JPH0882960A - 両面画像記録装置 - Google Patents

両面画像記録装置

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JPH0882960A
JPH0882960A JP21881494A JP21881494A JPH0882960A JP H0882960 A JPH0882960 A JP H0882960A JP 21881494 A JP21881494 A JP 21881494A JP 21881494 A JP21881494 A JP 21881494A JP H0882960 A JPH0882960 A JP H0882960A
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JP21881494A
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English (en)
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Shoji Maruyama
昌二 丸山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オプションの両面ユニット装置の電源がOF
Fであっても、またその両面ユニット装置の開閉カバー
が開けられても、片面記録動作ができるようにするこ
と。 【構成】 給紙ユニット装置内の記録紙は両面ユニット
装置の一部の搬送ローラ509を利用して記録装置へ給
紙される。給紙ユニット装置から記録装置への搬送に係
わる両面ユニット装置内の搬送ローラ509のモータ1
16の駆動を記録装置の電源で行う。両面ユニット装置
の開閉カバー524が開けられたときは、両面記録モー
ドでないこと等を確かめて片面記録動作をする(30
8,316)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙の両面に画像を
記録する両面画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや複写機等において操作
ボタンの両面記録モード指示により記録紙の搬送路を切
り替え制御して、記録紙の両面に画像を記録することの
できる装置が知られている。図5〜図9はこの種の従来
装置の一例を示す。図5は従来の記録装置、両面ユニッ
ト装置、給紙ユニット装置の概略構成を示し、図6はそ
の両面ユニット装置の回路構成を示し、図7は上記給紙
ユニット装置の回路構成を示し、図8は上記両面ユニッ
ト装置のシーケンス動作手順を示し、図9は上記給紙ユ
ニット装置のシーケンスの動作手順を示す。
【0003】まず、図5の従来装置の概略構成を説明す
る。図中501は記録装置、502は両面ユニット装
置、503は給紙ユニット装置である。図示しないたと
えばホストコンピュータ(以下ホストと称する)に接続
された記録装置501は、ホストからの指示に基づき記
録紙に所望の画像を記録する。記録指示を与えられた記
録装置501は、給紙ユニット503に対し、給紙コマ
ンドを発行する。給紙ユニット503内のCPU(中央
演算処理ユニット)は、記録紙504が積載されている
ことを確認し、給紙ユニット内にある図示しないモータ
を駆動し、給紙ユニット給紙ローラ506、搬送ローラ
E507を駆動し、記録紙を記録装置501へと給紙、
搬送せしめる。ここで、両面ユニット502内の搬送ロ
ーラC509は給紙ユニット503の紙搬送パスである
紙パスA508に接続されているので記録装置は両面ユ
ニット502に対しても搬送ローラC509を駆動させ
るコマンドを出す必要がある。
【0004】記録装置501内へ給紙された記録紙は搬
送ローラD511によって紙パスB510を通り、レジ
ストセンサ512へ達する。記録装置501の制御プロ
グラムはここで一旦搬送を停止させ、所望の画像を形成
すべく動作準備、たとえば画像パターン生成時間ウエイ
トする。
【0005】準備完了後、記録紙を搬送させ、画像記録
ユニット513によって電子写真プロセスによって感光
ドラムに潜像を形成し、トナーを記録紙上に付着させ
る。トナーを付着させた記録紙はさらに搬送され、定着
ユニット514によって、熱圧力により融着され画像記
録が完了する。
【0006】このとき、記録装置501がホストの指示
により両面記録を指示された場合は、記録装置501は
両面ユニット502に対し、反転コマンドを送出する。
反転コマンドを受けた両面ユニット502は反転ローラ
518、反転フラッパ516を駆動し、記録紙を両面ユ
ニット内へ搬送せしめる。
【0007】紙パスD517に搬送された記録紙の後端
が反転センサ519を通過したのを検出した後、両面ユ
ニット制御プログラムは、反転ローラ518を逆回転さ
せ、搬送ローラA520、搬送ローラB522を駆動
し、両面給紙センサ523まで搬送し反転動作を終了す
る。両面給紙センサ523まで記録紙が到達すると一
旦、搬送を停止し、記録装置501から給紙指示を待
つ。記録装置から給紙指示を受けると前述したシーケン
ス同様に、片方の面に対し画像記録動作を実施し、両面
記録を行う。両面記録された記録紙は、紙パスC515
を通り排紙される。
【0008】以上、両面記録に関して述べたが、片面の
みの場合は、反転フラッパ516を操作せず紙パスC5
15より排紙される。
【0009】このように記録装置501は、給紙ユニッ
ト503および両面ユニット502に対して制御コマン
ドを発行し、制御しながら所望の画像を記録せしめる。
【0010】以上、従来の記録装置の両面記録時の制御
概略である。記録装置は図示しない電源ユニットを備え
ており、各駆動モータ、電気回路の電源は記録装置の電
源ユニットより供給される。また、記録装置は図示しな
いジャム紙排出用開閉カバーおよび両面ユニット装置に
備える開閉カバーが開けられたことを検知すると、以上
説明した画像記録動作を停止するよう制御されている。
【0011】次に、図6のブロック図および図8のフロ
ーチャートを用いて従来の両面ユニット装置の制御につ
いて説明する。図6において、602はCPU、603
は記録装置からの制御パス、604は記録装置から供給
される+24V電源から+5電源へ変換するレギュレー
タ、605は両面給紙センサ、606は反転センサ、6
07は装置内残留紙を排出するために用いる開閉カバー
の開閉検知センサ、608は両面ユニット用電源、60
9はACインレットおよび610は電源ON検知信号で
ある。611はモータA614を駆動するドライバ、6
12はモータA615を駆動するドライバ、613はモ
ータA616を駆動するドライバ、および617は反転
フラッパを駆動すべくソレノイド618を駆動するドラ
イバである。
【0012】図8において、801〜820は処理手順
を示すステップ番号である。まず、801でCPU入出
力ポートおよび内部タイマ等の初期設定を行い、802
でモータ停止シーケンスを行う。803にて記録装置か
らのコマンドを入力する。反転指示の場合、つまり両面
記録動作指示があった場合は805にてモータA614
をCW(右回り:時計回り)回転させる。これにより図
5の反転ローラ518はCW回転する。806でソレノ
イドをONすることによって反転フラッパ516の位置
がコントロールされて両面ユニット内へ記録紙が搬送さ
れる。807,808において反転センサ519が記録
紙後端を検出すると、809でソレノイドをOFFする
ことで反転フラッパ516を紙パスC515側へ向け
る。次いで、810でモータAをCCW(左回り:反時
計回り)回転、811でモータBをCCW回転させる。
このモータAのCCW回転により反転ローラ518がC
CW回転し、モータBのCCW回転により搬送ローラA
520および搬送ローラB522がCCW回転する。
【0013】812によって両面給紙センサ523に記
録紙が到達することを確認後、813,814でモータ
A,Bを停止することで搬送を停止し、記録装置からの
給紙指示を待つ。
【0014】816で給紙コマンドを認識すると817
でモータBをCCW回転し、818でモータCをCCW
回転する。これにより搬送ローラC509、搬送ローラ
B522がCCW回転されて記録紙は記録装置内へ搬送
される。
【0015】一方、819にて搬送指示を受けると82
0にてモータCをCCW回転させる。これにより搬送ロ
ーラC509のみがCCW駆動される。この819は、
給紙ユニットからの給紙、搬送シーケンス時に適用され
るコマンドにより動作する。
【0016】次に、図7,図9および図5を用いて従来
の給紙ユニット装置の制御動作について説明する。図7
において、702はCPU、703はモータ704を駆
動するモータドライバ、705は給紙ユニット給紙ロー
ラを駆動するためのソレノイド706のドライバ、70
7は給紙ユニットにセットされる記録紙の紙サイズを検
知する紙サイズ検知センサ、708は紙有無センサ、7
09は記録装置から供給される+24V電源から+5V
電源を生成するレギュレータ、および710は制御バス
である。
【0017】図9のフローチャートにおいて、901〜
910はステップ番号を示す。まず、901で初期設定
を実施後、902にてモータを停止すべく制御を行う。
次に、903で記録装置からコマンドを受け、904に
てそれが給紙指示と判断された場合は、905で紙有無
センサ708の出力情報を読み、紙無しの場合は908
で紙無しステータスを記録装置へ送信する。記録装置は
液晶表示器等の手段を介して紙無し情報を表示する。紙
有りの場合は、906でモータCをCCW回転すべく制
御を行う。これにより、図7のモータ704がCCW回
転することによって、図5の搬送ローラE507はCC
W回転する。次に、907にてソレノイドを駆動する
と、図示しないクラッチによって、図5で示す給紙ユニ
ット給紙ローラ506が一回転する。すると、給紙ユニ
ット内に積層された記録紙の最上位のものが給紙され、
あらかじめ回転している搬送ローラE507によって記
録装置へと搬送される。
【0018】一方、909にてコマンドを搬送指示と判
断した場合はモータCのみをCCW回転し、これにより
搬送ローラE507のみをCCW回転させる。この90
9は、給紙された記録紙が記録装置内のレジストセンサ
512で一旦停止された後の再搬送用コマンドで実行さ
れる。
【0019】以上、述べたように従来の記録装置はホス
トコンピュータからの指示に基づき所望の画像を記録紙
に記録すべく動作を行う。このとき、両面記録または片
面記録の制御モードに基づき、両面ユニットおよび給紙
ユニットに対して制御コマンドを発行して駆動制御す
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の両面画像記録装置では、比較的消費電力の
大きい両面ユニット装置へ記録装置本体が備える電源ユ
ニットから電力を供給すると記録装置本体の電源ユニッ
トが大きくなり、本来オプション装置である両面ユニッ
ト装置のために記録装置本体が大きく、価格も高くなっ
てしまうという不都合を避けるため、従来の両面ユニッ
ト装置は、記録装置本体とは別に独立の電源を備えると
いう構成をとっていた。
【0021】だが、このような電源構成では、以下のよ
うな問題があった。
【0022】両面ユニット装置の搬送パスの一部が、片
面記録動作で使用する紙パスを兼ねているので、両面記
録をしないにもかかわらず両面ユニット装置の電源が入
っていないと、片面記録もできない。
【0023】また、両面ユニット装置内でジャム(紙詰
まり)が発生し、ユーザが残留紙を排除するために両面
ユニット装置に備えられている開閉カバーを開けると、
記録装置はすべての画像記録動作を停止するので、両面
ユニット装置に関係のない片面記録動作も停止してしま
う。
【0024】このように、従来装置はユーザに対する操
作性がよくないといった解決すべき課題があった。
【0025】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは両面ユニット装置の駆
動源がOFFであっても給紙ユニット装置から記録紙を
給紙し片面の記録動作ができ、また両面ユニット装置の
開閉カバーが開けられても片面記録の動作が可能で、こ
れにより操作性を向上し、無駄な電力消費の軽減が図れ
る両面画像記録装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像記録のための駆動源を有する記録装
置と、該記録装置とは別に搬送用の駆動源(電源/モー
タを含む)を有し、該記録装置に接続して駆動する複数
の記録紙搬送手段を有する両面ユニット装置と、該両面
ユニット装置に接続されて該両面ユニット装置内の一部
の記録紙搬送手段を介して前記記録装置へ記録紙を給紙
する給紙ユニット装置とを備え、前記両面ユニット装置
内の前記一部の記録紙搬送手段は前記記録装置の駆動源
によって駆動され、該両面ユニット装置内の残りの記録
紙搬送手段は該両面ユニット装置の駆動源によって駆動
されることを特徴とする。
【0027】また、本発明は好ましくはその一態様とし
て、前記両面ユニット装置内に残留した記録紙を排除す
るための開閉カバーと、該開閉カバーの開閉を検知する
カバー検知手段と、該カバー検知手段の前記開閉カバー
が開けられた状態である旨の検知出力に応じて、現在の
処理モードが両面記録モードであるか否かを判定する判
定手段と、該判定手段の両面記録モードでないとの判定
に応じて、両面記録モードに関係のない片面記録動作を
含む画像記録動作を実行させる制御手段とを具備するこ
とを特徴とすることができる。
【0028】また、本発明は他の態様として、前記両面
ユニット装置と前記給紙ユニット装置はIDを有し、前
記記録装置は該IDを用いてシリアル信号ラインを介し
てシリアルコマンドを前記両ユニット装置に対し供給す
ることを特徴とすることができる。
【0029】
【作用】本発明では、記録装置本体とは別に駆動源(電
源/モータ)を有し、記録装置に接続して駆動する両面
ユニット装置と、その両面ユニット装置に接続されて両
面ユニット装置の一部の搬送ローラを利用して記録装置
へ記録紙を給紙/搬送する給紙ユニット装置とを有し、
給紙ユニット装置から記録装置の搬送に係わる両面ユニ
ット装置内の搬送ローラの駆動を、記録装置の駆動源に
よって駆動させるように構成したので、両面ユニット装
置の駆動源がOFF状態であっても、給紙ユニット装置
から記録紙を給紙して片面の記録の動作を行うことがで
きる。また、両面ユニット装置の開閉カバーが開けられ
ていても、両面記録に関係のない片面記録の動作を可能
となるように制御している。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0031】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
両面ユニット装置の回路構成を示し、図2は図1の両面
ユニット装置の制御手順を示す。その他の構成は従来例
と同様であるので省略する。
【0032】まず、図1の回路構成について説明する。
図中、101は両面ユニット装置、102は制御を司る
CPU、103は記録装置からの制御情報をCPU10
2に伝える制御バス、104は記録装置から供給される
+24V電源からCPU102の+5V電源を生成する
レギュレータ、105は両面給紙センサ(図5の523
に対応)、106は反転(図5の519に対応)、10
7はジャム紙(装置内残留紙)排除の際に開閉する開閉
カバー524(図5)の開閉検知センサ(図5の525
に対応)、108は両面ユニット装置のモータの駆動電
源である+24V電源を作る電源ユニット、109はA
Cインレット、110は電源ON検知信号である。
【0033】111はモータA114を駆動するドライ
バであり、モータA114は、図5で示す反転ローラ5
18を駆動するモータである。112はモータB115
を駆動するドライバであり、モータB115は、図5で
示す搬送ローラA520および搬送ローラB522を駆
動するモータである。113はモータC116を駆動す
るドライバであり、モータC116は、図5で示す搬送
ローラC509を駆動するモータである。117はソレ
ノイド118を駆動するドライバであり、ソレノイド1
17は図5で示す反転フラッパ516を駆動する。
【0034】本実施例では、従来装置とは異なり、図5
の搬送ローラC509を駆動させるモータC116の駆
動ドライバ電源を記録装置本体から供給される+24V
電源をいることを特徴としている。これによって、両面
ユニット装置の電源がOFFとなっていても、記録装置
本体は給紙ユニットから記録紙を給紙し、両面ユニット
装置の搬送ローラを駆動し搬送させることが可能とな
る。
【0035】次に、図2を用いて本発明実施例の両面ユ
ニット装置の制御動作を説明する。201〜221はス
テップ番号を示す。まず、201にて初期設定、202
にて各モータの停止制御を実施し、203にて両面ユニ
ット装置の電源108がONであるか否かを確認する。
電源108がOFFの場合は207にて電源OFFステ
ータスを記録装置本体(図5の501)へ送り、両面記
録動作が実施できないことを通知する。この場合は片面
記録のみが可能となる。
【0036】上記電源がONの場合は204で記録装置
コマンドを受け、205にてそのコマンドが搬送指示コ
マンドか否かを判別する。ここで搬送指示の場合は、2
06でモータC116により図5で示す搬送ローラC5
09だけをCCW回転で駆動させる。この搬送ローラC
509は、上述のようにモータC116が記録装置本体
から電源供給を受けているので、両面ユニットの電源が
OFFでも駆動可能となる。したがって、給紙ユニット
装置(図5の503)からの給紙において、両面ユニッ
ト装置101の電源がOFFであっても給紙/搬送動作
ができ、片面記録が可能となる。
【0037】コマンドが搬送指示でない場合は208へ
進み、208にて反転指示コマンドを認識した場合は、
209〜216により給紙センサ到達まで記録紙を反転
/搬送させる。209〜216は前述の図8の805〜
812と同様の動作なのでその詳細な説明は省略する。
その後、217,218にてモータA114,B115
を停止し記録紙の指示を待つ。
【0038】208で反転指示コマンドを認識しない場
合は219へ進み、219で給紙コマンドを認識すると
220でモータB115をCCW回転し、221でモー
タC116をCCW回転する。これにより搬送ローラC
509、搬送ローラB522がCCW回転されて記録紙
は記録装置内へ搬送される。
【0039】このように本実施例では、両面ユニット装
置の搬送ローラのうち、給紙ユニット装置から記録装置
本体への搬送パスに係わる給紙ローラの駆動モータの駆
動電源を記録装置本体から供給される電源を用いて駆動
させるように構成しているので、両面ユニット装置の電
源がOFFであっても、給紙ユニット装置から記録紙を
給紙、搬送させて片面の記録動作を行わせることが可能
となる。
【0040】(実施例2)図3のフローチャートは本発
明の実施例2の制御動作を示したものである。本実施例
は、両面ユニット装置のジャム紙排除用カバーがオープ
ン状態であっても、両面ユニット装置に関係しない画像
記録動作、たとえば片面記録動作は停止せずに実行可能
とするものである。その他の装置構成は前述の図1,図
2,図5,図7と同様である。
【0041】図3は本実施例の記録装置本体の制御動作
を示している。まず、301にて初期設定、302にて
ユニット構成認識を行い、接続されているオプション装
置の構成を認識する。303にてパーソナルコンピュー
タ等のホストから画像記録コマンドを受け、304で新
たな制御コマンドであるか否かを認識する。新たなコマ
ンドのときは305で両面記録か、313で片面記録か
を判断し、その判断結果に従って306,314にてあ
らかじめ用意されている制御フラグ等を操作したり、制
御管理リストを作成する。両面、片面プリントのいずれ
かでないときは315にてその他の処理を実施する。
【0042】上記のように制御ジョブが作成された後、
307にて両面ユニット装置のカバー開閉状態を認識す
る。これは、開閉カバー検知センサ107に基づく両面
ユニット装置101のCPU102からの状態ステータ
スを読み取ることで実現できる。もし両面ユニット装置
の開閉カバーがオープンのときは308にて両面記録制
御か否かを判断し、両面記録の場合は316で反転/給
紙中か否かの判定後、反転または給紙中であれば317
で両面制御ジョブを停止し、318にて両面記録動作が
実行不可能であることを表示器等を介してユーザに通知
する。その後、303に戻る。
【0043】上記304で新たなコマンドでないときは
307へ飛び、307で両面ユニット装置のカバーが開
いていないときはさらに309へ飛ぶ。
【0044】また、上記308で両面記録制御でないと
き、または316で両面反転/給紙中でないときも30
9へ進む。309で両面給紙中以外と判断した場合は、
片面記録制御ジョブを実行すべく310で給紙ユニット
503へ給紙コマンドを発行し、311で両面ユニット
101に対し搬送コマンドを発行し、記録紙を記録装置
内部へと搬送せしめる。次に312に進む。309で両
面給紙中と判断したときは312へ飛ぶ。
【0045】312はインターラプト設定ルーチンであ
り、記録装置内部に有するレジストセンサ512に記録
紙先端が到達したときにインタラプト0が有効となる。
これにより、レジストセンサ到達まで記録紙搬送を実行
させるように制御する、その後、303に戻る。
【0046】図4の(A)は図3の312のインターラ
プト設定ルーチンの詳細を示す。まず、レジストセンサ
512(図5)に記録紙先端が到達するとインターラプ
ト0が発生し、401にて所望の画像を記録すべく制御
を実行する。その後、402にて両面記録の判断を行
い、両面記録の場合は403にて両面記録終了か否かの
判断を行ったのち、片面終了の場合は404で両面ユニ
ットに対し、反転動作を促す。その後、405で両面ユ
ニット内の給紙センサ523に記録紙先端が到達するま
で他の処理をするため、インターラプト1を設定する。
すなわち、給紙センサ523に記録紙が到達するとイン
ターラプト1を発生する。
【0047】一方、402で片面プリントであると判断
した場合、および403にて両面終了と判断した場合
は、一連の記録動作が終了したものとして406で記録
紙を排紙し、407で制御ジョブ情報をクリアし処理が
終了する。その後、メインルーチンに戻る。
【0048】図4の(B)は上記404のインターラプ
ト1の設定ルーチンの詳細を示す。まず、インターラプ
ト1によって給紙センサまで記録紙が搬送されたら、4
08のジョブチェックで給紙状態にあるか否かをチェッ
クする。すなわち、給紙ユニットから記録紙が給紙、搬
送されている状態においては、両面ユニットの搬送ロー
ラは駆動しているので両面ユニットに対する給紙コマン
ドは送出できない。したがって、両面ユニットが搬送中
でないことを409にて確認後、410で両面ユニット
に対し給紙コマンドを送出させる。その後、メインルー
チンへ戻る。
【0049】以上述べたように本実施例では、両面ユニ
ット装置の開閉カバーの開閉状態を認識し、現在実行中
の記録動作および実行予定の記録動作がカバーが開かれ
ていても動作に影響を及ぼさないか否かを判断し、影響
ない場合は記録動作を実行させる。
【0050】(実施例3)次に、図10を参照して本発
明の実施例3について説明する。これまで述べた実施例
は、記録装置と両面ユニット装置および給紙ユニット装
置間における制御バスが、パラレル制御バスであった。
これに対し、本実施例は、シリアル信号ラインを用いて
信号線を節約する伝送系を用いた実施例である。図5に
示す装置接続構成においては、給紙ユニット503の搬
送ローラ507と両面ユニット502の搬送ローラ50
9が同一の記録紙を搬送することがある。このとき、記
録紙は両搬送ローラ507,509に跨がって搬送され
る。このような搬送系においてシリアル信号によるコマ
ンド制御を行うと、両面ユニット装置502に対するコ
マンド出力と、給紙ユニット503に対するコマンド出
力と、給紙ユニット503に対するコマンド出力との時
間差が発生する。よって、このような場合、搬送ローラ
507,509の制御タイミングが異なるので搬送ロー
ラ間で記録紙にループが発生したり、引っ張り合によっ
て搬送量が低下する等、印字精度に影響をもたらす。こ
のことを防ぐため、本実施例では同一のID(識別子)
を両ユニット502,503に持たせ、記録装置501
への出力信号を切り換えることによってシリアル信号に
よるコマンド制御を実現する。
【0051】図10の構成について説明する。ここで、
001は両面ユニット装置、002は給紙ユニット装
置、003は記録装置(図示しない)へ出力されるシリ
アルOUT(出力)信号、004は記録装置から入力さ
れるシリアルIN(入力)信号である。005は両面ユ
ニット識別用ID(識別子)、006は両面ユニットC
PU、007は給紙ユニット識別用ID、008は給紙
ユニットCPU、009は給紙ユニットシリアルOUT
信号、010は両面ユニットシリアルOUT、011は
CPU出力ポート、012はマルチプレクサ(MPX)
である。
【0052】記録装置はシリアルIN信号004を用い
て両面ユニット001および給紙ユニットに対しシリア
ルコマンドを発行する。CPU006およびCPU00
8はシリアルコマンドのIDと自分のIDとを確認し、
一致した後そのシリアルコマンドを有効とする。
【0053】このときユニット識別用ID005,00
7を同一のIDとしておけば、両ユニットに対して同時
にコマンドを送ることが可能となる。また、記録装置に
対するシリアルデータ出力はCPU006,008の出
力ポートのうちの1ビットを両面ユニット/給紙ユニッ
トの認識用ビットとし、かつシリアル出力ラインにマル
チプレクサ012を備え、CPU006の出力ポート0
11からの認識用信号によって切り換えることで実現で
きる。
【0054】このように本実施例では、限られたIDで
複数のユニット間によるシリアル通信を実現させる形態
において有効である他に、複数のユニットに対し、同時
にシリアルコマンドを出力できる利点がある。
【0055】(実施例4)前述の本発明の実施例1にお
いては、搬送ローラの電源はモータドライバを駆動する
電源であると説明した。これに対し、搬送ローラの電源
を記録装置のモータからギアを介して供給することもで
きる。この場合、図5の搬送ローラE507の駆動は、
記録装置501のモータから駆動させ、その他の搬送ロ
ーラは両面ユニット502のモータから駆動させる。こ
の実施例は記録装置の備えるモータが比較的高出力であ
る場合において有効である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録装置本体とは別に駆動源(電源/モータ)を有し、
記録装置に接続して駆動する両面ユニット装置と、その
両面ユニット装置に接続されて両面ユニット装置の一部
の搬送ローラを利用して記録装置へ記録紙を給紙/搬送
する給紙ユニット装置とを有し、給紙ユニット装置から
記録装置の搬送に係わる両面ユニット装置内の搬送ロー
ラの駆動を、記録装置の駆動源によって駆動させるよう
に構成したので、両面ユニット装置の駆動源がOFF状
態であっても、給紙ユニット装置から記録紙を給紙して
片面の記録の動作を行うことができる。また、両面ユニ
ット装置の開閉カバーが開けられていても、両面記録に
関係のない片面記録の動作を可能となるように制御して
いる。
【0057】これにより、本発明によれば、(1)ユー
ザに対する操作性の向上が図られ、(2)両面記録を行
わない場合は、両面ユニット装置の駆動源をOFFする
ことができて無駄な電力消費が軽減できる等の顕著な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の両面ユニット装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の両面ユニット装置の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施例2の記録装置本体の制御動作を
示すフローチャートである。
【図4】図3のインターラプト設定ルーチンの詳細を示
すフローチャートである。
【図5】従来の記録装置、両面ユニット装置、給紙ユニ
ット装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図6】図5の両面ユニット装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図5の給紙ユニット装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図8】図6の両面ユニット装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図7の給紙ユニット装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の実施例3の信号伝送系の概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
004 シリアルIN信号 005,007 ユニット識別用ID 012 MPX 101,502,601,001 両面ユニット 102,602,006 CPU 105,005 両面給紙センサ 106,606,519 反転センサ 107,607,525 開閉カバー検知センサ 108,608 電源 111,611 モータドライバA 112,612 モータドライバB 113,613 モータドライバC 114,614 モータA 115,615 モータB 116,616 モータC 117,617 ソレノイドドライバ 118,618 ソレノイド 501 記録装置(記録装置本体) 503,701,002 給紙ユニット 504 記録紙 505,708 紙有無センサ 506 給紙ユニット給紙ローラ 507 搬送ローラE 509 搬送ローラC 511 搬送ローラD 512 レジストセンサ 513 画像記録ユニット 514 定着ユニット 516 反転フラッパ 518 反転ローラ 520 搬送ローラA 522 搬送ローラB 524 開閉カバー 702,008 CPU 703 モータドライバ 704 モータ 705 ソレノイドドライバ 706 ソレノイド 707 紙サイズ検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録のための駆動源を有する記録装
    置と、 該記録装置とは別に搬送用の駆動源を有し、該記録装置
    に接続して駆動する複数の記録紙搬送手段を有する両面
    ユニット装置と、 該両面ユニット装置に接続されて該両面ユニット装置内
    の一部の記録紙搬送手段を介して前記記録装置へ記録紙
    を給紙する給紙ユニット装置とを備え、 前記両面ユニット装置内の前記一部の記録紙搬送手段は
    前記記録装置の駆動源によって駆動され、該両面ユニッ
    ト装置内の残りの記録紙搬送手段は該両面ユニット装置
    の駆動源によって駆動されることを特徴とする両面画像
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記両面ユニット装置内に残留した記録
    紙を排除するための開閉カバーと、 該開閉カバーの開閉を検知するカバー検知手段と、 該カバー検知手段の前記開閉カバーが開けられた状態で
    ある旨の検知出力に応じて、現在の処理モードが両面記
    録モードであるか否かを判定する判定手段と、 該判定手段の両面記録モードでないとの判定に応じて、
    両面記録モードに関係のない片面記録動作を含む画像記
    録動作を実行させる制御手段とを具備することを特徴と
    する請求項1に記載の両面画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記両面ユニット装置と前記給紙ユニッ
    ト装置はIDを有し、前記記録装置は該IDを用いてシ
    リアル信号ラインを介してシリアルコマンドを前記両ユ
    ニット装置に対し供給することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の両面画像記録装置。
JP21881494A 1994-09-13 1994-09-13 両面画像記録装置 Pending JPH0882960A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6947684B2 (en) 2002-12-26 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, sheet processing apparatus, and image forming system
JP2007283756A (ja) * 2006-03-22 2007-11-01 Canon Inc 印刷システム、ジョブ処理方法、印刷装置、記憶媒体、および、プログラム
JP2020034781A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 キヤノン株式会社 画像形成装置

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