体層に電流を注入すると、半導体層で発光が生じ、その発光光が光反射層および下地層によって反射される。また、下地層の厚さを1nm以上10nm以下にしたので、例えば厚さを0.1nm〜0.5nmにしたときのような製造プロセスにおける厚さ制御の困難性はない。これより、下地層が半導体層上で島状に分布する虞がなくなるので、光反射層は下地層を介して半導体層と確実にオーミック接触する。
本発明の半導体発光素子の製造方法は、半導体層上に厚さ1nm以上10nm以下の遷移金属を堆積させたのち、その遷移金属上にAgおよび所定の物質を含んで構成された金属的性質を有する物質を堆積させる工程と、半導体層上に形成された遷移金属および金属的性質を有する物質に対して、所定の温度範囲内および所定の時間範囲内で熱処理を行うことにより、金属的性質を有する物質に含まれるAgを遷移金属の層内に拡散させる工程とを含むものである。
本発明の半導体発光素子の製造方法では、金属的性質を有する物質の層と半導体層との間に遷移金属の層が形成されるので、遷移金属の層と半導体層との間に生じるエネルギー障壁が極めて小さくなる。このとき、半導体層の表面付近に存在する表面準位によって伝導性が妨げられないように、半導体層および遷移金属の層のそれぞれの材料を適切に選択することにより、金属的性質を有する物質の層が遷移金属の層を介して半導体層とオーミック接触するので、線形性が高くなる。また、遷移金属の層は、金属的性質を有する物質の層から拡散されたAgを含むので、金属的性質を有する物質の層、半導体層からの発光光を高反射率で反射可能となる。したがって、金属的性質を有する物質の層から遷移金属の層を介して半導体層に電流を注入すると、半導体層で発光が生じ、その発光光が金属的性質を有する物質の層および遷移金属の層によって反射される。また、遷移金属の層の厚さを1nm以上10nm以下にしたので、例えば厚さを0.1nm〜0.5nmにしたときのような製造プロセスにおける厚さ制御の困難性はない。これより、遷移金属の層が半導体層上で島状に分布する虞がなくなるので、金属的性質を有する物質の層は遷移金属の層を介して半導体層と確実にオーミック接触する。
本発明の半導体発光素子によれば、光反射層と半導体層との間に仕事関数の大きな遷移金属および反射率の極めて高いAgを含む下地層を設けるようにしたので、光反射層が下地層を介して半導体層にオーミック接触し、さらに下地層が光反射層と同様、半導体層からの発光光を高反射率で反射可能となる。これにより、反射率ならびに光反射層および半導体層の電気的な接触性のいずれも高い半導体発光素子を実現することができる。
本発明の半導体発光素子の製造方法によれば、金属的性質を有する物質の層と半導体層との間に仕事関数の大きな遷移金属および反射率の極めて高いAgを含む遷移金属の層を設けるようにしたので、金属的性質を有する物質の層が遷移金属の層を介して半導体層にオーミック接触し、さらに遷移金属の層が金属的性質を有する物質の層と同様、半導体層からの発光光を高反射率で反射可能となる。これにより、反射率ならびに金属的性質を有する物質の層および半導体層の電気的な接触性のいずれも高い半導体発光素子を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る発光ダイオード(LED)の断面構造を表したものである。なお、図1は、模式的に表したものであり、実際の寸法、形状とは異なっている。
この発光ダイオードは、基板10 上に、窒化物系III−V族化合物半導体からなる半導体層20を成長させたものである。この半導体層20は、バッファ層21、GaN層22、n型コンタクト層23、n型クラッド層24,活性層25,p型クラッド層26(第1p型半導体層)およびp型コンタクト層27(第2p型半導体層)をこの順に積層して構成される。
なお、ここでいう窒化物系III−V族化合物半導体とは、ガリウム(Ga)と窒素(N)とを含んだ窒化ガリウム系化合物のことであり、例えばGaN,AlGaN(窒化アルミニウム・ガリウム),あるいはAlGaInN(窒化アルミニウム・ガリウム・インジウム)などが挙げられる。これらは、必要に応じてSi(シリコン),Ge(ゲルマニウム),O(酸素),Se(セレン)などのIV族およびVI族元素からなるn型不純物、または、Mg(マグネシウム),Zn(亜鉛),C(炭素)などのII族およびIV族元素からなるp型不純物を含有している。
基板10は、透明基板、例えば、c面サファイアにより構成される。バッファ層21は、例えば、厚さが30nmのアンドープのGaNにより構成され、c面サファイア上に低温成長によって成長させることにより形成されている。GaN層22は、例えば、厚さが0.5μmのアンドープのGaNにより構成され、バッファ層21を介してc面サファイア上にELO(Epitaxial Lateral Overgrowth)などの横方向結晶成長技術を用いて成長させることにより形成されている。n型コンタクト層23は、例えば、厚さが4.0μmのn型GaNにより、n型クラッド層24は、例えば、厚さが1.0μmのn型AlGaNによりそれぞれ構成される。
活性層25は、例えば、厚さが3.5nmのアンドープInx Ga1-x N井戸層(0<x<1)と厚さが7.0nmのアンドープIny Ga1-y N障壁層(0<y<1)とを一組としてこれを3組積層してなる多重量子井戸構造を有する。この活性層25はその中心領域に、注入された電子と正孔の再結合により光子が発生する発光領域25Aを有する。p型クラッド層26は、例えば、厚さが0.5μmのp型AlGaNにより構成される。p型コンタクト層27は、例えば、厚さが0.1μmのp型GaNにより構成され、p型クラッド層26よりも高いp型不純物濃度を有する。
n型コンタクト層23の上部、n型クラッド層24,活性層25,p型クラッド層26およびp型コンタクト層27には、後述するようにp型コンタクト層27側からn型コンタクト層23の上部まで選択的にエッチングすることにより凸形状のメサ部28が形成されている。
メサ部28の上面、すなわち、p型コンタクト層27の上面の一部に、下地層30および光反射層31がこの順に積層されている。
光反射層31は、金属的性質を有する物質、例えば厚さが70nm以上200nm以下のAg合金により構成される。このAg合金は、Agに、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Au(金)、Cu(銅)、In(インジウム)およびGa(ガリウム)の少なくとも1つの物質を添加して構成されたものであり、例えば、Ag98%,Pd1%,Cu1%を含有する、いわゆるAPCにより構成される。このAg合金は、その組成によっても異なるが、例えばPd,Cu,Inなどにより構成されている場合、200℃を超える高温で加熱されたとしても、マイグレーションや凝集などによる光学特性(反射率)の劣化を起こす虞はほとんどない。そのため、200℃程度で上記の現象が生じてしまう純Agと比べて、極めて大きな耐熱性を有する。また、Ag合金は、純Agと比べて、酸化や硫化に対する反応性が低く、外部環境からの影響を受けにくい特徴を有する。ここで、Ag合金は、蒸着法よりもスパッタ法により形成されることが好ましい。スパッタ法を用いることにより被着性を極めて大きくすることが可能となり、これにより、光反射層31の剥離を抑制することができるからである。
Ag合金は、上記したような純Agの不利な点を克服している一方で、純Agと同様に極めて大きな反射率を有する。これにより、光反射層31は活性層25の発光領域25Aから発せられる発光光のうち、射出窓である基板10とは反対側に向かう光を基板10側に反射する機能を有する。また、光反射層31は、後述のp側バンプ部34と電気的に接続されているので、p側電極としての機能も兼ね備えている。そのため、光反射層31は、p型コンタクト層27との電気的な接触性が高いことが要求される。ところが、光反射層30は、下地層30を介してp型コンタクト層27とオーミック接触しており、電気的な接触性が高い。
下地層30は、例えば、遷移金属にAgを添加して構成されたものである。遷移金属は、p型コンタクト層27中のN(窒素)と容易に反応して侵入型窒化物を形成し、これにより下地層30とp型コンタクト層27との間のエネルギー障壁を極めて小さくするという特性を有しているので、光反射層31とp型コンタクト層27との電気的な接触性を高めることの可能な物質といえる。ただし、p型コンタクト層27の表面付近に存在する表面準位によって伝導性が妨げられないように、p型コンタクト層27および下地層30のそれぞれの材料を適切に選択することが重要である。ここで、下地層30に含まれる遷移金属としては、熱処理(シンタリング)を行う関係上、純Agよりも融点の高いもの、例えば、Pd、Ni(ニッケル)、Pt(白金)およびRh(ロジウム)の少なくとも1つであることが好ましく、さらに上記した表面準位を考慮すると、p型コンタクト層27がGaNにより構成される場合は、例えば、Pd、Niが好ましい。このように、種々の条件を考慮することにより、下地層30は、光反射層31とp型コンタクト層27とを互いにオーミック接触させ、線形性を高くすることが可能となる。
また、下地層30は、蒸着法または低入射パワーでのスパッタ法により形成されることが好ましい。このような方法を用いることにより、p型コンタクト層27の表面状態が変化するのを抑制することができるので、電気的な接触性が低下してオーミック接触がショットキー接触に変化し、線形性が低下することを抑制することができる。
下地層30に含まれるAgは、後述するように光反射層31に含まれるAgが熱処理(シンタリング)によって拡散してきたものであり、この拡散してきたAgの濃度分布に応じた反射率を有する。すなわち、この下地層30の反射率、ひいては光反射層31および下地層30からなるミラー層の反射率は、下地層30に含まれるAgの濃度分布を変化させることにより変更可能になっている。
具体的には、光反射層31に含まれるAgを、下地層30のうち光反射層31との界面からp型コンタクト層27との界面に向かって拡散させればさせる程、ミラー層の反射率を高くすることができるようになっている。そして、Agを拡散させてp型コンタクト層27との界面に到達させると、ミラー層の反射率を大幅に高くすることができ、さらにp型コンタクト層27との界面におけるAgの濃度を所定の濃度以上にすると、ミラー層の反射率を広い波長帯域に渡って純Agの反射率(97%)とほぼ同様の高反射率(例えば95%程度)とすることができるようになっている。
ここで、Agを上記したように下地層30内に拡散させるためには、熱処理(シンタリング)の条件(温度、時間)を、下地層30および光反射層31のそれぞれの層の厚さや熱伝導率などの値を考慮して精密に設定することが重要となる。このとき、下地層30の厚さが例えば1μmのようにあまり厚いと、下地層30のうちp型コンタクト層27との界面でのAg濃度が所定の値に達するまでに膨大な時間がかかる。逆に、例えば0.1nm〜0.5nmのようにあまりに薄いと、下地層30を形成する際に厚さの制御が困難となり、その結果、下地層30がp型コンタクト層27上で島状に分布する虞が出てくる。そのため、高いスループットと、高い電気的な接触性とを両立させるためには、下地層30の厚さは1nm以上10nm以下であることが好ましい。なお、熱処理(シンタリング)の条件(温度、時間)の設定の仕方については後に詳述する。
p側パッド部33が保護層32の上面の一部に、p側バンプ部34がp側パッド部33の上面の一部にそれぞれ形成されている。このp側パッド部33は、例えば、厚さ50nmのTi、厚さ100nmのNiおよび厚さ300nmのAuをこの順に積層した構造を有する。p側バンプ部34は、例えば、厚さ5000nmのAuからなる。
n側電極35がn型コンタクト層23の表面のうちメサ部28の外縁に沿った部分に、n側バンプ部36がn側電極35の上面の一部にそれぞれ形成されている。このn側電極35は、例えば、厚さ50nmのTi、厚さ100nmのNiおよび厚さ300nmのAuをこの順に積層した構造を有する。n側バンプ部36は、例えば、厚さ5000nmのAuからなる。絶縁層37が、メサ部28および保護層32の側面、ならびにn型コンタクト層23の露出部分に形成されている。この絶縁層37は、例えば、厚さ300nmのSiNからなる。
次に、このような構成を備えた発光ダイオードの製造方法の一例について、図2ないし図5を参照しつつ詳細に説明する。図2は製造工程の流れを簡略化して表すものであり、図3は製造過程における発光ダイオードの断面構成を表すものである。図4および図5は光反射層31に含まれるAgが下地層30に拡散していく様子を概念的に表すものである。
発光ダイオードを製造するためには、c面サファイアからなる基板10上に、窒化物系III−V族化合物半導体からなる半導体層20を、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition :有機金属気相成長)法により形成する。この際、GaN系化合物半導体の原料としては、例えば、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(TMIn)、アンモニア (NH3)を用い、ドナー不純物の原料としては、例えば、シラン(SiH4 )を用い、アクセプタ不純物の原料としては、例えばビス=メチルシクロペンタジエニルマグネシウム((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス=シクロペンタジエニルマグネシウム((C5 5 2 Mg)を用いる。
まず、基板10の表面を例えばサーマルクリーニングにより清浄する。続いて、清浄された基板10上に、例えばMOCVD法により例えば500℃程度の温度でバッファ層21Aを成長させた後、例えばELOなどの横方向結晶成長技術により例えば1000℃の成長温度でGaN層22を成長させる。
次に、GaN層22上に、例えばMOCVD法により、n型コンタクト層23、n型クラッド層24,活性層25,p型クラッド層26およびp型コンタクト層27を順次成長させる。ここで、Inを含まない層であるn型コンタクト層23、n型クラッド層24、p型クラッド層26およびp型コンタクト層27の成長温度は例えば1000℃程度とし、Inを含む層である活性層25の成長温度は例えば700℃以上800℃以下とする。このようにして半導体層20を結晶成長させた(ステップS1)のち、例えば600℃以上700℃以下の温度で数十分加熱して、p型クラッド層26およびp型コンタクト層27中のアクセプタ不純物を活性化させる(ステップS2)。
次に、p型コンタクト層27上に、メサ部28の形状に対応した所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成し、このレジストパターンをマスクとして、例えば塩素系ガスを用いたRIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング) 法によりn型コンタクト層23に達するまでエッチングを行うことにより、メサ部28を形成する。
次に、図3に示したように、p型コンタクト層27上に、例えば蒸着法または低入射パワーでのスパッタ法により、遷移金属層30Aを堆積させ、この堆積した遷移金属層30A上に、例えばスパッタ法により、光反射層31を形成する(ステップS3)。
次に、所定の温度範囲内および所定の時間範囲内で、光反射層31および遷移金属層30AをN2 雰囲気中で熱処理(シンタリング)し、光反射層31に含まれるAgを遷移金属層30Aに拡散させることにより下地層30を形成する(ステップS4、図4,図5参照)。その後、p側パッド部33、p側バンプ部34、n側電極35およびn側バンプ部36を順次形成する。このようにして、本実施の形態の発光ダイオードが製造される。
以下、本実施の形態の特徴部分である熱処理(シンタリング)について詳述する。
この熱処理(シンタリング)は、上記したように、光反射層31に含まれるAgを遷移金属層30Aに拡散させ、これにより光反射層31および下地層30からなるミラー層の反射率を高くすることを主な目的としている。このことから、この熱処理における温度範囲は、光反射層31に含まれるAgが遷移金属層30A内に十分に拡散することの可能な温度以上、光反射層31が急速に劣化する温度より低い温度であることが好ましい。ただし、この温度範囲は、熱処理の時間が短いほど高い方にシフトし、長いほど低い方にシフトする時間依存性を有する。一方、この熱処理における時間範囲は、設定温度と、光反射層31および遷移金属層30Aのそれぞれの厚さおよび熱伝導率とに基づいて、図4に示したように、光反射層31に含まれるAgが遷移金属層30Aのうち光反射層31との界面を含む所定の領域に拡散することの可能な時間以上であることが好ましく、図5に示したように、光反射層31に含まれるAgが遷移金属層30Aのうちp型コンタクト層27との界面まで拡散することの可能な時間以上であることがより好ましい。ここで、設定温度が高い場合は熱処理の時間を短くすることにより光反射層31を劣化させることなくAgを所定の領域まで拡散させることができ、その結果、高反射率を実現することができ、設定温度が低い場合は熱処理の時間を長くすることによりAgを所定の領域まで拡散させることができ、その結果、高反射率を実現することができる。
例えば、光反射層31を厚さ150nmのAg合金、遷遷移金属層30Aを厚さ5nmのPdとした場合に、全く熱処理を行わなかったときの反射率は、図6に示したように83%しかなく、90%を超えていない。しかし、加熱時間を1分と固定した場合(図中の実線)に、設定温度を300℃にすると反射率は91%となり、400℃以上450℃以下の値にすると95%となる。このように、400℃以上450℃以下の値にすると製造過程において温度が多少ばらついたとしても安定した反射率が得られる。さらに温度を上げると550℃ぐらいまでは緩やかに減少し、それを超えると急激に減少する。これは、450℃を超えると光反射層31の劣化が始まり、550℃を超えると光反射層31の劣化が激しくなることを意味している。したがって、加熱時間を1分としたときは、温度範囲は300℃以上550℃以下であることが好ましく、400℃以上450℃以下であることがより好ましい。また、加熱時間を10分と長くした場合(図中の一点鎖線)に、設定温度を280℃にすると反射率は91%となり、設定温度を320℃以上420℃以下の値にすると95%となる。このように、320℃以上420℃以下の値にすると製造過程において温度が多少ばらついたとしても安定した反射率が得られる。さらに温度を上げると430℃ぐらいまでは緩やかに減少し、それを超えると急激に減少する。これは、430℃を超えると光反射層31の劣化が始まり、それを超えると光反射層31の劣化が激しくなることを意味している。したがって、加熱時間を10分としたときは、温度範囲は280℃以上430℃以下であることが好ましく、320℃以上420℃以下であることがより好ましい。
このように、好ましい温度範囲は、熱処理の時間が短いほど高い方にシフトし、長いほど低い方にシフトすることがわかる。また、設定温度が高い場合は熱処理の時間を短くすることにより光反射層31を劣化を最小限にとどめて高反射率を実現することができ、設定温度が低い場合は熱処理の時間を長くすることにより高反射率を実現することができる。
つまり、本発光ダイオードは、光反射層31とp型コンタクト層27との間に下地層30を設けているにも拘わらず、純Agと同様の高反射率を実現することができる。
このようにして製造された発光ダイオードでは、p側バンプ部34およびn側バンプ部36に電流が供給されると、電流が活性層25の発光領域25Aに注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この発光領域25Aで生じた発光光のうち射出窓である基板10に直接向かう光L1は基板10を透過して外部に射出され、射出窓である基板10とは反対側に向かう光L2,L3は下地層30および光反射層31からなるミラー層によって基板10側に反射されたのち、基板10を透過して外部に射出される。
このとき、光L2,L3は極めて大きな反射率を有するAgを含んで構成された下地層30および光反射層31からなるミラー層で反射されるので、Agを含まないミラー層で反射された場合と比べて反射率や、光抽出効率が大きくなる。特に、Agと同様の反射率を有するミラー層で反射させた場合は、この発光ダイオードの反射率や、光抽出効率が極めて大きくなる。
また、発光ダイオードの電流電圧特性は、図7に示したように、ほとんど線形となっていることから、p側バンプ部34と電気的に接続された光反射層31は仕事関数の大きな遷移金属を含む下地層30を介してp型コンタクト層27にオーミック接触していることがわかる。これより、p側バンプ部34およびn側バンプ部36を駆動するに際して、遷移金属を含まない層を介してp型コンタクト層27に接している場合と比べて接触抵抗を低くすることができ、その結果、駆動電圧を小さくすることができる。
このように、本実施の形態では、光反射層31とp型コンタクト層27との間に、仕事関数の大きな遷移金属および反射率の極めて高いAgを含む下地層30を設けるようにしたので、光反射層31が下地層30を介してp型コンタクト層27とオーミック接触し、さらに、下地層30が光反射層31と同様、半導体層20からの発光光を高反射率で反射可能となる。これにより、下地層30および光反射層31からなるミラー層の反射率ならびに光反射層31およびp型コンタクト層27の電気的な接触性のいずれも高い発光ダイオードを実現することができる。
また、例えば、熱処理(シンタリング)を行った発光ダイオードを高温高湿度(70℃、90%)の雰囲気中で200時間発光させた場合であっても、下地層30および光反射層31は変質したり、剥離しなかったことから、熱処理(シンタリング)を行うことによって、光反射層31および下地層30の被着性を向上させることができる。このとき、反射率の変動率が1%程度と、測定誤差の範囲内であったことから、熱処理(シンタリング)を行うことによって、反射率の変動を低減することができる。
[変形例]
ところで、上記実施の形態では、下地層30および光反射層31を、熱処理(シンタリング)の際に窒素雰囲気中で露出させるようにしていたが、図8に示したような、これらの層を熱から保護するための保護層32を形成したのち、熱処理(シンタリング)を行うようにしてもよい。
この保護層32は、光反射層31を上記熱処理による高温から保護することの可能な材料、例えば、Ni(ニッケル)、Ti(チタン)およびPtの少なくとも1つにより構成されたものであり、例えば100nmの厚さを有する。この保護層32は、保護層32が設けられていない場合と比べて、熱処理の温度の上限、すなわち、光反射層31が急速に劣化する温度をおよそ200℃上げることを可能にしている。このように、保護層32を備えることにより、熱処理において、例えば、加熱時間を10分とした場合に、設定温度を500℃程度にしたとしても、光反射層31の劣化を最小限にとどめて高反射率を実現することができる。
例えば、保護層32を厚さ100nmのNi、光反射層31を厚さ360nmのAg合金、遷遷移金属層30Aを厚さ2nmのPdとした場合に、全く熱処理を行わなかったときの反射率は図9のRaに示したように90%を超えることはない。しかし、設定温度を400℃、加熱時間を10分としたときの反射率は図9のRbに示したように波長帯域の一部が91%を超えるようになり、加熱温度を500℃としたときの反射率は図9のRcに示したように波長帯域の多くが93%を超えるようになり、加熱温度を550℃としたときの反射率は図6のRdに示したように波長帯域のほぼ全域が95%となる。
このように加熱時間を固定した状態で加熱温度を高くするにつれて反射率が高くなるのは、光反射層31に含まれるAgが遷移金属層30Aのうちp型コンタクト層27との界面に向かって拡散する速度が速くなるからである。これより、光反射層31および下地層30を保護層32で覆ったのち、上記実施の形態での設定温度よりも高い温度で熱処理を行うことにより、光反射層31の劣化を抑制しつつ、より短時間で高反射率を実現することができる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および変形例に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態では、窒化物系III−V族化合物半導体を含んで構成された発光ダイオードについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の半導体材料、例えば、AlGaAs系や、AlGaInP系などの長波長帯の発光ダイオードに適用することも可能である。
本発明の一実施の形態に係る発光ダイオードの断面構成図である。 発光ダイオードの製造工程の流れを簡略化して表す流れ図である。 発光ダイオードの製造工程を説明するための断面構成図である。 光反射層に含まれるAgが下地層の一部に拡散していく様子を概念的に表す概念図である。 光反射層に含まれるAgが下地層全体に拡散していく様子を概念的に表す概念図である。 加熱時間と反射率との関係を説明するための関係図である。 電流電圧特性を説明するための関係図である。 変形例に係る発光ダイオードの製造工程を説明するための断面構成図である。 図8の発光ダイオードにおける加熱温度と反射率との関係を説明するための関係図である。
符号の説明
10…基板、20…半導体層、21…バッファ層、22…GaN層、23…n型コンタクト層、24…n型クラッド層、25…活性層、25A…発光領域、26…p型クラッド層、27…p型コンタクト層、28…メサ部、30…下地層、30A…遷移金属層、31…光反射層、32…保護層、33…p側パッド部、34…p側バンプ部、35…n側電極、36…n側バンプ部、37…絶縁層、L1,L2,L3…光。

Claims (11)

  1. 第1導電型層、活性層および第2導電型層をこの順に積層して構成された半導体層と、
    Ag(銀)に所定の物質を添加して構成された光反射層と
    前記半導体層および前記光反射層の間に形成されると共に遷移金属にAgを添加して構成された厚さ1nm以上10nm以下の下地層と
    を備えたことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記下地層のAgは、前記光反射層との界面を含む所定の領域に添加されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記下地層のAgは、当該下地層全体に渡って添加されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  4. 前記所定の物質は、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Au(金)、Cu(銅)、In(インジウム)およびGa(ガリウム)の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  5. 前記遷移金属は、Agよりも高い融点を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  6. 前記遷移金属は、Pd、Ni(ニッケル)、Pt(白金)およびRh(ロジウム)の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。
  7. 前記反射層は、スパッタ法により形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  8. 前記第2導電型層は、III−V族窒化物半導体からなる、第1p型半導体層および第2p型半導体層をこの順に積層して構成されたものであり、
    前記第2p型半導体層は、前記第1p型半導体層よりも高いp型不純物濃度を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  9. 半導体層上に厚さ1nm以上10nm以下の遷移金属を堆積させたのち、その遷移金属上にAgおよび所定の物質を含んで構成された、金属的性質を有する物質を堆積させる工程と、
    前記半導体層上に形成された遷移金属および前記金属的性質を有する物質に対して、所定の温度範囲内および所定の時間範囲内で熱処理を行うことにより、前記金属的性質を有する物質に含まれるAgを前記遷移金属の層内に拡散させる工程と
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  10. 前記所定の温度範囲は、前記金属的性質を有する物質に含まれるAgが前記遷移金属の層内に拡散することの可能な温度以上、前記金属的性質を有する物質の融点より低い温度以下であり、
    前記所定の時間範囲は、設定された温度、前記金属的性質を有する物質および遷移金属のそれぞれの層の厚さならびに前記金属的性質を有する物質および遷移金属のそれぞれの熱伝導率に基づいて、前記金属的性質を有する物質に含まれるAgが前記遷移金属の層のうち前記金属的性質を有する物質の層との界面を含む所定の領域に拡散することの可能な時間以上である
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体発光素子の製造方法。
  11. 前記所定の時間範囲は、前記金属的性質を有する物質に含まれるAgが前記遷移金属の層のうち前記半導体層との界面まで拡散することの可能な時間以上である
    ことを特徴とする請求項10記載の半導体発光素子の製造方法。
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