JP2005195930A - 画像形成システム - Google Patents

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基 中道
Tetsuo Hirata
哲郎 平田
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典成 加藤
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英治 安齊
Yasushi Saitsu
靖 才津
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Abstract

【課題】 画像形成装置に個々の後処理機が複数連結される画像形成システムにおいて、簡易で、確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できる画像形成システムを提供する。
【解決手段】 記録紙を後処理機に送り出す画像形成装置と記録紙に後処理加工を行う複数の後処理機が連結接続された画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は前記後処理機の準備動作開始に関する外部入力を検知する第1検知手段、前記第1検知手段に基づき準備動作が必要な後処理機を判断する判断手段、前記判断手段による判断により前記後処理機に準備動作開始の指示を通信する画像形成装置通信手段を有し、複数の前記後処理機は前記画像形成装置からの指示を受信する後処理機通信手段、前記後処理機通信手段からの受信により選択された後処理機を停止状態より準備動作開始を行って待機状態に移行する状態移行手段を有し、前記各手段を制御する制御手段を備えた画像形成システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成システムに係わり、詳しくは、複数の後処理機が連結され、さらに画像形成装置に接続された画像形成システムに関する。
従来より、画像形成装置と複数の後処理機を接続した画像形成システムでは、画像形成装置に作業命令を入力するだけで、後処理機も迅速に開始するため、後処理機も常時通電して待機状態にすることが一般的である。このような複数の後処理機は、画像形成装置から入力される指示にすぐ応答するために、常時、待機状態としているので電力を消費している。
近年、画像形成システムにおいても電力の省エネが強く求められている。ここで、省エネをはかった画像形成装置の一例について説明する。画像形成装置として、複数の周辺機器に電力を個々に供給する電力供給手段を設け、内部機構の各種動作に対応して複数の周辺機器の作動の要否を判定する機器判定手段を設け、作動が必要な周辺機器に対してのみ電力の供給を許可する装置があり、これにより、作動が必要な周辺機器に対して電力が供給され、無用な電力の消費を防止することができる。また、他の例として、前記機器判定手段で、周辺機器の作動の要否を微少な時間単位で順次判定し、その後に、作動が必要と判定された時間のみ周辺機器への電力供給を許可するものがあり、従来に比べ無用な電力の消費を防止することができるものがある(特許文献1参照)。
特開平9−26730号公報(特許請求の範囲の請求項1、2)
しかしながら、前述の前者の画像形成システムにおいては、複数の後処理機を全て待機状態にすると、画像形成装置に接続する後処理機が多数である場合、特に電力の消費も大きいという問題だある。
また、前述の後者の画像形成装置において、使用する周辺機器のみに電源を入れ、待機状態にしても、すぐにジョブを実行するとは限らず電力の消費も大きい。さらに、実際のジョブ動作を開始時に、使用する全ての周辺機器を全て待機状態にすると電力の消費も大きい。また、作動が必要と判定された時間に周辺機器へ電力を供給すると、該当する周辺機器に電力が供給されて初めて準備動作を開始し待機状態に移行するまでに時間がかかり、制御も複雑になるという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、画像形成装置に個々の後処理機が複数連結される画像形成システムにおいて、簡易で、確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できる画像形成システムを提供することにある。
上記の目的は次の手段により達成できる。即ち、記録紙に画像を形成し画像形成された記録紙を後処理機に送り出す画像形成装置と記録紙に後処理加工を行う複数の後処理機が連結接続された画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は前記後処理機の準備動作開始に関する外部入力を検知する第1検知手段、前記第1検知手段に基づき準備動作が必要な後処理機を判断する判断手段、前記判断手段による判断により前記後処理機に準備動作開始の指示を通信する画像形成装置通信手段を有し、複数の前記後処理機は前記画像形成装置からの指示を受信する後処理機通信手段、前記後処理機通信手段からの受信により選択された後処理機を停止状態より準備動作開始を行って待機状態に移行する状態移行手段を有し、第1検知手段、判断手段、画像形成装置通信手段、後処理機通信手段、状態移行手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
ここで、各請求項の作用等について説明する。請求項1に記載の発明では、画像形成システムは記録紙に画像を形成し画像形成された記録紙を後処理機に送り出す画像形成装置と記録紙の後処理加工を行う複数の後処理機が連結接続して構成され、画像形成装置は、後処理機に関する外部入力を検知し、検知に基づき立ち上げが必要な後処理機を判断し、判断により後処理機に準備動作開始の指示を出す。一方、複数の後処理機は、画像形成装置からの指示を受け、受信により選択された後処理機を停止状態より待機状態に移行するようにする。簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できる。
請求項2に記載の発明では、画像形成装置に設けた操作部より、後処理機に関する情報を検知する。簡単な方法で前記情報を確実に検知できる。
請求項3に記載の発明では、画像形成システムの動作開始時に必要とされる後処理機のみを画像形成システムの動作開始時の準備動作が必要な後処理機とする。無用な電力の消費を防止できる。なお、準備動作が必要ではあるが作業開始時に、準備動作しなかった後処理機は、例えば、所定のタイミングを見て準備動作を開始させるようにする。
請求項4に記載の発明では、画像形成装置の後段である後処理機を経由して他の後処理機に準備動作の開始の指示を通信する。画像形成装置と複数の後処理機をそれぞれ、個別に電気的接続をする必要がなく構造が簡単になる。
請求項5に記載の発明では、前段からの情報を受信する前段通信部と後段へ情報を発信する後段通信部を有する。画像形成装置と複数の後処理機を、それぞれ隣接するもの同士で電気的に接続することができ構造が簡単で、通信配線処理が簡素化される。
請求項6に記載の発明では、待機状態に比べ電力消費が低い前記停止状態より、直ちにジョブ実行可能な前記待機状態に移行可能とする。電力消費が低い停止状態にすることにより簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できる。
請求項7に記載の発明では、待機状態は、少なくとも記録紙搬送、記録紙排出、記録紙後処理加工の1つを含む準備動作の完了とする。待機状態で入力指示があると、ジョブを直ちに実行できる。
請求項8に記載の発明では、画像形成装置は、記録紙の各頁毎の少なくとの後処理内容に関する外部入力を検知し、検知に基づき後処理機の動作内容を決定し、動作決定による動作内容である頁情報を後処理機に送信する。また、複数の前記後処理機は、画像形成装置からの前記頁情報を受信し、受信により記録紙に所望の後処理加工を行う、また受信により記録紙を排出用トレイに排出する。記録紙の各頁毎の所望の後処理加工や所望のトレイに排出でき、さらに簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止もできる。
請求項9に記載の発明では、各後処理機は、第1記録紙搬送路により、上段に設置した画像形成装置または後処理機より送り込まれた記録紙を、下段に設置した他の後処理機に送り込むようにする。記録紙を後処理機を経由して他の後処理機に確実に搬送できる。
請求項10に記載の発明では、第2検知手段で、画像形成装置に設けた操作部からの外部入力により検知されるようにする。検知が確実に行える。
請求項11に記載の発明では、動作決定手段により、所望の後処理加工を行う後処理機に記録紙を搬送する。所望の後処理加工先に記録紙を搬送できる。
請求項12に記載の発明では、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が前記後処理機自身の場合に、後段に対して前記頁情報を通知せず、一方、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が後処理機自身でない場合は、後段に対し前記頁情報を通知するようにする。通知が確実に行えるようになる。
請求項13に記載の発明では、複数の後処理機には、少なくとも、記録紙の穿孔加工、ステイプル加工、折り加工、並び替えの一つを含むようにする。前記加工ができる。
請求項14に記載の発明では、後処理機が停止状態中に、前段から頁情報が通知された場合に、後処理機を停止状態より待機状態になるように制御する。画像形成システムの動作開始時に、準備動作を開始しなかった後処理機も、所定のタイミングで準備動作を開始できるようになり、無用な電力の消費をより少なく抑えることが出来る。
請求項15に記載の発明では、画像形成装置の画像形成装置制御手段と、後処理機の後処理機制御手段とで構成するようにする。画像形成システムの制御がしやすくなる。
ここで、使用する用語の意味について説明する。「準備動作開始の指示」とは、後処理機が停止状態より準備動作を開始して待機状態に移行させる指示を意味する。また、「頁情報」とは、各記録紙に関する後処理加工の内容、各記録紙の排出先等に関する情報をいう。例えば、1枚目の記録紙は、後処理加工の内容が穿孔加工で排出先は第2後処理機という情報をいう。また、「動作開始時」とは、画像形成システムが実際のジョブ動作を開始する時をいう。また、「停止状態」とは、後処理機に電源が供給された状態で、待機状態より電力の消費が少なく停止している状態をいう。また、「待機状態」とは、停止状態より移行して、すぐに、指示により直ちにジョブを実行するために待機している状態をいう。また、「前段」とは、画像形成装置を最上流としたとき、後処理機と隣接する上流側の画像形成装置または後処理機を前段ということにする。さらに、「後段」とは、画像形成装置を最上流としたとき、画像形成装置と隣接する、または後処理機と隣接する下流側の後処理機を後段ということにする。
上記のように構成したので、画像形成装置と複数の後処理機が連結接続された画像形成システムにおいて、簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できるようになった。
本発明に係わる実施の形態の画像形成システムについて図面を参照して説明する。図1は画像形成システムの全体の概略構成を示す図、図2は画像形成システムの全体の構成を示すブロック図である。
(画像形成システム)
図1に示すように、この画像形成システムは、画像形成装置に複数の後処理機を選択して組み合わせて構成することができるシステムである。この実施の形態では、記録紙に画像を形成し画像形成された記録紙を後処理機に送り出す画像形成装置20、記録紙の後処理加工を行う第1後処理機30、第2後処理機40および第3後処理機50で構成され、画像形成装置20と複数の後処理機30、40、50が連結接続されている。
画像形成システムの接続は、画像形成装置20を最上流として、画像形成装置20の後段に第1後処理機30が配設され、第1後処理機30の後段に第2後処理機40が配設され、第2後処理機40の後段に第3後処理機50が配設されている。
制御手段は、画像形成装置制御手段28と後処理機制御手段35、45、55で構成され、制御手段は後述する各手段を制御する。制御手段は、例えば、後処理機が停止状態中に、前段から頁情報が通知された場合に、後処理機を停止状態より待機状態に移行するように制御するが、詳しくは後述する。
後処理機では、商用電源から直流5Vと直流24Vに変換して使用している。直流5V系は、CPUやロジックICの駆動等の制御系に使用している。直流5V系はほとんど電流を流さないので電力消費はわずかである。一方、直流24V系は、モータやソレノイド等を駆動するために用いている。直流24V系はモータ回転や、ソレノイドのON時に電流を多く使用する。後処理機ではモータ数も多く電力消費が大きいが、前記停止状態では直流5V系のみ動作させるので電力消費が少なくてすむ。
(画像形成装置20)
図1、2に示すように、画像形成装置20は、操作部26、表示手段27、第1検知手段291、第2検知手段292、判断手段293、動作決定手段295、状態移行手段294、画像形成装置通知手段25、読取手段21、画像形成部22、記録紙収納手段23、記録紙搬送手段24、画像形成装置制御手段28等で構成されている。
操作部26は、画像形成システムの操作に必要な後処理機の準備動作の開始に関する指示情報、各頁毎の後処理内容等に関する指示情報を外部入力する操作部である。また、表示手段27は、画像形成システムの運転状態、警告等を表示する手段である。
第1検知手段291は、画像形成装置に設けた操作部への外部入力により後処理機の準備動作の開始に関する情報を検知する。
判断手段293は、第1検知手段に基づき準備動作が必要な後処理機を判断する。また、画像形成システムの動作開始時に、必要とされる後処理機のみを動作開始必要と判断する。
第2検知手段292は、画像形成装置に設けた操作部への外部入力により、各頁毎の後処理内容等に関する情報を検知する。
動作決定手段295は、第2検知手段に基づき後処理機の動作内容を決定し、記録紙を所望の後処理加工を行う後処理機に搬送する動作内容を含む。
状態移行手段294は、受信により選択された後処理機を停止状態より待機状態に移行する手段であり、待機状態に比べ消費電力が低い停止状態より、直ちにジョブ実行可能な待機状態に移行可能とする。なお、待機状態は、記録紙搬送、記録紙排出、記録紙後処理加工に関する準備動作が完了している状態である。
画像形成装置通知手段25は、動作開始時に、画像形成装置20に接続されている後処理機30に対し、準備動作が必要な後処理機に対して準備動作の開始の指示を通知、また、記録紙の後処理加工内容等の指示を通知する手段である。また、後処理機30を経由して他の後処理機40、50に種々の指示を送信する。
読取手段21は原稿を読み取る手段であり、画像形成部22は記録紙に画像を形成する形成部である。記録紙収納手23は複数の記録紙を収納する手段であり、記録紙搬送手段24は記録紙を第1後処理機30に搬送する手段である。さらに、画像形成装置制御手段28は、画像形成システムの全体を制御すると共に、画像形成装置20自身を制御する手段である。
(第1後処理機30)
図1、2に示すように、第1後処理機30は、後処理機通信手段34、記録紙搬送手段32、後処理加工手段31、記録紙排出手段33、および後処理機制御手段35等で構成されている。
後処理機通信手段34は前段通信部、後段通信部で構成されている。
先ず、前段通信部は画像形成装置20からの準備動作の開始の指示、頁情報を受信する手段である。一方、後段通信部は後段の第2後処理機40との準備動作の開始の指示、頁情報を送信する手段である。詳しくは、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が前記後処理機自身の場合に、後段に対して前記頁情報を通知せず、一方、前段から通知された記録紙の排出先が後処理機30自身でない場合は、後段に対し前記頁情報を通知する。
記録紙搬送手段32は画像形成装置20より送り込まれた記録紙を後処理機40に送り込む第1記録紙搬送路を有する。後処理加工手段31は受信により記録紙に所望の後処理加工を行う。この実施の形態では記録紙に穿孔加工を行う。記録紙排出手段33は記録紙を排出する手段で記録紙の排出用トレイを有する。後処理機制御手段35は、第1後処理機30の各手段を制御する。
(第2後処理機40)
図1、2に示すように、第2後処理機40は、後処理機通信手段44、記録紙搬送手段42、後処理加工手段41、記録紙排出手段43、および後処理機制御手段45等で構成されている。後処理機通信手段44は前段通信部、後段通信部で構成されている。
先ず、前段通信部は第2後処理機30からの準備動作の開始の指示、頁情報を受信する手段である。一方、後段通信部は後段の第3後処理機50との準備動作の開始の指示、頁情報を送信する手段である。詳しくは、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が前記後処理機自身の場合に、後段に対して前記頁情報を通知せず、一方、前段から通知された記録紙の排出先が第2後処理機40自身でない場合は、後段に対し前記頁情報を通知する。
記録紙搬送手段42は第1後処理機30より送り込まれた記録紙を第3後処理機50に送り込む第1記録紙搬送路を有する。後処理加工手段41は受信により記録紙に所望の後処理加工を行う。この実施の形態では記録紙に折り加工を行う。記録紙排出手段43は記録紙を排出する手段で、記録紙の排出用トレイを有する。後処理機制御手段45は第2後処理機40の各手段を制御する。
(第3後処理機50)
図1、2に示すように、第3後処理機50は、後処理機通信手段54、記録紙搬送手段52、後処理加工手段51、記録紙排出手段53、および後処理機制御手段55等で構成されている。後処理機通信手段54は前段通信部のみで構成されている。
前段通信部は第3後処理機40からの準備動作の開始の指示、頁情報を受信する手段である。詳しくは、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が前記後処理機自身の場合に、後段に対して前記頁情報を通知せず、一方、前段から通知された記録紙の排出先が第2後処理機40自身でない場合は、後段に対し前記頁情報を通知するが後段がないので後段への通信は行われない。
記録紙搬送手段52は第2後処理機40より送り込まれた記録紙を後段の後処理機に送り込む第1記録紙搬送路を有するが、後段がないのでこの実施の形態では機能していない。後処理加工手段51は受信により記録紙に所望の後処理加工を行う。この実施の形態では記録紙にステイプル加工を行う。記録紙排出手段53は記録紙を排出する手段で、記録紙の排出用トレイを有する。後処理機制御手段55は、第3後処理機50の各手段を制御する。
実施の形態の画像形成システムの主動作を動作フローチャートを参照して説明する。図3は画像形成システムにおける後処理機の準備動作指示の受信処理に関する動作フローチャート図、図4は画像形成システムにおける後処理機の頁情報の受信処理に関する動作フローチャート図である。
最初に、後処理機の準備動作開始の指示に関する動作について図3を参照して説明する。なお、説明を簡単にするために後処理加工は省略し記録紙の排出先のみ説明する。
(第1後処理機30での受信処理)
フローF01:画像形成装置20より準備動作開始の指示の要求があるかどうか判断し、YESであればフローF02に進み、NOであればここで終了する。
フローF02:準備動作開始の指示を実行し、第1後処理機30は停止状態より待機状態に移行させる。
フローF03:記録紙の後処理加工、記録紙の排出先が第1後処理機30自身かどうか判断し、NOであればフローF04に進み、YESであればここで終了する。
フローF04:第2後処理機40に準備動作開始の指示を通知する。
(第2後処理機40での受信処理)
フローF05:第1後処理機30より準備動作開始の指示の要求があるか判断し、YESであればフローF06に進み、NOであればここで終了する。
フローF06:準備動作開始の実行紙、第2後処理機40は停止状態より待機状態に移行する。
フローF07:記録紙の後処理加工、排出先が第2後処理機40自身かどうか判断し、NOであればフローF08に進み、YESであればここで終了する。
フローF08:第3後処理機50に準備動作開始の指示を通知する。
(第3後処理機50での受信処理)
フローF09:第2後処理機40より準備動作開始の指示の要求があるかどうか判断し、YESであればフローF10に進み、NOであればここで終了する。
フローF10:準備動作開始の実行を行い、第3後処理機50の停止状態より待機状態に移行する。
次に、後処理機の頁情報の受信処理に関する動作について図4を参照して説明する。
(第1後処理機30での受信処理)
フローF20:頁情報の受信があるか判断し、YESであればフローF21に進み、NOであればここで終了する。
フローF21:動作中であるかどうか判断し、YESであればフローF23に進み、NOであればフローF22に進む。
フローF22:動作開始の処理を実行する。
フローF23:頁情報を格納する。
フローF24:記録紙の排出先が第1後処理機30かどうか判断し、NOであればフローF25に進み、YESであればここで終了する。
フローF25:後段に頁情報を通知する。
(第2後処理機40での受信処理)
フローF26:頁情報の受信があるかどうか判断し、YESであればフローF27に進み、NOであれば、ここで終了する。
フローF27:動作中であるかどうか判断し、YESであればフローF29に進み、NOであればフローF28に進む。
フローF28:動作開始処理を実行する。
フローF29:頁情報を格納する。
フローF30:記録紙の排出先が第2後処理機40かどうか判断する。NOであればフローF31に進み、YESであればここで終了する。
フローF31:後段に頁情報を通知する。
(第3後処理機50での受信処理)
フローF32:頁情報の受信があるか判断し、YESであればフローF33に進み、NOであればここで終了する。
フローF33:動作中であるかどうか判断し、YESであればフローF35に進み、NOであれば、フローF34に進む。
フローF34:動作開始処理を実行する。
フローF35:頁情報を格納する。
以上のように、本発明の画像形成システムによれば、簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できるようになる。
ここで、前述の画像形成システムの具体的な動作例について説明する。
(第1の動作例)
前述の画像形成システムによる動作例として、3枚の記録紙P1からP3を第2後処理機40で後処理加工を行い、その記録紙排出部のトレイに排出する場合の動作と、電力の省エネについて説明する。
図5は、画像形成システムの第1の動作例を示す図であり、画像形成装置20、第1後処理機30、第2後処理機40、および第3後処理機50の各動作の流れを示している。初期状態では、第1後処理機30、第2後処理機40、第3後処理機50とも停止状態となって電力がほとんど消費していないモードになっている。
ブロックB01:画像形成装置20より第1後処理機30対し、第1後処理機30、第2後処理機40の準備動作開始の指示を通知する。
ブロックB02:画像形成装置20よりの通知を受信し、また第1後処理機30より第2後処理機40に、第2後処理機40での準備動作開始の指示を通知する。
ブロックB03:第1後処理機30自身の準備動作開始を実行して停止状態より待機状態に移行する。
ブロックB04:第2後処理機30よりの通知を受信する。なお、この場合、第3後処理機40に準備動作開始の指示が不要なので通知せず、第3後処理機40は停止状態のままとなっており電力がほとんど消費しないモードを維持する。
ブロックB05:第2後処理機40自身の準備動作開始を実行し、停止状態より待機状態に移行する。
以上により、必要とする後処理機のみが停止状態より待機状態に移行する。
ブロックB06:その後、画像形成装置20より第1後処理機30に、記録紙の頁情報を通知する。
ブロックB07:記録紙Pを第1後処理機30に送り込む。
ブロックB08:画像形成装置20よりの通知を受信し、また第1後処理機30より第2後処理機40に記録紙の頁情報を通知する。
ブロックB09:記録紙Pを第2後処理機40に搬送する。
ブロックB10:第1後処理機30よりの通知を受信する。なお、この場合、後段の第3後処理機50に準備動作開始の必要がないので通知しない。
ブロックB11:記録紙P1からP3の後処理加工を行い、記録紙排出手段43のトレイへ排出する。
その後は、図示しないが、第1後処理機30、第2後処理機40は待機状態より停止状態に戻る。また、第3後処理機50は当初より停止状態を継続している。以上のように、本発明の画像形成システムによれば、簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できるようになる。
(第2の動作例)
前述の画像形成システムによる他の動作例として、4枚の記録紙P1からP4の内、最初の3枚の記録紙P1からP3は第2後処理機40で後処理加工を行い、そのトレイに排出し、他の1枚の記録紙P4は第3後処理機50で後処理加工を行い、そのトレイに排出する場合の動作と、電力の省エネについて説明する。
図6は、画像形成システムの第2の動作例を示す図であり、画像形成装置20、第1後処理機30、第2後処理機40、第3後処理機50の各動作の流れを示している。
初期状態では、第1後処理機30、第2後処理機40、第3後処理機50は停止状態となって電力がほとんど消費しないモードになっている。
ブロックB21:画像形成装置20より第1後処理機30に、第2後処理機40で第1後処理機30、第2後処理機40の準備動作開始の指示を通知する。なお、第3後処理機50への準備動作開始の指示の通知は省エネのために後で行う。
ブロックB22:画像形成装置20よりの通知を受信し、さらに第1後処理機30より第2後処理機40に、第2後処理機40での準備動作開始の指示を通知する。
ブロックB23:第1後処理機30自身の準備動作開始を実行し、停止状態より待機状態に移行する。
ブロックB24:第2後処理機30よりの通知を受信する。なお、この場合、第3後処理機40に準備動作開始の指示の通知をまだしない。第3後処理機40は停止状態となっており電力がほとんど消費しないモードのままとなる。
ブロックB25:第2後処理機40自身の準備動作を実行し、停止状態より待機状態に移行する。
以上により、必要とする後処理機のみ待機状態に移行できるようになる。
ブロックB26:その後、画像形成装置20より第1後処理機30に、記録紙の頁情報を通知する。
ブロックB27:記録紙Pを第1後処理機30に搬送する。
ブロックB28:画像形成装置20よりの通知を受信し、第1後処理機30より第2後処理機40に、記録紙の頁情報を通知する。
ブロックB29:記録紙Pを後段の第2後処理機40に搬送する。
ブロックB30:第1後処理機30よりの通知を受信する。さらに第3後処理機40に準備動作開始の指示の通知し、あわせて頁情報を通知する。
ブロックB31:記録紙P1からP3の後処理加工を行い、記録紙排紙手段43のトレイへ排出する。
ブロックB32:第2後処理機40よりの通知を受信し、停止状態より待機状態に移行する。
ブロックB33:記録紙P4の後処理加工を行い、記録紙排紙手段53のトレイへ排出する。
その後は、図示しないが、第1後処理機30、第2後処理機40、第3後処理機50は待機状態より停止状態に戻る。以上のように、本発明の画像形成システムによれば、簡易で確実に後処理機の無用な電力の消費を防止できるようになる。
なお、上記の実施の形態では、各後処理機の後処理加工は1つだけ行う場合について説明したがこれに限定されるものではなく、1つの後処理機で複数の後処理加工を行ってもよい。また、後処理加工は、記録紙の仕分け、グループ分けでもよい。
また、実施の形態では後処理機には1つのトレイを1箇所だけ設けたが、例えば2箇所に設けてもよい。
実施の形態の画像形成システムの概略の構成を示す図である。 実施の形態の画像形成システムの構成ブロックを示す図である。 後処理機における準備動作指示の受信処理のフローチャートを示す図である。 後処理機における頁情報の受信処理のフローチャートを示す図である。 画像形成システムにおける第1の動作例を示す図である。 画像形成システムにおける第2の動作例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成システム
20 画像形成装置
24、32、42、52 搬送手段
25 画像形成装置通信手段
26 操作部
28 画像形成装置制御手段
291 第1検知手段
292 第2検知手段
293 判断手段
294 状態移行手段
295 動作決定手段
30 第1後処理機
31、41、51 後処理加工手段
33、43、53 記録紙排出手段
34、44、54 後処理機通信手段
35、45、55 後処理機制御手段
40 第2後処理機
50 第3後処理機
P 記録紙

Claims (15)

  1. 記録紙に画像を形成し画像形成された記録紙を後処理機に送り出す画像形成装置と記録紙に後処理加工を行う複数の後処理機が連結接続された画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は前記後処理機の準備動作開始に関する外部入力を検知する第1検知手段、前記第1検知手段に基づき準備動作が必要な後処理機を判断する判断手段、前記判断手段による判断により前記後処理機に準備動作開始の指示を通信する画像形成装置通信手段を有し、
    複数の前記後処理機は前記画像形成装置からの指示を受信する後処理機通信手段、前記後処理機通信手段からの受信により選択された後処理機を停止状態より準備動作開始を行って待機状態に移行する状態移行手段を有し、
    第1検知手段、判断手段、画像形成装置通信手段、後処理機通信手段、状態移行手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第1検知手段は、画像形成装置に設けた操作部からの外部入力により検知されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記判断手段は、画像形成システムの動作開始時に必要とされる後処理機のみを画像形成システムの動作開始時の準備動作が必要な後処理機とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置通信手段は、画像形成装置の後段に設けた後処理機を経由して他の後処理機に準備動作開始の指示を通信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 各後処理機通信手段は、後処理機の前段からの前記指示を受信する前段通信部と前記後処理機の後段へ前記指示を送信する後段通信部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記状態移行手段は、前記待機状態に比べ電力消費が低い前記停止状態より、直ちにジョブ実行可能な前記待機状態に移行可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 前記待機状態は、少なくとも記録紙搬送工程、記録紙排出工程、記録紙後処理加工の1つに関する準備動作が完了している状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は、記録紙の各頁毎の少なくとも後処理内容に関する外部入力を検知する第2検知手段、前記第2検知手段に基づき後処理機の動作内容を決定する動作決定手段、前記動作決定手段による動作内容である頁情報を前記後処理機に送信する画像形成装置通信手段を有し、
    複数の前記後処理機は、前記画像形成装置からの前記頁情報を受信する後処理機通信手段、受信により記録紙に所望の後処理加工を行う後処理加工手段、受信により記録紙を排出用トレイに排出する記録紙排出手段を有し、
    第2検知手段、動作決定手段、画像形成装置通信手段、後処理機通信手段、後処理加工手段、記録紙排紙手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 各後処理機は、上段に設置した画像形成装置または後処理機より送り込まれた記録紙を、下段に設置した他の後処理機に送り込む第1記録紙搬送路を有する記録紙搬送手段を備えたことを特徴とする請求項1または8に記載の画像形成システム。
  10. 前記第2検知手段は、画像形成装置に設けた操作部からの外部入力により検知されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  11. 前記動作決定手段は、記録紙を所望の後処理加工を行う後処理機に搬送する動作内容を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  12. 前記後処理機通信手段は、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が前記後処理機自身の場合に、後段に対して前記頁情報を通知せず、一方、後処理機が前段から通知された記録紙の排出先が後処理機自身でない場合は、後段に対し前記頁情報を通知することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  13. 前記後処理加工手段は、少なくとも記録紙の穿孔加工、ステイプル加工、折り加工、並び替えの一つの機能を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御手段は、後処理機が停止状態中に、前記後処理機の前段から前記頁情報が通知された場合に、前記後処理機を停止状態より待機状態に移行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  15. 前記制御手段は、画像形成装置に設けた画像形成装置制御手段、後処理機に設けた後処理機制御手段で構成されることを特徴とする請求項1または8に記載の画像形成システム。
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