JP2007156100A - シート処理システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シート処理装置が他のシート処理装置から通知されたシート情報に基づいて適正にシート搬送制御することが可能となるシート処理システムを提供する。
【解決手段】本シート処理システムは、カラー画像形成装置101と、複数のシート処理装置、即ちカラー画像形成装置101にシートを給紙する給紙デッキ105と、画像形成されたシートを後処理するフィニッシャ102と、スタッカ103と、ソータ104とで構成される。カラー画像形成装置101、フィニッシャ102、スタッカ103、ソータ104、及び給紙デッキ105は、装置間通信ネットワーク120により互いに接続されている。各シート処理装置は、所定の処理が行われたシートを当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として通知する。
【選択図】図11

Description

本発明は、シート処理システム及びその制御方法に関し、特に、プリンタや複写機等の画像形成装置とフィニッシャやスタッカ等のシート処理装置とで構成されるシート処理システム及びその制御方法に関するものである。
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置は、フィニッシャ、ソータ等の後処理装置(シート処理装置)と接続されて家庭内での個人ユースやオフィスでのビジネスユースといった比較的プリントボリュームの小さい分野で使用されてきた。
しかしながら、今日では、画像形成装置の高画質化、高速化により、印刷業界で製本にかわるバリヤブル印刷やオンデマンド出版といったプリントボリュームの大きな分野で使用されつつある。また、これに伴い、画像形成装置から出力されたシートの仕分け、分類工程、綴じ工程、折り工程等の様々な機能を有する後処理装置を画像形成装置に複数組み合わせて接続し、シート処理システムとして使用されているものがある。
個人又はオフィス向けの画像形成装置に後処理装置が接続されたものとしては、例えば特許文献1の図1に示す複写機が挙げられる。本複写機では、画像形成装置である装置本体101とシート処理装置であるフィニッシャ119とが接続され、複写機全体を制御するCPU回路部200及びフィニッシャを制御するフィニッシャ制御部211のCPU221によりシート搬送の制御が行われる。また、CPU回路部200とフィニッシャ制御部211とが一体であってもよいことが記載されている。
一方、印刷業界向けでは、画像形成装置にフィニッシャ、バインダ、スタッカ、ソータ(シート仕分け装置)、及び糊付装置等の後処理装置が接続されたものがある。そして、これら装置間のシートの渡し口及びシートの受け入れ口の高さを同一にすることにより、後処理装置同士の組み合わせ及び組み合わせの順序を自由に行うことが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−269165号公報 特開平06−286931号公報
しかしながら、上記従来技術の場合には次のような問題点を有している。即ち、画像形成装置に複数の後処理装置が接続されたシート処理システムでは、各後処理装置がシートに対してステイプル等の処理を施すことにより、シートの形態を変更して次の装置へ受け渡される場合が存在する。
例えば、上記特許文献1において、複数のシート束を綴じるステイプル機能とシート束を折り曲げるシート折り機能を有するフィニッシャが記載されている。このフィニッシャは、その下流にスタッカやシート仕分け装置が接続可能な構成である。このスタッカやシート仕分け装置には、画像形成装置で画像形成されたシートとは異なるサイズ又は厚さのシートが受け渡される場合がある。
また、上記特許文献2において、シートをZ折りにするZ折り機能を有する装置が記載されている。この装置の下流にスタッカやシート仕分け装置が接続されたときは、該スタッカや該シート仕分け装置には画像形成装置で画像形成されたシートとは異なるサイズ又は厚さのシートが受け渡される場合がある。
そのため、画像形成装置の下流に接続されたスタッカやシート仕分け装置は、上流から搬送されるシートの厚さに応じてシート搬送ローラのニップ位置をオフセットしたり、シート搬送時のカール取り量を変更したりする制御が必要となる。この場合、スタッカやシート仕分け装置に対して、次に受け渡すシートのサイズや厚さ、該シートに施された処理等を含むシートの変更情報を通知する必要がある。
一方、特許文献1における複写機のように、画像形成装置及びシート処理装置にそれぞれCPUが存在する構成では、画像形成装置内のCPUが全てのシートの変更情報を把握する必要がある。そして、画像形成装置内のCPUが、シートの変更情報を該シートが受け渡されるタイミングで複数のシート処理装置内の各CPUに対して個別に通知する必要がある。この結果、シート処理装置の数が増えるほど画像形成装置により行われる制御が複雑になり、シート処理装置を追加してシート処理システムを拡張することが困難となる。
また、画像形成装置のCPUと複数のシート処理装置のCPUとを一体とすることはCPUのパフォーマンスの観点から困難である。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、シート処理装置が他のシート処理装置から通知されたシート情報に基づいて適正にシート搬送制御することが可能となるシート処理システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、シート処理装置の追加を容易に行うことができ、シート処理装置の接続順を自由に変えることが可能な拡張性の高いシート処理システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のシート処理システムは、受け取ったシートに所定の処理を行って搬送するシート処理装置を連接して構成されるシート処理システムにおいて、前記シート処理装置は、前記所定の処理が行われたシートを当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として通知する通知手段を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載のシート処理システムの制御方法は、受け取ったシートに所定の処理を行って搬送するシート処理装置を連接して構成されるシート処理システムの制御方法において、前記所定の処理が行われたシートを他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として当該他のシート処理装置に通知する通知工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受け取ったシートに所定の処理を行って搬送するシート処理装置において、所定の処理が行われたシートを当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として通知するので、シートを受け取ったシート処理装置が該シート情報に基づいて適正にシート搬送制御することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理システムの構成を示す図である。
図1において、本シート処理システムは、カラー画像形成装置101と、複数のシート処理装置とで構成される。複数のシート処理装置には、カラー画像形成装置101にシートを給紙する給紙デッキ105、画像形成されたシートを後処理するフィニッシャ102、スタッカ103、及びソータ104が含まれる。
図2は、図1のシート処理システムを含むネットワークシステムの構成を示すシステム構成図である。
図2において、カラー画像形成装置101、フィニッシャ102、スタッカ103、ソータ104、及び給紙デッキ105は、装置間通信ネットワーク120により互いに接続されている。
カラー画像形成装置101は、PC端末110にLAN100を介して接続されている。カラー画像形成装置101は、コントローラ部3000と、プリンタ制御3100とを備える。コントローラ部3000は、ユーザのプリント命令によりPC端末110から送られてきた画像データやドキュメントデータを受信すると共に、ジョブの管理を行う。プリンタ制御部3100は、受信した画像データ等に基づいてシート上に可視画像を形成し、シートの搬送を行う。
フィニッシャ102、スタッカ103、ソータ104、及び給紙デッキ105は、それぞれシートの搬送及びシート処理を行うためのフィニッシャ制御部3200、スタッカ制御部3300、ソータ制御部3400、給紙デッキ制御部3500を備える。
PC端末110で作成された画像やドキュメントは、不図示のユーザインターフェース(UI)画面上でノンソートモード、ソートモード、及びサドルモード等の各種シート処理モードの設定がなされ、LAN100を介してカラー画像形成装置101へ送られる。
カラー画像形成装置101は、受信した画像データ等に応じて画像形成を行うと共に、装置間通信ネットワーク120を介してシート処理に必要なシート情報や、タイミング情報をやりとりし、PC端末110で設定されたシート処理が実行され、シートの出力を行う。
図3は、図2のカラー画像形成装置101の構成を示す制御ブロック図である。
図3において、コントローラ部3000は、CPU301と、RAM302と、ROM303と、外部I/F部304と、PDL制御部305と、内部I/F部306と、操作部307とを備える。
CPU301は、アドレスバス及びデータバスを介して、制御プログラムを格納するROM303と処理を行うためのデータを格納するRAM302に接続されている。CPU301には、LAN100を介して外部と通信を行うための外部I/F部304と、受信したデータの加工、蓄積、及び画像処理を行うPDL制御部305と、プリンタ制御部3100との通信を行う内部I/F部306が接続されている。さらに、CPU301には操作部307が接続されている。
CPU301は、操作部307の不図示の表示手段、キー入力手段を制御する。使用者はキー入力手段を介して、表示の切り替えをCPU301に指示する。CPU301は、操作部305の表示手段に対して、装置の動作状態や、キー入力によって設定された動作モードの表示を行う。
プリンタ制御部3100は、CPU311と、RAM312と、ROM313と、内部I/F部315と、デバイス制御部314と、装置間I/F部316とを備える。
CPU311は画像形成動作の基本制御を行う。また、CPU311は、アドレスバス及びデータバスを介して、制御プログラムを格納するROM313と画像形成動作の処理を行うためのデータを格納するRAM312に接続されている。
ROM313には、後述する制御プログラム等が格納されているものとする。デバイス制御部314は、各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路である。内部I/F部315は、コントローラ部3000との間で画像信号、タイミング信号のやりとりを行う。装置間I/F部316は、装置間通信ネットワーク120を介してシート処理装置との間でシート情報、タイミング情報のやりとりを行う。
CPU311は、制御プログラムの内容に従って、コントローラ部3000と内部I/F部315を介して画像信号を受信し、デバイス制御部314を制御して画像形成動作を実行する。それと共に、CPU311は、装置間I/F部316を介してシート処理装置との間でシート情報、タイミング情報のやりとりをし、シートの搬送動作を実行する。
図4は、図3の外部I/F部304の構成を示すブロック図である。
図4において、外部I/F部304は、コア部501と、PC端末110にLAN100を介して接続するコンピュータインターフェイス部503と、フォーマッタ部504と、イメージメモリ部505とを備える。
コンピュータインターフェイス部503は、PC端末110とのデータ通信を行うインターフェイス部であり、ローカルエリア(LAN)用I/F、シリアルI/F、SCSII/F、及びプリンタのデータ入力用のセントロI/Fなどを備える。コンピュータインターフェイス部503は、PC端末110から画像データや当該画像データに設定されたシート処理モードの情報を受け取ると共に、カラー画像形成装置101の状態をPC端末110に通知する。
PC端末110から受け取る画像データは、専用のプリンタコードで記述されているため、フォーマッタ部504において、プリンタ部(不図示)での画像形成が可能なラスタイメージデータに変換される。変換されたラスタイメージデータは、フォーマッタ部504によりイメージメモリ部505に展開される。
コア部501は、コンピュータインターフェイス部503、フォーマッタ部504、及びイメージメモリ部505の相互間で行われるそれぞれのデータ転送を制御管理する。
図5は、図3のPDL制御部305の構成を示すブロック図である。
図5において、PDL制御部305は、ページメモリ401と、メモリコントローラ402と、圧縮/伸長部403と、ハードディスク404とを備える。
外部I/F部304からPDL制御部305に送られてきた画像データは、メモリコントローラ402によりページメモリ401に書き込まれる。その後、ページメモリ401に書き込まれた画像データは、内部I/F部306を介してプリンタ部に送られるか或いはハードディスク404に蓄積される。蓄積される画像データは、圧縮/伸長部403においてデータ圧縮され、圧縮データとしてハードディスク404に書き込まれる。
メモリコントローラ402は、ハードディスク404に格納されている画像データのページメモリ401への読み出しも行う。その際には、ハードディスク404から読み出した圧縮された画像データを圧縮/伸長部403を介して伸長し、復元した画像データをページメモリ401に書き込む。
また、メモリコントローラ402は、ページメモリ401へ送るDRAMリフレッシュ信号の生成を行う。また、外部I/F部304、ハードディスク404からページメモリ401へのアクセスの調停を行う。さらに、CPU301の指示に従い、ページメモリ401への書き込みアドレス、ページメモリ401からの読み出しアドレス、読み出し方向などの決定制御を行う。
これらの処理により、CPU301は、ページメモリ401において複数の原稿画像を並べてレイアウトを行った上で、内部I/F部306を介してプリンタ部に出力する機能や画像の一部分のみ切り出して出力する機能、画像回転を行う機能を制御することが可能となる。
図6は、図1における複数のシート処理装置の各制御部の構成を示すブロック図である。各シート処理装置におけるフィニッシャ制御部3200、スタッカ制御部3300、ソータ制御部3400、給紙デッキ制御部3500は同様の構成となっている。
図6において、CPU711はシート搬送及びシート処理の制御を行う。CPU711は、アドレスバス及びデータバスを介して、制御プログラムを格納するROM713と制御データを格納するためのRAM712に接続されている。ROM713には、後述する制御プログラム等が格納されているものとする。
デバイス制御部714は、シート処理装置の各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路である。装置間I/F部716は、装置間通信ネットワーク120を介して他のシート処理装置或いはカラー画像形成装置101との間でシート情報、タイミング情報の送受信を行う。
CPU711は、制御プログラムの内容に従い、装置間I/F部716を介して他のシート処理装置又はカラー画像形成装置101から受信したシート情報、タイミング情報に基づいてシートの搬送動作及びシート処理を実行する。
次に、図1のシート処理システムにおける画像形成動作について図7を参照して説明する。
図7は、カラー画像形成装置101及び給紙デッキ105の概略構成を示す縦断面図である。
カラー画像形成装置101において、画像形成部は次に述べる構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向にローラ帯電器12a,12b,12c,12d、スキャナ13a,13b,13c,13d、現像装置14a,14b,14c,14d、感光ドラムクリーニング装置15a,15b,15c,15dが配置されている。ローラ帯電器12a〜12dは、感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。
次いで、スキャナ13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した、例えばレーザビームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体30に転写する。その後、感光ドラム11a〜11d上に残った残留トナーは、感光ドラムクリーニング装置15a〜15dによって回収される。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
次に、給紙部は、シートPを収納する部分と、シートPを搬送するためのローラ、シートPの通過を検知するためのセンサ、シートPの有無を検知するためのセンサ、シートPを搬送路に沿って搬送させるためのガイド(不図示)を備える。
21a,21b,21c,21dはカセット、27は手差しトレイであり、シートPを収納する。22a,22b,22c,22dは、カセット21a〜21dからシートPを上から一枚ずつ送り出すためのピックアップローラである。
ピックアップローラ22a〜22dでは、複数枚のシートPが送り出されることがあるが、BCローラ23a,23b,23c,23dによって確実に一枚だけ分離される。BCローラ23a〜23dによって一枚だけ分離されたシートPは、さらに引き抜きローラ24a,24b,24c,24d、レジ前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。
また、手差しトレイ27に収納されたシートPは、BCローラ29によって一枚分離され、レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
次に、中間転写ユニットについて詳細に説明する。
30は中間転写ベルトであり、その材料としては、PI等から成る基層上にウレタンゴムやシリコンゴムやCRゴム等からなる導電弾性層を形成し、その表面は、フッ素樹脂やFKM等からなる表面層を形成している。32は中間転写ベルト30に駆動を伝達する駆動ローラであり、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト30に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルトを挟んで二次転写領域を形成する従動ローラ34によって支持されている。
駆動ローラ32は、ステッピングモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと、中間転写ベルト30を挟んで対向する位置の、中間転写ベルト30の裏には、トナー像を中間転写ベルト30に転写するための高圧を印可する一次転写ローラ35a,35b,35c,35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト30とのニップによって二次転写領域を形成する。二次転写ローラ36は中間転写ベルトに対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写ベルト30上の二次転写領域の下流には、中間転写ベルト30の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配される。クリーニング装置50は、導電性ファーブラシ51とファーブラシにバイアスを印加するためのバイアスローラ(不図示)及び廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
定着ユニット700は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ702とそのローラに加圧される701のローラ対と、外部加熱ローラ703及び外部加熱ローラの脱着機構(不図示)、上記ローラ対から排出されてきたシートPを搬送する内排紙ローラ44から成る。なお、ローラ701にも熱源を備える場合がある。
一方、レジストローラ25まで搬送されたシートPは、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆動を止めて一旦停止させ、画像形成部の画像形成タイミングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラの回転駆動が再開される。シートPは後述の二次転写領域へ送り出される。
二次転写領域において画像が転写され、定着ユニット700において画像が定着されたシートPは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッパ73によって、搬送先が切り替えられる。切り替えフラッパ73がフェイスアップ排紙側にある場合は、シートPは外排紙ローラ45の方向へ搬送され、次のシート処理装置へ受け渡される。
一方、切り替えフラッパ73がフェイスダウン排紙側にある場合は、シートPは反転ローラ72a,72b,72cの方向へ搬送され、フェイスダウン排紙トレイ3へ排出される。
なお、シートPの搬送路には、シートPの通過を検知するために複数のセンサが配置されており、給紙リトライセンサ64a,64b,64c,64d、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71等がある。
また、シートPを収納するカセット21a〜21dには、シートPの有無を検知するカセット紙ありなしセンサ63a,63b,63c,63dが配置され、手差しトレイ27には手差しトレイ27上のシートPの有無を検知する手差しトレイ紙ありなしセンサ76が配置されている。
次に、給紙デッキ105について説明する。
60はピックアップローラ、61は給紙ローラ、62は引き抜きローラであり、これらは記録シートPを搬送する。シートPの搬送路には、デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66を備えシートPの通過を検知する。また、75はデッキ紙ありなしセンサであり、給紙デッキ内のシートPの有無を検知する。
次に、給紙デッキ105からシートPを搬送する場合について説明する。
ジョブ開始から所定時間経過後、装置間通信ネットワーク120を介してカラー画像形成装置101から給紙デッキ105に給紙スタート命令が通知されると、給紙デッキ105は収納されたシートの搬送を開始する。
給紙デッキ105に収納されたシートPは、ピックアップローラ60によって給紙ローラ61まで複数枚搬送され、給紙ローラ61によって一枚だけ確実に分離され、引き抜きローラ62まで搬送される。そして、給紙デッキ105は、装置間通信ネットワーク120を介してカラー画像形成装置101から受け渡し要求を受信すると、カラー画像形成装置101へシートPを受け渡す。
カラー画像形成装置101へ受け渡されたシートPは、レジ前ローラ26を経由して、レジストローラ25まで搬送される。そのとき、レジストローラ25は停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25が回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域においてちょうど一致するようにタイミングが設定されている。
一方、画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、上述したプロセスにより中間転写ベルト30の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された転写ローラ35dによって一次転写領域において中間転写ベルト30に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域まで搬送される。
ここでは、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上に画像先端を合わせて次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト30上において一次転写される。
その後、シートPが二次転写領域に進入、中間転写ベルト30に接触すると、シートPの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧が印加される。そして、上述したプロセスにより中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像がシートPの表面に転写される。その後シートPは定着ローラニップ部まで案内される。そして、ローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が紙表面に定着される。その後、切り替えフラッパの切り替え方向に応じて、排紙ローラ45によって次のシート処理装置へ受け渡されるか又はフェイスダウントレイ3に排出される。
次に、フィニッシャ102のシート搬送動作及びシート処理について説明する。
図8は、フィニッシャ102の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。
フィニッシャ102は、シートを搬送するためにローラ対で構成された入り口ローラ120、搬送ローラ121、排出搬送ローラ126、束出しローラ127を備える。また、搬送路上には、シート位置を検出するための入り口センサS1、排出前センサS2が設けられている。また、入り口搬送ローラ121と排出搬送ローラ126は、入り口搬送モータM2を駆動源としている。
また、束出しローラ127は、揺動ユニット137により上下に大きく開閉することが可能となっている。そして、揺動ユニット137は、開閉位置を制御することでローラが自重で挟持している自重状態、ローラが強く挟持したニップ状態、ローラが完全に離間した離間状態の3つの状態を作ることが可能となっている。
処理トレイ129への一枚目の積載時には、束出しローラ127は自重状態で動作し、シート後端が排出搬送ローラ126を抜けた後、所定の位置で減速停止した後、シート搬送方向と逆方向に回転させる戻し動作を行うことで処理トレイ129に積載を行う。束出しローラ127は、所定の戻し量分だけ搬送した後、次シートを受け取るために離間状態にする。
2枚目以降の積載時には束出しローラ127は離間した状態となっている。そして、シート後端が排出搬送ローラ126を抜けた後、所定の位置に束出しローラ127を自重状態となる位置で着地させた後、シート搬送方向と逆方向に回転させる戻し動作を行うことで処理トレイ129へ積載を行う。そして、一枚目と同様に束出しローラ127は、所定の戻し量分だけ搬送した後、次シートを受け取るために離間状態となる。
処理トレイ129に積載されたシートは、整合ユニット144により整合処理が行われ、ある所定枚数のシート束になった時点で、ステイプルユニット132により綴じられる。なお、ステイプルユニット132は、図正面から手前奥方向にクリンチユニット166をスライドする構成となっており、シート束の綴じ位置(手前、奥、2箇所)を変更することが可能となっている。
積載されたシート束が綴じ処理が行われシート束として完成されたら、束出しローラ127は、揺動ユニット137によりニップ状態となる。そして、シート束を後端部から押し出す機構である後端アシストユニット134と、束出しローラ127とが同期して排出動作を行うことでシート束を次のシート処理装置へ受け渡す。
また、フィニッシャ102は、搬送パスを切り替えるフラッパ186、製本機能を備えたサドル部にシートを搬送するためにローラ対で構成されたサドル搬送ローラ180、サドル処理トレイ185に積載されたシートを折るための折りローラ182を備える。さらに、突き板181、製本されたシート束を隣接した装置に搬送するための排紙ローラ183を備える。
サドル搬送ローラ180はサドル搬送モータM10、折りローラ182とサドル排紙ローラ183は折りモータM11、突き板181は図示しない突きモータを駆動源としている。
フラッパ186によりサドル部へ導かれたシートは、サドル搬送ローラ180により処理トレイ185に送られ、突き板181をシートに突き当てて折りローラ182で折り処理を行う。折られたシートはサドル排紙ローラ183により次の装置に受け渡される。
次に、スタッカ103のシート搬送動作及びシート処理について説明する。
図9は、スタッカ103の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。
図9において、スタッカ103は、第一スタック部810と第二スタック部820を備える。
第一スタック部810は、シートを搬送するために搬送路上にローラ対で構成された入り口ローラ811、搬送ローラ812,813、排出搬送ローラ814を備え、不図示のモータを駆動源としている。
そして、これらローラ対及び搬送ガイドは、揺動ユニット815を制御することで上下方向にローラ間の変位を制御することが可能となっている。また、フラッパ816は搬送パスを切り換え、シートをスタック817へ導く。
第二スタック部820は、シートを搬送するために搬送路上にローラ対で構成された入り口ローラ821、搬送ローラ822,823、排出搬送ローラ824を備え、不図示のモータを駆動源としている。そして、これらローラ対及び搬送ガイドは、揺動ユニット825を制御することで上下方向にローラ間の変位を制御することが可能となっている。また、フラッパ826は搬送パスを切り換え、シートをスタック827へ導く。
次に、ソータ104のシート搬送動作及びシート処理について説明する。
図10は、ソータ104の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。
ソータ104は、入口ローラ911、排紙ローラ912或いは入口ローラ921、排紙ローラ922により搬送したシートをソートビン930−1〜930−18のいずれかへ仕分けする。
入口ローラ911、排紙ローラ912及び搬送ガイドは、揺動ユニット913を制御することで上下方向にローラ間の変位を制御することが可能となっている。同様に、入口ローラ921、排紙ローラ922及び搬送ガイドは、揺動ユニット923を制御することで上下方向にローラ間の変位を制御することが可能である。
ローラ914,915、コロ916、コロ押圧手段917はシートのカール取り機構であり、コロ916を押圧手段917によって搬送路へ押圧することによりシートのカールを除去することができる。また、ソータ104は、不図示のモータを駆動源として上下に動作し搬送パスからのシートを所望のソートビンに収める。
次に、シート処理システムにおけるシート処理動作について図11〜図13を参照して説明する。
図11は、シート処理システムのシート処理動作を説明する図である。
まず、ユーザは、印刷を行う際に、PC端末110から不図示のユーザインターフェース画面によって印刷に必要な印刷条件を設定する。本実施の形態では、この印刷条件に、用紙サイズとして「A4サイズ」が、用紙種類として「普通紙」が、給紙段として「給紙デッキ105」が、シート処理として「ステイプル」が選択されたものとする。
カラー画像形成装置101は、PC端末110から送られてきた印刷データをジョブとして受信し、当該ジョブの印刷条件に基づいて、給紙デッキ105に印刷に必要なシートの給紙命令を行う。給紙デッキ105は、カラー画像形成装置101からの給紙命令に従って、「A4サイズ」で「普通紙」のシートP1,P2,P3をカラー画像形成装置101に給紙する。
カラー画像形成装置101は、給紙デッキ105から搬送されたシートP1〜P3に対して画像形成を行う。その後、カラー画像形成装置101は、画像形成されたシートP1〜P3をフィニッシャ102に搬送する。
フィニッシャ102は、シートP1〜P3に対してステイプル処理を施した後、スタッカ103に搬送する。スタッカ103は、シートP1〜P3をソータ104に搬送する。ソータ104は、搬送されたシートP1〜P3をソートビンに排出する。これら一連の動作を実行するために用いられるシート情報のデータ構造を図12に示す。
図12において、シート情報は、シートID1201と、シートサイズ1202と、シートの種類1203と、シートの綴じ枚数1204と、シートの折り枚数1205とで構成される。
シートID1201には、搬送するシートを識別するためのID情報が格納される。シートサイズ1202には、搬送するシートのサイズを識別するための情報が格納される。例えば、A4,A3,B5等である。
シートの種類1203には、搬送するシートの種類を識別するための情報が格納される。例えば、薄紙、普通紙、厚紙等である。シートの綴じ枚数1204には、搬送するシートにステイプル処理が行われたか否かを識別するための情報が格納される。ステイプルの処理が行われていないシートに対しては「0」が、ステイプルの処理が行われたシートに対しては、そのステイプル枚数が格納される。
シートの折り枚数1205には、搬送するシートにサドル折りの処理が行われたか否かを識別するための情報が格納される。サドル折りの処理が行われていないシートに対しては「0」が、サドル折りの処理が行われたシートに対しては、その折り枚数が格納される。
図11に戻り、給紙デッキ105がシートP1をカラー画像形成装置101に給紙する際に、給紙デッキ制御部3500内のCPU711がRAM712上に図13(a)に示すシート情報1301を生成する。
生成されたシート情報1301は、シートID1201にシートP1のシートIDを示す「1」が、シートサイズ1202に「A4」が、シートの種類1203に「普通紙」が格納される。また、シートP1には綴じ処理、折り処理が行われていないので、シートの綴じ枚数1204、シートの折り枚数1205にはそれぞれ「0」が格納される。
同様に、給紙デッキ制御部3500内のCPU711は、カラー画像形成装置101に給紙するシートP2,P3に対応した図13(b)に示すシート情報1302及び図13(c)に示すシート情報1303をそれぞれRAM712上に格納する。
次に、給紙デッキ105は、シートP1〜P3をそれぞれカラー画像形成装置101に搬送する前のタイミングで、装置間通信ネットワーク120を介してカラー画像形成装置101へシート情報1301,1302,1303を通知する。
カラー画像形成装置101は、給紙デッキ105からシート情報1301,1302,1303を順次受信し、図14(d)に示すシート情報1304のように、プリンタ制御部3100内のRAM312に格納する。
次に、カラー画像形成装置101から搬送されたシートP1〜P3に対してそれぞれ画像形成を実行する。そして、これらのシートをフィニッシャ102に搬送する前のタイミングで、装置間通信ネットワーク120を介してフィニッシャ102へシート情報1301,1302,1303を通知する。
フィニッシャ102は、カラー画像形成装置101からシート情報1301,1302,1303を順次受信し、シート情報1304のように、フィニッシャ制御部3200内のRAM712に格納する。次に、カラー画像形成装置101から搬送されたシートP1〜P3に対してステイプル処理を実行し、シート情報1304を図14(e)に示すシート情報1305に変更する。
フィニッシャ102により3枚のシートP1〜P3を綴じて1束にステイプルしたことから、シート情報1305では、シートID1201の値が「1」に変更される。シートサイズ1202の値は、綴じたシート束がA4サイズであることから「A4」に変更される。
シートの種類1203では、綴じたシート束が普通紙であることから「普通紙」に変更される。シートの綴じ枚数1204では、3枚のシートP1〜P3を1束にステイプルしたので「0」から「3」に変更される。シートの折り枚数1205では、シートP1〜P3にサドル折りの処理が行われていないので「0」に変更される。
フィニッシャ102は、シートP1〜P3を綴じたシート束をスタッカ103へ搬送する前のタイミングで、装置間通信ネットワーク120を介してスタッカ103にシート情報1305を通知する。
スタッカ103は、フィニッシャ102からシート情報1305を受信し、スタッカ制御部3300内のRAM712に一時格納する。次に、スタッカ制御部3300内のCPU711は、格納されたシート情報1305におけるシート種類1203の値とシートの綴じ枚数1204の値からシート束の厚さを求める。そして、当該シート束を搬送するために、求めたシート束の厚さに基づいて、入り口ローラ811、搬送ローラ812,813、排出搬送ローラ814、及び搬送ガイドを揺動ユニット815によって上下方向に制御する。そして、当該シート束を搬送できるようにローラ間隔を調整変更する。
次に、スタッカ103は、フィニッシャ102から受け取ったシート束を搬送し、ソータ104へ搬送する前のタイミングで、装置間通信ネットワーク120を介してソータ104へシート情報1305を通知する。
ソータ104は、スタッカ103からシート情報1305を受信し、ソータ制御部3400内のRAM711に一時格納する。次に、ソータ制御部3400内のCPU711は、格納されたシート情報1305におけるシート種類1203の値とシートの綴じ枚数1204の値からシート束の厚さを求める。そして、当該シート束を搬送するために、求めたシート束の厚さに基づいて、入り口ローラ911、排紙ローラ912、及び搬送ガイドを揺動ユニット913によって上下方向に制御する。そして、当該シート束を搬送できるようにローラ間隔を調整変更する。ソータ104は、スタッカ103から受け取ったシート束を搬送し、ソートビンへ排出する。
上記実施の形態によれば、搬送されたシートの形態を変更したシート処理装置が下流のシート処理装置に対してシート情報を変更して通知する。これにより、カラー画像形成装置101が容易に複数のシート処理装置を制御することができると共に、シートを受け取ったシート処理装置が該シート情報に基づいて適正にシート搬送制御することが可能となる。
また、シート処理システムへのシート処理装置の追加を容易にすることができ、シート処理装置の接続順を自由に変えることが可能な拡張性の高いシート処理システムを提供することができる。
上記実施の形態では、フィニッシャ102がステイプル処理を行ったときに、シートの綴じ枚数1204のデータを変更したが、サドル折りの処理を行ったときに、シートの折り枚数1205を変更することが可能である。この場合も、その後のスタッカ103、ソータ104は変更されたデータに従って同様の動作を行う。
他の実施の形態としては、ソータ104が、装置間通信ネットワーク120を介して図12のデータ構造を有するシート情報をスタッカ103から受信し、ソータ制御部3400のRAM711上に格納するようにしてもよい。
その場合、CPU711は、シート種類1203の値とシートの綴じ枚数1204及び折り枚数1205の値を参照する。そして、シート種類が薄紙か普通紙のいずれか一方で、且つシートの綴じ枚数と折り枚数が0のときにのみ、受け取ったシートの搬送時にカール取り機構であるローラ914,915、コロ916、コロ押圧手段917を作動させシートのカール取りを実行する。その後、シートをソートビンへ排出する。また、この際、シートの種類によってコロ押圧手段の押圧量を調整することも可能である。
また、本発明の目的は、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。その場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。該記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク等を用いることができる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD−RAM、DVD±RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは云うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の実施の形態に係るシート処理システムの構成を示す図である。 図1のシート処理システムを含むネットワークシステムの構成を示すシステム構成図である。 図2のカラー画像形成装置101の構成を示す制御ブロック図である。 図3の外部I/F部304の構成を示すブロック図である。 図3のPDL制御部305の構成を示すブロック図である。 図1におけるシート処理装置の各制御部の構成を示すブロック図である。 カラー画像形成装置101及び給紙デッキ105の概略構成を示す縦断面図である。 フィニッシャ102の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。 スタッカ103の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。 ソータ104の各駆動系を模式的に示した縦断面図である。 シート処理システムのシート処理動作を説明する図である。 シート情報のデータ構造を示す図である。 送受信されるシート情報の一例を示す図である。 送受信されるシート情報の一例を示す図である。
符号の説明
101 カラー画像形成装置
102 フィニッシャ
103 スタッカ
104 ソータ
105 給紙デッキ
120 装置間通信ネットワーク
3000 コントローラ部
3100 プリンタ制御部
3200 フィニッシャ制御部
3300 スタッカ制御部
3400 ソータ制御部
3500 給紙デッキ制御部

Claims (16)

  1. 受け取ったシートに所定の処理を行って搬送するシート処理装置を連接して構成されるシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置は、前記所定の処理が行われたシートを当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として通知する通知手段を備えることを特徴とするシート処理システム。
  2. 前記シート処理装置は、当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置から通知された前記シート情報を格納する格納手段と、前記格納されたシート情報を前記所定の処理の内容に応じて変更する変更手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のシート処理システム。
  3. 前記通知手段は、前記変更されたシート情報を当該シート処理装置に接続された他のシート処理装置であって前記シートが搬送される方向に接続されたものに通知することを特徴とする請求項2記載のシート処理システム。
  4. 前記シート処理装置は、前記通知されたシート情報に応じてシート搬送制御を行うシート搬送制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理システム。
  5. 前記シート搬送制御手段は、前記通知されたシート情報に応じて前記シートを搬送する際の搬送ローラ間隔を変更することを特徴とする請求項4記載のシート処理システム。
  6. 前記シート搬送制御手段は、前記通知されたシート情報に応じて前記シートを搬送する際のカール取り量を変更することを特徴とする請求項4又は5記載のシート処理システム。
  7. 前記シート処理装置は、シート上に画像を形成する機能、シートを仕分けする機能、シート束を綴じる機能、シート束を折り曲げる機能、及びシートをストックする機能の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理システム。
  8. 前記シート情報は、前記シートのサイズ、種類、処理内容の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート処理システム。
  9. 受け取ったシートに所定の処理を行って搬送するシート処理装置を連接して構成されるシート処理システムの制御方法において、
    前記所定の処理が行われたシートを他のシート処理装置に搬送する前に、当該所定の処理により変更されたシートの形態をシート情報として当該他のシート処理装置に通知する通知工程を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 他のシート処理装置から通知された前記シート情報を記憶手段に格納する格納工程と、前記格納されたシート情報を前記所定の処理の内容に応じて変更する変更工程とを備えることを特徴とする請求項9記載の制御方法。
  11. 前記通知工程は、前記変更されたシート情報を前記シートが搬送される方向に接続された他のシート処理装置に通知することを特徴とする請求項10記載の制御方法。
  12. 前記通知されたシート情報に応じてシート搬送制御を行うシート搬送制御工程を更に備えることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の制御方法。
  13. 前記シート搬送制御工程は、前記通知されたシート情報に応じて前記シートを搬送する際の搬送ローラ間隔を変更することを特徴とする請求項12記載の制御方法。
  14. 前記シート搬送制御工程は、前記通知されたシート情報に応じて前記シートを搬送する際のカール取り量を変更することを特徴とする請求項12又は13記載の制御方法。
  15. 前記シート処理装置は、シート上に画像を形成する機能、シートを仕分けする機能、シート束を綴じる機能、シート束を折り曲げる機能、及びシートをストックする機能の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の制御方法。
  16. 前記シート情報は、前記シートのサイズ、種類、処理内容の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
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