JP2007153335A - 自動車用自動変速機、およびそれを用いた自動車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ツインクラッチ式自動変速機の両クラッチ軸間に電動機を挿入し、電動機のトルクと回転数を制御して滑らかで効率的な変速制御を行うと共に、クリープ制御、アイドルストップ発進制御、R→D、D→Rセレクト制御等を実現可能な変速機。電動機でトルク遷移を行ってから前段ギヤを解放し、電動機で回転数を同期化してからクラッチを掛け替える。クラッチの摩擦制御を行わないので滑らかな変速が可能になると共に、同じ制御方式でクリープ制御、アイドルストップ発進制御、R→D、D→Rセレクト制御等を可能にし、クラッチが摩耗する恐れがなく寿命が向上すると共に、運転性能を大幅に改善できる。また、一つの変速機で多くの機能を実現できるので、相対的にコストを抑制できる。
【選択図】図1
Description
図1に本発明の第1の実施例の原理構成を示す。エンジン1の出力は2個のクラッチ2、3により各変速ギヤ列4、5に接続され、各変速ギヤ列4、5の出力は一つの出力軸6に集められて駆動輪(図示せず)を駆動する。第1クラッチ2にA点で接続された第1の変速ギヤ列4は奇数変速段を構成し、第2クラッチ3にB点で接続された第2の変速ギヤ列5は偶数変速段を構成している。各クラッチと各変速ギヤ列との接続点A、Bを電動機7で接続し、さらに電動機7の片方の軸を固定できるようにしたのが特徴である。本実施例では第2クラッチ3に接続された電動機軸と変速機ケース23の間にブレーキ45を設けている。
To=i1×T1+i2×T2 (式1)
T2=−Tm (式2)
T1=Te+Tm (式3)
これより出力軸トルクをまとめると、下式が得られる。
To=i1Te+(i1−i2)Tm (式4)
To=i1×T1+i2×T2 (式5)
T1=Tm (式6)
T2=Te−Tm (式7)
これより出力軸トルクをまとめると、下式が得られる。
To=i2Te+(i1−i2)Tm (式8)
同期判定部44ではステップ10でモータ回転数指令tTmと実モータ回転数aNmがほぼ等しくなったか否かを判定し、非同期状態ならば同期するまで待つ。同期状態と判定されたらステップ11では、ステップ3において決定された変速後ギヤ段に対応するシフトアクチュエータ16、35、36に対して結合信号を出力する。
『変速制御』
『クリープ制御』その1
『アイドルストップ発進制御』その1
『アイドルストップ発進制御』その2
『クリープ制御』その2
To=(i1−i2)Tm (式9)
例えば1速ギヤ比i1=2.8、後退ギヤ比i2=−2.3とすればTo=5.1Tmが得られる。すなわちエンジンと自動変速機の間にトルクコンバータを設けて2倍程度のトルク増幅率を得るよりも大きなトルクを発生するので、縁石乗り上げ等を容易に行うことができ、運転性を向上させる効果がある。
『アイドルストップ発進制御』その3
『排気ガス低減制御』
『R→D、D→Rセレクト制御』
『遊星歯車付加構成』
Tm={Zs/(Zs+Zr)}Te (式10)
ここでZsは遊星歯車41のサンギヤの歯数、Zrはリングギヤの歯数である。モータ回転数は図4および図17の場合より高くなるが、高速・低トルクモータは電動機を小型にすることができるという効果がある。
『自動車に搭載した例』
2 第1クラッチ
3 第2クラッチ
4 第1変速ギア列
5 第2変速ギア列
6 出力軸
7 電動機
23 変速機ケース
45 ブレーキ
Claims (19)
- 内燃機関、該内燃機関の出力を伝達または遮断する第1のクラッチ、該第1のクラッチの出力軸に設けられた第1の変速ギヤ列、前記内燃機関の出力を伝達または遮断する第2のクラッチ、該第2のクラッチの出力軸に設けられた第2の変速ギヤ列、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続された出力軸が駆動輪に動力を伝達する自動車の自動変速機であって、前記第1変速ギヤ列は少なくとも一つの奇数番目の変速段と後退変速段、前記第2変速ギヤ列は少なくとも一つの偶数番目の変速段より構成され、前記第1および前記第2変速ギヤ列は各々解放可能であり、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸との間に回転電機を設け、前記第2クラッチの出力軸と変速機ケースの間にブレーキを設けたことを特徴とする自動車用自動変速機。
- 請求項1記載の自動車の自動変速機において、前記ブレーキがワンウエイクラッチであることを特徴とする自動車用自動変速機。
- 請求項1記載の自動車の自動変速機において、前記第1のクラッチの出力軸と変速機ケースの間にワンウエイクラッチを設けたことを特徴とする自動車用自動変速機。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達または遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段と後退変速段を含む第1の変速ギヤ列と、 前記内燃機関の出力を伝達または遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸との間に設けられた回転電機と、前記第2クラッチの出力軸と変速機ケースの間に設けられたブレーキと、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記制御装置は、前記第1クラッチが締結、前記第2クラッチが解放して前記第1の変速ギヤ列が締結して駆動中に、前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを漸増することにより、前記第1変速ギヤ列の伝達トルクを漸減し、前記第1の変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第1変速ギヤ列を解放し、前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを保持しながら、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の回転数を漸近させ、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の回転数が略等しくなったところで前記第2クラッチを締結すると共に、前記回転電機の発生トルクを0にして前記第1クラッチを解放し、前記制御装置は、前記第2クラッチが締結、前記第1クラッチが解放して前記第2変速ギヤ列が締結して駆動中に、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを漸増することにより、前記第2変速ギヤ列の伝達トルクを漸減し、前記第2変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第2変速ギヤ列を解放し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを保持しながら、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の回転数を漸近させ、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の回転数が略等しくなったところで前記第1クラッチを締結すると共に、前記回転電機の発生トルクを0にして前記第2クラッチを解放することを特徴とする自動車。
- 請求項4において、前記制御装置は、前記電動機出力トルクが前記内燃機関トルクに略等しくなったことにより、前記第1変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったことを判定することを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置および該制御装置に指令信号を与えるアクセルペダルとを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段と後退変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸との間に設けられた回転電機と、前記第2クラッチの出力軸と変速機ケースの間に設けられたブレーキと、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記制御装置は、前記第1クラッチおよび前記第2クラッチが解放しているとき、前記第1変速ギヤ列および前記ブレーキを結合し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを発生することにより、微速走行することが可能な自動車。
- 請求項6記載の自動車において、前記アクセルペダルが踏まれていない時に対して、所定以下の範囲で踏まれている時のほうが、前記回転電機のトルクを大きくすることを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1のクラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段と後退変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に設けられた回転電機と、前記第2クラッチの出力軸と変速機ケースの間に設けられたブレーキと、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第1クラッチを締結して前記第2クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列のギヤおよび前記ブレーキを結合し、前記回転電機によりトルクを発生して前記第1クラッチの出力軸を回転することにより、発進しながら前記内燃機関を始動することを特徴とする自動車。
- 請求項8記載の自動車において、前記内燃機関が始動後に該内燃機関のトルクに応じて前記回転電機のトルクを低減し、該回転電機のトルクがほぼ0の状態において、前記ブレーキを解放することを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段と後退変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に設けられた回転電機と、前記第2クラッチの出力軸と変速機ケースの間に設けられたブレーキと、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第2クラッチを締結して前記第1クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列を締結して前記第2変速ギヤ列および前記ブレーキを解放し、前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを発生することにより前記内燃機関を始動し、機関始動後は前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを増大させて発進することを特徴とする自動車。
- 請求項8乃至10記載の自動車において、前記回転電機の電源となるバッテリの残存容量に応じて、請求項8記載の制御方法と請求項10記載の制御方法を切り替えて走行することを特徴とする自動車。
- 内燃機関、該内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチ、該第1のクラッチの出力軸に設けられた第1の変速ギヤ列、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチ、該第2のクラッチの出力軸に設けられた第2の変速ギヤ列、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続された出力軸が駆動輪に動力を伝達する自動車の自動変速機であって、前記第1変速ギヤ列は前進1速を含む少なくとも一つの奇数番目の変速段、前記第2変速ギヤ列は少なくとも一つの偶数番目の変速段および後退変速段より構成され、前記第1および第2変速ギヤ列は各々解放可能であり、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に回転電機を設けたことを特徴とする自動車用自動変速機。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも前進1速の変速段を有する第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも後退の変速段を有する第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸との間に設けられた回転電機と、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記制御装置は、前記第1クラッチが締結、前記第2クラッチが解放して前記第1変速ギヤ列が結合して駆動中には、前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを漸増することにより、前記第1変速ギヤ列の伝達トルクを漸減し、前記第1変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第1変速ギヤ列を解放し、前記電動機により前記第2クラッチの出力軸トルクを保持しながら、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数を漸近させ、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数が略等しくなったところで前記第2クラッチを締結すると共に前記電動機の発生トルクを0にして前記第1クラッチを解放し、前記制御装置は、前記第2クラッチが締結、前記第1クラッチが解放して前記第2変速ギヤ列が結合して駆動中には、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを漸増することにより、前記第2変速ギヤ列の伝達トルクを漸減し、前記第2変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第2変速ギヤ列を解放し、前記電動機により前記第1クラッチの出力軸トルクを保持しながら、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数を漸近させ、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数が略等しくなったところで前記第1クラッチを締結すると共に前記電動機の発生トルクを0にして前記第2クラッチを解放することを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置および該制御装置に指令信号を与えるアクセルペダルとを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段と後退変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に設けられた回転電機と、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記制御装置は、前記第1クラッチおよび前記第2クラッチが解放しているとき、前記第1変速ギヤ列の変速段および第2変速ギヤ列の後進変速段を結合し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間にトルクを発生することにより微速走行可能な自動車。
- 請求項14記載の自動車において、前記アクセルペダルが踏まれていないときに対して、所定以下の範囲で踏まれているときのほうが、前記回転電機のトルクを大きくすることを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1のクラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2のクラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段と後退変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1のクラッチの出力軸と前記第2のクラッチの出力軸との間に設けられた回転電機と、前記第1変速ギヤ列および第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第1クラッチを締結して前記第2クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列の変速段および前記第2変速ギヤ列の後退変速段を締結し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に、前記第1クラッチの出力軸が正方向に回転するようにトルクを発生することにより、前進発進しながら前記内燃機関を始動し、 または前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第2クラッチを締結して前記第1クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列の変速段および前記第2変速ギヤ列の後退変速段を締結し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に、前記第2クラッチの出力軸が正方向に回転するようにトルクを発生することにより、後進発進しながら前記内燃機関を始動することを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段と後退変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に設けられた回転電機と、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第2クラッチを締結して前記第1クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列の変速段を締結し、前記第2変速ギヤ列の変速段を解放し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に、前記第2クラッチの出力軸が正方向に回転するようにトルクを発生することにより前記内燃機関を始動し、始動後は前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを増大させて前進発進し、または前記内燃機関を停止して停車中に前記制御装置は、前記第1クラッチを締結して前記第2クラッチを解放し、前記第1変速ギヤ列の変速段を解放し、前記第2変速ギヤ列の後退変速段を締結し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸の間に、前記第1クラッチの出力軸が正方向に回転するようにトルクを発生することにより前記内燃機関を始動し、始動後は前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを増大させて後進発進することを特徴とする自動車。
- 請求項16乃至17記載の自動車において、前記回転電機の電源となるバッテリの残存容量に応じて、請求項15記載の制御方法と請求項16記載の制御方法を切り替えて走行することを特徴とする自動車。
- 内燃機関と、自動変速機と、前記内燃機関と前記自動変速機とを制御する制御装置とを有する自動車であって、前記自動変速機は、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第1のクラッチと、該第1クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの奇数番目の変速段を含む第1の変速ギヤ列と、前記内燃機関の出力を伝達/遮断する第2のクラッチと、該第2クラッチの出力軸に設けられ、少なくとも一つの偶数番目変速段と後退変速段を含む第2の変速ギヤ列と、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸との間に設けられた回転電機と、前記第1変速ギヤ列および前記第2変速ギヤ列に接続され、動力を駆動輪に伝達する出力軸とを有し、前記第2クラッチが締結して前記第1クラッチが解放されて後進走行中に、前進走行指令が与えられた時、前記制御装置は、前記回転電機により前記第1変速ギヤ列の前進変速段を同期させて締結し、前記回転電機により前記第1クラッチの出力軸トルクを逆回転方向に漸増することにより、前記第2変速ギヤ列の後退変速段の伝達トルクを漸減し、前記第2変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第2変速ギヤ列の後退変速段を解放し、前記電動機により前記第1クラッチの出力軸トルクを保持し、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数が略等しくなったところで前記第1クラッチを締結すると共に前記電動機の発生トルクを0にして前記第2クラッチを解放し、または前記第1クラッチが締結して前記第2クラッチが解放されて前進走行中に、後進走行指令が与えられた時、前記制御装置は、前記回転電機により前記第2変速ギヤ列の後進変速段を同期させて締結し、前記回転電機により前記第2クラッチの出力軸トルクを逆回転方向に漸増することにより、前記第1変速ギヤ列の前進変速段の伝達トルクを漸減し、前記第1変速ギヤ列の伝達トルクがほぼ0になったところで前記第1変速ギヤ列の前進変速段を解放し、前記電動機により前記第2クラッチの出力軸トルクを保持し、前記第1クラッチの出力軸と前記第2クラッチの出力軸回転数が略等しくなったところで前記第2クラッチを締結すると共に前記電動機の発生トルクを0にして前記第1クラッチを解放することを特徴とする自動車。
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